JPS62230136A - 集線分配方式 - Google Patents

集線分配方式

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JPS62230136A
JPS62230136A JP61038799A JP3879986A JPS62230136A JP S62230136 A JPS62230136 A JP S62230136A JP 61038799 A JP61038799 A JP 61038799A JP 3879986 A JP3879986 A JP 3879986A JP S62230136 A JPS62230136 A JP S62230136A
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浩 小林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は複数の端末機器を集線分配端末を介して中央装
置と接続してなる集線分配方式に係り、特に各集線分配
端末と中央装置との間の伝送路の伝送バスとしてのサブ
フレームを呼設定要求に応じて設定する集線分配方式に
関する。
(従来の技術) 電話機等の複数の端末機器を構内電話交換機(PBX)
に接続してネットワークを構成する場合、各端末機器と
PBXとの間を直接配線で接続することは多大な労力を
要し、また設備経費が多くかかるという問題がある。各
端末機器は複数の建屋、あるいは複数の階に分散して配
置されることが多いからである。
そこで従来、建屋毎あるいは階毎に複数の端末機器が接
続された集線分配端末を設置し、各集線分配端末と中央
装置であるPBXとを上り回線用および下り回線用の伝
送路を介して結合し、これらの伝送路を介して時分割で
信号伝送を行なう方式が考えられている。このようなシ
ステムを構成すれば、基幹となる中央装置および集線分
配端末の敷設が容易となり、また端末機器を最も近い場
所にある集線分配端末に接続することができるので、ネ
ットワークを柔軟に構築することが可能となる。
しかしながら、このシステムでは各集線分配端末と中央
Vt@間において時分割で信号伝送するためのフレーム
構成がサブフレームを固定的に割当てたものとなってお
り、集線分配端末と中央装置との間で情報伝達の必要が
ない場合であっても該当するサブフレームは塞がってい
るため、伝送路を効率よく使用できないという問題があ
る。
また、このシステムでは共通の伝送路を介して複数の集
線分配端末と中央装置との間で信号伝送を行なう構成と
なっており、各集線分配端末は伝送路の異なる位置にそ
れぞれ接続される。このため、各集線分配端末と中央装
置との間の伝送路長が集線分配端末毎に異なり、この伝
送路長の相違に起因する伝送遅延時間の違いによって信
号伝送rfHに差が生じる。この伝送遅延時間の差を考
慮    ゛せずに信号伝送を行なうと、伝送路上での
信号の衝突を招く。
この点を解決するため、本発明者らは先に、中央H置か
ら各集線分配端末に対して順次集線分配端未指定信号を
送出し、この信号を受けた集線分配端末が所定のウィン
ドウフレームの期間に中央装置へ応答信号を送出した後
、中央装置から返送された応答信号を受信することによ
り、各集線分配端末において応答信号送出〜応答信号受
信までの時間を伝送遅延W#間としてそれぞれ求め、こ
れら伝送遅延F!#間に基づいて集線分配端末からの信
号の送出タイミングを調整する集線分配方式を提案した
(特願昭59−268824>。
しかしながら、この方式においては1フレーム内で伝送
遅延時間の計測のためのウィンドウフレームの占める時
間が無視できず、これが同様に伝送路の利用効率を低下
させる要因となっていた。
(発明が解決しようとする問題点) このように従来の集線分配方式では、各集線分配端末に
対応するサブフレームを固定的に時分割で組立ており、
また伝送遅延時間計測のためのウィンドウフレームも固
定であるため、伝送路の利用効率が低いという問題があ
った。
本発明はこのような従来技術の問題点に鑑みてなされた
もので、伝送路の利用効率を高めた集線分配方式を提供
することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明はこの目的を達成するため、第1の伝送路を介し
て複数の集線分配端末から中央装置へ時分割で信号伝送
を行なうとともに、第2の伝送路を介して該中央装置か
ら複数の集線分配端末へ時分割で信号伝送を行なう1!
線分配方式において、第1の伝送路を介して複数の集線
分配端末から中央装置へ時分割で伝送される信号および
第2の伝送路を介して該中央装置から複数の集線分配端
末へ伝送される信号を、それぞれ中央装置および集線分
配端末からの呼設定制御信号に応じて割当て −られる
サブフレームを時分割で組立てたフレーム構成としたこ
とを特徴とする。
(作用) 本発明においては、集線分配端末と中央装貯間の時分割
による信号伝送のためのフレーム構成が、呼設定制御信
号を受けたとき、つまり両者間で情報伝達を行なう必要
がある場合にのみサブフレームの割当てがなされるよう
になっており、使われないサブフレームが存在すること
はない。
(実施例) 以下、本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る集線分配方式を適用し
た信号伝送システムの概略構成図であり、構内交換機等
の中央装置1と、複数(n>の集線分配端末2a〜2n
と、集線分配端末2a〜2nから中央装@1への信号伝
送のための第1の伝送路3と、中央装置1から集線分配
端末2a〜2nへの信号伝送のための第2の伝送路4と
、各集線分配端末2に接続された電話機等の端末機器5
によって構成されている。なお、端末機器5は最寄りの
集線分配端末に接続されることは言うまでもない。
中央装置1は例えば第2図(a)に中央装@1からの伝
送信号のフレーム構成を示すように、集線分配端末2a
〜2nへの送信データQ Q il 11゜Q Q i
212.−” D Oin Inをダミーデータく斜線
で示す)を挟んで時分割で′M2の伝送路4に送出する
。ixは集線分配端末のアドレス、1xはデータ長をそ
れぞれ表わす。一方、集線分配端末2a〜2nも同様に
第2図(1))にその伝送信号のフレーム構成を示すよ
うに、送信データDIN+1゜D I i212.・・
・D I in Inをダミーデータを挟んで時分割で
第1の伝送路3に送出する。
第2図(a)におけるASG信号は中央装置1から各集
線分配端末2a〜2nへ送出される渠線分配端未指定信
号を示し、また同図(b)におけるR8P信号はこの集
線分配端末信号ASGに呼応して、各集線分配端末2a
〜2nがら中央装置1および伝送遅延時間計測のために
自己に向けて伝送される応答信号である。
集線分配端未指定信号ASGは第3図にその内容を示す
ように、集線分配端末2a〜2nと中央装置1との間で
の呼設定の必要の有無にかかわらず、各集線分配端末2
a〜2nでの伝送遅延時間計測のために2a、2b、・
・・、2nの順で常に1フレーム毎に送出される。すな
わち、集線分配端未指定信号ASGにおける集線分配端
末アドレスには順次、集線分配端末2a〜2nのアドレ
スが割当てられる。集線分配端末2a〜2nとの間で呼
設定の必要がないときは、この集線分配端未指定信号A
SGの呼設定/終了制御信号以下の全てのデータは0″
に設定される。また、この集線分配端未指定信号ASG
を受信した集線分配端末は、呼設定の要求がなければ呼
設定/終了制御信号以下の全てのデータを0”として自
己の集線分配端末アドレスのみを中央装置1および自己
に向けて送出し、伝送遅延時間の計測を行なう。一方、
中央装11では該集線分配端末から呼設定の要求がない
と判断し、新たな処理は行なわない。
中央装置1が集線分配端末2a〜2nのいずれかに対し
呼設定を要求したいとき、すなわちある端末機器から該
集線分配端末に接続されている端末機器に対して発呼要
求があったときには、集線分配端末指定信号ASGにお
ける呼設定/終了制御信号を「呼設定」にセットすると
ともに、使用すべきサブフレームの番号(フレーム開始
から何番目のサブフレームかを示す番号)を指定し、同
時にサブフレーム長および着信すべき該集線分配端末に
接続されている端末機器を指定するための端末アドレス
を指定する。そして、この集線分配端未指定信号ASG
を受信した集線分配端末では、以後、中央装!!!1と
の間でデータ伝送のためのサブフレームを、所定のサブ
フレーム番号およびサブフレーム長、ならびに伝送遅延
時間計測により求めた送出タイミングでデータを送出す
るための準備を行ない、次フレーム以降でそのデータ送
出を実行する。
ここで、「サブフレーム長」は当該集線分配端末が通信
に使用したいサブフレームの長さ、すなわちサブフレー
ム(タイムスロット)の容量を指定する情報であり、中
央装@1ではこれに基づいて交換制御を行なうことにな
る。
発呼元の端末機器に接続されている集線分配端末から呼
終了要求が中央装置1へ出されたとぎは、中央装置1は
該集線分配端末への集線分配端未指定信号ASGを送出
する際、その呼設定/終了制御信号を「呼終了」にセッ
トし、以後の該サブフレームの送出を停止する。逆に、
該集線分配端末に接続されている端末機器より発呼ある
いは呼終了要求があったときには、該集線分配端末から
の応答信号R8Pにおける呼設定/終了制御信号。
サブフレーム長5発呼端末アドレスが所定の内容にセッ
トされ、その応答信号R8Pを受信した中央装@1で所
定の処理を行なった後、該集線分配端末に対しても集線
分配端末指定信号ASGを送出しサブフレーム番号等を
通知する。
また、集線分配端未指定信号ASGは、複数のサブフレ
ームが伝送されているとき、その中の1つが呼終了に伴
なって削除されると、その削除されたサブフレームに続
く他のサブフレームを削除されたサブフレーム長方だけ
前方にシフトするためにも用いられる。すなわち、集線
分配端未指定信号ASG内のサブフレーム番号を再セッ
トすることによって、次フレーム以降、該当する集線分
配端末は一斉にサブフレームの送出タイミングをシフト
する。
なお、集線分配端末指定信号ASGおよび応答信号R8
Pは、必ずしも第3図、第4図に示すようなフォーマッ
トである必要はなく、例えば集線分配端末指定信号AS
Gを集線分配端末アドレス。
呼設定制御信号およびサブフレーム番号のみで、また応
答信号R8Pを呼設定制御信号のみでそれぞれ構成し、
その池の情報は呼設定制御のサブフレームを介して伝送
してもよい。
第5図および第6図に中央装置1および集線分配端末の
具体的な構成例を示す。また、第7図に伝送遅延vf間
計測のためのタイミングチャートを示す。
すなわち、中央装置1においては第5図に示すように、
第1の伝送路3を介して集線分配端末2(2a〜2nの
いずれか)から伝送されてきた信号をバンドパスフィル
タ(BPF)11を介して    □受信し、増幅器1
2により所定レベルまで増幅する。増幅器12の出力信
号は復調器13で復調された後、集線分配回路14を介
して交換機15に与えられる。集線分配回路14は例え
ば交換機15が音声信号をPCM符号として交換サービ
スするものであれば、該音声信号をPCMハイウェイへ
の入力形式に変換し、また該音声信号とは別に端末機器
5等から伝送されてきた制御データ信号等に対しては、
これをデータハイウェイ形式に変換して交換機15に与
える。こうして交換機15で交換サービスされた音声信
号や制御データ信号は、集線分配回路14で前述したフ
レーム構成の信号形態に組立てられ出力される。
集線分配回路14を介して交換1115から出力される
データは、変調器16により変調された後、後述するス
イッチ回路17、さらに増幅器18およびBPF1’9
を介して加算器20に入力され、パイロット信号発生器
21から出力される所定周波数のパイロット信号に重畳
されて第1の伝送路3に送出される。なお、上記パイロ
ット信号は交換115から送信されるデータの存在の有
無に拘らず常時、第1の伝送路3に送出される。また、
スイッチ回路17はウィンドウ制御回路22からの制御
の下で、ウィンドウフレーム期間において変調器16か
らの入力を阻止し、代わりに増幅器12の出力信号を選
択してそれをそのまま第2の伝送路4に折返し送出する
。このウィンドウ制御によって、集線分配端末2から第
1の伝送路3を介して送出された応答信号R8Pが第2
の伝送路4に送出されることになる。
ここで、制御回路23は本発明に基づいて付加されたも
ので、第2図(a)に示したフレーム構成のマツプを持
っており、交換機15の動作と連動して時々刻々変化す
るフレーム構成を管理/更新し、各集線分配端末2への
集線分配端未指定信号ASGを生成する。なお、交換1
115自体が情報伝達の必要のある場合にのみ中央装M
1と!!線力分配端末2の間の伝送バスを設定するブロ
ッキング方式のものであれば、交換機15の蓄積プログ
ラムを若干変更するだけで制御回路23の機能を実現す
ることが可能であり、また交換11115がノンブロッ
キング方式の場合は、マイクロコンビュータ等を用いて
制御回路23の機能を実現することかできる。
なお、この中央装置1の各部は、パイロット信号発生器
21から発生されるクロックCPに従って制御される。
一方、集線分配端末2においては第6図に示すように、
第2の伝送路4を介して中央装置1から伝送されてきた
信号が増幅器31を介して受信され、BPF32.33
に入力される。BPF32は受信信号中のデータ成分を
他の信号成分から分離抽出するものであり、その出力が
復調器34に導かれて復調・再生される。復調器34の
出力はフレーム分解回路35に入力され、ここで自己宛
に伝送されてきたデータ(サブフレームDOix lx
 )の抽出が行なわれ、且つそのデータが集線分配端末
2に接続された端末機器5に対応してフレーム分解され
る。このフレーム分解された各端末機器5への伝送デー
タが、インターフェース回路36を介して各端末機器5
にそれぞれ与えられる。
BPF33は第2の伝送路4を介して中央装置1から常
時伝送されているパイロット信号を分離抽出する。後述
する遅延計測回路37に組込まれたクロック再生回路は
、このパイロット信号から前記クロックCPを再生して
おり、このクロックCPに従って集線分配端末2内の各
部が動作する。
各端末機器5からインターフェース回路36を介して入
力される送信データは、フレーム組立回路38に入力さ
れ、所定の規則に従ってサブフレームD T ix l
xに組立てられる。この信号(サブフレーム)が変調器
39により変調された後、遅延計測回路37の制御の下
で送出タイミングが制御され、8PF40および増幅器
41を介して第2の伝送路3に送出される。
なお、遅延計測回路37はパイロット信号から抽出され
るクロック信号に同期して動作し、復調器34を介して
中央装置1からの集線分配端末指定信号ASGが検出さ
れたとき、制御回路42で生成された応答信号R8Pを
変調器38を介して第1の伝送路3に送出するとともに
、その送出タイミングから該応答信号R3Pが中央装置
1から第2の伝送路4を介して戻ってくるまでの時間を
伝送遅延時間として計測する。そして、この計測された
伝送遅延時間に基づいて後述するように集線分配端末2
からの信号送出タイミングの制御情報を得る。この制御
情報に従って、変調器39を介して集線分配端末2から
出力されるデータの送出タイミングが制御されることに
なる。
また、制御回路42は本発明に基づいて設けられたもの
で、中央装@1からの集線分配端未指定信号ASGを受
けてサブフレームの送出タイミング、サブフレーム長等
の制御を行ない、また端末機器5からの発呼、呼終了要
求を受けて応答信号R8Pを生成し、遅延計測回路37
に供給する。
次に、本実施例における伝送遅延時間の計測と、その計
測された伝送遅延時間に基づく信号送出タイミング制御
について具体的に説明する。
まず、伝送遅延時間の計測に必要にウィンドウフレーム
の期間twについては、次の条件を満たすことが必要で
ある。今、中央装[1から最も遠い位置に接続された集
線分配端末までの伝送遅延時間(最大伝送遅延時間)を
tda+ax、中央装置1に最も近い位置に接続された
集線分配端末までの伝送遅延時間<m小伝送遅延時間)
をtdlin(岬0)とする。そして、ウィンドウフレ
ーム期間twの始めに時間幅tpの応答信号R8Pを集
線分配端末2から送出するものとする。
今、第7図(a)に示ずように中央装置1が集線分配端
未指定信@ASGを送出してウィンドウフレーム期fm
twに入ると、その信号ASGは中央装置1に最も遠い
集線分配端末においては第2の伝送路4を介して伝送遅
延時間t dllaXの経過後、同図(b)に示すよう
に集線分配端末2で受信される。集線分配端末2が時間
幅tpの応答信号R3Pを第7図(C)に示すように送
出すると、該応答信号R8Pは第1の伝送路3を介して
遅延時間t umaxの経過後、中央gi置1に到達す
る。従って、中央装置1がこの応答信号R8Pを衝突を
招くことなく折返し送出するためには、ウィンドウフレ
ーム期間twが上記2つの伝送遅延時間t dmax、
 t umaxと、応答信号R3Pの時間幅tpとを加
えた時間幅以上を確保していることが必要である。また
、中央装置1から折返し送出される応答信号R8Pを集
線分配端末2で確実に検出するためには、応答信号R8
Pが伝送遅延時間t dmaXの後、第7図(d)に示
すように集線分配端末2に到達することから、集線分配
端末2におけるウィンドウフレーム期間twも上述した
期間以上に設定することが必要である。すなわち、ウィ
ンドウフレーム期間twを tw≧t dmax+ t LIlaX+ t 9に設
定すれば、中央装@1からの距離に掬らず、集線分配端
末2との間の伝送遅延時間をウィンドウフレーム期間t
wに確実に検出することが可能となる。ここで、(t 
da+ax+ t umax)は、集線分配端末2から
送出した応答信号R8Pが再び該集線分配端末2に戻っ
てくるまでの時間であり、総合的な伝送遅延時間である
と言える。なお、伝送遅延時間が零の場合は、第7図中
に破線で示すように応答信号R8Pが伝送されることに
なるから、やはりウィンドウフレーム期間tw内にその
伝送遅延時間を計測することが可能である。
今、集線分配端末2i  (i=1.2.・・・n)に
与えられたタイムスロットがi番目であるとすると、例
えば時刻1−0に中央装置1から送出されたデータフレ
ームのうち該集線分配端末21宛のサブフレームは、第
8図に示すように各サブフレームの時間長をΔとして時
間tdi+(i−1)Δ経過後に、集線分配端末21に
受信されることになる。
一方、時刻1−0から1フレ一ム周期Tの後、つまり時
刻1−1から中央装置1が各集線分配端末2からの信号
を受信し、前述したフレーム構成に従って集線分配端末
21からの信号をT+(i−1)Δなるタイミングで受
信するようにするためには、集線分配端末21はこれに
先立つ時間tui前、つまり時刻T+(i−1)Δ−t
 uiミニ号の送出を開始することが必要である。この
ことは、集線分配端末21は時刻tdi+(i−1)Δ
に自己宛の信号を受信してから、時刻T+(i−1)Δ
−tuiなるタイミングで信号を送出1ればよいことを
意味する。従って、第8因に示すように自己宛の信号受
信タイミングから Twait= (T+ (i −1)Δ−tui)−(
tdi+(i−1)Δ) −T−(を1十tdi) なる時間を侍って信号を送出するようにすれば、中央装
置1への信号の到達タイミングを正確に定め、第1の伝
送路3上での信号の衝突を未然に防ぐことができる。
以上説明したような伝送遅延時間計測と、それに基づく
集線分配端末2から第1の伝送路3への信号送出タイミ
ングの制御を行なえば、中央装置1に過度の負担を強い
ることなく、集線分配端末2からの信号送出タイミング
を最適に設定することが可能である。また、各集線分配
端末2がそれぞれ自己のクロックに従って伝送遅延時間
の計測を行なうことでその計測精度を轟くとることがで
きるので、集線分配端末2からの信号送出タイミングに
必要以上の時間的余裕を持たせることなく、伝送路上で
の信号の衝突を確実に防止することができ、情報伝達を
行なう必要のある場合にのみサブフレームを組立てるこ
とにより伝送路の有効利用を図るという本発明の特徴が
最大限に発運されることになる。
次に、本発明の他の実施例を説明する。第2図は本実施
例における集線分配端末2の内部構成を示したもので、
第6図の場合と同様に第2の伝送路4を介して中央装置
1から伝送されてきた信号が増幅器51を介して受信さ
れ、BPF52゜53で受信信号中のデータ成分および
パイロット信号がそれぞれ分離抽出され、データ成分は
キャリア検出器54および復調器55に入力され、パイ
ロット信号はコントローラ56に入力される。
コントローラ56からフレーム分解回路57にキャリア
表示信号、受信クロックおよび復調された受信データが
供給される。これによりフレーム分解回路57では自己
宛のサブフレームのデータが抽出され、これがインター
フェース回路59を介して接続された各端末機器5ヘフ
レ一ム分解されて送られる。
端末礪器5からの送信データは、インターフェース回路
36を介してフレーム組立回路58に入力され、サブフ
レームに組立てられる。フレーム組立回路58はコント
ローラ56から送信クロック、送信データ送出要求、応
答信号送出要求の各信号を受け、送信データおよび応答
信号R8Pを所定のタイミングで変調器60へ送出する
。変調器60で変調されたこれらの信号は、フレーム組
立回路58により制御されるスイッチ回路61、BPF
62および増幅器63を介して第2の伝送路4へ送出さ
れる。
本実施例は、伝送遅延時間の計測のためのウィンドウフ
レームにおいて、伝送遅延時間の計測が終了した1つま
たは複数の集線分配端末2からの応答信号R8Pを1フ
レームの終端側から順次配置することによって、伝送路
の効率をさらに高めたものである。すなわち、伝送遅延
時間の計測が終了した集線分配端末2では、伝送遅延時
間がわかっているので、その伝送遅延時間に基づいて応
答信号R3Pをこのようなタイミングで送出することが
できる。このように伝送遅延時間の計測が終了した集線
分配端末2からの応答信号R8Pが1フレームの終端側
に配置されていると、伝送遅延時間の計測が終了した集
線分配端末2の数が増えるに従ってウィンドウフレーム
期間を短くとることができるので、一定の長さの1フレ
ーム内におけるサブフレームの数をそれだけ多くとるこ
とが可能となり、伝送路の利用効率がさらに高くなる。
第9図は本実施例の動作を説明するためのタイムチャー
トである。第9図において、(a)(b)は中央装置1
から集線分配端末2に向けて伝送される信号を中央装置
1側と、ある集線分配端末(2iとする)側でそれぞれ
見たものであり、該集線分配端末21は自己宛の集線分
配端未指定信@ A S G iを(C)のようにして
検出すると、(d)に示すように応答信号R8Piを送
出する。
第9図<d)は応答信号R8Piを集線分配端末21側
で見たものであり、(e)は各集線分配端末2からの応
答信号R3Pを中央装置1側で見たものである。ここで
、集線分配端末21では伝送遅延時間tpdi −(t
di+tui)の計測が終了しているとすると、応答信
号R8Piを第9図(a)に示すように1フレームの終
端に配置されるように送出する。また、他の集線分配端
末2が伝送遅延時間の計測を終了した場合は、応答信号
をR3Piの前に位置するように送出する。
次に、具体的な手順を述べると、ここでは中央装置1が
フレームのウィンドウ長を管理(すなわち、1フレ一ム
時間から通信に用いているサブフレームに対応した時間
を計測している。)しており、各集線分配端末2自身が
当該集線分配端末が伝送遅延時間の計測が終了している
か否かを知っており、しかも応答信号R8Pの送出の有
無についても制御するものとする。ここで、中央袋Wt
1から集線分配端末2へ送られる信号には、集線分配端
末指定信号ASGが含まれている。この集線分配端未指
定信号ASGは、第11図に示されるようにR8P送出
許可表示ビットを含んでいる。
このR8P送出許可表示ビットは中央袋@1において計
測された上記ウィンドウ長が最大伝送遅延時間以上のと
き「O」、それより小さいとき「1」と設定されている
。これに対して、集線分配端未指定信号ASGを含む信
号を受信した集線分配端末2では前述のように伝送遅延
時間の計測を終了したか否かを知っている。
まず、計測が終了していない集線分配端末2では、上記
R3P送出許可表示ビットが「1」のときにはウィンド
ウ長が不十分であるので、応答信号R8Pを送出しない
。逆に、R8P送出許可表示ビットが「0」のときには
ウィンドウ長が十分であるので、応答信号R8Pを送出
する。伝送遅延時間計測の終了している集線分配端末2
では、R8P送出許可表示ビットにかかわらず、次のフ
レームの所定のタイムスロットで応答信号R8Pを出す
。このR8P送出許可表示ビットが「0」で、伝送遅延
時間計測が未了の集線分配端末2が例えばそのフレーム
内に応答信@ RS P iを出す場合は、集線分配端
末21は第2の伝送路4上のキャリアがなくなったら直
ちに応答信号R8Pi・を出す。また、R8P送出許可
表示ビットが11」で、伝送遅延時間計測を終了してい
る集線分配端末2が次のフレーム内に応答信号R3Pi
を出す場合は、次のフレームのキャリアが到着してから
、(1フレームの長さ−R8Piの長さ−tpdi −
α)の時間をカウントし、この時間に基づいて、フレー
ムの最後に設定された所定のスロットへ向けて応答信号
R8Piを送出する。なお、αは次々フレームの信号と
応答信号R8Piとが衝突しないようにするための余裕
時間である。
ここで、集線分配端未指定信号ASGiに対して、指定
された集線分配端末21から応答信号R8Piが送られ
てきた場合、中央装置1ではその集線分配端末21が伝
送遅延時間の計測を終了したと判断し、応答信号R8P
iが送られない場合、あるいは送られなくなった場合は
、その集線分配端末21は稼働していない判断する。こ
の情報によって、中央装置1ではある集線分配端末2か
らの発呼に対して相手の集線分配端末2が看呼可能かど
うかを認識できることになり、交換制御が円滑に行なわ
れる。
そして、既に伝送遅延時間の計測を終了している集線分
配端末21においては、中央装置1からの集線分配端末
指定信号ASGiを受けると、既に計測した伝送遅延時
間tpdiを基にして、応答信号R3Piを次の1フレ
ームの最後のスロットに位置するように送出し、さらに
中央袋l111から第2伝送路4を介して戻って来た応
答信号R3Piを受信し、信号の送出タイミングを修正
する。
なお、第11図における集線分配端未指定信号ASGの
中で、MAUiアドレスは指定した集線分配端末のアド
レスであり、またMALJスロット割り付は情報は、サ
ブフレームのスロットが割り付けられた集線分配端末が
そのサブフレーム内の制御データビットを用いて中央装
置1との間で制御情報の授受を行なうための情報である
。MAUスロット割り付は情報は、前述の実施例で説明
したように集線分配端末2がこのシステムでの交換サー
ビスを新規に開始する度に変更されるが、原則としてタ
イムスロットに空きがないように割付けがなされるのは
当然である。また、第11図では「サブフレーム長」の
情報が省略されているが、この実施例においても「サブ
フレーム長」の情報を集線分配端末指定信号ASGに付
加することが望ましいのは言うまでもない。
以上の説明では、伝送遅延時間の計測が終了していない
集線分配端末が応答信号R8Pを送出するのは、中央袋
@1からのR8P送出許可表示ビットがrOJのときで
あったが、必ずしもこのようにする必要はなく、以下の
ような態様でもよい。
■ 中央袋M1がフレーム内の残りの時間(ウィンドウ
フレーム長)が十分あるかどうかを管理し、さらに各集
線分配端末2が伝送遅延時間計測を終了したか否かを知
っている場合。このときには、中央装置1がこれらの情
報を基にして残りの時間が十分なときに、伝送遅延時間
計測が未了の集線分配端末2に対して集線分配端末指定
信号ASGを送出する。その場合、当該集線分配端末2
は何の判断もすることなしに、応答信号R8Pを送出す
る。よって、集線分配端末指定信号ASG内にはR8P
送出許可表示ビットは不要である。
■ 中央袋W11は応答信号R8Pの送出自体を管理せ
ず、すなわち集線分配端末2が伝送遅延時間計測を終了
したか否か、フレームの残りの時間が十分か否かについ
て何の情報を持つことなく、集線分配端末2で管理する
場合。
(a)中央装置1から送出された1フレーム内の信号の
長さを測り、そのフレームの残りの時間が伝送遅延時間
の計測に十分な場合、そのフレーム内に応答信号R8P
を送出する。
(b)中央袋311から送出された1フレーム内の信号
の長さを測り、(そのフレームの残りの時間−1サブフ
レームの長さ)の時間が、伝送遅延時・間の計測に十分
な場合、次のフレーム内で第2の伝送路4上の伝送信号
のキャリアが消えてから応答信号R8Pを送出する。但
し、この場合は′M続したフレーム同士ではサブフレー
ムの数が高々±1しか変化しないことが前提条件である
。(a)(b)の相違は、応答信号R3Pの送出タイミ
ング(フレーム)の相違であるが、これは伝送遅延時間
計測済みの集線分配端末2における応答信号R8Pの送
出との整合性をとることを考慮したことに起因する。
すなわち、伝送遅延時間計測済みの集線分配端末2では
集線分配端末指定信号ASGを受信後、自身のMALI
iアドレスを検出すると、次のフレームの所定のタイム
スロットに応答信号R8Pを送出している。例えば物理
的に隣り合い、アドレスも連続している2つの集線分配
端末2があるとし、より中央装@1に近い集線分配端末
2が既に伝送遅延時間計測を終了しており、もう一つの
集線分配端末2が未了であるとする。そして、中央装置
1からあるフレーム(N)で前者の集線分配端末2に対
して、次のフレーム(N+1)で後者の集線分配端末2
に対してそれぞれ上記方法によりR3P送出要求があっ
たとする。この場合、前者の集線分配端末2はフレーム
(N+1)の所定のタイムスロット(通常はフレーム内
の最後のスロット)で応答信号R8Pを送出する。よっ
て、後者の集線分配端末2がフレーム(N+1>で応答
信号R8Pを送出すると、応答信号R8Pどうしが衝突
する可能性が生じる。そこで、後者の集線分配端末2で
も集線分配端末指定信号ASGを受信したフレームの次
のフレームで応答信号R8Pを送出するようにすれば、
衝突について考慮する必要がない。
さらに、整合性という観点からすると、伝送遅延時間計
測の終了した集線分配端末2が伝送遅延時間という情報
を保持していることに看目し、伝送遅延時間計測未了の
集線分配端末2も伝送遅延時間の情報を持つことが望ま
しい。すなわち、伝送遅延時間計測未了の集線分配端末
2に対しては、保持すべき伝送遅延時間の初期値として
最大伝送遅延時間を保持しておけばよいことになる。こ
のようにすると、各集線分配端末2を伝送遅延時間計測
終了/未了というレベルで扱うことは少なくとも見掛は
上必要ない。
以上のような伝送遅延時間の計測過程においては、伝送
遅延時間の計測が終了しているか否かを集線分配端末そ
れぞれについて知る必要があるが、その伝送遅延時間の
計測が終了しているか否かの検知は、例えば以下の■〜
■の方法により行なうことができる。
■ 集線分配端末2に、該集線分配端末の電源が遮断さ
れることによりリセットされ、電源の供給が開始後、伝
送遅延時間の計測が終了することによりセットされるフ
ラグ回路を設ける。この場合、フラグ回路は第2の伝送
路4を介して電源の供給を受けるものであってもよい。
■ 集線分配端末2に、該集線分配端末が第1および第
2の伝送路3.4から外されることによりリセットされ
、該集線分配端末が第1および第2の伝送路3.4に接
続された後、最初の計測後にセットされるフラグ回路を
設ける。
■ 中央装置1に、集線分配端未指定信号ASGにより
指定した集線分配端末からの応答信号R8Pが受信され
ない場合にリセットされ、このリセット状態において応
答信号R8Pが受信される時にセットされるフラグ回路
を設ける。
以上の方法のうち、■、■のように集線分配端末2側に
フラグ回路を設けるときには、集線分配端末2が伝送線
から外されない限り、フラグ回路の内容は保持されてい
るようにすることが望ましい。
以上の例は、1フレーム当たりに応答信号R8Pの送出
要求をされる集線分配端末2が1つである例であるが、
該集線分配端末の数を複数にしてもよい。このようにす
ると、各集線分配端末において呼設定に用いる応答信号
R8Pのの送出頻度を高めることができ、交換サービス
がより円滑に行なわれる。以下、このような場合の具体
的なフレーム構成の例を第12図により説明する。
この具体例では、サブフレームの構成が最初に示した実
施例(第2図のようなフレーム構成)とは多少異なって
いる。すなわち、戦術の実施例では各集線分配端末は1
フレームに1回データを送出していた。これに対し、こ
の実施例では各集線分配端末では2フレ一ム分のデータ
を多重化して2フレームに1回だけデータを送出する。
よって、交換動作に関与する集線分配端末のうち、例え
ば奇数アドレスの集線分配端末があるフレームでデータ
を送出し、偶数アドレスの集線分配端末が次のフレーム
でデータを送出している。このような構成により、第2
図のフレーム構成によりダミーデータ等が省略でき、フ
レームをより有効に活用できる。
なお、第12図における下りスロット信号(第2の伝送
路4上の伝送信号)において、サブフレーム内の「上り
/下りパリティ」のうちの上りパリティは、中央波Wi
1において集線分配端末2からの信号を受信してパリテ
ィを求め、それを集線分配端末2ヘエコーとして送り返
したものであり、集線分配端末2ではそれを受けると予
め求めておいたパリティと一致するかどうかを調べ、も
し違っていたら誤りが発生したと判断し、そのことを応
答信号R3Pを用いて中央装置1に報告する。
下りパリティは集線分配端末2で受信した信号のパリテ
ィであり、これを中央装置1からのパリティと一致する
かどうかを調べ、同様にもし違っていたら誤りが発生し
たと判断し、応答信号R8Pを用いて中央装置1にそれ
を報告する。
集線分配端末指定信号ASGにおけるrAsGモード」
は集線分配端末アドレス(MAUアドレス)の後が基準
レベル信号か、呼制御情報か、MAUアドレス1に対す
るものか、MAUアドレス2に対するものかを指定する
信号である。なお、「基準レベル信号」は上りスロット
信号のレベルがばらつきを起こすとジッタが増え、ビッ
ト同期が確立しにくくなるのを防ぐためのレベル制御用
である。
応答信号R8P1.R3P2におけるrR3Pモード」
は、MAUアドレスの後が基準レベル信号か、呼制御情
報か、あるいは上述したパリティチェックに伴なう誤り
検出の報告信号か等の指定をする信号である。
また、下りスロット信号および上りスロット信号におけ
る各部の長さは図示した通りであり、単位のSはシンボ
ル数を表わす。なお、上りスロット信号におけるRFF
2O長さを1.55に選んだのは、伝送信号である4相
PSK信号の復調のための遅延検波に際して現データと
1ビット分だけ前のデータとを比較する関係で、RF倍
信号正規のデータより1ビット分以上前に受信されてい
る必要があるためである。RFオフの長さについても、
RF倍信号瞬間的にオン・オフするとスペクトラムが帯
域外に漏れたり、前後にリップルを生じるため、図のよ
うに0.5S程度の時間をかけて行なう必要がある。制
御ウィンドウ(集線分配端未指定信@ASG十前記ウィ
ンドウフレームの期間)における各信号間のブランク時
間は25程度あれば十分であるが、余裕を見て図のよう
に45にとっている。また、第12図では示していない
が、上り、下りスロット信号においてはRFF2O後、
少なくとも1シンボル同期シンボルとして別当て、スタ
ートデリミタとして使用することが望ましい。
なお、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形し
て実施することが可能である。例えば上記実施例におけ
る集線分配端未指定信号ASGよび応答信号R8Pは、
いわゆるl5DNもしくはINSで検討されている共通
線信号方式におけるDチャネルを包含できるので、同方
式をベースに装置を構成してもよい。
[発明の効果] 本発明によれば、各集線分配端末に対するサブフレーム
の割当てが、当該集線分配端末に接続された端末機器が
他の端末!il器と情報伝達を行なう必要がある場合に
のみなされるため、伝送路の利用効率が著しく向上し、
一般的な構内交換機のトラフィック員で、サブフレーム
を固定的に割当てる従来方式と比較して2〜3倍の端末
機器を接続することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る集線分配方式を適用し
たシステムの構成図、第2図(a)(b)は同実施例に
おける伝送路上の信号フォーマットを示す図、第3図お
よび第4図は同実施例における集線分配端末指定信号A
SGおよび応答信号R8Pの内容を示す図、第5図は同
実施例における中央装置の内部構成を示すブロック図、
第6図は同じく集線分配端末の内部構成を示すブロック
図、第7図および第8図は同実施例におけるウィンドウ
期間の設定および伝送遅延時間計測とそれに基づく集線
分配端末からの信号送出タイミングの制御について説明
するための図、第9図は本発明の他の実施例にお【プる
集線分配端末の内部構成を示すブロック図、第10図は
同実施例における伝送遅延時間計測の手順を説明するた
めのタイミングチャート、第11図は同実施例における
伝送信号のフレーム構成を示す図、第12図はより実際
的な伝送信号のフレーム構成を示す図である。 1・・・中央装置、2.2a〜2n・・・集線分配端末
、3・・・第1の伝送路、4・・・第2の伝送路、5・
・・端末様器、13,34.55・・・復調器、14・
・・集線分配回路、15・・・交換機、16.39.6
0・・・変調器、17.61・・・スイッチ回路、20
・−・加算器、21・・・バイロット信号発生器、22
・・・ウィンドウ制御回路、35.57・・・フレーム
分解回路、36゜59・・・インターフェース回路、3
7・・・遅延計測回路、38.58・・・フレーム組立
回路、54・・・キャリア検出器、56・・・コントロ
ーラ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第3図 第5図   、2

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の伝送路を介して複数の集線分配端末から中
    央装置へ時分割で信号伝送を行なうとともに、第2の伝
    送路を介して該中央装置から前記複数の集線分配端末へ
    時分割で信号伝送を行なう集線分配方式において、前記
    第1の伝送路を介して前記複数の集線分配端末から前記
    中央装置へ時分割で伝送される信号および前記第2の伝
    送路を介して該中央装置から前記複数の集線分配端末へ
    伝送される信号は、それぞれ前記中央装置および前記集
    線分配端末からの呼設定制御信号に応じて割当てられる
    サブフレームを時分割で組立てたフレーム構成を有する
    ことを特徴とする集線分配方式。
  2. (2)前記複数の集線分配端末は、前記中央装置からの
    集線分配端未指定信号を受けて応答信号を送出する手段
    と、この応答信号が前記第1の伝送路から前記中央装置
    および前記第2の伝送路を介して当該集線分配端末に戻
    るまでの伝送遅延時間を計測する手段と、この手段によ
    り計測された伝送遅延時間に基づいて前記第1の伝送路
    に送出する信号の送出タイミングを制御する手段とをそ
    れぞれ備えたものであり、前記第1の伝送路を介して前
    記複数の集線分配端末から前記中央装置へ時分割で伝送
    される信号および前記第2の伝送路を介して該中央装置
    から前記複数の集線分配端末へ伝送される信号のフレー
    ム構成は、それぞれ前記集線分配端末指定信号および前
    記応答信号に含まれる呼設定制御信号に応じて割当てら
    れるサブフレームと、伝送遅延時間の計測のためのウイ
    ンドウフレームとを時分割で組立てて、一定の長さのフ
    レームとしたものであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の集線分配方式。
  3. (3)前記集線分配端末指定信号は、前記呼設定制御信
    号に加え、さらに少なくとも集線分配端末のアドレスお
    よびサブフレーム番号を含むことを特徴とする特許請求
    の範囲第2項記載の集線分配方式。
  4. (4)前記複数の集線分配端末は、前記中央装置からの
    集線分配端末指定信号を受けて応答信号を送出する手段
    と、この応答信号が前記第1の伝送路から前記中央装置
    および前記第2の伝送路を介して当該集線分配端末に戻
    るまでの伝送遅延時間を計測する手段と、この手段によ
    り計測された伝送遅延時間に基づいて前記第1の伝送路
    に送出する信号の送出タイミングを制御する手段とをそ
    れぞれ備えたものであり、前記第1の伝送路を介して前
    記複数の集線分配端末から前記中央装置へ時分割で伝送
    される信号および前記第2の伝送路を介して該中央装置
    から前記複数の集線分配端末へ伝送される信号のフレー
    ム構成は、それぞれ前記集線分配端末指定信号および前
    記応答信号に含まれる呼設定制御信号に応じて割当てら
    れるサブフレームと、伝送遅延時間の計測が終了した集
    線分配端末からの応答信号が1フレームの終端側から順
    次配置されてなる伝送遅延時間の計測のためのウインド
    ウフレームとを時分割で組立てて、一定の長さの1フレ
    ームとしたものであることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の集線分配方式。
  5. (5)前記集線分配端末は、さらに該集線分配端末の電
    源が遮断されることによりリセットされ、該集線分配端
    末の電源の供給が開始後、前記伝送遅延時間の計測が終
    了することによりセットされるフラグ回路を有し、この
    フラグ回路によって該集線分配端末が伝送遅延時間の計
    測を終了したか否かを検知するものであることを特徴と
    する特許請求の範囲第4項記載の集線分配方式。
  6. (6)前記フラグ回路は、前記第2の伝送路を介して電
    源の供給を受けるものであることを特徴とする特許請求
    の範囲第5項記載の集線分配方式。
  7. (7)前記集線分配端末は、さらに該集線分配端末が前
    記第1の伝送路および第2の伝送路から外されることに
    よりリセットされ、該集線分配端末が第1の伝送路およ
    び第2の伝送路に接続された後、前記伝送遅延時間の計
    測が終了することによりセットされるフラグ回路を有し
    、このフラグ回路によって該集線分配端末が伝送遅延時
    間の計測を終了したか否かを検知するものであることを
    特徴とする特許請求の範囲第4項記載の集線分配方式。
  8. (8)前記中央装置は、前記集線分配端末指定信号によ
    り指定した集線分配端末からの応答信号が受信されない
    場合にリセットされ、このリセット状態において応答信
    号が受信された時にセットされるフラグ回路を有し、こ
    のフラグ回路によって該集線分配端末が伝送遅延時間の
    計測を終了したか否かを検知するものであることを特徴
    とする特許請求の範囲第4項記載の集線分配方式。
  9. (9)前記中央装置から送出される集線分配端末指定信
    号は応答信号送出許可表示ビットを含み、前記集線分配
    端末は前記伝送遅延時間の計測が終了していない場合、
    自己宛の該応答信号送出許可表示ビットにより前記応答
    信号を送出可能であるか否かを検知する手段を備えてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の集線分
    配方式。
  10. (10)前記集線分配端末は前記伝送遅延時間の計測を
    終了していない場合、前記中央装置から送出された1フ
    レームの信号の長さを計測し、そのフレームの残りの時
    間が前記伝送遅延時間の計測に十分な場合に前記応答信
    号を送出可能であると判断する手段を備えていることを
    特徴とする特許請求の範囲第4項記載の集線分配方式。
  11. (11)前記集線分配端末は前記伝送遅延時間の計測を
    終了していない場合、前記中央装置から送出された1フ
    レームの信号の長さを計測し、そのフレームの残りの時
    間から1サブフレームの長さを引いた時間が前記伝送遅
    延時間の計測に十分な場合に前記応答信号を送出可能で
    あると判断する手段を備えていることを特徴とする特許
    請求の範囲第4項記載の集線分配方式。
  12. (12)前記集線分配端末指定信号は当該集線分配端末
    が通信に使用したいサブフレーム長を指定する情報を含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第2項〜第4項のい
    ずれかに記載の集線分配方式。
JP61038799A 1985-12-11 1986-02-24 集線分配方式 Expired - Lifetime JPH0732394B2 (ja)

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