JPH10222764A - 商品販売データ登録処理装置 - Google Patents

商品販売データ登録処理装置

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JPH10222764A
JPH10222764A JP1931197A JP1931197A JPH10222764A JP H10222764 A JPH10222764 A JP H10222764A JP 1931197 A JP1931197 A JP 1931197A JP 1931197 A JP1931197 A JP 1931197A JP H10222764 A JPH10222764 A JP H10222764A
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JP
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tax
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JP1931197A
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Yasuhiro Fujiwara
康浩 藤原
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TEC CORP
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 税率改定実施後に客が税率改定前に買上げた
商品の返品を申し出た場合には、簡単な操作で改定前の
税率で返品商品の金額に対する税額を算出できるように
する。 【解決手段】 課税商品に賦課される第1の税率と第2
の税率を記憶する。第1の税率と第2の税率とのうちの
いずれか一方を指定とする税率指定手段を設ける。商品
登録手段により登録された商品の金額に対する税額を売
上登録モードにおいては第1の税率に基づいて算出し、
戻し登録モードにおいては税率指定手段により予め指定
された側の税率に基づいて算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品購入時にその
商品の金額に対して賦課される税額を自動的に計算する
税計算機能を有したPOS(販売時点情報管理)ターミ
ナル,電子式キャッシュレジスタ等の商品販売データ登
録処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の税計算機能を有した商品販売デー
タ登録処理装置は、予め税率を設定記憶した税率メモリ
を備えていた。そして、売上登録モードにおいて商品登
録手段により1客が買上げる商品が登録されると、その
登録商品の販売データを記憶部に売上登録処理するとと
もに、この登録商品の金額に前記税率メモリに記憶した
税率を乗じて税額を算出し、客から税込みの金額を徴収
するものとなっていた。また、返品登録モードにおいて
商品登録手段により1客が返品する商品が登録される
と、その登録商品の販売データを記憶部に戻し登録処理
するとともに、この登録商品の金額に前記税率メモリに
記憶した税率を乗じて税額を算出し、客に税込みの金額
を返金するものとなっていた。
【0003】ところで、課税商品に賦課される税金の税
率は改定される場合がある。そこで商品販売データ登録
処理装置のなかには、予め税率改定実施日を設定してお
くことによりその改定日になると自動的に前記税率メモ
リ内の税率を改定後の税率に変更するようにして、税率
の改定に備えた商品販売データ登録処理装置が開発され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の商品販売データ登録処理装置においては、税率
改定実施後は売上登録モードでの商品登録処理に限らず
返品登録モードでの商品登録処理も改定後の税率で税計
算を実施してしまうため、税率改定前に客が買い上げた
商品の戻し登録においても改定後の税率で税額を算出し
てしまう不都合があった。そこで、客が税率改定前に買
上げた商品の返品を申し出た場合には設定業務において
税率メモリ内の税率を改定前の税率に変更するか、取敢
えず改定後の税率で税額を算出した後、手計算で修正す
る等して対処することになる。
【0005】しかしこの場合、前者の方法では税率メモ
リ内の税率を設定業務によって改定前の税率に一旦変更
して返品登録業務を終えた後、再び設定業務によって改
定後の税率に戻さなければならず、面倒な設定業務が2
回必要となる上、改定後の税率に戻すのを忘れるとその
後の売上登録商品の税額を誤った税率で計算してしまう
問題がある。他方、後者の方法では、チェックアウトに
要する時間が長くなる上、ミスも発生し易くなる。ま
た、商品販売データ登録処理装置にて集計される税額と
実際の税額とに不整合を生じる不都合がある。
【0006】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たもので、税率改定実施後に客が改定前に買上げた商品
の返品を申し出た場合には、簡単な操作でかつ短時間に
改定前の税率で返品商品の金額に対する税額を算出する
ことができ、返品登録業務に要するキャッシャの負担軽
減とチェックアウト時間の短縮を図り得る商品販売デー
タ登録処理装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、商品登録手段
により登録された商品の販売データを記憶部に売上登録
処理する売上登録モードと、商品登録手段により登録さ
れた商品の販売データを記憶部に戻し登録処理する戻し
登録モードとを選択的に実行する商品販売データ登録処
理装置において、課税商品に賦課される第1の税率と第
2の税率を記憶する税率記憶手段と、この税率記憶手段
により記憶した第1の税率と第2の税率とのうちのいず
れか一方を指定する税率指定手段とを備える。そして、
商品登録手段により登録された商品の金額に対する税額
を売上登録モードにおいては第1の税率に基づいて算出
し、戻し登録モードにおいては税率指定手段により予め
指定された側の税率に基づいて算出するようにしたもの
である。このものにおいて、第1の税率は税率改定後の
税率であり、第2の税率は税率改定前の税率である。
【0008】税率指定手段は、税率指定キーを含み、戻
し登録モードにおいて商品登録手段により商品が登録さ
れるのに先立ち税率指定キーが入力された場合には第2
の税率を指定し、税率指定キーが入力されなかった場合
には第1の税率を指定するようにしたものである。また
税率指定手段は、税率改定日を記憶する記憶手段と買上
日入力手段を含み、戻し登録モードにおいて商品登録手
段により商品が登録されるのに先立ち買上日入力手段に
より入力された買上日と税率改定日とを比較し、買上日
が税率改定日より以前の場合には第2の税率を指定し、
買上日が税率改定日以後の場合には第1の税率を指定す
るものであってもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。なお、この実施の形態では上位のホ
ストコンピュータによって集中制御されるPOSターミ
ナルに本発明を適用する場合を示すが、本発明は単体の
電子式キャッシュレジスタにも同様にして適用できるも
のである。
【0010】図1はPOSターミナルの要部構成を示す
ブロック図であって、このPOSターミナルは制御部本
体としてCPU1を搭載している。また、このCPU1
を制御するプログラム等を予め格納したROM2と、商
品販売データを登録処理する記憶部等を形成したRAM
3とを搭載している。さらに、現日付及び時刻を計時す
る時計回路4、ホストコンピュータとのデータ通信を制
御する通信インタフェース5、モードスイッチ6の信号
入力及びドロワ(不図示)を自動開放させるドロワ開放
装置7への信号出力を行うI/Oポート8、キーボード
9からのキー信号を取込むキーボードコントローラ1
0、表示器11の駆動を制御して金額,品名等のデータ
を表示させる表示器コントローラ12、プリンタ13の
駆動を制御してレシートの印字,発行等を行わせるプリ
ンタコントローラ14、スキャナ15にて読取られたバ
ーコードデータを取込むスキャナコントローラ16等を
搭載している。そして、前記CPU1と、ROM2,R
AM3,時計回路4,通信インタフェース5,I/Oポ
ート8及び各入出力機器のコントローラ10,12,1
4,16とをアドレスバス、データバス等のバスライン
17で接続している。
【0011】前記モードスイッチ6は、「登録」,「点
検」,「精算」,「設定」等の各種業務モードを選択
し、その実行をCPU1に指令するスイッチである。
「登録」とは、キーボード9及びスキャナ15の商品登
録手段により登録された商品の販売データを記憶部に登
録処理する業務のモードである。「点検」とは、登録業
務によって記憶部に集計されたデータをレポート出力す
る業務のモードである。「精算」とは、登録業務によっ
て記憶部に集計されたデータをレポート出力した後、記
憶部の内容をクリアする業務のモードである。「設定」
とは、各種業務を実行する上で必要なデータを予めRA
M3に設定する業務のモードである。
【0012】前記キーボード9は、図2に示すように、
[00],[0]〜[9]の置数キー21、[C]のク
リアキー22、[小計]の小計キー23、[預/現計]
の締めキー24、[×]の乗算キー25の他、返品登録
モードの開始を宣言する返品キー26、税率指定キーと
して機能する#キー27などの各種ファンクションキー
を配設したものである。
【0013】さて、このPOSターミナルは、前記RA
M3に、特に図3に示すように商品別テーブル31,合
計器32及び税率テーブル33を形成している。商品別
テーブル31は、各商品を識別する商品コードに対応し
て単価,品名の設定エリアと売上点数,売上金額,戻し
点数及び戻し金額の各累計エリアとを形成したもので、
商品の販売データを登録処理する記憶部を構成する。
【0014】合計器32は、1客が買上げる商品の販売
金額を合算するエリアである。税率テーブル33は、第
1の税率として税率改定後の税率(現在税率:例えば5
%)を設定記憶するとともに、第2の税率として税率改
定前の税率(前税率:例えば3%)を設定記憶するもの
で、税率記憶手段を構成する。そして、この税率テーブ
ル33には、各税率毎に使用フラグf(現在税率の使用
フラグをf1とし、前税率の使用フラグをf2とする)
を記憶しており、平時は現在税率の使用フラグf1が
“1”にセットされ、前税率の使用フラグf2が“0”
にリセットされている。
【0015】しかして、このPOSターミナルは、モー
ドスイッチ6により「登録」モードが選択されている状
態では、CPU1が図4,図5の流れ図に示す処理を実
行するようにプログラムを構成している。すなわちCP
U1は、図4のST(ステップ)1としてキーボード9
の返品キー26が入力されるか、ST2としてキーボー
ド9及びスキャナ15の商品登録手段により商品が登録
されるのを待機する。
【0016】ここで、ST2にて商品コードの入力によ
り商品が登録された場合には、1客が買上げる最初の商
品登録が行われたので、ST3として合計器32をクリ
アする。しかる後、ST4として登録商品販売データの
売上登録処理を実行する。すなわち、登録商品の商品コ
ードを検索キーとして商品別テーブル31を検索して登
録商品の単価及び品名を読出し、単価に販売点数を乗じ
て販売金額を算出したならば、この販売点数及び販売金
額を上記商品別テーブル31の該当商品コードに対応す
る売上点数エリア及び売上金額エリアにそれぞれ加算す
る。また、ST5として合計器32に登録商品の販売金
額を加算する。
【0017】次に、ST6としてキーボード9の小計キ
ー23が入力されるか、ST7として商品登録手段によ
り次の商品が登録されるのを待機する。ここで、ST7
にて商品コードの入力により次の商品が登録された場合
には、1客が買上げる2点目以降の商品登録が行われた
のでST4に進み、前記登録商品販売データの売上登録
処理を次の登録商品について同様に実行する。また、S
T5にて合計器32に登録商品の販売金額を加算する。
【0018】ST6にて小計キー23のキー入力を検知
した場合には、ST8として使用フラグf1が“1”に
セットされている側の税率、つまりは現在税率を税率テ
ーブル33から読出し、この税率で合計器32内の金額
に対する税額を算出する。そして、ST9としてその税
額を合計器32内の金額に加算して課税合計売上額を求
め、表示器11に表示させる。
【0019】その後、ST10として締めキー24が入
力されると、ST11として売上登録締め処理を実行す
る。すなわち、上記課税合計売上額と預り金額との差額
を釣銭額として表示器11に表示させるとともに、プリ
ンタ13を駆動してレシートを印字発行する。また、ド
ロワ開放装置7を制御してドロワを開放させる。以上
で、今回の処理を終了する。
【0020】一方、ST1にて返品キー26が入力され
た場合には、返品登録モードが宣言されたので、図5の
ST12として合計器32をクリアする。次に、ST1
3として#キー27が入力されたか否かを判断する。そ
して、#キー27が入力された場合には、ST14とし
て税率テーブル33における現在税率の使用フラグf1
を“0”にリセットし、前税率の使用フラグf2を
“1”にセットする。#キー27が入力されない場合に
は税率テーブル33における現在税率の使用フラグf1
は“1”にセットされたままであり、前税率の使用フラ
グf2は“0”にリセットされたままである。
【0021】次に、ST15として商品コードの入力に
より商品が登録された場合には、1客が返品する最初の
商品登録が行われたので、ST16として登録商品販売
データの戻し登録処理を実行する。すなわち、登録商品
の商品コードを検索キーとして商品別テーブル31を検
索して登録商品の単価及び品名を読出し、単価に販売点
数を乗じて販売金額を算出したならば、この販売点数及
び販売金額を上記商品別テーブル31の該当商品コード
に対応する戻し点数エリア及び戻し金額エリアにそれぞ
れ加算する。また、ST17として合計器32に登録商
品の販売金額を加算する。
【0022】次に、ST18としてキーボード9の小計
キー23が入力されるか、ST19として商品登録手段
により次の商品が登録されるのを待機する。ここで、S
T19にて商品コードの入力により次の商品が登録され
た場合には、1客が返品する2点目以降の商品登録が行
われたのでST16に進み、前記登録商品販売データの
戻し登録処理を次の登録商品について同様に実行する。
また、ST17にて合計器32に登録商品の販売金額を
加算する。
【0023】ST18にて小計キー23のキー入力を検
知した場合には、ST20として使用フラグf1が
“1”にセットされている方の税率を税率テーブル33
から読出し、この税率で合計器32内の戻し合計金額に
対する税額を算出する。すなわち、#キー27の入力に
より前税率の使用フラグf2がセットされていた場合に
は前税率で税額を計算し、現在税率の使用フラグf1が
セットされていた場合には現在税率で税額を計算する。
そして、ST21としてその税額を合計器32内の戻し
合計金額に加算して課税合計戻し額を求め、表示器11
に表示させる。
【0024】その後、ST22として締めキー24が入
力されると、ST23として返品登録締め処理を実行す
る。そして、プリンタ13を駆動して返品レシートを印
字発行するとともに、ドロワ開放装置7を制御してドロ
ワを開放させる。しかる後、ST24として税率テーブ
ル33における第1の税率の使用フラグf1を“1”に
セットし、第2の税率の使用フラグf2を“0”にリセ
ットしたならば、今回の処理を終了する。
【0025】このように構成した本実施の形態のPOS
ターミナルにおいては、第1の税率である現在税率(5
%とする)の使用フラグf1が“1”にセットされ、第
2の税率である前税率(3%とする)の使用フラグf2
が“0”にリセットされている。
【0026】この状態で、1客が買上げる商品の販売登
録を行うと、その客買上商品の金額に対する税額は現在
税率で計算される。例えば、客買上商品の金額が100
0円の場合には、現在税率が5%なので、税額として5
0円が算出される。
【0027】また、1客が以前に買上げた商品の返品を
申し出ると、キャッシャはその返品商品を買上げたとき
のレシートの提示を求める。そしてそのレシートに印字
されている買上げ日付が税率の改定前なのか否かをチェ
ックする。そして、税率改定前の場合には#キー27を
入力した後に返品商品の戻し登録を行い、税率改定後の
場合には#キー27を入力することなく返品商品の戻し
登録を行う。こうすることにより、#キー27を入力し
た場合には返品商品の金額に対する税額が改定前の税率
で計算され、#キー27を入力しなかった場合には返品
商品の金額に対する税額が改定後の税率で計算される。
例えば、返品商品の金額が1000円であり、それを買
上げたのが税率改定前の場合には、前税率が3%なので
税額として30円が算出される。これに対し、返品商品
を買上げたのが税率改定後の場合には、税率50円が算
出される。
【0028】このように本実施の形態によれば、返品商
品の登録に先立ち#キー27を入力した場合には該返品
商品に賦課される税額が改定前の税率で自動的に算出さ
れ、#キー27を入力しなかった場合には改定後の税率
で自動的に算出される。したがって、税率改定実施後に
客が改定前に買上げた商品の返品を申し出た場合には、
返品商品の登録に先立ち#キー27を入力して改定前の
税率を指定すればよく、返品登録業務に要するキャッシ
ャの負担を軽減できる上、チェックアウトに要する時間
の短縮を図り得る。
【0029】ところで、前記実施の形態では、客が返品
を申し出た場合にキャッシャがレシートの日付から税率
改定前に買上げた商品の返品なのか、税率改定後に買上
げた商品の返品なのかを判断したが、予めメモリに税率
改定実施日を設定しておき、返品商品の登録に先立ちそ
のレシートに印字されている日付を入力すると、自動的
に税率改定前に買上げた商品の返品なのか、税率改定後
に買上げた商品の返品なのかを判断するようにしてもよ
い。この場合の他の実施の形態について、図6〜図8を
用いて説明する。
【0030】図6はこの他の実施の形態におけるPOS
ターミナルのキーボード9を示しており、日付入力を宣
言するキーとして日付キー28を設けている。因みに、
日付は返品商品買上日の年月日を置数してから日付キー
28を入力することによって、入力完了となる。図7は
この他の実施の形態におけるPOSターミナルのRAM
3に形成される主要なメモリエリアを示しており、図示
するように税率改定実施日を設定記憶したエリア34を
形成している。
【0031】図8はこの他の実施の形態におけるPOS
ターミナルのCPU1が実行する返品登録処理を示す流
れ図であり、登録モードにおいて返品キー26が入力さ
れると、この処理を開始する。
【0032】すなわち、ST31として合計器32をク
リアする。次に、ST32として日付が入力されたか否
かを判断する。ここで、置数キー21と日付キー28と
により日付が入力された場合には、ST33としてその
入力日付とメモリ34に設定されている税率改定実施日
とを比較する。そして、入力日付が税率改定実施日より
前の場合には、ST34として税率テーブル33におけ
る現在税率の使用フラグf1を“0”にリセットし、前
税率の使用フラグf2を“1”にセットする。入力日付
が税率改定実施日以後の場合及びST32にて日付入力
が行われなかった場合には税率テーブル33における現
在税率の使用フラグf1は“1”にセットされたままで
あり、前税率の使用フラグf2は“0”にリセットされ
たままである。その後、図5のST15〜ST24の処
理と同様の処理を実行する。すなわち,商品登録が行わ
れた場合には、登録商品販売データの戻し登録処理を実
行するとともに、合計器32に登録商品の販売金額を加
算する。次いで、小計キー23のキー入力を検知した場
合には、使用フラグf1が“1”にセットされている方
の税率を税率テーブル33から読出し、この税率で合計
器32内の戻し合計金額に対する税額を算出する。そし
てその税額を合計器32内の戻し合計金額に加算して課
税合計戻し額を求め、表示器11に表示させる。次い
で、締めキー24が入力されたならば、返品登録締め処
理を実行した後、税率テーブル33における第1の税率
の使用フラグf1を“1”にセットし、第2の税率の使
用フラグf2を“0”にリセットする。
【0033】このような構成の他の実施の形態において
も、例えばレシートに印字された返品商品の買上日を入
力するだけの簡単な操作で、税率改定前に買上げた商品
の返品の際にはその商品の金額に対する税額が改定前の
税率で自動的に算出されるので、返品登録業務に要する
キャッシャの負担を軽減できる上、チェックアウトに要
する時間の短縮を図り得る。
【0034】また、キャッシャは返品商品の買上日が税
率改定前なのか否かを判断する必要がないので、新人や
アルバイト等の経験の乏しいキャツシャでも税率計算に
ミスを生じることはない。なお、この他の実施の形態に
おいて、レシートに印字する日付をバーコードで印字す
るようにし、返品登録時に日付をキー入力するのでな
く、スキャニング入力するようにして、操作のより簡略
化を図ってもよい。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
税率改定実施後に客が税率改定前に買上げた商品の返品
を申し出た場合には、簡単な操作でかつ短時間に改定前
の税率で返品商品の金額に対する税額を算出することが
でき、返品登録業務に要するキャッシャの負担軽減とチ
ェックアウト時間の短縮を図り得る商品販売データ登録
処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態であるPOSターミナ
ルのブロック図。
【図2】 同一実施の形態におけるPOSターミナルの
キーボードを示す図。
【図3】 同一実施の形態におけるPOSターミナルの
RAMに形成する主要なメモリエリアを示す図。
【図4】 同一実施の形態におけるPOSターミナルの
CPUが実行する売上登録処理を示す流れ図。
【図5】 同一実施の形態におけるPOSターミナルの
CPUが実行する返品登録処理を示す流れ図。
【図6】 本発明の他の実施の形態におけるPOSター
ミナルのキーボードを示す図。
【図7】 同他の実施の形態におけるPOSターミナル
のRAMに形成する主要なメモリエリアを示す図。
【図8】 同他の実施の形態におけるPOSターミナル
のCPUが実行する返品登録処理を示す流れ図。
【符号の説明】
1…CPU 26…返品キー 27…#キー 28…日付キー 31…商品別テーブル 32…合計器 33…税率テーブル 34…税率改定日メモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品登録手段により登録された商品の販
    売データを記憶部に売上登録処理する売上登録モード
    と、前記商品登録手段により登録された商品の販売デー
    タを前記記憶部に戻し登録処理する戻し登録モードとを
    選択的に実行する商品販売データ登録処理装置におい
    て、 課税商品に賦課される第1の税率と第2の税率を記憶す
    る税率記憶手段と、 この税率記憶手段により記憶した第1の税率と第2の税
    率のうちのいずれか一方を指定する税率指定手段とを具
    備し、 商品登録手段により登録された商品の金額に対する税額
    を前記売上登録モードにおいては前記第1の税率に基づ
    いて算出し、前記戻し登録モードにおいては前記税率指
    定手段により予め指定された側の税率に基づいて算出す
    ることを特徴とする商品販売データ登録処理装置。
  2. 【請求項2】 第1の税率は税率改定後の税率であり、
    第2の税率は税率改定前の税率であることを特徴とする
    請求項1記載の商品販売データ登録処理装置。
  3. 【請求項3】 税率指定手段は、税率指定キーを含み、
    戻し登録モードにおいて商品登録手段により商品が登録
    されるのに先立ち税率指定キーが入力された場合には第
    2の税率を指定し、税率指定キーが入力されなかった場
    合には第1の税率を指定する手段であることを特徴とす
    る請求項1記載の商品販売データ登録処理装置。
  4. 【請求項4】 税率指定手段は、税率改定日を記憶する
    記憶手段と買上日入力手段を含み、戻し登録モードにお
    いて商品登録手段により商品が登録されるのに先立ち前
    記買上日入力手段により入力された買上日と前記税率改
    定日とを比較し、買上日が税率改定日より以前の場合に
    は第2の税率を指定し、買上日が税率改定日以後の場合
    には第1の税率を指定する手段であることを特徴とする
    請求項1記載の商品販売データ登録処理装置。
JP1931197A 1997-01-31 1997-01-31 商品販売データ登録処理装置 Pending JPH10222764A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015141532A (ja) * 2014-01-28 2015-08-03 東芝テック株式会社 販売データ処理装置およびプログラム
JP2017142863A (ja) * 2017-05-15 2017-08-17 東芝テック株式会社 情報処理装置およびプログラム
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