JP2599223B2 - 注文管理装置 - Google Patents

注文管理装置

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JP2599223B2
JP2599223B2 JP6354491A JP6354491A JP2599223B2 JP 2599223 B2 JP2599223 B2 JP 2599223B2 JP 6354491 A JP6354491 A JP 6354491A JP 6354491 A JP6354491 A JP 6354491A JP 2599223 B2 JP2599223 B2 JP 2599223B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、客が注文する調理商品
の調理に要する時間を予測できる注文管理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の注文管理装置としては、
特開平1−293500号公報に開示されたものがあ
る。この従来装置は、各調理商品のコードに対応してそ
の商品の調理に要する標準時間をメモリにそれぞれ設定
記憶し、客が注文した商品のコードが入力されると、そ
の商品に対応する調理標準時間を上記メモリから読出し
て値段等とともに表示させるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記従来装置
においては、表示出力される調理時間がメモリに設定さ
れた各商品の標準時間によって商品毎に固定化されてい
るため、調理中の商品が多いときと少ないときとでは1
品の調理時間が異なるにも関わらず一定値が出力される
問題があった。
【0004】そこで本発明は、調理中の商品も考慮して
客が注文する調理商品の調理時間を予測して表示でき、
信頼性の高い待ち時間を容易に把握できる注文管理装置
を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、調理中の商品
個数に対応して変化する複数種の乗数パターンをそれぞ
れ記憶してなる複数の乗数設定テーブルと、各調理商品
毎に付される商品コードに対応して品名,単価,調理標
準時間及び乗数設定テーブルの識別情報をそれぞれ記憶
する商品ファイルと、現在調理している商品の個数を商
品別に記憶する商品別調理中個数メモリと、客が注文す
る調理商品の商品コードを入力するコード入力部と、こ
のコード入力部を介して商品コードが入力されるとその
入力商品コードに対応する品名,単価,調理標準時間及
び乗数設定テーブルの識別情報を前記商品ファイルから
読出す入力商品情報読出し手段と、この読出し手段によ
り読出した品名及び単価を表示する注文情報表示手段
と、コード入力部を介して商品コードが入力されると商
品別調理中個数メモリの内容から入力商品コードの商品
以外で調理中の商品を検出する調理中商品検出手段と、
この検出手段により検出した調理中商品の調理標準時間
及び乗数設定テーブルの識別情報を商品ファイルから読
出す調理中商品情報読出し手段と、この調理中商品情報
読出し手段により読出した調理中商品の調理標準時間及
び識別情報で識別される乗数設定テーブルの乗数パター
ンと,入力商品読出し手段により読出した調理標準時間
及び識別情報で識別される乗数設定テーブルの乗数パタ
ーンと,商品別調理中個数メモリに記憶した調理中商品
の調理中個数及び入力商品コードの商品の調理中個数と
に基づいて客が注文する調理商品の調理に要する予測時
間を演算する予測時間演算手段と、この演算手段により
算出された予測時間を表示出力する予測時間表示手段と
を備えた注文管理装置である。そして、予測時間演算手
段により算出された予測時間が予め設定された警告時間
を越えたとき警告を発する警告制御手段を設けると好都
合である。
【0006】
【作用】このように構成された本発明においては、現在
調理している商品の商品別の個数が商品別調理中個数メ
モリに記憶されている。ここで、客が注文した調理商品
の商品コードをコード入力部から入力すると、その入力
商品コードに対応する品名,単価,調理標準時間及び乗
数設定テーブルの識別情報が商品ファイルから読出され
て品名及び単価が表示されるとともに、商品別調理中個
数メモリの内容から入力商品コードの商品以外で調理中
の商品が検出され、この調理中商品の調理標準時間及び
乗数設定テーブルの識別情報が商品ファイルから読出さ
れる。そして、この調理中商品の調理標準時間及び識別
情報で識別される乗数設定テーブルの乗数パターンと,
客が注文した調理商品の調理標準時間及び識別情報で識
別される乗数設定テーブルの乗数パターンと,商品別調
理中個数メモリに記憶した調理中商品の調理中個数及び
客が注文した調理商品の調理中個数とに基づいて、客が
注文した調理商品の調理に要する予測時間が自動的に算
出され、表示出力される。
【0007】
【実施例】以下、本発明をレストラン等の電子式キャッ
シュレジスタに適用した一実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は電子式キャッシュレジスタの外
観構成を示す斜視図であって、筺体1の前面部に各調理
商品のコード等の必要情報を入力する入力部としてのキ
ーボード2及び「登録」「精算」「設定」等の各種業務
モードを切換制御するためのモードスイッチ3が設けら
れており、上面部には必要情報がキー入力された調理商
品の品名,値段等を表示する表示部としてのキャッシャ
用表示器4及び客用表示器5が設けられている。また、
筐体1にはレシート等に印字を行うためのプリンタ6が
内蔵されており、このプリンタ6によって印字されたレ
シートは筐体1の前面に形成されたレシート発行口7か
ら発行されるようになっている。筐体1の下面部には現
金等を収納するためのドロワ8が設置されている。
【0008】上記キーボード2には、図2に示すよう
に、各調理商品にそれぞれ付された商品コードがプリセ
ットされる複数の商品キー11、数値データを入力する
ための「00」及び「0」〜「9」のテンキー12、小
計額の出力を指示する小計キー13、現金による代金支
払いを指示する預/現計キー14、乗数入力を指示する
×キー15、両替時に使用される替キー16、調理を終
了した調理商品の入力を宣言する調理終了キー17等が
設けられている。
【0009】図3は電子式キャッシュレジスタの制御ブ
ロック図である。制御部本体としてのCPU(中央処理
装置)21は、演算回路,メモリ制御回路等を内蔵し、
前記キーボード2のキー入力に応動して各種の演算処理
を行なうとともに、バスライン22を介して各業務を実
行するためのプログラムデータ等が記憶されるROM
(リード・オンリ・メモリ)23と、各種演算に必要な
メモリエリアが形成されるRAM(ランダム・アクセス
・メモリ)24とを動作させる。また、日時を計時する
時計回路25、前記キーボード2から入力キーに対応す
るキー信号を取込むキーボード入力回路26、前記両表
示器4,5をそれぞれ駆動制御する表示制御回路27、
前記プリンタ6を駆動制御するプリンタ制御回路28、
前記モードスイッチ3の信号が入力されるとともに前記
ドロワ8及びブザー29へそれぞれ駆動信号を出力する
I/Oポート30等が前記バスライン22を介してCP
U21に接続されている。
【0010】上記RAM24には、特に図4に示すよう
に、各調理商品の商品コードに対応して品名,単価及び
当該商品の調理に要する標準時間(分)がそれぞれプリ
セットされるとともに、各調理商品の売上点数及び売上
金額を商品別に集計する商品ファイル41、調理中の商
品の個数に対応して予め設定される調理予測時間演算用
の乗数pとして3パターンがそれぞれ設定された乗数設
定テーブル42a,42b,42c、現在調理している
商品の個数Nを記憶する調理中個数メモリ43、現在調
理している全商品の調理に要する時間Aを記憶する調理
中時間メモリ44、客が注文した調理商品の調理に要す
る予測時間Tを記憶する調理時間メモリ45、予測時間
Tに対して警告を発する基準となる時間を記憶する警告
時間設定メモリ46、前記調理終了キー17の入力によ
ってオン、オフを繰り返す調理終了フラグFのフラグメ
モリ47等が形成されている。そして、前記商品テーブ
ル41には、前記調理中個数メモリ43に記憶される現
在調理中の商品個数Nを商品別に記憶する商品別調理中
個数メモリとして機能する調理中個数nのカウントエリ
ア48と、該当商品の調理中個数に対応する乗数パター
ンが設定された乗数設定テーブル42a,42b,42
cの乗数コードがプリセットされる乗数コード設定エリ
ア49とが設けられている。
【0011】ここで、上記商品テーブル41に設定され
る各調理商品毎の標準調理時間は、当該調理商品の調理
を開始してから終了するまでに要する時間の平均時間と
する。従って、各乗数設定テーブル42a,42b,4
2cにそれぞれ設定される乗数pは、調理中の個数が0
の場合は1となる。そして、個数が1以上の場合には調
理場の環境(規模の大きさ、人数等)によって店毎に経
験的に設定される。また警告時間設定メモリ46に設定
される基準時間は各店の運用により自由に設定できる。
なお、各メモリに対するデータの設定は「設定」モード
においてキーボード2のキー入力により行われる。一
方、前記CPU21は「登録」モードにおいてキーボー
ド2のキー入力を検知すると、図5に示すように入力さ
れたキーに該当するキー処理を実行する。
【0012】図6は調理終了キー17のキー処理を示し
ており、「登録」モードにおいて調理終了キー17がキ
ー入力されると、フラグメモリ47の調理終了フラグF
をチェックする。そして、同フラグFが“0”にリセッ
トされている場合には“1”にセットし、“1”にセッ
トされている場合には“0”にリセットして、この処理
を終了する。
【0013】図7は商品キー11のキー処理を示してお
り、「登録」モードにおいて商品キー11の1つがキー
入力されると、やはりフラグメモリ47の調理終了フラ
グFをチェックする。そして、同フラグFが“0”にリ
セットされている場合には客が注文した調理商品の商品
コードが入力されたので、当該商品コードで商品ファイ
ル41をサーチし、対応する品名,単価及び標準調理時
間を読出す(情報読出し手段)。
【0014】次いで、売上げ登録処理として読出した単
価と登録個数「1」を商品ファイル41の該当商品コー
ドに対応する売上金額エリア及び売上点数エリアに加算
する。このとき両表示器4,5にそれぞれ品名,単価及
び登録個数を表示させる(注文情報表示手段)。
【0015】次に、読出した乗数コードの乗数設定テー
ブル42a,42b,42cをサーチし、調理中個数n
に対応する乗数pを選択する。また、調理中個数nに登
録個数「1」を加算して、加算結果を商品テーブル41
の入力商品コードに対応する調理中個数カウントエリア
48に書込むとともに、標準調理時間mと調理中個数n
との積に乗数pを乗じて、その乗算結果tを保持する。
次いで、上記調理中個数カウントエリア48に基づいて
入力商品コードの商品以外で現在調理中の商品つまりは
調理中個数nが「1」以上の商品を検出する(調理中商
品検出手段)。そして商品ファイル41をサーチして、
調理中商品毎に、対応する標準調理時間m,調理中個数
n及び乗数コードを読出し(調理中商品情報読出し手
段)、調理中個数nと乗数コードとから該当する乗数p
を選択し、その乗数pと標準調理時間mと調理中個数n
とから時間tを計算する。次に、それぞれ計算された時
間tの総和Aを求めて調理中時間メモリ44に書込む。
また、調理中個数メモリ43の記憶値Nに対応する設定
乗数pを乗数コード「1」の乗数設定テーブル42aか
ら選択する。そして、調理中時間メモリ44の記憶値A
に上記設定乗数pを乗算して乗算結果Tを調理時間メモ
リ45に書込む(予測時間演算手段)。このとき、上記
調理時間メモリ45の記憶値Tを客が注文した調理商品
の調理に要する予測時間として両表示器4,5に表示さ
せる(予測時間表示手段)。また、上記調理時間メモリ
45に記憶される予測時間Tと警告時間設定メモリ46
に設定される基準時間とを比較する。そして、予測時間
Tが基準時間を越えている場合には客が注文した調理商
品の調理に長くかかると予測できるので、警告表示,ブ
ザー29による警報音の発生等の警告処理を行って、店
員及び客に注意を促す(警告制御手段)。その後、調理
中個数メモリ43の記憶値Nに登録個数「1」を加算し
て加算結果を同メモリ43に書込んだならば、この処理
を終了する。
【0016】一方、調理終了フラグFが“1”にセット
されている状態で商品キー11の1つがキー入力される
と、調理を終了した商品の商品コードが入力されたの
で、当該商品コードで商品ファイル41をサーチし、対
応する調理中個数nを読出す。そして、この調理中個数
nから調理を終了した商品の個数「1」を減算して減算
結果を商品ファイル41の入力商品コードに対応する調
理中個数カウントエリア48に書込む。次いで、前記と
同様にして現在調理中の商品を検出し、商品毎に標準調
理時間と調理中個数とに基づき上記と同様にして時間t
を計算する。そして、それぞれ計算された時間tの総和
Aを求めて調理中時間メモリ44に書込む。また、調理
中個数メモリ43の記憶値Nから調理を終了した商品の
個数「1」を減算して減算結果を同メモリ43に書込
む。次に、上記調理中個数メモリ43の記憶値Nに対応
する設定乗数pを乗数コード「1」の乗数設定テーブル
42aから選択する。そして、調理中時間メモリ44の
記憶値Aに選択した設定乗数pを乗算して乗算結果Tを
調理時間メモリ45に書込む。このとき、上記調理時間
メモリ45の記憶値Tを現在の待ち時間情報として両表
示器4,5に表示させて、この処理を終了する。
【0017】このように構成された本実施例において
は、現在調理されている商品の調理中個数が商品別に商
品ファイル41の調理中個数カウントエリア48に記憶
されている。ここで、客が注文した調理商品の商品コー
ドを商品キー11により入力すると、その入力商品コー
ドに対応する調理標準時間m及び調理中個数n等ととも
に乗数コードが商品ファイル41から読出される。そし
て、その乗数コードで識別される乗数設定テーブル42
a,42bまたは42cから調理中個数nに対応する乗
数pが選択される。また、調理中個数nに登録個数
「1」が加算される。そして、その個数に標準調理時間
mが乗じられ、その積に上記乗数pが乗じられて、客が
注文した商品の調理に要する時間tが算出される。ま
た、商品ファイル41の調理中個数カウントエリア48
の内容から入力商品コードの商品以外で現在調理中の商
品つまりは調理中個数nが「1」以上の商品の調理標準
時間m及び調理中個数nが乗数コードとともに商品ファ
イル41から読出される。そして、調理中商品毎にその
乗数コードで識別される乗数設定テーブル42a,42
bまたは42cから調理中個数nに対応する乗数pが選
択される。そして、調理中商品毎に調理中個数nと標準
調理時間mとの積に上記乗数pが乗じられて、各調理中
商品の調理に要する時間tが商品毎に算出される。
【0018】こうして、客が注文した商品の調理に要す
る時間tと各調理中商品毎の調理に要する時間tとが算
出されると、これらの時間の総和Aが求められて調理中
時間メモリ44に書込まれる。しかる後、調理中個数メ
モリ43の記憶値Nに対応する設定乗数pが乗数コード
「1」の乗数設定テーブル42aから選択される。そし
て、調理中時間メモリ44の記憶値Aに上記設定乗数p
が乗じられる。かくして、この乗算結果が客が注文した
調理商品の調理に要する予測時間Tとして両表示器4,
5に表示される。
【0019】図8(a),(b)に客用表示器5におけ
る予測時間Tの表示例を示す。同図(a)は予測時間T
が警告時間設定メモリ46の基準時間を越えていない場
合であり、同図(b)は越えている場合である。図示す
るように、予測時間Tが警告時間設定メモリ46の基準
時間を越えた場合には、客に対して待ち時間が長くなる
旨を警告するメッセージ「お待たせして大変申し訳あり
ません」等を表示させることによって客の感情を損ねな
いようにすればよい。また、キャッシャ用表示器4には
メッセージ「調理時間が長くかかります」等を警告表示
させることによって、店員に注意を喚起すればよい。
【0020】なお、これら予測時間及び警告メッセージ
の表示は、客が注文した全商品の登録を終了した後に一
定時間を経過して消去されるか、次客の最初の商品登録
によって消去される。
【0021】このように本実施例においては、客が注文
した商品の調理標準時間及びその商品に対応して設定さ
れた乗数コードで識別される乗数設定テーブルの乗数パ
ターンと、この注文商品以外で現在調理されている商品
の調理標準時間及びその商品に対応して設定された乗数
コードで識別される乗数設定テーブルの乗数パターン
と、この現在調理されている商品の調理中個数及び客が
注文した商品の調理中個数とに基づいて、予め設定され
た演算方法によって客が注文した商品の調理に要する予
測時間を算出し、その予測時間を表示器4,5に表示さ
せるようにしている。
【0022】したがって本実施例によれば、現在調理を
行っている商品の中に客が注文した商品が含まれている
か否か、また含まれている場合にはその調理中個数がい
くつなのかを考慮して客が注文した商品の調理に要する
予測時間を算出しており、なおかつ、各商品の調理中個
数に対応して変化する乗数パターンとして複数のパター
ンを乗数設定テーブル42a,42b,42cに設定
し、調理中の商品毎にそれぞれ適した乗数パターンを使
用して調理時間を予測しているので、現在調理を行なっ
ている商品をも考慮した注文商品の待ち時間情報として
信頼性の高い情報を常に客に告知できるようになり、サ
ービス性の向上をはかり得る。
【0023】なお、前記実施例では調理を終了した商品
の情報を電子式キャッシュレジスタのキーボード2から
入力する例を示したが、当該電子式キャッシュレジスタ
と調理場に設置されるキッチンプリンタとを伝送路で接
続するシステムの場合、調理を終えた商品の情報をキッ
チンプリンタに設けたキーボードから入力できるように
してもよい。また、電子式キャッシュレジスタと無線回
路を内蔵したハンディターミナルとを無線回線で接続し
たシステムの場合、接客担当者が客席にて上記ハンディ
ターミナルのキーボードから客の注文データを登録する
が、その登録毎に各実施例と同様にして調理時間を算出
し、その調理時間をハンディターミナルの表示器に表示
させるようにすることも考えられる。さらに、調理時間
の警告表示として単にLEDを点灯もしくは点滅表示さ
せるだけでもよい。この他、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、調
理中の商品も考慮して客が注文する調理商品の調理時間
を予測して表示でき、信頼性の高い待ち時間を容易に把
握できる注文管理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である電子式キャッシュレ
ジスタの外観図。
【図2】 一実施例におけるキーボードのキー配置図。
【図3】 一実施例における制御回路のブロック図。
【図4】 一実施例におけるRAMの主要なメモリ構成
図。
【図5】 一実施例におけるCPUの「登録」モードで
のキー入力処理を示す流れ図。
【図6】 図5における調理終了キー処理を具体的に示
す流れ図。
【図7】 図5における商品キー処理を具体的に示す流
れ図。
【図8】 一実施例における予測調理時間の表示例を示
す図。
【符号の説明】
2…キーボード、 4,5…表示器、 11…商品キー、 17…調理終了キー、 21…CPU、 23…ROM、 24…RAM、 41…商品ファイル、 42a,42b,42c…乗数設定テーブル、 43…調理中個数メモリ、 44…調理中時間メモリ、 45…調理時間メモリ、 46…警告時間メモリ、 48…調理中個数カウントエリア。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理中の商品個数に対応して変化する複
    数種の乗数パターンをそれぞれ記憶してなる複数の乗数
    設定テーブルと、各調理商品毎に付される商品コードに
    対応して品名,単価,調理標準時間及び前記乗数設定テ
    ーブルの識別情報をそれぞれ記憶する商品ファイルと、
    現在調理している商品の個数を商品別に記憶する商品別
    調理中個数メモリと、客が注文する調理商品の商品コー
    ドを入力するコード入力部と、このコード入力部を介し
    て商品コードが入力されるとその入力商品コードに対応
    する品名,単価,調理標準時間及び乗数設定テーブルの
    識別情報を前記商品ファイルから読出す入力商品情報読
    出し手段と、この読出し手段により読出した品名及び単
    価を表示する注文情報表示手段と、前記コード入力部を
    介して商品コードが入力されると前記商品別調理中個数
    メモリの内容から入力商品コードの商品以外で調理中の
    商品を検出する調理中商品検出手段と、この検出手段に
    より検出した調理中商品の調理標準時間及び乗数設定テ
    ーブルの識別情報を前記商品ファイルから読出す調理中
    商品情報読出し手段と、この調理中商品情報読出し手段
    により読出した調理中商品の調理標準時間及び識別情報
    で識別される乗数設定テーブルの乗数パターンと,前記
    入力商品読出し手段により読出した調理標準時間及び識
    別情報で識別される乗数設定テーブルの乗数パターン
    と,前記商品別調理中個数メモリに記憶した調理中商品
    の調理中個数及び入力商品コードの商品の調理中個数と
    に基づいて客が注文する調理商品の調理に要する予測時
    間を演算する予測時間演算手段と、この演算手段により
    算出された予測時間を表示出力する予測時間表示手段と
    を具備したことを特徴とする注文管理装置。
  2. 【請求項2】 予測時間演算手段により算出された予測
    時間が予め設定された警告時間を越えたとき警告を発す
    る警告制御手段を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の注文管理装置。
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