JP4103208B2 - 無線伝送制御方法及び無線伝送装置 - Google Patents

無線伝送制御方法及び無線伝送装置 Download PDF

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    • H04W40/24Connectivity information management, e.g. connectivity discovery or connectivity update
    • H04W40/248Connectivity information update

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば無線信号により各種情報を伝送して、複数の機器間でローカルエリアネットワーク(LAN)を構成する場合に適用して好適な無線伝送制御方法と、この制御方法を適用した無線伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家庭内,オフィス内などの比較的狭い範囲内において、各種映像機器やパーソナルコンピュータ装置とその周辺装置などの複数の機器間で、それらの機器が扱うデータを伝送できるようにローカルエリアネットワークを組む場合、各機器間を何らかの信号線で直接接続させる代わりに、各機器に無線信号の送受信装置(無線伝送装置)を接続して、無線伝送でデータ伝送できるようにすることがある。
【0003】
無線伝送でローカルエリアネットワークを構成させることで、各機器間を直接信号線などで接続する必要がなく、システム構成を簡単にすることができる。
【0004】
ところで、無線伝送装置を複数台用意してローカルエリアネットワークを組んだ場合に、複数の伝送装置から同時に信号が送信されると、伝送エラーが発生する可能性がある。このため、ネットワーク内の各伝送装置間の通信を、何らかの方法でアクセス制御する必要がある。
【0005】
従来から知られているアクセス制御方法としては、例えば小規模無線ネットワークにおいては、スター型接続による中心部分の伝送装置(中央制御局:ルートノード)によって、ネットワーク内の各伝送装置(端末局:ノード)間の通信を一元的に管理する方法がある。例えば、ポーリング制御によりネットワーク内の通信を管理する方法がある。この方法は、ネットワーク内の中央制御局が、ネットワーク内の他のノードに対して順番にポーリングを行う制御信号を伝送して、各ノードからの送信が、ポーリングにより順番に行われるようにしたものである。このポーリングにより伝送処理を行うことで、伝送効率を改善することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような中央制御局を配置したスター型接続で無線ネットワークを構成させた場合、中央制御局は、無線ネットワーク内の全ての端末局と直接的に無線通信ができる局である必要がある。もし、中央制御局から送信される信号か直接受信できない端末局が存在した場合には、その端末局では中央制御局から送信されるポーリング制御信号を受信することが困難であり、ポーリング制御ができない端末局が存在することになってしまう。従って、このような無線ネットワークを組む上では、中央制御局の選定や配置は重要であり、どの局を中央制御局として選定するかを簡単に決めることはできない問題があった。
【0007】
また、従来の無線ネットワークシステムで一度中央制御局を決めた後は、新規に端末局を配置する場合、中央制御局と直接的に無線通信ができる位置にしか端末局を配置できない問題があった。即ち、中央制御局と無線通信ができない位置に端末局を配置したとしても、その端末局は中央制御局からのポーリング制御信号などを受信することはできず、結局その端末局は送信を行うことができなくなってしまう。
【0008】
本発明の目的は、制御局を設定して、その制御局の制御により無線通信のアクセス管理を行う場合に、制御局の選定が簡単かつ良好に行えるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1の発明の無線伝送制御方法は、複数の通信局の間の無線通信のアクセスを、中央制御局から端末局への制御信号の無線伝送で制御する無線伝送制御方法において、中央制御局として選定された通信局は、無線ネットワーク内の各端末局が直接的に無線通信ができる局を判断し、中央制御局と直接的に無線通信ができる局数よりも、端末局の方が多い局数の通信局と無線通信できることを検出したとき、その検出した端末局を中央制御局に変更する処理を行うようにしたものである。
【0010】
第1の発明の無線伝送制御方法によると、無線ネットワーク内の各通信局を制御するのに適した局が自動的に中央制御局として選定されるようになる。
【0011】
第2の発明の無線伝送制御方法は、中央制御局の制御で構成される既存の無線ネットワークに接続されるように、接続可能な無線ネットワークを検出するためのモニター動作を行い、モニター動作で、中央制御局として作動する局からの制御情報と、その制御情報に基づいて端末局から送信される応答情報の受信を行い、制御情報と応答情報から接続可能な無線ネットワークが存在しないことを判断した場合に、自局が中央制御局となって、無線ネットワークを設定するようにしたものである。
【0012】
第2の発明の無線伝送制御方法によると、他に中央制御局として作動する通信局が近隣にない場合に、自動的に自局が中央制御局となって、無線ネットワークを構成することが可能になる。
【0013】
第1の発明の無線伝送制御装置は、ネットワーク内の端末局での無線通信を制御する無線伝送装置において、端末局からの無線信号の送信を制御する制御情報を無線送信すると共に端末局から送信される無線信号を受信する通信手段と、通信手段で受信した、他の端末局との接続状態に関する情報が含まれた上記ネットワーク内の端末局からの所定の信号に基づいて、自らの通信手段で直接的に無線通信ができる端末局の局数よりも、多い局数の通信局と無線通信できる特定の端末局を検出したとき、上記制御情報の送信機能を上記特定の端末局に移す制御情報の送信制御を行う制御手段とを備えたものである。
【0014】
第1の発明の無線伝送制御装置によると、この伝送制御装置が中央制御局として作動しているとき、自局よりも中央制御局となるのに適した局の存在を判断したとき、その局に制御機能を移す処理が実行される。
【0015】
第2の発明の無線伝送制御装置は、無線ネットワーク内の制御局からの制御で無線通信が実行される無線伝送装置において、制御局からの制御情報を受信すると共にその制御情報に基づいて用意された情報を送信する通信手段と、通信手段で接続可能な無線ネットワークを検出するためのモニター動作を行い、モニター動作で、中央制御局として作動する局からの制御情報と、その制御情報に基づいて端末局から送信される応答情報の受信を行い、制御情報と応答情報から接続可能な無線ネットワークが存在しないことを判断した場合に、自局が中央制御局となって、無線ネットワークを設定する制御手段とを備えたものである。
【0016】
第2の発明の無線伝送制御装置によると、他に中央制御局として作動する通信局が近隣にない場合に、自動的に自局が中央制御局となる処理が実行される。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
【0018】
本例においては、例えば家庭内や比較的小規模なオフィス内などで映像データ,音声データやコンピュータ用データなどの送受信を行うシステムとして構成されたネットワークシステムに適用したもので、まず図1を参照して本例のシステム構成を説明する。本例のネットワークシステムは、1つのネットワーク内での最大の無線伝送装置の台数が予め決めてあり、ここでは例えば最大で16台の無線伝送装置でネットワークが組まれるようにしてある。図1では、8台の無線伝送装置11〜18を配置した例を示してある。各無線伝送装置11〜18は、送信及び受信を行うアンテナ11a〜18aが接続してある。各無線伝送装置11〜18には、映像信号再生装置,モニタ装置,コンピュータ装置,プリンタ装置などの各種処理装置(図示せず)が個別に接続してあり、これらの処理装置間でデータ伝送が必要な場合に、接続された無線伝送装置を経由してデータ伝送が行われる。
【0019】
ここでは8台の無線伝送装置11〜18の内の6台の無線伝送装置11〜16が動作状態にあり、残りの2台の無線伝送装置17,18は非動作状態(例えば電源が投入されてない状態)にあるものとする。8台の無線伝送装置11〜18は通信局であるノードとして機能し、第1ノード〜第8ノードとして個別にアドレスが付与してある。
【0020】
この場合、ネットワークシステム内の任意の1台の無線伝送装置を、制御局として機能するルートノード(中央制御局)として設定し、このルートノードからのポーリング制御などの制御に基づいて、各ノード間の無線通信が実行されるシステム構成としてある。このルートノードは、基本的にシステム内の他の全てのノードと直接的に無線通信ができる位置に配置された無線伝送装置が使用される。このルートノードとして無線伝送装置が選定される処理の詳細については後述するが、ここでは動作状態にある6台の無線伝送装置の中で、他の全てのノードと直接的に無線通信ができる位置に配置された第3ノードとしての無線伝送装置13を、中央制御局として選定して、この無線伝送装置13と直接通信ができる範囲をネットワークエリア10としてあり、中央制御局からネットワークエリア10内の他のノードが制御されるいわゆるスター型接続構成としてある。
【0021】
なお、中央制御局(第3ノード)である無線伝送装置13を中心として設定されるエリア10内の各ノードで、この場合に直接通信ができるノードの状態をトポロジーマップとして示すと、図2に示す状態であると想定する。図2で矢印で結んだノード間で直接通信ができる状態にある。即ち、第3ノードは、エリア10内の全てのノード(端末局)と直接的に無線通信が行え、端末局として作動するノードは、中央制御局以外のノードに関しては、比較的近い場所のノードとの間で直接的に無線通信が行える状態であると想定する。
【0022】
各ノードを構成する無線伝送装置11〜18の構成例を図3に示すと、ここでは各無線伝送装置11〜18は基本的に共通の構成とされ、送信及び受信を行うアンテナ1と、このアンテナ1に接続されて、無線送信処理及び無線受信処理を行う無線処理部2を備えて、他の伝送装置との間の無線伝送ができる構成としてある。この場合、本例の無線処理部2で送信及び受信する周波数としては、例えば非常に高い周波数帯(例えば5GHz帯)が使用される。また本例の場合には、送信出力については、比較的弱い出力が設定され、例えば屋内で使用する場合、数mから数十m程度までの距離の無線伝送ができる程度の出力としてある。
【0023】
そして、無線処理部2で受信した信号のデータ変換及び無線処理部2で送信する信号のデータ変換を行うデータ変換部3を備える。このデータ変換部3で変換されたデータを、インターフェース部4を介して接続された処理装置に供給すると共に、接続された処理装置から供給されるデータを、インターフェース部4を介してデータ変換部3に供給して変換処理できる構成としてある。
【0024】
無線伝送装置内の各部は、マイクロコンピュータなどで構成された制御部5の制御に基づいて処理を実行する構成としてある。この場合、無線処理部2で受信した信号が制御信号である場合には、その受信した制御信号をデータ変換部3を介して制御部5に供給して、制御部5がその受信した制御信号で示される状態に各部を設定する構成としてある。また、制御部5から他の伝送装置に対して伝送する制御信号についても、制御部5からデータ変換部3を介して無線処理部2に供給し、無線送信するようにしてある。なお、制御部5には、中央制御局や端末局の無線伝送装置として必要な動作プログラムなどが記憶された内部メモリ6が接続してある。また、無線伝送処理時に必要なデータの一時記憶をこの内部メモリ6が行うようにしてある。
【0025】
図4は、本例のネットワークシステム内で各ノード(無線伝送装置11〜16)間で伝送される信号の構成を示したもので、本例においてはフレーム周期を規定してデータの伝送を行う構成としてある。即ち、図4のAに示すように、所定の期間で1フレーム期間を規定し、その1フレーム期間の先頭部分に管理データ伝送領域であるフレーム同期エリアd1とノード同期エリアd2をそれぞれ所定の期間設定し、残りの期間をデータ転送(伝送)エリアd3としてある。フレーム同期エリアd1では、図4のBに示すように、ルートノードからフレーム同期信号が送信される。このフレーム同期信号は、他のノードで受信されて、その同期信号の受信タイミングを基準として、全てのノードでフレーム周期を設定する。フレーム同期信号は、所定ビット数のデータで構成し、例えばネットワークシステムに固有の識別番号データ(ネットワークID)を付与する。
【0026】
ノード同期エリアd2内には、等間隔で所定数(ここでは16)のスロットが設定してあり、この1フレーム内の16スロットが、このネットワークシステム内の16のノードにそれぞれ割当ててある。このスロット割当てとしては、例えば先頭のスロットから順に第1ノード用スロットN1,第2ノード用スロットN2,‥‥第16ノード用スロットN16としてある。各ノードに割当てられたスロットN1〜N16では、そのスロットに対応したノードからノード同期信号を送信する構成としてある。ここでは8台のノードでネットワークシステムを構成してあるので、スロットN1〜N8が使用され、スロットN9以降は使用されない(即ちデータが伝送されない)。ノード同期信号には、例えば各ノードに付与されたアドレス番号のデータ(ノードID)を付与する。
【0027】
このノード同期エリアd2の各スロットで送信されるノード同期信号については、ネットワークシステム内の各ノードで受信処理される。ノード同期信号の送信処理と受信処理については後述する。
【0028】
データ転送エリアd3では、ルートノードのアクセス制御に基づいて、各ノード間でのデータ転送(伝送)処理が行われる。このルートノードによるアクセス制御としては、例えばルートノードからのポーリング制御により実行される。このポーリング制御処理は、ルートノードから各ノードをポーリング応答要求信号で順に呼び出して、1台のノード毎に順次伝送が実行されるものである。
【0029】
そして、ポーリング応答要求信号で指定されたアドレスのノードでは、送信するデータがあるとき、そのポーリング応答要求信号を受信すると、直ちにデータの送信処理を行う。このときの送信処理としては、例えばアシンクロナス(非同期)転送モードによるデータ転送と、アイソクロナス(同期)転送モードによるデータ転送とを、伝送されるデータの種類により使い分けることが考えられる。このアシンクロナス転送モードとアイソクロナス転送モードは、例えば制御データなどの比較的短いデータの伝送にアシンクロナス転送モードが使用され、映像データ,音声データなどのリアルタイム転送を必要とするデータの伝送にアイソクロナス転送モードが使用される。
【0030】
次に、各フレームの管理エリアでのフレーム同期信号とノード同期信号の送信処理と受信処理の例を、図5を参照して説明する。上述したように、ノード同期エリアd2には16スロットが用意されているが、ここでは説明を簡単にするために、第1スロットから第8スロットまでの8個のスロットが用意されているものとし、この8スロットが第1ノードから第8ノードまでの8台のノードに個別に割当てられているものとする。
【0031】
図5のA〜Fは、通信を行う状態に設定された6台のノード(第1ノード〜第6ノード)での通信状態を順に示したものである。図5において、斜線を付して示す範囲では、そのノードの送信手段である無線処理部2で送信処理が行われて、アンテナ1から無線送信されている状態を示し、その他のパルス状に立ち上がった区間では、他のノードから送信された信号が、そのノードの受信手段である無線処理部2で適正に受信処理された状態を示し、パルス状に立ち上がってない区間では、正しく受信できない状態(即ち受信を試みて正しくデータをデコードできない状態)を示す。
【0032】
まず、中央制御局(ルートノード)として選定された第3ノードでは、図5のAに示すように、フレーム同期エリアd1の区間で、フレーム同期信号が送信処理される。ノード同期エリアd2の区間では、第3スロットとして設定された区間(第3スロット)で、ノード同期信号の送信処理Txが行われ、その他のスロット(第1スロット,第2スロット,第4スロットから第8スロットまでの区間)では、受信処理が行われる。
【0033】
このとき送信されるフレーム同期信号は、フレーム同期処理に必要な同期データの他に、このネットワークシステムに固有の識別番号のデータや、ネットワーク内のトポロジーマップのデータが含まれる。このトポロジーマップのデータについては、ルートノードの制御部5が前回作成して内部メモリ6に記憶させたトポロジーマップ(1フレーム周期で作成される場合には1フレーム前に作成したトポロジーマップ)のデータである。ノード同期信号としては、第3ノードに付与されたアドレスのデータの他に、この第3ノードでの通信状態に関するデータが含まれる。ノード同期信号を受信処理する区間では、このとき作動状態にある全てのノード(第1ノードと第2ノードと第4ノード〜第6ノード)からのノード同期信号を受信して、その信号に含まれるデータを正しくデコードできる。但し、第7スロットと第8スロットに割当てられたノード(第7ノード,第8ノード)は作動してないので、このスロット位置ではデータの受信はない。
【0034】
中央制御局以外の端末局として作動するノード(第1ノード,第2ノード,第4ノード〜第6ノード)では、図5のA,B,D,E,Fに示すように、フレーム同期エリアd1の区間で、ルートノードから送信されるフレーム同期信号を受信して、その信号で示されるフレーム周期で伝送処理が行われる。即ち、フレーム同期信号の受信タイミングを基準として、各ノードの制御部5が通信タイミングの制御(各エリアやスロットのタイミングの設定など)を行う構成としてあり、ネットワークシステム内の各ノードが同じフレーム周期で通信処理を行う。
【0035】
そしてノード同期エリアでは、各ノードに割当てられたスロット位置でノード同期信号を送信し、その他のスロット位置では受信処理を行う。即ち第1ノードでは、図5のAに示すように、第1スロットでノード同期信号の送信処理Txを行い、第2スロット〜第8スロットで受信処理を行う。ここで、図2に示すトポロジーマップのネットワーク構成であるとき、第1ノードに隣接する位置のノードは、第2ノード,第3ノード,第4ノードであり、第1ノードでは、図5のAに示すように、これらのノードから第2スロット,第3スロット,第4スロットに送信されるノード同期信号だけを正しく受信処理できる。
【0036】
第2ノードでは、図5のBに示すように、第2スロットでノード同期信号の送信処理Txを行い、第1スロット及び第3スロット〜第8スロットで受信処理を行う。ここで、図2に示すトポロジーマップのネットワーク構成であるとき、第2ノードに隣接する位置のノードは、第1ノード,第3ノード,第4ノード,第5ノードであり、第2ノードでは、図5のBに示すように、これらのノードから第1スロット,第3スロット,第4スロット,第5スロットに送信されるノード同期信号だけを正しく受信処理できる。
【0037】
第4ノードでは、図5のDに示すように、第4スロットでノード同期信号の送信処理Txを行い、第1スロット〜第3スロット,第5スロット〜第8スロットで受信処理を行う。ここで、図2に示すトポロジーマップのネットワーク構成であるとき、第4ノードに隣接する位置のノードは、第1ノード,第2ノード,第3ノード,第5ノード,第6ノードであり、第4ノードでは、図5のDに示すように、これらのノードから第1スロット,第2スロット,第3スロット,第5スロット,第6スロットに送信されるノード同期信号を正しく受信処理できる。
【0038】
第5ノードでは、図5のEに示すように、第5スロットでノード同期信号の送信処理Txを行い、第1スロット〜第4スロット,第6スロット〜第8スロットで受信処理を行う。ここで、図2に示すトポロジーマップのネットワーク構成であるとき、第5ノードに隣接する位置のノードは、第2ノード,第3ノード,第4ノード,第6ノードであり、第5ノードでは、図5のEに示すように、これらのノードから第2スロット,第3スロット,第4スロット,第6スロットに送信されるノード同期信号だけを正しく受信処理できる。
【0039】
第6ノードでは、図5のFに示すように、第6スロットでノード同期信号の送信処理Txを行い、第1スロット〜第5スロット,第7スロット,第8スロットで受信処理を行う。ここで、図2に示すトポロジーマップのネットワーク構成であるとき、第6ノードに隣接する位置のノードは、第3ノード,第4ノード,第5ノードであり、第6ノードでは、図5のFに示すように、これらのノードから第3スロット,第4スロット,第5スロットに送信されるノード同期信号だけを正しく受信処理できる。
【0040】
このようにして各フレームの管理エリア内のノード同期エリアで送信処理及び受信処理を行うことで、各ノードがネットワーク内のどのノードと直接通信できるかが判る。そして、その各ノードが判断した直接通信できるノードに関する情報を、次のフレームのノード同期エリアで、自局に割当てられたスロットから送信するノード同期信号で送信する。従って、中央制御局で全ての端末局からのノード同期信号を受信することで、ネットワークエリア内での全ての局での通信状態が判り、その判断した通信状態に基づいて、図2に示すトポロジーマップを作成し、そのトポロジーマップの情報を、次のフレームの管理エリア内のフレーム同期信号として送信し、各端末局に対してトポロジーマップを報知する。
【0041】
各端末局では、このトポロジーマップの情報に基づいて、データを送信したい相手の局が、直接通信できない局である場合に、どの局を中継して伝送させれば良いか等を判断する。
【0042】
このネットワークでは、このようにして通信が行われるが、図1に示したネットワークエリア10の外側に配置された第7ノード,第8ノードとしての無線伝送装置17,18が動作状態になった場合(例えば電源が投入された場合)の処理を以下説明する。ここでは、図6に破線で示すように、第7ノードとしての無線伝送装置17は、第1ノード及び第4ノードと直接的に無線通信ができる位置に配置してあり、第8ノードとしての無線伝送装置18は、第4ノード及び第6ノードと直接的に無線通信ができる位置に配置してあると想定する。
【0043】
このとき、このネットワークに参入を希望する第7ノード,第8ノードとしての無線伝送装置17,18では、まずネットワークで規定された全てのチャンネルでの受信を試みる。この受信の実行で、第7ノードと第8ノードでは、その局と直接的に通信ができる局から送信される同期信号を受信する。このネットワークで無線伝送が行われるチャンネルを受信したとき、フレーム同期信号を受信した時は、中央制御局による参入処理を行なう。フレーム同期信号が受信できなかった時には、図7に示すようにノード同期信号を受信する。即ち、図7のA〜Fは、既に図5のA〜Fで説明した第1ノード〜第6ノードでの管理エリアでの送受信状態を示してあり、図7のG及びHは、第7ノード及び第8ノードでの管理エリアでの送受信状態を示してある。
【0044】
また、複数のチャンネルで同じネットワークの同期信号を受信した場合には、どちらか一方のチャンネルを利用して、1つのネットワークを形成させるようにしても良い。
【0045】
第7ノードとしての無線伝送装置17では、図7のGに示すように、第3ノードからのフレーム同期信号の受信はできず、第1スロットでの第1ノードからのノード同期信号と、第4スロットでの第4ノードからのノード同期信号の受信だけができる。第8ノードとしての無線伝送装置18では、図7のHに示すように、第3ノードからのフレーム同期信号の受信はできず、第4スロットでの第4ノードからのノード同期信号と、第6スロットでの第6ノードからのノード同期信号の受信だけができる。
【0046】
このノード同期信号の受信が、第7ノード及び第8ノードで行われると、そのノード同期信号の受信タイミングとその同期信号に含まれる情報に基づいて、自局が送信するスロット位置を判断する。即ち、第7ノードとしての無線伝送装置17では、図7のGに破線で示すように、第7スロット位置でノード同期信号の送信を行う。また、第8ノードとしての無線伝送装置18では、図7のHに破線で示すように、第8スロット位置でノード同期信号の送信を行う。このとき送信させるノード同期信号には、このネットワークへの参入を希望する情報を含ませる。
【0047】
この第7ノード及び第8ノードからのノード同期信号の送信があると、これらの局からの信号を受信できる局(第1ノード,第4ノード,第6ノード)では、第7スロット又は第8スロットで、そのノード同期信号を受信する。図7では、これらの局でのノード同期信号が受信されるタイミングについては省略してある。第7ノード又は第8ノードからのノード同期信号を受信した局では、次のフレーム期間で、その局から送信するノード同期信号に含まれる情報で、参入を希望する局からのノード同期信号の受信があったことを示す。そして、中央制御局である第3ノードでは、このことを示すノード同期信号を受信したとき、中央制御局が自局で適切であるか否かの判断を行い、必要により他の端末局に中央制御局の機能を移す処理を行う。
【0048】
ここで、このようなネットワークへの参入を希望する局があった場合の各ノードでの処理を、図8〜図10のフローチャートを参照して説明する。まず、参入を希望する局(即ち第7ノード及び第8ノード)での処理を、図8のフローチャートを参照して説明する。ここでは、参入を希望する局を構成する無線伝送装置の電源が投入された際の、その無線伝送装置の制御部5での処理について説明すると、まず周辺での通信状態をモニターする継続時間の指定処理を行い(ステップ101)、いずれかの通信ネットワークからの受信データがあるか否か判断する(ステップ102)。この通信ネットワークからの受信データの判断としては、中央制御局として作動する局からの制御情報や、その制御情報に基づいて端末局から送信される応答情報の受信の有無を判断する。ここでは、例えば図4に示したフレーム同期信号やノード同期信号の受信があるとき、通信ネットワークで伝送されるデータの受信があると判断する。この判断で受信データがあると判断したとき、そのとき受信した同期信号に含まれるネットワークIDを参照して(ステップ103)、自局が参入を希望するネットワークのIDと一致するか否か判断する(ステップ104)。
【0049】
そして、自局が参入を希望するネットワークのIDと一致した場合には、そのネットワークでの周辺端末局として送受信動作を開始する(ステップ105)。具体的には、そのネットワークの中央制御局により設定されるフレーム周期でのノードエリア内の自局用のスロットタイミングで、ノード同期信号を送信する処理などが行われる。また、ステップ104で、受信した信号のネットワークIDが、自局が参入を希望するネットワークのIDと一致しないと判断したときには、ステップ102に戻って、別の信号の受信があるか否か判断処理を行う。
【0050】
また、ステップ102で受信データがないと判断されたときには、ステップ101で設定したモニター時間が経過したか否か判断し(ステップ106)、設定した時間が経過したときには、自局の周辺に参入できる通信ネットワークがないと判断して、自局を中央制御局として作動させる処理を行う(ステップ107)。この自局を中央制御局として作動させる処理としては、例えば周辺で使用されてないチャンネルを用いて、図4に示すフレーム構成を設定させるためのフレーム同期信号の送信処理を行う。また、自局のノードIDに対応したノード同期信号の送信処理についても行う。
【0051】
このステップ107での中央制御局としての動作が開始されると、この局の周辺に存在する局から、このネットワークへの参入の希望があるとき、その参入を希望する局との間で無線通信ネットワークが構成されることになる。
【0052】
次に、既に中央制御局として作動している局で、ネットワークに新規に参入を希望する局があった場合の処理を、図9のフローチャートを参照して説明する。まず、中央制御局として作動している無線伝送装置の制御部5では、ネットワークを制御するのに必要なネットワーク情報を作成する(ステップ111)。このネットワーク情報は、ネットワークの制御に必要な情報であり、図4で説明したフレーム同期信号に含まれる情報の作成に相当し、ネットワークIDなどが含まれる。このネットワーク情報は、制御部5の制御により、ネットワーク内の端末局に対してフレーム同期信号として送信される(ステップ112)。
【0053】
各端末局では、図5で説明したように、このフレーム同期信号に同期して、ノード同期信号を送信すると共に、他局から送信されるノード同期信号を受信して、自局での通信状態の情報を作成して、その通信状態の情報をノード同期信号として送信する処理が行われる。この各端末局からのノード同期信号を中央制御局が受信することで、中央制御局ではネットワーク確認情報の受信が行われる(ステップ113)。この受信したネットワーク確認情報に基づいて、中央制御局の制御部5では、ネットワーク接続状況を把握し、トポロジーマップなどを作成する(ステップ114)。
【0054】
ここで、中央制御局の制御部5では、把握したネットワーク接続状況で、自局が直接的に通信できる局の数よりも、多くの数の局と直接的に通信ができる端末局が存在するか否か判断する(ステップ115)。この判断で、自局(中央制御局)が最も多くの局と通信できると判断した場合には、自局を中央制御局とした処理を継続させる。そして、自局よりも多くの数の局と直接的に通信ができる端末局が存在することを認識したとき、その局に対して制御局の変更を要求する情報を送信する(ステップ116)。この制御局の変更を要求する情報の送信は、例えばフレーム同期信号の中の所定のエリアを使用して送信したり、或いはデータ転送エリアを使用して送信しても良い。この制御局の変更要求情報の送信後の端末局での処理については後述する。なお、ステップ115での判断で、自局よりも多くの数の局と直接的に通信ができる端末局が存在することを認識した場合は、新規にネットワークに参入を希望する局があった場合に相当する。但し、新規に参入を希望する局があった場合でも、その参入を希望する局が、中央制御局と直接的に無線通信ができる場合には、ステップ116の処理は実行されない。
【0055】
次に、端末局として作動している局で、ネットワークに新規に参入を希望する局があった場合の処理を、図10のフローチャートを参照して説明する。まず、末局として作動している無線伝送装置の制御部5では、中央制御局から送信されるフレーム同期信号などを受信して得たネットワーク情報を判断する(ステップ121)。このネットワーク情報を受信すると、端末局ではネットワーク確認情報を作成する(ステップ122)。このネットワーク確認情報としては、直前のフレーム期間でのノード同期信号の受信により確認して、メモリ6に一時記憶させたネットワーク接続状況の情報に基づいて、自局での通信状態などを示すネットワーク確認情報を作成する。
【0056】
このネットワーク確認情報を作成すると、自局がノード同期信号を送信するタイミングのスロット位置であるか否か判断し(ステップ123)、送信するタイミングであると判断したとき、そのネットワーク確認情報をノード同期信号として送信する(ステップ124)。
【0057】
また、ステップ123でノード同期信号を送信するタイミングでないと判断したときには、他局からノード同期信号として送信されるネットワーク確認情報の受信処理を行い(ステップ125)、その受信した情報から制御部5が自局でのネットワーク接続状況を確認し、メモリ6に一時記憶させる(ステップ126)。
【0058】
ここで、この端末局と直接無線通信ができる範囲内に、ネットワークに新規に参入を希望する局があった場合には、その局から送信されるノード同期信号などをステップ125で受信することになり、ステップ122で作成されてステップ124で送信されるネットワーク確認情報で、自局で受信できる局の中に、新規に参入を希望する局が存在することが示されるようになる。
【0059】
次に、端末局において、中央制御局から送信される制御局の変更要求情報(図9のステップ116で送信される情報)を受信した場合の処理を、図11のフローチャートを参照して説明する。まず、端末局において、制御局の変更要求情報を受信すると(ステップ131)、自局が中央制御局として作動するのに適した局であるか否か判断する(ステップ132)。この中央制御局として適した局であるかの判断としては、自局が中央制御局として作動できる機能を備えているかの判断だけでなく、中央制御局として作動できる機能を備えている場合でも、自局の現在の作動状態が中央制御局として適したものであるかの判断も行う。例えば、自局を構成する無線伝送装置が、商用交流電源などの安定した電源による駆動と、バッテリ(乾電池,2次電池など)による駆動との双方が可能である場合において、バッテリにより駆動される状態であるときには、中央制御局として適してないと判断する。バッテリ駆動による局が中央制御局として選定されると、その局を駆動するバッテリの残量がなくなったとき、通信ネットワークが構成されなくなる可能性があり、商用交流電源などを使用した局を優先的に中央制御局として選定する必要がある。また、ステップ132で判断を行う際に、他の要因から中央制御局として適した局であるかの判断を行うようにしても良い。
【0060】
ステップ132での判断で、自局が中央制御局として適した局であると判断したときには、中央制御局に対して制御局の変更要求を許諾する応答信号ACKを返送する(ステップ133)。この応答信号ACKを中央制御局が受信すると、中央制御局の機能を移す処理が実行される。また、ステップ132での判断で、自局が中央制御局として適さない局であると判断したときには、中央制御局に対して制御局の変更要求を拒否する応答拒否信号NAKを返送する(ステップ134)。この応答拒否信号NAKを中央制御局が受信すると、中央制御局は、ここでの制御局の機能を移す処理を中断する。
【0061】
ここで、このようにして各局が作動する場合において、既存の通信ネットワークに対して新規参入を希望する局があったときの通信状態を、図12に示す。この図12の例では、通信局A,B,C,Dの4つの局で通信ネットワークが構成されていて、通信局Bが制御局として選定されている状態で、この制御局である通信局Bと直接無線通信ができない通信局E(但し通信局Eは通信局C,Dとは直接的に無線通信可能)が、このネットワークへの参入を希望した場合の通信状態を示してある。図12では、実線の矢印で接続してある局の間が、直接的に無線伝送が行われている状態を示し、破線で接続してある局までは、無線信号が届いてない。
【0062】
まず、通信局Bは、ネットワーク内の各通信局A,C,Dに対してフレーム同期信号31の送信処理を行う。このフレーム同期信号の送信処理に続いて、ネットワーク内の各通信局A,B,C,Dは、ノード同期信号31A,31B,31C,31Dの送信処理を行う。このそれぞれのノード同期信号は、各局の近隣の局で受信される。
【0063】
ここで、次のフレーム同期信号32の送信処理のときに、このネットワークへの新規参入を希望する通信局Eで、受信動作を開始したとする。このとき、フレーム同期信号32の送信処理に続いて、ネットワーク内の各通信局A,B,C,Dからノード同期信号32A,32B,32C,32Dの送信処理があるが、通信局Eでは、通信局C及びDからのノード同期信号32C及び32Dを受信することができる。
【0064】
通信局Eでのこのノード同期信号32C,32Dの受信で、自局がノード同期信号を送信するタイミングを判断し、次のフレーム周期での通信局Bからのフレーム同期信号33の送信処理に続いた各通信局A,B,C,Dからのノード同期信号33A,33B,33C,33Dの送信処理の後に、通信局Eから対応したタイミングでノード同期信号33Eの送信が行われる。このとき通信局Eから送信されるノード同期信号33Eは、通信局C及びDでだけ受信される。
【0065】
そして、次のフレーム周期でも、同じ状態でフレーム同期信号34の送信処理及びノード同期信号34A,34B,34C,34Dの送信処理が行われる。このときの通信局Cから送信れれるノード同期信号34Cでは、ネットワーク内の全ての通信局A〜Dと新規参入を希望する通信局Eからの信号を受信したことを示す情報が含まれる。この情報を中央制御局としての通信局Bが受信すると、図9のフローチャートのステップ115での判断に相当する処理で、自局で受信できる局の数(3局)よりも、通信局Cで受信できる局の数(4局)の方が多いと判断されて、通信局Bから通信局Cに対して制御局変更要求情報信号35の送信が行われる。この制御局変更要求情報信号35を通信局Cで受信すると、通信局Cが制御局として動作することが適当であるとき、応答信号36を通信局Bに対して返送する。ここでは、この応答信号の返送で中央制御局が変更されるものとする。実際には、中央制御局が変更されるまでに、さらに通信局B,Cの間で信号の伝送が必要な場合もある。
【0066】
そして、中央制御局が通信局Cに変更されると、以後は通信局Cからフレーム同期信号37の送信処理が行われ、その後に各通信局A,B,C,D,Eからのノード同期信号37A,37B,37C,37D,37Eの送信処理が行われ、以後は通信局Cの制御により、通信局Eをネットワークに加えた伝送処理が実行される。
【0067】
ここで、このような変更処理を、図1,図6に示したネットワーク構成で説明すると、第3ノード13を中央制御局としてネットワークエリア10が構成されている場合に、第7ノード17及び第8ノード18からのネットワーク参入要求があったとき、第3ノード13は第4ノード14が中央制御局として適切であると判断して、第3ノード13は第4ノード14に対して中央制御局の変更要求を伝送し、第4ノード14が中央制御局に変更される。図13は、このような処理で変更されたネットワーク構成例を示したもので、第4ノード14が全ての端末局と直接的に無線通信できる状態で、ネットワークエリア20が構成されるようになる。このときのトポロジーマップの例を図14に示す。
【0068】
また、第4ノード14が中央制御局に変更された後は、各フレーム期間の管理エリアでは、図15に示す状態で、各ノードからの送信が行われる。即ち、図15のA〜Hは、ネットワーク内の第1ノード11〜第8ノード18での送受信状態を、図5,図7と同じように示してあり、中央制御局として選定された第4ノード14では、図15のDに示すように、フレーム同期信号の送信が行われ、このフレーム同期信号が、図15のA〜C,E〜Hに示すように、全ての端末局で正しく受信される。そして、ノード同期エリアでは、各ノードに割当てられたスロット位置で、各ノードから順にノード同期信号が送信されて、近隣のノードで受信される。そして、それぞれのノードでは、その局でのノード同期信号の受信状態の情報が送信されて、中央制御局でトポロジーマップが作成されて、ネットワーク内での通信状態が、正しく管理される。
【0069】
このように本実施の形態による処理を行うことで、中央制御局を中心としたスター型の無線ネットワークを自動的に構築することができ、そのときの通信状態に応じて最適な局が中央制御局として選定されるようになるため、予め中央制御局として作動する局を設定しておく作業が必要なく、無線通信ネットワークを構成させる上で、制御局を決める作業などが必要なく、簡単にネットワークを構成させることができる。特に、新規にネットワークに参入される局がある場合にも、その参入される局を考慮した上で適切な局に中央制御局を変更させる処理が行われ、通信ネットワークを構成する端末局の増減に適切に対処できる。
【0070】
また、全ての局を構成する無線伝送装置を、同様の機器として扱うことができるので、中央制御局だけを特異な機器構成としたり、特殊な制御プログラムで動作させるような処理が必要なくなる。
【0071】
さらに、ネットワークへの参入処理として、該当するネットワークが存在しない場合には、自らがネットワークの制御局となる処理を行うことで、予め中央制御局の位置とそのネットワークのサービスエリア範囲が限定されることがなくなり、自由に無線通信ネットワークを構成させることが可能になる。
【0072】
なお、上述した実施の形態で説明したフレーム構成などの例については一例を示したものであり、上述した構成に限定されるものではない。また、無線伝送装置の構成についても、上述した例に限定されるものではなく、種々の無線伝送方式に適合した無線伝送装置で構成される通信ネットワークに、上述した通信制御処理を適用することが可能である。
【0073】
【発明の効果】
請求項1に記載した無線伝送制御方法によると、無線ネットワーク内の各通信局を制御するのに適した局が自動的に中央制御局として選定されるようになり、無線ネットワークが自動的に適切に構成されるようになる。
【0074】
請求項2に記載した無線伝送制御方法によると、請求項1に記載した発明において、中央制御局は、無線ネットワーク内での無線伝送を実行させるフレーム周期を設定し、その設定したフレーム周期内の管理情報伝送領域で各端末局から送信される管理情報に基づいて、中央制御局は他の端末局が直接的に無線通信ができる局を判断することで、中央制御局として適切な局の判断処理が、容易に行える。
【0075】
請求項3に記載した無線伝送制御方法によると、請求項1に記載した発明において、中央制御局から、中央制御局に変更される端末局に対して、中央制御局変更情報を送信し、この変更される端末局から応答信号の返送があるとき、中央制御局を変更する処理を実行することで、中央制御局として適した局だけが選択されて変更され、何らかの要因で中央制御局として適さない端末局が中央制御局になることがない。
【0076】
請求項4に記載した無線伝送制御方法によると、他に中央制御局として作動する通信局が近隣にない場合に、自動的に自局が中央制御局となって、無線ネットワークを自動的に構成することが可能になる。
【0077】
請求項5に記載した無線伝送装置によると、この伝送制御装置が中央制御局として作動しているとき、自局よりも中央制御局となるのに適した局の存在を判断したとき、その局に制御機能を移す処理が実行され、常に適切な無線ネットワークを構成させる制御処理が行われる。
【0078】
請求項6に記載した無線伝送制御装置によると、請求項5に記載した発明において、無線ネットワーク内での無線伝送を実行させるフレーム周期を設定するタイミング設定手段を備えて、通信手段は、タイミング設定手段で設定されたフレーム周期の同期信号を送信すると共に、そのフレーム周期内の管理情報伝送領域で端末局での無線通信状態に関する情報を受信することで、中央制御局となるのに適した局の存在を判断する処理が、簡単な構成でフレーム周期毎に確実に判断できる。
【0079】
請求項7に記載した無線伝送制御装置によると、請求項5に記載した発明において、通信手段は、制御情報の送信機能を移す端末局に対して、制御局変更情報を送信すると共に、この端末局からの応答信号を受信したとき、制御手段が制御情報の送信機能を移す処理を行うことで、相手の伝送装置に対して確認をとってから確実に制御局機能を移す処理が行われる。
【0080】
請求項8に記載した無線伝送制御装置によると、他に中央制御局として作動する通信局が近隣にない場合に、自動的に自局が中央制御局となる処理が実行され、この無線伝送制御装置の制御により無線ネットワークが自動的に構成されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるネットワーク設定例を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施の形態によるトポロジーマップの例を示す説明図である。
【図3】本発明の一実施の形態による伝送装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施の形態による伝送データ構成例を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態による各ノードでの管理エリアでの伝送状態を示す説明図である。
【図6】本発明の一実施の形態によるエリア外のノードからの接続要求の伝送例を示す説明図である。
【図7】本発明の一実施の形態による接続要求伝送状態を示す説明図である。
【図8】本発明の一実施の形態による無線ネットワークへの参入処理を示すフローチャートである。
【図9】本発明の一実施の形態による中央制御局での処理を示すフローチャートである。
【図10】本発明の一実施の形態による周辺端末局での処理を示すフローチャートである。
【図11】本発明の一実施の形態による中央制御局変更処理を示すフローチャートである。
【図12】本発明の一実施の形態による新規参入処理状態と中央制御局変更処理状態を示す説明図である。
【図13】本発明の一実施の形態による制御局変更後のネットワーク設定例を示す説明図である。
【図14】本発明の一実施の形態による制御局変更後のトポロジーマップの例を示す説明図である。
【図15】本発明の一実施の形態による制御局変更後の各ノードでの管理エリアでの伝送状態を示す説明図である。
【符号の説明】
2…無線処理部、3…データ変換部、4…インターフェース部、5…制御部、10…伝送装置13により設定される通信可能エリア、11〜18…無線伝送装置(ノード)、20…伝送装置14により設定される通信可能エリア

Claims (8)

  1. 複数の通信局の間の無線通信のアクセスを、中央制御局から端末局への制御信号の無線伝送で制御する無線伝送制御方法において、
    中央制御局として選定された通信局は、無線ネットワーク内の各端末局が直接的に無線通信ができる局を判断し、
    中央制御局と直接的に無線通信ができる局数よりも、端末局の方が多い局数の通信局と無線通信できることを検出したとき、
    その検出した端末局を中央制御局に変更する処理を行う
    無線伝送制御方法。
  2. 請求項1記載の無線伝送制御方法において、
    上記中央制御局は、無線ネットワーク内での無線伝送を実行させるフレーム周期を設定し、
    その設定したフレーム周期内の管理情報伝送領域で各端末局から送信される管理情報に基づいて、上記中央制御局は他の端末局が直接的に無線通信ができる局を判断する
    無線伝送制御方法。
  3. 請求項1記載の無線伝送制御方法において、
    上記中央制御局から、中央制御局に変更される端末局に対して、中央制御局変更情報を送信し、この変更される端末局から応答信号の返送があるとき、中央制御局を変更する処理を実行する
    無線伝送制御方法。
  4. 中央制御局の制御で構成される既存の無線ネットワークに接続されるように、接続可能な無線ネットワークを検出するためのモニター動作を行い、
    上記モニター動作で、中央制御局として作動する局からの制御情報と、その制御情報に基づいて端末局から送信される応答情報の受信を行い、上記制御情報と上記応答情報から接続可能な無線ネットワークが存在しないことを判断した場合に、自局が中央制御局となって、無線ネットワークを設定する
    無線伝送制御方法。
  5. ネットワーク内の端末局での無線通信を制御する無線伝送装置において、
    上記端末局からの無線信号の送信を制御する制御情報を無線送信すると共に、上記端末局から送信される無線信号を受信する通信手段と、
    上記通信手段で受信した、他の端末局との接続状態に関する情報が含まれた上記ネットワーク内の端末局からの所定の信号に基づいて、ネットワーク内の端末局での無線通信状態を判断すると共に、その判断した通信状態に基づいて、自らの通信手段で直接的に無線通信ができる端末局の局数よりも、多い局数の通信局と無線通信できる特定の端末局を検出したとき、上記制御情報の送信機能を上記特定の端末局に移す制御情報の送信制御を行う制御手段とを備えた
    無線伝送装置。
  6. 請求項5記載の無線伝送装置において、
    無線ネットワーク内での無線伝送を実行させるフレーム周期を設定するタイミング設定手段を備えて、
    上記通信手段は、上記タイミング設定手段で設定されたフレーム周期の同期信号を送信すると共に、そのフレーム周期内の管理情報伝送領域で端末局における他の端末局との接続状態に関する情報を受信する
    無線伝送装置。
  7. 請求項5記載の無線伝送装置において、
    上記通信手段は、制御情報の送信機能を移す端末局に対して、制御局変更情報を送信すると共に、この端末局からの応答信号を受信したとき、
    上記制御手段が制御情報の送信機能を移す処理を行う
    無線伝送装置。
  8. 無線ネットワーク内の制御局からの制御で無線通信が実行される無線伝送装置において、
    上記制御局からの制御情報を受信すると共に、その制御情報に基づいて用意された情報を送信する通信手段と、
    上記通信手段で接続可能な無線ネットワークを検出するためのモニター動作を行い、上記モニター動作で、中央制御局として作動する局からの制御情報と、その制御情報に基づいて端末局から送信される応答情報の受信を行い、上記制御情報と上記応答情報から接続可能な無線ネットワークが存在しないことを判断した場合に、自局が中央制御局となって、無線ネットワークを設定する制御手段とを備えた
    無線伝送装置。
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