JPH0340096A

JPH0340096A - Ｐｏｓシステムの売上管理装置

Info

Publication number: JPH0340096A
Application number: JP17310089A
Authority: JP
Inventors: Takashi Nakamura; 剛史中村
Original assignee: Casio Computer Co Ltd
Current assignee: Casio Computer Co Ltd
Priority date: 1989-07-06
Filing date: 1989-07-06
Publication date: 1991-02-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は、ＰＯＳシステムの売上管理装置に関する。

［従来の技術］従来、各店舗に設置されている電子式キャッシュレジス
タ（Ｅ　ＣＲ）をオンラインを介して接続して成るＰＯ
Ｓシステムにおいて、ホストコンピュータやシステム・
マスターは点検、精算時に各ＰＯＳターミナル（Ｅ　Ｃ
Ｒ）から売上データを収集するようにしている。

ところで、各ＰＯＳターミナルには部門別売上データを
解析し、売筋や売筋毎に売上状況をレポート出力する売
上管理機能が備えられている。

［発明が解決しようとする課題］しかしながら、この種の売上管理機能は自己の売上状況
をレポート出力するもので、他の店の売上状況までも知
ることはできなかった。

この原因は売筋や売筋に関する売上管理を各ターミナル
毎に独自に行っていることに起因している。

そこで、ホストコンピュータやシステム・マスターが各
ターミナルから売上データを収集し、各ターミナル毎に
売筋、売筋に関する売上状況をレポート出力することも
考えられる。

しかしながら、このような方法でも他の店の売上状況は
システム・マスターやホストコンピュータが設置されて
いる本店等でしか知ることができず、しかも各店の売上
状況をレポート内容を見比べながら検討し、同一部門で
も売筋、売筋が異なる場合、例えばある店舗で売筋とな
っている部門が他の店で売れ行きの悪いような場合に伺
らかの販売対策が必要となるが、このような比較検討を
全て人為的に行わなければならなかった。

この発明の課題は自己の店の売上状況と他の店の売上状
況とを分類別に比較した任意の売上管理レポートを自動
的に出力できるようにすることである。

［課題を解決するための手段］この発明の手段は次の通りである。

送信側売上データ処理装置１（第１図の機能ブロック図
を参照、以下同じ）はＰＯＳシステムを構威し、入力さ
れた売上データを分類別に登録する複数台の売上データ
処理装置（例えばＥＣＲ）のうち任意の売上データ処理
装置で、他の売上データ処理装置との間でデータの送受
信を行う際にデータの伝送元を示している。この送信側
売上データ処理装置１には抽出手段２、伝送手段３が設
けられている。

抽出手段２は分類別売上データのうち予め決められた売
上条件（例えば売筋、売筋を決定する為の売上条件）を
満す特定データ（部門コード等）を抽出する。

伝送手段３は他の売上データ処理装置から送らりて来た
伝送要求に応答して抽出手段２で抽出された特定データ
を要求元の売上データ処理装置へ伝送する。

受信側売上データ処理装置４は送信側売上データ処理装
置１との間でデータの送受信を行う際にデータの受信先
を示す任意の売上データ処理装置である。

この受信側売上データ処理装置４には抽出手段５、比較
手段６、出力手段７が設けられている。

抽出手段５は上述の抽出手段２と同様に分類別売上デー
タのうち予め決められている特定条件を満す特定データ
を抽出する。

比較手段６は自己の抽出手段５で抽出された特定データ
と送信側売上データ処理装置１から伝送されて来た特定
データとを比較する。

出力手段７は比較手段６の比較結果を分類毎に出力する
印字装置や表示装置等である。

［作　用］この発明の手段の作用は次の通りである。

いま、送信側売上データ処理装置１および受信側売上デ
ータ処理装置４において、例えば−取引の登録終了時あ
るいは点検時等に抽出手段２．５は自己の分類別売上デ
ータのうち予め決められている売上条件を満す特定デー
タの抽出を行う。ここで、部門毎に売筋、売筋に関する
データを抽出するものとする。

しかして、受信側売上データ処理装置４においては、特
殊な点検指令等に応答し、送信側売上データ処理装置１
に対して特定データの伝送要求を行うと、送信側売上デ
ータ処理装置１において、伝送手段３は抽出手段２で抽
出された特定データを要求元の受信側売上データ処理装
置４へ伝送する。

すると、受信側売上データ処理装置４において、比較手
段６は送信側売上データ処理装置１から伝送されて来た
特定データと自己の抽出手段５で抽出された特定データ
との比較を行う。例えば、部門毎に売筋、売筋を比較し
、両者の間で相違する部門を選出する。これによって得
られた比較結果は、出力手段７から分類毎に出力される
。

したがって、自己の店の売上状況と他の店の売上状況と
を分類別に比較した任意の売上管理レポートを自動的に
出力することができる。

［実施例］以下、第２図〜第５図を参照して一実施例を説明する。

第２図はＰＯＳシステムを概念的に示したシステム構成
図である。

このＰＯＳシステムは各店舗（Ａ店、Ｂ店、０店・・・
・・・）に設置された各ＰＯＳターミナル（ＥＣＲ）１
１．１２．１３・・・・・・がオンライン接続されて成
るもので、図中１４．１５．１６は交換機、１７は公衆
回線部を示している。そして、各ＰＯＳターミナル１１
．１２．１３には後述する部門ファイル、売筋ファイル
、売筋ファイル、収集バッファが夫々備えられている。

第３図は各ＰＯＳターミナル１１．１２．１３・・・・
・・の構成を説明する為のブロック図で、以下、Ａ店に
設置されているＰＯＳターミナル１１を例に挙げてその
構成を説明する。

このＰＯＳターミナル１１は通常のＥＣＲと同様に、入
力された売上データを登録処理するもので、ＣＰＵ２１
はＲＯＭ２２内に格納されているマイクロプログラムに
したがって売上データの登録処理を実行する。即ち、Ｃ
ＰＵ２１はキー人力部２３から入力された売上データを
入力制御部２４を介して取り込み、ＲＡＭ２５内の売上
合計器へ登録すると共に登録された売上データを表示駆
動部２６、印字制御部２７に与え、表示部２８から表示
出力させたり、印字部２９から印字出力させる。また、
ＣＰＵ２１は一取引の登録終了時等にドロア３０の開放
動作を制御する。

キー人力部２３のキーボード上にはテンキーＡＫ、　フ
ァンクションキーＢＫ、　Ａ１９ｆめキーＣＫの他、売
筋キーＤＫ、孔筒キーＥＫが設けられ、更にモードスイ
ッチＭＳが設けられている。ここで、モードスイッチＭ
Ｓはその切換位置に応じて各種のモードｒｐ（設定）」
、ｒＲＥＧ　（登録）」、ｒＯＦＦ（電源オフ）」、「
ｘ（点検）」、ｒｚ（精算）」に切換えるもので、この
モードスイッチＭＳがその切換位置ｒＸＪにセットされ
ている点検モードにおいて、ＣＰＵ２１は売筋キーＤＫ
が操作されると売筋に関する点検処理を実行し、また孔
筒キーＥＫが操作されると、売筋に関する点検処理を実
行する。

ＲＡＭ２５は上述した部門ファイルメモリ２５−１、売
筋ファイルメモリ２５−２、売筋ファイルメモリ２５−
３、収集バッファ２５−４の他、端末動メモリ２５−５
等を有する構成となっている。ここで部門ファイルメモ
リ２５−１は部門毎の売上データ（売上個数／金額）等
を記憶するメモリである。また、売筋ファイルメモリ２
５−２は部門ファイルメモリ２５−１内の部門別売上デ
ータのうち予め決められている売上条件（個数／金額）
以上の売り上げがあった部門（売筋）に対応してその部
門コードや売上データを記憶するメモリである。更に、
売筋ファイルメモリ２５−３は部門ファイルメモリ２５
−１内の部門別売上データのうち予め決められている売
上条件（個数／金額）未満しか売り上げがなかった部門
（売筋）に対応してその部門コードや売上データを記憶
するメモリである。また、収集バッファ２５−４は他の
ＰＯＳターミナルから伝送されて来た売筋ファイルや売
筋ファイルが一時的に記憶されるもので、上述した売筋
／売筋に関する点検処理時にこの収集バッファ２５−４
内のデータと売筋ファイルメモリ２５−２あるいは売筋
ファイルメモリ２５−３内のデータとの比較が行われ、
その比較結果に応じたデータが印字部２９から出力され
、売筋／売筋に関する点検レポートが発行される。更に
端末叱メモリ２５−５は予め決められている自己の端末
陽を記憶するもので、他のＰＯＳターミナルからオンラ
イン制御部３１を介して伝送されて来た伝送データの中
の端末動と端末陥メモリ２５−５内に記憶されている端
末叱との一致が検出されると、ＣＰＵ２１は自己宛の伝
送データとして取り込む。

読出順テーブルメモリ３２は上述の売筋／売筋に関する
点検処理時に他のＰＯＳターミナルを順次指定する為の
読出順テーブルを記憶するもので、読出アドレスとそれ
に対応する他のＰＯＳターミナルの端末馳とによって読
出順テーブルが構成されている。なお、この読出順テー
ブルメモリ３２の内容はＣＰＵ２１内のアドレスレジス
タｎの値にしたがって読み出される。

次に、本実施例の動作を第４図のフローチャートにした
がって説明する。

第４図はモードスイッチＭＳがｒＸ（点検）」位置にセ
ットされた際に実行開始される点検処理を示したフロー
チャートである。

先ず、ＣＰＵ２１内のアドレスレジスタｎをクリアする
（ステップＳ２）。そして、通常の点検かその他の点検
かを操作されたキーの種別に応じ１て判断する（ステップＳ２）。

いま、部門キーが操作された場合には通常の点検処理（
ステップＳ３）が実行される。この場合、部門ファイル
メモリ２５−１内の売上データをアドレスレジスタｎの
値にしたがって順次読み出し、印字部２９から出力させ
て部門別の点検レポートを発行させる。

また、売筋キーＤＫが操作された場合にはステップＳ４
でそのことが検出されて売筋に関する点検処理（ステッ
プＳ５〜５１２）が行われる。

先ず、アドレスレジスタｎの値に「１」を加算するイン
クリメント処理（ステップＳ５）を行ったのち、このア
ドレスレジスタｎの値でアドレス指定される読出順テー
ブルメモリ３２から端末恥を読み出し、この端末恥に対
応するＰＯＳターミナルへ売筋ファイルの収集要求を送
出し、受信待ちとなる（ステップＳ６）。

ここで、収集要求のあった他のＰＯＳターミナルは、売
筋ファイルを１レコード、っまりｌＩＡ門ずつ要求先へ
伝送する。

　２しかして、他のＰＯＳターミナルから伝送されて来たｌ
トコ−１分の売筋データを受信すると、ＣＰＵ２１はそ
れを収集バッファ２５−４へ格納する（ステップＳ７）
、そして、収集バッファ２５−４内の売筋データとそれ
に対応する自己の売筋ファイルメモリ２５−２の内容と
を比較し、両者が一致するか否かをチエツクする（ステ
ップＳ８）。ここで、伝送されて来た売筋データに対応
する部門が売筋ファイルメモリ２５−２内に存在してい
なければ、つまり当該部門に関する自己の売上状況が売
筋に該当するものでなければ、ステップＳ８で不一致が
検出されるが、自己の売上状況も売筋であれば、収集バ
ッファ２５−４の内容と売筋ファイルメモリ２５−２の
内容との一致が検出される。しかして、ステップＳ８で
一致が検出されると、ステップＳ６に戻り、次のデータ
の収集要求を行う。いま、伝送データが売筋データ以外
か、エンドデータであってステップＳ８で不一致が検出
されると、伝送データが売筋ファイルの伝送終了を示す
エンドデータであるか否かを調べ（ステップＳ９）、エ
ンドデータでなければ、収集バッファ２５−４内の売筋
データを印字部２９に送って印字出力させる。そして、
ステップＳ６に戻り、以下同様の動作を繰り返す。

この結果、点検レポートとして印字される内容は次の如
くとなる。ここで、第５図はこの場合の出力内容を概念
的に示したものである。即ち、Ａ店、Ｂ店の部門別売上
状況が図示に示す如く、部門ｒｌＪに関してＡ店は売筋
、Ｂ店は売筋、部門「２」に関してＡ店は売筋、Ｂ店は
売筋・・・・・・である場合、Ａ店から伝送されて来る
売筋データは、部門「１」、「４」、「８」となり、デ
ータ収集側のＢ店ではそのうち部門ｒｌＪ、「８」に対
応する売筋データを印字出力する。つまり、部門ｒｌＪ
、「８」に関してはＡ店、Ｂ店の売上状況が夫々相違す
るが、部門「４」に関しては双方とも売筋である為、こ
の部門「４」についての売筋データは印字出力されない
。

しかして、ステップＳ９で売筋ファイルの伝送終了が検
出されると、ステップＳ２ｌに進み、ア４ドレスレジスタｎの値が予め決められている最終値とな
ったか否かを調べる。ここで、ＰＯＳシステムを構成す
る全ターミナルに対する点検処理を終了していなければ
、ステップ３１２に進み、点検レポートを発行したのち
、ステップＳ５に戻り、アドレスレジスタｎの値を更新
し、次のＰＯＳターミナルを指定し、以下同様の処理を
各ターミナル毎に繰り返す。

一方、孔筒キーＥＫが操作された場合には、ステップＳ
１３でそのことが検出されて売筋に関する点検処理（ス
テップ３１４〜５２１）が行われる。

なお、この点検処理は上述した売筋に関する点検処理（
ステップ８５〜Ｓ　１２）に対応している。即ち、アド
レスレジスタｎを更新しくステップ５１４）、このアド
レスレジスタｎの値に対応するＰＯＳターミナルへ売筋
ファイルの収集要求を行い（ステップ５１５）、伝送さ
れて来た売筋データを収集バッファ２５−４に格納する
（ステップＳ　１６）。そして、この収集バッファ２５
−５４の内容と自己の売筋ファイルメモリ２５−３の内容と
の比較を行い（ステップ５１７）、両者の不一致が検出
されたことを条件に売筋データを印字出力する（ステッ
プ５１９）。そして、ステップＳ１８でエンドデータが
検出されると、アドレスレジスタｎの値が最終値となっ
たか否かを調べ（ステップ５２０）、最終値でなければ
、点検レポートを発行する（ステップ５２１）。そして
、ステップ３１４に戻り、以下同様の動作を各ターミナ
ル毎に繰り返す。

したがって、この場合の印字内容を第５図を参照して説
明すると、部門「２」、「９」についての売筋データが
印字出力される。

なお、上記実施例は売筋／売筋が相違する場合の点検レ
ポートを発行したが、これとは逆に売筋／売筋が一致す
る場合の点検レポートを発行するようにしてもよい、また売筋／売筋の他、ベスト１Ｏ等の売上状況を比較し
てもよい。

　６［発明の効果］この発明によれば、自己の店の売上状況と他の店の売上
状況とを分類別に比較した任意の売上管理レボ−１・を
自動的に出力することができるので、他の店で異なる売
上状況の分類のものに対し販売対策を取ることができ販
売促進上極めて有効なものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の機能ブロック図、第２図〜第５図は
実施例を示し、第２図はＰＯＳシステムを示したシステ
ム構成図、第３図はＰＯＳターミナルの構成を示すブロ
ック図、第４図は点検処理を説明する為のフローチャー
ト、第５図は点検レポートの出力内容を概念的に示した
図である。１１．１２．１３・・・・・・ＰＯＳターミナル、２１
・・・・・・ＣＰＵ、２２・・・・・・ＲＯＭ、２３・
・・・・・キー入力部、２５・・・・・・ＲＡＭ、２５
−１・・・・・・部門ファイルメモリ、２５−２・・・
・・・売筋ファイルメモリ、　７２５−３・・・・・・売筋ファイルメモリ、２７・・・
・・・印字制御部、２９・・・・・・印字部、１・・・・・・オンライン制御部。特許出願人カシオ計算機株式会社第５図

Claims

【特許請求の範囲】入力された売上データを分類別に登録する複数台の売上
データ処理装置を有し、各売上データ処理装置との間で
データの送受信を行うＰＯＳシステムにおいて、送信側の売上データ処理装置は、分類別売上データのうち予め決められている売上条件を
満す特定データを抽出する抽出手段と、他の売上データ
処理装置から送られて来た伝送要求に応答して前記抽出
手段で抽出された特定データを要求元の売上データ処理
装置へ伝送する伝送手段と、受信側の売上データ処理装置は、分類別売上データのうち予め決められている売上条件を
満す特定データを抽出する抽出手段と、自己の抽出手段
で抽出された特定データと送信側の売上データ処理装置
から伝送されて来た特定データとを比較する比較手段と
、この比較手段の比較結果を分類毎に出力する出力手段と
、を具備したことを特徴とするＰＯＳシステムの売上管理
装置。