JPH06101737B2 - 集線分配方式 - Google Patents

集線分配方式

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JPH06101737B2
JPH06101737B2 JP61085524A JP8552486A JPH06101737B2 JP H06101737 B2 JPH06101737 B2 JP H06101737B2 JP 61085524 A JP61085524 A JP 61085524A JP 8552486 A JP8552486 A JP 8552486A JP H06101737 B2 JPH06101737 B2 JP H06101737B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/0635Clock or time synchronisation in a network
    • H04J3/0682Clock or time synchronisation in a network by delay compensation, e.g. by compensation of propagation delay or variations thereof, by ranging
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、複数の端末機器を集線分配し端末を介して
中央装置と接続して成る集線分配方式に関する。
(従来の技術) 電話機等の複数の端末機器を構内電話交換機(PBX)に
接続してネットワークを構成する場合、各端末機器とPB
Xとの間を直接配線で接続することは多大な労力を要
し、また設備経費が多くかかるという問題がある。各端
末機器は複数の建屋、あるいは複数の階に分散して配置
されることが多いからである。
そこで従来、建屋毎あるいは階毎に複数の端末機器が接
続された集線分配端末を設置し、各集線分配端末と中央
装置であるPBXとを上り回線用および下り回線用の伝送
路を介して結合し、これらの伝送路を介して時分割で信
号伝送を行なう方式が考えられている。このようなシス
テムを構成すれば、基幹となる中央装置および集線分配
端末の敷設が容易となり、また端末機器を最も近い場所
にある集線分配端末に接続することができるので、ネッ
トワークを柔軟に構築することが可能となる。
しかしながら、このシステムでは各集線分配端末を中央
装置間において時分割で信号伝送するためのフレーム構
成がサブフレームを固定的に割当てたものとなってお
り、集線分配端末と中央装置との間で情報伝達の必要が
ない場合であっても該当するサブフレームは塞がってい
るため、伝送路を効率よく使用できないという問題があ
る。
また、このシステムでは共通の伝送路を介して複数の集
線分配端末と中央装置との間で信号伝送を行なう構成と
なっており、各集線分配端末は伝送路の異なる位置にそ
れぞれ接続される。このため、各集線分配端末と中央装
置との間の伝送路長が集線分配端末毎に異なり、この伝
送路長の相違に起因する伝送遅延時間の違いによって信
号伝送時間に差が生じる。この伝送遅延時間の差を考慮
せずに信号伝送を行なうと、伝送路上での信号の衝突を
招く。
この点を解決するため、本発明者らは先に、中央装置か
ら各集線分配端末に対して順次集線分配端末指定信号を
送出し、この信号を受け集線分配端末が所定のウインド
ウフレームの期間に中央装置へ応答信号を送出した後、
中央装置から返送された応答信号を受信することによ
り、各集線分配端末において応答信号送出〜応答信号受
信までの時間を伝送遅延時間としてそれぞれ求め、これ
ら伝送遅延時間に基づいて集線分配端末からの信号の送
出タイミングを調整する集線分配方式を提案した(特願
昭59-268824)。
しかしながら、この方式においては1フレーム内で伝送
遅延時間の計測のためのウインドゥフレームの占める時
間が無視できず、これが同様に伝送路の利用効率を低下
させる要因となっていた。
この問題を解決するため、本発明者等は、更に、ブロッ
キング技術を用い、ウィンドウ長さ可変とするシステム
を提案している。この技術によれば、話中端末が少ない
時には、大きなウィンドゥ長さを設定し、システムの稼
動距離を広げると同時に、話中端末が増加した時には、
ウィンドゥ長最小限に小さくし通話チャネルを増加させ
ることができる。
しかしながら、この集線分配方式においては集線分配端
で、遅延計測を行うため、端末から中央装置へ向かう伝
送路(アップリンクと呼ぶ。)上には、通常の音声情報
(Bチャネル)制御データ(Dチャネル)を担ったサブ
フレームの他、RSP信号があるだけであるのに対し、中
央装置から端末へ向かう伝送路(ダウンリンク)上には
サブフレームASG信号に加えて、中央装置にて折り返さ
れたRSPがあり、この分だけ、サブフレーム割り当てら
れるタイムスロットが少なくなり、1フレーム内の時間
を有効に使い切ることはできなかった。
しかも、この方式によれば、各集線分配端末から中央装
置に到着する信号間でビット同期が取れるようにするた
めには、各集線分配端末において、高い精度で遅延計測
する必要があった。そのために高い周波数のクロックで
動作する回路部分が大きくなり、高速動作のために高価
な素子が必要なばかりでなく、回路実現に高度の技術を
要し、もっと、システム全体が高価となると共に、消費
電力を増大してしまった。
(発明が解決しようとする問題点) このように、従来及び先願の集線分配方式では、各集線
分配端末にて遅延計測し、信号送出タイミングを決定す
るため、ダウンリンク上の1フレーム中には、サブフレ
ーム、ASG信号の他に、中央装置から折り返されてまたR
SP信号が必要となり、サブフレームに割り当てられるタ
イムスロットが少なくなる。また、各集線分配端末で
は、中央装置から送出されるASG信号等の他に、キャリ
アの位相が無関係なRSP信号を受信しなければならない
ため、復調器が複雑高価になるという問題があった。
この発明は、上記問題点を除去し伝送路の利用効率を高
め、かつ、集線分配端末における構成を簡易とす集線分
配方式を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明はこの目的を達成するため、第1の伝送路を介し
て複数の集線分配端末から中央装置へ時分割で信号伝送
を行うと共に、第2の伝送路を介して前記中央装置から
前記複数の集線分配端末へ時分割で信号伝送するに際
し、前記第1及び第2の伝送路上での信号伝送の遅延時
間を計測し、この結果に基き前記集線分配端末からの信
号送出のタイミングを制御する集線分配方式において、 前記中央装置は、遅延時間計測用の信号を送出する前記
集線分配端末を指定する手段、前記手段によって指定し
た集線分配端末から送られてくる信号の受信タイミング
と前記中央装置内部で持つ予め定められた基準タイミン
グとの差を計測する手段および前記計測手段で得られた
結果を、該集線分配端末に対して該集線分配端末におけ
る信号送出タイミングを補正するための送出タイミング
補正情報として伝達する手段を具備し、前記集線分配端
末は、前記中央装置から受信した下りフレーム同期信号
と前記中央装置に対して送出する上り信号のフレームの
先頭のタイミングとの差を前記送出タイミング補正情報
に基づいて制御する手段を具備したことを特徴とする。
(作用) この発明においては、タイミング計測は、中央装置で行
なっており、中央装置から集線分配端末へ、RSP信号を
送り返す必要がないので、伝送路の利用効率が向上す
る。
更に、各集線分配端末が受信する信号は、中央装置から
送出される信号のみであって、復調が容易に実現でき
る。
(実施例) 次に、この発明の実施例を図面に従って説明する。
この実施例のシステムは第3図に示されるように、単一
の中央装置(1)に対して複数MAU(Medium Attachment
Unit,特許請求の範囲での集線分配端末に対応する。)
が単一の伝送路(5)に接続されている。この伝送路
(5)は上り、下りで周波数多重されている。
これを前提として、まず、信号の流れから説明する。
伝送路(5),特に中央装置(1)からMAU(3)へ向
かう(ダウンリンクの)フレームは、第2図に示される
ように、フレームデリミタFDと、ASG信号、そしてMAU
(3)に割り当てられたタイムスロット群、そしてダミ
ーデータとから成る。1フレーム長は500Msecであり、
フレームの先頭、又は後端では、キャリアを切ってフレ
ームの始まりをわかりやすくしておく。
なお、タイムスロット群は、固定割り付でもよいし、デ
ータ変換、音声交換等に関与するMAU(3)に対しての
み設定されるもの、すなわち、ブロッキングによる可変
方式でもよい。
このようなフレーム構成の信号が、中央装置(1)から
MAU(3)に送出されるが、ASG信号には、少なくとも1
のMAU(3)を指定する情報(例えばアドレス)が担持
されており、MAU(3)では、自分へのASG信号を検出し
たら、そのフレームを取り込む。このMAU(3)では、
検出後一定時間経過後にRSPi信号を伝送路5(アップリ
ンクとなる。)に送出する。
このRSPi信号は、自分自身の識別コード、例えばアドレ
スを含んでおり、これが、中央装置(1)に送信され
る。
中央装置(1)では、予じめ定められたタイミングを基
準タイミングとして上記受信タイミングとの差を計測す
る。この計測値をASGi信号の一部に保持させ、再び、当
該MAU(3)に送る。MAU(3)では上記計測値を基にし
て、データの送出タイミングを修正する。これにより、
データの送受が円滑に行われる。この修正の後、中央装
(1)では、次のMAU(3)に対して、ASGi+1信号
を送り、上記計測を繰り返して、全MAU(3)に対して
データ送出タイミングを調整していく。システムに変動
がなければ、上記調整は一回だけでよいが、実際には、
回線の物理的特性の微変動、及び、システムに対しMAU
(3)の離脱、接続が発生し得るので、ASG信号の送
出、RSP信号の応答は繰り返される。
より詳しく説明する。中央装置(1)での上記計測は、
例えば、ASG信号に含まれる所定パターンを用いればよ
いし、又、システム内の適当なタイミングを用いてもよ
い。
RSPi信号の送出タイミングは任意設定されて構わない
が、本実施例では、中央装置(1)において、アップリ
ンクとダウンリンクとのフレーム位相を合わせるため
に、RSPi信号は次のフレームのASG信号と同一スロット
に到着するように、各MAU(3)から送出される。しか
しながら、このようにRSPi信号送出タイミングを制御す
るには、MAU(3)が既に送出タイミングを獲得してい
なければならない。
次に、第1図に示す補正時間としてネットワークの最大
伝搬遅延時間が初期設定される。このように設定するこ
とにより、MAU(3)からのRSPi信号は、次のフレーム
のASGi信号と同一又はそれ以前に、中央装置(1)に受
信される。
もちろん、このような初期調整のためのRSPi信号が送出
されるためには、フレームでの他のMAU(3)からのデ
ータ送出に影響を与えないことが必要である。
ここでのデータ送出に影響を与えないというのは、一定
時間T以降には、MAU(3)から中央装置(1)へ向か
うデータ;すなわちアップリンクのデータが存在せず、
他のMAU(3)からのデータ送出に影響を与えないとい
う意味である。
この観点からして、最初のASG信号を出すフレームにお
いてはフレームが全てデータ送出に利用されていないこ
とが必要になる、すなわち、前述の先願等で言及してい
るようなウィンドゥと等価な空き時間がこの時間はフレ
ーム中の任意の位置に設定しておけばよい。なお、上記
補正時間は、次のフレームの先頭から最大伝搬遅延時間
だけ繰り上がったタイミングであり、1フレームの時間
長が固定長として予じめ定められているので、上記補正
時間の調整は容易に達成される。
次に、中央装置(1)の具体的構成について説明する。
中央装置(1)は、交換機(11)を含んでいる。第1図
中では便宜的に、交換器(11)内のPCMデータバスと制
御データバスとを外部に引き出して示している。交換器
(11)により所定の交換処理が施されたPCMデータは、P
CMデータバスを介して、フレーム合成回路(13)に送ら
れる。同様に、呼出信号等の制御データが、制御データ
バスを介して、フレーム合成回路(13)に送られる。こ
のようなPCMデータ、制御データにより各MAU(3)に対
するサブフレームSdiが形成される。
サブフレームは、スロット割り当て管理制御回路(17)
により割り当てが実行される。すなわち、第1に、MAU
(3)がこのシステムに接続されたという情報、第2に
MAU(3)からの呼設定要求に基づいて、スロットに空
きが生じないように連続して割り当てていく。もっと
も、通信に関与するMAU(3)数が少ない時にはダミー
ビット以降に空きが生じるのは許容される。
このようにして形成されたフレームは変調器(19)に送
出される。この実施例では伝送路(5)上で4柤PSKを
採用しており、これに適した態様に変調される。この
後、ダイプレクサ(21)を介して、伝送路(5)に送出
される。
一方伝送路(5)を介して、各MAU(3)から送出され
てくるデータは、ダイプレクサ(21)を介して復調器
(23)にて供給される。ここで復調されたデータは、フ
レーム分解回路(25)に供給される。フレーム分解回路
(25)に供給された前記データはBチャネル(32kbp
s),Dチャネル(4kbps)とから構成され、前者が、PCM
データ、後者が制御データに対応している。なお、PCM
データは、ADPCM符号化が施されて伝送に供している。
フレーム合成回路(13)では、通信をしているMAU
(3)に対応して、上記サブフレームを構成し、第2図
に示されるように、フレームデリミタFD,ASG信号、サブ
フレームSdi,ダミービット等から成る。
ここで、ASG信号は、各MAU(3)に対応して設定される
が、このASG信号の発生及び管理は、タイミング計測回
路(15)にて行う。前述のように、タイミング調整は、
基本的に、システム動作中絶えず行われるが、各MAU
(3)毎に行う必要がある。又、補正時間が最大伝搬遅
延時間に設定されている場合には、連続するフレーム間
である程度の空き時間が必要なので、通信に関与するMA
U(3)数、すなわち、サブフレーム数を管理把握し
て、ASG信号を特定しなければならない。ここでの特定
は、明らかなことではあるが、MAU(3)の特定であ
り、どのMAU(3)にいつ出すかを及びタイミング計測
回路(15)に供給される。フレームデリミタFD検出後の
データは原則的にフレーム分解回路(25)に送られる。
同時にRSPi信号は、タイミング計測回路(15)に供給さ
れる。
RSPi信号は、タイミング計測回路(15)において、上記
識別コードが識別される。これと同時に、タイミング計
測回路(15)での受信タイミングと、上記基準タイミン
グとの差を計測する。基準タイミングは各フレームで固
定されていればとのタイミングでも構わないが、ここで
は、ASG信号内の同期パターンを用いる。この情報は、
例えば、フレーム合成回路(13)から送られてくる。
こうして計測された差の時間は、基準タイミングの設定
態様を考慮しながら、RSPi信号の送出タイミングの補正
時間として、決定される。
この情報は、ASG信号に担持され、該当するMAU(3)に
送られる。
フレーム分解回路(25)では、サブフレームのうち、有
意なデータ;すなわち、Bチャネル、Dチャネルのデー
タを、それぞれ、PCMデータバス、制御データバスに送
出する。当然ではあるが、該回路(25)ではバス上のデ
ータ形成に変更してからデータを順次送出していく。
又、Dチャネルの情報は、スロット割り当て管理制御回
路(17)に送られる。Dチャネルの情報は、呼制御の情
報であり、この情報を基礎にして該管理制御回路(17)
にて、スロット割り当てがシステムの変化等に対して適
応的に制御管理される。
次に、MAU(3)の構成についてやはり、第3図を用い
て説明する。
伝送路(5)とMAU(3)とは、ダイプレクサ(31)に
より接続される。中央装置(1)からMAU(3)への信
号は、伝送路(5);ダイプレクサ(31)を介して、復
調器(33)へ送られる。復調器(33)では、4相PSKが
解かれ、復調データが、FD検出器(35)及び、フレーム
分解回路(37)に供給される。FD検出器(35)では、第
1図に示すダウンリンクのフレーム中のフレームデリミ
タが検出され、この結果が、送出タイミング発生器(3
9)に通知される。この情報が基本的に、MAU(3)から
のデータ送出の基準となる。
一方、フレーム分解回路(37)では、復調されたデータ
から、当該MAU(3)に対して送出されたサブフレーム
(スロット)を取り出し、各端末に送り出す。第3図で
は音声端末を1台だけ例示しているが、何台あってもよ
く、データ端末が接続さていてもよい。又、ホールバス
等の簡易バスが接続されてもよい。但し、このような場
合には接続状況について、フレーム分解回路(37)が知
っていることが必要となり、実際には呼情報等により、
容易に知ることができる。
ここでは電話端末に対して、データを送受する例につい
て説明する。フレーム分解回路(37)で分解されたデー
タのうち、Bチャネルのデータは、コーデック(39)及
び音声用ハイブリッド(41)を介して電話端末に送られ
る。Dチャネルのデータ、すなわち、制御データは端末
制御回路(43),制御信号ハイブリッド(45)を介し
て、電話端末に送られる。電話端末から送出されるデー
タは、音声信号が、音声用ハイブリッド(41),コーデ
ック(39)を介してフレーム合成回路(47)に送られ
る。同じく制御回路信号は、制御信号用ハイブリッド
(45),端末制御回路(43)を介してフレーム合成回路
(47)に供給される。フレーム合成回路(47)では、各
端末からのデータを、Bチャネル、Dチャネルのフォー
マットにして、かつ、必要な形式にした後、変調器(4
9)に供給される。変調器(49)では、4相PSKが施され
て、ダイプレクサ(31)を介して、伝送路(5)とし
て、中央装置(1)に送られる。
フレーム分解回路(37)で分解抽出されたASGi信号は、
当該MAU(3)に対するASGi信号であるとこが識別され
てから、該ASG信号が、タイムスロット割り当て制御回
路(51)及び、送出タイミング発生器(39)に供給され
る。上述したように、該システムにおいては、各MAU
(3)がいつデータを送出するかは、中央装置(1)
管理している。すなわち、各MAU(3)が各フレーム内
でのどのタイムスロットを用いるかが、中央装置(1)
により決定され、この情報が、ASGi信号により担持され
る。そして、フレーム分解回路(37)等を介してタイム
スロット割当て制御回路(51)に上記ASGi信号が供給さ
れる。該回路(51)ではタイムスロットの割当てについ
ての情報をフレーム合成回路(47)に通知する。
多くの場合、タイムスロットの割り当てについての情報
はどのタイムスロットを利用するかだけであるが、この
実施例では必要に応じタイムスロット数を変化させても
よいし、又、各MAU(3)が送出するタイミングを2フ
レームに1回として多重化してもよいので、このような
情報をも中央装置(1)での設定に基づき、ASGi信号に
より送られてくる。
タイムスロットの割り当ては、同時に、各MAU(3)
の送出タイミングを示すこととなるので、ASGi信号のう
ちのタイムスロットの先頭が送出タイミング発生器(3
9)にて利用される。同時に前述のように中央装置
(1)での基準タイミングとの差を示す時間が制御情報
として、ASGi信号に保持されており、この情報が、タイ
ミング発生器(39)に通知される。
送出タイミング発生器(39)では、サブフレームの送出
タイミングと、RSPi信号との送出タイミングとを制御
し、これをフレーム合成回路(47)に通知する。サブフ
レームの送出タイミングは、上記ように、割り当てられ
たタイムスロット番号と、基準タイミングとの差を示す
時間とにより決定される。すなわち、基準タイミングと
の差を示す時間(以下,ずれ時間と呼ぶ。)を基にし
て、各MAU(3)から送出されたデータが、中央装置
(1)上で衝突がないように、各々調整される。この調
整の方法は基準タイミングの取り方にも依存するのは当
然であるが、MAU(3)から伝送路(5)を介して中央
装置(1)までの伝搬遅延時間を考慮して決められる。
RSPi信号の送出タイミングも基本的に同様であるが、更
に、以下の条件が付加される。すなわち、RSPi信号は、
各MAU(3)から中央装置(1)へのデータSuiの送出を
防害しないように制御される。
前述のように、RSPi信号は、データ、Sui,Sdiの送出と
無関係に設定し得るのであるから、MAU(3)から送出
されたRSPi信号が、中央装置(1)に受信された時点
で、MAU(3)からのデータSuiが中央装置(1)にて受
信されていないとの保証が必要となる。
この実施例では、RSPi信号が、中央装置(1)からASGi
信号を送出するタイミング近傍に、中央装置(1)に受
信されるようにしている。これは、上記障害を除去する
と共に、ずれ時間の測定のための基準時間をASGi信号内
の特定パターンを利用しているからである。又、前述の
ように電源投入直後のMAU(3)に対しては、補正時間
を最大伝搬遅延時間に設定している。ここでの補正時間
は、次のフレームの先頭を基準にしていかほど早く送出
するかといった情報である。これも、RSPi信号をASGi信
号送出時近傍に受信できるようにしているからである。
こうしてRSPi信号送出タイミングが決定されると、この
情報が、フレーム合成回路(47)に送られる。この時に
は、1フレーム内に、このRSPi信号とサブフレーム(B
チャネル+Dチャネル)とが、合成されて、変調器(4
9)に送出される。なお、この実施例では、伝送路
(5)を介してMAU(3)に対して給電されているもの
とする。これは公知の技術により達成されるので、特に
これ以上説明はしない。このような設定のもと、ASGi信
号により中央装置(1)から送られてくるずれ時間の情
報は、送出タイミング発生器(39)内のメモリに保持し
ておく。よって、一旦、通信が終了した以降でも上記時
間は保持されており、次の通話に際し、この情報が利用
され、即座に、タイミングが正しく調整される。
次にずれ時間の測定についていくつかの例を説明する。
例えば、ASGi信号を、フレームの先頭に付すのではな
く、フレームの一番最後に付すと、ASGi信号の終わり
と、これに対応するRSPi信号の受信タイミングとの差を
測定してもよい。ここで、フレームの一番前後とは有意
なデータの最後に引き続いてという意味である。このと
きの測定時間は、この時間分だけMAU(3)がデータを
早く送出しなければならないという時間となる。
RPSi信号の送出タイミングは、MAU(3)にてASGi信号
を受信した後、一定時間T後に送出するとしてもよい。
ここでの受信とは、ASG信号の先頭を検出した時点又
は、ASGi信号による指定を検出した時点のどちらかでよ
い。
又、RSPi信号は、バーストの特定の位置に特定の周期パ
ターンを含むよう構成されており、中央装置ではこの周
期パターンを検出したタイミングを基準タイミングとの
差を計測する。この計測に際しては伝送クロックよりも
高いクロックを用いて計測する。
以上の実施例において、基本的に中央装置(1)からキ
ャリアを連続して出すようにする方が好ましい。このよ
うにすると、MAUにおけるキャリア同期、クロック同期
が安定に維持できる。又、以上の説明からわかるよう
に、中央装置(1)から送当される信号のフレーム位相
と、中央装置(1)に到着する信号のフレーム位相が等
しくなくともよい。これにより、中央装置(1)により
交換処理が施された後、ダウンリンクにデータ送出に際
し、位相合わせのための遅延がなく、1フレーム時間が
長いとき、バースト長が長い場合に効果がある。
ダミー信号の中にその一部としてポストアングル的信号
を入れておけば、MAUでのキャリア同期、クロック同期
も安定する。
[発明の効果] 本発明によれば、タイミング計測は中央装置で行なって
おり、ダウンリング上にRSP信号を返す必要がないため
伝送路の利用効率を向上させるとともに、タイミング計
測にかかわる高速な回路を中央装置にのみ持たせること
により集線分配端末の負荷を低減させると共に信頼性を
向上させ、更に集線分配端末が受信する信号は中央装置
から送出される信号のみであるため、各集線分配端末で
は同期検波用IC等により、キャリア同期、クロック同期
共安定した復調を行なうことが可能となる等、性能、信
頼性の向上のみならず、大幅なコストダウンが可能にな
るという極めて大きな効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
第1図及至第3図は、この発明の一実施例を説明するた
めの図である。 15……タイミング計測回路 39……送出タイミング発生器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の伝送路を介して複数の集線分配端末
    から中央装置へ時分割で信号伝送を行うと共に、第2の
    伝送路を介して前記中央装置から前記複数の集線分配端
    末へ時分割で信号伝送するに際し、前記第1及び第2の
    伝送路上での信号伝送の遅延時間を計測し、この結果に
    基き前記集線分配端末からの信号送出のタイミングを制
    御する集線分配方式において、 前記中央装置は、遅延時間計測用の信号を送出する前記
    集線分配端末を指定する手段、前記手段によって指定し
    た集線分配端末から送られてくる信号の受信タイミング
    と前記中央装置内部で持つ予め定められた基準タイミン
    グとの差を計測する手段および前記計測手段で得られた
    結果を、該集線分配端末に対して該集線分配端末におけ
    る信号送出タイミングを補正するための送出タイミング
    補正情報として伝達する手段を具備し、前記集線分配端
    末は、前記中央装置から受信した下りフレーム同期信号
    と前記中央装置に対して送出する上り信号のフレームの
    先頭のタイミングとの差を前記送出タイミング補正情報
    に基づいて制御する手段を具備したことを特徴とする集
    線分配方式。
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