JPH05134484A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH05134484A JPH05134484A JP3320891A JP32089191A JPH05134484A JP H05134484 A JPH05134484 A JP H05134484A JP 3320891 A JP3320891 A JP 3320891A JP 32089191 A JP32089191 A JP 32089191A JP H05134484 A JPH05134484 A JP H05134484A
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- cleaning device
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Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 30
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
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- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】画像形成装置のプロセスカートリッジにおいて
感光ドラムに対するクリーニング装置の位置精度を向上
させて、クリーニング性能をよくする。 【構成】前後の側板11、12を有するカートリッジ枠
体2に感光ドラム5とクリーニング装置3を組み込んで
プロセスカートリッジ1を形成する。この際、感光ドラ
ム5、クリーニング装置3のマグネットローラ10、ク
リーニングブレード9を共通の側板11、12によって
支持するのでこれらの相対位置精度を高くしてクリーニ
ング性能をよくすることができる。
感光ドラムに対するクリーニング装置の位置精度を向上
させて、クリーニング性能をよくする。 【構成】前後の側板11、12を有するカートリッジ枠
体2に感光ドラム5とクリーニング装置3を組み込んで
プロセスカートリッジ1を形成する。この際、感光ドラ
ム5、クリーニング装置3のマグネットローラ10、ク
リーニングブレード9を共通の側板11、12によって
支持するのでこれらの相対位置精度を高くしてクリーニ
ング性能をよくすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像担持体上に形成され
た静電潜像に現像剤(トナー)を付着させてトナー像を
形成し、該トナー像を転写材に転写する方式の画像形成
装置に係り、詳しくは像担持体とクリーニング装置とを
カートリッジ枠体に一体に組み込んでユニット化したプ
ロセスカートリッジを着脱自在に装着する画像形成装置
に関する。
た静電潜像に現像剤(トナー)を付着させてトナー像を
形成し、該トナー像を転写材に転写する方式の画像形成
装置に係り、詳しくは像担持体とクリーニング装置とを
カートリッジ枠体に一体に組み込んでユニット化したプ
ロセスカートリッジを着脱自在に装着する画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】像担持体上に形成したトナー像を、順次
紙等の転写材に転写する周知の画像形成装置において
は、転写材に転写されないで像担持体上に残った残留ト
ナーを除去する必要がある。この残留トナーを除去する
のがクリーニング装置であり、クリーニング装置は、ト
ナー像の転写終了毎に像担持体表面から残留トナーを取
り除いて、像担持体の次の帯電に備えている。
紙等の転写材に転写する周知の画像形成装置において
は、転写材に転写されないで像担持体上に残った残留ト
ナーを除去する必要がある。この残留トナーを除去する
のがクリーニング装置であり、クリーニング装置は、ト
ナー像の転写終了毎に像担持体表面から残留トナーを取
り除いて、像担持体の次の帯電に備えている。
【0003】上記クリーニング装置としては、ゴム等の
弾性材料からなるクリーニングブレードのエッジを像担
持体に圧接して残留トナーを掻き落すと共に、この掻き
落した残留トナーをマグネットローラで補集する構成の
ものが、簡単で、かつスペースを取らず、コスト的に有
利であり、トナー除去機能も優れていることから、広く
実用されている。
弾性材料からなるクリーニングブレードのエッジを像担
持体に圧接して残留トナーを掻き落すと共に、この掻き
落した残留トナーをマグネットローラで補集する構成の
ものが、簡単で、かつスペースを取らず、コスト的に有
利であり、トナー除去機能も優れていることから、広く
実用されている。
【0004】ところで、前記マグネットローラは像担持
体である感光ドラム表面との間に適当な間隙をもって配
置され、該マグネットローラ上にはトナー層が穂立ちし
ており、トナー層厚はマグネットローラと感光ドラムの
隙間よりも若干大きく設定されている。このため、トナ
ーの穂が感光ドラム表面に接して紙粉等の異物をも取り
除く。したがって、マグネットローラのクリーニング機
能を十分たらしめるためには、感光ドラムとマグネット
ローラとの軸方向の平行度が高精度に保たれる必要があ
る。
体である感光ドラム表面との間に適当な間隙をもって配
置され、該マグネットローラ上にはトナー層が穂立ちし
ており、トナー層厚はマグネットローラと感光ドラムの
隙間よりも若干大きく設定されている。このため、トナ
ーの穂が感光ドラム表面に接して紙粉等の異物をも取り
除く。したがって、マグネットローラのクリーニング機
能を十分たらしめるためには、感光ドラムとマグネット
ローラとの軸方向の平行度が高精度に保たれる必要があ
る。
【0005】感光ドラムとマグネットローラの平行度を
高精度に保つ構成としては、クリーニング装置と感光ド
ラムとをプロセスカートリッジとして1つのカートリッ
ジ枠体に収め、このプロセスカートリッジを画像形成装
置本体に対して着脱する構成が最も望ましい。
高精度に保つ構成としては、クリーニング装置と感光ド
ラムとをプロセスカートリッジとして1つのカートリッ
ジ枠体に収め、このプロセスカートリッジを画像形成装
置本体に対して着脱する構成が最も望ましい。
【0006】さらにこのようなクリーニング方式では、
クリーニングブレードのブレードエッジが全長にわたっ
て感光ドラムに均一に当接するように構成したイコライ
ザ方式、クリーニングブレードのエッジが感光ドラム表
面に当接する部分が固定されないように、クリーニング
ブレードをその長手方向に適宜の振幅で往復動させるよ
うに構成したレシプロ方式のもの等が提案されている。
クリーニングブレードのブレードエッジが全長にわたっ
て感光ドラムに均一に当接するように構成したイコライ
ザ方式、クリーニングブレードのエッジが感光ドラム表
面に当接する部分が固定されないように、クリーニング
ブレードをその長手方向に適宜の振幅で往復動させるよ
うに構成したレシプロ方式のもの等が提案されている。
【0007】そして、従来装置では、感光ドラムととも
にプロセスカートリッジ化されたクリーニング装置3を
図3に示すようにサブユニット化して構成していた。す
なわち、クリーニング装置3の樹脂等の材料からなるク
リーナ容器26にマグネットローラ10を、不図示の軸
受を介して回転可能に嵌合支持し、またクリーニングブ
レード9をクリーニング装置3のブレード支板37にイ
コライズ可能、あるいはさらにレシプロ可能に支持し、
このブレード支板37をクリーナ容器26にビスにて位
置決め固定していた。そして、このようにクリーニング
装置3をサブユニット化して組み立てた後、プロセスカ
ートリッジのカートリッジ枠体にクリーニング装置3の
クリーナ容器26をビス固定あるいは、クリーナ容器2
6から一体的に位置決めピンを突出させて、これをカー
トリッジ枠体に設けた位置決め穴に嵌合させてビス固定
して取り付けるようにしていた。
にプロセスカートリッジ化されたクリーニング装置3を
図3に示すようにサブユニット化して構成していた。す
なわち、クリーニング装置3の樹脂等の材料からなるク
リーナ容器26にマグネットローラ10を、不図示の軸
受を介して回転可能に嵌合支持し、またクリーニングブ
レード9をクリーニング装置3のブレード支板37にイ
コライズ可能、あるいはさらにレシプロ可能に支持し、
このブレード支板37をクリーナ容器26にビスにて位
置決め固定していた。そして、このようにクリーニング
装置3をサブユニット化して組み立てた後、プロセスカ
ートリッジのカートリッジ枠体にクリーニング装置3の
クリーナ容器26をビス固定あるいは、クリーナ容器2
6から一体的に位置決めピンを突出させて、これをカー
トリッジ枠体に設けた位置決め穴に嵌合させてビス固定
して取り付けるようにしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述従来例
においては、以下に述べる不具合があった。つまり感光
ドラムとマグネットローラ10との軸方向の平行度を確
保するために、両者をプロセスカートリッジ化したにも
かかわらず、クリーニング装置3を前記従来例のように
サブユニット化すると、感光ドラムとマグネットローラ
10及びクリーニングブレード9との位置関係におい
て、クリーニング装置3のクリーナ容器26内でのプロ
セスカートリッジのカートリッジ枠体に対する位置決め
ピンからマグネットローラ10の中心、さらにブレード
支板37の位置決めポイントまでの寸法誤差が影響する
ため、その分、感光ドラムとマグネットローラ10との
軸方向の平行度の精度が落ちるとともに、クリーニング
ブレード9との位置関係においても精度の向上は望めな
い。そして、このため、クリーニングブレード9はイコ
ライズさせる構成とせざるを得ず、この分構成が複雑化
し動作信頼性に劣るという欠点があった。また、クリー
ニング性能についてその向上を阻害する原因となってい
た。
においては、以下に述べる不具合があった。つまり感光
ドラムとマグネットローラ10との軸方向の平行度を確
保するために、両者をプロセスカートリッジ化したにも
かかわらず、クリーニング装置3を前記従来例のように
サブユニット化すると、感光ドラムとマグネットローラ
10及びクリーニングブレード9との位置関係におい
て、クリーニング装置3のクリーナ容器26内でのプロ
セスカートリッジのカートリッジ枠体に対する位置決め
ピンからマグネットローラ10の中心、さらにブレード
支板37の位置決めポイントまでの寸法誤差が影響する
ため、その分、感光ドラムとマグネットローラ10との
軸方向の平行度の精度が落ちるとともに、クリーニング
ブレード9との位置関係においても精度の向上は望めな
い。そして、このため、クリーニングブレード9はイコ
ライズさせる構成とせざるを得ず、この分構成が複雑化
し動作信頼性に劣るという欠点があった。また、クリー
ニング性能についてその向上を阻害する原因となってい
た。
【0009】そこで、本発明は、像担持体(感光ドラ
ム)、マグネットローラ、クリーニングブレードをそれ
ぞれプロセスカートリッジのカートリッジ枠体に直接的
に軸支又は嵌合させる構成とすることにより、像担持体
とマグネットローラとの軸方向の平行度を向上させると
ともに、簡単な構成でクリーニングブレードを像担持体
に長手方向にわたって均一に当接させることができ、動
作信頼性が高くしかもクリーニング性能を向上させるこ
とができる画像形成装置を提供することを目的とするも
のである。
ム)、マグネットローラ、クリーニングブレードをそれ
ぞれプロセスカートリッジのカートリッジ枠体に直接的
に軸支又は嵌合させる構成とすることにより、像担持体
とマグネットローラとの軸方向の平行度を向上させると
ともに、簡単な構成でクリーニングブレードを像担持体
に長手方向にわたって均一に当接させることができ、動
作信頼性が高くしかもクリーニング性能を向上させるこ
とができる画像形成装置を提供することを目的とするも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、表面にトナー像が形成され
る像担持体と該像担持体上の残留トナーを除去するクリ
ーニング装置とを、カートリッジ枠体に一体に組み込ん
で形成したプロセスカートリッジを着脱自在に装着する
とともに、前記クリーニング装置が、前記像担持体に圧
着して残留トナーを掻き落すクリーニングブレードと、
掻き落されたトナーを補集するマグネットローラとを有
してなる画像形成装置において、前記カートリッジ枠体
が、相互に対向して前記像担持体とマグネットローラと
を所定距離を隔てて回動自在に支持する前後一対の側板
を有し、該側板が、前記クリーニングブレードを支持す
る取付支板を位置決めする、ことを特徴とするものであ
る。
みてなされたものであって、表面にトナー像が形成され
る像担持体と該像担持体上の残留トナーを除去するクリ
ーニング装置とを、カートリッジ枠体に一体に組み込ん
で形成したプロセスカートリッジを着脱自在に装着する
とともに、前記クリーニング装置が、前記像担持体に圧
着して残留トナーを掻き落すクリーニングブレードと、
掻き落されたトナーを補集するマグネットローラとを有
してなる画像形成装置において、前記カートリッジ枠体
が、相互に対向して前記像担持体とマグネットローラと
を所定距離を隔てて回動自在に支持する前後一対の側板
を有し、該側板が、前記クリーニングブレードを支持す
る取付支板を位置決めする、ことを特徴とするものであ
る。
【0011】この場合、クリーニング装置が、トナーを
回収するとともに前記側板によって前記マグネットロー
ラと同軸に支持されたクリーナ容器を有する様にしても
よい。
回収するとともに前記側板によって前記マグネットロー
ラと同軸に支持されたクリーナ容器を有する様にしても
よい。
【0012】
【作用】以上構成によると、クリーニング装置のマグネ
ットローラとクリーニングブレードとは、それぞれ像担
持体を回動自在に支持する前後の側板によって回動自在
に支持され、また、前後の側板によって位置決めされる
取付支板に支持されているから、側板を介してそれぞれ
の像担持体に対する位置精度を高く維持することができ
る。
ットローラとクリーニングブレードとは、それぞれ像担
持体を回動自在に支持する前後の側板によって回動自在
に支持され、また、前後の側板によって位置決めされる
取付支板に支持されているから、側板を介してそれぞれ
の像担持体に対する位置精度を高く維持することができ
る。
【0013】また、クリーナ容器をマグネットローラと
同軸に支持するときは、クリーナ容器に支持された構成
部材(例えばマグネットローラ上のトナー層を規制する
ドクターローラ)とマグネットローラとの位置精度を高
くして、クリーニング性能を向上させることができる。
同軸に支持するときは、クリーナ容器に支持された構成
部材(例えばマグネットローラ上のトナー層を規制する
ドクターローラ)とマグネットローラとの位置精度を高
くして、クリーニング性能を向上させることができる。
【0014】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。
て説明する。
【0015】図1は本発明に係る画像形成装置に装着さ
れるプロセスカートリッジ1の斜視図、図2はクリーニ
ング装置3の部分断面図、図4はプロセスカートリッジ
1に装着した状態のクリーニング装置3周辺の断面図で
ある。
れるプロセスカートリッジ1の斜視図、図2はクリーニ
ング装置3の部分断面図、図4はプロセスカートリッジ
1に装着した状態のクリーニング装置3周辺の断面図で
ある。
【0016】プロセスカートリッジ1は、図1、図4に
示すように、カートリッジ枠体2内に、像担持体である
感光ドラム5、該感光ドラム5の周囲に配されるクリー
ニング装置3、前露光手段としてのLEDアレイ6、一
次帯電器7等を一体に組み込んで構成されており、不図
示の画像形成装置本体に対して着脱自在に装着される。
示すように、カートリッジ枠体2内に、像担持体である
感光ドラム5、該感光ドラム5の周囲に配されるクリー
ニング装置3、前露光手段としてのLEDアレイ6、一
次帯電器7等を一体に組み込んで構成されており、不図
示の画像形成装置本体に対して着脱自在に装着される。
【0017】クリーニング装置3は、ゴム等の弾性材料
によって形成されるとともにそのエッジ部が感光ドラム
5の外周面に圧接されるクリーニングブレード9、該ク
リーニングブレード9によって感光ドラム5の表面から
掻き落された残留トナーを捕集するマグネットローラ1
0等を含んで構成されている。なお、マグネットローラ
10と感光ドラム5との間には所定の隙間が形成されて
いる。
によって形成されるとともにそのエッジ部が感光ドラム
5の外周面に圧接されるクリーニングブレード9、該ク
リーニングブレード9によって感光ドラム5の表面から
掻き落された残留トナーを捕集するマグネットローラ1
0等を含んで構成されている。なお、マグネットローラ
10と感光ドラム5との間には所定の隙間が形成されて
いる。
【0018】そして、上記クリーニング装置3は後に詳
述するように図1に示すようにプロセスカートリッジ1
のカートリッジ枠体2に組み込まれ、感光ドラム5はカ
ートリッジ枠体2の前側板11と後側板12のそれぞれ
に穿設された支持孔11a,12aに嵌合保持される不
図示の軸受によってその支軸(ドラム軸)が回転自在に
支承されてる。なお、図1中、13,15は前側板11
と後側板12とを連結するステー部材である。
述するように図1に示すようにプロセスカートリッジ1
のカートリッジ枠体2に組み込まれ、感光ドラム5はカ
ートリッジ枠体2の前側板11と後側板12のそれぞれ
に穿設された支持孔11a,12aに嵌合保持される不
図示の軸受によってその支軸(ドラム軸)が回転自在に
支承されてる。なお、図1中、13,15は前側板11
と後側板12とを連結するステー部材である。
【0019】以上の構成において感光ドラム5、マグネ
ットローラ10等の駆動方法については、これを略して
も本発明の説明に支障ないため省略する。
ットローラ10等の駆動方法については、これを略して
も本発明の説明に支障ないため省略する。
【0020】ここで、前記LEDアレイ6のカートリッ
ジ枠体2への組付構造を説明する。
ジ枠体2への組付構造を説明する。
【0021】図1及び図3に示すように、LEDアレイ
6は基板16によって支持され、基板16は支板17に
固着されている。なお、支板17にはLEDアレイ6か
らのLED光を遮る遮光部17aが形成されている。支
板17は、その両端部を着脱自在な軸19,20によっ
て前側板11、後側板12に回動自在に軸支されてい
る。この支板17の両端部には突出片21,22が突設
されており、該支板17は一方の突出片22に掛けられ
たばね23よって図1の破線矢印B方向に付勢されてお
り、両突出片21,22が前側板11、後側板12にそ
れぞれ形成されたエッジ面24,25に当接している状
態で支板17は感光ドラム5の中心軸(又は支持孔11
a,12aの中心)に対して所定の位置に位置決めされ
る。
6は基板16によって支持され、基板16は支板17に
固着されている。なお、支板17にはLEDアレイ6か
らのLED光を遮る遮光部17aが形成されている。支
板17は、その両端部を着脱自在な軸19,20によっ
て前側板11、後側板12に回動自在に軸支されてい
る。この支板17の両端部には突出片21,22が突設
されており、該支板17は一方の突出片22に掛けられ
たばね23よって図1の破線矢印B方向に付勢されてお
り、両突出片21,22が前側板11、後側板12にそ
れぞれ形成されたエッジ面24,25に当接している状
態で支板17は感光ドラム5の中心軸(又は支持孔11
a,12aの中心)に対して所定の位置に位置決めされ
る。
【0022】さらに、図1、図2においてクリーニング
装置3のクリーナ容器26には、マグネットローラ10
を支持する左右の軸受27,29に嵌合するボス部3
0,31が設けられ、このボス部30,31とプロセス
カートリッジ1の前後側板11,12とに軸受27,2
9を嵌合させてクリーナ容器26を一点嵌合支持する。
クリーナ容器26の側面にはクリーナ容器26の位置決
めのためのピン32が突出していて、これをプロセスカ
ートリッジ1の前後側板11,12に設けられた長孔3
3,35に嵌合させることでプロセスカートリッジ1の
カートリッジ枠体2内でのクリーニング装置3のクリー
ナ容器26の位置決めがなされるとともに、ビス36に
よりクリーナ容器26をカートリッジ枠体2に固定す
る。
装置3のクリーナ容器26には、マグネットローラ10
を支持する左右の軸受27,29に嵌合するボス部3
0,31が設けられ、このボス部30,31とプロセス
カートリッジ1の前後側板11,12とに軸受27,2
9を嵌合させてクリーナ容器26を一点嵌合支持する。
クリーナ容器26の側面にはクリーナ容器26の位置決
めのためのピン32が突出していて、これをプロセスカ
ートリッジ1の前後側板11,12に設けられた長孔3
3,35に嵌合させることでプロセスカートリッジ1の
カートリッジ枠体2内でのクリーニング装置3のクリー
ナ容器26の位置決めがなされるとともに、ビス36に
よりクリーナ容器26をカートリッジ枠体2に固定す
る。
【0023】このような構成とすることで感光ドラム5
に対するマグネットローラ10の軸方向の平行度は、マ
グネットローラ10と感光ドラム5とがともにカートリ
ッジ枠体2の側板11,12に設けられた軸受27,2
9、支持孔11a,12aにて直接軸支されるためその
精度の向上が可能である。
に対するマグネットローラ10の軸方向の平行度は、マ
グネットローラ10と感光ドラム5とがともにカートリ
ッジ枠体2の側板11,12に設けられた軸受27,2
9、支持孔11a,12aにて直接軸支されるためその
精度の向上が可能である。
【0024】さらに、クリーニングブレード台37は、
外側に突出した突部41、42をプロセスカートリッジ
1の前後側板11,12に設けた切欠き39,40に嵌
合させることで、感光ドラム5に対する断面方向の位置
決めをし、さらにクリーニングブレード台37の端面を
プロセスカートリッジ1の側板11,12に突き当てて
その長手方向の位置決めをし、その後、クリーニング装
置3のクリーナ容器26に上方よりビス固定する。
外側に突出した突部41、42をプロセスカートリッジ
1の前後側板11,12に設けた切欠き39,40に嵌
合させることで、感光ドラム5に対する断面方向の位置
決めをし、さらにクリーニングブレード台37の端面を
プロセスカートリッジ1の側板11,12に突き当てて
その長手方向の位置決めをし、その後、クリーニング装
置3のクリーナ容器26に上方よりビス固定する。
【0025】このような構成とすることにより、感光ド
ラム5とクリーニングブレード台37とはともにプロセ
スカートリッジ1の側板11,12に嵌合支持されるた
め感光ドラム5表面に対するクリーニングブレード9の
侵入量は精度よく決定可能である。このため、従来装置
のようにイコライズ方式を用いなくとも、感光ドラム5
に対して長手方向にわたって均一にクリーニングブレー
ド9を当接させることができる。
ラム5とクリーニングブレード台37とはともにプロセ
スカートリッジ1の側板11,12に嵌合支持されるた
め感光ドラム5表面に対するクリーニングブレード9の
侵入量は精度よく決定可能である。このため、従来装置
のようにイコライズ方式を用いなくとも、感光ドラム5
に対して長手方向にわたって均一にクリーニングブレー
ド9を当接させることができる。
【0026】また、上述実施例ではクリーニング装置3
のクリーナ容器26のボス部30,31をマグネットロ
ーラ10とともに同一の軸受27,29により同軸上で
位置決め支持しているため、クリーニング装置3内にお
いて、マグネットローラ10上のトナー層の厚さを規制
するドクターローラ43(図4)とマグネットローラ1
0との位置関係も、クリーニング装置9を従来例のよう
にサブユニット化したときと同じく精度よく保たれると
いう効果がある。
のクリーナ容器26のボス部30,31をマグネットロ
ーラ10とともに同一の軸受27,29により同軸上で
位置決め支持しているため、クリーニング装置3内にお
いて、マグネットローラ10上のトナー層の厚さを規制
するドクターローラ43(図4)とマグネットローラ1
0との位置関係も、クリーニング装置9を従来例のよう
にサブユニット化したときと同じく精度よく保たれると
いう効果がある。
【0027】なお、以上の実施例において、プロセスカ
ートリッジ1は、カートリッジ枠体2に、少なくとも感
光ドラム5とクリーニング装置3とを一体に組み込んだ
構成であればよく、その他の一次帯電器(帯電装置)
7、LEDアレイ(露光手段)6、分離帯電器等のプロ
セス機器は、そのうちの任意の1つ又は任意に組み合わ
せた2以上のものを、カートリッジ枠体2に追加して組
み込んでもよいのはもちろんである。ここで、カートリ
ッジ枠体2に組み込まなかった、すなわち、プロセスカ
ートリッジ1として一体化されなかったプロセス機器に
ついては、画像形成装置の装置本体側に配設することに
なる。
ートリッジ1は、カートリッジ枠体2に、少なくとも感
光ドラム5とクリーニング装置3とを一体に組み込んだ
構成であればよく、その他の一次帯電器(帯電装置)
7、LEDアレイ(露光手段)6、分離帯電器等のプロ
セス機器は、そのうちの任意の1つ又は任意に組み合わ
せた2以上のものを、カートリッジ枠体2に追加して組
み込んでもよいのはもちろんである。ここで、カートリ
ッジ枠体2に組み込まなかった、すなわち、プロセスカ
ートリッジ1として一体化されなかったプロセス機器に
ついては、画像形成装置の装置本体側に配設することに
なる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
プロセスカートリッジのカートリッジ枠体を構成すると
ともに像担持体を支持する前後の側板によって、クリー
ニング装置のマグネットローラとクリーニングブレード
とを直接支持することにより、簡単な構成で、しかも像
担持体に対するマグネットローラの平行度、および像担
持体に対するクリーニングブレードの当接精度を向上さ
せることができる。これにより、動作信頼性が高く、し
かも良好なクリーニング性能を実現することができる。
プロセスカートリッジのカートリッジ枠体を構成すると
ともに像担持体を支持する前後の側板によって、クリー
ニング装置のマグネットローラとクリーニングブレード
とを直接支持することにより、簡単な構成で、しかも像
担持体に対するマグネットローラの平行度、および像担
持体に対するクリーニングブレードの当接精度を向上さ
せることができる。これにより、動作信頼性が高く、し
かも良好なクリーニング性能を実現することができる。
【図1】本発明に係る画像形成装置に装着するプロセス
カートリッジの斜視説明図。
カートリッジの斜視説明図。
【図2】カートリッジ枠体に、クリーナ容器とマグネッ
トローラとを同軸に取り付けた状態を示す断面図。
トローラとを同軸に取り付けた状態を示す断面図。
【図3】従来のサブユニット化したクリーニング装置を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図4】装着状態のクリーニング装置を示す縦断面図。
1 プロセスカートリッジ 2 カートリッジ枠体 3 クリーニング装置 5 像担持体(感光ドラム) 9 クリーニングブレード 10 マグネットローラ 11,12 側板 26 クリーナ容器 37 取付支板
Claims (2)
- 【請求項1】 表面にトナー像が形成される像担持体と
該像担持体上の残留トナーを除去するクリーニング装置
とを、カートリッジ枠体に一体に組み込んで形成したプ
ロセスカートリッジを着脱自在に装着するとともに、前
記クリーニング装置が、前記像担持体に圧着して残留ト
ナーを掻き落すクリーニングブレードと、掻き落された
トナーを補集するマグネットローラとを有してなる画像
形成装置において、 前記カートリッジ枠体が、相互に対向して前記像担持体
とマグネットローラとを所定距離を隔てて回動自在に支
持する前後一対の側板を有し、 該側板が、前記クリーニングブレードを支持する取付支
板を位置決めする、 ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記クリーニング装置が、トナーを回収
するとともに前記側板によって前記マグネットローラと
同軸に支持されたクリーナ容器を有する、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3320891A JPH05134484A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3320891A JPH05134484A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05134484A true JPH05134484A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=18126421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3320891A Pending JPH05134484A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05134484A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7391991B2 (en) | 2004-03-04 | 2008-06-24 | Ricoh Company, Ltd. | Process cartridge and image forming apparatus |
JP2020201414A (ja) * | 2019-06-11 | 2020-12-17 | コニカミノルタ株式会社 | クリーニングユニット |
-
1991
- 1991-11-08 JP JP3320891A patent/JPH05134484A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7391991B2 (en) | 2004-03-04 | 2008-06-24 | Ricoh Company, Ltd. | Process cartridge and image forming apparatus |
JP2020201414A (ja) * | 2019-06-11 | 2020-12-17 | コニカミノルタ株式会社 | クリーニングユニット |
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