JP2878660B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置本体
の側板に軸受を介して回転自在に支持された潜像担持体
と、該潜像担持体に形成された静電潜像を顕像化するた
めの現像装置とを具備し、該現像装置は、現像ハウジン
グと、該現像ハウジングに軸受を介して回転自在に支持
された現像剤担持体とを有し、該現像剤担持体は、前記
潜像担持体に対向し、かつ回転しながら、前記静電潜像
の顕像化に供される現像剤を担持する画像形成装置に関
する。
の側板に軸受を介して回転自在に支持された潜像担持体
と、該潜像担持体に形成された静電潜像を顕像化するた
めの現像装置とを具備し、該現像装置は、現像ハウジン
グと、該現像ハウジングに軸受を介して回転自在に支持
された現像剤担持体とを有し、該現像剤担持体は、前記
潜像担持体に対向し、かつ回転しながら、前記静電潜像
の顕像化に供される現像剤を担持する画像形成装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】電子複写機、ファクシミリ、レーザプリ
ンタ等の電子プロセスを利用した上記形式の画像形成装
置においては、高品質な画像を得るために、潜像担持体
と現像剤担持体とを所定の位置関係に正しく位置決めす
る必要がある。
ンタ等の電子プロセスを利用した上記形式の画像形成装
置においては、高品質な画像を得るために、潜像担持体
と現像剤担持体とを所定の位置関係に正しく位置決めす
る必要がある。
【０００３】この種の画像形成装置に使用される現像装
置としては、トナーとキャリアを有する二成分系現像剤
を用いる二成分現像装置と、キャリアを含まない一成分
系現像剤を用いる一成分現像装置に大別されるが、特に
一成分現像装置は、二成分現像装置に比べ、小型化が行
い易い反面、例えば感光体より成る潜像担持体と、例え
ば現像ローラより成る現像剤担持体との間の位置関係を
シビアにすることが要求される。
置としては、トナーとキャリアを有する二成分系現像剤
を用いる二成分現像装置と、キャリアを含まない一成分
系現像剤を用いる一成分現像装置に大別されるが、特に
一成分現像装置は、二成分現像装置に比べ、小型化が行
い易い反面、例えば感光体より成る潜像担持体と、例え
ば現像ローラより成る現像剤担持体との間の位置関係を
シビアにすることが要求される。
【０００４】このように高精度の位置決めを行う手段と
しては、例えば、特公昭６２−４５５５３号公報に、感
光体に薄板状スペーサを介して現像ローラを押圧する方
法が提案されている。しかし、この方法では、スペーサ
が経時的に摩耗し、間隙が漸減する欠点がある。
しては、例えば、特公昭６２−４５５５３号公報に、感
光体に薄板状スペーサを介して現像ローラを押圧する方
法が提案されている。しかし、この方法では、スペーサ
が経時的に摩耗し、間隙が漸減する欠点がある。
【０００５】また、感光体をクリーニングユニットに一
体的に保持し、クリーニングユニットを装置本体の位置
決め部材に取付け、この位置決め部材に現像装置の一
部、例えば現像ローラの軸受を押圧する方法が特公昭６
２−１７２２５号公報に開示されている。この方法の場
合、経時的な間隙の減少は防止できるが、感光体面に対
する現像ローラ面の位置決めに対して、感光体軸受、ク
リーニングユニット位置決め、位置決め部材、現像ロー
ラ軸受と、いくつもの部材を介しているため、積上げ公
差が大きくなり、シビアな精度を保つことが難しくなる
欠点がある。
体的に保持し、クリーニングユニットを装置本体の位置
決め部材に取付け、この位置決め部材に現像装置の一
部、例えば現像ローラの軸受を押圧する方法が特公昭６
２−１７２２５号公報に開示されている。この方法の場
合、経時的な間隙の減少は防止できるが、感光体面に対
する現像ローラ面の位置決めに対して、感光体軸受、ク
リーニングユニット位置決め、位置決め部材、現像ロー
ラ軸受と、いくつもの部材を介しているため、積上げ公
差が大きくなり、シビアな精度を保つことが難しくなる
欠点がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の画像形成装置の潜像担持体と現像剤担持体との間の位
置決め手段の上記の欠点に鑑み、両者の間の位置関係が
経時的に変化することなく、これを正確に管理すること
のできる画像形成装置を提供することにある。
の画像形成装置の潜像担持体と現像剤担持体との間の位
置決め手段の上記の欠点に鑑み、両者の間の位置関係が
経時的に変化することなく、これを正確に管理すること
のできる画像形成装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、冒頭に記載した形式の画像形成装置におい
て、前記潜像担持体と現像剤担持体とのいずれか一方を
他方に押圧する方向に付勢する付勢手段を設け、前記潜
像担持体を画像形成装置本体の側板に回転自在に支持す
る前記軸受と、前記現像剤担持体を現像ハウジングに回
転自在に支持する前記軸受とを、前記付勢手段の付勢作
用により、直接、圧接させて、潜像担持体と現像剤担持
体とを位置決めし、かつ互いに圧接する前記両軸受が線
接触するように、各軸受が、その当接部近傍において、
相手の軸受の側へ向けて突出した曲面状に形成されてい
ることを特徴とする画像形成装置を提案する。
成するため、冒頭に記載した形式の画像形成装置におい
て、前記潜像担持体と現像剤担持体とのいずれか一方を
他方に押圧する方向に付勢する付勢手段を設け、前記潜
像担持体を画像形成装置本体の側板に回転自在に支持す
る前記軸受と、前記現像剤担持体を現像ハウジングに回
転自在に支持する前記軸受とを、前記付勢手段の付勢作
用により、直接、圧接させて、潜像担持体と現像剤担持
体とを位置決めし、かつ互いに圧接する前記両軸受が線
接触するように、各軸受が、その当接部近傍において、
相手の軸受の側へ向けて突出した曲面状に形成されてい
ることを特徴とする画像形成装置を提案する。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に基づいて詳細に説明する。
に基づいて詳細に説明する。
【０００９】図１は、本発明が適用される画像形成装置
（電子複写機）の概略構成を示す図である。
（電子複写機）の概略構成を示す図である。
【００１０】潜像担持体の一構成例である感光体ドラム
１の周囲には、矢印で示すその回転方向の順に、帯電器
２、露光光３による露光位置、感光体ドラム１に対向す
る現像ローラ４と現像ハウジングとを備えた現像装置
５、現像装置５により感光体ドラム上に形成されたトナ
ー像を転写紙７に転写する転写チャージャ８、転写後の
転写紙を感光体ドラム１から分離する分離チャージャ
９、クリーニングブレード１０を備えたクリーニング装
置１１、及び除電ランプ１２が配設されている。現像装
置５は画像形成装置本体に対して着脱可能となってい
る。
１の周囲には、矢印で示すその回転方向の順に、帯電器
２、露光光３による露光位置、感光体ドラム１に対向す
る現像ローラ４と現像ハウジングとを備えた現像装置
５、現像装置５により感光体ドラム上に形成されたトナ
ー像を転写紙７に転写する転写チャージャ８、転写後の
転写紙を感光体ドラム１から分離する分離チャージャ
９、クリーニングブレード１０を備えたクリーニング装
置１１、及び除電ランプ１２が配設されている。現像装
置５は画像形成装置本体に対して着脱可能となってい
る。
【００１１】図２及び図３に示すように、感光体ドラム
１は、画像形成装置本体の側板３０に固定された軸受２
０により軸支され、その軸支部の外方で感光体ドラム１
と一体的に同軸に形成されている感光体駆動ギア３１
を、図示していない駆動ギアに噛み合せて回転駆動され
る。同じく図２及び図３に示すように、現像ローラ４
は、現像ハウジングの側板に固定された現像ローラ用の
軸受２１に回転自在に軸支され、該現像ローラ４に固定
されたギア３２及びこれに噛み合う図示していないギア
等を介して回転駆動される。
１は、画像形成装置本体の側板３０に固定された軸受２
０により軸支され、その軸支部の外方で感光体ドラム１
と一体的に同軸に形成されている感光体駆動ギア３１
を、図示していない駆動ギアに噛み合せて回転駆動され
る。同じく図２及び図３に示すように、現像ローラ４
は、現像ハウジングの側板に固定された現像ローラ用の
軸受２１に回転自在に軸支され、該現像ローラ４に固定
されたギア３２及びこれに噛み合う図示していないギア
等を介して回転駆動される。
【００１２】現像ローラ４は、例えば図１における反時
計方向に回転し、その周面に均一な厚みのトナー層が形
成され、感光体ドラム１と現像ローラ４の対向部にて、
感光体ドラム１に形成された静電潜像にトナーが移行し
て、その潜像がトナー像として顕像化される。このよう
に、現像ローラ４は、現像剤を担持する現像剤担持体の
一構成例をなす。
計方向に回転し、その周面に均一な厚みのトナー層が形
成され、感光体ドラム１と現像ローラ４の対向部にて、
感光体ドラム１に形成された静電潜像にトナーが移行し
て、その潜像がトナー像として顕像化される。このよう
に、現像ローラ４は、現像剤を担持する現像剤担持体の
一構成例をなす。
【００１３】上述のように、本例の画像形成装置は、そ
の画像形成装置本体の側板３０に軸受２０を介して回転
自在に支持された感光体ドラム１より成る潜像担持体
と、その潜像担持体に形成された静電潜像を顕像化する
ための現像装置５とを具備し、この現像装置５は、現像
ハウジングと、該現像ハウジングに軸受２１を介して回
転自在に支持された現像剤担持体の一例である現像ロー
ラ４とを有していて、その現像剤担持体は、潜像担持体
に対向し、かつ回転しながら、静電潜像の顕像化に供さ
れる現像装を担持する用をなす。
の画像形成装置本体の側板３０に軸受２０を介して回転
自在に支持された感光体ドラム１より成る潜像担持体
と、その潜像担持体に形成された静電潜像を顕像化する
ための現像装置５とを具備し、この現像装置５は、現像
ハウジングと、該現像ハウジングに軸受２１を介して回
転自在に支持された現像剤担持体の一例である現像ロー
ラ４とを有していて、その現像剤担持体は、潜像担持体
に対向し、かつ回転しながら、静電潜像の顕像化に供さ
れる現像装を担持する用をなす。
【００１４】上述した構成自体は、従来の画像形成装置
と変りはない。このような画像形成装置においては、そ
のメンテナンスフリー化、小型化が進んでおり、例え
ば、専門のサービスマンによってメンテナンスが行われ
ていた現像装置を、エンドユーザーでも容易に交換でき
るようにユニット化することが行われている。このよう
にユニット化することにより、例えば黒色現像剤の入っ
ている現像器を、赤色等の有彩色の現像剤が入ったもの
に簡単に交換することができるので、画像形成装置の多
色化も同時に達成することができる。トナーとキャリア
を有する二成分系現像剤を使用する二成分現像方式から
キャリアを含まない一成分系現像剤を使用する一成分現
像方式を用いることによっても、画像形成装置の小型化
を図ることができる。
と変りはない。このような画像形成装置においては、そ
のメンテナンスフリー化、小型化が進んでおり、例え
ば、専門のサービスマンによってメンテナンスが行われ
ていた現像装置を、エンドユーザーでも容易に交換でき
るようにユニット化することが行われている。このよう
にユニット化することにより、例えば黒色現像剤の入っ
ている現像器を、赤色等の有彩色の現像剤が入ったもの
に簡単に交換することができるので、画像形成装置の多
色化も同時に達成することができる。トナーとキャリア
を有する二成分系現像剤を使用する二成分現像方式から
キャリアを含まない一成分系現像剤を使用する一成分現
像方式を用いることによっても、画像形成装置の小型化
を図ることができる。
【００１５】ところで、このような画像形成装置におい
ては、先にも述べたように、高品質な画像を得るため
に、感光体ドラム１と現像ローラ４との位置関係を正し
く保つ必要がある。以下、これに関連する構成を明らか
にする。
ては、先にも述べたように、高品質な画像を得るため
に、感光体ドラム１と現像ローラ４との位置関係を正し
く保つ必要がある。以下、これに関連する構成を明らか
にする。
【００１６】図２及び図３に示すように、現像装置５
は、その現像装置と画像形成装置本体の機枠との間に設
けられた付勢手段の一構成例である加圧スプリング６に
より、感光体ドラム１の方に向って付勢されている。こ
の実施形態例では、感光体ドラム１用の軸受２０の外径
が感光体ドラム１の外径に等しく、現像ローラ４用の軸
受２１の外径が現像ローラ４外径よりわずかに大きくさ
れている。現像装置５が加圧スプリング６により感光体
１の方に向って付勢されると、両軸受２０，２１の外周
面同士が直に圧接し、感光体ドラム１と現像ローラ４と
の間には所定の間隙が形成され、両者が位置決めされ
る。
は、その現像装置と画像形成装置本体の機枠との間に設
けられた付勢手段の一構成例である加圧スプリング６に
より、感光体ドラム１の方に向って付勢されている。こ
の実施形態例では、感光体ドラム１用の軸受２０の外径
が感光体ドラム１の外径に等しく、現像ローラ４用の軸
受２１の外径が現像ローラ４外径よりわずかに大きくさ
れている。現像装置５が加圧スプリング６により感光体
１の方に向って付勢されると、両軸受２０，２１の外周
面同士が直に圧接し、感光体ドラム１と現像ローラ４と
の間には所定の間隙が形成され、両者が位置決めされ
る。
【００１７】このように、潜像担持体の一例である感光
体ドラム１を画像形成装置本体の側板３０に回転自在に
支持する軸受２０と、現像剤担持体の一例である現像ロ
ーラ４を現像装置の現像ハウジングに回転自在に支持す
る軸受２１とを、付勢手段の一例である加圧スプリング
６の付勢作用により、直接、圧接させることにより、そ
の潜像担持体と現像剤担持体とを位置決めするのであ
る。
体ドラム１を画像形成装置本体の側板３０に回転自在に
支持する軸受２０と、現像剤担持体の一例である現像ロ
ーラ４を現像装置の現像ハウジングに回転自在に支持す
る軸受２１とを、付勢手段の一例である加圧スプリング
６の付勢作用により、直接、圧接させることにより、そ
の潜像担持体と現像剤担持体とを位置決めするのであ
る。
【００１８】この実施形態例では、現像ローラ４にはバ
イアス電圧が印加されており、感光体軸受２０はボール
ベアリングで、現像ローラ軸受２１はポリアセタール等
の絶縁性樹脂で作られている。これにより、現像ローラ
４に印加したバイアス電圧が軸受２１を経由してアース
に落ちることを防止している。なお、現像ローラ４のバ
イアス電圧を保持する手段としては、この例のように、
両軸受２０，２１の少なくとも一方を絶縁部材とするほ
か、図４に示すように少なくとも一方の軸受２０，２１
のすべり面Ａに絶縁処理を施すか、図５に示す如く両軸
受２０，２１の少なくとも一方の軸受（例えば軸受２
０）の、他方の軸受に接する部分Ｂに絶縁処理を施して
もよい。
イアス電圧が印加されており、感光体軸受２０はボール
ベアリングで、現像ローラ軸受２１はポリアセタール等
の絶縁性樹脂で作られている。これにより、現像ローラ
４に印加したバイアス電圧が軸受２１を経由してアース
に落ちることを防止している。なお、現像ローラ４のバ
イアス電圧を保持する手段としては、この例のように、
両軸受２０，２１の少なくとも一方を絶縁部材とするほ
か、図４に示すように少なくとも一方の軸受２０，２１
のすべり面Ａに絶縁処理を施すか、図５に示す如く両軸
受２０，２１の少なくとも一方の軸受（例えば軸受２
０）の、他方の軸受に接する部分Ｂに絶縁処理を施して
もよい。
【００１９】図６に示す他の実施形態例では、現像装置
５の現像ハウジング自体は画像形成装置本体に固定的に
取付けられ、現像ローラ４とその軸受２１が、感光体ド
ラム１に対して接近又は離間する方向に可動に現像ハウ
ジングに支持され、現像ローラ４の軸受２１と現像ハウ
ジングとの間に、付勢手段の一例である加圧スプリング
３３が配設されている。その結果、現像ローラ用の軸受
２１は感光体ドラム用の軸受２０の外周面に直接、圧接
し、感光体ドラム１と現像ローラ４が互いに位置決めさ
れる。なお、現像ローラ４とその軸受２１とが現像ハウ
ジングから脱落しないように、軸受２１と現像ハウジン
グにはストッパ部２２が形成されている。この場合も、
現像ローラのバイアス保持のため、例えば、現像ローラ
用の軸受２１が絶縁性樹脂で作られている。
５の現像ハウジング自体は画像形成装置本体に固定的に
取付けられ、現像ローラ４とその軸受２１が、感光体ド
ラム１に対して接近又は離間する方向に可動に現像ハウ
ジングに支持され、現像ローラ４の軸受２１と現像ハウ
ジングとの間に、付勢手段の一例である加圧スプリング
３３が配設されている。その結果、現像ローラ用の軸受
２１は感光体ドラム用の軸受２０の外周面に直接、圧接
し、感光体ドラム１と現像ローラ４が互いに位置決めさ
れる。なお、現像ローラ４とその軸受２１とが現像ハウ
ジングから脱落しないように、軸受２１と現像ハウジン
グにはストッパ部２２が形成されている。この場合も、
現像ローラのバイアス保持のため、例えば、現像ローラ
用の軸受２１が絶縁性樹脂で作られている。
【００２０】図７に示すさらに他の実施形態例では、感
光体ドラム１はクリーニング装置１１と一体的な１つの
感光体ユニット３４を構成しており、該ユニット３４は
画像形成装置本体に固定された現像装置５に向って、付
勢手段としての加圧スプリング３５により付勢されてい
る。感光体ドラム１は感光体ユニット３４に固定された
軸受２０に回転自在に軸支されており、現像ローラ４は
現像ハウジングに固定された軸受２１に回転自在に軸支
されている。従って、加圧スプリング３５により感光体
ユニット３４が現像装置５に向う方向に付勢されると、
感光体用の軸受２０と現像ローラ用の軸受２１とが直
接、圧接し、感光体ドラム１と現像ローラ４とは互いに
位置決めされる。
光体ドラム１はクリーニング装置１１と一体的な１つの
感光体ユニット３４を構成しており、該ユニット３４は
画像形成装置本体に固定された現像装置５に向って、付
勢手段としての加圧スプリング３５により付勢されてい
る。感光体ドラム１は感光体ユニット３４に固定された
軸受２０に回転自在に軸支されており、現像ローラ４は
現像ハウジングに固定された軸受２１に回転自在に軸支
されている。従って、加圧スプリング３５により感光体
ユニット３４が現像装置５に向う方向に付勢されると、
感光体用の軸受２０と現像ローラ用の軸受２１とが直
接、圧接し、感光体ドラム１と現像ローラ４とは互いに
位置決めされる。
【００２１】感光体ドラム１とクリーニング装置１１を
分離し、ドラム１だけ、又はこれとクリーニング装置以
外の要素とを組付けて１つのユニットとしてもよい。
分離し、ドラム１だけ、又はこれとクリーニング装置以
外の要素とを組付けて１つのユニットとしてもよい。
【００２２】互いに直に圧接する感光体用の軸受２０と
現像ローラ用の軸受２１の圧接部が面接触するようにな
っていると、その接触面の面倒れなどの原因から、感光
体ドラムと現像ローラの位置関係が設定値からずれる恐
れがある。そこで、上述したいずれの実施形態例におい
ても、互いに圧接する両軸受２０，２１が線接触するよ
うに、各軸受２０，２１が、その当接部において、相手
の軸受の側へ向けて突出した曲面状に形成されている。
現像ローラ用の軸受２１の圧接部が面接触するようにな
っていると、その接触面の面倒れなどの原因から、感光
体ドラムと現像ローラの位置関係が設定値からずれる恐
れがある。そこで、上述したいずれの実施形態例におい
ても、互いに圧接する両軸受２０，２１が線接触するよ
うに、各軸受２０，２１が、その当接部において、相手
の軸受の側へ向けて突出した曲面状に形成されている。
【００２３】上述した各実施形態例から理解されるよう
に、加圧スプリング６、３３又は３５などから構成され
る付勢手段は、潜像担持体と現像剤担持体とのいずれか
一方を他方に押圧する方向に付勢する用をなすものであ
る。
に、加圧スプリング６、３３又は３５などから構成され
る付勢手段は、潜像担持体と現像剤担持体とのいずれか
一方を他方に押圧する方向に付勢する用をなすものであ
る。
【００２４】二成分現像装置の場合は、一成分現像装置
ほど現像剤担持体と潜像担持体との間の間隙にシビアさ
が要求されないが、本発明は一成分現像装置のみなら
ず、二成分現像装置を有する画像形成装置にも適用する
ことができる。
ほど現像剤担持体と潜像担持体との間の間隙にシビアさ
が要求されないが、本発明は一成分現像装置のみなら
ず、二成分現像装置を有する画像形成装置にも適用する
ことができる。
【００２５】また潜像担持体や現像装担持体がベルト状
に形成されている画像形成装置にも本発明を適用でき、
この場合にはベルトを巻き掛けたローラの軸受同士を圧
接させればよい。
に形成されている画像形成装置にも本発明を適用でき、
この場合にはベルトを巻き掛けたローラの軸受同士を圧
接させればよい。
【００２６】
【発明の効果】本発明によれば、付勢手段の付勢作用に
より、潜像担持体を画像形成装置本体の側板に回転自在
に支持する軸受と、現像剤担持体を現像ハウジングに回
転自在に支持する軸受を、その外周面で互いに直に圧接
させて潜像担持体と現像剤担持体とを互いに位置決めす
るので、両軸受の当接部の精度を高くしておけば、潜像
担持体と現像剤担持体の相互位置を高精度に保つことが
できる。しかも、両軸受外周面は静止しているので経時
的に摩耗が生ずることはなく、安定した位置精度を保持
することができる。また、潜像担持体を画像形成装置本
体の側板に回転自在に支持するために元々必要とされる
軸受と、現像剤担持体を現像ハウジングに回転自在に支
持するために元々必要な軸受を圧接させて、潜像担持体
と現像剤担持体を位置決めするので、画像形成装置の部
品点数の増大を抑え、そのコストの上昇を抑制すること
ができる。さらに、両軸受を線接触状態で圧接させるの
で、潜像担持体と現像剤担持体とを常に高精度で位置決
めすることができる。
より、潜像担持体を画像形成装置本体の側板に回転自在
に支持する軸受と、現像剤担持体を現像ハウジングに回
転自在に支持する軸受を、その外周面で互いに直に圧接
させて潜像担持体と現像剤担持体とを互いに位置決めす
るので、両軸受の当接部の精度を高くしておけば、潜像
担持体と現像剤担持体の相互位置を高精度に保つことが
できる。しかも、両軸受外周面は静止しているので経時
的に摩耗が生ずることはなく、安定した位置精度を保持
することができる。また、潜像担持体を画像形成装置本
体の側板に回転自在に支持するために元々必要とされる
軸受と、現像剤担持体を現像ハウジングに回転自在に支
持するために元々必要な軸受を圧接させて、潜像担持体
と現像剤担持体を位置決めするので、画像形成装置の部
品点数の増大を抑え、そのコストの上昇を抑制すること
ができる。さらに、両軸受を線接触状態で圧接させるの
で、潜像担持体と現像剤担持体とを常に高精度で位置決
めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明が適用される画像形成装置の感光体ドラ
ム及びその周囲の機器の配置を示す断面図である。
ム及びその周囲の機器の配置を示す断面図である。
【図２】本発明の実施形態例を示す平面図である。
【図３】図２の概略側面図である。
【図４】図３に示した軸受のすべり面を絶縁処理した状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図５】その軸受の他方の軸受への当接部近傍を絶縁処
理した状態を示す側面図である。
理した状態を示す側面図である。
【図６】本発明の他の実施形態例を示す側面図である。
【図７】本発明のさらに他の実施形態例を示す側面図で
ある。
ある。
５ 現像装置 ２０ 軸受 ２１ 軸受 ３０ 側板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平２−29763（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−102261（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−172057（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−153670（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−118172（ＪＰ，Ａ) 実開 昭61−176561（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−135357（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−67348（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G03G 15/08 - 15/095
Claims (1)
- 【請求項１】 画像形成装置本体の側板に軸受を介して
回転自在に支持された潜像担持体と、該潜像担持体に形
成された静電潜像を顕像化するための現像装置とを具備
し、該現像装置は、現像ハウジングと、該現像ハウジン
グに軸受を介して回転自在に支持された現像剤担持体と
を有し、該現像剤担持体は、前記潜像担持体に対向し、
かつ回転しながら、前記静電潜像の顕像化に供される現
像剤を担持する画像形成装置において、 前記潜像担持体と現像剤担持体とのいずれか一方を他方
に押圧する方向に付勢する付勢手段を設け、前記潜像担
持体を画像形成装置本体の側板に回転自在に支持する前
記軸受と、前記現像剤担持体を現像ハウジングに回転自
在に支持する前記軸受とを、前記付勢手段の付勢作用に
より、直接、圧接させて、潜像担持体と現像剤担持体と
を位置決めし、かつ互いに圧接する前記両軸受が線接触
するように、各軸受が、その当接部近傍において、相手
の軸受の側へ向けて突出した曲面状に形成されているこ
とを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8303717A JP2878660B2 (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8303717A JP2878660B2 (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09106184A JPH09106184A (ja) | 1997-04-22 |
| JP2878660B2 true JP2878660B2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
ID=17924419
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8303717A Expired - Fee Related JP2878660B2 (ja) | 1996-10-29 | 1996-10-29 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2878660B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102053552A (zh) * | 2009-11-05 | 2011-05-11 | 株式会社理光 | 处理盒和成像设备 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5110569B2 (ja) | 2006-11-02 | 2012-12-26 | 株式会社リコー | 現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置 |
| JP5171180B2 (ja) * | 2007-09-19 | 2013-03-27 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
1996
- 1996-10-29 JP JP8303717A patent/JP2878660B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102053552A (zh) * | 2009-11-05 | 2011-05-11 | 株式会社理光 | 处理盒和成像设备 |
| US8515307B2 (en) | 2009-11-05 | 2013-08-20 | Ricoh Company, Limited | Process cartridge and image forming apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09106184A (ja) | 1997-04-22 |
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