JP3302615B2 - 無線基地局 - Google Patents

無線基地局

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JP3302615B2
JP3302615B2 JP16170197A JP16170197A JP3302615B2 JP 3302615 B2 JP3302615 B2 JP 3302615B2 JP 16170197 A JP16170197 A JP 16170197A JP 16170197 A JP16170197 A JP 16170197A JP 3302615 B2 JP3302615 B2 JP 3302615B2
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潔 小畑
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は移動通信分野にお
いてTDMA(Time Division Multiple Access)/TD
D方式を採用する無線基地局(以降、単に基地局と称す
る場合もある)に係り、特に事業者間ローミング方式、
即ち、ある事業者の移動通信網(ホーム網)に加入して
いるユーザが他の事業者の移動通信網(ローミング先
網)においても連続的に通信サービスを受けることを可
能とする方式およびその事業者間ローミング方式を利用
する無線基地局に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図19は例えば特開昭55−12023
5号公報に示された従来のTDMA/TDD方式による
基地局のタイムスロット構成図である。図において、T
Fは1個の制御用スロットTScと複数の通信用スロッ
トTSd1〜TSdnとから成る基地局送受信信号の1
フレームの構成を示すものである。例えば、PHS(Per
sonal Handy-Phone System )にて採用されている4スロ
ットTDMA/TDD方式においては、一般的に1フレ
ームは1個の制御用スロットと3個の通信用スロットよ
りなる。
【0003】次に動作について説明する。例えばPHS
が採用している4スロットTDMA/TDD方式では、
PS(移動局)の発着信がない場合は、基地局からは制
御用スロットより下り制御チャネルを100msごとに
送信している。
【0004】PSは下り制御チャネルを受信している間
は、発呼可能であると判断し、発呼の場合は制御用スロ
ットで上り制御チャネルを送出することにより、基地局
に対し発呼の要求を送る。基地局はPSから発呼の要求
を受け取ると通信用スロットと通信チャネルを指定し、
PSと通信状態になる。
【0005】PSへの着呼がある場合は、基地局から下
り制御チャネルによってPSの呼び出しを行い、PSが
その呼び出しを受けた後、発呼の手順とほぼ同様の手順
で、通信を確立する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の無線基地局は、
TDMA/TDD方式の基地局が上記したタイムスロッ
ト構成になっているので、1つの基地局に対して1つの
事業者しか対応しておらず、複数の事業者に対応するた
めには、同じ地域に事業者ごとにそれぞれ基地局を設置
しなければならないなどの課題があった。
【0007】また、事業者ごとに異なる基地局を使用し
ているために、事業者間同士の送受フレームタイミング
等の同期をとることが困難であり、通信チャネルの利用
効率が劣化するなどの課題があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、1つの基地局で複数の事業者の移
動局に接続すること、及び事業者間で送受フレームタイ
ミングの同期をとることにより通信チャネルを効率的に
利用することができる無線基地局を得ることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る無線基地局は、異なる周波数で通信を行う複数の移動
局からの上り制御チャネルのスロット先頭部で、各上り
制御チャネルの周波数レベルを検出する全制御チャネル
レベル検出手段と、この全制御チャネルレベル検出手段
で検出された各上り制御チャネルの周波数レベルを比較
し、最大レベルを有する周波数を上り制御チャネルとし
て選択する最大レベル選択手段とを有すると共に、複数
スロットTDMA/TDD方式の並列配置された複数の
スロット列の同タイミング番号のスロットから同時に周
波数の異なる複数の制御チャネルを送出するように指示
する第1制御手段と、上記指示に応じて上記同タイミン
グ番号のスロットから同時に周波数の異なる複数の制御
チャネルを送出する複数の第1送信手段とを備えるもの
である。
【0010】
【0011】請求項2記載の発明に係る無線基地局は、
異なる周波数で通信を行う複数の移動局からの上り制御
チャネルのスロット先頭部で、各上り制御チャネルの周
波数レベルを検出する全制御チャネルレベル検出手段
と、この全制御チャネルレベル検出手段で検出された各
上り制御チャネルの周波数レベルを比較し、最大レベル
を有する周波数を上り制御チャネルとして選択する最大
レベル選択手段とを有すると共に、複数スロットTDM
A/TDD方式のスロットのうち、マルチフレーム構成
中の異なる複数フレームにおける同タイミング番号の各
スロットを、各々一定フレーム間隔毎に制御用スロット
として使用し、この使用する複数フレームの制御用スロ
ットにて周波数の異なる複数の制御チャネルを送出する
ように指示する第3制御手段と、上記指示された複数フ
レームの制御用スロットによって一定フレーム間隔毎に
周波数の異なる複数の制御チャネルを送出する第3送信
手段とを備えるものである。
【0012】請求項3記載の発明に係る無線基地局は、
無線機を2系統以上有する多チャネル型の無線基地局に
おいて、上記2系統以上の無線機に対して、複数スロッ
トTDMA/TDD方式のスロットのうち、任意数のス
ロットを制御用スロットとして使用するか、マルチフレ
ーム構成中の異なる複数フレームにおける同タイミング
番号の各スロットを、各々一定フレーム間隔毎に制御用
スロットとして使用し、上記任意数のスロットまたは上
記複数フレームの制御用スロットにて周波数の異なる複
数の制御チャネルを送出するように指示する第4制御手
段を備えるものである。
【0013】請求項4記載の発明に係る無線基地局は
4制御手段に、異なる周波数で通信を行う複数の移動
局からの上り制御チャネルのスロット先頭部で、各上り
制御チャネルの周波数レベルを検出する全制御チャネル
レベル検出手段と、検出された各上り制御チャネルの周
波数レベルを比較し、最大レベルを有する周波数を上り
制御チャネルとして選択する最大レベル選択手段とを備
えたものである。
【0014】請求項5記載の発明に係る無線基地局は、
第1、第3又は第4制御手段に、最大レベル選択手段で
未選択の上り制御チャネルの周波数を所定時間優先的に
受信する指示を受信手段に行う未選択制御チャネル優先
的受信指示手段を備えたものである。
【0015】請求項6記載の発明に係る無線基地局は、
無線基地局に接続中の移動局の制御チャネルの周波数か
らその移動局の事業者を識別し、この事業者に対応する
基地局IDまたは事業者識別コードを公衆網へ送出する
識別番号送出手段を備えたものである。
【0016】請求項7記載の発明に係る無線基地局は、
各々に設定された通信周波数で移動局と通信を行うと共
に、受信した同期信号に自己の送受フレームタイミング
を同期させる第1位相合わせ手段をそれぞれ有する複数
の従属基地局に対して、自己の送受信フレームタイミン
グに同期した同期信号を有線を介して送出する同期信号
送出手段とを備えるものである。
【0017】請求項8記載の発明に係る無線基地局は、
各々に設定された通信周波数で移動局と通信を行うと共
に、受信した制御チャネルに自己のマルチフレームタイ
ミングを同期させる第2位相合わせ手段をそれぞれ有す
る複数の従属基地局の数に対応する数のスロットを、複
数スロットTDMA/TDD方式のスロットのうちから
制御用スロットとして使用し、この制御用スロットによ
り上記複数の従属基地局の各通信周波数に対応する複数
の制御チャネルを送出するように指示する第5制御手段
と、上記指示された制御用スロットにより上記各通信周
波数に対応する複数の制御チャネルを上記複数の従属基
地局の各々に送出する第2送信手段とを備えるものであ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による無
線基地局のブロック構成図である。図1において、1は
複数の事業者による事業者間ローミング方式の機能を有
することにより、図2に示す複数の事業者8,9,10
のPS(移動局)5,6,7と無線通信を行う移動通信
システムにおける4スロットTDMA/TDD方式の基
地局(無線基地局)である。
【0019】81は受信部(受信手段)83及び複数の
送信部(第1送信手段)84,85,86を有する無線
部(無線機)、82は送信部84,85,86に対し
て、図2に示すように4スロットTDMA/TDD方式
の4スロットのうち、同タイミング番号のスロット11
から同時に周波数の異なる複数の制御チャネル2、3、
4が生成されるように指示すると共に、各制御チャネル
2,3,4へのデータの設定を指示する制御(S/W)
部(第1制御手段)である。
【0020】83はPS5,6,7との無線受信機能を
有する受信部、84は制御(S/W)部82の指示に応
じて制御チャネル2を生成し、アンテナ201へ送出す
る送信部、85は制御(S/W)部82の生成指示に応
じて制御チャネル3を生成し、アンテナ201へ送出す
る送信部、86は制御(S/W)部82の指示に応じて
制御チャネル4を生成し、アンテナ201へ送出する送
信部、201はPS5,6,7からの無線信号を受信す
ると共に、制御チャネル2,3,4による無線信号をP
S5,6,7へ送信するアンテナである。
【0021】また、図2はこの発明の実施の形態1によ
る無線基地局の事業者間ローミング方式におけるスロッ
ト構成図であり、この図において、84Sは送信部84
のスロット列、85Sは送信部85のスロット列、86
Sは送信部86のスロット列、T1〜T4は4スロット
TDMA/TDD方式における各スロット列84S,8
5S,86Sの送信第1スロットタイミング〜送信第4
スロットタイミング、R1〜R4は受信部83における
受信第1スロットタイミング〜受信第4スロットタイミ
ングである。
【0022】但し、T1は送信における制御チャネル用
スロット(制御用スロット)11、R1は受信における
制御チャネル用スロットである。また、以上の移動通信
システムは例えばPHSであるとする。
【0023】次に動作について説明する。図2に示すよ
うに、1つの基地局1において、制御(S/W)部82
が3つの送信部84,85,86に対して、4スロット
TDMA/TDD方式の4スロットのうち、同タイミン
グ番号のスロット11から同時に周波数の異なる複数の
制御チャネル2、3、4を送出するように指示すると、
各送信部84,85,86が同時に1つのスロット11
で周波数の異なる複数の制御チャネル2、3、4をアン
テナ201を介して送出する。この送出された制御チャ
ネル2,3,4が各々事業者8,9,10の異なるPS
5,6,7で受信される。
【0024】また、PS5,6,7から送信された各々
異なる制御チャネルは、基地局1の受信部83が制御チ
ャネル用スロットR1で受信する。
【0025】つまり、PS5,6,7の制御チャネルは
事業者8,9,10によって異なるが、1つの基地局1
から周波数の異なる3つの制御チャネル2,3,4が送
信されるので、その制御チャネル2、3、4を受けるこ
とが出来るそれぞれのPS5,6,7は、事業者8,
9,10が異なっていても同一の基地局1に接続して通
信することが出来る。
【0026】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、1つの基地局1から複数の制御チャネル2,3,4
を送出するようにしたので、1つの基地局1に複数の事
業者8,9,10のPS5,6,7を接続することがで
き、これによって、同じ地域に複数の事業者の基地局を
設置する必要がなくなる効果が得られる。
【0027】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2による無線基地局のブロック構成図である。図3に
おいて、1は基地局、81aは受信部83及び送信部
(第2送信手段)87を有する無線部、82aは送信部
87に対して、図4に示すように4スロットTDMA/
TDD方式の4スロットのうち、3つのスロット11,
12,13を制御チャネル用スロットとして使用し、各
々のスロット11,12,13にて周波数の異なる複数
の制御チャネル2、3、4が生成されるように指示する
と共に、各制御チャネル2,3,4へのデータの設定を
指示する制御(S/W)部(第2制御手段)である。
【0028】83は受信部、87は制御(S/W)部8
2aの指示に応じてスロット11,12,13で制御チ
ャネル2,3,4を生成する送信部、201はアンテナ
である。
【0029】また、図4はこの発明の実施の形態2によ
る無線基地局の事業者間ローミング方式におけるスロッ
ト構成図であり、この図において、87Sは送信部87
のスロット列、T1〜T4は送信第1スロットタイミン
グ〜送信第4スロットタイミング、R1〜R4は受信第
1スロットタイミング〜受信第4スロットタイミングで
ある。但し、T1,T2,T3は送信における制御チャ
ネル用スロット11、R1,R2,R3は受信における
制御チャネル用スロットである。
【0030】次に動作について説明する。図4に示すよ
うに、制御(S/W)部82aが送信部87に対して、
4スロットTDMA/TDD方式の4スロットのうち、
3つのスロット11,12,13を制御チャネル用スロ
ットとして使用し、各々のスロット11,12,13に
て周波数の異なる複数の制御チャネル2、3、4が生成
されるように指示すると、送信部87がスロット11,
12,13によって制御チャネル2,3,4をアンテナ
201を介して送出する。この送出された制御チャネル
2,3,4が各々事業者8,9,10の異なるPS5,
6,7で受信される。
【0031】また、PS5,6,7から送信された各々
異なる制御チャネルは、基地局1の受信部83が制御チ
ャネル用スロットR1で受信する。
【0032】つまり、PS5、6、7の受ける制御チャ
ネル2、3、4は事業者によって異なるが、1つの基地
局1から周波数の異なる複数の制御チャネル2、3、4
を送出することが出来るので、その制御チャネル2、
3、4を受けることが出来るそれぞれのPS5、6、7
は、事業者が異なっていても同一の基地局1に接続して
通信することが出来る。
【0033】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、1つの基地局1から複数の制御チャネル2,3,4
を送出するようにしたので、1つの基地局1に複数の事
業者8,9,10のPS5,6,7を接続することがで
き、これによって、同じ地域に複数の事業者の基地局を
設置する必要がなくなる効果が得られる。
【0034】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3による無線基地局のブロック構成図である。図5に
おいて、1は基地局、81bは受信部83及び送信部
(第3送信手段)87aを有する無線部、82bは送信
部87aに対して、図6に示すように4スロットTDM
A/TDD方式の4スロットのうち、各事業者8,9,
10に対応した異なるフレーム21,22,23におけ
る同タイミング番号のスロット11を、各々20フレー
ム毎に制御チャネル用スロットとして使用し、各々のフ
レーム21,22,23のスロット11にて周波数の異
なる複数の制御チャネル2、3、4が生成されるように
指示すると共に、各制御チャネル2,3,4へのデータ
の設定を指示する制御(S/W)部(第3制御手段)で
ある。
【0035】83は受信部、87aは制御(S/W)部
82bの指示に応じて各フレーム21,22,23のス
ロット11で、各々20フレーム毎に制御チャネル2,
3,4を生成する送信部、201はアンテナである。
【0036】また、図6はこの発明の実施の形態3によ
る無線基地局の事業者間ローミング方式におけるスロッ
ト構成図であり、この図において、87Sは送信部87
のスロット列、T1〜T4は送信第1スロットタイミン
グ〜送信第4スロットタイミング、R1〜R4は受信第
1スロットタイミング〜受信第4スロットタイミング、
F1〜F20はマルチフレームのフレームタイミングで
ある。
【0037】但し、T1は送信における制御チャネル用
スロット11、R1は受信における制御チャネル用スロ
ット、F5,F8,F12は各事業者8,9,10に対
応した送信における制御チャネル用スロットを有するフ
レーム、F10,F16,F18は各事業者8,9,1
0に対応した受信における制御チャネル用スロットを有
するフレームである。
【0038】次に動作について説明する。図6に示すよ
うに、制御(S/W)部82bが送信部87aに対し
て、4スロットTDMA/TDD方式の4スロットのう
ち、各事業者8,9,10に対応した異なるフレーム2
1,22,23における同タイミング番号のスロット1
1を、各々20フレーム毎に制御チャネル用スロットと
して使用し、各々のフレーム21,22,23のスロッ
ト11にて周波数の異なる複数の制御チャネル2、3、
4が生成されるように指示すると、送信部87aが各フ
レーム21,22,23のスロット11によって、各々
20フレーム毎に制御チャネル2,3,4を生成し、ア
ンテナ201を介して送出する。この送出された制御チ
ャネル2,3,4が各々事業者8,9,10の異なるP
S5,6,7で受信される。
【0039】また、PS5,6,7から送信された各々
異なる制御チャネルは、基地局1の受信部83がフレー
ムF10,F16,F18の制御チャネル用スロットR
1で20フレーム毎に受信する。
【0040】つまり、PS5、6、7の受ける制御チャ
ネル2、3、4は事業者によって異なるが、1つの基地
局1から周波数の異なる複数の制御チャネル2、3、4
を送出することが出来るので、その制御チャネル2、
3、4を受けることが出来るそれぞれのPS5、6、7
は、事業者が異なっていても同一の基地局1に接続して
通信することが出来る。
【0041】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、1つの基地局1から複数の制御チャネル2,3,4
を送出するようにしたので、1つの基地局1に複数の事
業者8,9,10のPS5,6,7を接続することがで
き、これによって、同じ地域に複数の事業者の基地局を
設置する必要がなくなる効果が得られる。
【0042】実施の形態4.図7はこの発明の実施の形
態4による無線基地局のブロック構成図である。図7に
おいて、1は基地局、81cは2系統以上(この例では
2系統)の受信部88,89及び送信部90,91を有
する無線部(無線機)、82cは送信部90,91に対
して、図8に示すように2系統の4スロットTDMA/
TDD方式の4スロットのうち、事業者の数と同じか、
もしくはそれより1から2程度少ない数のスロット数を
制御チャネル用スロット11,15として使用し、残り
の複数スロットを通信チャネル用スロット12、13、
14、16、17、18として使用し、各々の制御チャ
ネル用スロット11,15にて周波数の異なる複数の制
御チャネル2、3、4が生成されるように指示すると共
に、各制御チャネル2,3,4へのデータの設定を指示
する制御(S/W)部(第4制御手段)である。88、
89は受信部、90、91は制御(S/W)部82cの
指示に応じてスロット11,15で制御チャネル2,
3,4を生成する送信部、201はアンテナである。
【0043】但し、制御(S/W)部82cは、事業者
の数と制御チャネル用スロット数が同数の場合、制御チ
ャネルをそれぞれ1スロットごと使用する。また、事業
者の数より制御チャネル用スロット数が少ない場合、例
えば、この例のように事業者数が3で制御チャネル用ス
ロット数が2の場合、実施の形態3で説明したように、
各事業者に対応した異なるフレームにおける同タイミン
グ番号のスロット11を、各々20フレーム毎に制御チ
ャネル用スロットとして使用し、各々のフレームのスロ
ット11にて周波数の異なる複数の制御チャネルを生成
するように制御する。
【0044】また、図8はこの発明の実施の形態4によ
る無線基地局の事業者間ローミング方式におけるスロッ
ト構成図であり、この図において、90Sは送信部90
のスロット列、91Sは送信部91のスロット列であ
る。
【0045】次に動作について説明する。図8に示すよ
うに、制御(S/W)部82cが送信部90,91に対
して、2系統の4スロットTDMA/TDD方式の4ス
ロットのうち、事業者8,9,10の数より1少ない数
のスロット数2を制御チャネル用スロット11,15と
して使用し、残りの複数スロットを通信チャネル用スロ
ット12、13、14、16、17、18として使用
し、各々の制御チャネル用スロット11,15にて周波
数の異なる複数の制御チャネル2、3、4が生成される
ように指示する。
【0046】但し、この例では事業者数より制御チャネ
ル用スロット数が少ないので、例えば事業者8,10に
対応した異なるフレームにおける同タイミング番号のス
ロット11を、各々20フレーム毎に制御チャネル用ス
ロットとして使用し、各々のフレームのスロット11に
て周波数の異なる複数の制御チャネルを生成するように
指示する。
【0047】この指示によって、送信部90,91がス
ロット11,15によって制御チャネル2,3,4をア
ンテナ201を介して送出する。この送出された制御チ
ャネル2,3,4が各々事業者8,9,10の異なるP
S5,6,7で受信される。また、PS5,6,7から
送信された各々異なる制御チャネルは、基地局1の受信
部88,89が制御チャネル用スロットR1で受信す
る。
【0048】つまり、PS5、6、7の受ける制御チャ
ネル2、3、4は事業者によって異なるが、1つの基地
局1から周波数の異なる複数の制御チャネル2、3、4
を送出することが出来るので、その制御チャネル2、
3、4を受けることが出来るそれぞれのPS5、6、7
は、事業者が異なっていても同一の基地局1に接続して
通信することが出来る。
【0049】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、1つの基地局1から複数の制御チャネル2,3,4
を送出するようにしたので、1つの基地局1に複数の事
業者8,9,10のPS5,6,7を接続することがで
き、これによって、同じ地域に複数の事業者の基地局を
設置する必要がなくなる効果が得られる。
【0050】また、一例として無線系を2系持つ多チャ
ネル機の8スロットのうち、6スロットを通話チャネル
として使用し、2スロットを制御用チャネルとして使用
すると、6通話が可能であるが、通常基地局に接続する
公衆網のISDN回線を、3本接続することによりむだ
なく有効に利用することができる効果が得られる。
【0051】実施の形態5.図9はこの発明の実施の形
態5による無線基地局のブロック構成図である。図9に
おいて、1は基地局、81bは受信部83及び送信部8
7aを有する無線部、82bは制御(S/W)部であっ
て実施の形態3の制御(S/W)部82bの機能に加
え、図10に示すPS5、6、7から基地局1に同スロ
ットタイミングで送信された上り制御チャネル(制御チ
ャネル)31、32、33のスロット先頭部(プリアン
ブル)41において各々の周波数のレベル検出を行う全
制御チャネルレベル検出手段82eと、この検出された
レベルのうち、最大レベルを持つ周波数の制御チャネル
32を上り制御チャネルとして選択する最大レベル選択
手段82fとを有する。83は受信部、87aは送信
部、201はアンテナである。
【0052】但し、制御(S/W)部82dは、実施の
形態1の制御(S/W)部82又は実施の形態4の制御
(S/W)部82cの機能に加え、全制御チャネルレベ
ル検出手段82e及び最大レベル選択手段82fを有す
る構成としてもよい。この場合、無線部もその実施の形
態1又は実施の形態3に合わせるものとする。
【0053】次に動作について説明する。図10に示す
ように、制御(S/W)部82dが送信部87aに対し
て、4スロットTDMA/TDD方式の4スロットのう
ち、各事業者8,9,10に対応した異なるフレームF
5,F8,F14における同タイミング番号のスロット
11を、各々20フレーム毎に制御チャネル用スロット
として使用し、この使用スロット11にて周波数の異な
る複数の制御チャネル2、3、4を送信するように指示
し、この指示によって送信部87aが制御チャネル2,
3,4をアンテナ201を介して送出したとする。この
送出された制御チャネル2,3,4は各々事業者8,
9,10の異なるPS5,6,7で受信される。
【0054】これによって、PS5、6、7から基地局
1に対して上り制御チャネル31、32、33が送信さ
れるが、それらは事業者によって周波数が異なってい
る。基地局1からPS5、6、7に対して送信する下り
制御チャネル2、3、4が異なる事業者間において上記
したように同スロット11である場合、それぞれ周波数
の異なる上り制御チャネル31、32、33が同じスロ
ットタイミング19で送信される可能性がある。
【0055】このとき、基地局1は、受信部83で各上
り制御チャネル31、32、33を受信した後、制御
(S/W)部82dの全制御チャネルレベル検出手段8
2eにおいて各上り制御チャネル31、32、33に対
して、そのスロット先頭部41でそれぞれの周波数のレ
ベル検出を行い、更に最大レベル選択手段82fにおい
て最大レベルを持つ周波数の制御チャネル32を上り制
御チャネルとして選択する。これによって、基地局1
は、選択された上り制御チャネル32を送信したPS6
と接続して通信可能となる。
【0056】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、同じタイミングで送信された周波数の異なる別々の
上り制御チャネル31、32、33を選択して、PS
5、6、7と接続して通信することができる効果が得ら
れる。
【0057】実施の形態6.図11はこの発明の実施の
形態6による無線基地局のブロック構成図である。図1
1において、1は基地局、81bは受信部(受信手段)
83及び送信部87aを有する無線部、82gは制御
(S/W)部であって実施の形態5の制御(S/W)部
82dの機能に加え、最大レベル選択手段82fで選択
されなかった図12に示す上り制御チャネル31に対
し、ある一定期間その上り制御チャネル31の周波数を
優先的に受信する指示を受信部83に対して行う未選択
制御チャネル優先的受信指示手段82hを有する。83
は受信部、87aは送信部、201はアンテナである。
【0058】次に動作について説明する。実施の形態5
では図12に示すように、受信部83で各上り制御チャ
ネル31、32、33を受信した後、制御(S/W)部
82dの全制御チャネルレベル検出手段82eにおいて
各上り制御チャネル31、32、33に対して、そのス
ロット先頭部41でそれぞれの周波数のレベル検出を行
い、更に最大レベル選択手段82fにおいて最大レベル
を持つ周波数の制御チャネル32を上り制御チャネルと
して選択した。
【0059】実施の形態6では、上記で選択されなかっ
た上り制御チャネル31を選択する場合に、未選択制御
チャネル優先的受信指示手段82hが、ある一定期間
(例えば、200ms前後)その上り制御チャネル31
の周波数を、上り制御チャネルのスロット19におい
て、他の事業者が使用する周波数より優先的に受信する
ように受信部83に指示する。
【0060】このように指示した場合、通常PS5は送
信した上り制御チャネル31が基地局1で受け付けられ
ない時に、再度上り制御チャネル34、35、36を送
出するので、そのリトライした上り制御チャネル34、
35、36を基地局1が受信する可能性は高い。
【0061】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、同時に送信されたある一定レベル以上の周波数の異
なる別々の上り制御チャネル31、32をそれぞれ確実
に捕まえて、それぞれのPS5、6と接続して通信する
ことができる効果が得られる。
【0062】実施の形態7.図13はこの発明の実施の
形態7による無線基地局のブロック構成図である。図1
3において、1は基地局、81bは受信部83及び送信
部87aを有する無線部、82iは識別番号送出手段で
あって実施の形態1〜6の制御(S/W)部82,82
a,82b,82c,82d,82gのいずれかの機能
に加え、基地局1に接続されたPS6の制御チャネルの
周波数に応じて、接続中のPS6の事業者9を識別し、
この事業者に対応する基地局IDまたは事業者識別コー
ドを公衆網54に送出する。83は受信部、87aは送
信部、201はアンテナである。
【0063】次に動作について説明する。図14に示す
ように、ある事業者9のPS6による基地局1との位置
登録や発着信等の接続開始時に、識別番号送出手段82
jが、接続開始時に使用した事業者によって異なる制御
チャネルの周波数51のBBによって、接続中のPS6
の事業者9を識別し、公衆網54にその事業者に対応す
る基地局ID52のYYまたは事業者識別コード53を
送出する。
【0064】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、接続中のPS6の事業者9を公衆網54にて識別す
ることが可能となる効果が得られる。
【0065】実施の形態8. 図15はこの発明の実施の形態8による無線基地局を含
む通信システムのブロック構成図である。図15におい
て、1は主基地局(無線基地局)、61は主基地局1に
有線64で接続された事業者8の従属基地局、62は主
基地局1に有線65で接続された事業者9の従属基地
局、63は主基地局1に有線66で接続された事業者1
0の従属基地局である。
【0066】81は主基地局1の無線部、82は主基地
局1の制御(S/W)部、94は有線64〜66を介し
て従属基地局61〜63に、主基地局1の送受信フレー
ムタイミング又はマルチフレームタイミングに同期した
同期信号95を送出する同期信号送出部(同期信号送出
手段)である。
【0067】99,100,101は従属基地局61〜
63の無線部、96,97,98は同期信号95を受信
する制御部、102,103,104は制御部96〜9
8で受信された同期信号95に各従属基地局61〜63
の送受信フレームタイミング又はマルチフレームタイミ
ングを同期させる位相合わせ部(第1位相合わせ手段)
である。但し、主基地局1の無線部81及び制御(S/
W)部82は、実施の形態1〜7で説明したものであれ
ばいずれのものでもよい。
【0068】次に動作について説明する。図16に示す
ように、主基地局1の同期信号送出部94から主基地局
1の送受フレームタイミング67に同期した同期信号9
5を従属基地局61〜63へ送出する。この同期信号9
5を従属基地局61〜63の制御部99〜101が受信
すると、位相合わせ部102〜104が同期信号95に
各従属基地局61〜63の送受フレームタイミング6
8,69,70を同期させる。
【0069】以上のように、この実施の形態8によれ
ば、主基地局1と従属基地局61〜63とで送受フレー
ムタイミングの同期をとることができる効果が得られ
る。また、主基地局1は各従属基地局61〜63間で共
有なので、各従属基地局61〜63間でも送受フレーム
タイミング68〜70の同期をとることができる効果が
得られる。
【0070】実施の形態9. 図17はこの発明の実施の形態9による無線基地局を含
む通信システムのブロック構成図である。図17におい
て、1は主基地局(無線基地局)、71は主基地局1と
無線で接続される事業者8の従属基地局、72は主基地
局1に無線で接続される事業者9の従属基地局、73は
主基地局1に無線で接続される事業者10の従属基地局
である。
【0071】110は受信部111及び送信部112を
有する無線部、113は送信部112に対して、4スロ
ットTDMA/TDD方式の4スロットのうち、3つの
スロットを制御チャネル用スロットとして使用し、各々
のスロットにて周波数の異なる複数の制御チャネル7
4,75,76が生成されるように指示すると共に、各
制御チャネル74〜76へのデータの設定を指示する制
御(S/W)部(第5制御手段)である。
【0072】99,100,101は従属基地局71〜
73の無線部、96,97,98は制御部、105,1
06,107は無線部99〜101で受信された制御チ
ャネル74〜76に各従属基地局61〜63のマルチフ
レームタイミングを同期させる位相合わせ部(第2位相
合わせ手段)である。
【0073】次に動作について説明する。図18に示す
ように、各従属基地局71〜73は、主基地局1の送出
する下り制御チャネル74,75,76を用いてマルチ
フレームタイミングを同期させることにより、主基地局
1と従属基地局71〜73間で送受フレームタイミング
の同期をとることができる。
【0074】以上のように、この実施の形態9によれ
ば、主基地局1と従属基地局71〜73とで送受フレー
ムタイミングの同期をとることができる効果が得られ
る。また、主基地局1は各従属基地局71〜73間で共
有なので、各従属基地局71〜73間でも送受フレーム
タイミングの同期をとることができる効果が得られる。
【0075】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、異なる周波数で通信を行う複数の移動局からの上
り制御チャネルのスロット先頭部で、各上り制御チャネ
ルの周波数レベルを検出する全制御チャネルレベル検出
手段と、この全制御チャネルレベル検出手段で検出され
た各上り制御チャネルの周波数レベルを比較し、最大レ
ベルを有する周波数を上り制御チャネルとして選択する
最大レベル選択手段とを有すると共に、複数スロットT
DMA/TDD方式の並列配置された複数のスロット列
の同タイミング番号のスロットから同時に周波数の異な
る複数の制御チャネルを送出するように指示する第1制
御手段と、上記指示に応じて上記同タイミング番号のス
ロットから同時に周波数の異なる複数の制御チャネルを
送出する複数の第1送信手段とを備えるので、1つの基
地局に複数の事業者の移動局を接続することができると
共に、同じタイミングで送信された周波数の異なる別々
の上り制御チャネルを選択し、移動局と接続して通信す
ることができる効果がある。
【0076】
【0077】請求項2記載の発明によれば、異なる周波
数で通信を行う複数の移動局からの上り制御チャネルの
スロット先頭部で、各上り制御チャネルの周波数レベル
を検出する全制御チャネルレベル検出手段と、この全制
御チャネルレベル検出手段で検出された各上り制御チャ
ネルの周波数レベルを比較し、最大レベルを有する周波
数を上り制御チャネルとして選択する最大レベル選択手
段とを有すると共に、複数スロットTDMA/TDD方
式のスロットのうち、マルチフレーム構成中の異なる複
数フレームにおける同タイミング番号の各スロットを、
各々一定フレーム間隔毎に制御用スロットとして使用
し、この使用する複数フレームの制御用スロットにて周
波数の異なる複数の制御チャネルを送出するように指示
する第3制御手段と、上記指示された複数フレームの制
御用スロットによって一定フレーム間隔毎に周波数の異
なる複数の制御チャネルを送出する第3送信手段とを備
えるので、1つの基地局に複数の事業者の移動局を接続
することができると共に、同じタイミングで送信された
周波数の異なる別々の上り制御チャネルを選択し、移動
局と接続して通信することができる効果がある。
【0078】請求項3記載の発明によれば、無線機を2
系統以上有する多チャネル型の無線基地局において、第
4制御手段が2系統以上の無線機に対して、複数スロッ
トTDMA/TDD方式のスロットのうち、任意数のス
ロットを制御用スロットとして使用するか、マルチフレ
ーム構成中の異なる複数フレームにおける同タイミング
番号の各スロットを、各々一定フレーム間隔毎に制御用
スロットとして使用して、周波数の異なる複数の制御チ
ャネルを送出するように構成したので、1つの基地局に
複数の事業者の移動局を接続することができる効果があ
る。
【0079】請求項4記載の発明によれば、第4制御手
段に、異なる周波数で通信を行う複数の移動局からの上
り制御チャネルのスロット先頭部で、各上り制御チャネ
ルの周波数レベルを検出する全制御チャネルレベル検出
手段と、検出された各上り制御チャネルの周波数レベル
を比較し、最大レベルを有する周波数を上り制御チャネ
ルとして選択する最大レベル選択手段とを備えるように
構成したので、同じタイミングで送信された周波数の異
なる別々の上り制御チャネルを選択し、移動局と接続し
て通信することができる効果がある。
【0080】請求項5記載の発明によれば、第1、第3
又は第4制御手段に、最大レベル選択手段で未選択の上
り制御チャネルの周波数を所定時間優先的に受信する指
示を受信手段に行う未選択制御チャネル優先的受信指示
手段を備えるように構成したので、同時に送信されたあ
る一定レベル以上の周波数の異なる別々の上り制御チャ
ネルをそれぞれ確実に捕まえ、それぞれの移動局と接続
して通信することができる効果がある。
【0081】請求項6記載の発明によれば、無線基地局
に接続中の移動局の制御チャネルの周波数からその移動
局の事業者を識別し、この事業者に対応する基地局ID
または事業者識別コードを公衆網へ送出する識別番号送
出手段を備えるように構成したので、接続中の移動局の
事業者を公衆網にて識別することが可能となる効果があ
る。
【0082】請求項7記載の発明によれば、各々に設定
された通信周波数で移動局と通信を行うと共に、受信し
た同期信号に自己の送受フレームタイミングを同期させ
る第1位相合わせ手段をそれぞれ有する複数の従属基地
局に対して、自己の送受信フレームタイミングに同期し
た同期信号を有線を介して送出する同期信号送出手段と
を備えるので、無線基地局と従属基地局とで送受フレー
ムタイミングの同期をとることができ、従属基地局間で
も送受フレームタイミングの同期をとることができる効
果がある。
【0083】請求項8記載の発明によれば、各々に設定
された通信周波数で移動局と通信を行うと共に、受信し
た制御チャネルに自己のマルチフレームタイミングを同
期させる第2位相合わせ手段をそれぞれ有する複数の従
属基地局の数に対応する数のスロットを、複数スロット
TDMA/TDD方式のスロットのうちから制御用スロ
ットとして使用し、この制御用スロットにより上記複数
の従属基地局の各通信周波数に対応する複数の制御チャ
ネルを送出するように指示する第5制御手段と、上記指
示された制御用スロットにより各通信周波数に対応する
複数の制御チャネルを上記複数の従属基地局の各々に送
出する第2送信手段とを備えるので、無線基地局と従属
基地局で送受フレームタイミングの同期をとることがで
き、従属基地局間でも送受フレームタイミングの同期を
とることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による無線基地局の
ブロック構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による無線基地局の
事業者間ローミング方式におけるスロット構成図であ
る。
【図3】 この発明の実施の形態2による無線基地局の
ブロック構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による無線基地局の
事業者間ローミング方式におけるスロット構成図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態3による無線基地局の
ブロック構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による無線基地局の
事業者間ローミング方式におけるスロット構成図であ
る。
【図7】 この発明の実施の形態4による無線基地局の
ブロック構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態4による無線基地局の
事業者間ローミング方式におけるスロット構成図であ
る。
【図9】 この発明の実施の形態5による無線基地局の
ブロック構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態5による無線基地局
の事業者間ローミング方式におけるスロット構成図であ
る。
【図11】 この発明の実施の形態6による無線基地局
のブロック構成図である。
【図12】 この発明の実施の形態6による無線基地局
の事業者間ローミング方式におけるスロット構成図であ
る。
【図13】 この発明の実施の形態7による無線基地局
のブロック構成図である。
【図14】 この発明の実施の形態7による無線基地局
の事業者間ローミング方式における事業者間識別動作の
説明図である。
【図15】 この発明の実施の形態8による無線基地局
を含む通信システムのブロック構成図である。
【図16】 この発明の実施の形態8による無線基地局
の事業者間ローミング方式におけるスロット構成図であ
る。
【図17】 この発明の実施の形態9による無線基地局
を含む通信システムのブロック構成図である。
【図18】 この発明の実施の形態9による無線基地局
の事業者間ローミング方式におけるスロット構成図であ
る。
【図19】 従来のTDMA/TDD方式による無線基
地局のタイムスロット構成図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 113 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる周波数で通信を行う複数の移動局
    からの上り制御チャネルのスロット先頭部で、各上り制
    御チャネルの周波数レベルを検出する全制御チャネルレ
    ベル検出手段と、この全制御チャネルレベル検出手段で
    検出された各上り制御チャネルの周波数レベルを比較
    し、最大レベルを有する周波数を上り制御チャネルとし
    て選択する最大レベル選択手段とを有すると共に、複数
    スロットTDMA/TDD方式の並列配置された複数の
    スロット列の同タイミング番号のスロットから同時に周
    波数の異なる複数の制御チャネルを送出するように指示
    する第1制御手段と、 上記指示に応じて上記同タイミング番号のスロットから
    同時に周波数の異なる複数の制御チャネルを送出する複
    数の第1送信手段とを備えた無線基地局。
  2. 【請求項2】 異なる周波数で通信を行う複数の移動局
    からの上り制御チャネルのスロット先頭部で、各上り制
    御チャネルの周波数レベルを検出する全制御チャネルレ
    ベル検出手段と、この全制御チャネルレベル検出手段で
    検出された各上り制御チャネルの周波数レベルを比較
    し、最大レベルを有する周波数を上り制御チャネルとし
    て選択する最大レベル選択手段とを有すると共に、複数
    スロットTDMA/TDD方式のスロットのうち、マル
    チフレーム構成中の異なる複数フレームにおける同タイ
    ミング番号の各スロットを、各々一定フレーム間隔毎に
    制御用スロットとして使用し、この使用する複数フレー
    ムの制御用スロットにて周波数の異なる複数の制御チャ
    ネルを送出するように指示する第3制御手段と、 上記指示された複数フレームの制御用スロットによって
    一定フレーム間隔毎に周波数の異なる複数の制御チャネ
    ルを送出する第3送信手段とを備えた無線基地局。
  3. 【請求項3】 無線機を2系統以上有する多チャネル型
    の無線基地局において、上記2系統以上の無線機に対し
    て、複数スロットTDMA/TDD方式のスロットのう
    ち、任意数のスロットを制御用スロットとして使用する
    か、マルチフレーム構成中の異なる複数フレームにおけ
    る同タイミング番号の各スロットを、各々一定フレーム
    間隔毎に制御用スロットとして使用し、上記任意数のス
    ロットまたは上記複数フレームの制御用スロットにて周
    波数の異なる複数の制御チャネルを送出するように指示
    する第4制御手段を備えた無線基地局。
  4. 【請求項4】 異なる周波数で通信を行う複数の移動局
    からの上り制御チャネルのスロット先頭部で、各上り制
    御チャネルの周波数レベルを検出する全制御チャネルレ
    ベル検出手段と、この全制御チャネルレベル検出手段で
    検出された各上り制御チャネルの周波数レベルを比較
    し、最大レベルを有する周波数を上り制御チャネルとし
    て選択する最大レベル選択手段とを、上記第4制御手段
    に備えたことを特徴とする請求項3記載の無線基地局。
  5. 【請求項5】 最大レベル選択手段において未選択の上
    り制御チャネルの周波数を所定時間優先的に受信する指
    示を受信手段に行う未選択制御チャネル優先的受信指示
    手段を、上記第1、第3又は第4制御手段に備えたこと
    を特徴とする請求項1から請求項3、及び請求項4のう
    ちのいずれか1項記載の無線基地局。
  6. 【請求項6】 無線基地局に接続中の移動局の制御チャ
    ネルの周波数から上記移動局の事業者を識別し、この識
    別した事業者に対応する基地局IDまたは事業者識別コ
    ードを公衆網へ送出する識別番号送出手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1
    項記載の無線基地局。
  7. 【請求項7】 各々に設定された通信周波数で移動局と
    通信を行うと共に、受信した同期信号に自己の送受フレ
    ームタイミングを同期させる第1位相合わせ手段をそれ
    ぞれ有する複数の従属基地局に対して、自己の送受信フ
    レームタイミングに同期した同期信号を有線を介して送
    出する同期信号送出手段とを備えたことを特徴とする
    求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の無線基
    地局。
  8. 【請求項8】 各々に設定された通信周波数で移動局と
    通信を行うと共に、受信した制御チャネルに自己のマル
    チフレームタイミングを同期させる第2位相合わせ手段
    をそれぞれ有する複数の従属基地局の数に対応する数の
    スロットを、複数スロットTDMA/TDD方式のスロ
    ットのうちから制御用スロットとして使用し、この制御
    用スロットにより上記複数の従属基地局の各通信周波数
    に対応する複数の制御チャネルを送出するように指示す
    る第5制御手段と、 上記指示された制御用スロットにより上記各通信周波数
    に対応する複数の制御チャネルを上記複数の従属基地局
    の各々に送出する第2送信手段と を備えた無線基地局。
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