JPH08273058A - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

商品販売登録データ処理装置

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JPH08273058A
JPH08273058A JP6988395A JP6988395A JPH08273058A JP H08273058 A JPH08273058 A JP H08273058A JP 6988395 A JP6988395 A JP 6988395A JP 6988395 A JP6988395 A JP 6988395A JP H08273058 A JPH08273058 A JP H08273058A
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JP
Japan
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unit price
product
code
time zone
data
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JP6988395A
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English (en)
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Hiroshi Sawa
寛 澤
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイムサービス商品をサービス単価で販売す
る場合と通常単価で販売する場合とを簡単な操作で選択
可能にする。 【構成】 タイムサービスキーの入力により有効状態ま
たは無効状態に切替わる状態フラグを設け、販売商品の
コードが入力されると状態フラグの状態を判別する。そ
して、この状態フラグが有効状態を示すときには、現時
刻が特定時間帯内であれば特定単価記憶手段により記憶
している入力コードに対応する単価データを読出し、特
定時間帯外であれば通常単価記憶手段により記憶してい
る入力コードに対応する単価データを読出して売上登録
処理する。なお状態フラグが無効状態を示すときには、
時間帯に拘らず通常単価記憶手段により記憶している入
力コードに対応する単価データを読出して売上登録処理
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時間帯により商品の単
価を変更して販売する店で利用して好適な電子式キャッ
シュレジスタ,POS(販売時点情報管理)ターミナル
等の商品販売登録データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】喫茶店等の飲食店のなかには、朝食の時
間帯や昼食の時間帯にコーヒー等の特定の商品の単価を
それ以外の通常時間帯での単価よりも低く設定して顧客
サービスを図っているところがある。そこで、このよう
な飲食店向けの商品販売登録データ処理装置として、従
来、自動的に時間帯によって異なる単価で売上登録処理
できる電子式キャッシュレジスタが知られていた。
【0003】この種の電子式キャッシュレジスタは、各
商品の商品コードに対応して通常販売時における単価デ
ータや品名等を記憶してなる商品別ファイルと、時間帯
によって単価が異なる特定の商品、いわゆるタイムサー
ビス商品の商品コードに対応して特定時間帯別の単価デ
ータを記憶してなる時間帯別単価ファイルとを有し、キ
ーボードのキー操作等によって販売商品のコードが入力
されると、その販売商品がタイムサービス商品か否かを
判断する。そして、タイムサービス商品でない場合に
は、商品別ファイルからこの商品の単価データを読出
す。一方、タイムサービス商品の場合には、現時刻が特
定時間帯内であれば前記時間帯別単価ファイルからこの
商品の該当時間帯における単価データを読出し、特定時
間帯外であれば前記商品別ファイルからこの商品の単価
データを読出す。しかして、この読出した単価データに
基づいて商品販売データを売上登録処理するように構成
したものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如く構成された従来の商品販売登録データ処理装置にお
いては、現時刻が特定時間帯に属していると、タイムサ
ービス商品は自動的にその特定時間帯におけるサービス
単価で販売登録されてしまい、通常販売時の単価で販売
登録することができなかった。
【0005】例えば、ホテル内の飲食店において、宿泊
客に対しては朝食の時間帯に限りコーヒー等の商品を低
価格で提供するが、非宿泊客に対してはたとえ朝食の時
間帯でも通常価格で提供したい要望がある。しかしなが
ら、従来の商品販売登録データ処理装置においては、こ
のような運用を実現することが困難であった。
【0006】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たものであり、その目的とするところは、特定時間帯に
なると通常単価よりも低価格のサービス単価で販売する
ように予め設定されたタイムサービス商品をサービス単
価で販売する場合と通常単価で販売する場合とを簡単な
操作で選択することができ、操作性を低下させることな
く実用性を高めることができる商品販売登録データ処理
装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、各商品毎にそ
れぞれ設定されるコードに対応して通常販売時における
単価データを予め設定記憶してなる通常単価記憶手段
と、各商品毎にそれぞれ設定されるコードに対応して特
定時間帯における単価データを予め設定記憶してなる特
定単価記憶手段と、現時刻を計時する計時手段と、販売
商品のコードを入力するコード入力手段と、状態フラグ
を有効状態または無効状態に切替えるタイムサービスキ
ーと、コード入力手段により販売商品のコードが入力さ
れると状態フラグの状態を判別するフラグ判別手段と、
このフラグ判別手段により状態フラグが有効状態である
ことを判別すると、計時手段により計時している現時刻
が特定時間帯内か否かを判定する時間帯判定手段と、こ
の判定手段により現時刻が特定時間帯内と判定した場合
には特定単価記憶手段により記憶している入力コードに
対応する単価データを読出し、特定時間帯外と判定した
場合には通常単価記憶手段により記憶している入力コー
ドに対応する単価データを読出す有効時単価読出し手段
と、フラグ判定手段により状態フラグが無効状態である
ことを判別すると、通常単価記憶手段により記憶してい
る入力コードに対応する単価データを読出す無効時単価
読出し手段と、この無効時単価読出し手段または有効時
単価読出し手段により読出した単価データに基づいて販
売商品の販売データを売上登録処理する商品登録処理手
段とを備えたものである。
【0008】
【作用】このような構成の本発明であれば、タイムサー
ビスキーの入力により状態フラグは有効状態または無効
状態に切替わる。また、コード入力手段により販売商品
のコードを入力すると、前記状態フラグの状態が判別さ
れる。そして、状態フラグが有効状態であるときには、
現時刻が特定時間帯内であれば特定単価記憶手段により
記憶している入力コードに対応する単価データが読出さ
れ、特定時間帯外であれば通常単価記憶手段により記憶
している入力コードに対応する単価データが読出され
て、この単価データに基づいて商品販売データが売上登
録処理される。
【0009】これに対し、状態フラグが無効状態である
ときには、現時刻が特定時間帯であるか否かにかかわら
ず、通常単価記憶手段により記憶している入力コードに
対応する単価データが読出され、この単価データに基づ
いて商品販売データが売上登録処理される。
【0010】従って、タイムサービスキーの入力により
状態フラグが有効状態に切替わる場合には、特定時間帯
にタイムサービスキーを入力するとともに販売商品のコ
ードを入力することにより、この販売商品は特定単価記
憶手段により記憶されているこの商品の単価データに基
づいて販売データが売上登録処理される。また、特定時
間帯であってもタイムサービスキーを入力することなく
販売商品のコードを入力することにより、この販売商品
は通常単価記憶手段により記憶されているこの商品の単
価データに基づいて販売データが売上登録処理される。
【0011】これに対し、タイムサービスキーの入力に
より状態フラグが無効状態に切替わる場合には、特定時
間帯にタイムサービスキーを入力することなく販売商品
のコードを入力することにより、この販売商品は特定単
価記憶手段により記憶されているこの商品の単価データ
に基づいて販売データが売上登録処理される。また、特
定時間帯であってもタイムサービスキーを入力するとと
もに販売商品のコードを入力することにより、この販売
商品は通常単価記憶手段により記憶されているこの商品
の単価データに基づいて販売データが売上登録処理され
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明を飲食店向けPOSターミナル
に適用した一実施例について図面を参照しながら説明す
る。
【0013】図1は本実施例のPOSターミナル1の外
観構成を示す斜視図であって、このPOSターミナル1
は、本体正面にキーボード2とキャッシャ用表示器3と
を設け、背面に客用表示器4を設けている。また、レシ
ート用紙等にデータ印字するためのプリンタ5を本体内
部に搭載しており、このプリンタ5によって印字された
レシート用紙を本体正面に形成されたレシート発行口6
から排出するようになっている。さらに、本体下部に現
金等を収容するためのドロワ7を設けるとともに、バー
コードを光学的に読取るためのバーコードスキャナ8を
接続している。
【0014】前記キーボード2には、各商品(飲食メニ
ュー品目)毎に設定された固有の商品コードがそれぞれ
プリセットされたコード入力手段としての複数の商品コ
ードキー2aの他、図2に示すように置数キー2b、ク
リアキー2c、PLUキー2d、×キー2e、預/現計
キー2f、小計キー2g、タイムサービスキー2h等の
各種ファンクションキーが設けられている。
【0015】また、前記キーボード2には、「登録」,
「点検」,「精算」,「設定」等の各種業務モードを選
択するためのモードスイッチ9が設けられている。な
お、「登録」モードとはコード入力手段によって入力さ
れた商品コードに基づいて該当商品の単価を読出し、こ
の単価データに基づいて商品販売データを記憶部に売上
登録処理する業務のモード、「点検」モードとは登録業
務により記憶部に売上登録処理された各商品の販売デー
タを集計して点検レポートとして出力する業務のモー
ド、「精算」モードとは点検業務と同様に記憶部に売上
登録処理された各商品の販売データを集計して精算レポ
ートとして出力した後、記憶部の内容をクリアする業務
のモード、「設定」モードとは各種業務を実行する上で
必要なデータを記憶部に予め設定しておく業務のモード
である。
【0016】図3はこのPOSターミナル1を制御する
制御部の要部構成を示すブロック図であって、制御部本
体としてCPU(中央処理装置)11を搭載している。
また、このCPU11によって制御される主記憶部とし
て、プログラムデータ等が予め設定されたROM(リー
ド・オンリ・メモリ)12と、商品販売データを登録処
理するための記憶部等が形成されるRAM(ランダム・
アクセス・メモリ)13とを搭載している。
【0017】また、このPOSターミナル1は、日時を
計時する計時手段としての時計回路14、上位機種とし
て機能するホスト装置との間で伝送路を介して行われる
データ通信を制御する通信インタフェース15、前記モ
ードスイッチ9からの信号が入力されるとともに前記ド
ロワ7を開放動作させるドロワ開放装置7aに開放指令
信号を出力するI/Oポート16、前記キーボード2か
らのキー信号を取込むキーボードコントローラ17、前
記キャッシャ用表示器3及び客用表示器4にそれぞれ表
示データを転送して表示を制御する表示器コントローラ
18、前記プリンタ5に印字データを転送してレシート
用紙等への印字を制御するプリンタコントローラ19、
前記バーコードスキャナ8にて読取られたバーコードデ
ータを読取るスキャナコントローラ20等を搭載してい
る。
【0018】そして、前記CPU11と、ROM12、
RAM13、時計回路14、通信インタフェース15、
I/Oポート16及び各コントローラ17〜20とをバ
スライン21で電気的に接続している。
【0019】前記RAM13には、図4に示すように、
各商品の商品コードに対応して、品名,単価,サービス
フラグ等の商品データを予め設定記憶するとともに、各
商品の売上点数及び売上点数を累計記憶する商品別ファ
イル31が形成されている。サービスフラグとは、特定
の時間帯になると通常の単価よりも低価格のサービス単
価で販売するタイムサービス商品か否かを識別するため
のフラグであって、“1”はタイムサービス商品を示
し、“0”は非タイムサービス商品を示している。そし
て、この商品別ファイル31には、予め設定業務により
タイムサービス商品であるか否かにかかわらず通常単価
を設定する。ここに、商品別ファイル31は通常単価記
憶手段を構成する。
【0020】また、前記RAM13には、同図に示すよ
うに、前記タイムサービス商品の商品コードに対応し
て、特定時間帯コード別の単価データを設定記憶する時
間帯別単価ファイル32と、各特定時間帯コードに対応
して開始時刻及び終了時刻の時刻データを設定記憶する
時間帯設定テーブル33とが形成されている。特定時間
帯コードとは、タイムサービス商品をサービス単価で販
売する特定の時間帯に対して設定される固有のコードで
あって、この実施例では、説明の便宜上、午前7時00
分から午前10時00分までの朝食時間帯に特定時間帯
コード「1」を設定し、午前11時30分から午後2時
00分までの昼食時間帯に特定時間帯コード「2」を設
定する。そして、特定時間帯単価ファイル32には、予
め設定業務によりタイムサービス商品の特定時間帯別の
サービス単価を設定する。ここに、時間帯別単価ファイ
ル32は特定単価記憶手段を構成する。
【0021】さらに、前記RAM13には、同図に示す
ように、時間帯による単価変更処理を有効化するか無効
化するかを示す状態フラグF(1:有効化,0:無効
化)の記憶エリア34、前記タイムサービスキー2hの
入力に応じて前記状態フラグFを有効状態“1”にする
か、無効状態“0”にするかを設定する状態設定フラグ
G(1:有効状態にする,0:無効状態にする)の記憶
エリア35、前記特定時間帯コードTを一時記憶する記
憶エリア36等が形成されている。
【0022】しかして、前記CPU11は、モードスイ
ッチ9により「設定」モードが選択されているとき、特
に図5の流れ図に示す状態設定フラグGの設定業務を実
行可能なようにプログラムされている。
【0023】すなわち、ST(ステップ)1としてキー
ボード2の置数キー2bにより前記状態設定フラグGの
設定業務を指定するコードが入力され、続いて小計キー
2gの入力によりその実行が指令されると、ST2及び
ST3として状態設定フラグGの状態情報が入力される
のを待機する。
【0024】そして、ST2にて置数キー2bにより
「1」が置数され、続いて乗算キー2eが入力される
と、記憶エリア35に状態設定フラグG=1、すなわち
タイムサービスキー2hの入力に応じて状態フラグFを
有効状態“1”にするという識別情報を設定して、この
処理を終了する。一方、ST3として置数キー2bによ
り「0」が置数され、続いて乗算キー2eが入力される
と、記憶エリア35に状態設定フラグG=0、すなわち
タイムサービスキー2hの入力に応じて状態フラグFを
無効状態“0”にするという識別情報を設定して、この
処理を終了する。
【0025】また、前記CPU11は、モードスイッチ
9により「登録」モードが選択されているとき、特に図
示しないタイマコントローラから1分間隔で入力される
割込信号に応じて図6の流れ図に示す割込処理を実行す
るようにプログラムされている。
【0026】すなわち、この割込処理を開始すると、先
ず時計回路14にて計時している現時刻を読込む。次
に、前記時間帯設定テーブル33を検索して現時刻がい
ずれかの特定時間帯か否かを判別する。そして、現時刻
が特定時間帯に含まれる場合には、その特定時間帯を類
別する特定時間帯コードを記憶エリア36にセットし
て、今回の割込処理を終了する。一方、現時刻が特定時
間帯に含まれない場合には、前記記憶エリア36に特定
時間帯コードとして未使用のデータ=0をセットして、
今回の割込処理を終了する。
【0027】また、前記CPU11は、前記タイムサー
ビスキー2hの操作入力により、図7の流れ図に示す処
理を実行するようにプログラムされている。すなわち、
キーボードコントローラ17に入力されたキー信号によ
り前記タイムサービスキー2hの入力を検知すると、先
ず、ST11としてモードスイッチ9により「登録」モ
ードが選択されていることを確認する。
【0028】次に、ST12として記憶エリア35の状
態設定フラグGを調べる。そして、G=1、すなわちタ
イムサービスキー2hの入力に応じて状態フラグFを有
効状態“1”に切替えることが設定されていた場合に
は、ST13として記憶エリア34の状態フラグFを
“1”、すなわち時間帯による単価変更処理を有効化す
るように切替えたならば、この処理を終了する。
【0029】一方、G=0、すなわちタイムサービスキ
ー2hの入力に応じて状態フラグFを無効状態“0”に
切替えることが設定されていた場合には、ST14とし
て記憶エリア34の状態フラグFを“0”、すなわち時
間帯による単価変更処理を無効化するように切替えたな
らば、この処理を終了する。なお、ST11にて、モー
ドスイッチ9により「登録」以外の業務モードが選択さ
れていた場合には、タイムサービスキー2hの入力をエ
ラーとする。
【0030】また、前記CPU11は、前記複数の商品
コードキー2aのうちの1キーの操作入力により、図8
の流れ図に示す処理を実行するようにプログラムされて
いる。すなわち、キーボードコントローラ17に入力さ
れたキー信号により前記商品コードキー2aの入力を検
知すると、先ず、ST21としてモードスイッチ9によ
り「登録」モードが選択されていることを確認する。
【0031】次に、ST22として入力された商品コー
ドキー2aにプリセットされている商品コードで前記商
品別ファイル31を検索し、この商品コードに対応する
サービスフラグが“1”か“0”か、すなわちこの入力
商品コードの商品がタイムサービス商品に指定されてい
るか否かを判別する。そして、入力商品コードに対応す
るサービスフラグが“0”、すなわち非タイムサービス
商品に指定されている商品のコードが入力された場合に
は、前記商品別ファイル31からこの入力商品コードに
対応する品名及び単価の各データを読出す。そして、こ
の単価データに基づいて売上登録処理を行う。
【0032】ST22にて入力商品コードに対応するサ
ービスフラグが“1”、すなわちタイムサービス商品に
指定されている商品のコードが入力された場合には、S
T23として記憶エリア34の状態フラグFを調べる
(フラグ判別手段)。
【0033】ここで、状態フラグFが“0”、すなわち
時間帯による単価変更処理を無効化する状態になってい
た場合には、前記商品別ファイル31から入力商品コー
ドに対応する品名及び単価の各データを読出す(無効時
単価読出し手段)。そして、この単価データに基づいて
売上登録処理を行う。
【0034】ST23にて状態フラグFが“1”、すな
わち時間帯による単価変更処理を有効化する状態になっ
ていた場合には、ST24として記憶エリア36の特定
時間帯コードTを調べて現時刻が特定時間帯内か否かを
判定する(時間帯判定手段)。
【0035】ここで、特定時間帯コードTが“0”の場
合には、現時刻が特定時間帯でないので、前記商品別フ
ァイル31から入力商品コードに対応する品名及び単価
の各データを読出し、この単価データに基づいて売上登
録処理を行う。また、ST24にて特定時間帯コードT
が“0”以外の場合には、現時刻が当該特定時間帯コー
ドTに対応する特定時間帯に含まれるので、前記商品別
ファイル31から入力商品コードに対応する品名データ
を読出すとともに、時間帯別単価ファイル32から入力
商品コードに対応する特定時間帯コードTの単価データ
を読出す(有効時単価読出し手段)。そして、この単価
データに基づいて売上登録処理を行う。
【0036】因みに、売上登録処理とは、単価データに
販売点数(商品コードキー2aの入力直前に置数キー2
bと×キー2eとにより乗数入力されていた場合にはそ
の乗数,入力されていない場合には1)を乗じて販売金
額を算出し、この販売点数及び販売金額を商品別ファイ
ル31の入力商品コードに対応する売上点数エリア及び
売上金額エリアに累計する処理である。また、品名,販
売点数,販売金額等の登録商品明細データを表示器3,
4に表示するとともに、プリンタ5によりレシート用紙
等に印字する処理も含む(商品登録処理手段)。
【0037】しかる後、ST25として記憶エリア35
の状態設定フラグGを調べる。そして、この状態設定フ
ラグGが“1”、すなわちタイムサービスキー2hの入
力に応じて状態フラグFを有効状態“1”に切替える場
合には、前記状態フラグFをデフォルト値“0”に戻
し、状態設定フラグGが“0”、タイムサービスキー2
hの入力に応じて状態フラグFを無効状態“0”に切替
える場合には、前記状態フラグFをデフォルト値“1”
に戻したならば、この処理を終了する。
【0038】このように構成された本実施例において
は、予め状態設定フラグの設定業務により状態設定フラ
グGが“1”に設定されていた場合には、タイムサービ
スキー2hは状態フラグFを有効状態“1”に切替える
ためのキーとして用いる。
【0039】この場合、現時刻が時間帯設定テーブル3
3に特定時間帯として設定されている時間帯であればタ
イムサービス商品をサービス単価で販売登録する取引の
場合には、前記タイムサービスキー2hを入力した後、
登録商品の商品コードがプリセットされた商品コードキ
ー2aを入力する。
【0040】そうすると、先ずタイムサービスキー2h
の入力によって状態フラグFが“1”に切替わる。次
に、商品コードキー2aの入力によって、この登録商品
がタイムサービス商品であるか否かが判別される。そし
てタイムサービス商品の場合には、記憶エリア36内の
特定時間帯コードTから現時刻が特定時間帯に含まれる
か否かが判別される。そして特定時間帯に含まれる場合
には、商品別ファイル31からこの登録商品の品名デー
タが読出されるとともに、時間帯別単価ファイル32か
らこの登録商品の該当特定時間帯におけるサービス単価
データが読出され、このサービス単価データに基づいて
登録商品の販売データが売上登録処理される。
【0041】一方、タイムサービス商品であるが現時刻
が特定時間帯に含まれない場合や、登録商品が非タイム
サービス商品の場合には、商品別ファイル31からこの
登録商品の品名データ及び通常単価データが読出され、
この通常単価データに基づいて登録商品の販売データが
売上登録処理される。
【0042】また、現時刻が特定時間帯であってもタイ
ムサービス商品を通常単価で販売登録する取引の場合に
は、タイムサービスキー2hを入力することなく登録商
品の商品コードがプリセットされた商品コードキー2a
を入力する。
【0043】そうすると、タイムサービス商品であるか
否かに拘らず、また現時刻が特定時間帯であるか否かに
拘らず、商品別ファイル31からこの登録商品の品名デ
ータ及び通常単価データが読出され、この通常単価デー
タに基づいて登録商品の販売データが売上登録処理され
る。
【0044】例えば、今、商品別ファイル31,時間帯
別単価ファイル32及び時間帯設定ファイル33にそれ
ぞれ図3に示すデータが設定されており、現時刻が特定
時間帯コード「1」の朝食時間帯であって、タイムサー
ビスキー2hの入力に続いてタイムサービス商品である
「コーヒー」の商品コードキー2aを入力すると、この
商品「コーヒー」は朝食時間帯のサービス単価「10
0」円で売上登録処理される。これに対し、同時間帯に
タイムサービスキー2hを入力することなく「コーヒ
ー」の商品コードキー2aを入力すると、この商品「コ
ーヒー」は通常単価「400」円で売上登録処理され
る。
【0045】一方、予め状態設定フラグの設定業務によ
り状態設定フラグGが“0”に設定されていた場合に
は、タイムサービスキー2hは状態フラグFを無効状態
“0”に切替えるためのキーとして用いる。
【0046】この場合、現時刻が特定時間帯であればタ
イムサービス商品をサービス単価で販売登録する取引の
場合には、前記タイムサービスキー2hを入力すること
なく、登録商品の商品コードがプリセットされた商品コ
ードキー2aを入力する。
【0047】そうすると、商品コードキー2aの入力に
よって、先ず、この登録商品がタイムサービス商品であ
るか否かが判別される。そしてタイムサービス商品の場
合には、記憶エリア36内の特定時間帯コードTから現
時刻が特定時間帯に含まれるか否かが判別される。そし
て特定時間帯に含まれる場合には、商品別ファイル31
からこの登録商品の品名データが読出されるとともに、
時間帯別単価ファイル32からこの登録商品の該当特定
時間帯におけるサービス単価データが読出され、このサ
ービス単価データに基づいて登録商品の販売データが売
上登録処理される。
【0048】一方、タイムサービス商品であるが現時刻
が特定時間帯に含まれない場合や、登録商品が非タイム
サービス商品の場合には、商品別ファイル31からこの
登録商品の品名データ及び通常単価データが読出され、
この通常単価データに基づいて登録商品の販売データが
売上登録処理される。
【0049】また、現時刻が特定時間帯であってもタイ
ムサービス商品を通常単価で販売登録する取引の場合に
は、タイムサービスキー2hを入力した後、登録商品の
商品コードがプリセットされた商品コードキー2aを入
力する。
【0050】そうすると、先ずタイムサービスキー2h
の入力によって状態フラグFが“0”に切替わる。これ
により、登録商品がタイムサービス商品であるか否かに
拘らず、また、現時刻が特定時間帯であるか否かに拘ら
ず、商品コードキー2aの入力により商品別ファイル3
1からこの登録商品の品名データ及び通常単価データが
読出され、この通常単価データに基づいて登録商品の販
売データが売上登録処理される。
【0051】例えば、今、商品別ファイル31,時間帯
別単価ファイル32及び時間帯設定ファイル33にそれ
ぞれ図3に示すデータが設定されており、現時刻が特定
時間帯コード「1」の朝食時間帯であって、タイムサー
ビスキー2hを入力することなくタイムサービス商品で
ある「コーヒー」の商品コードキー2aを入力すると、
この商品「コーヒー」は朝食時間帯のサービス単価「1
00」円で売上登録処理される。これに対し、同時間帯
にタイムサービスキー2hを入力した後、「コーヒー」
の商品コードキー2aを入力すると、この商品「コーヒ
ー」は通常単価「400」円で売上登録処理される。
【0052】このように本実施例によれば、特定時間帯
になると通常単価よりも低価格のサービス単価で販売す
るように予め設定されたタイムサービス商品をサービス
単価で販売する場合と通常単価で販売する場合とを、タ
イムサービスキー2hを入力するか否かの簡単な操作に
よって選択することができる。
【0053】例えばホテル内の飲食店において、宿泊客
に対しては朝食の時間帯に限りコーヒー等のタイムサー
ビス商品を低価格で提供するが、非宿泊客に対してはた
とえ朝食の時間帯でも通常価格で提供したいような場
合、本実施例であれば、状態設定フラグGを“1”に設
定した場合には、宿泊客に対する商品登録の際にはタイ
ムサービスキー2hを入力してから登録商品の商品コー
ドを入力し、非宿泊客に対する商品登録の際にはタイム
サービスキー2hを入力せずに登録商品の商品コードを
入力すればよい。こうすることにより、宿泊客に対して
は特定時間帯であればタイムサービス商品がサービス単
価で売上登録処理されるが、非宿泊客に対しては特定時
間帯でかつタイムサービス商品であっても通常単価で売
上登録処理される。
【0054】一方、状態設定フラグGを“0”に設定し
た場合には、非宿泊客に対する商品登録の際にはタイム
サービスキー2hを入力してから登録商品の商品コード
を入力し、宿泊客に対する商品登録の際にはタイムサー
ビスキー2hを入力せずに登録商品の商品コードを入力
すればよい。こうすることにより、やはり宿泊客に対し
ては特定時間帯であればタイムサービス商品がサービス
単価で売上登録処理されるが、非宿泊客に対しては特定
時間帯でかつタイムサービス商品であっても通常単価で
売上登録処理される。
【0055】このように、タイムサービスキー2hを入
力するか否かの簡単な操作によってタイムサービス商品
をサービス単価で販売する場合と通常単価で販売する場
合とを選択することができ、操作性を低下させることな
く実用性を高めることができる。
【0056】また、本実施例では、タイムサービスキー
2hの入力に応じて前記状態フラグFを有効状態“1”
にするか、無効状態“0”にするかを設定する状態設定
フラグGを設けている。従って、例えば宿泊客に対して
は朝食の時間帯に限りコーヒー等のタイムサービス商品
を低価格で提供するが、非宿泊客に対してはたとえ朝食
の時間帯でも通常価格で提供する運用のホテル内の飲食
店において、宿泊客の利用率が高い場合には状態設定フ
ラグGを“0”に設定しておくことによって、発生頻度
が高い宿泊客に対する商品登録の際にはタイムサービス
キー2hの入力が不必要になる。
【0057】同様に、非宿泊客の利用率が高いホテル内
の飲食店の場合には状態設定フラグGを“1”に設定し
ておくことによって、発生頻度が高い非宿泊客に対する
商品登録の際にはタイムサービスキー2hの入力が不必
要になる。従って、店舗の利用状況に応じて状態設定フ
ラグGを“1”または“0”に設定することにより、タ
イムサービスキー2hの操作頻度を低減でき、オペレー
タの負担を軽減できる効果を奏する。
【0058】なお、状態設定フラグGを省略し、タイム
サービスキー2hを状態フラグFを有効状態“1”に切
替えるためのキー、若しくは無効状態“0”に切替える
キーとしてその機能を固定化してもよい。
【0059】また、前記実施例ではタイムサービス商品
とそれ以外の商品とを混在する場合について説明した
が、全商品がタイムサービス商品としてもよい。この場
合、商品別ファイル31に通常単価以外に特定時間帯別
単価も設定するようにして、時間帯別単価ファイル32
を省略することも可能である。
【0060】この他、コード入力手段としてスキャナ8
を用いたり、本発明を単体の電子式キャッシュレジスタ
に適用する等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変
形実施可能であるのは勿論である。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、特
定時間帯になると通常単価よりも低価格のサービス単価
で販売するように予め設定されたタイムサービス商品を
サービス単価で販売する場合と通常単価で販売する場合
とを簡単な操作で選択することができ、操作性を低下さ
せることなく実用性を高めることができる商品販売登録
データ処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるPOSターミナルの外
観斜視図。
【図2】同実施例のキーボードの主要なキー構成を示す
平面図。
【図3】同実施例における制御部の要部構成を示すブロ
ック図。
【図4】同実施例のRAMに形成される主要なメモリエ
リアを示す図。
【図5】同実施例のCPUが実行する状態設定フラグ設
定処理を示す流れ図。
【図6】同実施例のCPUが実行する1分タイム割込処
理を示す流れ図。
【図7】同実施例のCPUが実行するタイムサービスキ
ー入力処理を示す流れ図。
【図8】同実施例のCPUが実行する商品コードキー入
力処理を示す流れ図。
【符号の説明】
1…POSターミナル 2…キーボード 2a…商品コードキー 2h…タイムサービスキー 9…モードスイッチ 11…CPU 12…ROM 13…RAM 14…時計回路 31…商品別ファイル 32…時間帯別単価ファイル 33…時間帯設定ファイル 34…状態フラグFの記憶エリア 35…状態設定フラグGの記憶エリア 36…特定時間帯コードTの記憶エリア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各商品毎にそれぞれ設定されるコードに
    対応して通常販売時における単価データを予め設定記憶
    してなる通常単価記憶手段と、各商品毎にそれぞれ設定
    されるコードに対応して特定時間帯における単価データ
    を予め設定記憶してなる特定単価記憶手段と、現時刻を
    計時する計時手段と、販売商品のコードを入力するコー
    ド入力手段と、状態フラグを有効状態または無効状態に
    切替えるタイムサービスキーと、前記コード入力手段に
    より販売商品のコードが入力されると前記状態フラグの
    状態を判別するフラグ判別手段と、このフラグ判別手段
    により前記状態フラグが有効状態であることを判別する
    と、前記計時手段により計時している現時刻が前記特定
    時間帯内か否かを判定する時間帯判定手段と、この判定
    手段により現時刻が特定時間帯内と判定した場合には前
    記特定単価記憶手段により記憶している入力コードに対
    応する単価データを読出し、特定時間帯外と判定した場
    合には前記通常単価記憶手段により記憶している入力コ
    ードに対応する単価データを読出す有効時単価読出し手
    段と、前記フラグ判定手段により前記状態フラグが無効
    状態であることを判別すると、前記通常単価記憶手段に
    より記憶している入力コードに対応する単価データを読
    出す無効時単価読出し手段と、この無効時単価読出し手
    段または前記有効時単価読出し手段により読出した単価
    データに基づいて前記販売商品の販売データを売上登録
    処理する商品登録処理手段とを具備したことを特徴とす
    る商品販売登録データ処理装置。
JP6988395A 1995-03-28 1995-03-28 商品販売登録データ処理装置 Pending JPH08273058A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012058788A (ja) * 2010-09-03 2012-03-22 Toshiba Tec Corp 商品コード読取装置及びプログラム
JP2020064422A (ja) * 2018-10-16 2020-04-23 東芝テック株式会社 情報処理装置およびプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012058788A (ja) * 2010-09-03 2012-03-22 Toshiba Tec Corp 商品コード読取装置及びプログラム
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