JP3821119B2 - 像担持体ユニットおよびこの像担持体ユニットを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真技術を用いて画像を形成するプリンター、ファクシミリ、複写機等の画像形成装置に用いられる像担持体ユニットおよびこの像担持体ユニットを備えた画像形成装置に関するものである。
一般に、電子写真技術を用いた画像形成装置は、外周面に感光層を有する感光体と、この感光体の外周面を一様に帯電させる帯電手段と、この帯電手段により一様に帯電させられた外周面を選択的に露光して静電潜像を形成する露光手段と、この露光手段により形成された静電潜像に現像剤であるトナーを付与して可視像(トナー像)とする現像手段と、この現像手段により現像されたトナー像を用紙等の転写媒体に転写させる転写手段とを有している。
感光体としては、外周面に感光層が形成された硬質の感光体ドラムと、表面に感光層が形成された可撓性を有する感光体ベルトとが一般に知られている。
また、帯電手段、現像手段、および転写手段としては、それぞれ、前記感光体の表面に接触させるローラ状のものが知られており、そのローラとしては、硬質のものと軟質ゴムからなるものとが知られている。
感光体として硬質の感光体ドラムを用い、またこれに接触させるローラとしても硬質のものを用いる場合には、感光体ドラムおよび硬質ローラを高精度に製造するには自ずと限界があり、必ず誤差が生ずるから、両者を均一に接触させることは困難である。両者が均一に接触しないと、局部的に隙間が生じて帯電むら、現像むら、転写むらが生じたり、必要以上に強く圧接されて感光ドラムや硬質ローラに傷がついたりするという問題が生ずる。
したがって、感光体とこれに接触させるローラとを両者とも硬質のもので構成するということは通常行なわれておらず、感光体として硬質の感光体ドラムを用いる場合には、ローラを軟質ゴムで構成する、ローラとして硬質のものを用いる場合には、感光体として可撓性を有する感光体ベルトを用いる、ということが行なわれている。
しかしながら、感光体に接触させるローラを軟質ゴムで構成した場合には、次のような問題があった。
感光体に接触させる帯電ローラ等をゴムローラで構成する場合には、これに導電性を付与するために、カーボン等の導電性粒子を分散させるということが行なわれるが、カーボン分散度のムラやバラツキでゴム硬度が変化し、ローラ表面における硬度がばらつくために、感光体に対する良好な密着状態が得られなくなるという問題があった。
逆に、感光体に対する良好な密着状態を得るべく、カーボンの分散量を小さくすると、導電性にバラツキが生じ、帯電むらの原因になるという問題があった。
また、柔軟性を高めるために、配合剤として可塑剤を加えたものを用いると、長期間の使用や使用環境によって、可塑剤が表面に滲み出してくる場合があり、この可塑剤が感光体に付着して感光体中の光導電材料が変性したり、ローラに感光体が張り付いて感光体表面が剥がれてしまうという問題があった。
このような問題は、ローラとして硬質のものを用い、感光体として可撓性を有する感光体ベルトを用いることにより解決することができる。
しかしながら、感光体として感光体ベルトを用いた場合には、これを支持するために少なくとも2本の支持ローラが必要なために、構造が複雑になるばかりでなく装置が大型化してしまうという問題があった。
したがって、このような問題を同時に解決することが望まれている。
このような要望に応えようとしたものとしては、従来、特開平4−188164号公報記載の感光体駆動装置が知られている。
図11は、その感光体駆動装置を示す図で、(a)は側面図、(b)は斜視図である。
この感光体駆動装置は、筒状の薄膜シートとして形成された感光体ベルト20と、この感光体ベルト20の内径周長よりも短い外径周長を有し、感光体ベルト20の内側にあって回転駆動する駆動ローラ21と、前記感光体ベルト20との摩擦係数が駆動ローラ21と感光体ベルト20の摩擦係数より小さく設定されており、駆動ローラ21の円周方向の所定範囲内で駆動ローラ21に感光体ベルト20を密着させながら、感光体ベルト20を摺動自在に押圧する押圧部材22とを備えている。なお、図11において、24は帯電器、25は露光装置、26は現像ローラ、27は転写帯電器、28はクリーニングローラである。
このような感光体駆動装置によれば、感光体ベルト20は、押圧部材22により駆動ローラ21の表面に部分的に密着された状態で駆動され、押圧部材22が無い部分では、駆動ローラ21との周長差によって、たわみ23が形成される。
このため、感光体ベルト20は、押圧部材22による密着部分においては、その硬度が駆動ローラ21の硬度によって疑似されることから、硬質材として使用することができ、押圧部材22が無い部分においては、たわみ23が形成されることから、弾性体として使用することができる。
したがって、この装置によれば、感光体ベルト20の押圧部分22との密着部分においては、弾性体からなるクリーニングローラ28を接触させることができ、たわみ23部分においては、硬質材からなる現像ローラ26を接触させることができる。
そして、この現像ローラ26の接触は、たわみ23が弾性体として作用することから、現像ローラ26が硬質材からなる場合でも、充分なニップ幅をもって、かつ非常に低圧接力で安定的に行なわれる。
すなわち、この装置によれば、硬質の現像ローラを用いても、感光体や現像ローラに傷がつくということがなく、また、装置の大型化も防止することができる。
なお、この装置と同様の装置は、特開平6−27859号公報、特開平6−258989号公報等にも開示されている。
上述した特開平4−188164号公報記載の感光体駆動装置では、感光体ベルト20の周縁部に部分的に設けられた押圧部材22によって感光体ベルト20が案内される構成となっていたため、感光体ベルト20が押圧部材22に進入する際、その入り口部分22aにおいて、感光体ベルト22の周縁部(端縁部)に曲げ応力が生じやすく、これによって感光体ベルト20の端縁部に、折れや割れ、あるいは感光層の剥がれが発生しやすい(耐久性に劣る)という問題がある。これにより、感光体ベルト20が端縁部から破壊する、もしくは破壊までは至らないが重大な画像欠陥を引き起こすおそれがあるという問題がある。
また、感光体ベルト20は、図11に示したような状態で装置に組み込まれるまでは、それ単体で取り扱われなければならない。しかしながら、感光体ベルト20は、上述したように筒状の薄膜シートとして形成されており、充分な剛性を有していないから、これを取り扱うのが困難であるという問題がある。
さらに、上記装置では、感光体ベルト20の両端部を押圧する押圧部材22が無い部分においてたわみ23が形成される構成となっていたため、このたわみ23が形成される部分においては、その両端部において、感光体ベルト20と駆動ローラ21との間に開口29が形成される。
このため、装置内で浮遊しているトナー、トナーの外添剤、紙粉等の異物が上記開口29,29から感光体ベルト20と駆動ローラ21との間に入りやすく、これら異物の侵入によって、感光体ベルト20と駆動ローラ21との摩擦力が低下し、感光体ベルト20が駆動されなくなるおそれがあるという問題がある。
本発明は、以上のような種々の問題を解決しようとするものであり、その目的は、当接部材との確実で安定した接触状態を得ることが可能で、耐久性および取扱い性に優れ、確実に駆動することのできる像担持体ユニットおよびこれを用いた画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するためこの発明の像担持体ユニットは、それ自身では回転しない軸と、
この軸に対して回転可能に取り付けられた一対の円板状部材と、
これら一対の円板状部材によって両端部が支持固定され円板状部材とともに回転する可撓性を有する薄肉円筒状の像担持体と、
この像担持体の内方において前記軸に取り付けられ、像担持体に対してその外方から当接部材が当接されるその当接位置において像担持体を内方から支持するバックアップ部材とを備え、
前記バックアップ部材は、このバックアップ部材がなかったとしたならば形成されるであろう像担持体の回転軌道よりも外側に向けて像担持体を支持していることを特徴とする。
望ましくは、前記像担持体は、その表面が露光されることにより静電潜像が形成され、かつ現像ローラが接離される感光体であり、その露光位置において前記バックアップ部材が前記像担持体を内方から支持していることを特徴とする。
また、この発明の画像形成装置は、前記請求項1または2記載の像担持体ユニットを備えていることを特徴とする。
この発明の像担持体ユニットによれば、次のような作用効果が得られる。
(a)薄肉円筒状の像担持体の両端部が、軸に対して回転可能に取り付けられた一対の円板状部材によって支持固定されているので、円板状部材が回転駆動するされると、像担持体が確実に回転駆動されることとなる。
また、像担持体の両端部が、一対の円板状部材によって支持固定された構成となっているので、耐久性にも優れている。
(b)像担持体は、可撓性を有する薄肉円筒状であり、その両端部が円板状部材によって支持された構成となっているので、像担持体は、円板状部材によって支持されていない中央部分が内方に変形可能である。
したがって、この像担持体の中央部分のうち、バックアップ部材が設けられていない部分は、いわば疑似軟質材として利用することが可能であるため、これに当接させる部材が硬質ローラ等であっても、確実で安定した接触状態を得ることができ、確実に像担持体に像を形成し、あるいは像を担持させることができる。
一方、像担持体に対しては、その外周面に、いわゆるプロセス部材(帯電部材、現像部材等)等の当接部材が当接されるが、その当接位置においては、像担持体がバックアップ部材によって内方から支持されているので、当接部材を確実に当接させることができる。
しかも、仮にこのバックアップ部材がない状態で当接部材を像担持体に当接させたとすると、薄肉円筒状である像担持体がクリープ変形するおそれがあるが、請求項1記載の像担持体ユニットによれば、このようなおそれもなくなる。
(c)軸に対して回転可能に取り付けられた一対の円板状部材によって像担持体の両端部が支持固定されているとともに、像担持体の内方においてバックアップ部材が軸に取り付けられていることによってユニット化されているので、取扱いが容易になる。
以上のように、この像担持体ユニットによれば、当接部材との確実で安定した接触状態を得ることが可能で、耐久性および取扱い性に優れ、確実に駆動することができるという作用効果が得られる。
また、前記当接部材が、前記像担持体の外周面に残存した現像剤を除去するクリーニング部材である場合、、クリーニング部材を確実に当接させて、像担持体の外周面に残存した現像剤(例えばトナー)を確実に除去することができる。
前記バックアップ部材を、回転可能なローラで構成すると、像担持体に対する負荷を小さくすることができ、したがって、像担持体の駆動トルクを低減することができる。
前記バックアップ部材を、前記像担持体の内周面と摺接する部材で構成すると、像担持体をその回転方向において、より広範囲に支持することができる。
さらに、前記像担持体が、その表面が露光されることにより静電潜像が形成され、かつ現像ローラが接離される感光体であり、その露光位置において像担持体を内方から支持するバックアップ部材を備えている構成とすることにより、露光位置における像担持体の挙動が安定し、したがって、精度のよい露光状態が得られる。
より詳しく説明すると、像担持体がその表面に露光されることにより静電潜像が形成される感光体であり、これに現像ローラが接離される構成とした場合において、仮に、前記露光位置において像担持体を内方から支持する部材がないとしたならば、像担持体は、可撓性を有する薄肉円筒状であるため、現像ローラの接離動作による影響を受けて微妙に変形し、像担持体すなわち感光体に対する露光位置が変動するおそれがある。感光体に対する露光位置が変動すると、本来形成しようとしている位置に画像が形成されなくなり、画像品質劣化の原因となる。特に複数色の画像を重ね合わせてカラー画像を形成しようとする場合には、各色間における画像にズレが生じ、綺麗なカラー画像が得られなくなってしまう。
これに対し、この像担持体ユニットは、その露光位置において像担持体を内方から支持するバックアップ部材を備えているので、露光位置における像担持体の挙動が安定し、したがって、露光位置の位置変動が低減され、結果として高品質の画像、特に、高品質のカラー画像を得ることが可能となる。
また、前記バックアップ部材を、像担持体の内周面と摺接する部材で構成し、当接部材の当接位置におけるバックアップ部材と露光位置におけるバックアップ部材とを1つのバックアップ部材で兼用すると、当接部材の当接位置から露光位置に亙る像担持体の安定した挙動が得られるとともに、構造の簡素化および低価格化が図られる。
前記バックアップ部材を、少なくとも前記露光位置において、このバックアップ部材がなかったとしたならば形成されるであろう像担持体の回転軌道よりも外側に向けて像担持体を支持する構成とすることにより、露光位置における像担持体の挙動がより一層安定し、より一層精度のよい露光状態が得られる。
前記一対の円板状部材を同時に回転駆動する構成とすると、薄肉円筒状の像担持体にねじり力が作用しないか作用したとしても極めて小さなものとなり、結果として、像担持体が薄肉円筒状であるにもかかわらずこれを無理なく良好に回転駆動することができる。
前記像担持体の内方に、前記一対の円板状部材を連動させる連動手段を設けることにより、前記一対の円板状部材を別々に独立して駆動する場合に比べて、簡単な構成で駆動することができる。
しかも、連動手段は、像担持体の内方に設けられているので、装置が大型化するということもない。
前記連動手段を、像担持体内方において前記軸と平行に配置された連動軸と、この連動軸の両端に固定され、前記一対の円板状部材に設けられたギアと噛み合う一対の歯車とを備えた構成とすることにより、一対の円板状部材を確実に連動させることができる。
前記連動手段に、バックラッシ防止手段を設けることにより、一対の円板状部材を精度よく連動させることができる。
また、この発明の画像形成装置によれば、上述した像担持体ユニットによる効果と同様の効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
<第1の実施の形態>
図1は本発明に係る像担持体ユニットの第1の実施の形態を示す正断面図、図2は部分省略透視左側面図、図3は分解正断面図、図4は図3におけるIV矢視透視図、図5は図1における部分省略V−V視図、図6は上記像担持体ユニットを画像形成装置に組み込んだ状態を示す部分側面図である。
図1および図2に示すように、この像担持体ユニット100は、それ自身では回転しない軸110と、この軸110に対して回転可能に取り付けられた一対の円板状部材120,130と、これら一対の円板状部材120,130によって両端部が支持固定され円板状部材120,130とともに回転する可撓性を有する薄肉円筒状の像担持体140と、この像担持体140の内方において軸110に取り付けられ、像担持体140に対してその外方から当接部材としてのクリーニング部材210(図6参照)、帯電ローラ220(図6参照)、転写ローラ230(図6参照)が当接されるその当接位置において像担持体140を内方から支持する第1、第2、第3のバックアップ部材としての第1バックアップローラ151、第2バックアップローラ152、第3バックアップローラ153とを備えている。また、像担持体140の内方に、前記一対の円板状部材120,130を連動させる連動手段160を備えている。
なお、この実施の形態においては、バックアップ部材として、第1、第2、第3のバックアップローラ151,152,153を設けたが、バックアップ部材は、必要な箇所に少なくとも1つ設ける構成としてもよい。この場合、クリーニング部材210が当接されるその当接位置に設けることが望ましい。
図3に示すように、軸110は、像担持体140の内方に配置される大径部111と、この大径部111の両端から突設され、円板状部材120,130を貫通する小径部112,113とを備えている。一方の小径部112には、リング状の凹溝112aが形成されており、像担持体ユニット100を画像形成装置に組み込む際には、この凹溝112aが画像形成装置のフレームFと係合することによって、フレームFに対する位置決めがなされるようになっている。
一対の円板状部材120,130は、いずれもベアリング114を介して軸110に回転可能に設けられている。これら一対の円板状部材120,130およびベアリング114は、止め輪115,116によって軸110の軸線方向におけるスライドが規制されている。左方のベアリング114と止め輪116との間には、ガタ防止用の圧縮コイルバネ117が設けられている。
一対の円板状部材120,130には、その内側面に短い円筒状の支持部121,131が形成されており、この支持部121,131によって像担持体140の両端部141が支持されている。像担持体140の両端部141は適宜の手段、例えば接着等によって支持部121,131に固定されている。この実施の形態では、接着剤で固定するとともに、テープTを巻いて固定している。
一方の円板状部材120には、その外側面に駆動用のギア122が固定されている。
像担持体140は、この実施の形態では感光体として構成されており、可撓性を有する基材の表面(外周面)に感光層を形成することにより構成されている。基材としては、例えば、電鋳法にて作製したニッケルシームレス管を用いることができる。感光層は、いわゆるOPC(有機感光体)をディッピング法で形成することができる。このような感光体140の可撓性すなわち柔軟さは、基材の厚みと径とを調整することにより決定することが可能であるから、使用される画像形成装置に応じて適宜設定することが可能である。例えば、基材厚み20〜200μm、基材直径10〜300mmの範囲で適宜設定する。なお、OPCは主として樹脂からなるので、可撓性の面では優れるが、基材との密着性を確保し、レーザー光の干渉対策を施すために、基材とOPCとの間に下引き層を形成することが望ましい。下引き層としては、酸化亜鉛、酸化チタン等のレーザー光を吸収可能な粒子をナイロン樹脂等の樹脂に分散させた層が好適である。
バックアップローラ151,152,153は、主として図1および図5に示すように、一対の側板171,171によって軸110に取り付けられている。
これらのバックアップローラ151,152,153は、図3および図4に示すようにサブユニット170として組み立てられる。すなわち、いずれのローラも、軸受部材172を介して上記一対の側板171,171に回転可能に取り付けられている。このサブユニット170は、図1、図3、および図5に示すように、一対の側板171,171が、軸110の大径部111の側部にネジ(図中111aがネジ穴である)で固定されることによって軸110に固定される。具体的に説明すると、軸110は、前述したように大径部111と小径部112,113とからなっているが、これら大径部11と小径部112,113は分解可能である。したがって、この像担持体ユニット100を組み立てるに先立ち、先ず大径部111を図4矢印Aで示すようにサブユニット170の側板171,171間に入れ、サブユニット170と大径部111とを固定する。次いで、側板171の穴173(図4参照)から小径部112,113を入れてこれを大径部111の側部に固定する。その後、円板状部材120,130、像担持体140等を組み付けいることによって像担持体ユニット100を組み立てることができる。側板171,171の外側部には、折曲げ加工によって起立片174,174(図3、図4参照)が形成されており、この起立片174と小径部112,113に形成された貫通孔112b,113bとにピン118を挿入することによって軸110とサブユニット170との円周方向における位置決めがなされる。組み立てられた状態で各ローラ151,152,153の外周面は、像担持体140の内周面と軽く接触するか、あるいは極めて接近した状態となる(図1、図2、図6参照)。
なお、軸110に対するバックアップローラ151,152,153の取り付けを次のようにすることによって、各部材をさらに精度よく組み立てることもできる。すなわち、軸110は大径部111と小径部112,113とを一体加工によって形成し(分解不能とし)、軸110の小径部112,113を側板171の穴173に挿入するようにして軸110の両側から側板171,171を取り付け、バックアップローラ151,152,153をこれら側板171,171で挟み込むようにして組み立てる。このようにすると、軸の大径部111と一体の小径部112,113の外周面と、側板171,171の穴173とによって半径方向の位置決めがなされるので、軸110に対するバックアップローラ151,152,153の位置精度が向上する。
図1、図2に示すように、連動手段160は、像担持体140の内方において軸110と平行に配置される連動軸161と、この連動軸161の両端に固定され、前記一対の円板状部材120,130に設けられたギア123,133と噛み合う一対の歯車162,163とを備えている。この連動手段160も図3に示すようにサブユニット170に組み込まれる。すなわち、連動軸161は、軸受部材164を介して側板171,171に回転可能に支持されており、その両端に歯車162,163が固定されている。したがって、結果としていえば、サブユニット170は、側板171,171、バックアップローラ151〜153、および連動手段160からなっている。
この実施の形態では、連動手段160には、バックラッシ防止手段180が設けられている。
バックラッシ防止手段180は、図1、図2に示すように、一方の円板状部材130に設けられたギア133を連動手段160の歯車163に対して噛み合い方向に常時付勢している付勢手段としての引っ張りバネ181,181によって構成されている。引っ張りバネ181は、円板状部材130に固定されたピン182と、円板状部材130に設けられた貫通孔183(図2参照)を貫通してギア133に固定されたピン184との間に設けられている。ギア133は円板状部材130に対し軸110回りに相対的に回動可能に取り付けられているとともに、貫通孔183は、軸110を中心とする短い(しかしながらバックラッシュを除去するのに必要な長さを有する)円弧状の長穴となっており、この長穴の範囲内においてピン184は軸110回りに回動可能である。したがって、像担持体ユニット100が画像形成装置に組み込まれ駆動用のギア122に画像形成装置本体の駆動ギア(図示せず)が噛み合った状態では、引っ張りバネ181の作用によって、ギア133は連動手段160の歯車163に対して噛み合い方向に常時付勢されることとなり、これによってバックラッシュが除去されることとなる。なお、他方のギア123は、側板120に対してネジ(図3において124がネジ穴である)で固定されている。
以上のような像担持体ユニット100は、図6に示すように、画像形成装置に組み込まれ、駆動用のギア122に画像形成装置本体の駆動ギア(図示せず)が噛み合うことによって、その像担持体140が矢印方向に回転駆動される。
図6において、220は前述した帯電ローラ、Lは感光体140表面を選択的に露光するレーザー光、300(Y,M,C,K)は現像器、230は前述した転写ローラ、210は前述したクリーニング部材である。
帯電ローラ220は、感光体140の外周面に当接して外周面を一様に帯電させるようになっている。
レーザー光Lは、図示しない露光手段から発せられ、感光体140の表面を選択的に露光して感光体像担持体140の表面に静電潜像を形成するようになっている。
各現像器300(Y,M,C,K)は、それぞれ内部にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーを内蔵している。各現像器300は、それぞれ感光体140に対して接離可能に構成されており、いずれか1つの現像器のみが感光体140に当接し得るようになっている。310(Y,M,C,K)は感光体140と当接する現像ローラであり、表面を粗面化した金属ローラ、または、硬質の樹脂ローラで構成されている。
転写ローラ230と感光体140との間には中間転写ベルト400が循環駆動されるようになっており、この中間転写ベルト400に対しては、図示しない2次転写ローラが対向配置されている。中間転写ベルト400が循環駆動される過程で、転写ローラ230(1次転写ローラ)と感光体140との間において、感光体140上のトナー像が中間転写ベルト400上に転写され、中間転写ベルト400上に転写されたトナー像が、2次転写ローラとの間に供給される用紙等の記録媒体に転写されるようになっている。
クリーニング部材210は、クリーニングブレードで構成されている。このクリーニングブレード210、および帯電ローラ220は、サブケース240に組み込まれている。このサブケース240は、像担持体ユニット100と組み合わせて単一のユニットとすることができる。
この画像形成装置は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のトナーを用いてフルカラー画像を形成することのできる装置であり、その作動は次の通りである。
(i)図示しないホストコンピュータ(パーソナルコンピュータ等)からの印字指令信号(画像形成信号)が入力されると、感光体140および中間転写ベルト400が回転駆動される。
(ii)感光体140の外周面が帯電ローラ120によって一様に帯電される。
(iii)一様に帯電した感光体140の外周面に、図示しない露光手段によって第1色目(例えばイエロー)の画像情報に応じた選択的な露光Lがなされ、イエロー用の静電潜像が形成される。
(iv)感光体140には、第1色目(例えばイエロー)用の現像器300Yの現像ローラ310Yのみが接触し、これによって上記静電潜像が現像され、第1色目(例えばイエロー)のトナー像が感光体140上に形成される。
(v)感光体140上に形成されたトナー像が、1次転写部すなわち、感光体140と1次転写ローラ230との間において中間転写ベルト400上に転写される。このとき、2次転写ローラは中間転写ベルト400から離間している。
(vi)感光体140上に残留しているトナーがクリーニング部材210によって除去された後、除電手段(図示せず)によって感光体140が除電される。
(vii)上記(ii)〜(vi)の動作が必要に応じて繰り返される。すなわち、上記印字指令信号の内容に応じて、第2色目、第3色目、第4色目、と繰り返され、上記印字指令信号の内容に応じたトナー像が中間転写ベルト400上において重ね合わされて中間転写ベルト400上に形成される。
(viii)所定のタイミングで2次転写部(中間転写ベルト400と2次転写ローラとの接触部)に用紙等の記録媒体が供給され、中間転写ベルト400上のトナー像(基本的にはフルカラー画像)が記録媒体上に転写される。
以上のような像担持体ユニット100によれば、次のような作用効果が得られる。
(a)薄肉円筒状の像担持体140の両端部141が、軸110に対して回転可能に取り付けられた一対の円板状部材120,130によって支持固定されているので、円板状部材120,130が回転駆動するされると、像担持体140が確実に回転駆動されることとなる。
また、像担持体140の両端部141が、一対の円板状部材120,130によって支持固定された構成となっているので、耐久性にも優れている。
(b)像担持体140は、可撓性を有する薄肉円筒状であり、その両端部141が円板状部材120,130によって支持された構成となっているので、像担持体140は、円板状部材120,130によって支持されていない中央部分142(図1参照)が内方に変形可能である。
したがって、この像担持体140の中央部分142のうち、バックアップ部材151,152,153が設けられていない部分、あるいはバックアップ部材が設けられていてもこのバックアップ部材が当接部材(例えば帯電ローラ220、転写ローラ230)と間隔を隔てて設けられている部分は、いわば疑似軟質材として利用することが可能であるため、これに当接させる部材が上記現像ローラ310等の硬質ローラ等であっても、確実で安定した接触状態を得ることができ、確実に像担持体140に像を形成し、あるいは像を担持させることができる。
一方、像担持体140に対しては、その外周面に、当接部材としてのクリーニング部材210、帯電ローラ220、転写ローラ230が当接されるが、その当接位置においては、像担持体140がバックアップ部材151,152,153によって内方から支持されているので、これら当接部材を確実に当接させることができる。
すなわち、クリーニング部材210および転写ローラ220を像担持体140に確実に当接させて、像担持体140の外周面に残存したトナーを確実に除去し、また確実に帯電させることができる。また、転写位置においても、転写ローラ230部分における中間転写ベルト400に対して像担持体140を確実に当接させることができる。
しかも、仮にこれらのバックアップ部材151等がない状態でクリーニング部材210等を像担持体140に当接させたとすると、薄肉円筒状である像担持体140がクリープ変形するおそれがあるが、この実施の形態の像担持体ユニット100によれば、このようなおそれもなくなる。
(c)軸110に対して回転可能に取り付けられた一対の円板状部材120,130によって像担持体140の両端部141が支持固定されているとともに、像担持体140の内方においてバックアップ部材151等が軸110に取り付けられていることによってユニット化されているので、取扱いが容易になる。
以上のように、この実施の形態の像担持体ユニット100によれば、当接部材との確実で安定した接触状態を得ることが可能で、耐久性および取扱い性に優れ、確実に駆動することができるという作用効果が得られる。
さらに、
(d)バックアップ部材151,152,153は、回転可能なローラで構成されているので、像担持体140に対する負荷を小さくすることができ、したがって、像担持体140の駆動トルクを低減することができる。
(e)一対の円板状部材120,130が同時に回転駆動される構成となっているので、薄肉円筒状の像担持体140にねじり力が作用しないか作用したとしても極めて小さなものとなり、結果として、像担持体140が薄肉円筒状であるにもかかわらずこれを無理なく良好に回転駆動することができる。
(f)像担持体140の内方には、一対の円板状部材120,130を連動させる連動手段160が設けられているので、一対の円板状部材120,130を別々に独立して駆動する場合に比べて、簡単な構成で駆動することができる。
しかも、連動手段160は、像担持体140の内方に設けられているので、装置が大型化するということもない。
(g)連動手段160は、像担持体140内方において軸110と平行に配置された連動軸161と、この連動軸161の両端に固定され、一対の円板状部材120,130に設けられたギア123,133と噛み合う一対の歯車162,163とを備えているので、一対の円板状部材120,130を確実に連動させることができる。
(h)連動手段160には、バックラッシ防止手段180が設けられているので、一対の円板状部材120,130を精度よく連動させることができる。
<第2の実施の形態>
図7は本発明に係る像担持体ユニットの第2の実施の形態を画像形成装置に組み込んだ状態を示す部分側面図である。この図において、図6に示したものと同様の部分については同じ符号を付してその説明は省略する。
この第2の実施の形態が、上述した第1の実施の形態と異なる点は、バックアップ部材の構造にあり、その他の点に変わりはない。
この実施の形態におけるバックアップ部材154は、側面視扇型で中空の略半円筒状部材で構成されている。このバックアップ部材154は軸110に固定されており、その側面視円弧状の外周面154aが、転写位置(転写ローラ230が当接される位置)からクリーニング位置(クリーニング部材210が当接される位置)および帯電位置(帯電ローラ220が当接される位置)に亙って、像担持体140の内周面と摺接し像担持体140を内方から支持する。このバックアップ部材154は、例えば、引き抜き材、射出成形品で構成することができる。
このような構成によっても、上述した(a)(b)(c)(e)(f)(g)(h)の作用効果が得られる。
さらに、バックアップ部材154が、像担持体の内周面と摺接する部材で構成されているので、像担持体140をその回転方向において、より広範囲に支持することができるという効果も得られる。すなわち、バックアップ部材が1つで足りる。
<第3の実施の形態>
図8は本発明に係る像担持体ユニットの第3の実施の形態を画像形成装置に組み込んだ状態を示す部分側面図である。この図において、図7に示したものと同様の部分については同じ符号を付してその説明は省略する。
この第3の実施の形態が、上述した第2の実施の形態と異なる点は、バックアップ部材の形状にあり、その他の点に変わりはない。
この実施の形態におけるバックアップ部材155は、側面視略扇型で中空の略半円筒状部材で構成されている。このバックアップ部材155は軸110に固定されており、その側面視略円弧状の外周面155aには、転写位置(転写ローラ230が当接される位置)、クリーニング位置(クリーニング部材210が当接される位置)、および帯電位置(帯電ローラ220が当接される位置)において、像担持体140の内周面と摺接し像担持体140を内方から支持する、断面略半円弧状の凸状155bが形成されている。この凸状155bは、上記当接位置において像担持体140をバックアップし得るように、その軸線方向(紙面と直交する方向)に伸びている。
このような構成によると、上記第2の実施の形態と同様な作用効果が得られるのに加え、凸状155bが形成されていることによって、像担持体140に対するバックアップ部材155による摩擦抵抗が低減され、したがって像担持体140の駆動トルクが低減されるという作用効果が得られる。
<第4の実施の形態>
図9は本発明に係る像担持体ユニットの第4の実施の形態を画像形成装置に組み込んだ状態を示す部分側面図である。この図において、図8に示したものと同様の部分については同じ符号を付してその説明は省略する。
この実施の形態におけるバックアップ部材156は、側面視扇型で中空の略半円筒状部材で構成されている。このバックアップ部材156は軸110に固定されており、その側面視円弧状の外周面156aが、転写位置(転写ローラ230が当接される位置)からクリーニング位置(クリーニング部材210が当接される位置)、帯電位置(帯電ローラ220が当接される位置)、さらに露光位置L1に亙って、像担持体140の内周面と摺接し像担持体140を内方から支持する。
すなわち、この第4の実施の形態の特徴は、バックアップ部材156が、露光位置L1において像担持体140を内方から支持する点にある。
また、このバックアップ部材156は、少なくとも前記露光位置L1において、このバックアップ部材156がなかったとしたならば形成されるであろう像担持体140の回転軌道よりも多少外側に向けて像担持体140を支持している。すなわち、像担持体140を多少膨らませるように支持している。
このような構成によれば、前述した第2の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、露光位置L1における像担持体140の挙動が安定し、したがって、精度のよい露光状態が得られる。
より詳しく説明すると、図9に示したものは、像担持体140がその表面に露光されることにより静電潜像が形成される感光体であり、これに現像ローラ310が接離される構成のものであるから、仮に、露光位置L1において像担持体140を内方から支持する部材がないとしたならば、像担持体140は、可撓性を有する薄肉円筒状であるため、現像ローラ310の接離動作による影響を受けて微妙に変形し、像担持体140すなわち感光体に対する露光位置L1が変動するおそれがある。感光体140に対する露光位置が変動すると、本来形成しようとしている位置に画像が形成されなくなり、画像品質劣化の原因となる。特に、図示のもののように複数色(Y,C,M,K)の画像を重ね合わせてカラー画像を形成しようとする場合には、各色間における画像にズレが生じ、綺麗なカラー画像が得られなくなってしまう。
これに対し、この第4の実施の形態の像担持体ユニットは、その露光位置L1において像担持体140を内方から支持するバックアップ部材156を備えているので、露光位置L1における像担持体140の挙動が安定し、したがって、露光位置の位置変動が低減され、結果として高品質の画像、特に、高品質のカラー画像を得ることが可能となる。
しかも、このバックアップ部材156は、少なくとも露光位置L1において、このバックアップ部材156がなかったとしたならば形成されるであろう像担持体の回転軌道よりも多少外側に向けて像担持体を支持しているので、露光位置L1における像担持体140の挙動がより一層安定し、より一層精度のよい露光状態が得られる。特に、図示のものは、像担持体140に対する各色の現像ローラ310(Y,C,M,K)の当接位置が異なるので、バックアップ部材156がなかったとしたならば、どの現像ローラが当接するかで、像担持体140の変形状態も微妙に異なることとなるが、この実施の形態によれば、バックアップ部材156が、少なくとも露光位置L1において、このバックアップ部材156がなかったとしたならば形成されるであろう像担持体140の回転軌道よりも多少外側に向けて像担持体を支持しているので、露光位置L1における像担持体140の挙動が安定し、精度のよい露光状態が得られる。
<第5の実施の形態>
図10は本発明に係る像担持体ユニットの第5の実施の形態を示す部分省略断面図である。
この実施の形態の特徴は、像担持体140に当接されるローラ(例えば帯電ローラ220、転写ローラ230等)の軸221の両端部分にコロ222を設け、このコロ222を、円板状部材120’,130’の外周面125,135に当接させることによって、像担持体140と、これに当接されるローラとの位置決めを行なうようにした点にある。
したがって、この構造は、前述した第1〜第4のいずれの実施の形態にも採用し得る。
バックアップ部材の半径方向の位置精度は、±100μm程度とすることが望ましい。また、円周方向(像担持体140の回転方向)の位置精度は、±1゜以内程度とする事が望ましい。
像担持体140に対する、帯電ローラ220、現像ローラ310、転写ローラ230の当接量(像担持体140の凹み量)は0.5mm以下とすることが望ましい。
以上、本発明の実施の形態および実施例について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
例えば、上記実施の形態では像担持体ユニットを感光体ユニットとして説明したが、本発明の像担持体ユニットは、これに限らず、中間転写媒体ユニットとしても構成することができる。この場合、像担持体は薄肉円筒状の中間転写媒体となる。
本発明に係る像担持体ユニットの第1の実施の形態を示す正断面図。 同じく部分省略透視左側面図。 同じく分解正断面図。 図3におけるIV矢視透視図。 図1における部分省略V−V視図。 像担持体ユニットを画像形成装置に組み込んだ状態を示す部分側面図。 本発明に係る像担持体ユニットの第2の実施の形態を画像形成装置に組み込んだ状態を示す部分側面図。 本発明に係る像担持体ユニットの第3の実施の形態を画像形成装置に組み込んだ状態を示す部分側面図。 本発明に係る像担持体ユニットの第4の実施の形態を画像形成装置に組み込んだ状態を示す部分側面図。 本発明に係る像担持体ユニットの第5の実施の形態を示す部分省略断面図。 (a)(b)は従来技術の説明図。
符号の説明
L1 露光位置
100 像担持体ユニット
110 軸
120 円板状部材
130 円板状部材
140 像担持体
151〜153 バックアップローラ(バックアップ部材)
154〜156 バックアップ部材
160 連動手段
161 連動軸
162,163 歯車
180 バックラッシ防止手段
210 クリーニング部材
310 現像ローラ

Claims (3)

  1. それ自身では回転しない軸と、
    この軸に対して回転可能に取り付けられた一対の円板状部材と、
    これら一対の円板状部材によって両端部が支持固定され円板状部材とともに回転する可撓性を有する薄肉円筒状の像担持体と、
    この像担持体の内方において前記軸に取り付けられ、像担持体に対してその外方から当接部材が当接されるその当接位置において像担持体を内方から支持するバックアップ部材とを備え、
    前記バックアップ部材は、このバックアップ部材がなかったとしたならば形成されるであろう像担持体の回転軌道よりも外側に向けて像担持体を支持していることを特徴とする像担持体ユニット。
  2. 前記像担持体は、その表面が露光されることにより静電潜像が形成され、かつ現像ローラが接離される感光体であり、その露光位置において前記バックアップ部材が前記像担持体を内方から支持していることを特徴とする請求項1記載の像担持体ユニット。
  3. 前記請求項1または2記載の像担持体ユニットを備えていることを特徴とする画像形成装置。
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