JP2775791B2 - 無線チャンネル用ランダムアクセス制御方式 - Google Patents
無線チャンネル用ランダムアクセス制御方式Info
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- JP2775791B2 JP2775791B2 JP33432388A JP33432388A JP2775791B2 JP 2775791 B2 JP2775791 B2 JP 2775791B2 JP 33432388 A JP33432388 A JP 33432388A JP 33432388 A JP33432388 A JP 33432388A JP 2775791 B2 JP2775791 B2 JP 2775791B2
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 11
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 14
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Radio Relay Systems (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、無線チャンネル用ランダムアクセス制御方
式に係り、とくに、パケット無線ネットワークに使用さ
れる無線チャンネル用ランダムアクセス制御方式に関す
る。
式に係り、とくに、パケット無線ネットワークに使用さ
れる無線チャンネル用ランダムアクセス制御方式に関す
る。
無線パケット通信では、一つのチャンネルを多数の従
局(ユーザ)が共有するので、チャンネルをできるだけ
有効に使わなければならない。
局(ユーザ)が共有するので、チャンネルをできるだけ
有効に使わなければならない。
この場合、チャンネルに対するアクセス方式として、
従来より純アロハ方式と、その改良型であるスロットア
ロハ方式とが一般によく知られている。
従来より純アロハ方式と、その改良型であるスロットア
ロハ方式とが一般によく知られている。
純アロハ方式では、第2図(1)に示すように、ユー
ザは同期されておらず、伝送するデータが発生した場合
は全くランダムに無線チャンネルに送り出すという手法
が採られている。このため、パケットは他のユーザとは
独立して出されるので、衝突・干渉が生じ易い。
ザは同期されておらず、伝送するデータが発生した場合
は全くランダムに無線チャンネルに送り出すという手法
が採られている。このため、パケットは他のユーザとは
独立して出されるので、衝突・干渉が生じ易い。
一方、スロットアロハ方式にあっては、パケットの送
信タイミングが同期させることによりパケットの衝突を
小さくするようにしたものである。すなわち、第2図
(2)に示すように、スロットアロハ方式では、チャン
ネルを1パケットの伝送時間ごとのタイムスロットに切
って、このタイムスロットに応じてユーザが同期してパ
ケットを送信するようにしたものである。
信タイミングが同期させることによりパケットの衝突を
小さくするようにしたものである。すなわち、第2図
(2)に示すように、スロットアロハ方式では、チャン
ネルを1パケットの伝送時間ごとのタイムスロットに切
って、このタイムスロットに応じてユーザが同期してパ
ケットを送信するようにしたものである。
従来例における純アロハ方式は、前述したようにデー
タを送受するユーザが同期されておらず、伝送するデー
タが発生したら全くランダムに伝送路にデータを送信す
るので、他のユーザが送信したデータと衝突・干渉を起
こし、データの一部が重なっても全体がだめになってし
まうので、効率が悪いという欠点がある。
タを送受するユーザが同期されておらず、伝送するデー
タが発生したら全くランダムに伝送路にデータを送信す
るので、他のユーザが送信したデータと衝突・干渉を起
こし、データの一部が重なっても全体がだめになってし
まうので、効率が悪いという欠点がある。
また、スロットアロハ方式は、データの部分的衝突を
避けるためにデータの送信タイミングを同期させること
により伝送効率を向上させているが、データの送信タイ
ミングを決定するタイムスロットの長さが固定となって
いるので、送信すべきデータの長さに「ばらつき」があ
るシステムにおいては、最長のデータを送信可能なスロ
ットを使用して短いデータを送信するようになるため、
伝送効率が悪いという欠点がある。
避けるためにデータの送信タイミングを同期させること
により伝送効率を向上させているが、データの送信タイ
ミングを決定するタイムスロットの長さが固定となって
いるので、送信すべきデータの長さに「ばらつき」があ
るシステムにおいては、最長のデータを送信可能なスロ
ットを使用して短いデータを送信するようになるため、
伝送効率が悪いという欠点がある。
本発明の目的は、かかる従来例の有する不都合を改善
し、とくに、高い伝送効率を維持しながら、データ長の
異なるデータの伝送を可能とした無線チャンネル用ラン
ダムアクセス制御方式を提供することにある。
し、とくに、高い伝送効率を維持しながら、データ長の
異なるデータの伝送を可能とした無線チャンネル用ラン
ダムアクセス制御方式を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、同期信号を送
出することにより各々同一の長さである複数のスロット
を発生させる主局と、この主局が発生させた複数のスロ
ットに同期してデータを交互に送信する複数の従局とを
備えている。このうち、主局は、各々同一の長さである
複数のスロットの各長さを一律に変更する機能を備え、
複数の従局は、各スロットの長さに適した長さのデータ
を送信する機能を備えている、という構成を採ってい
る。
出することにより各々同一の長さである複数のスロット
を発生させる主局と、この主局が発生させた複数のスロ
ットに同期してデータを交互に送信する複数の従局とを
備えている。このうち、主局は、各々同一の長さである
複数のスロットの各長さを一律に変更する機能を備え、
複数の従局は、各スロットの長さに適した長さのデータ
を送信する機能を備えている、という構成を採ってい
る。
以下、本発明の一実施例を第1図に基づいて説明す
る。第1図は、本実施例に使用されている伝送路上のデ
ータ構成を示す。
る。第1図は、本実施例に使用されている伝送路上のデ
ータ構成を示す。
第1図において、同期信号1は、主局から送出され、
これにより、各々同一の長さである複数のスロット1〜
6が発生させられる。複数の従局は、このように主局が
発生させた複数のスロット1〜6に同期して当該各スロ
ット1〜6の長さに適した長さのデータを交互に送信す
るようになっている。
これにより、各々同一の長さである複数のスロット1〜
6が発生させられる。複数の従局は、このように主局が
発生させた複数のスロット1〜6に同期して当該各スロ
ット1〜6の長さに適した長さのデータを交互に送信す
るようになっている。
ここで、主局は、各々同一の長さである複数のスロッ
トの各長さを一律に変更する機能を備えている。例えば
第1図のように、限られた長さの単位フレーム内におい
て、これに含まれる各スロットの長さを長くすると、第
1図下のように、スロット1〜3のみが含まれた状態と
なる。
トの各長さを一律に変更する機能を備えている。例えば
第1図のように、限られた長さの単位フレーム内におい
て、これに含まれる各スロットの長さを長くすると、第
1図下のように、スロット1〜3のみが含まれた状態と
なる。
このとき、主局は、各スロットの長さを可変とする旨
のフレームパターンビット2を送出する機能を備えてい
る。
のフレームパターンビット2を送出する機能を備えてい
る。
これを更に詳述すると、同期信号1は主局により送出
されこの同期信号を基に全ての従局は同期を行う。フレ
ームパターンビット2も主局により送出され、この内容
により単位フレーム内のスロット構成が決定される。各
スロットが短いスロット長の場合には単位フレーム中に
6個のスロットが存在し従局はこれらのスロットを使用
して短いデータを送信する。各スロットが長いスロット
長の場合には長いデータをスロット1〜3を使用して送
信する。
されこの同期信号を基に全ての従局は同期を行う。フレ
ームパターンビット2も主局により送出され、この内容
により単位フレーム内のスロット構成が決定される。各
スロットが短いスロット長の場合には単位フレーム中に
6個のスロットが存在し従局はこれらのスロットを使用
して短いデータを送信する。各スロットが長いスロット
長の場合には長いデータをスロット1〜3を使用して送
信する。
ここで、長いスロット長になる頻度が少ない場合、各
従局では長いデータを送信する機会が減るため、各スロ
ットが長いスロット長になったときは、そのスロット1
において衝突確率が特に高くなる。そこで、この事態を
避けるため、従局アドレス3により指定された従局のみ
が後続のスロット1〜3にデータを送出できるようにな
っている。
従局では長いデータを送信する機会が減るため、各スロ
ットが長いスロット長になったときは、そのスロット1
において衝突確率が特に高くなる。そこで、この事態を
避けるため、従局アドレス3により指定された従局のみ
が後続のスロット1〜3にデータを送出できるようにな
っている。
このように、従局は自らの送信するデータを長いデー
タと短いデータとに区別して処理し送信する。尚、伝送
路上では、上記単位フレームが連続している。
タと短いデータとに区別して処理し送信する。尚、伝送
路上では、上記単位フレームが連続している。
本発明を適用するシステムの一例として、伝送すべき
データとして呼量の大きな即時性を要求する短いデータ
と呼量の小さな即時性を要求しない長いデータを持つネ
ットワークが掲げられる。ネットワーク内には同期信号
・フレームパターンビット及び従局アドレスを送信する
主局と実際のデータ通信を行う複数の従局がある。
データとして呼量の大きな即時性を要求する短いデータ
と呼量の小さな即時性を要求しない長いデータを持つネ
ットワークが掲げられる。ネットワーク内には同期信号
・フレームパターンビット及び従局アドレスを送信する
主局と実際のデータ通信を行う複数の従局がある。
主局は、短いスロット長を生成している時間と長いス
ロット長を生成している時間の比を制御する事により、
伝送路の効率を変化させる事ができる。さらに、通常時
は短いスロット長を生成して短いデータを伝送し、一定
の時間間隔をおいて又は主局の任意に長いスロット長を
生成することで、呼量の小さな長いデータもまた伝送す
ることができる。
ロット長を生成している時間の比を制御する事により、
伝送路の効率を変化させる事ができる。さらに、通常時
は短いスロット長を生成して短いデータを伝送し、一定
の時間間隔をおいて又は主局の任意に長いスロット長を
生成することで、呼量の小さな長いデータもまた伝送す
ることができる。
また、短いスロット長から長いスロット長に変更され
た場合、最初のスロットでは送信されたデータが衝突す
る確率が高いが、第1図(2)に示す如く従局アドレス
を挿入する事により衝突を回避する事ができる。
た場合、最初のスロットでは送信されたデータが衝突す
る確率が高いが、第1図(2)に示す如く従局アドレス
を挿入する事により衝突を回避する事ができる。
以上のように、本発明によると、主局が各スロットの
長さを一律に変更できるため、従局から送信されるデー
タ長が比較的短いシステムでは予め各スロットの長さを
短く設定しておき、従局が長いデータを送信する頻度に
応じて一時的に各スロットの長さを比較的長く設定する
ことが可能となるので、従局からは常に高い効率でデー
タ伝送を行う事ができ、伝送路に送出されるデータが頻
度の高い短いデータと頻度の低い長いデータからなる場
合でも、高い伝送効率を保ちながらデータ長の異なるデ
ータを伝送する事ができるという従来にない優れた無線
チャンネル用ランダムアクセス制御方式を提供すること
ができる。
長さを一律に変更できるため、従局から送信されるデー
タ長が比較的短いシステムでは予め各スロットの長さを
短く設定しておき、従局が長いデータを送信する頻度に
応じて一時的に各スロットの長さを比較的長く設定する
ことが可能となるので、従局からは常に高い効率でデー
タ伝送を行う事ができ、伝送路に送出されるデータが頻
度の高い短いデータと頻度の低い長いデータからなる場
合でも、高い伝送効率を保ちながらデータ長の異なるデ
ータを伝送する事ができるという従来にない優れた無線
チャンネル用ランダムアクセス制御方式を提供すること
ができる。
第1図(1)(2)は本発明に係る無線チャンネル用ラ
ンダムアクセス制御方式に使用される伝送路上のデータ
構成を示す説明図、第2図(1)(2)は従来例を示す
説明図である。 1……同期信号、2……フレームパターンビット、3…
…従局アドレス。
ンダムアクセス制御方式に使用される伝送路上のデータ
構成を示す説明図、第2図(1)(2)は従来例を示す
説明図である。 1……同期信号、2……フレームパターンビット、3…
…従局アドレス。
Claims (1)
- 【請求項1】同期信号を送出することにより各々同一の
長さである複数のスロットを発生させる主局と、この主
局が発生させた複数のスロットに同期してデータを交互
に送信する複数の従局とを備えた無線チャネル用ランダ
ムアクセス制御方式において、 前記主局は、前記各々同一の長さである複数のスロット
の各長さを一律に変更する機能を備え、 前記複数の従局は、前記各スロットの長さに適した長さ
のデータを送信する機能を備えていることを特徴とした
無線チャネル用ランダムアクセス制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33432388A JP2775791B2 (ja) | 1988-12-30 | 1988-12-30 | 無線チャンネル用ランダムアクセス制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33432388A JP2775791B2 (ja) | 1988-12-30 | 1988-12-30 | 無線チャンネル用ランダムアクセス制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02180447A JPH02180447A (ja) | 1990-07-13 |
JP2775791B2 true JP2775791B2 (ja) | 1998-07-16 |
Family
ID=18276070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33432388A Expired - Lifetime JP2775791B2 (ja) | 1988-12-30 | 1988-12-30 | 無線チャンネル用ランダムアクセス制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2775791B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09116572A (ja) * | 1995-10-23 | 1997-05-02 | Nec Corp | パケットデータ制御方式 |
JPH10285148A (ja) * | 1997-04-04 | 1998-10-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無線通信装置及びセルラーシステム |
WO2007091420A1 (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 基地局及び通信システム |
US9955329B2 (en) | 2014-07-28 | 2018-04-24 | Nec Corporation | Mobile wireless communication system |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL189062C (nl) * | 1980-02-15 | 1992-12-16 | Philips Nv | Werkwijze en stelsel voor overdracht van datapakketten. |
JPS56129456A (en) * | 1980-03-14 | 1981-10-09 | Hitachi Ltd | Path control method |
-
1988
- 1988-12-30 JP JP33432388A patent/JP2775791B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02180447A (ja) | 1990-07-13 |
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