JPH1065601A - 無線中継方式 - Google Patents

無線中継方式

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JPH1065601A
JPH1065601A JP22001496A JP22001496A JPH1065601A JP H1065601 A JPH1065601 A JP H1065601A JP 22001496 A JP22001496 A JP 22001496A JP 22001496 A JP22001496 A JP 22001496A JP H1065601 A JPH1065601 A JP H1065601A
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政宏 海和
Ryuji Habuka
龍二 羽深
Shigeru Tsukazawa
茂 塚沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、公衆基地局、他の無線中継装置及
びPHS端末に影響を与えることなく、PHSにおける
利用範囲を容易に拡大することのできるPHSの無線中
継装置に好適な無線中継方式を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 PHSにおいて、公衆用無線周波数を用
いて公衆基地局5から送信された通信内容と同一の情報
を公衆基地局としてPHS端末9に送信し、公衆用無線
周波数を用いてPHS端末9から送信された通信内容と
同一の情報をPHS端末として公衆基地局5に送信する
ことを要旨とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は第2世代コードレス
電話システム、いわゆるパーソナルハンディホンシステ
ム(以下、単にPHSと略記する)において、公衆基地
局と移動局との間の通信を中継する無線中継装置に適用
される無線中継方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、無線通信回線を用いた携帯電話等
の移動通信が提供され、さらに最近ではPHSのサービ
ス開始により、移動通信は急速に普及するに至ってい
る。このPHSにおける移動局、例えばPHS端末は無
線回線により接続される公衆基地局を介して、他のPH
S端末あるいは一般加入電話等との間で通信を行うよう
にしている。また、PHS端末は移動に伴い順次公衆基
地局を捕捉することにより、ハンドオーバを行い通信回
線を維持するようにしている。また各公衆基地局には、
それぞれ無線回線による通信を可能とする範囲、すなわ
ち無線ゾーンがあり、この無線ゾーンを複数連続させて
サービスエリアが構成され、このサービスエリア内でP
HS端末は通信を行うことが可能になる。しかして、急
速なPHS端末の増加に伴い、このサービスエリアの早
急なる充実および拡大が要求されるようになった。
【0003】一方、PHSはエリア当たりの加入者容量
を増加するために、その無線ゾーンをマイクロセルゾー
ン化していることから、その各公衆基地局のサービスエ
リアは半径100〜300m程度であり、従って、この
サービスエリアを拡大するためには多数の公衆基地局を
設置する必要があった。また、従来の無線通信において
は、基地局から送信された情報と同一の情報を端末側に
単純に増幅して中継し、あるいは端末から送信された情
報と同一の情報を基地局側に単純に増幅して中継する無
線中継方式が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような要求により、新たに公衆基地局を設置する際に
は、既に設置されている周囲の公衆基地局との干渉を防
止するように調整を計らなければならず、そのため公衆
基地局の設置の際には、その設置位置、電波の送出方向
等について予め十分な調査を行わなければならず、その
作業には面倒が伴うものであった。さらに公衆基地局
は、公衆通信網(例えばNTT網)と有線回線で接続さ
れており、そのため設置場所は限定されたものとなり、
また公衆通信網との調整も行う必要が生じた。
【0005】また、従来の無線中継方式の無線中継装置
は当該エリアの電波の伝搬状況を確認することなく、受
信した情報を端末側に単純に増幅・中継するだけの機能
を有しているため、他の基地局が自律分散制御を行って
いる場合、他の基地局の制御用チャネルに対して干渉を
与える可能性がある。また、無線中継装置は予め中継先
とする親基地局を設定し、それに基づいて無線中継装置
を設置しなければならず、無線中継装置の設置工事上の
制約があった。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、公衆基地局、他の無線中継装置及びPHS端末に影
響を与えることなく、PHSにおける利用範囲を容易に
拡大することのできるPHSの無線中継装置に好適な無
線中継方式を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、パーソ
ナルハンディホンシステムにおける無線中継方式であっ
て、公衆用無線周波数を用いて公衆基地局から送信され
た通信内容と同一の情報を公衆基地局として移動局に送
信し、公衆用無線周波数を用いて移動局から送信された
通信内容と同一の情報を移動局として公衆基地局に送信
することを要旨とする。これにより、公衆基地局から公
衆用無線周波数により送信されてきた情報と同一の情報
を公衆用無線周波数を用いて移動局へ中継し、移動局か
ら公衆用無線周波数により送信されてきた情報と同一の
情報を公衆用無線周波数を用いて公衆基地局側へ中継す
る。この際、移動局に対しては無線中継装置は通常の公
衆基地局と同様に見えるため、移動局にはなんら変更は
要しない。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の無線中継方式において、前記無線中継装置は、自律
的に電波の干渉状態を観測し、この観測結果に応じて他
の無線チャネルとの干渉を回避するように制御チャネル
の送信タイミングを調整することを要旨とする。
【0009】これにより、無線中継装置は移動局に対し
て着信などを通知する自分自身の制御チャネルについ
て、他の公衆基地局や他の無線中継装置の制御チャネル
や既に存在する通話チャネルとの干渉を回避して送信で
きる。
【0010】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは請求項2に記載される無線中継方式において、前記
無線中継装置が起動されたときに、自律的に親局として
最適な公衆基地局を探索し、これにより探索された公衆
基地局を親局として設定することを要旨とする。これに
より、無線中継装置は無線中継装置自体が自律的に中継
先とする親基地局を選択するため、無線中継装置を設置
する際の工事が容易となる。この際、公衆基地局からは
無線中継装置は通常移動局と同様に見えるため、公衆基
地局に対してなんら変更は要しない。
【0011】また、請求項4記載の発明は、請求項3に
記載される無線中継方式において、前記無線中継装置が
自律的に電波の干渉状態を観測し、この観測情報の累積
結果に応じて親局の再設定を所定の周期で行うことを要
旨とする。これにより、無線中継装置を設置した後、新
たに公衆基地局が設置される等により電波環境が変化し
たときであっても、無線中継装置が自律的に電波の干渉
状態を観測し、この観測情報の累積結果に応じて親局の
再設定を所定の周期で行うことから最適な公衆基地局を
親局として設定することができる。
【0012】また、請求項5記載の発明は、請求項3に
記載される無線中継方式において、前記無線中継装置
は、所定の設定入力があるまで新たな親局の設定を行わ
ないことを要旨とする。これにより、無線中継装置は、
当該無線中継装置周辺の電波環境が一時的に悪化した場
合であっても、所定の設定入力があるまで新たな親局の
設定を行わないことから、頻繁な親局の変更を抑えるこ
とができ、また無線中継装置を移動して設置し直した
り、保守管理等により電波環境が変化したときにのみリ
セット等の所定の設定入力を行い、最適な公衆基地局を
親局として自律的に設定することができる。
【0013】また、請求項6記載の発明は、請求項1ま
たは請求項2に記載される無線中継方式において、前記
無線中継装置は、制御チャネルを送信する際に、観測さ
れる電波の干渉状態が所定の閾値を越えて制御チャネル
の送信が不可能であるときには、前記所定の閾値を緩和
した閾値により制御チャネルの送信が可能であるかを検
索することを要旨とする。
【0014】また、請求項7記載の発明は、前記請求項
6に記載される無線中継方式において、前記無線中継装
置は緩和した閾値による検索によっても制御チャネルの
送信が不可能な場合には、所定の時間が経過した後に、
制御チャネルの送信が可能となるまで動作を繰り返すこ
とを要旨とする。
【0015】これらにより、電波環境が必ずしも良好で
ない場合でも制御チャネルの送信を行うようにコントロ
ールすることで、電波環境の一時的な悪化に対応するこ
とができる。
【0016】また、請求項8記載の発明は、請求項1ま
たは請求項2記載の通信方式がTDMA−TDD方式で
あるときに、前記無線中継装置は、送信と受信のフレー
ムタイミングを合わせることを要旨とする。これによ
り、通信方式がTDMA−TDD方式であるときに、前
記無線中継装置は、送受信のフレームタイミングを合わ
せることにより、隣接スロットに干渉を与えることがな
くなり、TDMAの多重数までの移動局を同時に中継す
る。
【0017】また、請求項9記載の発明は、請求項1ま
たは請求項2に記載される無線中継方式において、前記
無線中継装置は公衆基地局と移動局との間の通信を中継
する際に、公衆基地局との間の通信品質が劣化したとき
には、移動局との間の通信に影響を与えることなく、当
該公衆基地局との間の通信用チャネルの切替えを行うこ
とを要旨とする。
【0018】また、請求項10記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載される無線中継方式において、前
記無線中継装置は公衆基地局と移動局との間の通信を中
継する際に、移動局との間の通信品質が劣化したときに
は、公衆基地局との間の通信に影響を与えることなく、
当該移動局との間の通信用チャネルの切替えを行うこと
を要旨とする。
【0019】これらにより、前記無線中継装置は、公衆
基地局と無線中継装置との間の無線チャネルを、無線中
継装置と移動局との間の無線チャネルに影響を与えるこ
となく独立に切り替えられること、及び、無線中継装置
と移動局との間の無線チャネルを、公衆基地局と無線中
継装置との間の無線チャネルに影響を与えることなく独
立に切り替えられることを可能とする。
【0020】また、請求項11記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載される無線中継方式において、前
記移動局は、前記無線中継装置を介して接続される通話
を保持して、他の公衆基地局または他の無線中継装置、
または自無線中継装置の他の無線チャネルへの接続を変
更することを要旨とする。
【0021】これにより、公衆基地局と無線中継装置間
の通信において、無線中継装置が公衆基地局からの接続
の変更指示、すなわちハンドオーバ指示を受けた場合に
は、そのまま移動局(PHS端末)のハンドオーバを促
して回線を保持する。
【0022】さらに、請求項12記載の発明は、請求項
1または請求項2に記載される無線中継方式において、
前記無線中継装置は動作用のクロック信号を、受信され
る制御チャネルと通話チャネルの内の少なくとも一方の
チャネルの信号から生成することを要旨とする。これに
より、前記無線中継装置は、通話がない場合には無線制
御チャネルから、通話がある場合には通話チャネルから
動作クロック信号を生成させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施の形態
を図面を参照して説明する。まず、本発明が適用される
第1の実施の形態について説明する。図1は本発明の無
線中継方式が適用される無線中継装置を含めたPHSの
システム構成例を示し、図2は図1に示す無線中継装置
の概略の構成を一例を示したブロック図である。なお図
2において、点線はデータの流れを示す。
【0024】図1において、公衆通信網1は具体的には
NTT通信網であり、一般加入電話3は公衆通信網1と
有線回線を用いて接続される。また、公衆基地局5A、
公衆基地局5B、公衆基地局5Cも、通常は公衆通信網
1に有線回線を用いて接続される。本発明が適用される
無線中継装置7は、公衆用無線周波数を用いた無線通信
回線を介して公衆基地局5Aと接続され、さらに図1で
は公衆用無線周波数を用いた無線通信回線を介してPH
S端末9Aと接続されている。これによりPHS端末9
Aは、無線中継装置7および公衆通信網1に接続された
公衆基地局5Aを介して一般加入電話3あるいは、公衆
基地局5Cを介して他のPHS端末9Bとの通信を行う
ことが可能となる。
【0025】次に、図2を参照して第1の実施の形態に
おける無線中継装置7の構成について説明する。図2で
は、公衆用無線周波数を用いる無線通信回線を介したP
HS端末9との通信機能を備えてPHS端末9との通信
を基地局として行う端末対応部(送受信分離部11P、
受信部13P、送信部15P、通話チャネル干渉検出部
17P、通話チャネル切替動作部19P)と、公衆用無
線周波数を用いる無線通信回線を介した公衆基地局5と
の通信機能を備えて公衆基地局5との通信をPHS端末
として行う基地局対応部(送受信分離部11C、受信部
13C、送信部15C、通話チャネル干渉検出部17
C、通話チャネル切替動作部19C)と、これらに共通
する共通部分(動作クロック生成部23、制御チャネル
干渉検出部25、制御チャネル干渉回避部27)と、無
線中継装置7全体を制御する制御部21に区分けでき
る。なお、公衆用無線周波数を用いた無線インタフェー
スは、標準規格(RCR・STD−28)の公衆標準部
分に従い、PHS端末9Aは通常の公衆モードで動作す
るものとする。
【0026】以下の説明においては、前記端末対応部分
と基地局対応部分とがほぼ同様に構成されることから、
端末対応部分を例に詳細に説明する。まず、送受信分離
部11PはアンテナAntを介して受信した信号を受信
部13Pへ送信し、送信部15Pから受信した信号をア
ンテナAntを介して送信するための切換えを制御部2
1からの制御信号と動作クロック生成部23からのクロ
ック信号に応じて行うスイッチである。
【0027】通話チャネル干渉検出部17Pは、メモリ
および干渉判定部とを備え、干渉判定部では受信部13
Pで受信された通話チャネル信号からその干渉量を検出
して、その検出値をメモリに格納される閾値と比較す
る。通信状態が良好で干渉量が閾値より低い場合には、
干渉判定部から判定信号が出力されず、通話チャネル切
替動作部19Pは通話チャネルの切替えを行うことは無
い。また通信状態が悪化し干渉量が閾値を上回ったとき
には、干渉判定部から判定信号が通話チャネル切替動作
部19Pへ出力され、通話チャネルの切替動作が行われ
る。
【0028】制御部21は、図3に示すように、受信部
13からの信号が入力される自律探索部211と、この
自律探索部211が自ら内蔵する探索データ蓄積部21
1mの探索データを参照して探索した結果に基づいて親
局を設定する親局設定部213と、この親局設定部21
3における親局設定の時機を与えるタイマ215とリセ
ットスイッチ217により構成される。
【0029】タイマ215は、当該無線中継装置7が自
律的に電波の干渉状態を観測し、この観測情報の累積結
果に応じて親局の再設定を所定の周期で行う際の周期を
カウントするものであり、リセットスイッチ217は、
設定入力を行うためのスイッチであり、無線中継装置7
を移動した場合、あるいは近くに公衆基地局5が設けら
れた場合等にこのリセットスイッチ217によりリセッ
ト入力し新たな親局の設定を行うためのものである。
【0030】動作クロック生成部23は、当該無線中継
装置7が有線回線を介して公衆通信網1と接続されてい
ないことから、受信部13Pで受信された信号を基に動
作クロックを生成するようにしている。具体的には、通
信を行っていないとき(通話がない場合)には無線制御
チャネル信号から動作クロックを生成し、実際に通信を
行っているときには通話チャネル信号から動作クロック
を生成する。
【0031】再び、図2を参照するに、制御チャネル干
渉検出部25は、受信部13P(若しくは受信部13
C)で受信された制御チャネル信号からその干渉量を検
出し、干渉状態を判定して、その判定値を制御チャネル
干渉回避部27に出力する。制御チャネル干渉回避部2
7はこの判定値に基づいて制御チャネルの干渉を回避す
るべく制御チャネルの送信タイミングの調整を行う。
【0032】また制御チャネル干渉検出部25は、メモ
リ25aと干渉判定部25bとを備える。メモリ25a
には、制御チャネルの干渉状態を判定するための異なる
段階値の閾値が複数格納される。干渉判定部25bは、
制御チャネル干渉検出部25で自律的に電波の干渉状態
を観測して得られた観測結果とメモリ25aから読み出
した閾値と比較し干渉状態を判定し、判定結果を判定値
として出力する。
【0033】次に、上述した第1の実施の形態の作用に
ついて説明する。本実施の形態の無線中継装置7の設置
例を図4に示す。この図4では各公衆基地局の無線ゾー
ンを円形として模式的に示しているが、実際には無線ゾ
ーンはアンテナの指向特性、建造物、地形等により複雑
な形状をしている。なお、このとき図5に示すような指
向特性を無線中継装置7のアンテナに持たせることによ
り効率的なサービスエリアを構成することが可能とな
る。
【0034】図4を参照するに、公衆基地局5A、公衆
基地局5B、公衆基地局5Cが設置されているサービス
エリアの内の公衆基地局5Bの無線ゾーンに、無線中継
装置7を設置したものとする。従来の無線中継装置を設
置する場合には、当該無線中継装置を設置する前に、親
基地局として設定する公衆基地局を電波環境、設置条件
等を実際に試験し、観測した上で決定して設置する必要
がある。
【0035】一方、本実施の形態の無線中継装置7の場
合はそのような煩わしい手続きを踏む必要は生じない。
すなわち、無線中継装置7は、信号が受信可能な公衆基
地局5A,5B,5Cの全ての制御チャネル信号を受信
して、自律的に親基地局を決定する。ここでは、公衆基
地局5Bを親基地局として設定したものと仮定する。無
線中継装置7が、公衆基地局5Bを自らの親基地局とし
て決定して自身の制御チャネル信号の送信を開始した以
降にあっては、PHS端末9は、公衆基地局5Bと無線
中継装置7とを識別することはできず、共に公衆基地局
と認識する。図中の矢印Pは、移動しながら通話するP
HS端末9(使用者)の軌跡である。図中では通話中
に、PHS端末9が(公衆基地局5Aの無線ゾーン)→
(無線中継装置7の無線ゾーン)→(公衆基地局5Cの
無線ゾーン)へと移動しているが、本無線中継方式で
は、他の公衆基地局(図4では公衆基地局5Aに相当)
から無線中継装置7への通信中チャネル切替え、無線中
継装置7からの他の公衆基地局(図4では公衆基地局5
Cに相当)への通信中チャネル切替え、あるいは無線中
継装置7から他の無線中継装置(図示せず)への通信中
チャネル切替えを可能としているので、(公衆基地局5
Aの無線ゾーン)→(無線中継装置7の無線ゾーン)→
(公衆基地局5Cの無線ゾーン)まで通話中にチャネル
切替を実施しながら移動することが可能である。
【0036】次に、図6を参照して本無線中継装置7に
おける発呼動作について説明する。
【0037】まず、PHS端末9が無線中継装置7に対
して無線チャネル要求信号を送信する(ステップS1
1)。このとき無線中継装置7では、PHS端末9に通
知すべき無線チャネルの検索を開始するとともに、公衆
基地局5Bに対して無線チャネル要求信号を送信する
(ステップS13)。公衆基地局5Bでは、無線チャネ
ルの検索を行い無線中継装置7に対して無線チャネル割
当信号を送信する(ステップS15)。無線中継装置7
では、この送信された無線チャネル割当信号と自己の無
線チャネル検索の結果を比較し、使用できると判断した
無線チャネルを無線チャネル割当信号としてPHS端末
9に通知する(ステップS17)。PHS端末9と無線
中継装置7との間、無線中継装置7と公衆基地局5Bと
の間のそれぞれ独立に無線チャネル確立動作を行い(ス
テップS19a,ステップS19b)、確立した無線チ
ャネルを接続し、PHS端末9と公衆基地局5Bとの間
で通話チャネルが確立された以降は、通常の発呼動作と
なる。
【0038】次に、図7を参照して通話チャネルの中継
タイミングを一例を挙げて説明する。図7はPHSにお
ける無線通信方式、すなわちTDMA−TDDの構成を
示すもので、1フレームを8スロットに分割し、送信に
4スロット、受信に4スロットを割当てている。なお、
一番目のタイムスロット(図中に示すタイミングt1で
示されるスロットに対応)は通常は制御用物理スロット
であるが、ここでは中継タイミングの説明のため特に限
定されない。
【0039】まず、公衆基地局5Bの送信部(図中、<
T>で示す)からタイミングt1で一番目のタイムスロ
ットを用いて信号が送信されるものとする(図中網線の
スロット、以下同様)。無線中継装置7の基地局対応部
の受信部13C(図中、<R>で示す)が公衆基地局5
Bからの信号を受信する。この基地局対応部は、受信し
た信号を無線中継装置7の端末対応部にそのまま伝送す
る。この受信信号を伝達された端末対応部では、自律的
に通話チャネルを選択し、タイミングt6で6番目のス
ロットを用いてPHS端末9に対して送信し通信の中継
を行う。
【0040】一方、PHS端末9からの信号は、タイミ
ングt3で3番目のスロットを用いて送信され、無線中
継装置7の端末対応部の受信部13P(図中、<R>で
示す)で受信され、さらに同様にタイミングt8で公衆
基地局5Bに対して送信され通信が中継される。
【0041】この図7に示すように、TDMAフレーム
毎の位相が一致しているので、公衆用無線基地局装置の
通信用のスロットに対して影響を与えることはない。し
たがって、隣接スロットに干渉を与えることなく、TD
MAの多重数まで無線チャネルを利用することが可能で
ある。
【0042】次に、図8を参照して通信品質の劣化によ
る通話中チャネルの切替えについて説明する。ここで
は、電波伝搬状況の変化により公衆基地局5Bと無線中
継装置7との間の通信品質が劣化した際、必要に応じて
無線中継装置7とPHS端末9との間の通話品質に影響
を与えることなく公衆基地局5Bと無線中継装置7との
間の通話中チャネルの切替えを実施する場合の手順につ
いて説明する。
【0043】図8において、無線中継装置7から公衆基
地局装置5Bに対して通話チャネル切替要求を行った場
合を例として示す。無線中継装置7が通話チャネルの品
質劣化を検出した時点で(ステップS31)、無線中継
装置7は通話チャネル切替要求を公衆基地局5Bに対し
て送出する(ステップS33b)。これにより、公衆基
地局5Bは、無線中継装置7との間の通話チャネル切替
動作を行う(ステップS35)。
【0044】なお、この通話チャネル切替動作の間、P
HS端末9と無線中継装置7との間は、通話状態が継続
され(ステップS33a)、また音声通信時には、チャ
ネル切換えの際に生じる切換えノイズを低減するため
に、反対側、すなわちPHS端末9と無線中継装置7と
の間のチャネルに対してミューティングして得られる無
音信号を送出することで切換えノイズがPHS端末9の
使用者に聞こえないようにする。
【0045】この通話チャネル切替動作が完了した後に
(ステップS37b)、無線中継装置7は、通話チャネ
ル接続を行う(ステップS39)。これで公衆基地局5
Bと無線中継装置7との間の通話チャネル切替は完了
し、再び通話中状態となる。
【0046】また同様に、逆に公衆基地局5Bから無線
中継装置7に対して通信中チャネル切替指示信号が送出
された場合にも、無線中継装置7は、無線中継装置7と
PHS端末9との間の通話に影響を与えることなく通話
中チャネルの切替が実施できる。
【0047】さらに、無線中継装置7とPHS端末9と
の間についても同様であり、通信品質が劣化し無線中継
装置7がPHS端末9に対して通信中チャネル切替を指
示した場合には、公衆基地局5Bと無線中継装置7との
間の通話に影響を与えることなく通話中チャネルの切替
が実施できる。同様に、通信品質が劣化しPHS端末9
が無線中継装置7に対して通信中チャネル切替を要求し
た場合には、公衆基地局5Bと無線中継装置7との間の
通話に影響を与えることなく通話中チャネルの切替が実
施できる。また、これにより公衆基地局5Aと無線中継
装置7との間、無線中継装置7とPHS端末9Aとの間
をそれぞれ独立に通話中のチャネル切替を実施すること
が出来る。
【0048】また、他の場合として、公衆基地局5Bが
通信中チャネル切替(ハンドオーバ)指示を下位にある
無線中継装置7に対して送出した場合には、無線中継装
置7は信号を変換することなく、PHS端末9に中継す
る。
【0049】次に、本実施の形態におけるクロックの生
成について説明する。通常、公衆基地局は有線回線で接
続されるISDN回線からのクロック信号により当該公
衆基地局用の動作クロックを生成するが、本実施の形態
における無線中継装置7は無線回線を介して公衆基地局
5Bと接続されているだけであるため、直接、ISDN
回線からクロック信号の供給は受けることはできない。
そこで本実施の形態における無線中継装置7では、受信
した無線信号を基にクロック信号を生成するようにした
ものである。
【0050】以下、図2を参照してクロック信号の生成
について説明する。受信部13は、アンテナAntを介
して受信した無線信号から同期信号を抽出し、この同期
信号を制御部21を介して動作クロック生成部23に送
信する。動作クロック生成部23ではこの受信した同期
信号を基にクロック信号を生成し、送受信分離部11
P,11C、受信部13P,13C、送信部15P,1
5C、通話チャネル干渉検出部17P,17C、通話チ
ャネル切替動作部19P,19C、制御部21、制御チ
ャネル干渉検出部25、制御チャネル干渉回避部27等
に送出する。無線信号としては、具体的には制御チャネ
ル信号と通話チャネル信号がある。本方式では、この2
つの信号により、各々クロックを生成することが可能で
ある。
【0051】以上説明したように、本実施の形態によ
り、PHSにおいて、容易に公衆基地局からの電波の届
く範囲を広げることができる。この場合、PHS端末か
らは通常の公衆基地局に見えるため、PHS端末に対し
て変更は要さない。また、公衆基地局からも無線中継装
置は通常のPHS端末と同様に見えるため、設置位置の
周囲にある公衆基地局にも変更は要さない。
【0052】また、この実施の形態を適用した無線中継
装置の大きな特徴として、無線中継装置の設置が容易で
あることが挙げられる。通常、無線中継装置では、設置
前に親基地局を決定し、設置工事を行う必要があった。
しかし、本実施の形態を適用した無線中継装置では、無
線中継装置自身が設置された時点で受信し得る周辺の公
衆基地局のうちから最適な親基地局を選択する。従っ
て、設置前の親基地局選定などが不要になり、設置工事
が非常に容易となる。
【0053】また、有線回線が不要であるため、設置個
所の自由度が大きく、工事費用も少なくすむということ
から、PHSのサービスエリア展開が容易、且つ効率的
に行えるようになる。
【0054】また、この実施の形態を適用した無線中継
装置では、対公衆基地局側、対PHS端末側独立に無線
機を持ち、それぞれ独立に制御を行っているため、公衆
基地局と無線中継装置との間、無線中継装置とPHS端
末との間の無線チャネルをそれぞれ独立に通話中に切り
替えることが出来る。また、PHS端末は無線中継装置
からの他公衆基地局への通信中にチャネル切替え、ある
いは、無線中継装置から他無線中継装置への通信中にチ
ャネル切替えが可能である。
【0055】さらに、この実施の形態を適用した無線中
継装置は、動作用クロックを有線回線網から受けること
が出来ないため、無線回線で受信した信号より動作クロ
ックを生成している。この際、通話がない場合には無線
制御チャネルから、通話がある場合には通話チャネルか
ら動作クロックを生成する。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、公衆基地局から送信された情報を移
動局に、移動局から送信された情報を公衆基地局に公衆
用無線周波数を用いて送信された通信内容と同一の情報
を送信するようにしたので、PHSにおける利用範囲を
容易に拡大することができる。
【0057】請求項2および請求項3記載の発明は、自
律的に電波の干渉状態を観測し、この観測結果に応じて
他の無線チャネルとの干渉を回避するように制御チャネ
ルの送信タイミングまたは送信スロットを調整するよう
にしたので、公衆基地局、他の無線中継装置及びPHS
端末に影響を与えることなく、PHSにおける利用範囲
を容易に拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するPHSシステムの構成図であ
る。
【図2】本発明が適用される無線中継装置の構成を示す
ブロック図である。
【図3】図2に示す制御部の要部の構成を示すブロック
図である。
【図4】本発明が適用される無線中継装置を設置した場
合のサービスエリア構成例を示す図である。
【図5】本発明が適用される無線中継装置を設置した場
合の他のサービスエリア構成例を示す図である。
【図6】無線中継装置における発呼の場合におけるシー
ケンスを示す図である。
【図7】通話チャネルの信号の載せ換えタイミングを示
す図である。
【図8】無線中継装置における通話チャネル切替動作を
示す図である。
【符号の説明】
1 公衆通信網 3 一般加入電話 5 公衆基地局 7 無線中継装置 9 PHS端末 11 送受信分離部 13 受信部 15 送信部 17 通話チャネル干渉検出部 19 通話チャネル切替動作部 21 制御部 23 動作クロック生成部 25 制御チャネル干渉検出部 25a メモリ 25b 干渉判定部 27 制御チャネル干渉回避部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーソナルハンディホンシステムにおけ
    る公衆基地局と移動局との間の通信を中継する無線中継
    装置の無線中継方式であって、 前記無線中継装置は、公衆用無線周波数を用いて公衆基
    地局から送信された通信内容と同一の情報を公衆基地局
    として移動局に送信し、公衆用無線周波数を用いて移動
    局から送信された通信内容と同一の情報を移動局として
    公衆基地局に送信することを特徴とする無線中継方式。
  2. 【請求項2】 前記無線中継装置は、自律的に電波の干
    渉状態を観測し、この観測結果に応じて他の無線チャネ
    ルとの干渉を回避するように制御チャネルの送信タイミ
    ングを調整することを特徴とする請求項1記載の無線中
    継方式。
  3. 【請求項3】 前記無線中継装置は、起動されたとき
    に、自律的に親局として最適な公衆基地局を探索し、こ
    れにより探索された公衆基地局を親局として設定するこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の無線中継
    方式。
  4. 【請求項4】 前記無線中継装置は、自律的に電波の干
    渉状態を観測し、この観測情報の累積結果に応じて親局
    の再設定を所定の周期で行うことを特徴とする請求項3
    記載の無線中継方式。
  5. 【請求項5】 前記無線中継装置は、所定の設定入力が
    あるまで新たな親局の設定を行わないことを特徴とする
    請求項3記載の無線中継方式。
  6. 【請求項6】 前記無線中継装置は、制御チャネルを送
    信する際に、観測される電波の干渉状態が所定の閾値を
    越えて制御チャネルの送信が不可能であるときには、前
    記所定の閾値を緩和した閾値により制御チャネルの送信
    が可能であるかを検索することを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の無線中継方式。
  7. 【請求項7】 前記無線中継装置は、前記緩和した閾値
    による検索によっても制御チャネルの送信が不可能な場
    合には、所定の時間が経過した後に、制御チャネルの送
    信が可能となるまで動作を繰り返すことを特徴とする請
    求項6記載の無線中継方式。
  8. 【請求項8】 通信方式がTDMA−TDD方式である
    ときに、前記無線中継装置は、送信と受信のフレームタ
    イミングを合わせることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の無線中継方式。
  9. 【請求項9】 前記無線中継装置は、公衆基地局と移動
    局との間の通信を中継する際に、公衆基地局との間の通
    信品質が劣化したときには、移動局との間の通信に影響
    を与えることなく、当該公衆基地局との間の通信用チャ
    ネルの切替えを行うことを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の無線中継方式。
  10. 【請求項10】 前記無線中継装置は、公衆基地局と移
    動局との間の通信を中継する際に、移動局との間の通信
    品質が劣化したときには、公衆基地局との間の通信に影
    響を与えることなく、当該移動局との間の通信用チャネ
    ルの切替えを行うことを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の無線中継方式。
  11. 【請求項11】 前記移動局は、前記無線中継装置を介
    して接続される通話を保持して、他の公衆基地局または
    他の無線中継装置または自無線中継装置の他の無線チャ
    ネルへの接続を変更することを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の無線中継方式。
  12. 【請求項12】 前記無線中継装置は、動作用のクロッ
    ク信号を、受信される制御チャネルと通話チャネルの内
    の少なくとも一方のチャネルの信号から生成することを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の無線中継方
    式。
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