JP2001022187A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001022187A
JP2001022187A JP11194239A JP19423999A JP2001022187A JP 2001022187 A JP2001022187 A JP 2001022187A JP 11194239 A JP11194239 A JP 11194239A JP 19423999 A JP19423999 A JP 19423999A JP 2001022187 A JP2001022187 A JP 2001022187A
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roller
unit
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JP11194239A
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Hiroshi Kawamura
浩 川村
Kazuaki Takahashi
和明 高橋
Hiroshi Kawaguchi
浩 川口
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間転写ベルトを張架しているテンションロ
ーラの動きによるベルト軌道の変化のため、クリーニン
グブレードと中間転写ベルトとの当接関係がくずれ、ク
リーニング性能が低下するのを防止する。 【解決手段】 2次転写対向ローラ9bを揺動中心と
し、テンションローラ9cの回転軸9c1中心の動きに
追従する揺動部材9fを中間転写ユニット30に設け、
揺動部材9fに中間転写ベルト9をクリーニングするク
リーニングブレード12aを支持させる。これにより、
中間転写ベルト9のベルト軌道変位に追従してクリーニ
ングブレード12aが動き、両者の当接関係が一定に保
持され、クリーニング性能が維持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機ある
いはプリンタなどとされる電子写真方式あるいは静電記
録方式を利用した画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】中間転写体を用いた画像形成装置の構成
は例えばフルカラーや多重画像形成機能を備えた画像形
成装置に多く採用されている。
【0003】これは、電子写真感光体や静電記録誘電体
などの第1の像担持体に適宜の画像形成プロセス手段で
目的のフルカラー画像や多重画像の複数の色成分像に対
応する成分色トナー画像を順次形成し、それらの成分色
トナー画像を、回転ベルト型を一般的とする第2の像担
持体としての中間転写体に一次転写部にて順次重畳転写
させることで中間転写体に目的のフルカラー画像や多重
画像に対応したフルカラー画像や多重トナー画像を合成
形成させる。この中間転写体に合成形成したトナー画像
を二次転写部にて転写材に転写し、この転写材を定着部
に導入して画像定着させることによりフルカラー画像形
成物を得るものである。
【0004】ここで、第2の像担持体(中間転写体)と
して中間転写ベルトを採用した場合の画像形成装置を図
4に基づいて説明する。なお、図4には中間転写ユニッ
ト120およびクリーナユニット112を中心として示
し、複数の画像形成部のうち一つのみを示す。
【0005】像担持体101に形成された複数の色成分
像に対応する成分色トナー画像が、像担持体101と一
次転写対向ローラ102に挟まれた一次転写部T1で順
次重畳転写され、中間転写ベルト103上に目的のフル
カラー画像が形成される。この中間転写ベルト103上
のフルカラー画像を二次転写ローラ118と二次転写対
向ローラ105とが形成する2次転写部T2で転写材P
に一括転写し、定着部(不図示)で画像定着させること
でフルカラー形成物を得る。
【0006】中間転写ユニット120は、一次転写対向
ローラ102、中間転写ベルト103、中間転写ベルト
103を支持する3軸の駆動ローラ104、二次転写対
向ローラ105、および可動ローラとしてのテンション
ローラ106を備えており、装置本体から着脱可能とさ
れている。
【0007】中間転写ベルト103は、揺動可能なテン
ションローラ106の軸受107を圧縮ばね108によ
り加圧することで、その張力が一定に保持されている。
【0008】また、中間転写ベルト103の周囲には二
次転写で転写されずに中間転写ベルト103上に転写残
として残ったトナーをクリーニングするためのクリーナ
ユニット112を配置している。クリーナユニット11
2は中間転写ベルト103に当接するクリーニングブレ
ード111と、クリーニングブレード111により除去
された残トナーを収容するクリーナ容器110とを有
し、クリーニングブレード111はクリーナ容器110
に保持されており、また、クリーニングブレード111
の対向部にはバックアップローラ109が配置されてい
る。そして、クリーナユニット112とバックアップロ
ーラ109は装置本体、あるいは中間転写ユニット12
0に固定されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、中間転写ベルト103のクリーナユニット1
12が本体、あるいは中間転写ユニット120に固定さ
れているため、以下のような欠点があった。
【0010】中間転写ベルト103の張力を一定に保
つため、テンションローラ106のアライメント調整を
行なう構成になっているため、テンションローラ106
の位置に追従して中間転写ベルト103の表面の位置も
変化することになる。このようなとき、中間転写ベルト
103の表面の位置次第ではクリーニングブレード11
1と中間転写ベルト103との当接圧バランスが崩れた
り、極端な場合にはクリーニングブレード111が中間
転写ベルト103に当接しなくなってしまい、クリーナ
としての役目を果たせなくなる。
【0011】クリーナユニット112が中間転写ユニ
ット120に固定されていると、中間転写ベルト10
3、あるいはクリーナユニット112のどちらかが寿命
などにより交換することになった場合、両ユニットを同
時に交換しなければならず非経済的かつ非効率的であ
る。
【0012】従って、本発明の主な目的は、中間転写ベ
ルトの表面位置に関らず中間転写ベルトに対するクリー
ニング性能を維持できる画像形成装置を提供することで
ある。
【0013】本発明の他の目的は、中間転写ユニットお
よびクリーナユニットを経済的かつ効率的に交換可能な
画像形成装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体上のトナ
ー像が転写される中間転写ベルトを有する中間転写ユニ
ットと、前記中間転写ベルトをクリーニングするクリー
ニング部材を有するクリーナユニットと、を有する画像
形成装置において、前記中間転写ユニットは、前記中間
転写ベルトを張架する可動ローラと、前記可動ローラを
支持し、前記中間転写ベルトの軌道変位に追従する姿勢
保持手段と、を有し、前記クリーニング部材は前記姿勢
保持手段に支持されていることを特徴とする画像形成装
置である。
【0015】前記姿勢保持手段は、前記中間転写ベルト
を支持する二次転写対向ローラを揺動中心とし、前記可
動ローラの動きに追従することが好ましい。前記クリー
ニング部材はクリーニングブレードであることが好まし
い。前記可動ローラはテンションローラであることが好
ましい。前記クリーナユニットは前記中間転写ユニット
に対して着脱可能であることが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。
【0017】[画像形成装置の全体の説明]まず、本実施
例のカラー画像形成装置の全体構成について、図1を参
照して概略説明する。図1にはカラー画像形成装置の一
形態であるカラーレーザープリンターが示される。
【0018】カラーレーザープリンターは、図1に示す
ように、イエローY、マゼンタM、シアンC、ブラック
Kの各色ごとに一定速度で回転する像担持体1Y、1
M、1C、1Kおよびカラー現像器4Y、4M、4C、
4Kを有する画像形成部と、画像形成部で現像され多重
転写されたカラー画像を保持し、給送部から給送された
転写材2に更に転写する中間転写体9とを備えている。
中間転写体9からカラー画像が転写された転写材2を次
いで定着部17へ搬送してカラー画像を転写材Pに定着
し、排出ローラ20、21、22によって装置上面の排
出部23へ排出するものである。なお、上記4色の現像
器4Y、4M、4C、4Kは現像ユニットとしてプリン
タ本体に対して個別に着脱可能に構成されている。
【0019】つぎに上記画像形成装置の各部の構成につ
いて順次詳細に説明する。なお、各画像形成部は同一構
成を備えているので、下記の説明では構成部材の参照符
号は各色に関する添え字Y、M、C、Kを省略する。
【0020】[像担持体]像担持体(感光ドラム)1は
現像器4およびそのホルダー容器3とともに現像ユニッ
ト(この場合、プロセスカートリッジともいう)として
一体的に構成されている。現像ユニットはプリンター本
体に対して着脱自在に支持され、像担持体1の寿命に合
わせて容易にユニット交換可能なように構成されてい
る。本実施例の像担持体1はアルミシリンダーの外側に
有機光導電体層を塗布して構成し、ホルダー容器3に回
転自在に支持されている。また像担持体1の図示後方の
一方端に図示しない駆動モーターの駆動力を伝達するこ
とにより、像担持体1を画像形成動作に応じて図示反時
計回りに回転させるようにしている。
【0021】[帯電手段]帯電手段5は注入帯電方法を用
いたものであり、帯電スリーブの印加電圧を、帯電剤を
介し像担持体1の表面を一様に帯電させるものである。
【0022】[露光手段]上記像担持体1への露光はスキ
ャナー部6から行なわれる。すなわち、画像信号がレー
ザーダイオードに与えられると、このレーザーダイオー
ドは画像信号に対応する画像光をポリゴンミラー6aへ
照射する。このポリゴンミラー6aはスキャナーモータ
ーによって高速回転し、ポリゴンミラー6aで反射した
画像光が結像レンズ6bを介して一定速度で回転する像
担持体1の表面を選択的に露光しその結果像担持体1上
に静電潜像を形成する。
【0023】[現像手段]現像手段は、上記静電潜像を可
視像化するために、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
ックの各色トナーによる現像を可能とする現像器4であ
る。各現像器4は像担持体1に対向したスリーブ3Sが
像担持体1に対し微小間隔をもって配置され、像担持体
1に各色トナーによる可視像を形成する。
【0024】各色の現像器4は容器内のトナーを送り機
構によって送り込み、スリーブ3Sの外周にトナー(非
磁性)と現像剤(磁性)の粉末を図示時計方向に回転す
るスリーブ3Sの外周にコートする。その後、粉末の中
のトナーを像担持体1の静電潜像に対応してトナー現像
を行なう。
【0025】[中間転写ユニット]中間転写ユニット30
は、主に、中間転写体である中間転写ベルト9と、中間
転写ベルト9を張架する駆動ローラ9a、2次転写対向
ローラ9b、および可動ローラであるテンションローラ
9cとを備えている。
【0026】中間転写ベルト9はカラー画像形成動作時
には各現像器により可視化された像担持体1上のトナー
画像を多重転写するため像担持体1の外周速度と同期し
て図示時計回りに回転し、また多重転写を受けた中間転
写ベルト9は電圧を印加された2次転写ローラ10とに
よって転写材2を挟み込み搬送することにより中間転写
ベルト9上の各色トナー像を転写材2に同時多重転写す
る。
【0027】本実施例に係る中間転写ベルト9は周長約
1000mmの樹脂ベルトであり、上記のように、駆動
ローラ9a、2次転写対向ローラ9b、およびテンショ
ンローラ9cの3軸に張架され、テンションローラ9c
の両端をばね9eを介して支持し、中間転写ベルト9の
周長が本体内の温湿度や経時変化により変化しても、変
化量を吸収できる構成になっている。
【0028】中間転写ベルト9は本体に駆動ローラ9a
を支点として支持され、駆動ローラ9aに図示後方の一
方端に図示しない駆動モーターの駆動力を伝達すること
により、中間転写ベルト9を画像形成動作に応じて図示
時計回りに回転させるようにしている。更に、この中間
転写ユニット30は図示前方に簡単に着脱することがで
きる。
【0029】[給紙部]給紙部は画像形成部へ転写材2
を給送するものであり、複数枚の転写材2を収納するカ
セット7、給紙ローラ8a、給送ローラ8b、重送防止
のリタードローラ8c、給紙ガイド8d、搬送ローラ8
e、およびレジストローラ8fから主に構成される。
【0030】画像形成時には給紙ローラ8aが画像形成
動作に応じて駆動回転し、カセット7内の転写材2を1
枚ずつ分離給送するとともに、ガイド板8dによってガ
イドし、搬送ローラ8eを経由してレジストローラ8f
に至る。画像形成動作中にレジストローラ8fは、転写
材2を静止待機させる非回転の動作と転写材2を中間転
写ベルト9に向けて搬送する回転の動作とを所定のシー
ケンスで行ない、次工程である転写工程時の画像と転写
材2との位置合わせを行なう。
【0031】[転写部]転写部は揺動可能な転写ローラ
10からなる。転写ローラ10は金属軸を中抵抗発泡弾
性体で巻き、図示上下に移動方向でかつ駆動を有する。
中間転写ベルト9上に4色のトナー像を形成している
間、すなわち中間転写ベルト9上のトナー像が2次転写
部T2に至るまではその画像を乱さぬように、図示点線
にて示す下方に位置し中間転写ベルト9とは離れてい
る。その後転写材2にカラー画像を転写するタイミング
に合わせて転写ローラ10は図示しないカム部材により
図示実線で示す上方の位置、すなわち転写材2を介して
中間転写ベルト9に所定の圧で押し付けられる。このと
き同時に転写ローラ10にはバイアスが印加され、中間
転写ベルト9上のトナー画像は転写材2に転写される。
ここで中間転写ベルト9と転写ローラ10とはそれぞれ
駆動されているため、両者に挟まれた状態の転写材2は
転写工程が行なわれると同時に、図示左方向に所定の速
度で搬送され次工程が行なわれる定着器17に向けて送
られる。
【0032】[中間転写体クリーナユニット]中間転写体
クリーナユニット14はクリーニングブレード12a、
クリーニングブレード12aを中間転写ベルト9に押し
当てるための加圧ばね12e、ファーブラシ13、およ
びこれらを保持するクリーナ容器14aなどを備えてい
る。
【0033】ファーブラシ13はレーヨンの糸で形成さ
れていて、2次転写後中間転写ベルト9上の転写されな
かったトナーを除電する。このファーブラシ13は図示
前方の一方端に図示しない駆動モーターの駆動力を伝達
することにより、中間転写ベルト9に対し逆方向(時計
回り)に等速の周速度で回転している。なお、ファーブ
ラシ13の対向部にはバックアップローラ13aが配置
されている。
【0034】クリーニングブレード12aは材質がウレ
タンゴムであり、金属板12bに貼り付けられ、クリー
ナ容器14aに保持された軸12dを回転中心とし加圧
ばね12eにより中間転写ベルト9に所定の角度をもっ
て押し当てられているため、中間転写ベルト9に対して
均一に当接することができる。なお、クリーニングブレ
ード12aの対向部にはバックアップローラ12cが配
置されていてクリーニングブレード12aが所定の当接
圧で中間転写ベルト9に当接できる構成になっている。
このクリーニングブレード12aが当接した点でファー
ブラシ13により除電されたトナーを中間転写ベルト9
から掻き落として中間転写ベルト9をクリーニングす
る。
【0035】クリーニングブレード12aにより掻き落
とされた廃トナーはクリーナ容器14aに回収され、ク
リーナ容器14a内に配置されているスクリュー14c
により本体内に別途配置されている廃トナーボックス
(不図示)に送られ回収される。このスクリュー14c
は図示後方の一方端に図示しない駆動モーターの駆動力
を伝達することによりスクリューの搬送方向に回転させ
るようにしている。なお、クリーナ容器14aの下方に
は電界遮蔽板15、およびクリーナ容器14aから漏れ
たトナーを溜めるための廃トナーキャッチトレイ(廃ト
ナー受け)16が設けられている。
【0036】[定着器]定着器17は像担持体1上に形成
され、中間転写ベルト9を介して転写材2上に転写され
たトナー画像を定着させるものであり、図1に示すよう
に、転写材2に熱を加えるための定着ローラ18と、転
写材2を定着ローラ18に圧接させるための加圧ローラ
19とからなり、各ローラは中空ローラであり、内部に
それぞれヒーター(不図示)を有し、回転駆動されて、
同時に転写材2を搬送するように構成されている。すな
わち、トナー像を保持した転写材2は定着ローラ18と
加圧ローラ19とにより搬送されるとともに熱および圧
力を加えられることにより、トナー像が転写材2に定着
される。
【0037】[画像形成動作]つぎに、上記のように構成
された装置によって画像形成を行なう場合の動作につい
て説明する。
【0038】まず、給紙ローラ8aを回転してカセット
1内の転写材2を1枚分離し、レジストローラ8fへと
搬送する。
【0039】一方、像担持体1と中間転写ベルト9とが
おのおの所定の外周速度(プロセス速度)で図示矢印方
向に回転する。
【0040】中間転写ベルト9の外周における任意の点
が図示S点の位置にきた時に、帯電手段5によって表面
を均一に除電された像担持体1が図示E点の位置でレー
ザー露光を受けて画像形成を行なう。像担持体1の露光
位置Eから反時計回りに中間転写ベルト9との接触部T
1までの距離と中間転写ベルト9の図示S点からT1ま
での距離は等しく、従って時間経過後には画像の書き始
めのE点と中間転写ベルト9上にS点はT1の位置で一
致する。すなわち中間転写ベルト9に対して画像はS点
を先端に時計回りに形成される。
【0041】1:イエロー画像の形成 スキャナー部6Yによりイエロー画像のレーザー照射を
行ない、像担持体1Y上にイエロー潜像を形成する。こ
の潜像形成と同時にイエロー現像器4Yを駆動し像担持
体1上に潜像にイエロートナーが付着するように像担持
体1の帯電特性と同極性で略同電位の電圧を印加してイ
エロー現像を行なう。
【0042】同時に現像部の少し下流の第1転写位置T
1Yで像担持体1上のイエロートナー像を中間転写ベル
ト9の外周に一次転写する。この時中間転写ベルト9に
は一次転写ローラ24Yを介して上記イエロートナーと
逆極性の電圧を印加して一次転写を行なう。
【0043】形成する画像がA3サイズの場合、その長
さは420mmである。
【0044】2:マゼンタ画像の形成 次いで、中間転写ベルト9の外周におけるS点(イエロ
ー画像の先端)が図示S’点の位置にきた時、同様にス
キャナー部6Mによりマゼンタ画像のレーザー照射が開
始され、イエローと同様にして像担持体1上の潜像にマ
ゼンタトナー像が現像され、像担持体1上のマゼンタト
ナー像を第一転写位置T1Mで一次転写ローラ24Mを
介して中間転写ベルト9上に転写する。
【0045】3:シアン画像の形成 次いで、中間転写ベルト9の外周におけるS点(イエロ
ーおよびマゼンタ画像の先端)が図示S”点の位置にき
た時、同様にスキャナー部6Cによりシアン画像のレー
ザー照射が開始され、マゼンタと同様にして像担持体1
上の潜像にシアントナー像が現像され、像担持体1上の
シアントナー像を第一転写位置T1Cで一次転写ローラ
24Cを介して中間転写ベルト9上にイエロー、マゼン
タの各トナー像に重ねて転写する。
【0046】4:ブラック画像の形成 次いで、中間転写ベルト9の外周におけるS点(イエロ
ー/マゼンタ/シアン画像の先端)が図示S”’の位置
にきた時、同様にスキャナー部6Kによりブラック画像
のレーザー照射が開始され、シアンと同様にして像担持
体1上の潜像にブラックトナー像が現像され、像担持体
1上のブラックトナー像を第一転写位置T1Kで一次転
写ローラ24Kを介して中間転写ベルト9上に更に重ね
て転写する。
【0047】そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブ
ラックの4種のトナーからなるフルカラーの画像が形成
される。
【0048】ブラックトナーの中間転写ベルト9への転
写が終了する前に、すなわち4色目のブラックトナーの
第1転写を終えてフルカラー画像を形成した中間転写ベ
ルト9の画像先端Sが第二転写部T2へ到達する前に、
レジストローラ8fで待機させておいた転写材2を、タ
イミングを合わせて搬送をスタートさせる。
【0049】上記4色の中間転写ベルト9上への各色の
画像形成時には下方に待機し、中間転写ベルト9とは非
接触状態であった転写ローラ10を同時に上方へカム
(図示せず)で移動させ、転写材2を中間転写ベルト9
の第二転写部T2で圧接すると同時に転写ローラ10に
トナーと逆極性のバイアスを印加することで、中間転写
ベルト9上のフルカラー画像を転写材2に4色同時に一
括して転写する。
【0050】第二転写部T2を経た転写材2は中間転写
ベルト9から剥離され、定着器17へ搬送されトナー定
着を行なった後、排出ローラ対20、21、22を介し
て本体上部の排出トレイ23上へ画像面を下向きにして
排出され、画像形成動作を終了する。
【0051】つぎに、本発明の特徴部分について図2に
より詳述する。
【0052】図2に示すように中間転写ユニット30に
おける中間転写ベルト9は、前述のごとく駆動ローラ9
a、2次転写対向ローラ9b、およびテンションローラ
9cの3軸に張設されていてテンションローラ9cの軸
受部材9dを圧縮ばね9eで加圧して、中間転写ベルト
9の、本体内の温湿度や経時変化による周長の変化を吸
収し張力を一定に保持している。
【0053】また、駆動ローラ9aの図示後方の一方端
に図示しない駆動モータの駆動力を伝達することによ
り、中間転写ベルト9を画像形成動作に応じて所定の図
示時計回りに回転させる構成になっている。
【0054】2次転写ローラ9bの回転軸9b1と、テ
ンションローラ9cの回転軸9c1は、金属板で構成さ
れた姿勢保持手段としての揺動部材9fにより連結され
ており、またテンションローラ9cの回転軸9c1は揺
動部材9fに設けられた長穴9f1内を移動可能とされ
ている。このため、揺動部材9fは2次転写ローラ9b
の回転軸9b1を中心として、テンションローラ9cの
回転軸9c1の動きに追従して揺動する。
【0055】従って、揺動部材9fに固定されたクリー
ナユニット14とバックアップローラ12c、13a
は、テンションローラ9cの位置変化に追従して動くこ
とができる。
【0056】前述のように、クリーナ容器14aには中
間転写ベルト9をクリーニングするためのクリーニング
ブレード12aがバックアップローラ12cの対向部に
中間転写ベルト9に対し所定の角度で当接するように保
持されている。また、2次転写後に中間転写ベルト9上
に残ったトナーを除電するためにファーブラシ13がク
リーニングブレード12aより中間転写ベルト移動方向
上流側でバックアップローラ13aの対向部に配置され
ている。また、ファーブラシ13には図示前方の一方端
に図示しない駆動モーターの駆動力が伝達されることに
より、中間転写ベルト9と反対方向、すなわち図示時計
回りに中間転写ベルト9とほとんど同じ周速度で回転さ
せるようにしている。
【0057】上述のように、バックアップローラ12
c、13aとクリーナユニット14内のクリーニングブ
レード12aとファーブラシ13がテンションローラ9
cの位置に追従して動くことができるように構成されて
いるため、テンションローラ9cに位置の変化、すなわ
ち中間転写ベルト9の表面位置、すなわちベルトの軌道
が変化しても、クリーニングブレード12aおよびファ
ーブラシ13と、中間転写ベルト9との位置関係が変化
しない。そのため、常にクリーニングブレード12aと
ファーブラシ13が中間転写ベルト9の表面に当接で
き、クリーニング性能を維持することができる。
【0058】また、クリーナユニット14は、図3に示
すように、揺動部材9fに対して着脱可能に取付けられ
ており、クリーナユニット14の装着時には、クリーナ
ユニット14に設けられたボス14bが揺動部材9fに
形成された凹部9gに嵌合することにより、中間転写ユ
ニット30に対して適正に位置決めされる。
【0059】このような構成とすることにより、中間転
写ベルト9の寿命とクリーナユニット14の寿命が一致
しない場合、両ユニットを同時に交換する必要はなく、
寿命のきたユニットのみを交換すればよいので、経済性
および効率性を改善することができる。
【0060】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の画像形成装置によれば、中間転写ユニットが、中間転
写ベルトを張架する可動ローラと、前記可動ローラを支
持し、前記中間転写ベルトの軌道変位に追従する姿勢保
持手段と、を有し、クリーニング部材は前記姿勢保持部
材に支持されていることにより、中間転写ベルトの表面
位置にに関らず中間転写ベルトのクリーニング性能を維
持でき、高品質画像の形成に寄与することができる。
【0061】また、クリーナユニットが前記中間転写ユ
ニットに対して着脱可能であることにより、中間転写ユ
ニットおよびクリーナユニットを経済的かつ効率的に交
換可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカラー画像形成装置の一実施例を
示す全体構成図である。
【図2】本発明の特徴部分であるクリーナユニットおよ
び中間転写ベルトユニットを示す説明図である。
【図3】クリーナユニットを中間転写ベルトユニットか
ら取り外した状態を示す説明図である。
【図4】従来のカラー画像形成装置の一例を示す概略構
成図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体) 4 現像器(現像手段) 9 中間転写ベルト(中間転写体) 9b 二次転写対向ローラ 9c テンションローラ(可動ローラ) 9f 揺動部材(姿勢保持手段) 12a クリーニングブレード(クリーニング部
材) 14 クリーナユニット 30 中間転写ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川口 浩 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H032 BA09 BA23 BA30

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像を担持する像担持体と、前記像
    担持体上のトナー像が転写される中間転写ベルトを有す
    る中間転写ユニットと、前記中間転写ベルトをクリーニ
    ングするクリーニング部材を有するクリーナユニット
    と、を有する画像形成装置において、 前記中間転写ユニットは、前記中間転写ベルトを張架す
    る可動ローラと、前記可動ローラを支持し、前記中間転
    写ベルトの軌道変位に追従する姿勢保持手段と、を有
    し、前記クリーニング部材は前記姿勢保持手段に支持さ
    れていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記姿勢保持手段は、前記中間転写ベル
    トを支持する2次転写対向ローラを揺動中心とし、前記
    可動ローラの動きに追従することを特徴とする請求項1
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記クリーニング部材はクリーニングブ
    レードであることを特徴とする請求項1の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記可動ローラはテンションローラであ
    ることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記クリーナユニットは前記中間転写ユ
    ニットに対して着脱可能であることを特徴とする請求項
    1から4のいずれかの画像形成装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007233229A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2010204250A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Canon Inc 画像形成装置
JP2012194474A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
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US10409202B2 (en) 2017-05-30 2019-09-10 Kyocera Document Solutions Inc. Intermediate transfer unit having a driving roller cleaning device and an image forming apparatus including the same

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