JP2000113323A - メッセージ表示装置及び記憶媒体 - Google Patents

メッセージ表示装置及び記憶媒体

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JP2000113323A
JP2000113323A JP10288232A JP28823298A JP2000113323A JP 2000113323 A JP2000113323 A JP 2000113323A JP 10288232 A JP10288232 A JP 10288232A JP 28823298 A JP28823298 A JP 28823298A JP 2000113323 A JP2000113323 A JP 2000113323A
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error
message
display
instruction message
cpu
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JP10288232A
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Satoshi Iwaasa
智 岩浅
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、データ処理装置において操
作エラーが発生した時に、エラー要因だけでなくエラー
解除方法を示すメッセージも表示して、ユーザーの対応
を容易にすることである。 【解決手段】 CPU2は、取引処理中に入力装置3に
おけるキー操作にエラーが発生するとエラー処理を実行
し、その発生したエラー内容に対応するエラーコントロ
ールファイルをRAM4から参照し、そのエラーコント
ロールファイルに設定されたエラー要因メッセージとエ
ラー解除指示メッセージをRAM4から読み出して表示
装置7に表示し、そのエラー要因メッセージとエラー解
除指示メッセージの表示形態は、エラーコントロールフ
ァイルに設定された表示形式に従って一定時間毎に切り
替えて表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メッセージ表示装
置に係り、詳細には、操作エラーに関わるメッセージを
表示するメッセージ表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ECR(電子式キャッシュレジスタ)お
よびPOS(Point Of Scales System)端末装置は、入
力された売上データを出力し、その売上データを累計
(登録)し、登録された売上金額や売上個数、売上回数
等を出力する点検、精算を行う装置であり、また、百貨
店、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなどの
売り場に設置し、商品管理、顧客管理、売上管理等に利
用するデータを即時に収集する端末装置である。
【0003】これら従来のECR装置やPOS端末装置
では、ユーザーがキー操作を誤って一連の取引処理にエ
ラーが発生した場合、そのエラー要因を表示部に表示し
てユーザーに注意を促す、エラー表示機能を備えてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のECR装置やPOS端末装置に備えられたエ
ラー表示機能にあっては、エラー要因を表示するだけで
あり、そのエラーの解除操作方法までは表示されなかっ
たため、そのエラーを解除する解除操作方法を知るため
にユーザーは、取扱説明書を調べたり、販売店等に問い
合わせをする必要があり、ユーザーにとってエラー発生
後の処理が煩雑でかつ扱いにくいという問題があった。
【0005】本発明の課題は、データ処理装置において
操作エラーが発生した時に、エラー要因だけでなくエラ
ー解除方法を示すメッセージも表示して、ユーザーの対
応を容易にすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
エラー内容に対応するエラーの要因メッセージと、その
エラーを解除するための解除指示メッセージとを対応付
けて記憶する記憶手段と、所定の処理に対するエラーの
発生を検出し、そのエラー内容を判別する判別手段と、
この判別手段により判別されたエラー内容に対応する要
因メッセージを前記記憶手段から読み出して表示画面上
に表示する第1の表示と、この第1の表示を行った後、
この要因メッセージに対応する解除指示メッセージを前
記記憶手段から読み出して、前記表示画面上の要因メッ
セージに切り替えて、該解除指示メッセージを表示する
第2の表示と、を行う表示制御手段と、を備えたことを
特徴としている。
【0007】この請求項1記載の発明によれば、エラー
内容に対応するエラーの要因メッセージと、そのエラー
を解除するための解除指示メッセージとを対応付けて記
憶手段に記憶し、判別手段が、所定の処理に対するエラ
ーの発生を検出し、そのエラー内容を判別すると、表示
制御手段が、この判別手段により判別されたエラー内容
に対応する要因メッセージを前記記憶手段から読み出し
て表示画面上に表示する第1の表示と、この第1の表示
を行った後、この要因メッセージに対応する解除指示メ
ッセージを前記記憶手段から読み出して、前記表示画面
上の要因メッセージに切り替えて、該解除指示メッセー
ジを表示する第2の表示と、を行う。
【0008】したがって、エラー状態から抜け出すため
のエラー解除指示方法を直ちに通知することができ、エ
ラー状態から通常状態に復帰させることを容易にでき
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1〜図9は、本発明のメッ
セージ表示装置を適用したECRの一実施の形態を示す
図である。
【0010】まず、構成を説明する。図1は、本実施の
形態におけるECR1の要部構成を示すブロック図であ
る。この図1において、ECR1は、CPU2、入力装
置3、RAM4、ドロア5、通信装置6、表示装置7、
印刷装置8、記憶装置9、及び記憶媒体10により構成
されており、記憶媒体10を除く各部はバス11により
接続されている。
【0011】CPU(Central Processing Unit )2
は、記憶媒体10に格納されている各種制御プログラム
に従ってRAM4との間で各種データの授受を行いなが
ら各種動作に必要な数値を演算処理し、この演算処理に
基づいてECR1内の各部を制御するための各種制御信
号を出力する。
【0012】また、CPU2は、取引処理(図5参照)
中に入力装置3におけるキー操作にエラーが発生すると
後述するエラー処理(図6参照)を実行し、その発生し
たエラー内容に対応するエラーコントロールファイル
(図4参照)をRAM4から参照し、そのエラーコント
ロールファイルに設定されたエラー要因メッセージとエ
ラー解除指示メッセージをRAM4から読み出して表示
装置7に表示し、そのエラー要因メッセージとエラー解
除指示メッセージの表示形態は、エラーコントロールフ
ァイルに設定された表示形式に従って設定する。そし
て、CPU2は、エラー処理において、表示したエラー
解除指示メッセージに応じたエラー解除操作が行われた
ことを確認すると、エラー表示を終了して表示装置7の
表示を通常の表示形態に戻す。
【0013】また、CPU2は、エラー処理において、
エラーメッセージ印字対象フラグとエラーメッセージ通
信対象フラグを参照して、それぞれの処理対象を判断
し、さらに、参照したエラーコントロールファイルにエ
ラーメッセージ印字済フラグがセット(印字済み)され
ているか否かを確認して、セットされていなければ、エ
ラー要因メッセージを印刷装置8によりレシート用紙に
印字させるとともに、参照したエラーコントロールファ
イルにエラーメッセージ通信済フラグがセット(通信済
み)されているか否かを確認して、セットされていなけ
れば、予め決められた相手先(管理センター等)に対し
て通信装置6によりエラー要因メッセージを送信させ
る。
【0014】さらに、CPU2は、エラー解除指示メッ
セージを設定するため入力装置3のモードキーが設定モ
ードにセットされると、後述するエラー解除指示メッセ
ージ設定処理(図9参照)を実行し、RAM4に記憶さ
れたエラー解除指示メッセージファイル4cを読み出し
て表示装置7に表示し、各エラー解除指示メッセージに
対する編集を可能とし、各取引モードに対する全エラー
解除指示メッセージの設定変更を可能とする。
【0015】入力装置3は、図示しないがモードキー、
クラークキー、テンキー、ファンクションキー等を備
え、ユーザーによる各キー操作に応じた各種キー入力信
号をCPU2に出力する。
【0016】RAM(Random Access Memory)4は、図
2(a)に示すように、エラー認識用メモリ4aと、エ
ラー要因メッセージファイル4bと、エラー解除指示メ
ッセージファイル4cと、エラーコントロールファイル
4dと、ワークメモリ4eと、をメモリエリアとして有
している。
【0017】エラー認識用メモリ4aは、同図(b)に
示すように、各取引モードに対応する正常入力手順(取
引処理別のキー入力手順)と、この正常入力手順通りの
キー入力操作が行われなかった場合に実行されるエラー
処理に際して参照されるエラーコントロールファイルの
レコードNo.(エラーコントロールファイル4dに記
憶されたレコードNo.)と、が対応付けて記憶されて
いる。
【0018】エラー要因メッセージファイル4cは、図
3(a)に示すようにエラーコントロールファイル4d
に設定されたレコードNo.に対応して、エラー要因メ
ッセージが表示装置7の文字行表示領域毎に記憶されて
いる。
【0019】エラー解除指示メッセージファイル4c
は、図3(b)に示すようにエラーコントロールファイ
ル4dに設定されたレコードNo.に対応して、エラー
解除指示メッセージが表示装置7の文字行表示領域毎に
記憶されている。
【0020】エラーコントロールファイル4dは、各取
引モードにおいて発生する各キー入力エラー内容に対応
する複数のファィルを記憶し、そのファイルは図4に示
すように、レコードNo.と、エラーメッセージの表示
形態を設定する表示形式と、エラー要因メッセージレコ
ードNo.と、エラー解除指示メッセージレコードN
o.と、エラーメッセージ印字対象フラグと、エラーメ
ッセージ通信対象フラグと、エラーメッセージ印字済フ
ラグと、エラーメッセージ通信済フラグと、から構成さ
れている。
【0021】なお、表示形式には、表示装置7の文字行
表示領域を上下2段として、各文字行表示領域に表示さ
せるエラー要因メッセージとエラー解除指示メッセージ
の表示形態を設定する。例えば、「サイクル数」という
表示用パラメータを利用し、「サイクル数=2」であれ
ば、エラー解除指示メッセージが存在するため、一定時
間間隔でエラー要因メッセージとエラー解除指示メッセ
ージを切替え表示させ、「サイクル数=0,1」の場合
は、エラー解除指示メッセージが存在しないものとし
て、エラー要因メッセージの表示を保持させる。
【0022】また、エラーメッセージ印字対象フラグ
は、当該エラー要因メッセージを印字対象とするか否か
を示すために、また、エラーメッセージ印字済フラグ
は、印字済みか否かを示すために設定し、エラーメッセ
ージ通信対象フラグは、当該エラー要因メッセージを通
信対象とするか否かを示すために、また、エラーメッセ
ージ通信済フラグは、通信済みか否かを示すために設定
する。
【0023】ワークメモリ4eは、CPU2により各種
処理が実行される際に処理中のプログラムや処理中の各
種データが一時的に記憶されるメモリエリアである。
【0024】ドロア5は、現金を収納し、入力装置3に
おいて”現金/預かり金キー”等が操作された際に開放
される。表示装置7は、液晶ディスプレイ等から構成さ
れ、その表示画面の構成は、例えば、上段と下段に分け
られた2つの文字行表示領域が形成されており、各文字
行表示領域毎に半角16文字(全角8文字)分の文字を
表示可能とし、CPU2、入力装置3及びRAM4から
入力される演算結果、各種データ、売上データ、エラー
要因メッセージ、及びエラー解除指示メッセージ等を表
示する。
【0025】通信装置6は、通信回線を介して図外の管
理センター等と接続されており、CPU2の指示により
エラー要因メッセージを管理センターに送信する通信機
能を有する。
【0026】印刷装置8は、例えば、セグメント単位の
サーマル素子がライン状に配列された印字ヘッド部とレ
シート用紙及びジャーナル用紙がセットされる搬送部と
により構成され、CPU2から所定の時間間隔で1ライ
ン毎に入力される取引きデータをレシート用紙及びジャ
ーナル用紙に印字するとともに、CPU2から所定の時
間間隔で1ライン毎に入力されるエラー要因メッセージ
とエラー解除指示メッセージをレシート用紙に印字す
る。
【0027】記憶装置9は、プログラムやデータ等か予
め記憶されている記憶媒体10を有しており、この記憶
媒体10は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メ
モリで構成されている。この記憶媒体10は記憶装置9
に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するも
のであり、この記憶媒体10には上記取引処理プログラ
ム、エラー処理プログラム、エラー解除指示メッセージ
設定プログラム、及び取引処理プログラムで処理された
データ等を記憶する。
【0028】また、この記憶媒体10に記憶するプログ
ラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の
機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通
信回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体
を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体に記憶されてい
るプログラム、データを通信回線を介して使用する構成
にしてもよい。
【0029】次に、本実施の形態の動作を説明する。ま
ず、本実施の形態のECR1により実行される取引処理
について図5に示すフローチャートに基づいて説明す
る。
【0030】まず、CPU2は、入力装置3におけるキ
ー操作を待ち(ステップS1)、キー操作が有ると(ス
テップS2:Y)、そのキー操作内容が“商品登録”で
あるか否かを判別する(ステップS3)。“商品登録”
であれば(ステップS3:Y)、CPU2は、RAM4
内のエラー認識用メモリ4aに記憶された商品登録処理
における正常入力手順を参照して、ユーザーによる入力
装置3における商品登録時のキー入力操作が正常に行わ
れたか否かを確認する(ステップS4)。
【0031】そして、CPU2は、商品登録時のキー入
力操作が正常に行われたことを確認すると(ステップS
4:Y)、その商品登録処理を実行し(ステップS
6)、ステップS1のキー入力待ち処理に戻る。また、
CPU2は、商品登録時のキー入力操作が正常に行われ
なかったことを確認すると(ステップS4:N)、エラ
ー処理を実行する(ステップS5)。
【0032】また、CPU2は、ステップS3において
キー操作内容が“商品登録”でないと判別すれば、“締
め”処理であるか否かを判別する(ステップS7)。
“締め”処理であれば(ステップS7:Y)、RAM4
内のエラー認識用メモリ4aに記憶された締め処理にお
ける正常入力手順を参照して、ユーザーによる入力装置
3における締め処理時のキー入力操作が正常に行われた
か否かを確認する(ステップS8)。
【0033】そして、CPU2は、締め処理時のキー入
力操作が正常に行われたことを確認すると(ステップS
8:Y)、その締め処理を実行し(ステップS9)、ス
テップS1のキー入力待ち処理に戻る。また、CPU2
は、締め処理時のキー入力操作が正常に行われなかった
ことを確認すると(ステップS8:N)、エラー処理を
実行する(ステップS5)。
【0034】また、CPU2は、ステップS7において
キー操作内容が“締め処理”でないと判別すれば(ステ
ップS7:N)、指定されたその他の処理を実行して
(ステップS10)、ステップS1のキー入力待ち処理
に戻る。
【0035】次に、エラー処理について図6、図7に示
すフローチャートに基づいて説明する。
【0036】上記取引処理において、商品登録時のキー
入力操作、あるいは締め処理時のキー入力操作が正常に
行われなかった場合、CPU2は、本エラー処理に移行
し、その発生したエラー内容に対応するエラーコントロ
ールファイルがRAM4内のエラー認識用メモリ4aに
記憶されているか否かを確認する(ステップS51)。
発生したエラー内容に対応するエラーコントロールファ
イルが記憶されていなければ(ステップS51:N)、
通常のエラー報知を行って(ステップS74)、本処理
を終了する。
【0037】CPU2は、発生したエラー内容に対応す
るエラーコントロールファイルが記憶されていれば(ス
テップS51:Y)、そのエラーコントロールファィル
4dの設定内容を参照して(ステップS52)、エラー
要因メッセージレコードNo.に対応するエラー要因メ
ッセージをRAM4内のエラー要因メッセージファイル
4bから読み出して表示装置7に表示する(ステップS
52)。
【0038】次いで、CPU2は、エラーコントロール
ファィル4dに設定されたエラーメッセージ印字対象フ
ラグを参照してエラー印字対象か否かを判別し(ステッ
プS54)、エラー印字対象でなければ(ステップS5
4:N)、ステップS58に移行し、エラー印字対象で
あれば(ステップS54:Y)、エラーメッセージ印字
済フラグを参照して当該エラー要因メッセージの印字が
実行済みか否かを判別する(ステップS55)。
【0039】CPU2は、エラー印字が実行済みであれ
ば(ステップS55:Y)、ステップS58に移行し、
エラー印字が実行済みでなければ(ステップS55:
N)、当該エラー要因メッセージを印刷装置8によりレ
シート用紙に印字させ(ステップS56)、エラー印字
が実行済みであることを示すためエラーメッセージ印字
済フラグをセットする(ステップS57)。
【0040】次いで、CPU2は、エラーコントロール
ファィル4dに設定されたエラーメッセージ通信対象フ
ラグを参照して回線接続の対象であるか、すなわち、管
理センター等に送信する対象であるか否かを判別する
(ステップS58)。CPU2は、送信対象でなければ
(ステップS58:N)、ステップS61に移行し、送
信対象であれば(ステップS:Y)、エラーメッセージ
通信済フラグを参照して送信が実行済みか否かを判別す
る(ステップS59)。CPU2は、送信が実行済みで
あれば(ステップS:Y)、ステップS61に移行し、
送信が実行済みでなければ(ステップS59:N)、予
め決められた相手先(管理センター等)にエラー要因メ
ッセージを通信装置6により送信させる(ステップS6
0)。
【0041】そして、CPU2は、エラーコントロール
ファィル4dに設定された表示形式を参照して「サイク
ル数=2」に設定されているか否かを判別する(ステッ
プS61)。「サイクル数=2」ではなく「サイクル数
=0,1」に設定されている場合(ステップS61:
N)、CPU2は、ユーザーによるエラー解除操作を確
認する(ステップS62)。エラー解除操作を確認する
と(ステップS62:Y)、表示装置7におけるエラー
要因メッセージの表示を消去して(ステップS63)、
通常の表示状態とし(ステップS64)、入力待ち状態
に移行して(ステップS65)、本エラー処理を終了す
る。
【0042】また、CPU2は、ステップS61におい
て「サイクル数=2」に設定されていることを確認する
と、ステップS66に移行してユーザーによるエラー解
除操作を確認する。エラー解除操作を確認しなければ
(ステップS66:N)、内蔵レジスタによるエラー要
因メッセージを表示してからの一定時間の経過を確認す
る(ステップS67)。一定時間が経過していなければ
(ステップS67:N)、ステップS53に戻ってエラ
ー要因メッセージの表示を継続し、一定時間が経過して
いれば(ステップS67:Y)、エラーコントロールフ
ァイル4dに設定されたエラー解除メッセージレコード
No.を参照して、RAM4内のエラー解除指示メッセ
ージファイル4cから該当するエラー解除指示メッセー
ジを読み出して表示装置7に表示させる(ステップS6
8)。
【0043】次いで、CPU2は、ユーザーによるエラ
ー解除操作を確認し(ステップS69)、エラー解除操
作を確認しなければ(ステップS69:N)、内蔵レジ
スタによるエラー解除指示メッセージを表示してからの
一定時間の経過を確認する(ステップS70)。一定時
間が経過していなければ(ステップS70:N)、ステ
ップS68に戻ってエラー解除指示メッセージの表示を
継続し、一定時間が経過していれば(ステップS70:
Y)、ステップS53に戻ってエラー要因メッセージを
再度表示させる。
【0044】このエラー要因メッセージとエラー解除指
示メッセージの各表示を一定時間毎に切り替える際の表
示形態としては、例えば、図8(a)に示すように、表
示装置7の文字行表示領域の上段と下段の2段を利用し
て、エラー要因メッセージとエラー解除指示メッセージ
の各表示を一定時間毎に切り替えて表示する表示形態が
ある。この表示例では、エラー要因メッセージファイル
4bとエラー解除指示メッセージファイル4cにおい
て、それぞれレコードNo.2の各エラーメッセージを
表示している。
【0045】また、同図(b)に示すように、エラー要
因メッセージを上段に表示した後、上下段にわたってエ
ラー解除指示メッセージを表示する表示形態もある。
【0046】次いで、CPU2は、ステップS66、及
びステップS69においてエラー解除操作を確認すると
(ステップS66,S69:Y)、表示装置7における
エラー要因メッセージの表示を消去して(ステップS7
1)、通常の表示状態とし(ステップS72)、入力待
ち状態に移行して(ステップS73)、本エラー処理を
終了する。
【0047】以上のようにエラー処理において、エラー
要因メッセージとエラー解除指示メッセージとを一定時
間毎に切り替えて表示することにより、ユーザーはエラ
ー操作をした後のエラー状態から抜け出すためのエラー
解除操作方法を直ちに知ることができ、ユーザーは、取
扱説明書を調べたり、サービスセンターに問い合わせた
りしなくても、ECR1をエラー状態から通常状態に復
帰させることを容易にできる。なお、エラーとなった内
容に応じたエラーメッセージ印字済フラグとエラーメッ
セージ通信済フラグはエラー状態の解除と共にクリアさ
れる。
【0048】次に、CPU2により実行されるエラー解
除指示メッセージ設定処理について図9に示すフローチ
ャートに基づいて説明する。
【0049】図9において、CPU2は、エラー解除指
示メッセージを設定するため入力装置3のモードキーが
設定モードにセットされたか否かを監視し(ステップS
81)、モードキーが設定モードにセットされず(ステ
ップS81:N)、その他の処理モードにセットされた
場合は、その他のモード処理に移行し(ステップS8
6)、設定モードにセットされると(ステップS81:
Y)、RAM4に記憶されたエラー解除指示メッセージ
ファイル4cから全レコードNo.のエラー解除指示メ
ッセージを読み出して表示装置7に一覧表示して、編集
対象のレコードNo.を指定させる(ステップS8
2)。
【0050】編集対象のエラー解除指示メッセージが指
定されなければ(ステップS82:N)、CPU2は、
その他の設定処理に移行する(ステップS87)。編集
対象のエラー解除指示メッセージが指定されれば(ステ
ップS82:Y)、CPU2は、キャラクタ入力を促し
て指定されたエラー解除指示メッセージ内容の設定変更
させる(ステップS83)。
【0051】そして、CPU2は、エラー解除指示メッ
セージファイル4c内の全レコードNo.のエラー解除
指示メッセージに対して入力が行われたか否を確認する
(ステップS84)。全レコードNo.のエラー解除指
示メッセージに対して入力が行われていなければ(ステ
ップS84:N)、ステップS83に戻って、その他の
エラー解除指示メッセージに対するキャラクタ入力を繰
り返し実行させ、全レコードNo.のエラー解除指示メ
ッセージに対して入力が行われたことを確認すると(ス
テップS84:Y)、終了操作として<#2>釦が押下
されたことを確認して(ステップS85)、本設定処理
を終了する。なお、エラーメッセージ印字対象フラグと
エラーメッセージ通信対象フラグは他処理にてエラーレ
コードNo.を指定して適宜設定される。
【0052】以上のようにエラー解除指示メッセージ設
定処理により、エラー解除指示メッセージの設定内容を
任意に変更することができる。
【0053】以上のように、本実施の形態のECR1で
は、一連の各取引処理においてユーザーによる操作エラ
ーが発生した際に、エラー処理ではエラー要因メッセー
ジとエラー解除指示メッセージとを一定時間毎に切り替
えて表示することにより、ユーザーは、エラー要因メッ
セージとエラー解除指示メッセージとを明確に認識する
ことができ、エラー状態から抜け出すためのエラー解除
操作方法を直ちに知ることができ、ユーザーは、取扱説
明書を調べたり、サービスセンターに問い合わせたりし
なくても、ECR1をエラー状態から通常状態に復帰さ
せることを容易にできる。
【0054】さらに、本実施の形態のECR1では、エ
ラー解除指示メッセージ設定処理によりエラー解除指示
メッセージの設定内容を任意に変更可能としたため、ユ
ーザーの要求に応じてECR1の仕様が変更された場合
でも、その仕様変更に応じて変更される取引処理のキー
操作手順に応じて、対応させるエラー解除指示メッセー
ジの設定内容を容易に変更することができる。
【0055】また、上記実施の形態では、操作エラーが
発生した時、そのエラー内容に対応するエラー要因メッ
セージを表示させた後、送信対象にセットされたエラー
要因メッセージを1回だけ所定の相手先である管理セン
ター等に送信するようにしたため、例えば、通信回線を
介して複数のECRを管理する管理センターでは、EC
R毎に発生する操作エラーの要因を収集して、発生する
エラー内容を解析することによりメンテナンスサービス
やECRの仕様設定に役立てることができる。したがっ
て、ECR1の使用環境を改善するとともに、信頼性を
向上させることができる。
【0056】なお、上記実施の形態に示したエラー解除
指示メッセージの設定内容や表示形態は、あくまで一例
であり、ECR1の仕様変更や表示装置の表示画面構成
に応じて任意に変更可能であることは勿論である。
【0057】また、上記実施の形態では、エラー要因メ
ッセージとエラー解除指示メッセージを一定時間毎に切
り替えて表示する場合を示したが、所定キーが押圧操作
される毎にエラーメッセージの種類を切り替えて表示す
るようにしてもよい。
【0058】さらに、上記実施の形態では、本発明をE
CRに適用した場合を説明したが、同様に取引処理を行
うPOS端末装置等に対しても本発明は適用可能であ
る。
【0059】
【発明の効果】請求項1記載の発明のメッセージ表示装
置、及び請求項5記載の発明の記憶媒体によれば、エラ
ー状態から抜け出すためのエラー解除指示方法を直ちに
通知することができ、エラー状態から通常状態に復帰さ
せることを容易にできる。
【0060】請求項2記載の発明のメッセージ表示装置
によれば、エラー内容に応じて解除指示メッセージの内
容を任意に設定することができる。
【0061】請求項3記載の発明のメッセージ表示装置
によれば、通信回線を介して複数のメッセージ表示装置
を管理する管理センター等では、装置毎に発生するエラ
ーの要因を収集して、発生するエラー内容を解析するこ
とによりメンテナンスサービスや仕様設定に役立てるこ
とができる。
【0062】請求項4記載の発明のメッセージ表示装置
によれば、要因メッセージと解除指示メッセージを明確
に区別して表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメッセージ表示装置を適用した一実施
の形態におけるECR1の要部構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1のRAM4内のメモリ構成(同図(a))
と、エラー認識用メモリ4aの構成(同図(b))と、
を示す図である。
【図3】図1のRAM4に記憶されたエラー要因メッセ
ージファィル4bの構成(同図(a))と、エラー解除
指示メッセージファイル4cの構成(同図(b))と、
を示す図である。
【図4】図1のRAM4に記憶されたエラーコントロー
ルファイル4dの構成を示す図である。
【図5】図1のCPU2により実行される取引処理を示
すフローチャートである。
【図6】図1のCPU2により実行されるエラー処理の
一部を示すフローチャートである。
【図7】図1のCPU2により実行される図6に続くエ
ラー処理の一部を示すフローチャートである。
【図8】図6及び図7のエラー処理により表示装置7に
表示されるエラーメッセージの表示形態として2段表示
(同図(a))と、交互表示(同図(b))と、を示す
図である。
【図9】図1のCPU2により実行されるエラー解除指
示メッセージ設定処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ECR 2 CPU 3 入力装置 4 RAM 4a エラー認識用メモリ 4b エラー要因メッセージファイル 4c エラー解除指示メッセージファイル 4d エラーコントロールファイル 4e ワークメモリ 5 ドロア 6 通信装置 7 表示装置 8 印刷装置 9 記憶装置 10 記憶媒体 11 バス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エラー内容に対応するエラーの要因メッセ
    ージと、そのエラーを解除するための解除指示メッセー
    ジとを対応付けて記憶する記憶手段と、 所定の処理に対するエラーの発生を検出し、そのエラー
    内容を判別する判別手段と、 この判別手段により判別されたエラー内容に対応する要
    因メッセージを前記記憶手段から読み出して表示画面上
    に表示する第1の表示と、この第1の表示を行った後、
    この要因メッセージに対応する解除指示メッセージを前
    記記憶手段から読み出して、前記表示画面上の要因メッ
    セージに切り替えて、該解除指示メッセージを表示する
    第2の表示と、を行う表示制御手段と、 を備えたことを特徴とするメッセージ表示装置。
  2. 【請求項2】前記エラー内容に対応して前記記憶手段に
    記憶された解除指示メッセージの内容を設定する設定手
    段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載のメッセ
    ージ表示装置。
  3. 【請求項3】前記表示制御手段により表示されたメッセ
    ージを回線を介して所定の相手先に伝送する通信手段を
    更に備えたことを特徴とする請求項1記載のメッセージ
    表示装置。
  4. 【請求項4】前記表示制御手段は、一定時間毎に前記要
    因メッセージと前記解除指示メッセージとを切り替えて
    前記表示画面上に表示するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載のメッセージ表示装置。
  5. 【請求項5】メッセージを表示するためのコンピュータ
    が実行可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、 エラー内容に対応するエラーの要因メッセージと、その
    エラーを解除するための解除指示メッセージとを対応付
    けて記憶手段に記憶せるためのコンピュータが実行可能
    なプログラムコードと、 所定の処理に対するエラーの発生を検出し、そのエラー
    内容を判別するためのコンピュータが実行可能なプログ
    ラムコードと、 この判別されたエラー内容に対応する要因メッセージを
    前記記憶手段から読み出して表示画面上に表示する第1
    の表示と、この第1の表示を行った後、この要因メッセ
    ージに対応する解除指示メッセージを前記記憶手段から
    読み出して、前記表示画面上の要因メッセージに切り替
    えて、該解除指示メッセージを表示する第2の表示と、
    を行わせるためのコンピュータが実行可能なプログラム
    コードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009223396A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 貨幣処理機
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JP2014106929A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Brother Ind Ltd アプリケーションプログラムおよび演算処理装置
JP2014119808A (ja) * 2012-12-13 2014-06-30 Glory Ltd 貨幣処理システム、棒金収納装置および貨幣処理方法

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