JPH09106184A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09106184A
JPH09106184A JP8303717A JP30371796A JPH09106184A JP H09106184 A JPH09106184 A JP H09106184A JP 8303717 A JP8303717 A JP 8303717A JP 30371796 A JP30371796 A JP 30371796A JP H09106184 A JPH09106184 A JP H09106184A
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理人 大橋
Shinji Nagatsuna
伸児 長綱
Noriyuki Kimura
則幸 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転駆動される感光体上に形成された静電潜
像を、回転駆動される現像ローラに担持したトナーによ
って可視像化する画像形成装置において、感光体と現像
ローラの相対位置を簡単に正しく設定する。 【解決手段】 加圧スプリング6によって、現像装置5
を感光体1に向け押圧し、感光体1の軸受20と、現像
装置5の現像ローラ4の軸受21を互いに圧接させて、
感光体1と現像ローラ5を位置決めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、潜像担持体と、こ
れに対向し、潜像担持体に形成された静電潜像を顕像化
するための現像剤を担持する現像剤担持体を有し、かつ
装置本体に対して着脱可能な現像装置とを具備する画像
形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子複写機、ファクシミリ、レーザプリ
ンタ等の電子プロセスを利用した上記形式の画像形成装
置においては、高品質な画像を得るために、潜像担持体
と現像剤担持体とを所定の位置関係に正しく位置決めす
る必要がある。
【0003】この種の画像形成装置に使用される現像装
置としては、トナーとキャリアを有する二成分系現像剤
を用いる二成分現像装置と、キャリアを含まない一成分
系現像剤を用いる一成分現像装置に大別されるが、特に
一成分現像装置は、二成分現像装置に比べ、小型化が行
い易い反面、例えば感光体より成る潜像担持体と、例え
ば現像ローラより成る現像剤担持体との間の位置関係を
シビアにすることが要求される。その寸法精度として
は、例えば、特公昭63−50707号公報にある一成
分現像装置の例では300μm±30μmに保つ必要があ
る旨の記載がある。
【0004】かく高精度の位置決めを行う手段として
は、例えば、特公昭62−45553号公報に、感光体
に薄板状スペーサを介して現像ローラを押圧する方法が
提案されている。しかし、この方法では、スペーサが経
時的に摩耗し、間隙が漸減する欠点がある。
【0005】また、感光体をクリーニングユニットに一
体的に保持し、クリーニングユニットを装置本体の位置
決め部材に取付け、この位置決め部材に現像装置の一
部、例えば現像ローラの軸受を押圧する方法が特公昭6
2−17225号公報に開示されている。この方法の場
合、経時的な間隙の減少は防止できるが、感光体面に対
する現像ローラ面の位置決めに対して、感光体軸受、ク
リーニングユニット位置決め、位置決め部材、現像ロー
ラ軸受と、いくつもの部材を介しているため、積上げ公
差が大きくなり、シビアな精度を保つことが難しくなる
欠点がある。
【0006】また特公昭60−59591号公報には、
感光体軸と現像ローラ軸とを同一面板で位置決めする方
法が開示されているが、この方法ではエンドユーザーが
簡単に現像装置を取換えることができない難点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の画像形成装置の潜像担持体と現像剤担持体との間の位
置決め手段の上記の欠点に鑑み、両者の間の位置関係が
経時的に変化することなく、これを正確に管理すること
ができ、かつエンドユーザーでも、容易に正確な位置関
係を保って現像装置を脱着することのできる画像形成装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、冒頭に記載した形式の画像形成装置におい
て、潜像担持体と現像剤担持体とのいずれか一方を他方
に押圧する方向に付勢する付勢手段を有し、潜像担持体
の軸受と現像剤担持体の軸受とを直接、圧接させること
により、潜像担持体と現像剤担持体との間の位置決めが
行われるようにした画像形成装置を提案する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明が適用される画像形成装置
(電子複写機)の概略構成を示す図である。
【0011】潜像担持体の一構成例である感光体ドラム
1の周囲には、矢印で示すその回転方向の順に、帯電器
2、露光光3による露光位置、感光体ドラム1に対向す
る現像ローラ4を備えた現像装置5、現像装置5により
感光体ドラム上に形成されたトナー像を転写紙7に転写
する転写チャージャ8、転写後の転写紙を感光体ドラム
1から分離する分離チャージャ9、クリーニングブレー
ド10を備えたクリーニング装置11、及び除電ランプ
12が配設されている。現像装置5は画像形成装置本体
に対して着脱可能となっている。
【0012】現像ローラ4は例えば反時計方向に回転
し、その周面に均一な厚みのトナー層が形成され、感光
体ドラム1と現像ローラ4の対向部にて、感光体ドラム
1に形成された静電潜像にトナーが移行して、潜像がト
ナー像として顕像化される。このように、現像ローラ4
は、潜像担持体の一構成例である感光体ドラム1に対向
し、その感光体ドラム1に形成された静電潜像を顕像化
するための現像剤を担持する現像剤担持体の一構成例を
なすものである。
【0013】上述した構成自体は、従来の画像形成装置
と変りはない。このような画像形成装置においては、そ
のメンテナンスフリー化、小型化が進んでおり、例え
ば、専門のサービスマンによってメンテナンスが行われ
ていた現像装置を、エンドユーザーでも容易に交換でき
るようにユニット化することが行われている。このよう
にユニット化することにより、例えば黒色現像剤の入っ
ている現像器を、赤色等の有彩色の現像剤が入ったもの
に簡単に交換することができるので、画像形成装置の多
色化も同時に達成することができる。トナーとキャリア
を有する二成分系現像剤を使用する二成分現像方式から
キャリアを含まない一成分系現像剤を使用する一成分現
像方式を用いることによっても、画像形成装置の小型化
を図ることができる。
【0014】ところで、このような画像形成装置におい
ては、先にも述べたように、高品質な画像を得るため
に、感光体ドラム1と現像ローラ4との位置関係を正し
く保つ必要がある。以下、これに関連する構成を、図2
及び図3を参照しながら明らかにする。
【0015】感光体ドラム1は、装置本体側板30に固
定された軸受20により軸支され、軸支部の外方で感光
体ドラム1と一体的に同軸に形成されている感光体駆動
ギア31を、図示していない駆動ギアに噛み合せて回転
駆動される。
【0016】現像装置5は、その現像装置と本体機枠と
の間に設けられた付勢手段の一構成例である加圧スプリ
ング6により、感光体ドラム1の方に向って付勢されて
いる。現像ローラ4は現像装置5のハウジング側板に固
定された現像ローラ軸受21に回転自在に軸支され、該
ローラ4に固定されたギア32及びこれに噛み合う図示
していないギア等を介して回転駆動される。
【0017】この実施形態例では、感光体軸受20の外
径は感光体ドラム1の外径に等しく、現像ローラ軸受2
1の外径は現像ローラ4の外径よりわずかに大きくされ
ている。従って、現像装置5が加圧スプリング6により
感光体1の方に向って付勢されると、両軸受20,21
の外周面同士が直に圧接し、感光体ドラム1と現像ロー
ラ4との間には所定の間隙が形成され、両者が位置決め
される。
【0018】このように、潜像担持体の一例である感光
体ドラム1の軸受20と、現像剤担持体の一例である現
像ローラ4の軸受21とを直接、圧接させることによ
り、その感光体ドラム1と現像ローラ4との間の位置決
めが行われるのである。
【0019】この実施形態例では、現像ローラ4にはバ
イアス電圧が印加されており、感光体軸受20はボール
ベアリングで、現像ローラ軸受21はポリアセタール等
の絶縁性樹脂で作られている。これにより、現像ローラ
4に印加したバイアス電圧が軸受21を経由してアース
に落ちることを防止している。なお、現像ローラ4のバ
イアス電圧を保持する手段としては、この例のように、
両軸受20,21の少なくとも一方を絶縁部材とするほ
か、図4に示すように少なくとも一方の軸受20,21
のすべり面Aに絶縁処理を施すか、図5に示す如く両軸
受20,21の少なくとも一方の軸受(例えば軸受2
0)の、他方の軸受に接する部分Bに絶縁処理を施して
もよい。
【0020】図6に示す他の実施形態例では、現像装置
5自体は装置本体に固定的に取付けられ、現像ローラ4
とその軸受21が、感光体ドラム1に対して接近又は離
間する方向に可動に現像装置ハウジングに支持され、現
像ローラ4の軸受21と現像装置ハウジングとの間に、
付勢手段の一例である加圧スプリング33が配設されて
いる。その結果、現像ローラ軸受21は感光体軸受20
の外周面に直接、圧接し、感光体ドラム1に現像ローラ
4が位置決めされる。なお、現像ローラ4とその軸受2
1とが現像装置5から脱落しないように、軸受21とハ
ウジングにはストッパ部22が形成されている。この場
合も、現像ローラのバイアス保持のため、例えば、現像
ローラ軸受21が絶縁性樹脂で作られている。
【0021】図7に示すさらに他の実施形態例では、感
光体ドラム1はクリーニング装置11と一体的な1つの
感光体ユニット34を構成しており、該ユニット34は
画像形成装置本体に固定された現像装置5に向って、付
勢手段としての加圧スプリング35により付勢されてい
る。感光体ドラム1は感光体ユニット34に固定された
軸受20に回転自在に軸支されており、現像ローラ4は
現像装置5に固定された軸受21に回転自在に軸支され
ている。従って、加圧スプリング35により感光体ユニ
ット34が現像装置5に向う方向に付勢されると、感光
体軸受20と現像ローラ軸受21とが直接、圧接し、感
光体ドラム1と現像ローラ4とは互いに位置決めされ
る。
【0022】感光体ドラム1とクリーニング装置11を
分離し、ドラム1だけ、又はこれとクリーニング装置以
外の要素とを組付けて1つのユニットとしてもよい。
【0023】互いに直に圧接する感光体軸受20と現像
ローラ軸受21の圧接部が面接触するようになっている
と、接触面の面倒れなどの原因から、感光体ドラムと現
像ローラの位置関係が設定値からずれる恐れがあるの
で、両軸受20,21の当接部近傍は円筒面等の突出面
として線接触するように構成することが好ましい。
【0024】上述した各実施形態例から理解されるよう
に、加圧スプリング6、33又は35などから構成され
る付勢手段は、潜像担持体と現像剤担持体とのいずれか
一方を他方に押圧する方向に付勢する用をなすものであ
る。
【0025】二成分現像装置の場合は、一成分現像装置
ほど感光体表面に対する間隙はシビアさを要求されない
が、本発明は一成分現像装置のみならず、二成分現像装
置にも適用することができる。
【0026】また潜像担持体や現像装担持体がベルト状
に形成されている画像形成装置にも本発明を適用でき、
この場合にはベルトを巻き掛けたローラの軸受同士を圧
接させればよい。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、付勢手段により潜像担
持体と現像剤担持体の軸受が、その外周面で互いに直に
圧接し、潜像担持体と現像剤担持体が互いに位置決めさ
れる。従って、両軸受の当接部の精度を高くしておけ
ば、潜像担持体と現像剤担持体の相互位置を高精度に保
つことができる。しかも、両軸受外周面は静止している
ので経時的に摩耗が生ずることはなく、安定した位置精
度を保持することができる。このようにして、ユーザー
が現像装置を着脱した場合にも、また経時的にも簡単に
安定した精度を得ることができ、現像装置着脱の作業性
の向上、画像品質の向上に効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される画像形成装置の感光体ドラ
ム及びその周囲の機器の配置を示す断面図である。
【図2】本発明の実施形態例を示す平面図である。
【図3】図2の概略側面図である。
【図4】図3に示した軸受のすべり面を絶縁処理した状
態を示す斜視図である。
【図5】その軸受の他方の軸受への当接部近傍を絶縁処
理した状態を示す側面図である。
【図6】本発明の他の実施形態例を示す側面図である。
【図7】本発明のさらに他の実施形態例を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
5 現像装置 20 軸受 21 軸受

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像担持体と、これに対向し、潜像担持
    体に形成された静電潜像を顕像化するための現像剤を担
    持する現像剤担持体を有し、かつ装置本体に対して着脱
    可能な現像装置とを具備する画像形成装置において、 前記潜像担持体と現像剤担持体とのいずれか一方を他方
    に押圧する方向に付勢する付勢手段を有し、潜像担持体
    の軸受と現像剤担持体の軸受とを直接、圧接させること
    により、潜像担持体と現像剤担持体との間の位置決めが
    行われるようにしたことを特徴とする画像形成装置。
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