JP3661449B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真技術を用いて画像を形成するプリンター、ファクシミリ、複写機等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電子写真技術を用いた画像形成装置は、外周面に感光層を有する感光体と、この感光体の外周面を一様に帯電させる帯電手段と、この帯電手段により一様に帯電させられた外周面を選択的に露光して静電潜像を形成する露光手段と、この露光手段により形成された静電潜像に現像剤であるトナーを付与して可視像(トナー像)とする現像手段と、この現像手段により現像されたトナー像を用紙等の転写媒体に転写させる転写手段と、転写後に感光体の外周面に残存した現像剤を除去するクリーニングブレードとを有している。
【0003】
感光体としては、外周面に感光層が形成された硬質の感光体ドラムと、表面に感光層が形成された可撓性を有する感光体ベルトとが一般に知られている。
【0004】
また、現像手段としては、前記感光体の表面に接触させるローラ状のものが知られており、そのローラとしては、硬質のものと軟質ゴムからなるものとが知られている。
【0005】
感光体として硬質の感光体ドラムを用い、またこれに接触させる現像ローラとしても硬質のものを用いる場合には、感光体ドラムおよび硬質ローラを高精度に製造するには自ずと限界があり、必ず誤差が生ずるから、両者を均一に接触させることは困難である。両者が均一に接触しないと、局部的に隙間が生じて現像むらが生じたり、必要以上に強く圧接されて感光ドラムや現像ローラに傷がついたりするという問題が生ずる。
【0006】
したがって、感光体とこれに接触させる現像ローラとを両者とも硬質のもので構成するということは通常行なわれておらず、感光体として硬質の感光体ドラムを用いる場合には、現像ローラを軟質ゴムで構成する、現像ローラとして硬質のものを用いる場合には、感光体として可撓性を有する感光体ベルトを用いる、ということが行なわれている。
【0007】
しかしながら、感光体に接触させる現像ローラを軟質ゴムで構成した場合には、これに導電性を付与するためにカーボン等の導電性粒子を分散させるということが行なわれるため、カーボン分散度のムラやバラツキでゴム硬度が変化し、ローラ表面における硬度がばらついて、感光体に対する良好な密着状態が得られなくなるという問題がある。逆に、感光体に対する良好な密着状態を得るべく、カーボンの分散量を小さくすると、導電性にバラツキが生じ、現像むらの原因になるという問題がある。
【0008】
このような問題は、現像ローラとして硬質のものを用い、感光体として可撓性を有する感光体ベルトを用いることにより解決することができる。
【0009】
しかしながら、感光体として感光体ベルトを用いた場合には、これを支持するために少なくとも2本の支持ローラが必要なために、構造が複雑になるばかりでなく装置が大型化してしまうという問題があった。
【0010】
したがって、このような問題を同時に解決することが望まれている。
【0011】
このような要望に応えようとしたものとしては、従来、特開平4−188164号公報記載の感光体駆動装置が知られている。
【0012】
図5は、その感光体駆動装置を示す図で、(a)は側面図、(b)は斜視図である。
【0013】
この感光体駆動装置は、筒状の薄膜シートとして形成された感光体ベルト20と、この感光体ベルト20の内径周長よりも短い外径周長を有し、感光体ベルト20の内側にあって感光体ベルト20を回転駆動する駆動ローラ21と、前記感光体ベルト20との摩擦係数が駆動ローラ21と感光体ベルト20の摩擦係数より小さく設定されており、駆動ローラ21の円周方向の所定範囲内で駆動ローラ21に感光体ベルト20を密着させながら、感光体ベルト20を摺動自在に押圧する押圧部材22とを備えている。なお、図5において、24は帯電器、25は露光装置、26は現像ローラ、27は転写帯電器、28はクリーニングローラである。
【0014】
このような感光体駆動装置によれば、感光体ベルト20は、押圧部材22により駆動ローラ21の表面に部分的に密着された状態で駆動され、押圧部材22が無い部分では、駆動ローラ21との周長差によって、たわみ23が形成される。
【0015】
このため、感光体ベルト20は、押圧部材22による密着部分においては、その硬度が駆動ローラ21の硬度によって疑似されることから、硬質材として使用することができ、押圧部材22が無い部分においては、たわみ23が形成されることから、弾性体として使用することができる。
【0016】
したがって、この装置によれば、感光体ベルト20の押圧部分22との密着部分においては、弾性体からなるクリーニングローラ28を接触させることができ、たわみ23部分においては、硬質材からなる現像ローラ26を接触させることができる。
【0017】
そして、この現像ローラ26の接触は、たわみ23が弾性体として作用することから、現像ローラ26が硬質材からなる場合でも、充分なニップ幅をもって、かつ低圧接力で安定的に行なわれる。
【0018】
すなわち、この装置によれば、硬質の現像ローラを用いても、感光体や現像ローラに傷がつくということがなく、また、装置の大型化も防止することができる。
【0019】
なお、この装置と同様の装置は、特開平6−27859号公報、特開平6−258989号公報等にも開示されている。
【0020】
しかしながら、上述した特開平4−188164号公報記載の感光体駆動装置(図5)では、感光体ベルト20の周縁部に部分的に設けられた押圧部材22によって感光体ベルト20が案内される構成となっていたため、感光体ベルト20が押圧部材22に進入する際、その入り口部分22aにおいて、感光体ベルト22の周縁部(端縁部)に曲げ応力が生じやすく、これによって感光体ベルト20の端縁部に、折れや割れ、あるいは感光層の剥がれが発生しやすい(耐久性に劣る)という問題がある。これにより、感光体ベルト20が端縁部から破壊する、もしくは破壊までは至らないが重大な画像欠陥を引き起こすおそれがあるという問題がある。
【0021】
また、感光体ベルト20は、図5に示したような状態で装置に組み込まれるまでは、それ単体で取り扱われなければならない。しかしながら、感光体ベルト20は、上述したように筒状の薄膜シートとして形成されており、充分な剛性を有していないから、これを取り扱うのが困難であるという問題がある。
【0022】
さらに、上記装置では、感光体ベルト20の両端部を押圧する押圧部材22が無い部分においてたわみ23が形成される構成となっていたため、このたわみ23が形成される部分においては、その両端部において、感光体ベルト20と駆動ローラ21との間に開口29が形成される。
【0023】
このため、装置内で浮遊しているトナー、トナーの外添剤、紙粉等の異物が上記開口29,29から感光体ベルト20と駆動ローラ21との間に入りやすく、これら異物の侵入によって、感光体ベルト20と駆動ローラ21との摩擦力が低下し、感光体ベルト20が駆動されなくなるおそれがあるという問題がある。
【0024】
そこで、以上のような種々の問題を解決し、像担持体と現像ローラおよびクリーニングブレードとの確実で安定した接触状態を得ることが可能で、像担持体の耐久性および取扱い性に優れ、像担持体を確実に駆動することのできる像担持体ユニット(および画像形成装置)が特開平10−239934号としてすでに提案されている。
【0025】
図6はその像担持体ユニットを示す部分省略正断面図、図7は像担持体ユニットを画像形成装置に組み込んだ状態を示す部分側面図である。
【0026】
図6に示すように、この像担持体ユニット1は、それ自身では回転しない軸2と、この軸2に対して回転可能に取り付けられた一対の円板状部材3,3と、これら一対の円板状部材3,3によって両端部が支持固定され円板状部材3,3とともに回転駆動される可撓性を有する薄肉円筒状の像担持体4と、この像担持体4の内方において側板17,17で前記軸2に取り付けられ、像担持体4に対してその外方からクリーニングブレード11(図7参照)が当接されるその当接位置において像担持体4を内方から支持するバックアップローラ5とを備えている。
【0027】
また、図7に示すように、画像形成装置は、上記像担持体ユニット1と、その像担持体4の外周面を一様に帯電させる帯電ローラ6と、この帯電ローラ6により一様に帯電させられた外周面を選択的に露光Lして静電潜像を形成する図示しない露光手段と、その露光Lにより形成された静電潜像に現像剤であるトナーを付与して可視像(トナー像)とする現像ローラ7を有する現像器8(Y,M,CK)と、その現像ローラ7により現像されたトナー像を中間転写ベルト9に転写させる転写ローラ10と、像担持体4に対してその外方から当接して転写後に像担持体4の外周面に残存したトナーを除去するクリーニングブレード11とを有している。
【0028】
12は帯電ローラ6のためのバックアップローラ、13は転写ローラ10のためのバックアップローラである。
【0029】
図6において、14は一方の円板状部材3に固定された駆動用のギヤ、15は駆動力を他方の円板状部材に伝達して円板状部材3,3を連動させる連動手段である。
【0030】
この従来の装置においては、各バックアップローラ5,12,13は、その外周面が像担持体4の内周面と軽く接触するか、あるいは極めて接近した状態となるように、側板17,17によって支持されていた。
【0031】
この特開平10−239934号公報記載の画像形成装置によれば、次のような作用効果が得られる。
【0032】
(a)その像担持体ユニット1は、薄肉円筒状の像担持体4の両端部が、軸2に対して回転可能に取り付けられた一対の円板状部材3,3によって支持固定されているので、円板状部材3,3が回転駆動されると、像担持体4が確実に回転駆動されることとなる。
【0033】
また、像担持体4の両端部が、一対の円板状部材3,3によって支持固定された構成となっているので、耐久性にも優れている。
【0034】
(b)像担持体4は可撓性を有する薄肉円筒状であり、その両端部が円板状部材3,3によって支持された構成となっているので、像担持体4は、円板状部材3,3によって支持されていない中央部分4aが内方に変形可能である。
【0035】
したがって、この像担持体4の中央部分4aのうち、バックアップローラによって内方から支持されていない部分は、いわば疑似軟質材として利用することが可能であるため、これに当接させる現像ローラ7が硬質ローラ等であっても、確実で安定した接触状態を得ることができ、確実に像担持体4に像を形成し、あるいは像を担持させることができる。
【0036】
一方、像担持体4に対しては、その外周面に残存した現像剤を除去するクリーニングブレード11が当接されるが、その当接位置においては、像担持体4がバックアップローラ5によって内方から支持されているので、クリーニングブレード11を確実に当接させることができる。
【0037】
(c)像担持体ユニット1は、軸2に対して回転可能に取り付けられた一対の円板状部材3,3によって像担持体4の両端部が支持固定されているとともに、像担持体4の内方においてバックアップローラが側板17,17で軸2に取り付けられていることによってユニット化されているので、この像担持体ユニット1自体の取扱いが容易になる。
【0038】
すなわち、この特開平10−239934号公報記載の画像形成装置によれば、像担持体と現像ローラおよびクリーニングブレードとの確実で安定した接触状態を得ることが可能で、像担持体の耐久性および取扱い性に優れ、像担持体を確実に駆動することができるという作用効果が得られる。
【0039】
【発明が解決しようとする課題】
上記像担持体ユニット1の構成部品を高精度に製造するには自ずと限界があり、必ず誤差が生ずるから、像担持体4の内周面と、これに対向するバックアップローラの外面との間隔にも像担持体ユニット毎にバラツキが生じる。
【0040】
このため、上述した特開平10−239934号公報記載の画像形成装置には次のような問題があった。
【0041】
すなわち、上記従来の装置におけるバックアップローラ5は、その外周面が像担持体4の内周面と軽く接触するか、あるいは極めて接近した状態となるように配置されるべきであるが、上記バラツキに起因して、図8に示すように、クリーニングブレード11が当接されるべき位置において、像担持体4の内面4aと、バックアップローラ5の外面5aとの間隔gが大きくなり過ぎてしまうことがある。なお、図8はクリーニングブレード11が当接され、その当接位置において像担持体4が内方からバックアップローラ5で支持されている状態を描いているので、像担持体4の内面4aとバックアップローラ5の外面5aとが当接しているが、間隔gはクリーニングブレード11が当接される前の状態での像担持体4の内面4aとバックアップローラ5の外面5aとの間隔を示している。
【0042】
そして、この間隔gが大きくなり過ぎたものにあっては、クリーニングブレード11の両端部11a(一方のみ図示)の位置において、クリーニングブレード11の端部11aが中央部分11bに比べ像担持体4の形状に沿って大きく湾曲状に変形する結果として端部11aと像担持体4との当接力が大きくなり過ぎ、結果として、クリーニングブレード11がその端部11aからめくれてしまうことがあった。
【0043】
本発明の目的は、上記問題を解決し、クリーニングブレードのめくれを防止することにある。
【0044】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の画像形成装置は、それ自身では回転しない軸と、 この軸に対して回転可能に取り付けられた一対の円板状部材と、 これら一対の円板状部材によって両端部が支持固定され円板状部材とともに回転駆動される可撓性を有する薄肉円筒状の像担持体と、 この像担持体の内方において前記軸に取り付けられ、像担持体に対してその外方からクリーニングブレードが当接されるその当接位置において像担持体を内方から支持するバックアップ部材とを備えた像担持体ユニットと、
この像担持体ユニットの像担持体に対してその外方から当接して像担持体の外周面に残存した現像剤を除去するクリーニングブレードとを備えた画像形成装置であって、
前記クリーニングブレードの両端部位置において、前記像担持体と前記バックアップ部材とが当接しているとともに,前記バックアップ部材は、前記像担持体の内径よりも僅かに小さな外径を有し、前記軸に対して偏心軸受を介して回転可能に支持されたバックアップドラムで構成されていることを特徴とする。
【0045】
請求項2記載の画像形成装置は、請求項1記載の画像形成装置において、前記バックアップ部材は、前記像担持体の内径よりも僅かに小さな外径を有し、前記軸に対して偏心軸受を介して回転可能に支持されたバックアップドラムで構成されていることを特徴とする。
【0046】
【作用効果】
請求項1記載の画像形成装置によれば、次のような作用効果が得られる。
【0047】
それ自身では回転しない軸と、 この軸に対して回転可能に取り付けられた一対の円板状部材と、 これら一対の円板状部材によって両端部が支持固定され円板状部材とともに回転駆動される可撓性を有する薄肉円筒状の像担持体と、 この像担持体の内方において前記軸に取り付けられ、像担持体に対してその外方からクリーニングブレードが当接されるその当接位置において像担持体を内方から支持するバックアップ部材とを備えた像担持体ユニットと、 この像担持体ユニットの像担持体に対してその外方から当接して像担持体の外周面に残存した現像剤を除去するクリーニングブレードとを備えているので、前述した(a)〜(c)と同様な作用効果、すなわち、像担持体と現像ローラおよびクリーニングブレードとの確実で安定した接触状態を得ることが可能で、像担持体の耐久性および取扱い性に優れ、像担持体を確実に駆動することができるという作用効果が得られる。
【0048】
そしてさらに、この請求項1記載の画像形成装置によれば、クリーニングブレードの両端部位置において、像担持体とバックアップ部材とが当接しているので、クリーニングブレードの端部が中央部分に比べ像担持体の形状に沿って大きく湾曲状に変形するということがなくなり、クリーニングブレードの両端部位置におけるクリーニングブレードと像担持体との当接力が大きくなり過ぎるということもなくなるので、結果として、クリーニングブレードのめくれが防止されるという作用効果が得られる。
【0049】
請求項記載の画像形成装置によれば、前記バックアップ部材が、前記像担持体の内径よりも僅かに小さな外径を有し、前記軸に対して偏心軸受を介して回転可能に支持されたバックアップドラムで構成されているので、さらに次のような作用効果が得られる。
【0050】
すなわち、バックアップドラムを、軸に対して偏心軸受を介して回転可能に支持する構成であるから、構造が単純であり、簡単に組み立てることができる。したがって、また、高精度に作成することができる。
【0051】
さらに、バックアップドラムは、像担持体の内径よりも僅かに小さな外径を有し、前記軸に対して偏心軸受を介して回転可能に支持されているので、像担持体に対してその外方からクリーニングブレードが当接されるその当接位置において像担持体を内方から広い範囲に亙って支持することができる。したがって、クリーニングブレードによる現像剤の除去がより確実に行なわれることとなる。
【0052】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0053】
図1は本発明に係る画像形成装置の一実施の形態における像担持体ユニットを示す横断面図(図3における部分省略I−I断面図)、図2は上記像担持体ユニットを組み込んだ画像形成装置の概略的な部分側面図、図3は図2の部分拡大図である。
【0054】
図1および図3に示すように、像担持体ユニット100は、それ自身では回転しない軸110と、この軸110に対して回転可能に取り付けられた一対の円板状部材120,120と、これら一対の円板状部材120,120によって両端部が支持固定され円板状部材120,120とともに回転する可撓性を有する薄肉円筒状の像担持体140と、この像担持体140の内方において軸110に取り付けられ、像担持体140に対してその外方からクリーニングブレード210が当接されるその当接位置において像担持体140を内方から支持するバックアップ部材としてのバックアップドラム150とを備えている。
【0055】
一対の円板状部材120,120は、いずれもベアリング114を介して軸110に回転可能に設けられており、これら円板状部材120,120の外周面121,121によって像担持体140の両端部141が支持されている。像担持体140の両端部141は適宜の手段、例えば接着等によって外周面121,121に固定されている。なお、少なくとも一方の円板状部材120には、その外側面に、図示しない駆動用のギアが固定される。
【0056】
像担持体140は、この実施の形態では感光体として構成されており、可撓性を有する薄肉円筒状の基材の表面(外周面)に感光層を形成することにより構成されている。基材としては、例えば、電鋳法にて作製したニッケルシームレス管、インパクト加工によるアルミニウム管等を用いることができる。感光層は、いわゆるOPC(有機感光体)をディッピング法で形成することができる。このような感光体140の可撓性すなわち柔軟さは、基材の厚みと径とを調整することにより決定することが可能であるから、使用される画像形成装置に応じて適宜設定することが可能である。例えば、基材厚み20〜200μm、基材直径10〜300mmの範囲で適宜設定する。なお、OPCは主として樹脂からなるので、可撓性の面では優れるが、基材との密着性を確保し、レーザー光の干渉対策を施すために、基材とOPCとの間に下引き層を形成することが望ましい。下引き層としては、酸化亜鉛、酸化チタン等のレーザー光を吸収可能な粒子をナイロン樹脂等の樹脂に分散させた層が好適である。
【0057】
バックアップドラム150は、一対の側板151,151と、これら側板151,151の外周面によって両端が固定された円筒部材152とで構成されている。円筒部材152の外径D1は像担持体140の内径D2よりも僅かに小さく形成されている。側板151には、軸受け穴153が設けられており、この軸受け穴153と軸110との間に偏心軸受154が介装されている。したがって、バックアップドラム150は、軸110に対して偏心軸受154を介して回転可能に支持されている。偏心軸受154は、図3に示すように、クリーニングブレード210、帯電ローラ220が当接されるその当接位置側(図3において右側)に、偏心量Eだけ偏心しており、これによって、バックアップドラム150の外周面(円筒部材152の外周面)の一部が前記当接位置において比較的広い範囲に亙って像担持体140を内方から支持するようになっている。
【0058】
バックアップドラム150は、軸110に対して偏心軸受154を介して回転可能に支持されているので、図3に示すように、少なくとも前記クリーニングブレード210,帯電ローラ220の当接位置において、円筒部材152の外周面152aが感光体140の内周面140aと当接することによって感光体140に従動して回転する。
【0059】
以上のような像担持体ユニット100は、図2に示すように、画像形成装置に組み込まれ、円板状部材120に設けられた図示しない駆動用のギアに画像形成装置本体の駆動ギア(図示せず)が噛み合うことによって、その像担持体(感光体)140が矢印方向に回転駆動される。
【0060】
図2において、Lは感光体140表面を選択的に露光するレーザー光、300(Y,M,C,K)は現像器、210は前述したクリーニングブレード、220は前述した帯電ローラである。
【0061】
帯電ローラ220は、感光体140の外周面に当接して外周面を一様に帯電させるようになっている。帯電ローラ220は、サブケース240に組み込まれており、圧縮バネ221(図3参照)により感光体140に圧接され、感光体140に従動して回転する。
【0062】
レーザー光Lは、図示しない露光手段から発せられ、感光体140の表面を選択的に露光して感光体140の表面に静電潜像を形成するようになっている。
【0063】
各現像器300(Y,M,C,K)は、それぞれ内部にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーを内蔵している。各現像器300は、それぞれ感光体140に対して接離可能に構成されており、画像形成時にいずれか1つの現像器のみが感光体140に当接し得るようになっている。310(Y,M,C,K)は感光体140と当接する現像ローラであり、表面を粗面化した金属ローラ、または、硬質の樹脂ローラで構成されている。
【0064】
感光体140には中間転写ベルト400が当接され、この当接位置が一次転写部T1を形成している。中間転写ベルト400は、駆動ローラ410、テンションローラ420、二次転写ローラ460に対するバックアップローラ430、クリーニングブレード470に対するバックアップローラ440、一次転写部T1を形成するための位置決めローラ450に巻き回されており、駆動ローラ410によって図示矢印方向に循環駆動されるようになっている。中間転写ベルト400が循環駆動される過程で、一次転写部T1において、感光体140上のトナー像が中間転写ベルト400上に転写され、中間転写ベルト400上に転写されたトナー像が、二次転写ローラ460と中間転写ベルト400との間に供給される用紙等の記録媒体(図示せず)に転写されるようになっている。
【0065】
クリーニングブレード210は、図3に示すように、その上部がブレードホルダ211に固定されている。ブレードホルダ211は、図3の紙面と直交する方向に伸びる板状体であり、その両端に設けられたアーム212(一方のみ図示)が軸213によってサブケース240の側部241に対して揺動可能に取り付けられている。サブケース240とブレードホルダ211との間には、ブレード付勢バネ(圧縮コイルバネ)242が設けられており、このブレード付勢バネ242の付勢力およびブレード210自体の弾性力によってクリーニングブレード210の先端部(縁部)が感光体140の表面に圧接されるようになっている。
【0066】
サブケース240には、ブレード210により掻き落とされたトナーを受ける受け部243が形成されている。
【0067】
また、クリーニングブレード210先端の下方には、すくいシート244が設けられている。すくいシート244は、その基部がサブケース240に固定されており、その先端縁部がシート244自体の弾性力によって感光体140の表面に圧接され、感光体140の表面と摺接しつつ、クリーニングブレード210で掻き落とされたトナーの下方への漏れを防止する。
【0068】
サブケース240内には、トナー搬送スクリュー245が設けられており、このトナー搬送スクリュー245によって、トナーが図示しない廃トナータンクに向けて搬送される。
【0069】
これらクリーニングブレード210等が組み込まれたサブケース240は、像担持体ユニット100と組み合わせて単一のユニットとすることができる。
【0070】
以上のような画像形成装置は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のトナーを用いてフルカラー画像を形成することのできる装置であり、その作動は次の通りである。
【0071】
(i)図示しないホストコンピュータ(パーソナルコンピュータ等)からの印字指令信号(画像形成信号)が入力されると、感光体140および中間転写ベルト400が回転駆動される。
【0072】
(ii)感光体140の外周面が帯電ローラ220によって一様に帯電される。
【0073】
(iii)一様に帯電した感光体140の外周面に、図示しない露光手段によって第1色目(例えばイエロー)の画像情報に応じた選択的な露光Lがなされ、イエロー用の静電潜像が形成される。
【0074】
(iv)感光体140には、第1色目(例えばイエロー)用の現像器300Yの現像ローラ310Yのみが接触し、これによって上記静電潜像が現像され、第1色目(例えばイエロー)のトナー像が感光体140上に形成される。
【0075】
(v)感光体140上に形成されたトナー像が、一次転写部T1すなわち、感光体140と一次転写ローラ230との間において中間転写ベルト400上に転写される。このとき、二次転写ローラ460は中間転写ベルト400から離間している。
【0076】
(vi)感光体140上に残留しているトナーがクリーニングブレード210によって除去された後、除電手段(図示せず)によって感光体140が除電される。
【0077】
(vii)上記(ii)〜(vi)の動作が必要に応じて繰り返される。すなわち、上記印字指令信号の内容に応じて、第2色目、第3色目、第4色目、と繰り返され、上記印字指令信号の内容に応じたトナー像が中間転写ベルト400上において重ね合わされて中間転写ベルト400上に形成される。
【0078】
(viii)所定のタイミングで二次転写部T2(中間転写ベルト400と二次転写ローラ460との接触部)に用紙等の記録媒体が供給され、中間転写ベルト400上のトナー像(基本的にはフルカラー画像)が記録媒体上に転写される。
【0079】
ところで、例えば以上のような画像形成装置においては、像担持体ユニット100の構成部品である軸110,円板状部材120,像担持体140,およびバックアップドラム150を高精度に製造するには自ずと限界があり、必ず誤差が生ずる。特に、像担持体140の基材として電鋳法にて作製したニッケルシームレス管を用いる場合には、基材を正常に作成すべく電鋳用母型をリフレッシュする必要があり、リフレッシュの繰り返しにより母型の外径が小さくなることで基材の内径(D2)が徐々に小さくなるため、各像担持体140によってその内径にバラツキが生じ易い。
【0080】
したがって、像担持体140の内周面と、これに対向するバックアップ部材の外面との間隔にも各像担持体ユニットによってバラツキが生じることとなる。
【0081】
このような状況において、仮に、何等の方策も講ぜられないとすると、先に図8を参照して説明したような問題、すなわち、クリーニングブレードがその端部からめくれてしまうことがあるという問題が生ずる。
【0082】
そこで、この実施の形態では、像担持体ユニット100の構成部品に多少の製造誤差があっても、図4に示すように、クリーニングブレード210の両端部210a(図4では一方のみ図示)の位置Aにおいて、像担持体140とバックアップドラム150とを当接させる構成としてある。
【0083】
具体的には、円板状部材120による像担持体140の支持端からクリーニングブレード210の端部210aまでの距離Lを比較的大きく設定する、あるいは、前記距離Lが比較的短くても像担持体140の可撓性を向上させることによって、クリーニングブレード210の端部210aの位置Aにおいて像担持体140とバックアップドラム150とを当接させることができる。
【0084】
以上のような画像形成装置によれば、前述した特開平10−239934号公報記載の画像形成装置に比べて、さらに次のような作用効果が得られる。
【0085】
(1)図4に示したように、クリーニングブレード210の両端部位置Aにおいて、像担持体140とバックアップドラム150とが当接しているので、クリーニングブレード210の両端部位置Aにおけるクリーニングブレード210と像担持体140との当接力が大きくなり過ぎる(クリーニングブレード210の端部210aが像担持体140の形状に沿って中央部分に比べ大きく湾曲状に変形することによって当接力が増大する(図8参照))ということがなくなり、結果として、クリーニングブレード210のめくれが防止されることとなる。
【0086】
すなわち、この実施の形態の画像形成装置によれば、像担持体140と現像ローラ310およびクリーニングブレード210等との確実で安定した接触状態を得ることが可能で、像担持体140の耐久性および取扱い性に優れ、像担持体140を確実に駆動することができるという作用効果が得られるばかりでなく、さらに、クリーニングブレード210のめくれが防止されるという作用効果が得られる。
【0087】
(2)バックアップドラム150を、軸110に対して偏心軸受154を介して回転可能に支持する構成であるから、像担持体ユニット100の構造が単純であり、簡単に組み立てることができる。したがって、また、高精度に作成することができる。
【0088】
(3)バックアップドラム150は、像担持体140の内径D2よりも僅かに小さな外径D1を有し、軸110に対して偏心軸受154を介して回転可能に支持されているので、像担持体140に対してその外方からクリーニングブレード210が当接されるその当接位置において像担持体140を内方から広い範囲に亙って支持することができる(図2,図3参照)。したがって、クリーニングブレード210によるトナーの除去がより確実に行なわれることとなる。
【0089】
また、バックアップドラム150は広い範囲に亙って像担持体140と接触し、像担持体140に対して確実に従動回転するから、一方の円板状部材120に設けられた駆動用ギヤによって像担持体140を一端側から駆動する構成とした場合には、バックアップドラム150は、像担持体140の一端側から作用する駆動力を像担持体140に対する支持部において像担持体140へ伝達する伝達部材としての役割を確実に果たすこととなり、像担持体140が良好に駆動されることとなる。
【0090】
【実施例】
軸110は金属製の軸で構成する。
【0091】
バックアップドラム150の側板151、円筒部材152は、アルミニウムで構成する。
【0092】
バックアップドラム150の半径方向の位置精度は、±100μm程度とすることが望ましい。また、円周方向(像担持体140の回転方向)の位置精度は、±1゜以内程度とする事が望ましい。
【0093】
像担持体140に対する、帯電ローラ220、現像ローラ310の当接量(像担持体140の凹み量)は0.5mm以下とすることが望ましい。
【0094】
以上、本発明の実施の形態および実施例について説明したが、本発明は上記の実施の形態あるいは実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【0095】
例えば、上記実施の形態では像担持体ユニットを感光体ユニットとして説明したが、本発明の像担持体ユニットは、これに限らず、中間転写媒体ユニットとしても構成することができる。この場合、像担持体は薄肉円筒状の中間転写媒体となる。
【0096】
【発明の効果】
請求項記載の画像形成装置によれば、像担持体と現像ローラおよびクリーニングブレードとの確実で安定した接触状態を得ることが可能で、像担持体の耐久性および取扱い性に優れ、像担持体を確実に駆動することができるという作用効果が得られるばかりでなく、さらに、クリーニングブレードのめくれが防止されるという作用効果が得られる。
【0097】
さらに、
請求項記載の画像形成装置によれば、構造が単純で簡単に組み立てることができ、高精度に作成することができるとともに、クリーニングブレードによる現像剤の除去がより確実に行なわれることとなる。
【0098】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施の形態における像担持体ユニットを示す横断面図(図3における部分省略I−I断面図)。
【図2】上記像担持体ユニットを組み込んだ画像形成装置の概略的な部分側面図。
【図3】図2の部分拡大図。
【図4】クリーニングブレードの端部位置において像担持体とバックアップ部材とが当接している状態を示す概略図で、図1の部分拡大図に相当する図。
【図5】(a)(b)は従来技術の説明図。
【図6】従来技術の説明図。
【図7】従来技術の説明図。
【図8】課題を説明するための概念図。
【符号の説明】
100 像担持体ユニット
110 軸
120 円板状部材
140 感光体(像担持体)
150 バックアップドラム(バックアップ部材)
154 偏心軸受
210 クリーニングブレード
310 現像ローラ

Claims (1)

  1. それ自身では回転しない軸と、 この軸に対して回転可能に取り付けられた一対の円板状部材と、 これら一対の円板状部材によって両端部が支持固定され円板状部材とともに回転駆動される可撓性を有する薄肉円筒状の像担持体と、 この像担持体の内方において前記軸に取り付けられ、像担持体に対してその外方からクリーニングブレードが当接されるその当接位置において像担持体を内方から支持するバックアップ部材とを備えた像担持体ユニットと、
    この像担持体ユニットの像担持体に対してその外方から当接して像担持体の外周面に残存した現像剤を除去するクリーニングブレードとを備えた画像形成装置であって、
    前記クリーニングブレードの両端部位置において、前記像担持体と前記バックアップ部材とが当接しているとともに,前記バックアップ部材は、前記像担持体の内径よりも僅かに小さな外径を有し、前記軸に対して偏心軸受を介して回転可能に支持されたバックアップドラムで構成されていることを特徴とする画像形成装置。
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