JP2637066B2 - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、入力装置を介して
入力された販売商品の販売データを一客分蓄積する取引
データバッファを有する電子式キャッシュレジスタ又は
ＰＯＳターミナルなどの商品販売データ処理装置に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来の電子式キャッシュレジスタやＰＯ
Ｓターミナルなどの商品販売データ処理装置のなかに
は、内部ＲＡＭに取引データバッファを形成し、キーボ
ード，バーコードスキャナなどを介して一人の客に対す
る販売商品の販売データが入力されると、この販売デー
タを売上集計用のメモリに登録するとともに上記取引デ
ータバッファに蓄積し、その客への販売登録締め操作後
に前記取引データバッファ内の全データをレシートに印
字出力する、いわゆる一括印字機能を有するものがあっ
た。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ところで、この一括印
字機能を有する商品販売データ処理装置においても、販
売商品の品名，金額，点数等の販売データを登録順にレ
シートに印字出力していた。

【０００４】このため、同一商品であっても複数回に分
けて販売登録を行なったりすると、同一商品の販売デー
タが何回も印字出力されて印字行数が増え、レシートが
不明確になることがあった。

【０００５】そこで本発明は、同一商品を複数回に分け
て販売登録しても取引データバッファにまとめて蓄積
し、その内容を販売登録締め操作後にレシートに一括し
て印字することができ、レシートの簡素化をはかり得、
明確なレシートを発行できる商品販売データ処理装置を
提供しようとするものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は、入力装置を介
して商品コードが入力された販売商品の点数及び金額の
販売データを売上集計用メモリに登録するとともに販売
商品の商品コード及び点数を取引データバッファに蓄積
し、販売登録締め操作後に取引データバッファ内の全デ
ータをレシートに印字出力する商品販売データ処理装置
において、入力装置を介して商品コードが入力されると
取引データバッファに入力商品コードと同一の商品コー
ドが記憶されているか否かを判断するデータ判断手段
と、この判断手段が同一商品コード有りを判断するとこ
の同一商品コードの点数データに販売商品の点数データ
を加算し、かつ判断手段が同一商品コード無しを判断す
ると前記取引データバッファの空エリアに前記入力商品
コードと販売商品の点数データとを格納するバッファ蓄
積制御手段とを備えたものである。

【０００７】

【発明の実施の形態】以下、本発明を電子式キャッシュ
レジスタに適用した一実施の形態について説明する。図
１は電子式キャッシュレジスタの外観図であって、図示
するように、筐体１１の前面中央部に販売データなどを
入力するめためのキーボード１２が設けられており、こ
のキーボード１２に隣接してレシート発行口１３が形成
されている。また、筐体１１の前面上方部に販売商品の
品名，販売金額，合計金額等を電光表示するキャッシャ
用の表示器１４が設けられており、筐体１１の上面に前
記表示器１４と同一構成の客用の表示器１５が取付けら
れている。さらに筐体１１の下面に現金等を収納するた
めのドロワ１６が設置されており、側面にバーコードを
読取るためのバーコードスキャナ１７がコード１８を介
して取付けられている。

【０００８】前記キーボード１２には、図２に示すよう
に、「００」「０」〜「９」の置数キー２１、小計キー
２２、一客分の販売登録の締めを宣言する預／現計キー
２３などの販売登録用キーのほかに、一括取消を行なう
ための一括取消キー２４、選択取消を行なうための指定
取消キー２５、置数データが金額であることを示す金額
キー２６、置数データが単品コードであることを示すコ
ードキー２７、置数データが点数であることを示す乗算
キー２８などの各種ファンクションキーが配設されてい
る。

【０００９】また、上記キーボード１２上には、「登
録」「精算」「設定」等の各業務モードを選択してその
実行を中央処理装置に指令するコントロールキー２９
と、一括印字を行なうか否かをＯＮ／ＯＦＦで切換える
ディプスイッチ３０とが設けられている。

【００１０】図３は前記電子式キャッシュレジスタの内
部構成を示すブロック図である。同図において３１は制
御部本体としてのＣＰＵ（中央処理装置）であって、演
算回路，メモリ制御回路等を内蔵し、アドレスバス，デ
ータバスなどのバスライン３２を介して前記各業務を実
行するためのプログラムなどの固定データを記憶するＲ
ＯＭ３３と、各種入力データ及び演算処理データなどの
可変的データを記憶するＲＡＭ３４とを動作させる。ま
た、前記バーコードスキャナ１７，コントロールキー２
９及びディプスイッチ３０からの信号を入力するＩ／Ｏ
ポート３５、レシートに印字を行なうプリンタ３６のプ
リンタ駆動回路３７と前記ドロワ１６のドロワ開放装置
３８とに駆動信号を送出するＩ／Ｏポート３９、前記各
表示器１４，１５を駆動制御する表示コントローラ４
０、キーボード１２からのキー信号を入力処理するキー
ボードコントローラ４１、エラー音等を発するブザー４
２のブザー駆動回路４３に駆動信号を送出するＩ／Ｏポ
ート４４が、前記バスライン３２を介してＣＰＵ３１に
接続されている。

【００１１】前記ＲＡＭ３４には、図４に示す如く、各
単品毎に設定される例えば８桁の単品コードに対応して
その商品の品名及び単価を記憶する設定エリアと、その
商品の売上点数及び売上金額を累積集計する集計エリア
とからなる単品ファイル５１、一客分の全取引データと
して単品コード，単価，販売点数及び販売金額を蓄積す
る取引データバッファ５２、置数レジスタ５３、一客分
の合計金額を算出する合計器メモリ５４、キー入力され
た販売点数を記憶するメモリ５５、販売登録中であるこ
とを示す登録中フラグＦ１を記憶するフラグメモリ５
６、乗算登録であることを示す乗算フラグＦ２を記憶す
るフラグメモリ５７などが形成されている。

【００１２】なお、各商品にはそれぞれ単品コードのバ
ーコードが印刷又は貼付されているものとする。しかし
て、前記ＣＰＵ３１は、電源が投入され所定の初期処理
を行なった後、図５に示すメインルーチンを実行するよ
うにプログラム制御されている。すなわち、Ｐ１にてキ
ーデータの入力がなく、Ｐ２にてバーコードスキャナ１
７によりバーコードの読取りが行なわれると、コントロ
ールキー２９により「登録」モードが選択されているこ
とを確認後、図６に示すスキャニング処理を実行する。

【００１３】図６において流れ図を開始すると、Ｐ11と
してバーコードリーダ１７より取込んだバーコード信号
から単品コードを読取り、この単品コードで単品ファイ
ル５１の検索を行ない、対応する品名及び単価を読出し
て各表示器１４，１５に表示させる。次いで、Ｐ12とし
てフラグメモリ５７の乗算フラグＦ２の状態を調べ、
「０」に解除されたままであれば販売点数を“１”と
し、読出した単価を販売金額とする。これに対し、乗算
フラグＦ２が「１」に設定されていれば点数メモリ５５
に記憶されている置数データを販売点数とし、この販売
点数と読出した単価との乗算を行なって販売金額を算出
する。そして、この販売データつまりは販売点数及び販
売金額を単品ファイル５１の読取った単品コードに対応
する売上点数及び売上金額に加算する。また、販売金額
を合計器メモリ５４に加算する。なお、ここまでは通常
の単品登録処理であり、周知の処理である。

【００１４】次に、Ｐ13としてディプスイッチ３０から
スイッチ信号を取込む。そして、スイッチ３０がＯＦＦ
つまりは一括印字が指定されていない場合には読出した
品名，単価，販売点数及び販売金額をレシートに印字出
力する。これに対し、スイッチ３０がＯＮつまりは一括
印字が指定されている場合には上記印字出力を禁止す
る。

【００１５】次に、Ｐ14として読取った単品コードで取
引データバッファ５２の検索を行なう。そして、Ｐ15に
て読取った単品コードと同一のコードが取引データバッ
ファ５２に格納されている場合には、Ｐ16としてその同
一コードに対応する単価と販売登録処理により読出した
単価とが一致するか否かを判断する。そして、単価も一
致した場合には、この同一コードの販売データに販売登
録処理によって求められた販売点数及び販売金額を加算
する。

【００１６】一方、Ｐ15にて同一コードが記憶されてい
ない場合、あるいはＰ16にて単価が一致しない場合は、
取引データバッファ５２の空きエリアに読取った単品コ
ード，単価，販売点数及び販売金額を格納する。そし
て、この取引データバッファ５２内を単品コード順に並
べ変える。その後、Ｐ17としてフラグメモリ５６の登録
中フラグＦ１を「１」に設定して、図５のメインルーチ
ンに戻る。

【００１７】図５のメインルーチンにおいて、Ｐ１にて
キーデータが入力されると、コントロールキー２９によ
り「登録」モードが選択されていることを確認後、キー
データの種類を判別する。そして、Ｐ３としてキーデー
タが乗算キー２８の入力によるものであれば、図７に示
す乗算キー処理を実行する。すなわち、置数レジスタ５
３に置数データが格納されていると、置数データを点数
メモリ５５に格納し、置数レジスタ５３はクリアする。
しかる後、乗算フラグＦ２を「１」に設定して、メイン
ルーチンに戻る。

【００１８】メインルーチンにおいて、Ｐ４にてキーデ
ータが一括取消キー２４の入力によるものであれば、図
８に示す一括取消キー処理を実行する。すなわち、登録
中フラグＦ１が「１」に設定されていると取引データバ
ッファ５２内の全取引データにしたがって単品ファイル
５１に対し通常の戻し登録を行なう。次に、ディプスイ
ッチ３０の状態を調べ、スイッチＯＦＦであれば一括取
消された商品の販売データがレシートに印字されている
ので、この不要レシートを発行する。スイッチＯＮの場
合にはレシートへの印字出力が行なわれていないので、
この不要レシートの発行処理は行なわない。しかる後、
取引データバッファ５２と合計器メモリ５４とをクリア
し、登録中フラグＦ１を「０」に解除して、メインルー
チンに戻る。

【００１９】メインルーチンにおいて、Ｐ５にてキーデ
ータが指定取消キー２５の入力によるものであれば、図
９に示す指定取消キー処理を実行する。すなわち、登録
中フラグＦ１が「１」に設定されていると、キーボード
１２上の置数キー２１，金額キー２６及びコードキー２
７を介して選択取消商品のコード，単価及び点数が入力
されるのを待つ。そして、これらデータが入力される
と、先ず入力コードで取引データバッファ５２の検索を
行なう。ここで、Ｐ21として入力コードと同一のコード
が取引データバッファ５２に格納されていない場合には
エラーとする。同一コードが取引データバッファ５２内
に存在する場合には、Ｐ22として入力単価と取引データ
バッファ５２内の同一コードに対応する単価とが一致す
るか否かを判断し、一致しなければ次の同一コードの検
索を行なう。

【００２０】Ｐ22にて入力単価と同一コードの単価とが
一致した場合には、Ｐ23として入力点数と取引データバ
ッファ５２内の同一コードに対応する販売点数とを比較
する。そして、入力点数が販売点数以下の場合には、選
択取消を可能として次のような選択取消処理を実行す
る。すなわち、取引データバッファ５２における入力コ
ード及び単価と同一データの販売点数及び販売金額か
ら、入力データの点数と金額（単価×点数）とを減算す
る。また、合計器メモリ５４から入力データの金額を減
算する。さらに、入力データのコード，点数，金額で単
品ファイル５１に対して通常の戻し登録処理を実行す
る。なお、Ｐ23にて入力点数が販売点数を越えていた場
合には選択取消を不可能としてエラーとする。

【００２１】メインルーチンにおいて、Ｐ６としてキー
データが預／現計キー２３によるものであれば、図１０
に示す預／現計キー処理を実行する。すなわち、登録中
フラグＦ１が「１」に設定されていると、ディプスイッ
チ３０の状態を調べる。そして、スイッチＯＮの場合に
は取引データバッファ５２内の全データにしたがって販
売データのレシートへの一括印字を行なう。スイッチＯ
ＦＦの場合には上記一括印字を行なわない。

【００２２】その後、合計器メモリ５４内の合計金額の
表示及び印字を行ない、レシートをレシート発行口１３
から発行する。さらに取引データバッファ５２及び合計
器メモリ５４のクリアを行ない、登録中フラグＦ１を
「０」に解除して、メインルーチンに戻る。

【００２３】このような構成の電子式キャッシュレジス
タにおいて、始めにディプスイッチ３０がＯＦＦの場
合、つまりは一括印字が指定されていない場合について
その作用を具体的な登録例を示して説明する。

【００２４】最初の販売登録としてＡ商品を３個乗算登
録する。すなわち置数キー２１で「３」を置数し乗算キ
ー２８を入力後、Ａ商品のバーコードをバーコードスキ
ャナ１７で読取る。そうすると、通常の販売登録処理が
行なわれ、Ａ商品の品名，単価，販売点数，販売金額が
レシートに印字出力されるとともに、取引データバッフ
ァ５２にＡ商品の単品コード「00000001」，単価「５０
０」，販売点数「３」，販売金額「１５００」が格納さ
れる。

【００２５】次の販売登録としてＣ商品を１個登録す
る。すなわちＣ商品のバーコードをバーコードスキャナ
１７で読取る。そうすると、通常の販売登録処理が行な
われ、Ｃ商品の品名，単価，販売点数，販売金額がレシ
ートに印字出力されるとともに、取引データバッファ５
２内に同一商品がないために新たにＣ商品の単品コード
「00000003」，単価「８００」，販売点数「１」，販売
金額「８００」が格納される。

【００２６】次の販売登録としてＡ商品を５個乗算登録
する。そうすると、通常の販売登録処理が行なわれ、Ａ
商品の品名，単価，販売点数，販売金額がレシートに印
字出力されるとともに、取引データバッファ５２内にＡ
商品データが格納されているので、このＡ商品のデータ
に新規に入力されたＡ商品の販売点数「５」および販売
金額「２５００」が加算処理される。

【００２７】次の販売登録としてＢ商品を２個乗算登録
する。そうすると、通常の販売登録処理が行なわれ、Ｂ
商品の品名，単価，販売点数，販売金額がレシートに印
字出力されるとともに、取引データバッファ５２内に同
一商品がないために新たにＢ商品の単品コード「000000
02」，単価「３００」，販売点数「２」，販売金額「６
００」が格納される。

【００２８】次の販売登録としてＣ商品を１個登録す
る。そうすると、通常の販売登録処理が行なわれ、Ｃ商
品の品名，単価，販売点数，販売金額がレシートに印字
出力されるとともに、取引データバッファ５２内にＣ商
品のデータが格納されているので、このＣ商品のデータ
に新規に入力されたＣ商品の販売点数「１」および販売
金額「８００」が加算処理される。この時点での取引デ
ータバッファ５２の内容は、図４に示す通りとなる。こ
の状態で、一括取消を行なう場合には一括取消キー２４
を操作すればよい。

【００２９】一方、選択取消としてＡ商品を２個取消操
作する。すなわち、指定取消キー２５を操作後、置数キ
ー２１にてコード「00000001」を置数してコードキー２
７を入力し、また置数キー２１にて単価「５００」を置
数して金額キー２６を入力し、さらに置数キーにて取消
点数「２」を置数して乗算キー２８を入力する。そうす
ると、取消データバッファ５２内のＡ商品データから販
売点数が「２」減算されて「６」となるととともに販売
金額が「１０００」減算されて「３０００」となる。ま
た、単品ファイル５１に対するＡ商品２個分の戻し登録
が行なわれ、かつ取消印字が行なわれる。

【００３０】次に、選択取消としてＡ商品を４個取消操
作する。そうすると、同様に、取消データバッファ５２
内のＡ商品データからさらに販売点数が「４」減算され
て「２」となるとともに販売金額が「２０００」減算さ
れて「１０００」となる。また、単品ファイル５１に対
するＡ商品４個分の戻し登録が行なわれ、かつ取消印字
が行なわれる。

【００３１】次に、選択取消としてＣ商品を２個取消操
作する。そうすると、取消データバッファ５２内のＣ商
品データから販売点数が「２」減算されて「０」となる
とともに販売金額が「１６００」減算されて「０」とな
る。また、単品ファイル５１に対するＣ商品２個分の戻
し登録が行なわれ、かつ取消印字が行なわれる。

【００３２】その後、預／現計キー２３を入力してその
客に対する販売登録の締め操作を行なう。そうすると、
合計器メモリ５４内の合計金額「１６００」がレシート
に印字出力され、図１１に示すレシートが発行される。

【００３３】一方、ディプスイッチ３０がＯＮつまりは
一括印字が指定されている場合には、登録締め操作が行
なわれるまではレシートへの印字出力が禁止される。そ
して、登録締め操作つまりは預／現計キー２３が入力さ
れた時点で取引データバッファ５２内のデータにしたが
ってレシートへの印字出力が行なわれ、合計金額が印字
されてレシートが発行される。このとき、販売データが
「０」のデータは印字出力されない。すなわち、前記登
録例において一括印字により発行されるレシートは図１
２に示すようになる。

【００３４】このように本実施例においては、販売デー
タを取引データバッファ５２に蓄積する際に、既に同一
商品の販売データが格納されている場合にはそのデータ
に入力販売データを加算処理するようにしている。

【００３５】またディプスイッチ３０を切換えることに
よりレシートへの印字出力を販売登録と同時に行なう
か、販売登録の締め操作後に一括して行なうかを選択で
きる。そして、一括印字を選択した場合、前述したよう
に取引データバッファ５２は販売データを加算処理して
いるので、図１１と図１２とのレシート発行例を比較す
れば明らかなように、同一商品のデータが何回も印字出
力されたり、取消された商品のデータが印字出力される
ことがなくなる。その結果、印字行数が少なくなりレシ
ートが簡素化されて見易くなる上、レシートを節約でき
る。また、仮に１客が買上げる同一商品を間隔を開けて
登録した場合でも同一商品の販売データ（点数、金額）
が取引データバッファ５２に加算して記憶され、その加
算結果がレシートに印字されるので、レシートを見るこ
とで直ちにその商品の全登録個数を確認することができ
る。従来は、登録順に販売データが印字されていたの
で、同一商品を間隔を開けて登録した場合印字箇所が散
らばってしまい、全登録個数の確認に時間を要してい
た。これに対して、本実施の形態によれば、全登録個数
の確認が即座に行えるので、オペレータの登録ミスを確
認するという操作側のチェックが容易になる上、客にと
っても同様なチェックができるとともに購入個数の確認
もその場で容易にできるという特有の効果を奏し得る。
ただし、この一括印字は締め操作後の処理時間を要する
ことになるので、店の混雑時等はディプスイッチ３０を
ＯＦＦ操作して一括印字を止め、処理の高速化をはかれ
ばよい。

【００３６】なお、前記実施の形態では単品ファイル５
１を内部ＲＡＭ３４に有する電子式キャッシュレジスタ
について例示したが、オンラインで外部接続されたファ
イルコントローラに備えたＰＯＳターミナルであっても
適用できるのは言うまでもない。また、前記実施の形態
では一括印字を行なうか否かの切換をディプスイッチ３
０で行なう場合について例示したが、例えば混雑時と換
算時との時間帯によって自動的に切換わるようにプログ
ラム制御してもよい。このほか、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。

【００３７】

【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、同
一商品を複数回に分けて販売登録しても取引データバッ
ファにまとめて蓄積し、その内容を販売登録締め操作後
にレシートに一括して印字することができ、レシートの
簡素化をはかり得るとともに、同一商品の全登録個数の
確認が容易となる明確なレシートを発行できる商品販売
データ処理装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】電子式キャッシュレジスタの外観構成図。

【図２】キーボードのキー配置を示す図。

【図３】電子式キャッシュレジスタのブロック構成図。

【図４】ＲＡＭの主要なメモリ構成を示す図。

【図５】ＣＰＵの主要なプログラム動作を示す流れ図。

【図６】ＣＰＵの主要なプログラム動作を示す流れ図。

【図７】ＣＰＵの主要なプログラム動作を示す流れ図。

【図８】ＣＰＵの主要なプログラム動作を示す流れ図。

【図９】ＣＰＵの主要なプログラム動作を示す流れ図。

【図１０】ＣＰＵの主要なプログラム動作を示す流れ
図。

【図１１】レシートの発行例を示す図。

【図１２】レシートの発行例を示す図。

【符号の説明】

１２…キーボード １４，１５…表示器 １７…バーコードスキャナ ２４…一括取消キー ２５…指定取消キー ２９…コントロールキー ３０…ディプスイッチ ３６…プリンタ ５１…単品ファイル ５２…取引データバッファ

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 入力装置を介して商品コードが入力され
   る毎にその商品コードに該当する販売商品の点数及び金
   額の販売データを売上集計用メモリに登録するとともに
   前記販売商品の商品コードを取引データバッファに蓄積
   し、販売登録締め操作後に前記取引データバッファ内の
   商品コードに基づく商品データをレシートに印字出力す
   る商品販売データ処理装置において、前記取引データバッファは商品コードのエリアとともに
   点数のエリアを有し、 前記入力装置を介して商品コード
   が入力される毎に前記取引データバッファの商品コード
   エリアに入力商品コードと同一の商品コードが記憶され
   ているか否かを判断するデータ判断手段と、 この判断手段が同一商品コード有りを判断するとこの同
   一商品コードの点数エリアに前記販売商品の点数データ
   を加算し、かつ前記判断手段が同一商品コード無しを判
   断すると前記取引データバッファの空エリアに前記入力
   商品コードと販売商品の点数データとを格納するバッフ
   ァ蓄積制御手段とを具備したことを特徴とする商品販売
   データ処理装置。