JP2890541B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2890541B2
JP2890541B2 JP1280361A JP28036189A JP2890541B2 JP 2890541 B2 JP2890541 B2 JP 2890541B2 JP 1280361 A JP1280361 A JP 1280361A JP 28036189 A JP28036189 A JP 28036189A JP 2890541 B2 JP2890541 B2 JP 2890541B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリンタ、複写機等の画像形成装置におけ
る現像装置に関する。
〔従来の技術〕 画像形成装置における現像装置の一つに、駆動ローラ
に該ローラ外径より若干大きい内径を有する現像剤担持
用スリーブローラを外嵌し、該スリーブローラを一方側
から前記駆動ローラに押圧して他方側にたるみ部分を形
成しつつ該たるみ部分を静電潜像担持体に接触させる現
像装置がある。第11図はこの種の現像装置の一例を示し
ている。第11図に示す現像装置は、現像用トナーからな
る一成分現像剤Dを収容するケーシング4に図示しない
駆動手段により回される駆動ローラ1を設けるととも
に、該ローラに薄肉の現像剤担持用スリーブローラ2を
外嵌したものである。
駆動ローラ1の詳細は第12図に示すように、金属製の
ローラ軸12の外周にシリコン発泡体層11を囲撓したもの
で、スリーブローラ2は該ローラ両端部の外周面に半円
状に当接する押圧ベルトBをスプリングSで引っ張るこ
とによりケーシング4内側から駆動ローラ1に押し当て
られており、それによってケーシング外側にたるみ部分
20が形成されており、このたるみ部分が静電潜像担持体
である感光体PCに接触している。
ケーシング4内の現像剤Dは撹拌回転羽根41によって
撹拌されつつ回転送り込み部材42側へ搬送され、該回転
部材42によってスリーブローラ2上へ送り込まれる。ま
た、ケーシング内では、スリーブローラ2表面に規制部
材であるブレード43が当接しており、この規制部材はロ
ーラ2の押圧に寄与するとともに現像剤Dの帯電量およ
びスリーブローラ2表面への付着量を規制する。駆動ロ
ーラ1が図示しない駆動手段により第11図上矢印方向に
回されると、駆動ローラ1表面とスリーブローラ2内面
との摩擦によりスリーブローラ2も同方向に回転する。
かくして感光体PC上の静電潜像は現像される。
前記スリーブローラ2は均一でムラの無い安定した現
像を行うために、たるみ部分20が感光体PCと接触しつつ
スムーズな回転を行う必要がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、スリーブローラ両端部は中央部に比べ
て横剛性が小さく変形し易い。そのため、たるみ部分20
が感光体PCと接触するニップ幅Wは第13図に示すように
スリーブローラ両端部において幅広く、中央部において
細くなる傾向がある。その結果、現像により得られるト
ナー画像に濃度ムラが発生する。また、スリーブローラ
両端部のたるみ部分は横剛性が小さく変形し易いためバ
タツキが生じやすく、その結果、画像欠損が生じ易いと
いう問題の他、回転駆動することでスリーブローラの端
部割れが発生し、耐久性に劣るという問題がある。
さらに、第14図に示すように、駆動ローラにスリーブ
ローラ2を外嵌してこれら両ローラをケーシング4にセ
ットする時、たるみ部分20が駆動ローラ回転軸線方向に
対し斜めにずれることがあり、その結果、画像不良が生
じるという問題がある。
そこで本発明は、駆動ローラに該ローラ外径より若干
大きい内径を有する現像剤担持用スリーブローラを外嵌
し、該スリーブローラを一方側から前記駆動ローラに押
圧じて他方側にたるみ部分を形成しつつ該たるみ部分を
静電潜像担持体に接触させる現像装置において、 スリーブローラのたるみ部分が静電潜像担持体に接
触するニップ幅をスリーブローラ全体にわたってできる
だけ均一とし、それによって画像濃度ムラの発生を防止
する、スリーブローラ両端部のバタツキを無くすかま
たは小さくして画像欠損および端部割れの発生を防止す
る。スリーブローラのたるみ部分が駆動ローラの回転
軸線方向に実質上平行になるように容易に両ローラを組
み付けることができる、ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記目的に従い、駆動ローラに該ローラ外径
より若干大きい内径を有する現像剤担持用スリーブロー
ラを外嵌し、該スリーブローラを一方側から前記駆動ロ
ーラに押圧して他方側にたるみ部分を形成しつつ該たる
み部分を静電潜像担持体と接触させる現像装置におい
て、前記スリーブローラ両端部と前記駆動ローラとの間
に軟弾性リング部材を設けて該スリーブローラ両端部の
たるみ部分をスリーブローラ内側から弾力的に支持する
ようにしたことを特徴とする現像装置を提供するもので
ある。
〔作用〕
本発明現像装置によると、現像剤担持用スリーブロー
ラの両端部のたるみ部分は、該スリーブローラ両端部と
前記駆動ローラとの間に設けられた軟弾性リング部材に
よって現像装置運転中スリーブローラ内側から弾力的に
支持される。
また、現像装置組み立てにあたりスリーブローラを駆
動ローラに外嵌する際、スリーブローラ両端部と駆動ロ
ーラとの間に配置された軟弾性リング部材がやや圧縮さ
れつつ該スリーブローラ中心軸線と駆動ローラ回転軸線
とを一致させるように作用し、両ローラの現像装置ケー
シングへの組み付けを容易且つ正確なものとする。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
以下に説明する現像装置の基本構成は第11図に示す従
来現像装置と同じである。しかし次の点が改良されてい
る。
すなわち一実施例によると、第1図から第3図に示す
ように、駆動ローラ1の軸12の両端部、すなわちスリー
ブローラ2の両端部内周に臨む部分に軟弾性を有する発
泡ポリウレタン(例えばモルトプレーンと称されるも
の)製のリング31、31が嵌められている。各リング部材
31の外径はスリーブローラ2の内径よりも若干大きく形
成されている。これら両ローラ1、2が現像装置ケーシ
ング4に組み付けられる前の状態では、第2図および第
3図に示すように、スリーブローラ2が各リング部材31
を圧縮した状態で駆動ローラ1に外嵌している。このと
き両リング部材31、31の作用によりスリーブローラ2の
中心軸線は容易に駆動ローラ1の回転軸線に一致する。
これら両ローラ1、2はこの状態で現像装置ケーシン
グ4に組み付けられ、その後第4図に示すようにスリー
ブローラ両端部が押圧ベルトBによって駆動ローラ1側
へ押圧される。第2図にはベルトBが当接する位置が二
点鎖線で示されている。
押圧ベルトBはリング31を圧縮しつつスリーブローラ
2が駆動ローラ1のシリコン発泡層11表面に当たるまで
該スリーブローラを押圧する。その結果、スリーブロー
ラはケーシング4の外側にたるみ部分20が形成され、該
ローラ両端部のたるみ部分内側はその隙間を埋めるよう
に弾性復帰した弾性リング31の一部により埋められ、該
たるみ部分が内側から弾力的に支持される。第5図はこ
の状態を斜視図で表したものである。
両リング部材31、31によるスリーブローラたるみ部分
内側からの支持は現像装置運転中も続けられ、横剛性が
小さく変形し易いスリーブローラ両端部が感光体PCと接
触して生じるニップ幅はスリーブローラ全体にわたって
均一に安定し、ニップ幅の相違による画像濃度ムラの発
生が防止される。
また、横剛性が小さいスリーブローラ両端部がこのよ
うに両リング部材31、31によりバックアップされている
ことにより、スリーブローラ両端部のたるみ部分のバタ
ツキが無くなり、バタツキがあれば生じる画像欠損やス
リーブローラ端部割れが防止され、スリーブローラの耐
久性が増す。
さらに、駆動ローラ1およびスリーブローラ2を現像
装置ケーシング4に組み付ける前には、第2図および第
3図に示すように、両ローラの軸線は一致しているの
で、これら両ローラを現像装置ケーシングに組み付けて
スリーブローラたるみ部分20を形成する際、該たるみ部
分20を容易に駆動ローラー回転軸線方向に平行に設定で
き、そだけ画像が安定する。
さらに、前記状態からローラ2両端における現像剤シ
ールやベルトBによる押圧が行い易く、安定化する。
次に本発明の他の実施例を説明する。
この実施例では第6図に示すように、前記実施例にお
ける駆動ローラ両端部の軟弾性リング31に相当する軟弾
性リング32がスリーブローラ2の両端内周面に設けられ
ている。
さらに他の実施例では第7図に示すように、スリーブ
ローラ2の各端部内側に軟弾性リング33が嵌着されると
ともに、該リング33の内周にリング33よりやや硬めの軟
弾性補強リング34が嵌着されている。
さらに他の実施例では第8図に示すように、スリーブ
ローラ2の各端部内側に軟弾性リング35が嵌着されてお
り、該リングの内周面には歯35aが形成されている。
さらに他の実施例では第9図に示すように、スリーブ
ローラ2の各端部内周面にシリコンゴム36がコーティン
グされて軟弾性リング部が形成されている。
第6図から第9図に示す各スリーブローラ2は駆動ロ
ーラ1に外嵌され、スリーブローラ両端部の軟弾性リン
グ32、(33および34)、35、36が駆動ローラ1の中心軸
12両端部に圧縮状態で外嵌する。第8図に示す実施例の
場合はリング35内周の歯35aが駆動ローラ1の中心軸12
の端部外周に設けた図示しない歯と噛み合う。
これら第6図から第9図に示す各両ローラ1および2
は現像装置ケーシングに組み付けられ、スリーブローラ
2が第4図に示す実施例の場合と同様に駆動ローラ1の
方向へ押圧される。それによって形成されたスリーブロ
ーラ2のたるみ部分20の両端部は、第4図に示す実施例
の場合と同様にスリーブローラ端部の軟弾性リングが弾
性復帰して膨張することにより、ローラ内側から弾力的
に支持される。
以上説明した実施例では、スリーブローラ両端部にお
けるたるみ部分内側と駆動ローラとの間は軟弾性リング
により全部埋められるが、軟弾性リングがスリーブロー
ラ2の内側に設けられている場合には、第10図に示すよ
うに、該軟弾性リング37はスリーブローラたるみ側部分
において駆動ローラ1に対し若干隙間があってもよい。
なお、前記何れの実施例の場合でも、駆動ローラ1に
おけるシリコン発泡体層11の硬度K1とスリーブローラ両
端部をバックアップする軟弾性リングの硬度K2はK1>K2
の関係にある。これによって押圧ベルトBは該軟弾性リ
ングを圧縮しつつスリーブローラ2を適切な圧力で規制
部材43(第11図参照)とともに駆動ローラ1に押圧接触
させることができる。
〔発明の効果〕
本発明によると、駆動ローラに該ローラ外径より若干
大きい内径を有する現像剤担持用スリーブローラを外嵌
し、該スリーブローラを一方側から前記駆動ローラに押
圧して他方側にたるみ部分を形成しつつ該たるみ部分を
静電潜像担持体に接触させる現像装置において、スリ
ーブローラのたるみ部分が静電潜像担持体に接触するニ
ップ幅をスリーブローラ全体にわたって実質上均一と
し、それだけ画像濃度ムラの発生を防止できる、スリ
ーブローラ両端部のバタツキを無くすかまたは小さくし
て画像欠損および端部割れの発生を防止できる、スリ
ーブローラのたるみ部分が駆動ローラの回転軸線方向に
実質上平行になるように容易に両ローラを組み付けるこ
とができ、それだけ良好な画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例における駆動ローラの斜視図、第2図
は第1図に示す駆動ローラにスリーブローラを外嵌した
状態の一部の断面図、第3図は第2図のX−X線に沿う
断面図、第4図は第2図に示す駆動ローラおよびスリー
ブローラを現像装置ケーシングに組み付けた状態の側面
図、第5図は第4図に示す駆動ローラおよびスリーブロ
ーラの斜視図である。第6図から第9図はそれぞれ他の
実施例におけるスリーブローラの断面図であり、第10図
はさらに他の実施例におけるスリーブローラおよび駆動
ローラの斜視図である。第11図は従来例の断面図、第12
図は第11図に示す装置におけるスリーブローラ押圧機構
の説明図、第13図は従来例におけるスリーブローラと感
光体とのニップ幅の説明図、第14図は従来例におけるス
リーブローラたるみ部分の分布状態の説明図である。 1……駆動ローラ 2……スリーブローラ 20……たるみ部分 31、32、33、34、35、36、37……軟弾性リング

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動ローラに該ローラ外径より若干大きい
    内径を有する現像剤担持用スリーブローラを外嵌し、該
    スリーブローラを一方側から前記駆動ローラに押圧して
    他方側にたるみ部分を形成しつつ該たるみ部分を静電潜
    像担持体と接触させる現像装置において、前記スリーブ
    ローラ両端部と前記駆動ローラとの間に軟弾性リング部
    材を設けて該スリーブローラ両端部のたるみ部分をスリ
    ーブローラ内側から弾力的に支持するようにしたことを
    特徴とする現像装置。
JP1280361A 1989-10-26 1989-10-27 現像装置 Expired - Lifetime JP2890541B2 (ja)

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US07/601,428 US5080037A (en) 1989-10-26 1990-10-23 Developing device

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