JPH08102977A - 同期通信環境を提供するための方法および装置 - Google Patents

同期通信環境を提供するための方法および装置

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JPH08102977A
JPH08102977A JP7269235A JP26923595A JPH08102977A JP H08102977 A JPH08102977 A JP H08102977A JP 7269235 A JP7269235 A JP 7269235A JP 26923595 A JP26923595 A JP 26923595A JP H08102977 A JPH08102977 A JP H08102977A
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JP
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base station
communication
communication system
beacon
slot
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JP7269235A
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David L Weigand
デビッド・エル・ウェイガンド
Charles J Malek
チャールズ・ジェイ・マレク
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Motorola Solutions Inc
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Motorola Inc
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/204Multiple access
    • H04B7/212Time-division multiple access [TDMA]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
    • H04B7/2662Arrangements for Wireless System Synchronisation
    • H04B7/2671Arrangements for Wireless Time-Division Multiple Access [TDMA] System Synchronisation
    • H04B7/2678Time synchronisation
    • H04B7/2687Inter base stations synchronisation
    • H04B7/269Master/slave synchronisation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同じ周波数で動作するよう構成された多数の
ベースステーションを含む通信環境102における適切
な同期通信を可能にする。 【解決手段】 お互いの到達範囲内で動作するベースス
テーションはさもなければ独立に動作する他のベースス
テーションとの干渉を最小にするため調整されなければ
ならない。1つのシステムで動作する各ベースステーシ
ョンは同じ周波数で動作する他のベースステーションが
到達範囲内にあるか否かを判定する(310)。ベース
ステーションの1つがマスタとしての役割を果たしかつ
残りのベースステーションが次に該マスタのベースステ
ーション(312)に同期する。ベースステーションを
同期させる好ましい方法はデジタル多元接続通信システ
ムのための信号プロトコル(702,902)および衝
突回避技術を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は無線周波(RF)
通信システムに関し、かつより特定には同期通信環境を
提供するための方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信システムにおいては、ある与え
られた周波数帯域をより多数のユーザが使用できるよう
にするためスペクトルの使用率を向上させるための努力
が行なわれてきている。スペクトル効率を増大するため
の技術の1つの例は周波数分割多元接続(FDMA)技
術である。伝統的なFDMAシステムにおいては、与え
られた周波数帯域が多数のチャネルに分割され、この場
合各チャネルは1人のユーザによって占有される。FD
MAシステムはまた時分割2重(time divis
ion duplex:TDD)システムとすることが
でき、与えられたRFチャネルが時間的に分離された順
方向および逆方向の双方の通信のために使用される。
【0003】他の技術はデジタル多元接続通信システム
からなる。スペクトルの使用効率を増大するための1つ
のそのような伝統的なデジタル多元接続技術は時分割多
元接続(TDMA)技術である。TDMAシステムにお
いては、信号を送信するための各々のチャネルは複数の
スロットに分割される。各々のタイムスロットは異なる
呼に割当てることができる。TDMAシステムはまたT
DD技術を使用することができる。したがって、数多く
の呼が単一のチャネルまたは周波数によって同時に送信
できる。
【0004】最後に、スペクトル効率の増大は低速周波
数ホッパシステム(slow frequency h
opper system)またはダイレクトシーケン
スCDMAシステムの形式の、スペクトル拡散技術によ
って達成できる。低速周波数ホッパシステムにおいて
は、信号のキャリア周波数はあらかじめ受信機によって
知られた擬似ランダムシーケンスで広い範囲の可能な周
波数にわたり所定の速度で変えられる。一般に、スペク
トル拡散技術は意図的なまたは意図しない妨害の双方の
影響を低減する。ダイレクトシーケンスCDMAシステ
ムは多数のユーザが同じスペクトルを共用できるように
し、この場合各ユーザは独自の擬似ノイズ符号シーケン
スを割当てられる。信号はあらかじめ受信機によって知
られている広い帯域幅の擬似ノイズシーケンスによって
拡散される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】多数のベースステーシ
ョンを有するデジタル多元接続通信システムにおいて
は、ベースステーションが適切に同期されることを保証
するためにベースステーションの間で何らかの調整が行
なわれなければならない。ベースステーションを同期さ
せることは該ベースステーションが共通のシステムの一
部でありかつ物理的に接続されておれば達成可能であ
る。しかしながら、物理的に接続されていないベースス
テーションももしそれらが通信システムの一部であれば
同期されなければならない。さらに、もしベースステー
ションが共通の周波数で独立に動作する場合該ベースス
テーションは適切に同期されるために通信を行なわなけ
ればならない。したがって、デジタル多元アクセス通信
システムにおいて動作しているベースステーションを同
期するための方法および装置が必要となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】デジタル多元接続通信シ
ステムにおいては、他のベースステーションの到達範囲
内で動作する各々のベースステーションは妨害を避ける
ために同期されなければならない。本発明は多数のベー
スステーションが同じ周波数で動作するよう構成された
通信環境における同期通信を可能にする。特に、レジデ
ンシャル・ベースステーション(residentia
l base stations)のようなベースステ
ーションはそうしなければ独立に動作する他のベースス
テーションとの妨害を最小にするため整合または調整さ
れなければならない。本発明によれば、あるシステムで
動作している各々のベースステーションは同じ周波数で
動作している他のベースステーションが到達範囲内にあ
るか否かを判定する。ベースステーションの1つがマス
タとしての役割を果たしかつ残りのベースステーション
が次にそのマスタのベースステーションに同期すること
になる。ベースステーションを同期させる好ましい方法
が、信号プロトコル、同期チェーンの構築および同期チ
ェーンの構築のための衝突回避技術を含めて開示され
る。
【0007】
【発明の実施の形態】まず図1を参照すると、無線通信
システム102が示されている。該無線通信システムは
複数の基地局またはベースステーション104を有し、
各々のベースステーションはある領域108にわたりR
Fカバレージを提供する。各ベースステーションは公衆
システム電話ネットワーク106に接続することができ
る。しかしながら、本発明の回路および方法は公衆シス
テム電話ネットワークに接続されないベースステーショ
ンを有する無線通信システムにおいても実施できること
が理解される。ベースステーションは一緒に独立のネッ
トワークに接続することができ、あるいはたまたま同じ
周波数帯域で動作している孤立形の(standalo
ne)ユニットとすることもできる。各々のベースステ
ーションはまた1つまたはそれ以上のハンドセット11
0と通信するよう構成される。最後に、各々のベースス
テーションはRF信号により到達範囲内にある他のベー
スステーションと通信することができる。
【0008】次に図2に移ると、ブロック図はベースま
たはハンドセット回路を示している。好ましい実施例で
は、モトローラ・インコーポレイテッドから入手可能な
MDA08技術におけるCMOS ASICのような、
ASIC(応用特定集積回路)201、および、モトロ
ーラ・インコーポレイテッドから入手可能な68HC1
1型マイクロプロセッサのような、マイクロプロセッサ
203を組合わせて図7および図9に示される通信プロ
トコルを発生する。ASIC201は本発明にしたがっ
て第2の同期源または同期ソースを検出するために別個
のサーチエンジンを含むことが好ましい。該サーチエン
ジンは別個のデジタル位相同期ループ(DPLL)また
はオーバサンプル型相互相関器(oversample
d cross−correlator)とすることが
できる。デジタル位相同期ループは技術的に良く知られ
ている。デジタル位相同期ループの例は1976年9月
28日にマレク(Malek)に発行された「デジタル
位相同期ループ」と題する米国特許第3,983,49
8号に見ることができる。この米国特許第3,983,
498号の全内容は参照のため本明細書に導入される。
オーバサンプル型相互相関器の例はウェイガンド(We
igand)に対し1992年5月26日に発行された
「非コヒーレント受信機によるGMSK信号の実時間復
調のための方法および装置」と題する米国特許第5,1
17,441号に見ることができる。この米国特許第
5,117,441号の全内容も本明細書に参照のため
導入される。
【0009】マイクロプロセッサ203は好ましい実施
例においては1つのパッケージ211に併合された、R
AM205、EEPROM207、およびROM209
を使用し、前記プロトコルを発生するのに必要なステッ
プを実行しかつ、表示装置213への書き込み、キーパ
ッド215からの情報の受け入れ、および周波数シンセ
サイザ225の制御のような、通信ユニットのための他
の機能を行なう。ASIC201はマイクロホン217
からおよびスピーカー221へオーディオ回路219に
よって変換されるオーディオ信号を処理する。あるメッ
セージフィールドはASIC201によって構成されか
つオーディオ回路219、マイクロプロセッサ203に
よって処理され、かつ他のものはASIC201によっ
て構成され、該ASIC201はメッセージフレームを
発生しかつそれを送信機223に転送する。送信機22
3はシステムのために選択されかつマイクロプロセッサ
203によって指示されるホッピング様式で周波数シン
セサイザ225によって生成されたキャリア周波数を使
用してアンテナ229を介し送信を行なう。通信ユニッ
トのアンテナ229によって受信された情報は受信機2
27に入り、該受信機227はシステムのために選択さ
れたホッピング様式と合わせて、周波数シンセサイザ2
25からのキャリア周波数を使用しメッセージフレーム
を構成するシンボルを復調する。ASIC201は次に
受信メッセージフレームをその構成要素の部分へと解剖
する。もし図2の回路がレジデンシャル・ベースステー
ションに導入されれば、該ベースステーションのオーデ
ィオ回路は電気通信(telco)ネットワーク233
に結合することができる。
【0010】次に図3に移ると、お互いの到達範囲内で
動作する複数のベースステーションを有する無線通信シ
ステムにおけるある特定のベースステーションがマスタ
のベースステーションであるか否かを判定するための好
ましいステップがフローチャートによって示されてい
る。本発明の方法は、レジデンシャルまたはオフィス・
ベースステーションのような、パーソナルコードレスの
ベースステーションに使用されるのが好ましいが、無線
ベースステーションを使用する任意のシステムに採用す
ることができる。ステップ302においてベースステー
ションがパワーアップしかつステップ304において周
波数fにロックする。ステップ306においてベース
ステーションは同期および巡回冗長検査(CRC)信号
が検出されたか否かを判定する。もし該信号が検出され
れば、ベースステーションはステップ308においてホ
ップシーケンスに従う。周波数ホッピングシステムは技
術的に良く知られておりかつこの出願では詳細に説明し
ない。ベースステーションは次にステップ310におい
てビーコンが聞かれたか否かを判定する。この信号は他
の発生源によって発生されたビーコンメッセージでもよ
く、あるいはハンドセットまたはベースのような、他の
発生源によって発生された通信トラフィックとすること
もできる。もしステップ310においてビーコンが検出
されなければ、ベースステーションはステップ312に
おいてマスタのベースステーションとしての役割を果た
しかつステップ314において通常の動作を行なう。マ
スタのベースステーションとして、該ベースステーショ
ンは種々の周波数の間でホッピングを行ない、一方他の
ベースステーションは該マスタのベースステーションと
同期を維持する(すなわち、同じ周波数ホッピングパタ
ーンに従うが、異なるホップインデクスに関してはマス
タと位相外れとなる)。
【0011】しかしながら、ステップ310においてビ
ーコンがベースステーションによって検出されれば、該
ベースステーションはステップ316においてスレイブ
の役割を果たしかつデジタル位相同期ループ(DPL
L)を構成する。ベースステーションはステップ318
において通常動作を行ない、かつステップ320におい
てそれがマスタステーションとの同期を喪失しているか
否かを判定する。もしベースステーションが同期を喪失
していれば、それは次にステップ322においてそれが
呼の最中(in a call)にあるか否かを判定す
る。もしベースステーションが呼の最中になければ、そ
れはステップ304において周波数fにロックする。
しかしながら、もしベースステーションが呼の最中にあ
れば、それはステップ324において可能なマスタのベ
ースステーションを聴取する。もしベースステーション
がステップ326において他のマスタを検出すれば、該
ベースステーションはステップ316においてスレイブ
の役割を果たす。ベースステーションを検出するための
好ましい方法は図7〜図10を参照して詳細に説明す
る。もしマスタが検出されなければ、ベースステーショ
ンはステップ312においてマスタの役割を果たす。
【0012】次に図4に移ると、図3のブロック308
におけるホップシーケンスに追従するための好ましいス
テップが示されている。ステップ402において、イン
デクス(すなわち、第1のチャネルでスタートし所定の
シーケンスのチャネルへのオフセット)がゼロに等しく
セットされる。ステップ404において、ベースステー
ションは次のインデクスを走査し(前記シーケンスにお
ける第2のチャネルで始まる同じシーケンスのチャネ
ル)かつ全てのチャネルの受信信号強度指示(RSS
I)が所定のしきい値より低いか否かを判定する、ステ
ップ406。もし全てのチャネルのRSSIが所定のし
きい値より低ければ、ベースステーションはステップ4
08においてインデクスNがゼロの占有チャネルを有す
ることの指示を記憶する。もしステップ406において
全てのチャネルのRSSIがしきい値より小さくなけれ
ば、ベースステーションはステップ410において占有
チャネルの数を指示する。
【0013】ステップ412において、ベースステーシ
ョンは占有チャネルを持たない3つのインデクスが得ら
れるか否かを判定する。もし3つのインデクスが得られ
れば、ベースステーションはステップ414において第
1のインデクスを選択しかつステップ416において通
常動作を行なう。しかしながら、もし3つのインデクス
が得られなければ、ベースステーションはステップ41
8において全てのインデクスが走査されたか否かを判定
する。もし全てのインデクスが走査されていなければ、
ベースステーションはステップ404において次のイン
デクスを走査する。もし全ての指数またはインデクスが
走査されていれば、ベースステーションは所定のしきい
値より大きなRSSI値を有する占有チャネルの最も小
さい数に従って最善の利用可能なインデクスを使用す
る。3つのインデクスは次の最善のリストを形成するた
めに使用される。もしインデクスが呼の間に汚染されれ
ば、インデクスを変更するための要求が送信される。次
に最善のリストは無線機の資源および他の制限に応じて
周期的に更新することができる。RSSI判定に関し上
に説明したが、RSSIによるチャネル品質の評価は単
に例として与えられたにすぎない。信号品質を決定する
ための任意の他の方法も本発明の範囲内で使用すること
ができる。
【0014】次に図5に移ると、タイミング図は本発明
に係わるお互いの到達範囲内にあるベースステーション
の同期を示している。互いに到達範囲外にある、元のマ
スタA1およびB1は時間T1に示されている。他のベ
ースステーション(A2〜A5)は元のマスタA1の到
達範囲内に入りかつ同期して図6に示されたステップに
したがって同期チェーンを形成する。同様に、ベースス
テーションB2およびB3は元のマスタB1の到達範囲
内に入り他の同期チェーンを形成する。
【0015】図6に示されるように、ベースステーショ
ンの個々のチェーンを同期させる方法が概略的に示され
ている。チェーンの成長はベースステーションの間で行
われ(すなわち、各々のベースステーションがビーコン
メッセージ(図7および図8)に基づき他のベースステ
ーションから離れて同期し)、またはベースステーショ
ンが他のベースステーションに関連するビーコンメッセ
ージまたはハンドセットトラフィックを検出してチェー
ンを形成するより動的なチェーンとなる(図9および図
10)。図6に示したチェーン構築の一般的な概念は同
期チェーンを形成するためのいずれの方法にも適用され
るが、各々の構成に対する概略的な実施方法につき理解
を容易にするため以下に別個に説明する。
【0016】特に、ベースステーションの間の同期チェ
ーンの展開はステップ602でスタートし、そこでは1
つのベースステーションが図3に示したステップにした
がってパワーアップに応じて現存するベースステーショ
ンに同期するようになる。1つのベースステーションは
2つの同期ソースの範囲内にありかつ2つの同期ソース
を検出することもあり得る。ベースステーションはステ
ップ604において同期していないベースステーション
からの第2のビーコンメッセージが検出されたか否かを
判定する。もしそのようなビーコンメッセージが検出さ
れなければ、ベースステーションはステップ606にお
いて存在するマスタに対し同期し続ける。しかしなが
ら、もしあるベースステーションからの第2のビーコン
メッセージが検出されれば、該ベースステーションはス
テップ608において検出された同期していないベース
ステーションに同期する。ベースステーションは通信に
おける何らかの妨害を避けるために他のベースステーシ
ョンに向かってゆっくり移動する。該ベースステーショ
ンは次にステップ610において同期が完了したか否か
を判定する。もし同期が完了していなければ、ベースス
テーションはステップ608において他のベースステー
ションに向けてゆっくり移動し続ける。もし同期が完了
すれば、ベースステーションはステップ612において
通常動作を行なうことになる。該ベースステーションは
次にステップ614において同じ同期分布(sync
distribution)が受信されたか否かを判定
する。もし同じ同期分布が受信されていれば、ベースス
テーションはステップ612において通常動作を行なう
ことになる。そうでない場合は、ベースステーションは
ステップ604において第2のビーコン信号または非同
期ハンドセットトラフィックをチェックする。他のベー
スステーションに向けて移動する1つの方法は図11を
参照して以下に説明する。
【0017】一例としてA1〜A5のチェーンを使用
し、時間T1において、ベースステーションA1は最初
の(original)マスタのベースステーションと
して存在している。第2のベースステーションA2は次
にパワーアップし、A1を検出しかつA1に同期する。
第3のベースステーションA3が次にパワーアップす
る。本発明の図3によれば、A3は同期ソース(A2)
を検出しかつ該同期ソースに同期する。チェーンはパワ
ーアップしたベースステーションがチェーンに同期する
に応じて築かれ続ける。要するに、ベースステーション
がチェーンのいずれかの端に加えられた(すなわち、パ
ワーアップされかつマスタを探している)ときに、該ベ
ースステーションはチェーンに同期することになる。
【0018】時間t2において、2つの同期チェーンは
出会いかつ同期したベースステーションC1〜C9の単
一のチェーンを形成する。ベースステーションの2つの
チェーンをつなぐ新しいベースステーション(時間t2
におけるベースステーションC4として示される)は第
1のベースステーションを検出しかつそのベースステー
ションに同期する。C4はC3またはC5のいずれの到
達範囲内にもありかついずれをも検出できるが、C3が
同期するベースステーションを決定するために衝突回避
技術を使用することができる。後に詳しく説明するよう
に、ベースステーションは2つのベースステーションの
うちの1つに対しデフォールトで同期することができ
る。デフォールトの方法は同期プロトコルに依存する。
例えばC4が最初にC5に同期するものと仮定すると、
C3(これはC2に同期している)が次に現在同期外れ
になっている第2のベースステーション(C4)を検出
しかつそのベースステーションに同期する。C2(これ
はC1に同期している)が次に同期外れになっている第
2の同期ソース(C3)を検出し、かつC2がC3に同
期する。最後に、C1はC2と同期外れとなっており次
にC2に同期して同期チェーンの逆戻りまたは反転を完
了する。C1はしたがってマスタを放棄する。したがっ
て、本発明の方法は同期チェーンの形成を可能にし、か
つ特に2つの同期チェーンが衝突する場合に単一の同期
チェーンが形成できるようにする。
【0019】同様に、ビーコン信号およびハンドセット
トラフィックの双方を検出することに基づく同期チェー
ンの展開についても図5および図6を参照して説明す
る。ベースステーションが該ベースステーションに電力
が印加されたときにビーコン信号を送信するが、用語
「パワーアップ」はまたベースステーションが呼の最中
にある場合におけるハンドセットトラフィックの送信に
言及している。ベースステーションはビーコン信号また
は非同期ハンドセットトラフィックが検出されたか否か
をステップ604において判定する。もしビーコン信号
も非同期ハンドセットトラフィックも検出されなけれ
ば、ベースステーションはステップ606においてルー
プに留まっている。しかしながら、もしビーコン信号ま
たは非同期ハンドセットトラフィックが検出されれば、
ベースステーションはステップ608において検出され
たベースステーションに同期する。ベースステーション
は通信における何らかの妨害を避けるためゆっくりと検
出されたベースステーションに向って移動する。該ベー
スステーションは次にステップ610において同期が完
了したか否かを判定する。もし同期が完了していなけれ
ば、該ベースステーションはステップ608において他
の同期ソースに向ってゆっくりと移動する。もし同期が
完了すれば、ベースステーションはステップ612にお
いて通常動作を行なう。該ベースステーションは次にス
テップ614において同じ同期分布が受信されたか否か
を判定する。もし同じ同期分布が受信されていれば、該
ベースステーションはステップ612において通常の動
作を行なう。そうでない場合は、該ベースステーション
はステップ604において第2のビーコン信号または非
同期ハンドセットトラフィックに対するチェックを行な
う。
【0020】再びA1〜A5チェーンを例として使用す
ると、A1は最初のマスタとして存在する。ベースステ
ーションA2はパワーアップし、A1からビーコン信号
を検出しかつA1に同期する。他のベースステーション
A3が次にパワーアップする。本発明の動作によれば、
もしベースステーションA2が呼の最中にあれば、A3
はA2のハンドセットトラフィックを検出しかつA2に
同期する。A3はビーコンを送信する。ベースステーシ
ョンA4が次にパワーアップしかつベースステーション
A3と同期する。もし他のベースステーション(A5)
がパワーアップすれば、それはベースステーションA4
のハンドセットトラフィックに同期する。要するに、ベ
ースステーションはビーコン信号またはハンドセットト
ラフィックを検出しかつチェーンを形成するために該ビ
ーコン信号またはハンドセットトラフィックの発生源に
同期する。
【0021】時間t2において、2つの同期チェーンは
出会いかつ同期した装置C1〜C9の単一のチェーンを
形成する。2つのチェーンをつなぐベースステーション
(時間t2におけるC4として示されている)は前記2
つの装置のうちの1つに同期する。ベースステーション
C4はC3またはC5の到達範囲内にありかつC3また
はC5を検出することができるが、C3がどのベースス
テーションに同期するかを決定するために何らかの衝突
回避技術を使用することができる。例えばハンドセット
C4が始めにC5に同期するものと仮定すると、C3は
次に同期していないC4のビーコン信号またはハンドセ
ットトラフィックを検出しかつC4に同期する。C2が
次に同期していない第2のソース(C3)を検出し、か
つC2はC3に同期する。最後に、C1はC2と同期し
ておらずかつ次にC2と同期して同期チェーンの逆戻り
または反転(reversal)を完了する。C1はし
たがってマスタの地位を放棄する。
【0022】次に通信装置を同期するためのプロトコル
について考察し、1つのチェーンにある通信装置を同期
するための好ましい方法につき図7〜図10を参照して
詳細に説明する。始めに図7に入ると、ベースステーシ
ョンを同期するための無線インタフェースプロトコルが
示されている。好ましくは、主(primary)およ
び冗長(redundant)フレーム702および7
04の双方が図7に示されるようにベースステーション
の間で送信される。主および冗長フレームを有する周波
数およびビット同期を維持する方法および装置について
は1993年5月18日に発行され、「デジタル通信シ
グナリングシステム」と題する米国特許第5,212,
715号、ピッカート(Pickert)他、に記載さ
れている。特定のスロットを参照すると、フレーム70
2はシンセサイザのロック時間のためのスロット706
を含む。引き続く4つのスロットは順方向主および順方
向冗長データフィールド、および逆方向主および逆方向
冗長データフィールドのためのものである。特に、スロ
ット708は順方向(ベース−ハンドセット)主データ
スロットである。スロット710は順方向冗長データフ
ィールドである。スロット712は逆方向(ハンドセッ
ト−ベース)主データフィールドであり、一方スロット
714は逆方向冗長データフィールドである。スロット
716はシンセサイザのタイムスロットである。引き続
く2つのスロットはビーコンスロットであり、ビーコン
スロットA 718(スロットA)およびビーコンスロ
ットB
【0023】720(スロットB)で示されている。該
ビーコンスロットはベースステーションを同期させるた
めに使用されるベース同期フィールドを送信するために
使用される。1つのビーコンメッセージはビーコンスロ
ットによって送信される複数のビーコン信号からなる。
ビーコンスロットAおよびビーコンスロットBの機能は
図8を参照して詳細に説明する。
【0024】図7に示されるように、主フレーム702
の順方向主タイムスロット708もまた冗長フレーム7
04の順方向冗長スロット726において送信される。
すなわち冗長スロットは前のフレームの主スロットに整
合する情報を含む。同様に、主フレーム702の逆方向
主スロット712は冗長時間フレーム704の逆方向冗
長スロット730において送信される。主および冗長デ
ータフィールドの送信の動作は技術的に良く知られてお
りかつここではこれ以上詳細に説明しない。しかしなが
ら、本発明によれば冗長スロットを送信するシステムを
使用する必要はなく、かつ単一のフレームを送信しても
よいことが理解されるべきである。
【0025】図7はまた順方向または逆方向のデータス
ロット、またはいずれかの方向の主スロットまたは冗長
スロットのための好ましいスロット構造を示す。デジタ
ル制御チャネル(DCCH)フィールド750のための
好ましいフィールドが示されている。各々のDCCHデ
ータスロットはランプ/ガード(ramp/guar
d:R/G)フィールド754、プリアンブルフィール
ド756、同期フィールド758、データフィールド7
60、巡回冗長検査(CRC)フィールド762および
R/Gフィールド764を具備する。デジタルトラフィ
ックフィールド752も示されている。前記プリアンブ
ルフィールドはベースステーションを識別するためのマ
ーカー信号を表わす。逆方向チャネルにおいては、マー
カー信号がハンドセットを識別する。前記デジタルトラ
フィックチャネルのデータスロットはR/Gフィールド
766、同期フィールド768、低速関連制御チャネル
(SACCH)700、CRCフィールド772、ボコ
ーダペイロードフィールド774、およびR/Gフィー
ルド776を具備する。図7には好ましいデータフィー
ルドのプロトコルが示されているが、本発明の範囲内で
付加的なまたはより少ないフィールドを送信することも
できる。
【0026】次に図8を参照すると、図7の無線(ai
r)プロトコルを使用したベースステーションを同期す
るための好ましいステップが示されている。特に、ステ
ップ804において、ベースステーションはビーコンメ
ッセージがスロットAまたはスロットBにおいて捕捉さ
れたか否かを判定する。もしスロットAまたはスロット
Bのいずれにもビーコンが捕捉されなければ、ベースス
テーションはステップ806において同期マスタとなり
かつスロットAによりビーコンメッセージを送信する。
該ベースステーションは次にステップ808において位
相外れの同期ソースのために監視を行なう。もし位相外
れの(out of phase)同期ソースが検出さ
れなければ、ベースステーションはステップ804にお
いてビーコンメッセージがスロットAまたはスロットB
において捕捉されたか否かを判定し続ける。もしステッ
プ808において位相外れの同期ソースが検出されれ
ば、ベースステーションはステップ810においてスレ
イブとして他のベースステーションに同期する。ベース
ステーションは次にステップ812において同じ同期分
布が受信され続けているか否かを判定する(すなわち、
同じ前に検出された同期ソースが検出された唯一の同期
ソースであるか)を判定する。もし同じ同期分布が受信
され続けていれば、ベースステーションはステップ81
0においてスレイブとして他のベースステーションに同
期する。
【0027】しかしながら、もしステップ812におい
て新しい同期分布が受信されれば、ベースステーション
はステップ804においてスロットAまたはスロットB
によって同期が捕捉されたか否かを判定する。ステップ
814において同期がスロットAで捕捉されたがスロッ
トBでは捕捉されない場合、ベースステーションはステ
ップ816においてスレイブとしてスロットAに同期
し、かつスロットBによってビーコンメッセージを再送
信する。もしステップ818において最初の同期分布が
受信され続けていれば、ベースステーションはスレイブ
としてスロットAに同期しかつスロットBによって送信
し続ける。しかしながら、もし前記同期分布が続いてい
なければ、ベースステーションはステップ808におい
て位相外れの同期ソースを監視する。
【0028】ステップ820においてベースステーショ
ンがスロットBにビーコンを検出したが、スロットAに
は検出しない場合には、ベースステーションはステップ
822においてスレイブとしてスロットBに同期しかつ
スロットAによりビーコンを送信する。もしステップ8
24において最初の同期分布が受信され続けていれば、
ベースステーションはスレイブとしてスロットBに同期
しかつスロットAにより再送信する。しかしながら、も
し最初の同期分布が受信されなければ、ベースステーシ
ョンはステップ808において位相外れの同期ソースを
監視する。
【0029】最後に、ステップ825において同期がス
ロットAおよびスロットBの両方に捕捉されれば、ベー
スステーションはそれらのスロットの内の1つに同期す
る。一例として、ベースステーションはステップ826
においてデフォールトのスロット(例えば、スロット
A)に同期することができる。もしステップ828にお
いて元の同期分布が受信され続けていれば、ベースステ
ーションはスレイブとしてスロットAに同期し続ける。
そうでない場合は、ベースステーションはステップ80
8において位相外れの同期ソースを監視する。
【0030】要するに、ベースステーションは非同期ソ
ースを検出するために2つのビーコンスロットを監視す
る。もしいずれのビーコンスロットにもビーコン信号が
検出されなければ、ベースステーションはマスタのベー
スステーションとして機能する。もしベースステーショ
ンが前記ビーコンスロットの内の1つにビーコン信号を
検出すれば、ベースステーションはそのベースステーシ
ョンに同期し、かつ他のビーコンスロットによってビー
コン信号を再送信して他のベースステーションがそれに
同期できるようにする。もしあるベースステーションが
スロットAおよびスロットBに同時にビーコンを検出す
れば(すなわち、2つのベースステーションからのビー
コンを検出すれば)、ベースステーションはこれらベー
スステーションの内の1つに同期する。2つのベースス
テーションの内の他方のものは次に前記あるベースステ
ーションが同期外れであることを検出しかつそのベース
ステーションに同期する。したがって、別個のチェーン
の全てのベースステーションが同期することになる。
【0031】次に図9に移ると、チェーンとなったベー
スステーションを同期するための無線インタフェースプ
ロトコルの別の実施例が示されている。図9に示される
ように、フレーム902はシンセサイザのロック時間の
ためのスロット906を含む。引き続く4つのスロット
は順方向主および順方向冗長データフィールド、および
逆方向主および逆方向冗長データフィールドのためのス
ロットである。特に、スロット908は順方向(ベース
−ハンドセット)主データスロットである。スロット9
10は順方向冗長データフィールドである。スロット9
12は逆方向(ハンドセット−ベース)主データフィー
ルドであり、スロット914は逆方向冗長データフィー
ルドである。少なくとも1つのブランクのスロット91
6も含まれておりこの別の実施例においてハンドセット
トラフィックを検出できるようにしている。スロット9
18はシンセサイザのロック時間スロットであり、それ
に続きビーコンスロット918として示された単一のス
ロットがある。ビーコンスロットの機能は図10を参照
して詳細に説明する。主および冗長フレーム902およ
び904の双方が図7に示されるようにベースステーシ
ョンの間で送信されるが、単一の時間フレームを送信す
ることもできる。また、図7に示されたDCCHおよび
DTCデータフィールドもまたこの別の実施例において
使用することができる。
【0032】次に図10に移ると、少なくとも1つのブ
ランクスロットおよび単一のビーコンスロットを有する
図9の無線プロトコルを使用したベースステーションを
同期するための別の実施例についての好ましいステップ
が示されている。ステップ1004において、ビーコン
スロットにビーコンが検出されずかつブランクスロット
に非同期ハンドセットトラフィックが検出されなけれ
ば、ベースステーションはステップ1006において同
期マスタとなりかつビーコンスロットによってビーコン
メッセージを送信する。ベースステーションは次にステ
ップ1008においてブランクスロットにおける位相外
れの同期ソースを監視する。もし位相外れの同期ソース
が検出されなければ、ベースステーションはステップ1
004においてビーコンメッセージがビーコンスロット
において捕捉されるかあるいは非同期ハンドセットトラ
フィックがブランクスロットに検出されるかを判定し続
ける。もしステップ1008において位相外れのハンド
セットが検出されれば、ベースステーションはステップ
1010においてゆっくりと他のソースに向って移動し
かつスレイブとして該ハンドセットに同期する。ベース
ステーションは次にステップ1012において同じ同期
分布が受信され続けているか否かを判定する。もし同じ
同期分布が受信され続けていれば、ベースステーション
はステップ1010においてスレイブとして他のハンド
セットに同期し続ける。
【0033】しかしながら、ステップ1012において
新しい同期分布が受信されれば、ベースステーションは
ステップ1004においてビーコンメッセージがビーコ
ンスロットにおいて捕捉されたかあるいはハンドセット
トラフィックがブランクスロットにおいて検出されたか
を判定する。もしステップ1014においてビーコンメ
ッセージがビーコンスロットに検出されかつ非同期ハン
ドセットトラフィックがブランクスロットに検出されな
ければ、ベースステーションはステップ1016におい
てスレイブとしてビーコンスロットに同期する。もしス
テップ1018において最初の同期分布が受信され続け
ていれば、ベースステーションはスレイブとしてビーコ
ンスロットに同期し続ける。しかしながら、もし該同期
分布が継続していなければ、ベースステーションはステ
ップ1008において位相外れの同期ソースを監視す
る。
【0034】ステップ1020においてもしベースステ
ーションがブランクスロットに非同期ハンドセットトラ
フィックを検出したが、ビーコンスロットにビーコンを
検出しなければ、ベースステーションはステップ102
2においてスレイブとしてブランクスロットにおいて同
期する。もしステップ1024において最初の同期分布
が受信され続けていれば、ベースステーションはスレイ
ブとして該ブランクスロットに同期しかつ該ビーコンス
ロットにより再送信する。しかしながら、もし元の同期
分布が受信されなければ、ベースステーションはステッ
プ1008において位相外れの同期ソースを監視する。
【0035】最後に、ステップ1025においてもしビ
ーコンメッセージがビーコンスロットに検出されかつ干
渉するハンドセットトラフィックがブランクスロットに
検出されれば、ベースステーションはステップ1026
においてスレイブとしてビーコンスロットに同期する。
もしステップ1028において元の同期分布が受信され
続けていれば、ベースステーションはスレイブとしてビ
ーコンスロットに同期し続ける。そうでない場合は、ベ
ースステーションはステップ1008において位相外れ
の同期ソースを監視する。
【0036】要するに、別の実施例はビーコンスロット
におけるビーコン信号またはブランクスロットにおける
ハンドセットトラフィックを監視して非同期ソースを検
出するベースステーションを開示している。もしビーコ
ンスロットにおいてビーコン信号が検出されずかつブラ
ンクスロットにおいてハンドセットトラフィックが検出
されなければ、ベースステーションはマスタのベースス
テーションとして機能する。もしベースステーションが
ビーコンスロットにおいてビーコン信号を検出しあるい
はブランクスロットにおいてハンドセットトラフィック
を検出すれば、ベースステーションはそのベースステー
ションに同期する。もしハンドセットトラフィックが検
出されれば、ベースステーションはまた該ビーコンスロ
ットによってビーコン信号を再送信し他のベースステー
ションがそれに同期できるようにする。もしあるベース
ステーションがビーコンスロットにおいてビーコンを検
出しかつブランクスロットにおいてハンドセットトラフ
ィックを検出すれば、該ベースステーションは前記ベー
スステーションの1つ、好ましくはビーコンスロットで
検出されたベースステーション、に同期することにな
る。2つのベースステーションの内の他のものは次にそ
のベースステーションが同期外れであることを検出しか
つそのベースステーションに同期する。したがって、別
個のチェーンの全てのベースステーションが同期するこ
とになる。
【0037】次に図11に移ると、DPLLを使用する
ことにより同期を達成しまたは維持する好ましい方法が
開示されている。特に、ステップ1104においてある
スロットが同期ソースとして確立される。ベースステー
ションは次にステップ1106においてビーコンが受信
されたか否かを判定する。もしビーコンが受信されてい
れば、ベースステーションはステップ1108において
該ビーコンが早期に受信されたか否かを判定する。もし
ビーコンが早期に受信されていれば、ベースステーショ
ンはステップ1110においてN−1ビットを有するガ
ードバンドを有するフレームを送信する。しかしながら
もしビーコンが早期に受信されていなければ、ベースス
テーションはN+1ビットを有するガードバンドを送信
する。図11の方法は同期を維持する1つの方法である
が、技術的に知られた他の方法も同期を維持するために
使用できることが理解されるであろう。以上の説明にお
いては実例によって特定の実施例が説明されたが、変形
および別の実施例も本発明の精神および範囲内に含まれ
る。本発明は添付の特許請求の範囲によってのみ制限さ
れるべきである。
【0038】
【発明の効果】要するに、本発明は多数のベースステー
ションが同じ周波数で動作するよう構成された通信環境
における同期通信を可能にする。特に、レジデンシャル
・ベースステーションのようなベースステーションはそ
うでなければ独立に動作する他のベースステーションと
の干渉を最小にするために調整されなければならない。
本発明によれば、1つのシステムで動作している各々の
ベースステーションは同じ周波数で動作している他のベ
ースステーションが到達範囲内にあるか否かを判定す
る。ベースステーションの内の1つがマスタとしての役
割を果たしかつ残りのベースステーションはそのマスタ
のベースステーションに同期する。ベースステーション
を同期する好ましい方法が、シグナリングプロトコルお
よび衝突回避技術を含めて開示されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】公衆システム電話ネットワークに接続された多
数のベースステーションを有する無線通信システムを示
す概略的説明図である。
【図2】無線ベースステーションまたはハンドセットの
ための回路を示すブロック図である。
【図3】図1の無線通信システムにおけるベースステー
ションのためのマスタおよびスレーブ指定およびチェー
ン構築を決定するための好ましいステップを示す流れ図
である。
【図4】低速周波数ホッパシステムにおける利用可能な
インデクスを決定するための好ましい実施例を示す流れ
図である。
【図5】無線通信システムにおけるベースステーション
のオーバラップの調整を示すネットワークのトポロジー
的説明図である。
【図6】図5に示されたチェーンの逆戻りの間における
ベースステーションの調整のための概略的なステップを
示すフローチャートである。
【図7】ベースステーションを調整するための複数の同
期スロットを有する無線インタフェースプロトコルの第
1の実施例を示す説明図である。
【図8】図7に示された無線インタフェースプロトコル
を有するベースステーションの調整方法を示す詳細な流
れ図である。
【図9】ベースステーションおよびハンドセットを調整
するための単一の同期スロットおよびブランクスロット
を有する無線インタフェースプロトコルの第2の実施例
を示す説明図である。
【図10】図9に示される無線インタフェースプロトコ
ルを有するベースステーションの調整方法を示す詳細な
流れ図である。
【図11】同期ソースを備えたベースのためのデジタル
位相同期ループの動作を示す流れ図である。
【符号の説明】
102 無線通信システム 104 ベースステーション 106 公衆システム電話ネットワーク 108 カバレージ領域 110 ハンドセット 201 ASICフレーム発生器 203 マイクロプロセッサ 205 RAM 207 EEPROM 209 ROM 211 マイクロプロセッサパッケージ 213 表示装置 215 キーパッド 217 マイクロホン 219 オーディオ回路 221 スピーカ 223 送信機 225 シンセサイザ 227 受信機 229 アンテナ 231 デジタル位相同期ループ 233 電気通信ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チャールズ・ジェイ・マレク アメリカ合衆国イリノイ州60014、クリス タル・レイク、キャメロット・ドライブ 915

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他のRFデジタル多元接続通信システム
    の到達範囲内で動作するよう構成された無線周波(R
    F)デジタル多元接続通信システムであって、 該RFデジタル多元接続通信システムは、 ベースステーションであって、 ビーコン信号を含む通信信号を送信するための送信機
    と、 前記RFデジタル多元接続通信システムの到達範囲内で
    動作する他のベースステーションによって送信されたビ
    ーコン信号を含む通信信号を受信するための受信機と、
    を具備する前記ベースステーション、そして前記ベース
    ステーションと通信するよう構成された少なくとも1つ
    の携帯用装置、 を具備することを特徴とする無線周波(RF)デジタル
    多元接続通信システム。
  2. 【請求項2】 お互いの到達範囲内で動作するよう構成
    された複数の独立したベースステーションを有する無線
    周波(RF)デジタル多元接続通信システムであって、
    各々のベースステーションは、 ビーコン信号を含む通信信号を送信するための送信機、
    そして前記RFデジタル多元接続通信システムの到達範
    囲内で動作する他のベースステーションによって送信さ
    れたビーコン信号を含む前記通信信号を受信するための
    受信機、 を具備することを特徴とする無線周波(RF)デジタル
    多元接続通信システム。
  3. 【請求項3】 同じ通信プロトコルを備えた同じ周波数
    帯域内で動作する他のTDMA通信システムの到達範囲
    内で動作するよう構成された時分割多元接続(TDM
    A)通信システムであって、該TDMA通信システム
    は、 パーソナルコードレス・ベースステーションであって、 ベース同期フィールドを備えた通信信号を送信するため
    の送信機と、 前記TDMA通信システムの到達範囲内で動作する第2
    のパーソナルコードレス・ベースステーションによって
    送信されたベース同期フィールドを含む通信信号を受信
    するための受信機と、を備えた前記パーソナルコードレ
    ス・ベースステーション、そして前記パーソナルコード
    レス・ベースステーションと通信するよう構成された少
    なくとも1つの携帯用装置、 を具備することを特徴とする時分割多元接続(TDM
    A)通信システム。
  4. 【請求項4】 通信信号を伝送するための通信装置であ
    って、 メッセージフレームを発生するための回路であって、該
    メッセージフレームは、 (i)シンセサイザロック時間スロット、(ii)デー
    タ送信のための複数のタイムスロット、および(ii
    i)通信システムにおいて動作するベースステーション
    を同期するためのビーコンスロット、を備えたスロット
    構造を有するもの、 前記メッセージフレームを伝送するための送信機、そし
    てメッセージフレームを受信するための受信機、 を具備することを特徴とする通信信号を伝送するための
    通信装置。
  5. 【請求項5】 無線ベースステーションにおける通信を
    確立する方法であって、前記無線ベースステーションは
    少なくとも1つの遠隔の装置と通信するよう構成され、
    前記方法は、 前記無線ベースステーションのパワーアップに応じてビ
    ーコン信号を聴取する段階、そしてビーコン信号が受信
    されなければ前記無線ベースステーションを同期マスタ
    として確立する段階、 を具備することを特徴とする無線ベースステーションに
    おける通信を確立する方法。
  6. 【請求項6】 第1のパーソナルコードレス・ベースス
    テーションにおける同期通信を確立する方法であって、
    前記第1のパーソナルコードレス・ベースステーション
    は少なくとも1つの遠隔の装置と通信するよう構成さ
    れ、前記方法は、 前記パーソナルコードレス・ベースステーションのパワ
    ーアップに応じて同期信号を聴取する段階、 第2のパーソナルコードレス・ベースステーションによ
    って発生された前記同期信号を受信したことに応じて前
    記第1のパーソナルコードレス・ベースステーションを
    同期スレイブとして確立する段階、 第2のパーソナルコードレス・ベースステーションから
    同期信号が受信されなければ前記第1のパーソナルコー
    ドレス・ベースステーションを同期マスタとして確立す
    る段階、そして前記第1のパーソナルコードレス・ベー
    スステーションから同期信号を送信する段階、 を具備することを特徴とする同期通信を確立する方法。
  7. 【請求項7】 お互いの到達範囲内にある複数のベース
    ステーションと動作するよう構成されたシステムにおけ
    る同期通信を確立する方法であって、 各々の前記ベースステーションからビーコン信号を送信
    する段階、 各々の前記ベースステーションからのビーコン信号を聴
    取する段階、 ビーコン信号が受信されなかった場合に前記複数のベー
    スステーションの内の第1のベースステーションをマス
    タのベースステーションとして確立する段階、そして前
    記マスタのベースステーションからビーコン信号を受信
    したことに応じて前記複数のベースステーションの内の
    第2のベースステーションをスレイブのベースステーシ
    ョンとして確立する段階、 を具備することを特徴とする同期通信を確立する方法。
  8. 【請求項8】 お互いの到達範囲内で動作するよう構成
    された複数のベースステーションを有する通信システム
    における同期通信を提供する方法であって、 第1のベースステーションおよび第2のベースステーシ
    ョンからのビーコン信号を第3のベースステーションに
    おいて検出する段階、 前記第3のベースステーションを前記第1のベースステ
    ーションに同期させる段階、 前記第2のベースステーションにおいて、第3のベース
    ステーションからのビーコン信号を検出する段階、そし
    て前記第2のベースステーションを前記第3のベースス
    テーションに同期させる段階、 を具備することを特徴とする通信システムにおける同期
    通信を提供する方法。
  9. 【請求項9】 お互いの到達範囲内で動作するよう構成
    された複数のベースステーションを有する通信システム
    において同期通信を提供する方法であって、 第1のベースステーションおよび第2のベースステーシ
    ョンの各々からのビーコン信号を第3のベースステーシ
    ョンにおいて検出する段階、 前記第3のベースステーションを前記第1のベースステ
    ーションに同期させる段階、 前記第3のベースステーションにおいてビーコン信号を
    発生する段階、 前記第2のベースステーションにおいて、前記第3のベ
    ースステーションにおいて発生された前記ビーコン信号
    を検出する段階、そして前記第2のベースステーション
    を前記第3のベースステーションに同期させる段階、 を具備することを特徴とする同期通信を提供する方法。
  10. 【請求項10】 お互いの到達範囲内で動作するよう構
    成された複数のベースステーションを有する通信システ
    ムにおいて同期通信を提供する方法であって、 第1のベースステーションおよび第2のベースステーシ
    ョンの各々からのビーコン信号を第3のベースステーシ
    ョンにおいて検出する段階、 前記第3のベースステーションを前記第1のベースステ
    ーションに同期させる段階、 前記第3のベースステーションと通信するよう構成され
    たハンドセットからのハンドセットトラフィックを前記
    第2のベースステーションにおいて検出する段階、そし
    て前記ハンドセットトラフィックに基づき前記第2のベ
    ースステーションを前記第3のベースステーションに同
    期させる段階、 を具備することを特徴とする同期通信を提供する方法。
JP7269235A 1994-09-23 1995-09-22 同期通信環境を提供するための方法および装置 Pending JPH08102977A (ja)

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