JPH06101731B2 - データ転送システム - Google Patents

データ転送システム

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JPH06101731B2
JPH06101731B2 JP61052064A JP5206486A JPH06101731B2 JP H06101731 B2 JPH06101731 B2 JP H06101731B2 JP 61052064 A JP61052064 A JP 61052064A JP 5206486 A JP5206486 A JP 5206486A JP H06101731 B2 JPH06101731 B2 JP H06101731B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、マスタECR等とスレーブECR等とからなるデ
ータ転送システムに関する。
[従来の技術] 従来LAN(ローカルエリアネットワーク)の通信方式は
大別してポーリング方式とコンテンション方式とがあ
る。この場合、トラフィック量の多少、データの送るタ
イミング等でその使い方が決まるが、コンテンション方
式はポーリング方式に比べて必要な時のみ送信し、さら
に回線の使用状態をある特定のマシンが管理しなくとも
よいことから制御が簡単であり多く用いられつつある。
また、コンテンション方式は伝送が非同期であり受信が
いつ成されるか不明である為、マルチジョブにて受信と
データ処理とを同時に行うようにしているが、このよう
にマルチジョブにて受信とデータ処理とのプログラムを
同時に実行するものにあっては、CPU(中央演算処理装
置)が高価なものとなってしまう。そこで、第1図に示
すように、スレーブ1がマスタにデータを転送したい場
合、スレーブ2のデータ転送(図中ACK)終了後に、マ
スタのデータ処理時間に相当する一定時間だけ待ってス
レーブ1がデータの転送を開始するようにして、マスタ
の処理中にデータ転送をしないようにすることで、コン
テンション方式でデータ転送を行うものにおいてマルチ
ジョブを採用せずにデータ受信とデータ処理とを効率的
に実行できるようにすることが考えられている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、転送待ち時間と、一連のデータ転送時の
送信待ち時間とが同じ時間t1に設定されていると、例え
ば、同図の破線で示すようにマスタとスレーブ1とのデ
ータ転送中に他のスレーブ2からJANコードが送信され
ると、スレーブ1とスレーブ2との転送データが衝突す
る可能性がありデータの転送効率が落ちるという欠点が
有った。
この発明の課題は、コンテンション方式でデータ転送を
行うものにおいてマルチジョブを採用せずにデータ受信
とデータ処理とを実行でき、かつ一連のデータ転送時に
データの衝突を防止して効率的にデータ転送ができるよ
うにすることである。
[課題を解決するための手段] この発明の手段は次の通りである。
マスタ側電子機器と複数のスレーブ側電子機器とを回線
で接続し、マスタ側電子機器といずれかのスレーブ側電
子機器との間で一連のデータの転送を所定のデータ単位
毎に分けて行うデータ転送システムにおいて、 第1の計測手段は、マスタ側電子機器といずれかのスレ
ーブ側電子機器との間で一連のデータの転送が終了して
から他のスレーブ側電子機器との間で一連のデータの転
送を開始するまでの転送待ち時間を計測する。
検出手段は、一連のデータが上記回線に有るか否かを検
出する。
転送開始手段は、上記検出手段により上記回線に一連の
データがないことが検出されかつ上記第1の計測手段で
一定時間が計測された場合に、マスタ側電子機器といず
れかのスレーブ側電子機器との間で転送すべき一連のデ
ータがあれば、その一連のデータの転送を開始させる。
第2の計測手段は、上記転送開始手段によってマスタ側
電子機器とスレーブ側電子機器との間で一連のデータの
転送が開始されて一連のデータを所定のデータ単位に分
けて順次転送する際に、上記第1の計測手段で計測され
る時間より短い時間を一連のデータにおける所定のデー
タ単位のデータから次の所定のデータ単位のデータを転
送するまでの送信待ち時間として計測する。
上記第2の計測手段で計測された時間を一連のデータに
おける所定のデータ単位のデータから次の所定のデータ
単位のデータを転送するまでの送信待ち時間として一連
のデータを所定のデータ単位毎に順次転送するデータ転
送制御手段とを備えたことを特徴とするデータ転送シス
テム。
[課題を解決するための手段の作用] この発明の手段の作用は次の通りである。
マスタ側電子機器と複数のスレーブ側電子機器とを回線
で接続し、マスタ側電子機器といずれかのスレーブ側電
子機器との間で一連のデータの転送を所定のデータ単位
毎に分けて行うデータ転送システムにおいて、マスタ側
電子機器といずれかのスレーブ側電子機器との間で一連
のデータの転送が終了してから他のスレーブ側電子機器
との間で一連のデータの転送を開始するまでの転送待ち
時間が第1の計測手段によって計測されている。そし
て、検出手段により上記回線に一連のデータがないこと
が検出されかつ上記第1の計測手段で一定時間が計測さ
れた場合に、マスタ側電子機器といずれかのスレーブ側
電子機器との間で転送すべき一連のデータがあれば、そ
の一連のデータの転送が転送開始手段によって開始さ
れ、また、その際に、上記第1の計測手段で計測される
時間より短い時間が一連のデータにおける所定のデータ
単位のデータから次の所定のデータ単位のデータを転送
するまでの送信待ち時間として第2の計測手段によって
計測され、その第2の計測手段で計測された時間を一連
のデータにおける所定のデータ単位のデータから次の所
定のデータ単位のデータを転送するまでの送信待ち時間
として一連のデータが所定のデータ単位毎にデータ転送
制御手段によって順次転送される。
したがって、コンテンション方式でデータ転送を行うも
のにおいてマルチジョブを採用せずにデータ受信とデー
タ処理とを実行でき、かつ一連のデータ転送時にデータ
の衝突を防止して効率的にデータ転送ができる。
[実施例] 以下、この発明を第2図〜第6図に示す一実施例に基づ
いて具体的に説明する。なお、本実施例はLANに適用し
た例を示している。
構 成 第2図はLANに用いられるPOSターミナルの基本的なブロ
ック回路図である。このPOSターミナルは電子式キャッ
シュレジスタ(ECR)で、CPU(中央演算処理回路)11を
中核とする構成となっている。このCPU11にはシステム
制御用のプログラムが格納されているROM(リードオン
リメモリ)12と、売上合計データ等を記憶するRAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)13とLANコントローラ14とが夫
々双方向に接続されている。
LANコントローラ14はLANケーブル15からアンプ16を介し
て入力されるキャリア(搬送波)を検出し、キャリアが
なければ、即ち回線が空いていれば送信動作を開始する
と同時にタイマ17をリセット・スタートさせ、またキャ
リアがあれば回線が空くまで待機する。なお、タイマ17
は後述する転送制御用のt1時間、t2時間の経過を検出す
る為のタイマである。ここで、t1時間とt2時間との関係
について説明すると、t2時間はt1時間よりも小さく略t1
時間の1/2程度となっている。なお、このt1時間、t2
間は予めRAM13に予め設定されたもので、タイマ17の計
測時間と比較され、t1時間、t2時間の経過に伴ってデー
タ転送タイミングが制御される。
また、キーボード18から操作キーに対応して出力される
キー入力信号は入力制御部19でキーコードに変換された
のちCPU11に取り込まれる。また、CPU11から出力される
売上データ等は表示駆動部20で表示駆動信号に変換され
たのち表示部21にデジタル表示される。また、CPU11か
ら出力される売上データ等は印字制御部22に送られ、印
字部23を駆動させてその記録用紙に印字させる。
なお、その他のPOSターミナル(ECR)も上述と略同様に
構成されているのでその説明を省略するが、このLANに
接続されている各POSターミナルのうちその1つがマス
タ側ECR、他のPOSターミナルがスレーブ側ECRとして機
能する。この場合、本実施例のデータ通信システムはマ
スタ側ECRに商品別のPLUファイルが設けられ、各スレー
ブ側ECRで売上られたPLU別売上データをマスタ側ECRに
伝送し、PLUファイルに収集するようにしたマスタ集中
型のシステムである。このようなシステムにおいては、
スレーブ側ECRでPLU別登録が行なわれる毎に、キーボー
ドあるいはバーコードリーダ(図示せず)から入力され
た商品コード(JANコード)をマスタ側ECRに伝送するこ
とにより、マスタ側ECRのPLU別ファイルに記憶されてい
る単価の問い合せを行い、そして、この問い合せに対し
てマスタ側ECRから伝送されて来た単価データに基づい
て売上金額等を算出し、マスタ側ECRに伝送するように
している。この場合、1商品に対してマスタ側ECRとス
レーブ側ECRとの間で行なわれるデータの転送回数は8
回で、1商品が登録される毎に8回ずつデータの転送が
行なわれる。
動 作 先ず、第3図を参照してマスタ側ECRで実行される動作
の概要について説明する。第3図はマスタ側ECRのジェ
ネラルフローで、電源投入に伴って実行開始される。先
ず、ステップS1では自己のPLU別登録に伴う入力有無が
調べられる。いま、マスタ側での登録であれば、ステッ
プS2に進み、通常のPLU別登録処理が行なわれたのちス
テップS1に戻る。一方、自己の登録に伴う入力でなけれ
ばステップS3に進み、タイマ17の計測時間が所定の時間
t1以上になったかが調べられる。この場合、t1時間はマ
スタ側ECRといずれかのスレーブ側ECRとの間で単価問い
合せに伴う一連のデータ転送終了時点から他のスレーブ
側ECRとの間で単価問い合せに伴う一連のデータ転送を
開始するまでの転送開始待ち時間である。しかして、こ
の転送開始待ち時間t1が経過していなければステップS1
に戻り、それが経過するまで同様の動作が繰り返され
る。しかして、ステップS3で転送開始待ち時間t1の経過
が検出されると、受信可能状態となり、ステップS4にお
いてJANコード、即ち単価問い合せに伴う一連のデータ
のうち最初に送られて来る商品コードの受信有無が調べ
られる。いま、JANコードを受信しなければ、ステップS
6に進み、タイマ17をリセット・スタートさせてステッ
プS1に戻る。したがって、マスタ側ECRにおいては転
送、開始待ち時間t1が経過する毎にスレーブ側ECRから
転送されて来るJANコードの受信有無を調べる動作を実
行している。しかして、ステップS4でJANコード受信が
検出されると、その受信に伴う割り込み処理(ステップ
S5)が実行される。この処理が終ると、ステップS6に進
み、タイマ17をリセット・スタートさせてステップS1に
戻る。
第4図は第3図で示した割り込み処理(ステップS5)の
具体的内容を示したフローチャートである。また、第5
図はスレーブ側ECRでPLU別登録に伴ってJANコード(商
品コード)が入力された場合に実行されるフローチャー
トである。そして、第6図はAターミナル(マスタ)、
Bターミナル(スレーブ1)、Cターミナル(スレーブ
2)との間で行なわれるデータ転送の具体例を示したタ
イミングチャートで、以下、このタイミングチャートに
基づいて第4図、第5図のフローチャートを具体的に説
明する。この場合、第6図の〜は送受信タイミング
を示し、図中斜線で示した部分が発信側、白抜き部分が
受信側である。
<送受信タイミング> このタイミングではスレーブからマスタへJANコードが
転送される。即ち、スレーブ側ECR(スレーブ1)にお
いてPLU別登録に伴ってJANコードが入力されると、第5
図のフローが実行開始され、先ず、回線が空き状態にあ
るかがキャリア(搬送波)の有無に基づいて検出される
(ステップS11)。ここで、回線が空いていなければそ
のままこのフローから抜けるが、回線空き状態が検出さ
れた場合にはその空き時間が転送開始待ち時間t1以上に
なったかが調べられ(ステップS12)、この待ち時間t1
が経過するまでステップS11に戻って待つ。しかして、
転送開始待ち時間t1の経過が検出されると、ステップS1
3に進み、入力されたJANコードがマスタ側へ転送され
る。
<送受信タイミング> このタイミングではJANコードを正常に受信したかの応
答を行なう。即ちマスタにおいてはスレーブ1からのJA
Nコードを受信すると、第4図のフローを実行開始す
る。先ず、JANコードを受信すると、タイマ17をリセッ
ト・スタートさせる(ステップS5−1)。そして次のス
テップS5−2ではデータを正常に受信したかを調べる為
に受信データのエラーチェック(パリティチェック等)
が行なわれる。いま、正常受信が検出されると、タイマ
計測時間が所定のt2時間以上になったかが調べられる
(ステップS5−3)。この場合、t2時間はマスタ側ECR
とスレーブ側ECRとの間で単価問い合せに伴う一連のデ
ータ転送が開始されて一連のデータを順次送信する際
に、次のデータを送信するまでの送信待ち時間である。
しかして、この待ち時間t2が経過するまでステップS5−
3で待機状態となり、そしてこの待ち時間t2が経過する
とステップS5−4に進み、ACK応答を行ってACK信号(正
常受信確認信号)が元のスレーブ1へ送信される。な
お、ステップS5−2で受信エラーが検出されると、この
場合においても送信待ち時間t2が経過するまで待ち、そ
してこの待ち時間t2経過後にNAK応答を行ってNAK信号
(再送要求信号)が元のスレーブ1へ送信される(ステ
ップS5−5、S5−6)。
一方、スレーブ1においてはステップS13でJANコードを
送信した後、送信待ち時間t2の検出処理(ステップS1
4、S15)が行なわれる。即ち、ステップS14ではタイマ
をリセット・スタートさせ、そして、ステップS15では
タイマの計測時間が送信待ち時間t2以上になったかが調
べられ、その待ち時間t2が経過するまで待機状態とな
る。しかして、送信待ち時間t2の経過が検出されると、
ACK信号の受信有無、即ちJANコードがマスタに正常受信
されたかの判断が行なわれる。ここで、NAK信号を受信
し、再送が要求された場合には、送信待ち時間t2の検出
処理(ステップS17、S18)が実行される。そして送信待
ち時間t2の経過が検出されると、ステップS13に戻り、J
ANコードが再送される。なお、マスタでは再送されて来
たJANコードを受信すると、第4図のステップS5−1が
再び実行される。
<送受信タイミング> このタイミングでは受信したJANコードに対応する単価
が送信される。即ち、いま、マスタにおいて商品コード
を正常に受信し、スレーブ1に対してACK信号を送信し
た後は、ステップS5−7に進み、タイマをリセット・ス
タートさせる。そして、受信した商品コードに応じてPL
Uファイルを検索し、該当単価をサーチする(ステップS
5−8)。その後、送信待ち時間t2の検出処理(ステッ
プS5−9)で、送信待ち時間t2の経過が検出されると、
PLUファイルから読み出した該当単価をスタート1へ送
信する処理(ステップS5−10)が行なわれる。
一方、スレーブ1においては、ステップS16でACK信号受
信後、次のステップS19に進み、データの受信待ち状態
にある。いま、マスタから単価データが送信されて来る
と、次のステップS20では単価データを正常に受信した
かの判断が行なわれる。この場合、単価を正常に受信し
なかったときには、次の送信待ち時間t2の検出処理(ス
テップS21、S22)が実行され、そして、送信待ち時間の
経過が検出されると、NAK信号をマスタへ送信する処理
(ステップS23)を行ったのちステップS19へ戻り、単価
が再送されるまで待つ。この場合、マスタにおいてはス
テップS5−10で単価データを送信した後にステップS5−
11に進み、データの受信待ち状態となる。いま、スレー
ブ1からNAK信号が送信され単価の再送が要求された場
合には、ステップS5−12でそのことが検出されてステッ
プS5−7に戻り、再び単価のサーチ、単価送信処理(ス
テップS5−8〜S5−10)が実行されたのちステップS5−
11で受信待ち状態となる。
<送受信タイミング> このタイミングでは単価を正常に受信したかの応答を行
う。即ち、スレーブ1において単価の正常受信が検出さ
れると(ステップS20)、次の送信待ち時間t2の検出処
理(ステップS24、S25)が実行され、その結果送信待ち
時間の経過が検出されると、ACK信号がマスタへ送信さ
れる(ステップS26)。ACK信号の送信によってマスタで
はステップS5−12でそのことが検出され次の送信待ち時
間t2の検出処理が行なわれ(ステップS5−13、S5−1
4)、次の送信待ち時間t2が経過するまで待機する。
<送受信タイミング> このタイミングでは売上金額が転送される。即ちスレー
ブ1において単価の正常受信に伴ってACK信号を送出し
た後はステップS27に進み、受信した単価に基づいて売
上金額を算出する処理が行なわれる。この場合、通常は
単価に売上個数を乗算することによって売上金額が求め
られるが、例えば割引(パーセント引き)に際しては割
引計算が行なわれる。そして、次の送信待ち時間t2の検
出処理(ステップS28、S29)が行なわれ、その結果、送
信待ち時間t2の経過が検出されると、算出された売上金
額がマスタへ送信される(ステップS30)。
<送受信タイミング> このタイミングでは、売上金額を正常に受信したかの応
答を行う。即ち、マスタにおいて売上金額を受信すると
(ステップS5−15)、次に売上金額を正常に受信したか
の受信エラーの検出が行なわれる(ステップS5−16)。
ここで、正常受信が検出されると、送信待ち時間t2の検
出処理(ステップS5−17、S5−18)が行なわれる。い
ま、送信待ち時間t2の経過が検出されると、ACK信号が
スレーブ1へ送信される(ステップS5−19)。一方、売
上金額の受信エラーが検出されると、送信待ち時間t2
検出処理(ステップS5−20、S5−21)が実行される。そ
して送信待ち時間t2が経過すると、NAK信号をスレーブ
1へ送信して売上金額の再送を要求し(ステップS5−2
2)、そしてステップS5−15に戻る。しかして、スレー
ブ1においてはマスタからACK信号あるいはNAK信号が送
信されて来るまで待機している(ステップS31)。い
ま、いずれかのデータを受信すると、ACK信号かNAK信号
かの判別が行なわれ(ステップS32)、その結果、NAK信
号であればステップS28に戻り、売上金額の再送が行な
われるが、ACK信号を検出した場合には、マスタから次
に送られて来るデータの受信待ちとなる(ステップS3
3)。
<送受信タイミング> このタイミングでは単価の問い合せに伴う一連のデータ
の転送終了を示すエンドデータの転送が行なわれる。即
ち、マスタにおいて上述のステップS5−19、S5−22でAC
K信号あるいはNAK信号を送出した後に、送信待ち時間t2
の検出処理(ステップS23、S24)が行なわれる。そし
て、エンドデータを送出してスレーブ1へ転送する(ス
テップS25)。
<送受信タイミング> このタイミングではエンドデータを正常に受信したか否
かの応答を行う。即ち、スレーブ1はエンドデータを受
信すると、ステップS33でそのことが検出されてステッ
プS34に進み、受信データがエンドデータであるかの判
断が行なわれる。ここでエンドデータを正常に受信する
と、送信待ち時間t2の検出処理(ステップS35、S36)が
行なわれ、そして、次の送信待ち時間t2の経過が検出さ
れると、ACK信号がマスタへ送信される(ステップS3
7)。また、エンドデータを正常に受信しなかった場合
には送信待ち時間t2の検出処理(ステップS38、S39)が
行なわれ、そして送信待ち時間t2の経過が検出される
と、NAK信号がマスタへ送信される。この場合、ステッ
プS33に戻り、再送されるデータ受信待ちとなる。一
方、マスタではACK信号あるいはNAK信号の受信待ちとな
っている(ステップS5−26)。そして、これらの信号を
受信すると、ACK応答かNAK応答かを判別し(ステップS5
−27)、その結果、ACK応答であれば、このフローから
抜けるが、NAK応答であればステップS5−23に戻り、エ
ンドデータの再送が行なわれる。
しかして、次にスレーブ2からJANコードが入力された
ものとすると、第6図のタイミングチャートに示す如
く、転送開始待ち時間t1経過後にJANコードがマスタへ
送信され、その後、上述した送受信タイミング〜の
順序でマスタとスレーブ2との間で単価問い合せに伴う
データの送受信が行なわれる。
このように本実施例においては転送開始待ち時間t1の他
に送信待ち時間t2を設け、そしてt1>t2の条件に設定し
たので、例えば、マスタとスレーブ1との間で単価問い
合せに伴う一連のデータの転送中においては、他のスレ
ーブからの割り込みを確実に禁止することができる。即
ち、第1図は従来のコンテンション方式によるデータ転
送のタイミングチャートを示している。この従来例から
明らかなように転送開始待ち時間と送信待ち時間とは同
じ時間t1に設定されているので、例えば、同図破線で示
すようにマスタとスレーブ1とのデータ転送中に他のス
レーブ2からJANコードが送信されると、スレーブ1と
スレーブ2とが衝突する可能性が大きい。しかし、本実
施例ではのタイミングでは従来と同じ時間t1、それに
続く〜のタイミングでは時間t2を用いている為、
のタイミングからのタイミングとの間を除き、少なく
とも〜の間は他の割り込みを許容するスキがない
為、一連のデータ転送中には他の割り込みを確実に禁止
することができる。また、1商品の単価問い合せに対す
る一連のデータの転送時間は、従来に比べて時間t3だけ
短縮することができる。
[発明の効果] この発明によれば、コンテンション方式でデータ転送を
行うものにおいてマルチジョブを採用せずにデータ受信
とデータ処理とを実行でき、コンテンション方式であり
ながら価格を抑えることができて、かつ一連のデータ転
送時にデータの衝突を防止して効率的にデータ転送がで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のデータ転送動作を示すタイミングチャー
ト、第2図〜第6図はこの発明の一実施例を示し、第2
図はこのデータ通信システムに用いられるPOSターミナ
ルの回路構成図、第3図はマスタの全体動作の概要を示
すジェネラルフローチャート、第4図は第3図で示した
割り込み処理の具体的内容を説明する為のフローチャー
ト、第5図はスレーブでのデータ転送動作を示すフロー
チャート、第6図はマスタとスレーブとの間で実行され
るデータ転送の具体例を示したタイミングチャートであ
る。 11……CPU、12……ROM、13……RAM、14……LANコントロ
ーラ、15……LANケーブル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスタ側電子機器と複数のスレーブ側電子
    機器とを回線で接続し、マスタ側電子機器といずれかの
    スレーブ側電子機器との間で一連のデータの転送を所定
    のデータ単位毎に分けて行うデータ転送システムにおい
    て、 マスタ側電子機器といずれかのスレーブ側電子機器との
    間で一連のデータの転送が終了してから他のスレーブ側
    電子機器との間で一連のデータの転送を開始するまでの
    転送待ち時間を計測する第1の計測手段と、 一連のデータが上記回線に有るか否かを検出する検出手
    段と、 上記検出手段により上記回線に一連のデータがないこと
    が検出されかつ上記第1の計測手段で一定時間が計測さ
    れた場合に、マスタ側電子機器といずれかのスレーブ側
    電子機器との間で転送すべき一連のデータがあれば、そ
    の一連のデータの転送を開始させる転送開始手段と、 この転送開始手段によってマスタ側電子機器とスレーブ
    側電子機器との間で一連のデータの転送が開始されて一
    連のデータを所定のデータ単位に分けて順次転送する際
    に、上記第1の計測手段で計測される時間より短い時間
    を一連のデータにおける所定のデータ単位のデータから
    次の所定のデータ単位のデータを転送するまでの送信待
    ち時間として計測する第2の計測手段と、 上記第2の計測手段で計測された時間を一連のデータに
    おける所定のデータ単位のデータから次の所定のデータ
    単位のデータを転送するまでの送信待ち時間として一連
    のデータを所定のデータ単位毎に順次転送するデータ転
    送制御手段とを備えたことを特徴とするデータ転送シス
    テム。
JP61052064A 1986-03-10 1986-03-10 データ転送システム Expired - Lifetime JPH06101731B2 (ja)

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JPS62209939A JPS62209939A (ja) 1987-09-16
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JPS62209939A (ja) 1987-09-16

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