JP2745694B2 - 双方向バス伝送方式 - Google Patents

双方向バス伝送方式

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JP2745694B2
JP2745694B2 JP1166147A JP16614789A JP2745694B2 JP 2745694 B2 JP2745694 B2 JP 2745694B2 JP 1166147 A JP1166147 A JP 1166147A JP 16614789 A JP16614789 A JP 16614789A JP 2745694 B2 JP2745694 B2 JP 2745694B2
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JP
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bus transmission
signal
center device
bidirectional bus
transmission
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龍宏 小野
小山  徹
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエコーキャンセラ双方向バス伝送方式に利用
され、特に、二線式伝送路により、バス接続されたセン
タ装置と複数端末装置間での多重アクセスのための双方
向バス伝送方式に関する。
〔概要〕
本発明は、二線式伝送路によりバス接続されたセンタ
装置と複数の端末装置間で多重アクセスにより双方向通
信を行う双方向バス伝送方式において、 各装置はエコーキャンセラ手段を含み、エコーキャン
セラ方式で通信を行うようにすることにより、 システム構成の簡単化と、所要伝送路速度の低減化を
図ったものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の二線式双方向バス伝送方式は、第3図
および第4図(a)〜(g)に示すように、二線式のバ
ス伝送路4のセンタ装置5とは逆側にバス終端器9を設
けることにより、センタ装置5とこのバス終端器9間
で、センタ装置5からは、下り方向への全フレームを送
出し、バス終端器9では、その下りフレームを受信し
て、フレーム同期を確立し、上り方向へのフレームうち
フレーム同期信号チャネルFのみを送出することによる
時分割双方向伝送を行い、バス伝送路4に接続されてい
る各端末装置6〜8は、センタ装置5からの下りフレー
ム同期をとり、そのフレーム内の情報を入力し、上り方
向への信号送出はバス終端器9から送出されたフレーム
同期信号チャネルFに上りフレーム同期を確立し、その
同期位相に合わせて、バス伝送路4に信号を送出するこ
とにより、双方向バス伝送を行うようになっていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述した従来の双方向バス伝送方式では、時分割方式
で行っているために、バス伝送路4の先端にセンタ装置
5との間でフレーム同期信号チャネルFを時分割双方向
伝送を行うバス終端器9の設置が必要であり、システム
構成として装置増加となり、またバス終端器9への給電
も必要となり、さらに、時分割双方向伝送方式では、情
報速度に対してバス伝送路上の伝送速度が2倍以上とな
り、EMI(電波雑音干渉)等の妨害波の影響が大きくな
る欠点があった。
本発明の目的は、前記の欠点を除去することにより、
バス終端器を必要とせず、かつ所要伝送路速度を低減で
きる双方向バス伝送方式を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、ISDN網の網終端装置となるセンタ装置と、
このセンタ装置に二線式のバス伝送路を介してISDNユー
ザ網間プロトコルで接続される複数の端末装置とを備
え、前記センタ装置及び前記端末装置は双方向バス伝送
手段を含む双方向バス伝送方式において、前記センタ装
置が前記複数の端末装置に送出する下りフレームおよび
前記端末装置が前記センタ装置に送出する上りフレーム
は、それぞれの情報チャネル間および情報チャネルと信
号チャネル間ならびに信号チャネル間に前記バス伝送路
の一巡遅延時間に相当するガードビットが設けられ、前
記複数の端末装置は、前記下りフレームのフレーム同期
信号チャネルによってフレーム同期を確立して上りフレ
ーム信号を送出する手段を備え、前記双方向バス伝送手
段は、受信信号から自装置が送出している送信信号の情
報チャネルおよびフレーム同期信号チャネルをキャンセ
ルするキャンセル手段を含むことを特徴とする。
〔作用〕 各端末装置は、センタ装置からの下りフレーム中のフ
レーム同期信号チャネルにより受信のフレーム同期をと
る。そして、キャンセル手段により受信信号中から、自
装置で送信する送信信号中の情報信号チャネルおよびフ
レーム同期信号チャネルをキャンセルする。
従って、受信信号には他装置から自装置に当てた情報
信号チャネルのみとなり、他の端末装置からの送出信号
に影響されることなく受信することができる。これによ
り、従来の時分割伝送方式で必要としたバス終端器は必
要でなくなり、伝送路速度も情報速度に近くまで低減す
ることが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック構成図で、
ISDNユーザ網インタフェースの基本アクセスをサポート
するシステム構成を示す。また第2図(a)および
(b)はその上り、下りフレームの一例の構成を示す説
明図である。
第1図によると、本実施例は、網終端装置からなるセ
ンタ装置1と、このセンタ装置1に二線式のバス伝送路
4を介して接続された複数の端末装置2および3とを備
え、センタ装置1および端末装置2および3は、双方向
バス伝送手段としての、送信回路11、受信回路12、ハイ
ブリッド回路14および論理回路15を含む双方向バス伝送
方式において、 本発明の特徴とするところの、前記双方向バスに伝送
手段はさらに、受信信号から自装置が送出している送信
信号の情報チャネルおよびフレーム同期信号チャネルを
キャンセルするキャンセル手段としてのエコーキャンセ
ラ回路13および減算器16を含んでいる。
第2図(a)および(b)によると、センタ装置1か
ら送出される下りフレームおよび各端末装置から送出さ
れる上りフレームは、ともに、フレーム同期信号チャネ
ルF、情報チャネルB1、B2、信号チャネルD、Eならび
にガードビットGを含んでいる。そしてこのガードビッ
トGは、情報チャネル間、情報チャネルと信号チャネル
間ならびに信号チャネルとフレーム同期信号チャネル間
に設けられる。
次に、本実施例の動作について説明する。
センタ装置1は第2図(a)に示す下りフレームを送
出し、各端末装置2および3は、この下りフレームを受
信し、フレーム同期信号チャネルFに受信回路12のフレ
ーム同期を確立する。
各端末装置2および3は、この受信位相に対してもt1
のオフセットをもって、第2図(b)に示す上りフレー
ムを送出する。この端末装置2および3からの送出フレ
ームを下りフレームの同期位相を基準にして送出するこ
とにより、また、ガードビットGをバス伝送路4の一巡
遅延t2を考慮して設けることにより、バス伝送路4上で
はセンタ装置1に複数の端末装置2および3が接続され
ていても、各端末装置2および3は自装置が情報チャネ
ルB1またはB2のどちらかを使用しているかによって、エ
ラーキャンセラ回路13および減算器16とにより、受信信
号から自装置が送出しているフレーム同期信号チャネル
Fと情報チャネルB1またはB2とをキャンセルすることに
より、センタ装置1からの自装置宛の情報信号が他の端
末装置からの送出信号に影響されることなく受信でき
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、二線式伝送路
の送受信部にエコーキャンセラ回路を備えることによ
り、バス伝送路の終端部に特別にバス終端部を設けるこ
となく、また、情報速度に対して、伝送速度を時分割双
方向伝送方式のように2倍以上にすることなく、情報速
度に近い伝送速度を用いて、二線式双方向バ伝送路を実
現でき、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック構成図。 第2図はその上り、下りフレームのフレーム構成を示す
説明図。 第3図は従来例を示すブロック構成図。 第4図はその動作を示すタイミング図。 1、5……センタ装置、2、3、6、7、8……端末装
置、4……バス伝送路、9……バス終端器、10……加入
者線、11……送信回路、12……受信回路、13……エコー
キャンセラ回路、14……ハイブリッド回路、15……論理
回路、16……減算器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ISDN網の網終端装置となるセンタ装置と、 このセンタ装置に二線式のバス伝送路を介してISDNユー
    ザ網間プロトコルで接続される複数の端末装置とを備
    え、前記センタ装置および前記端末装置は双方向バス伝
    送手段を含む双方向バス伝送方式において、 前記センタ装置が前記複数の端末装置に送出する下りフ
    レームおよび前記端末装置が前記センタ装置に送出する
    上りフレームは、それぞれの情報チャネル間および情報
    チャネルと信号チャネル間ならびに信号チャネル間に前
    記バス伝送路の一巡遅延時間に相当するガードビットが
    設けられ、 前記複数の端末装置は、前記下りフレームのフレーム同
    期信号チャネルによってフレーム同期を確立して上りフ
    レーム信号を送出する手段を備え、 前記双方向バス伝送手段は、受信信号から自装置が送出
    している送信信号の情報チャネルおよびフレーム同期信
    号チャネルをキャンセルするキャンセル手段を含む ことを特徴とする双方向バス伝送方式。
JP1166147A 1989-06-27 1989-06-27 双方向バス伝送方式 Expired - Lifetime JP2745694B2 (ja)

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