JPH1026862A - 多色画像形成装置 - Google Patents

多色画像形成装置

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JPH1026862A
JPH1026862A JP8199704A JP19970496A JPH1026862A JP H1026862 A JPH1026862 A JP H1026862A JP 8199704 A JP8199704 A JP 8199704A JP 19970496 A JP19970496 A JP 19970496A JP H1026862 A JPH1026862 A JP H1026862A
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JP
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developing
image
rotary
developing device
color
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JP8199704A
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English (en)
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Shigeru Hoashi
滋 帆足
Tadashi Yagi
正 八木
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単色連続プリントを行なう際に、現像器内の
現像剤のケーキングや、劣化等の発熱源による悪影響を
防止する。 【解決手段】 固定式ブラック現像器21Bにより単色
連続プリントを行なう際に、所定枚数のプリントを行な
った後、プリント動作を一次中断して、カラー現像器2
0Y、20M、20Cが保持された現像ロータリー23
を所定角度回転し、更にプリントを行なう。これによ
り、現像ロータリー23の下方に配置された熱定着器2
5の熱による回転現像器内の現像剤のケーキングや、劣
化を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンターや複写
機等とされる電子写真方式等の多色画像形成装置に関
し、特に、複数の現像器を具備したロータリーユニット
を有する多色画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のロータリー式現像器を備えた多色
画像形成装置は、単色連続プリントの際、ロータリー式
現像器を一定位置に保持し、連続プリント中に回転動作
を行なうことは無かった。
【0003】又、黒現像器のみ装置本体に固定し、カラ
ーのロータリー式現像器を備えた多色画像形成装置の場
合においても、黒現像器による単色連続プリントの際、
カラー現像器は一定の位置に保持されたまま移動するこ
とはなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来例のよう
に、単色連続プリントの際にロータリー式現像器が長時
間定位置に固定されていると、ロータリー式現像器を保
持したロータリーユニットの下方に配置された発熱源
(熱定着器や電源等の電装部品など)により、ロータリ
ーユニット内の下方に位置するロータリー現像器内のト
ナーに、ケーキング、劣化等の悪影響を及ぼす危険性が
あり、画質的にも問題となる可能性があった。
【0005】従って、本発明の目的は、ロータリー式現
像器を備えた多色画像形成装置において、単色連続プリ
ントを行なう際に、ロータリー現像器内の現像剤に与え
るケーキングや、劣化等の悪影響を防止できる多色画像
形成装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
多色画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明
は、2つ以上の現像器を一軸を中心として回転可能に配
置したロータリーユニットと、該ロータリーユニットの
下方に配置された発熱源とを有する多色画像形成装置に
おいて、単色連続プリントの際、所定枚数のプリントを
行なった後、プリント動作を一時中断して、前記ロータ
リーユニットを複数回回転させることを特徴とする多色
画像形成装置である。
【0007】更に固定式現像器を有し、該固定式現像器
による単色連続プリントの際、所定枚数のプリントを行
なった後、プリント動作を一時中断して、前記ロータリ
ーユニットを一定角度回転させ、再度前記固定式現像器
よるプリントを続けることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る多色画像形成
装置を図面に則して更に詳しく説明する。
【0009】実施例1 以下、本発明の実施例1について、図1及び図2に基づ
き説明する。
【0010】[画像形成装置の全体の説明]まず、カラ
ー画像形成装置の全体構成について、図1を参照して概
略説明する。
【0011】カラー画像形成装置の一形態であるカラー
レーザープリンターは、図1に示すように、一定速度で
回転する像担持体15と固定の黒現像器21Bと回転可
能な3つのカラー現像器20Y、20C、20Mとから
なる画像形成部、及び画像形成部で現像され多重転写さ
れたカラー画像を保持し給送部から給送された転写材2
に更に転写する中間転写体9とを具備し、カラー画像が
転写された転写材2を定着部25へ搬送してカラー画像
を転写材2に定着し、排出ローラー36によって装置上
面の排出部37へ排出するものである。
【0012】なお、回転可能なカラー現像器20Y、2
0C、20M、及び固定の黒現像器21Bはプリンター
本体に対して個別に着脱可能に構成されている。
【0013】次に上記プリンターの各部の構成について
順次詳細に説明する。
【0014】[像担持体ユニット]像担持体ユニットで
あるドラムユニット13は、像担持体(感光ドラム)1
5と、像担持体15のホルダーを兼ねるクリーナ容器1
4とが一体的に構成されている。そして、このドラムユ
ニット13はプリンター本体に対して着脱自在に支持さ
れ、像担持体15の寿命に合わせて容易にユニット交換
が可能なように構成されている。
【0015】本実施例に係る像担持体15は、アルミシ
リンダーの外側に有機光導電体層を塗布して構成され、
前述のようにクリーナ容器14に回転自在に支持されて
いる。
【0016】像担持体15の周面上には、クリーナーブ
レード16、一次帯電手段17が配置され、また像担持
体15の一方端に図示しない駆動モーターの駆動力を伝
達することにより、像担持体15を画像形成動作に応じ
て図中反時計回りに回転させるようにしている。
【0017】[帯電手段]一次帯電手段17は接触帯電
方法を用いたものであり、導電性ローラーを像担持体1
5に当接させ、この導電性ローラーに電圧を印加するこ
とによって像担持体15の表面を一様に帯電させるもの
である。
【0018】[露光手段]像担持体15への露光はスキ
ャナー部30から行なわれる。即ち画像信号がレーザー
ダイオードに与えられると、このレーザーダイオードは
画像信号に対応する画像光をポリゴンミラー31へ照射
する。
【0019】ポリゴンミラー31はスキャナーモーター
31aによって高速回転し、ポリゴンミラー31で反射
した画像光が、結像レンズ32及び反射ミラー33を介
して一定速度で回転する像担持体15の表面を選択的に
露光し、その結果像担持体15上に静電潜像が形成され
る。
【0020】[現像手段]現像手段は、上記静電潜像を
可視像化するために、イエロー、マゼンタ、シアン、ブ
ラックの各色現像を可能とする3個の回転現像器20
Y、20M、20Cと1個のブラック現像器21Bとか
ら構成される。
【0021】ブラック現像器21Bは固定現像器であ
り、像担持体15に対向した位置に現像スリーブ21B
Sが、像担持体15に対し微小間隔をもって配置され、
像担持体15にブラックトナーによる可視像を形成す
る。
【0022】ブラック現像器21Bは容器内のトナーを
送り機構によって送り込み、現像スリーブ21BSの外
周に圧接された塗布ブレード21BBによって、図中時
計方向に回転する現像スリーブ21BSの外周にトナー
を薄層塗布し、且つトナーへ電荷を付与(摩擦帯電)す
る。
【0023】また現像スリーブ21BSに現像バイアス
を印加することにより、像担持体15の静電潜像に対応
してトナー現像を行なうものである。
【0024】3個の回転現像器20Y、20M、20C
は、軸22を中心として回転するロータリーユニットで
ある現像ロータリー23に夫々着脱可能に保持されてい
る。
【0025】画像形成に際しては、各現像器が現像ロー
タリー23に保持された状態で軸22を中心に回転移動
し、所定の現像器が、像担持体15に対向した位置に止
り、更に現像スリーブが像担持体15に対し微小間隔
(300μm程度)をもって対向するように位置決めさ
れた後、像担持体15の静電潜像に対応して可視像を形
成する。
【0026】カラー画像形成時には、中間転写体9の1
回転毎に現像ロータリー23が回転しイエロー現像器2
0Y、マゼンタ現像器20M、シアン現像器20C、次
いでブラック現像器20Bの順で現像工程がなされる。
【0027】図1では、イエローの回転現像器20Y
が、像担持体ユニット13に対向した位置に位置決め静
止している状態を示している。回転現像器20Yは容器
内のトナーを送り機構によって塗布ローラー20YRへ
送り込む。図中時計方向に回転する塗布ローラー20Y
R及び現像スリーブ20YSの外周に圧接されたブレー
ド20YBが、図中時計方向に回転する現像スリーブ2
0YSの外周にトナーを薄層塗布し、且つトナーへ電荷
を付与(摩擦帯電)する。
【0028】潜像形成された像担持体15と対向した現
像スリーブ20YSに、現像バイアスを印加することに
より、潜像に応じて像担持体15上にトナー現像を行な
う。
【0029】マゼンタ現像器20M、シアン現像器20
Cについても上記と同様なメカニズムでトナー現像が行
なわれる。
【0030】また各回転現像器20Y、20M、20C
の各現像スリーブは、各現像器が現像位置に回転移動さ
れたとき、プリンター本体に設けられた各色現像用高圧
電源、および駆動と接続されており、各色現像毎に順次
選択的に電圧が印加され駆動が伝達される。
【0031】[中間転写体]中間転写体9は、カラー画
像形成動作時には各現像器により可視化された像担持体
15上のトナー画像を4回(Y、M、C、Bの4色の各
画像)にわたり多重転写を受けるため、像担持体15の
外周速度と同期して図中時計回りに回転している。ま
た、多重転写を受けた中間転写体9は、電圧を印加され
た転写ローラー10によって転写材2を挟み込み搬送す
ることにより、転写材2に中間転写体9上の各色トナー
像を同時多重転写する。
【0032】本実施例に係る中間転写体9は、アルミシ
リンダー12の外周を中抵抗スポンジや中抵抗ゴム等の
弾性層11で覆った構成とされている。中間転写体9は
回転自在に支持され、一体的に固定されたギヤ(図示せ
ず)に駆動を受けて回転する。
【0033】[クリーニング手段]クリーニング手段
は、現像手段によって像担持体15に可視像化されたト
ナーが、中間転写体9に転写された後、像担持体15上
に残ったトナーをクリーニングするものである。その
後、クリーニングされた廃トナーは、クリーナ容器14
に蓄えられる。クリーナ容器14に蓄えられる廃トナー
の量は、像担持体15の寿命より早くクリーナ容器14
を満たすことはなく、従って、クリーナ容器14は像担
持体15の寿命交換時に同時に一体で交換処理される。
【0034】[給紙部]給紙部は、画像形成部へ転写材
2を給送するものであり、複数枚の転写材2を収納した
給紙カセット1、給紙ローラー3、給送ローラー4、重
送防止のリタードローラー5、給紙ガイド6、及びレジ
ストローラー8から主に構成される。
【0035】画像形成時には給紙ローラー3が、画像形
成動作に応じて回転し、給紙カセット1内の転写材2を
1枚ずつ分離給送すると共に、給紙ガイド6によってガ
イドし、搬送ローラー7を経由してレジストローラー8
に至る。
【0036】画像形成動作中にレジストローラー8は、
転写材2を静止待機させる非回転の動作と、転写材2を
中間転写体9に向けて搬送する回転の動作とを所定のシ
ーケンスで行ない、次工程である転写工程時の画像と転
写材2との位置合わせを行なう。
【0037】[転写部]転写部は、揺動可能な転写ロー
ラー10からなっており、転写ローラー10は、金属軸
を中抵抗発泡弾性体で巻いてあり、図中上下に移動可能
で且つ駆動を有する。
【0038】中間転写体9上に4色のトナー像を形成し
ている間、即ち中間転写体9が複数回回転する間は、そ
の画像を乱さぬように、転写ローラー10は図中実線で
示す下方に位置し中間転写体9とは離れている。
【0039】中間転写体9上に4色のトナー像が形成し
終わった後、転写ローラー10は、転写材2にカラー画
像を転写するタイミングに合わせて、図示しないカム部
材により図中細線で示す上方位置にあって転写材2を介
して中間転写体9に所定の圧で押付けられる。この時同
時に転写ローラー10にはバイアスが印加され、中間転
写体9上のトナー画像が転写材2に転写される。
【0040】中間転写体9と転写ローラー10とは、夫
々駆動されているため、両者に挟まれた状態の転写材2
は転写工程が行なわれると同時に、図中左方向に所定の
速度で搬送され、次工程を行なう定着部25に向けて送
られる。
【0041】[定着部]定着部25は、現像手段20、
21により形成されたトナー画像を中間転写体9を介し
て転写材2上に形成したトナー画像を定着させるもので
あり、図1に示すように、転写材2に熱を加えるための
定着ローラー26と転写材2を定着ローラー26に圧接
するための加圧ローラー27とからなり、発熱源でもあ
る。即ち、各ローラー26、27は中空ローラーで、そ
の内部に夫々ヒーター28、29を有し、回転駆動され
同時に転写材2を搬送するよう構成されている。
【0042】トナー像を保持した転写材2は、定着ロー
ラー26と加圧ローラー27とにより搬送されると共
に、熱及び圧力を加えられることによりトナーが転写材
2に定着される。
【0043】[画像形成動作]次に上記のように構成さ
れた装置の画像形成動作について、更に図2をも用いて
説明する。
【0044】先ず、給紙ローラー3を回転して給紙カセ
ット1内の転写材2を一枚分離し、レジストローラー8
へと搬送する。一方、像担持体15及び中間転写体9は
各々外周速度、即ちプロセス速度で図示矢印方向へ回転
する。
【0045】図示中間転写体9の外周の任意の点が図示
S点の位置に着たときに、帯電手段17によって表面を
均一に帯電された像担持体15は図示E点の位置でレー
ザー露光を受け画像形成を行なう。像担持体15の露光
位置E点から反時計回りに中間転写体9との接触部T1
までの距離aと中間転写体9の図示S点からT1までの
距離bは等しく、従って所定時間経過後には画像の書き
初めのE点と中間転写体9上のS点はT1の位置で一致
する。即ち中間転写体9に対して画像はS点を先端に時
計回りに形成される。
【0046】1:イエロー画像の形成 スキャナー部30によりイエロー画像のレーザー照射を
行ない、像担持体15上にイエロー潜像を形成する。こ
の潜像形成と同時にイエロー現像器20Yを駆動し像担
持体15の帯電極性と同極性で略同電位の電圧を印加し
てイエロー現像を行なう。同時に現像部の少し下流の第
1転写位置T1で像担持体15上のイエロートナーと逆
特性の電圧を印加して一次転写を行なう。
【0047】形成する画像が例えばA3サイズの場合中
間転写体9の外周S点からL1点まで画像が形成される
(図2の中間転写体9の外周太線部分参照)。イエロー
トナーの中間転写体9への転写が終了すると、即ちL1
が第一転写位置T1を過ぎると、現像ロータリー23が
図中時計方向に回転し、次のマゼンタ現像器20Mが回
転移動し、像担持体15に対向した位置に位置決めさせ
る。
【0048】2:マゼンタ画像の形成 次いで中間転写体9の外周のS点(イエロー画像の先
端)が一周して図示S点の位置に来たとき、同様にスキ
ャナー部30によりマゼンタ画像のレーザー照射がスタ
ートされイエローと同様にして像担持体15上の潜像に
マゼンタトナー像が現像され、像担持体15上のマゼン
タトナー像を第1転写位置T1で同様に中間転写体9上
に転写する。マゼンタトナーの中間転写体9への転写が
終了すると、即ちL1が第1転写位置T1を過ぎると、
現像ロータリー23が時計方向に回転し次のシアン現像
器20Cが回転移動し、像担持体15に対向した位置に
位置決めさる。
【0049】3:シアン画像の形成 次いで中間転写体9の外周のS点(イエロー及びマゼン
タ画像の先端)が更に一周して図示S点の位置に来たと
き、同様にスキャナー部30によりシアン画像のレーザ
ー照射がスタートされマゼンタと同様にして像担持体1
5上の潜像にシアントナー像が現像され、像担持体15
上のシアントナー像を第1転写位置T1で中間転写体9
上にイエロー、マゼンタの各トナー像に重ねて転写す
る。シアントナーの中間転写体9への転写が終了する
と、即ちL1が第1転写位置T1を過ぎると、現像ロー
タリー23が図中時計方向に60度回転し像担持体15
に対向した位置にはカラー現像器20は存在しない。
【0050】4:ブラック画像の形成 次いで中間転写体9の外周の一点S(イエロー/マゼン
タ/シアン画像の先端)が更に一周して図示S点の位置
に来たとき、同様にスキャナー部30によりブラック画
像のレーザー照射がスタートされ、次いでブラック現像
器21bによりブラックトナーが現像され、像担持体1
5上のブラックトナー像を第1転写位置T1で中間転写
体9上に更に重ねて転写する。
【0051】以上イエロー、マゼンタ、シアン、ブラッ
クの順で潜像形成及び現像及び中間転写体9へのトナー
転写を重ねて4回順次行ない、中間転写体9の表面にイ
エロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4種のトナーか
らなるフルカラーの画像を形成する。
【0052】ブラックトナーの中間転写体9への転写が
終了する前に、即ち4回目ブラックトナーの第1転写を
終えフルカラー画像を形成した中間転写体9の画像先端
S点が第2転写部T2へ到達する前に、先述のレジスト
ローラー8で待機させておいた転写材2をタイミングを
合わせて搬送スタートする。上記4回の中間転写体9上
への各色画像形成時には下方に待機し中間転写体9とは
非接触状態であった転写ローラ−10を同時に上方へカ
ム(図示せず)で移動させ、転写材2を中間転写体9の
第2転写部T2で圧接すると同時に転写ローラー10に
トナーと逆特性のバイアスを印加することで、中間転写
体9上のフルカラー画像を転写材2に一気に4色同時転
写する。
【0053】第2転写部T2を経た転写材2は、中間転
写体9から剥離されて定着部25へ搬送され、トナー定
着を行なった後、排出ローラー対34、35、36を介
して本体上部の排出トレイ37上へ画像面を下向きにし
て排出され、画像形成動作を終了する。
【0054】以上が、本実施例のカラープリンタの多色
画像の画像形成動作であるが、本実施例において、ブラ
ック現像器21Bによってモノカラー連続プリントを行
なう場合、図1に示すレーザービームプリンタでは、シ
アン現像器20Cが常に現像ロータリー23内の下方に
位置している。そこで、モノカラー連続プリント中、あ
る規定枚数(例えば50枚)のプリントが終了した後、
現像ロータリー23が図中時計方向に回転し、次のイエ
ロー現像器20Yを現像ロータリー23内の下方に位置
させる。この動作終了後に再びモノクロ連続プリントを
再開する。
【0055】さらに、モノクロ連続プリント継続中、次
の規定枚数プリントが終了すると、再び現像ロータリー
23が時計回りに回転し、マゼンタ現像器20Mを現像
ロータリー23内の下方に位置させる。この動作が終了
後再びモノクロ連続プリントを再開する。モノクロ連続
プリントが長時間に及ぶ場合、この動作を繰り返して、
現像ロータリー23内の下方に位置するカラー現像器を
常に規定枚数ごとに入れ換える。
【0056】このようにして、現像ロータリー23の下
方にある定着部25の発熱によるカラー現像器の温度上
昇を各カラー現像器に分散し、カラー現像器内のトナー
のケーキング、劣化を防止することができる。
【0057】実施例2 次に、本発明に係るカラー画像形成装置の実施例2につ
いて図3により説明する。尚、図1の示した部材と同一
機能を有する部材には同一符号を付し、その説明を省略
する。
【0058】図3に示すカラー画像形成装置は、図1に
示した実施例1のカラーレーザープリンターと異なり、
4個の回転現像器120Y、120M、120C、12
0Bkが、軸122を中心として回転する現像ロータリ
ー123に夫々着脱可能に保持されている。
【0059】画像形成に際して、各現像器が現像ロータ
リー123に保持された状態で軸122を中心に回転移
動し、所定の現像器が、像担持体115に対向した位置
に止まり、更に現像スリーブが像担持体115に対し微
小間隔(300μm程度)をもって対向するように位置
決めされた後、像担持体115の静電潜像に対応して可
視像を形成する。
【0060】カラー画像形成時には、中間転写体109
の1回転毎に現像ロータリー123が回転し、イエロー
現像器120Y、マゼンタ現像器120M、シアン現像
器120C、次いでブラック現像器120Bkの順で現
像工程がなされる。
【0061】ここで、単色連続プリントを行なう時、例
えば図3に示すレーザビームプリンタでは、イエロー現
像器120Yにより単色連続プリントを行なう場合、マ
ゼンタ現像器120Mが常にロータリー内下方に位置す
る。また例えばブラック現像器120Bkが単色連続プ
リントを行なう場合、イエロー現像器120Yが現像ロ
ータリー123内の下方に位置する。
【0062】そこで、単色連続プリント中、ある規定枚
数(例えば50枚)が終了した後、現像ロータリー12
3が時計方向にある一定回数回転させる。そして、同位
置に現像ロータリー123を停止させ、再び単色連続プ
リンタを再開する。さらに、単色連続プリント継続中、
次の規定枚数プリントが終了すると、再び現像ロータリ
ー123を時計方向にある一定回数回転させる。この動
作が終了後再び単色連続プリントを再開する。
【0063】単色連続プリントが長時間に及ぶ場合、こ
の動作を繰り返して、常に規定枚数ごとに現像ロータリ
ー123を回転させ、現像器内のトナーを撹拌する。
【0064】このようにして、現像ロータリーの下方に
ある定着部125の発熱による現像器内のトナーのケー
キング、劣化を防ぐことができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の回転現像器を備えた多色画像形成装置による単色
連続プリントの際、所定枚数のプリントを行なった後、
プリント動作を一時中断して、ロータリーユニットを複
数回回転させることにより、ロータリーユニット内下方
に位置する現像器が長時間定位置にあることがなくな
り、ロータリーユニット下方の発熱源による温度上昇を
各現像器に分散し、現像器内の現像剤のケーキング、劣
化を防ぐことができ、高品質の画像を得ることができ
る。
【0066】又、固定現像器と複数の回転現像器を備え
た多色画像形成装置において、固定現像器による単色連
続プリントの際には、所定枚数のプリントを行なった
後、プリント動作を一時中断して、ロータリーユニット
を所定角度回転することにより、ロータリーユニット下
方の発熱源による温度上昇を各回転現像器に分散し、回
転現像器内の現像剤のケーキング、劣化を防ぐことがで
き、高品質の画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のカラーレーザープリンタを示す構成
図である。
【図2】A3サイズ画像形成を行なう際の図1のカラー
レーザープリンタを示す説明図である。
【図3】実施例2のカラーレーザプリンタを示す構成図
である。
【符号の説明】
22、122 回転中心軸 23、123 ロータリーユニット(現像ロータリ
ー) 20C、120C シアン現像器 20M、120M マゼンタ現像器 20Y、120Y イエロー現像器 21B ブラック現像器 120Bk ブラック現像器 25、125 熱定着器(発熱源)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つ以上の現像器を一軸を中心として回
    転可能に配置したロータリーユニットと、該ロータリー
    ユニットの下方に配置された発熱源とを有する多色画像
    形成装置において、 単色連続プリントの際、所定枚数のプリントを行なった
    後、プリント動作を一時中断して、前記ロータリーユニ
    ットを複数回回転させることを特徴とする多色画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 更に固定式現像器を有し、該固定式現像
    器による単色連続プリントの際、所定枚数のプリントを
    行なった後、プリント動作を一時中断して、前記ロータ
    リーユニットを一定角度回転させ、再度前記固定式現像
    器よるプリントを続けることを特徴とする請求項1の多
    色画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007293068A (ja) * 2006-04-26 2007-11-08 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2008233718A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2014010165A (ja) * 2012-06-27 2014-01-20 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置

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