JPH07193859A - 移動通信における基地局間tdmaフレーム同期方式 - Google Patents

移動通信における基地局間tdmaフレーム同期方式

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JPH07193859A
JPH07193859A JP13226392A JP13226392A JPH07193859A JP H07193859 A JPH07193859 A JP H07193859A JP 13226392 A JP13226392 A JP 13226392A JP 13226392 A JP13226392 A JP 13226392A JP H07193859 A JPH07193859 A JP H07193859A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 TDMA方式に従うデジタル移動通信端末を
収容する無線基地局間における同期精度を向上できる、
構造が簡単であって経済的な移動通信における基地局間
TDMAフレーム同期方式を実現する。 【構成】 無線基地局51と、交換機本体の基地局イン
ターフェース回路17との間の伝送方式としてピンポン
伝送方式を適用する。基地局インターフェース回路が無
線基地局にバーストを送信してから、その無線基地局か
らのバーストを受信するまでの時間を各無線基地局毎に
測定する伝送遅延測定手段21と、測定された時間情報
を各無線基地局に送信する伝送遅延情報送信手段20と
を基地局インターフェース回路に設ける。無線基地局
は、送信されてきた時間情報に基づいて、受信したTD
MAフレーム同期信号の位相を修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動通信における基地局
間TDMAフレーム同期方式に関し、例えば、デジタル
コードレス電話機及び無線基地局間の無線回線上のアク
セス方式がTDMA(Time Division Multiple Access
)方式である構内交換システムに適用し得るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばオフィス等では仕事の効率
を上げるために構内交換機等に収容された内線電話機を
社員毎に支給するケースが増えている。このように各社
員に支給する電話機として携帯性に優れたコードレス電
話機も考えられており、コードレス電話機にも対応でき
る構内交換機システムの開発が進められている。ここ
で、アナログ伝送方式に比較して秘話性が良好であっ
て、コードレス電話機を小型、軽量にし得るデジタル伝
送方式を採用することが考えられており、デジタルコー
ドレス電話機及び無線基地局間の伝送をTDMA方式に
従って行なうものが提案されている。
【0003】TDMA方式を採用した移動通信の構内交
換システムにおいては、無線基地局間を同期させること
が望まれている。それは、コードレス電話機がある無線
基地局のサービスゾーンから他の無線基地局のサービス
ゾーンに移動した場合に、移動前後の無線基地局の間で
TDMAフレームの同期がとれていないと、移動先の無
線基地局が同期をとる動作を行なった後に通信を開始す
る必要があり、このような同期確立時間の存在により通
信の瞬断が生じるためである。TDMAフレーム同期を
予め確立しておくためには、各無線基地局内のTDMA
フレーム生成器の位相同期をとっておく必要がある。
【0004】無線基地局間でTDMAフレームを同期さ
せておく従来の同期方式としては、下記の文献1及び2
に記載のものがあった。
【0005】文献1『特願平3−97401号明細書及
び図面』 文献2『特開平3−224325号公報』 文献1に記載された方式は、構内交換機側の基地局イン
ターフェース回路から無線基地局へ、交換機側が一元的
にもっているTDMAフレームタイミングの変化点信号
(TDMAフレーム同期信号)を、ポーリング信号に多
重伝送することで通知するものであり、これによってT
DMAフレームを無線基地局間で同期させようとしたも
のである。
【0006】文献2に記載された方式は、無線基地局の
近傍に遅延調整装置を設置し、交換局(制御局)の近傍
に設けられた同期信号発生装置から送出されたフレーム
同期パルスとして使用される送出パルスが各無線基地局
に同時に到達するように遅延調整装置が遅延制御を行な
い、これによりTDMAフレームを無線基地局間で同期
させようとしたものである。また、文献2には、同期信
号発生装置から送出されたパルスを遅延調整装置が折り
返し、同期信号発生装置がパルスの送出時点と受信時点
とから遅延調整量を決定することも開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】文献1に記載の方式で
は、交換機側の基地局インターフェース回路と無線基地
局とのケーブルの長さが全てのケーブルについて一定で
あれば問題は生じない。しかしながら、実際上ケーブル
長にばらつきがあることが多く、このような場合には、
ケーブルによる伝送遅延に大きな差が出る可能性があ
り、無線基地局間で同期が十分でないことも生じる。そ
の結果、コードレス電話機が通信中に無線基地局のサー
ビスゾーン間に渡って移動した場合には瞬断が生じてし
まう。例えば、0.5mm直径の複数の構内ケーブルの
長さが0〜2kmの範囲にある場合には、約10μs強
の伝送遅延時間差が生じていた。
【0008】文献2に記載の方式では、交換局、無線基
地局以外に遅延調整装置等の同期確立の専用装置が必要
であり、システム全体としてみた場合に構造が複雑であ
って経済的でない。特に、構内交換機配下に設置される
無線基地局が多数あるようなシステムでは、文献2に記
載の方式は実用的ではない。
【0009】また、文献2に記載の方式では、パルスの
往復によって伝送遅延を測定してTDMAフレームのタ
イミングを調整しており、この点でケーブル長のばらつ
きの影響を押さえるようにしているが、この計測周期は
長く、TDMAフレームの同期修正を迅速に行なうこと
はできず、また、この専用的な計測構成のために全体構
成が複雑なものとなっていた。
【0010】以上のような問題は、構内交換システムだ
けでなく、デジタル移動通信端末及び無線基地局間の無
線回線上のアクセス方式がTDMA方式である移動通信
に係る交換システムに広く生じている。
【0011】本発明は、以上の点を考慮してなされたも
のであり、TDMA方式に従うデジタル移動通信端末を
収容する無線基地局間における同期の精度を向上させる
ことができ、移動通信端末が通信中に無線基地局のサー
ビスゾーン間に渡って移動した場合にも瞬断が生じるこ
とがない、構造が簡単であって経済的な移動通信におけ
る基地局間TDMAフレーム同期方式を提供しようとす
るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、第1の本発明による移動通信における基地局間TD
MAフレーム同期方式においては、デジタル移動通信端
末及び無線基地局間の無線回線上のアクセス方式がTD
MA方式である交換システムにおいて、無線基地局と、
交換機本体の基地局インターフェース回路との間の伝送
方式として時分割方向制御伝送方式を適用することとし
た。また、基地局インターフェース回路が無線基地局に
バーストを送信してから、その無線基地局からのバース
トを受信するまでの時間を各無線基地局毎に測定する伝
送遅延測定手段と、測定された時間情報を各無線基地局
に送信する伝送遅延情報送信手段とを基地局インターフ
ェース回路に設け、無線基地局が、送信されてきた時間
情報に基づいて、受信したTDMAフレーム同期信号の
位相を修正することとした。
【0013】第2の本発明による移動通信における基地
局間TDMAフレーム同期方式においては、デジタル移
動通信端末及び無線基地局間の無線回線上のアクセス方
式がTDMA方式である交換システムにおいて、無線基
地局と、交換機本体の基地局インターフェース回路との
間の伝送方式として時分割方向制御伝送方式を適用する
こととした。また、基地局インターフェース回路が無線
基地局にバーストを送信してから、その無線基地局から
のバーストを受信するまでの時間を各無線基地局毎に測
定する伝送遅延測定手段を基地局インターフェース回路
に設け、基地局インターフェース回路が、測定された時
間情報に基づいて、無線基地局毎にTDMAフレーム同
期信号の送信タイミングを修正することとした。
【0014】
【作用】第1及び第2の本発明は共に、無線基地局と、
交換機本体の基地局インターフェース回路との間の伝送
方式として時分割方向制御伝送方式(ピンポン伝送方
式)を適用することとした。従って、基地局インターフ
ェース回路が無線基地局にバーストを送信し、無線基地
局がこのバーストを受信すると送受が切り替わって無線
基地局が基地局インタフェース回路にバーストを送信す
る。基地局インターフェース回路がバーストを送信して
から逆方向のバーストを受信するまでの期間には、無線
基地局及び基地局インタフェース回路間の伝送路におけ
る伝送遅延の情報が含まれている。そこで、伝送遅延測
定手段を基地局インターフェース回路に設けて、伝送遅
延測定手段が、基地局インターフェース回路が無線基地
局にバーストを送信してから、その無線基地局からのバ
ーストを受信するまでの時間を各無線基地局毎に測定す
ることとし、この測定時間(伝送遅延情報)に基づいて
TDMAフレームの同期制御を行なうこととした。
【0015】第1の本発明は、測定時間(伝送遅延情
報)に基づいたTDMAフレームの同期制御を無線基地
局側で行なうものとしたものである。すなわち、基地局
インターフェース回路に設けられた伝送遅延情報送信手
段が、測定された時間情報を各無線基地局に送信し、各
無線基地局が、送信されてきた時間情報に基づいて、受
信したTDMAフレーム同期信号の位相を修正すること
とした。
【0016】第2の本発明は、測定時間(伝送遅延情
報)に基づいたTDMAフレームの同期制御を基地局イ
ンタフェース回路側で行なうものとしたものである。す
なわち、基地局インターフェース回路が、測定された時
間情報に基づいて、無線基地局毎にTDMAフレーム同
期信号の送信タイミングを修正することとした。
【0017】
【実施例】以下、本発明を構内交換システムに適用した
第1実施例を図面を参照しながら詳述する。
【0018】図2は、この実施例による構内交換システ
ムの全体構成を示すものであり、まず、この図2を参照
しながら構内交換システムの全体を説明する。
【0019】図2において、この実施例に係る構内交換
システムは、デジタルコードレス電話機(以下、単にコ
ードレス電話機と呼ぶ)61と、コードレス電話機61
との間でTDMA方式に従って通信を行なう無線基地局
51と、無線基地局51を収容してコードレス電話機6
1間の通信が可能なように交換処理する構内交換機1と
からなる。
【0020】無線基地局51は、自己に割り当てられて
いるマイクロゾーンに位置するデジタル移動通信端末で
あるコードレス電話機61とマルチキャリアTDMAに
より音声信号及び制御信号の授受を行なう基地局であ
り、交換機1の後述する基地局インタフェース回路17
に収容されている。無線基地局51は、コードレス電話
機61が通信中にゾーン間を移動した場合でも通信が行
えるように所定の間隔で配置されている。これにより、
コードレス電話機61が通信中に複数の無線基地局51
のゾーンを渡って移動しても、無線基地局の切替処理が
実行されて継続して通話を行なうことができるようにな
されている。
【0021】無線基地局51は、図示しないTDMAフ
レーム位相修正回路を内蔵しており、基地局インタフェ
ース回路17から与えられた伝送遅延情報に基づいて、
基地局インタフェース回路17から与えられたTDMA
フレームタイミング信号(TDMAフレーム同期信号)
の位相を修正して利用するようになされている。
【0022】構内交換機1は、マルチキャリアTDMA
によるデジタル移動通信を実現する交換機であり、図2
に示すように、ライントランクモジュール11−1〜1
1−n、時分割スイッチ30及び中央処理モジュール4
0を有する。ライントランクモジュール11(11−1
〜11−n)は、有線系や無線系の加入者端末又は各種
トランクなどのインターフェース回路が必要に応じて配
置される回線収容部である。なお、図2においては、ラ
イントランクモジュール11の詳細構成として、この実
施例の特徴部分に直接関係がある基地局インターフェー
ス回路17だけを示している。
【0023】基地局インターフェース回路17は図1に
示す詳細構成を有し、複数の無線基地局51を収容し、
無線基地局51との間で2B+D+Kの信号の授受を行
なうインターフェース回路である。この実施例の場合、
基地局インタフェース回路17及び無線基地局51間の
伝送方式として、時分割方向制御伝送方式(ピンポン伝
送方式)を適用している。すなわち、基地局インターフ
ェース回路17が無線基地局51に2B+D+Kの信号
を含むバーストを送信し、無線基地局51がこのバース
トを受信し終えると送受が切り替わって無線基地局51
が基地局インタフェース回路17に2B+D+Kの信号
を含むバーストを送信する。基地局インターフェース回
路17は、バーストを送信してから逆方向のバーストを
受信するまでの時間を後述するように計測して無線基地
局51に伝送遅延情報として与える。
【0024】各基地局インターフェース回路17は、所
定のスイッチやコントローラ(図示せず)を介して時分
割スイッチ30及び中央処理モジュール40に接続され
ている。
【0025】時分割スイッチ30は、ライントランクモ
ジュール11内又はランクトランクモジュール11間に
収容された端末(コードレス電話機61だけでなく有線
系電話機を含む)若しくはトランク間の通話路を形成す
るスイッチである。時分割スイッチ30は中央処理モジ
ュール40に接続され、この中央処理モジュール40か
らの接続制御指示に従って時分割多重方式でスイッチン
グ処理を行なう。
【0026】中央処理モジュール40は、交換機1の各
構成要素を制御する制御回路であり、呼処理プログラム
に従って接続制御を実行する。また、中央処理モジュー
ル40は5ms周期のTDMAフレーム用クロック発生
器及び125μs周期のピンポン伝送バースト用クロッ
ク発生器(ともに図示せず)を有し、これら発生器から
出力されたTDMAフレーム用クロックやピンポン伝送
バースト用クロックをライントランクモジュール11に
供給している。
【0027】この実施例の場合、TDMAフレーム周期
を5msとしており、またバースト周期を125μsと
しており、基地局インタフェース回路17と無線基地局
51との間で周期125μsのピンポン伝送が行なわれ
る。ここで、TDMAフレーム用クロックとピンポン伝
送バースト用クロックとは同期している。
【0028】図3は、基地局インタフェース回路17−
無線基地局51間のレイヤ1信号の構成を示すものであ
る。レイヤ1信号の構成は、ユーザ情報(音声/デー
タ)の2個のBチャネル(64kb/s)、制御情報の
Dチャネル(16kb/s)に加えて、ハウスキーピン
グ情報のKチャネル(8KB/S)によって構成され、
これらチャネルの情報ビットにフレーム同期及びピンポ
ン監視ビットF/Pと直流平衡ビットDCとが付加され
ている。
【0029】このような構成を有するレイヤ1信号(バ
ースト時間T2は50.78μs)は、1通信周期(1
25μs)T4内で、基地局インターフェース回路17
から無線基地局51に送信されると共に、無線基地局5
1から基地局インターフェース回路17に送信される。
ここで、基地局インターフェース回路17が直流平衡ビ
ットDCを送信し終えた時点から、直ちに無線基地局5
1が送信したバーストを受信することはできず、伝搬遅
延時間T5だけ遅れた時点から無線基地局51が送信し
たバーストを受信する。また、無線基地局51が送信し
たバーストを受信した時点から送受の切換えを行なう時
間T3を経過した時点(この時点は前回の送信開始時点
から1通信周期T4を経過した時点)から基地局インタ
ーフェース回路17は送信を再開する。なお、上述した
伝搬遅延時間T5には、基地局インタフェース回路17
及び無線基地局51間を結ぶケーブルの長さによって規
定される伝送遅延時間の情報が含まれている。
【0030】図1は、4つの無線基地局51−1〜51
−4を収容した基地局インターフェース回路17の要部
構成を示す機能ブロック図である。なお、図1は、この
実施例における特徴に直接関係のある各要素や信号の流
れについてのみ示しており、特徴には直接関係がない、
Bチャネル系、上り(無線基地局から基地局インターフ
ェース回路へ向かう方向)のDチャネル系、及び、上り
のKチャネル系の各要素や信号の流れについては図示を
省略しており、説明も省略する。
【0031】図1において、基地局インターフェース回
路17は、マイクロコンピュータ(μCPU)20、伝
送遅延測定回路21、第1のセレクタ回路22、Kビッ
ト制御回路23、各無線基地局51−1〜51−4に対
応したレイヤ1処理回路24−1〜24−4、及び、第
2のセレクタ回路25を備えている。
【0032】マイクロコンピュータ20は、当該基地局
インターフェース回路17の全体の制御を司るものであ
り、当該基地局インターフェース回路17及び無線基地
局51−1、…、51−4間の伝送遅延の測定制御も司
り、また、無線基地局51−1、…、51−4に伝送遅
延情報を伝送することも司るものである。マイクロコン
ピュータ20は、シリアル入出力端子や、セレクタ回路
22及び25の選択を制御する選択制御端子を有し、第
1のセレクタ回路22やレイヤ1処理回路24−1、
…、24−4を介して複数の無線基地局51−1、…、
51−4との間でDチャネルを通じて制御情報(例えば
伝送遅延情報)の送受信を行なったり、伝送遅延測定を
行なう回線の選択を行なったりする。
【0033】伝送遅延測定回路21は、中央処理モジュ
ール(交換機本体側)40から与えられたピンポン伝送
バースト用クロックや、第2のセレクタ回路25から与
えられた受信バースト先頭タイミング信号に基づいて、
当該基地局インターフェース回路17及び無線基地局5
1−1、…、51−4間の伝送遅延を規定する時間を測
定し、伝送遅延の測定結果情報をバスインタフェースに
よってマイクロコンピュータ20に出力するものであ
る。この伝送遅延測定回路21の詳細構成例については
後述する。
【0034】なお、測定は、無線基地局51が立ち上が
った初期設定時だけに行なうようにしても良く、また、
定期的に行なっても良い。
【0035】Kビット制御回路23は、中央処理モジュ
ール40から与えられた周期5msのTDMAフレーム
用クロック及び周期125μsのピンポン伝送バースト
用クロックから、時間5msに1回周期的に変化するT
DMAフレームタイミング信号(TDMAフレーム同期
信号)を各レイヤ1処理回路24−1、…、24−4用
に生成し、それぞれレイヤ1処理回路24−1、…、2
4−4の下りKチャネル入力端子に与えるものである。
時間5msに1回周期的に変化するTDMAフレームタ
イミング信号をKチャネルを利用して伝送する方法は、
どのような方法であっても良い。例えば、TDMAフレ
ームタイミング信号は、そのビットレートが200b/
sであり、一方、Kチャネルの伝送能力は8kb/sで
あることから、TDMAフレームタイミング信号と他の
制御情報とをKチャネルで多重化して送信することもで
きる。なお、この実施例では、後述する図4(b)に示
すように、TDMAフレームタイミング信号5msをK
チャネルの1から0への変化点信号として伝送するもの
とする。
【0036】各レイヤ1処理回路24−1〜24−4は
それぞれケーブルを介して対応する無線基地局51−
1、…、51−4と接続するものである。各レイヤ1処
理回路24−1〜24−4はそれぞれ、ピンポン伝送バ
ースト用クロックに基づいて各チャネル信号から図3に
示した送信するバーストを組立てたり、受信したバース
トを各チャネル信号に分解したりするものであり、この
実施例の場合、さらに、受信バーストの先頭タイミング
信号を形成して第2のセレクタ回路25に与えるもので
ある。
【0037】上述したように、Kビット制御回路23が
形成し、各レイヤ1処理回路24−1〜24−4によっ
て送信バーストに挿入されたTDMAフレームタイミン
グ信号は、無線基地局51−1、…、51−4によって
異なるタイミングで受信されることが多い。
【0038】図4は、このような受信タイミングのばら
つきの説明用タイミングチャートである。なお、図4
は、当該基地局インターフェース回路17から収容する
無線基地局51−1、51−2、51−3、51−4ま
でのケーブルの長さが、図1に示すようにd、2d、3
d、d/2である場合を示している。Kビット制御回路
23が主として周期5msのTDMAフレーム用クロッ
ク(図4(a))から形成した図4(b)に示すTDM
Aフレームタイミング信号(Kチャネルの1から0への
変化点)を、各レイヤ1処理回路24−1〜24−4が
収容する無線基地局51−1、51−2、51−3、5
1−4に同時に送信したとしても、各ケーブルによるそ
の長さに比例した伝送遅延Td1、Td2、Td3、T
d4のために、各無線基地局51−1、51−2、51
−3、51−4には図4(c)〜(f)に示すように伝
送遅延Td1、Td2、Td3、Td4の相違がそのま
ま現われたタイミングで受信される。
【0039】各無線基地局51−1、51−2、51−
3、51−4におけるTDMAフレームタイミング信号
の受信タイミングの違いを放置したならば、本発明の課
題で述べたように、無線基地局間で同期が十分でないこ
とも生じ、コードレス電話機61が通信中に無線基地局
51のサービスゾーン間に渡って移動した場合に瞬断が
生じてしまう。そこで、この実施例では、伝送遅延を測
定し、測定した伝送遅延時間情報を無線基地局に与えて
各無線基地局とコードレス端末間のTDMAフレームの
送受タイミングを同期化させるようにした。
【0040】図5は、無線基地局51及び基地局インタ
フェース回路17間の伝送遅延時間の測定方法を説明す
るためのタイミングチャートである。なお、図5におい
て、図3との対応時間には同一符号を付して示してい
る。
【0041】ここで、伝送遅延時間の測定には、ピンポ
ン伝送方式の特徴、すなわち、バーストの伝送方向を時
分割で制御していることを利用している。これにより、
伝送遅延時間の測定にのみ用いる信号の授受を不要とし
ている。
【0042】図5において、基地局インタフェース回路
17がマスターであり、無線基地局51がスレーブであ
り、スレーブはマスターに従属して動作する。基地局イ
ンターフェース回路17はピンポン伝送バースト用クロ
ックが与えられると、送信を開始する。送信するバース
ト長T2は26ビット(50.78μs)である。無線
基地局51は基地局インターフェース回路17から送信
されたフレーム同期及びピンポン監視ビットF/Pでバ
ーストを検出すると、データ受信を開始する。データ受
信を完了すると、送受切換時間T3(0.925μs)
以内に、直ちに基地局インターフェース回路17へのバ
ースト送信を開始し、基地局インターフェース回路17
はフレーム同期及びピンポン監視ビットF/Pでバース
トを検出すると、データ受信を開始する。
【0043】この実施例において、基地局インターフェ
ース回路17(正確には伝送遅延測定回路21)は、送
信開始タイミングからバースト長T2と送受切換時間T
3とを足した時間が経過した時点から、計時動作を開始
し、無線基地局51から与えられたバーストの先頭を検
出したときに計時動作を完了させてこの計時時間Tdを
マイクロコンピュータ20に出力する。このように計時
された計測時間Tdは、当該基地局インターフェース回
路17と収容する無線基地局51間の伝送遅延時間の2
倍と、無線基地局51における送受切換時間T3との和
となる。従って、計測時間Tdから無線基地局51にお
ける送受切換時間T3を減算した後に2で除算すること
で伝送遅延時間を得ることができる。なお、送受切換時
間T3は伝送遅延時間に比較してかなり短いので、計測
時間Tdを2で除算したものを伝送遅延時間とみなすこ
ともできる。
【0044】図6はこのような伝送遅延時間情報(T
d)を得る伝送遅延測定回路21の詳細構成を示すブロ
ック図であり、図7はその各部タイミングチャートであ
る。
【0045】図6において、伝送遅延測定回路21は、
タイミング生成回路71、計時クロック発振器72、カ
ウンタ回路73、ラッチ回路74及びバッファ回路75
からなる。
【0046】タイミング生成回路71には、中央処理モ
ジュール40から図7(a)に示すピンポン伝送バース
ト用クロックが与えられると共に、第2のセレクタ回路
25を介していずれかのレイヤ1処理回路24−1、
…、24−4が出力した図7(b)に示す受信バースト
先頭タイミング信号が与えられる。タイミング生成回路
71は、ピンポン伝送バースト用クロックがアクティブ
に変化した時点から、バースト長T2と送受切換時間T
3とが経過した時点からクロックインヒビット信号CL
KINH*(*はアクティブロウを意味する)をインア
クティブにし、受信バースト先頭タイミング信号がアク
ティブに変化した時点でクロックインヒビット信号CL
KINH*をアクティブに戻す。また、タイミング生成
回路71は、受信バースト先頭タイミング信号に基づい
て、この受信バースト先頭タイミング信号の論理と逆の
論理を有する図7(d)に示すラッチ信号LT*を形成
する。タイミング生成回路71が生成したクロックイン
ヒビット信号CLKINH*はカウンタ回路73に与え
られ、ラッチ信号LT*はラッチ回路74に与えられ
る。
【0047】計時クロック発振器72は、カウンタ回路
73がカウント動作するためのクロック(以下、計時ク
ロックと呼ぶ)を発生する。この計時クロックは、高速
であればある程分解能(計測時間の測定精度)が高くな
り、例えば4MHzであると測定された計測時間の分解
能は0.244μsになる。
【0048】カウンタ回路73には、クロックインヒビ
ット信号CLKINH*及び計時クロックに加えて、ピ
ンポン伝送バースト用クロックがリセット信号として与
えられている。カウンタ回路73は、ピンポン伝送バー
スト用クロックがアクティブになったときにリセットさ
れ、その後、クロックインヒビット信号CLKINH*
がインアクティブの期間に到来した計時クロックによっ
てカウント動作を行ない、クロックインヒビット信号C
LKINH*がアクティブに戻った以降カウント動作を
停止する。
【0049】カウント動作を停止した際のカウント値
は、クロックインヒビット信号CLKINH*のインア
クティブ期間に比例しており、クロックインヒビット信
号CLKINH*のインアクティブ期間は図5における
時間Tdと等しいので、結局、カウンタ回路73が時間
(伝送遅延時間情報)Tdを計時したことになる。
【0050】ラッチ回路74は、ラッチ信号LT*に基
づいて、この伝送遅延時間情報Tdをラッチし、バッフ
ァ回路75はこの伝送遅延時間情報Tdをバッファリン
グし、このバッファリングされた伝送遅延時間情報Td
がバスインタフェースによってマイクロコンピュータ2
0に読み込まれる。
【0051】マイクロコンピュータ20は、上述したよ
うに、計測対象に係る無線基地局51に対して、下りの
Dチャネル(制御チャネル)を用いて伝送遅延時間情報
Tdをそのまま通知する。
【0052】この伝送遅延時間情報Tdを受信した無線
基地局51は、伝送遅延時間情報Tdから自己局におけ
る送受切換時間T3を減算し、さらに、それを2で割っ
て伝送遅延時間を算出し、算出した伝送遅延時間に基づ
いて無線回線上のTDMAフレームの位相修正を行な
う。
【0053】従って、上述した第1実施例によれば、構
内交換機の基地局インタフェース回路側から無線基地局
に対してTDMAフレームのタイミング信号を伝送する
システムにおいて、無線基地局及び基地局インタフェー
ス回路間の伝送遅延時間情報を基地局インタフェース回
路側から無線基地局に通知するようにしたので、無線基
地局側で、該TDMAフレームのタイミングを伝送遅延
に応じて修正することができ、無線基地局間においてT
DMAフレームの同期確立を高精度に行なうことができ
る。無線基地局間のTDMAフレーム位相差は、無線基
地局及び基地局インタフェース回路間のケーブルの長さ
が0〜2kmの範囲にある場合には、従来では最大10
μsであったが、第1実施例によって無線基地局で位相
修正を行なうと1〜2μs以内にすることができる。
【0054】その結果、コードレス電話機61が通信中
に、ある無線基地局51のゾーンから他の無線基地局5
1のゾーンに移動した場合にも、通信の瞬断を問題とな
らない程度とすることができる。
【0055】この第1実施例においては、1通信周期内
で双方向の通信を時分割で行なうという、ピンポン伝送
方式(時分割方向制御方式)の特徴を利用しているの
で、文献2に記載の従来方式とは異なって、通信中等に
おいても頻繁に伝送遅延時間を測定してTDMAフレー
ムの同期を見直すことができ、同期確立精度をこの点で
も向上させることができる。
【0056】また、第1実施例によれば、ピンポン伝送
方式を実現するために既に存在する多くの回路部分を利
用して伝送遅延量を測定しているので、すなわち特殊な
遅延量測定用の回路が不要であるので、新たに付加する
構成部分は少なくて済み、簡単な構造によって経済性を
損なうことなく高精度な無線基地局間のTDMAフレー
ム同期を実現することができる。
【0057】図8は、本発明の第2実施例の構成を示す
ブロック図であり、図2との同一、対応部分には同一符
号を付して示している。
【0058】実際上、レイヤ1処理回路は集積回路(I
C)チップによって実現されるが、入手が容易なレイヤ
1処理回路は、マスターモードでは等化(波形整形等)
された受信バーストを出力できるが、受信バーストの先
頭タイミング信号を出力できないものである。この第2
実施例は、このようなレイヤ1処理回路を適用すること
としたものである。
【0059】図8において、無線基地局51−1〜51
−4との間でバーストの送受を行なうレイヤ1処理回路
24−1〜24−4には、このようなレイヤ1処理回路
が適用されている。これらレイヤ1処理回路24−1〜
24−4から出力された等化されている受信バースト
は、アナログスイッチ構成の第2のセレクタ回路25を
介してタイミング抽出用のレイヤ1処理回路27に与え
られる。レイヤ1処理回路27は、スレーブモードで動
作するものであり、無線基地局からのバーストに同期し
た、125μs周期のSYNC出力を取り出してこのS
YNC出力を受信バーストの先頭タイミング信号として
伝送遅延測定回路21に与える。
【0060】なお、ピンポン伝送において、スレーブモ
ードは、マスターモードに同期して動作することが基本
であるため、マスターの8K(125μs)周期の同期
パルスをSYNC出力として取り出すことができる。
【0061】この第2実施例によっても、第1実施例と
同様な効果を得ることができる。すなわち、TDMA方
式に従うデジタル移動通信端末を収容する無線基地局間
における同期の精度を向上させることができ、移動通信
端末が通信中に無線基地局のサービスゾーン間に渡って
移動した場合にも瞬断が生じることがない、構造が簡単
であって経済的な移動通信における基地局間TDMAフ
レーム同期方式を実現できる。
【0062】なお、上記実施例においては、伝送遅延に
よる影響を、無線基地局が受信したTDMAフレーム同
期信号の位相を修正することで排除するものを示した
が、基地局インタフェース回路が各無線基地局に送信す
るTDMAフレーム同期信号の位相を修正することで伝
送遅延による影響を排除するようにしても良い。この場
合には、基地局インタフェース回路から無線基地局に伝
送遅延情報を送信することが不要となる。
【0063】また、上記実施例においては、ケーブルで
の伝送遅延時間の2倍に送受切換時間を足した時間を伝
送遅延情報として基地局インタフェース回路から無線基
地局に送信するものを示したが、基地局インタフェース
回路が計測された時間に対して所定の演算を行なってケ
ーブルでの伝送遅延時間を求めてこれを無線基地局に送
信するようにしても良い。
【0064】上記実施例においては、1個の基地局イン
タフェース回路が4個の無線基地局を収容するものを示
したが、収容数はこれに限定されるものではない。
【0065】さらに、上記実施例においては、伝送遅延
時間情報を得るための時間測定をバースト送信タイミン
グパルスから無線基地局からのバースト受信先頭タイミ
ングパルスまでとしたが、測定の周期を規定するタイミ
ングはバースト受信先頭タイミングに限られず、バース
ト受信先頭から一定の時間後出力されるものであっても
良い。このようにしても、一定時間が保証されるならば
遅延時間情報としての精度は上記実施例と同様である。
【0066】さらにまた、本発明は、構内交換システム
だけを対象とするものではなく他の交換システムに適用
することができ、また、デジタル移動端末もコードレス
電話機に限定されるものではない。
【0067】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、基地局
インターフェース回路が無線基地局にバーストを送信し
てから、その無線基地局からのバーストを受信するまで
の時間を各無線基地局毎に測定する伝送遅延測定手段を
基地局インタフェース回路に設け、この計測された時間
に基づいて、無線基地局側又は基地局インタフェース回
路側でTDMAフレームの位相修正を行なうようにした
ので、TDMA方式に従うデジタル移動通信端末を収容
する無線基地局間における同期の精度を向上させること
ができ、移動通信端末が通信中に無線基地局のサービス
ゾーン間に渡って移動した場合にも瞬断が生じることが
ない、構造が簡単であって経済的な移動通信における基
地局間TDMAフレーム同期方式を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の基地局インタフェース回路の構成
を示すブロック図である。
【図2】第1実施例に係る構内交換システムの構成を示
すブロック図である。
【図3】第1実施例の基地局インタフェース回路及び無
線基地局間で授受する信号のフォーマットを示す説明図
である。
【図4】TDMAフレーム同期信号がケーブルによる伝
送遅延の影響を受ける様子を示すタイミングチャートで
ある。
【図5】第1実施例の伝送遅延時間情報の計測方法の説
明図である。
【図6】第1実施例の伝送遅延計測回路の詳細構成を示
すブロック図である。
【図7】図6の各部タイミングチャートである。
【図8】第1実施例の基地局インタフェース回路の構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…構内交換機、17…基地局インタフェース回路、2
0…マイクロコンピュータ、21…伝送遅延測定回路、
23…Kビット制御回路、24−1〜24−4…レイヤ
1処理回路、51…無線基地局。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 7/22 7/24 7/26 7/30

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル移動通信端末及び無線基地局間
    の無線回線上のアクセス方式がTDMA方式である交換
    システムにおいて、 無線基地局と、交換機本体の基地局インターフェース回
    路との間の伝送方式として時分割方向制御伝送方式を適
    用すると共に、 基地局インターフェース回路が無線基地局にバーストを
    送信してから、その無線基地局からのバーストを受信す
    るまでの時間を各無線基地局毎に測定する伝送遅延測定
    手段と、測定された時間情報を各無線基地局に送信する
    伝送遅延情報送信手段とを基地局インターフェース回路
    に設け、 無線基地局が、送信されてきた時間情報に基づいて、受
    信したTDMAフレーム同期信号の位相を修正すること
    を特徴とする移動通信における基地局間TDMAフレー
    ム同期方式。
  2. 【請求項2】 デジタル移動通信端末及び無線基地局間
    の無線回線上のアクセス方式がTDMA方式である交換
    システムにおいて、 無線基地局と、交換機本体の基地局インターフェース回
    路との間の伝送方式として時分割方向制御伝送方式を適
    用すると共に、 基地局インターフェース回路が無線基地局にバーストを
    送信してから、その無線基地局からのバーストを受信す
    るまでの時間を各無線基地局毎に測定する伝送遅延測定
    手段を基地局インターフェース回路に設け、 基地局インターフェース回路が、測定された時間情報に
    基づいて、無線基地局毎にTDMAフレーム同期信号の
    送信タイミングを修正することを特徴とする移動通信に
    おける基地局間TDMAフレーム同期方式。
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