JPS61216078A - 取引デ−タ処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば販売時点情報管理（Ｐｏｉｎｔ　０ｆ
Ｓａｌｅｓ　：以下ＰＯ８という）システム等における
取引データ処理装置（以下電子レジスタという）の上位
装置への問い合わせに対する応答監視方法に係り、特に
問い合わせ内容に応じた応答監視時間で監視することが
できる電子レジスタに関するものである。

近来、コンピュータネットワークシステムの普及に伴な
い百貨店、スーパーマーケット等においてＰＯＳシステ
ムが広く採用されるようになってきた。このシステムの
端末機として電子レジスタが利用されており、顧客の提
示する商品を登録して取引処理が行われる。

この取引の過程で上位装置に対し商品コードの存在、自
社クレジットの口座番号の存在等の問い合わせが行われ
るが、問い合わせ中の回線異常等が迅速に検出できる応
答監視方法が望まれている。

図はＰＯＳシステムの構成を例示するブロック図である
。全図を通じ同一符号は同一対象物を示す。

第４図において、電子レジスタ１は、ディスプレイ２．
プリンタ部３．キーボード４、キャッシュドロア５．及
び制御部６で構成されている。プリンタ部３の上面には
レシート発行ロアが設けられている。また複数の電子レ
ジスタｌが１店舗。

上位に端末制御装置（Ｔｅｒｍｉｎａｌ　Ｃｏｎｔｒｏ
ｌｅｒ　：以下Ｔ／Ｃという）８１店舗コントローラ９
．及び自社ホストコンピュータ１０が接続され、更に他
社ホストコンピュータ１１に接続されている。図中破線
より右は自社システムを示す。

従ってオペレータがキーボード４から取引データ、即ち
、商品コードを入力すると、その商品コードの存在の問
い合わせ信号が、図示していない回線制御部よりＴ／Ｃ
８に発信され、その応答信号によってディスプレイ２に
商品コードが表示される。そこでオペレータは価格、及
び数量を入力する。その商品コードが存在しない時はエ
ラーとして表示される。

このようにして順次取引データを登録すると、各商品の
商品コード、商品名、単価、小計額がデ、イスプレイ２
に表示される。最後に入力終了釦４ａの押下により必要
な計算処理が行われて合計金額が表示され、代金の精算
が行われる。

取引データはプリンタ部３によってレシート７ａ及びジ
ャーナルに順次印字され、レシート７ａはレシート発行
ロアより発行される。

取引が終了すると取引終了釦４ｂが押され、取引毎のデ
ータが自社ホストコンピュータＩＯへ送信すれて、区分
集計されて売上情報、商品情報等として販売管理に役立
てられる。

このような通常の取引の他に、例えば洋服を誂えて内金
だけ払い済で、商品の仕立完了により顧客が取りに来て
残金を支払うような場合には、未結伝票番号の問い合わ
せが店舗コントローラ９に発信される。

また自社クレジットで取引する場合には自社クレジット
口座番号の存在を問い合わせが自社ホストコンピュータ
１０へ発信される。他社クレジットの場合の他社ホスト
コンピュータ１１へ問い合わせは実施予定の段階にある
。

この場合に発信された問い合わせ信号に対する応答信号
を制御部６の回線制御部で監視して、所定時間応答がな
い時に回線の異常等と判断しているが、この応答監視時
間は自社システムの範囲では例えば１５秒程度である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記の従来方法によると、電子レジスタｌより上位装置
に問い合わせ信号に対する応答監視時間は何れも一律に
例えば１５秒間であるが、問い合わせ内容によって照会
所要時間は下表のようになっている。

ここで商品コードの存在の問い合わせは前記のようにＴ
／Ｃ８に、未結伝票Ｎｏの問い合わせは店舗コントロー
ラ９に、また自社クレジットＮｏの存在の問い合わせは
自社ホストコンピュータ１０に対して行われている。

従って一律に１５秒を設定しているのは、すべての場合
を包含する長い時間を設定したものである。

しかしながら問い合わせる上位装置、或いは問い合わせ
内容によって実際の応答時間は上記のように差があり、
応答がない時には応答監視を１５秒間続けているので、
回線の異常等を検出するのが遅れるという問題点がある
。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、装置に問い合わせ内容に対応して設定される
複数の応答監視時間を記憶する記憶手段と、問い合わせ
が行われた時に起動し、記憶手段に記憶された複数の応
答監視時間から問い合わせ内容に対応する応答監視時間
を選択して計数する時間計数手段とを備え、時間計数手
段による計数が応答監視時間に達した時に報知する取引
データ処理装置であり、かくすることにより上記問題点
を解決することができる。

〔イ１１用〕 本発明によれば、問い合わせ信号に対する応答監視時間
を一律に設定している従来方法に代えて、記憶手段に問
い合わせ内容に応じて設定される複数の応答監視時間を
記憶させておき、問い合わせ内容によって対応する応答
監視時間を読み出して、時間計数手段によって時間を計
数して応答監視時間に達した時に、表示、及びブザーで
報知することにより、応答時間に応じた適切な監視時間
を設定することができ、応答待ちに無駄がなく、回線の
異常等が迅速に検出できる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図及び第２図を参照して
説明する。第１図は本発明による実施例を示す電子レジ
スタのブロック図、第２図は第１図のフローチャートで
ある。企図を通じて同一符号は同一対象物を示す。

第１図において、主制御部６ａは、従来例で説明した取
引のシーケンス制御機能に加えて、上位装置への問い合
わせ内容に応じた応答監視制御を行う機能を有する。

内容／応答監視時間対応テーブル１２は、問い合わせ内
容コードとこれに対応する応答監視時間コ・−ドが記憶
されている記憶手段である。

応答監視時間選択部１３は、内容／応答監視時間対応テ
ーブル１２から送られる応答監視時間コードに基いて、
変換メモリ１４に記憶されている応答監視時間を選択す
る機能を有する。

変換メモ１月４は、応答監視時間コードに対応する応答
監視時間Ｔを記憶するメモリである。

タイムカウンタ１５は、応答監視時間選択部１３によっ
て設定される応答監視時間Ｔを減算カウントし、０に到
達した時に検出信号をエラー制御部１８へ送る機能を有
する。

送信電文編集部１６は、主制御部６ａより送られる［問
い合わせ内容」によって電文編集制御テーブル１７より
該当電文を読み出して問い合わせ電文に編集して回線制
御部１９へ送る機能、及び該当電文を電文編集制御テー
ブル１７から内容／応答監視時間対応テーブル１２へ送
らせるる機能を有する。

電文編集制御テーブル１７は、問い合わせ内容に応じた
電文（宛先を含む）を記憶するメモリである。

エラー制御部１８は、回線異常等を検出した検出信号が
送られると、異常を報知する表示、及び図示省略したブ
ザーによる報知を行う機能を有する。

回線制御部１９は、上位装置との問い合わせ信号。

及び応答信号等の送受信機能を有する。

また内容／応答監視時間対応テーブル１２．及び変換メ
モリ１４への「問い合わせ内容」に対応する「応答監視
時間コード」及び「応答監視時間Ｔ」の設定には、自社
ホストコンピュータ１０からの■Ｐ　Ｌ　（Ｉｎｉｔｉ
ａｌ　Ｐｒｏｇｒａｍ　Ｌｏａｄ）によってプリセット
するか、或いはキーボード４から問い合わせ内容コード
と応答監視時間コード及び時間を操作入力によってプリ
セットするかの何れかの方法が採らこのような構成及び
機能を有するので、上位装置に対する問い合わせに対す
る応答監視手順を、自社クレジット取引の場合を例とし
て、第２図のフローチャートによって説明すると、 ■まずオペレータは電子レジスタｌａのキーボード４に
よって自社クレジットのクレジット種別を入力し、販売
員番号を人力してから口座番号を入力する。

■すると「自社クレジットの口座番号」の問い合わせ内
容が送信電文編集部１２へ送られる。

■送信電文編集部１２は電文編集制御テーブル１３より
「自社クレジットの口座番号」の問い合わせに該当する
電文を読み出して送信電文を編集して回線制御部１９へ
送り出す。

■一方、同じ該当電文が電文編集制御テーブル１３より
内容／応答監視時間対応テーブル１２に送られる。

■内容／応答監視時間対応テーブルＩ２は該当電文に対
応する応答監視時間コードを応答監視時間選択部１５へ
送ると、応答監視時間コードが変換メモ゛す１６で応答
監視時間Ｔに変換される。

■変換された応答監視時間Ｔはタイムカウンタ１７に設
定される。

■そこで回線制御部１９から問い合わせ電文が自社ホス
トコンピュータ１０へ発信されるとタイムカウンタ１７
がカウントを開始する。

■カウントが応答監視時間Ｔ以内で応答信号が回線制御
部１９に受信されると、タイムカウンタ１７は計数を停
止しカウントはクリヤされる。そこで自社クレジットの
口座番号が“有”であればディスプレイ２に表示され、
オペレータによらて取引商品のコードが入力され、上記
と同様に「商品コードの存在」の問い合わせが行われて
、登録が進められ取引が処理される。

■もし“無“であれば取引不可が表示される。

［相］また応答信号がなくてタイムカウンタ１７に設定
された応答監視時間Ｔが０になると、タイムオーバーで
検出信号がエラー制御部１８に送られ１．ディスプレイ
２に回線異常等を知らせる表示を行うと共に、ブザーを
鳴らせて報知する。

■そこでオペレータはこれを認識してクリヤ釦を押し、
異常の回復を待って再び操作を行う等必要な処置を取る
。

このようにして電子レジスタへの取引データの登録にお
いて、問い合わせる内容によって応答監視時間を選択し
て、応答時間に適応する応答監視時間が設定されるので
、応答待ちに無駄がなく、回線異常等の検出が迅速に行
われる。

上記例では「問い合わせ内容」に対応した応答監視時間
を設定する場合を説明したが、問い合わせする「宛先」
に応じて応答監視時間を設定する方法を採っても良い。

また電子レジスタより上位装置に対して問い合わせる場
合について説明したが、複数の電子レジスタがマスター
機に接続されていて、マスター機がＴ／Ｃに接続されて
いる場合に、各電子レジスタからマスター機に問い合わ
せする応答監視時間の設定にも本発明を適用することが
できる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、応答時間に応じた
適切な監視時間を設定することができ、応答待ちに無駄
がなく、回線の異常等が迅速に検出できるという効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による実施例を示すブロック図、第２図
は第１図のフローチャート、 第３図は電子レジスタを例示する斜視図。 第４図はＰＯＳシステムの構成を例示するブロック図で
ある。 図において、１．ｌａは電子レジスタ、２はディスプレ
イ、３はプリンタ部、４はキーボード、６は制御部、６
ａは主制御部、８はＴ／Ｃ１９は店舗コントローラ、１
０は自社ホストコンピュータ、１１は他社ホストコンピ
ュータ、１２は送信電文編集部、１３は電文編集テーブ
ル、１４は内容／応答監視時間対応テーブル、１５は応
答監視時間選択部、１６は変換メモリ、１７はタイムカ
ウンタ、１８はエラー制御部、１９は回線制御部を示す
。 ニーｒｙ 電子し５゛スタεイテ１示５１３崖寸・↑匙し３第３　
図 ；

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. オペレータにより入力される取引データに基いて取引処
   理を遂行して取引結果を出力する装置と、該装置に接続
   され該装置からの問い合わせに応答する上位装置とから
   成るシステムにおいて、前記装置に前記問い合わせ内容
   に対応して設定される複数の応答監視時間を記憶する記
   憶手段と、前記問い合わせが行われた時に起動され、該
   記憶手段に記憶された複数の応答監視時間から該問い合
   わせ内容に対応する応答監視時間を選択する選択手段と
   を備え、上位装置に対して行われた問い合わせの内容に
   応じた長さの時間を設定して応答監視を行うことを特徴
   とする取引データ処理装置。