JP2018106754A - 計算機、その制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
税率の異なる税計算の結果の差を容易に求められる仕組みを具えた電卓を提供する。
【解決手段】
本発明に係る電卓は、第1の税率および第2の税率とを記憶する記憶手段と、第1の税率または第2の税率が加算される前の元値の入力を受けつける元値受付手段と、元値に前記第1の税率を加算した第1の税込値と、元値に第2の税率を加算した第2の税込値との差額を計算させるための計算指示を受けつける税込差額計算指示受付手段と、計算指示の受付に応じて、差額を計算する差額計算手段と、計算された前記差額を表示部に表示する差額表示手段と、を備えている。このように設けることで、税率の異なる税計算の結果の差を容易に求めることができる。
【選択図】 図9
Description
このような電卓の税込計算の一例を挙げる。
これと同様に、電卓の税抜計算の一例を挙げる(不図示)。
1:ユーザが電卓の税計算の税率を8%に設定する。
2:ユーザが電卓に、元値100万を入力する。
3:ユーザが電卓の税率が8%に設定された「税込」ボタンを押下し、電卓に税計算をさせる。
4:ユーザが電卓のメモリプラスボタンを押下し、電卓に値(108万)を電卓のRAMに記憶させる。
5:ユーザが電卓の税計算の税率を5%に再設定する。
6:ユーザが電卓に、元値100万を入力する。
7:ユーザが電卓の税率が5%に設定された「税込」ボタンを押下し、電卓に税計算をさせる。
8:ユーザが電卓のマイナスメモリボタンを押下し、RAM先に記憶させた値(108万)から現在の値(105万)を引くメモリ計算をさせる。
9:ユーザが、電卓のメモリ値表示ボタンを押下し、電卓にメモリ計算の結果(差額の3万円)を表示させる。
そこで、本願発明においては、税率の異なる税計算の結果の差を容易に求められる仕組みを具えた電卓を提供する。
図1を説明する。
図1は、電卓のハードウエアの構成の一例を示す構成図である。
ROM103は、読み出し専用メモリ(ReadOnlyMemory)である。
RAM104は、随時アクセスメモリ(Random Access Memory)であり、CPU101の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
外部メモリ106は、外部記憶メモリであり、税率計算を行うためのデータテーブル等の各種データテーブルを記憶する。
電源108は、電卓を動かすための動力供給源である。具体的には太陽光パネルや、乾電池、USB電源など、様々な電源が考えられる。
図2を説明する。
図2は、電卓が計算処理を行うフローの一例を示すフロー図である。
ステップS202では、電卓は、ステップS201の入力結果を、RAM104に記憶する。
ステップ203では、電卓は、ステップS202の入力結果を、表示ディスプレイ107に表示させる。なお、元値が表示された状態の一例が、図3である。
ステップS204では、電卓は、ユーザが第1の税率に基づく税込計算を行うための第1の税込計算ボタン301を押下したか否かを、判別する。
ステップS206では、電卓は、ユーザが第2の税率に基づく税込計算を行うための第2の税込計算ボタン303を押下したか否かを、判別する。
ステップS209では、電卓は、ユーザが第1の税率に基づく税抜計算を行うための第1の税抜計算ボタン302を押下したか否かを、判別する。
ステップS211では、電卓は、ユーザが第2の税率に基づく税抜計算を行うための第2の税抜計算ボタン304を押下したか否かを、判別する。
ステップS219では、電卓は、ステップS216にて行った税込差額計算の補助表示901を表示ディスプレイ107に表示させる。
ステップS221では、電卓は、計算を継続するか否かユーザからの指示を受けつける。そして、継続しない旨の指示を受けつけた場合に、処理を終了する。
図3を説明する。
図3は、電卓に元値が入力されたときの状態の一例を示す構成図である。
図3は、ユーザが数値入力ボタン306を通じて税計算の元値が入力された状態を示している。
第1の税込値=元値×(1+第1の税率)=1000×(1+0.05)=1050
このように、本発明においては、数値入力ボタン306は、計算を行うための、元値の入力を受けつける入力受付手段となる。
また、
第1の税抜値=元値÷(1+第1の税率)=1000÷(1+0.05)=952.3…
第2の税込値=元値×(1+第2の税率)=1000×(1+0.08)=1080
第2の税抜値=元値÷(1+第1の税率)=1000÷(1+0.08)=925.9…
306は、数値入力ボタンである。電卓は、ユーザが押下する数値入力ボタン306に応じた数値や小数点の入力を受けつける。
図4を説明する。
図4は、外部記憶メモリ106に記憶されたデータテーブル403の一例を示した構成図である。
このように本実施例では、RAM104は、データテーブル403を記憶するため、第1の税率401と第2税率402を記憶可能な記憶手段となる。
図5を説明する。
したがって、元値が1,000、第1の税率が0.05である場合、図5に示されている計算結果は、次のように計算される。
税込値=元値×(1+第1の税率)=1,000×(1+0.05)
=1,050
図6を説明する。
したがって、元値が1,000、第1の税率が0.05である場合、図5に示されている計算結果は、次のように計算される。
税込値=元値×(1+第2の税率)=1,000×(1+0.08)
=1,080
図7を説明する。
したがって、元値が1,000、第1の税率が0.05である場合、図7に示されている計算結果は、次のように計算される。
税抜値=元値÷(1+第1の税率)=1,000÷(1+0.05)
=952.38095239…
図8を説明する。
したがって、元値が1,000、第2の税率が0.08である場合、図7に示されている計算結果は、次のように計算される。
税抜値=元値÷(1+第2の税率)=1,000÷(1+0.08)
=925.925925925…
図9を説明する。
したがって、元値が1,000、第1の税率が0.05、第2の税率が0.08である場合、図9に示されている計算結果は、次のように計算される。
税込差額=第2の税率の税抜き価格−第1の税率の税抜き価格
=(元値×(1+第2の税率))−(元値×(1+第1の税率))
=(1,000×(1+0.08))−(1,000×(1+0.05))
=1,080−1,050=30
つまり、表示ディスプレイ107の表示が、税込差額計算ボタン305が押下されるたびに、図9、図7、図5、図3と切替わる(画面遷移する)形となる。
また、電卓は、税込差額計算指示ボタン305が押下された場合に、前記差を計算する計算手段となる。
さらに、表示ディスプレイ107は、計算手段(電卓)によって求められた「差」を表示する表示手段となる。
図10を説明する。
なお、図10とは、図10−(1)、図10−(2)、図10−(3)の総称であり、それぞれの図は、一般的な税計算の手順を順に表わしている。
図10は、一般的な税計算の機能を備えた電卓の一例である。
図10−(1)は、電卓が、ユーザから税計算の元値を、数値入力ボタン306にて受付ける状態の一例を示した構成図である。
図10−(3)は、電卓が、図10−(2)の計算結果を、表示ディスプレイ107に示した状態の一例を示した構成図である。
この図では、表示ディスプレイ107内の右側に計算結果が、左上に第1の税込計算の補助表示501が、それぞれ表示されている。
図11を説明する。
図11−(1)は、電卓が、ユーザから電源オン/リセットボタン310の押下を受けつける状態の一例を示した構成図である。
また、本実施例では電卓が表示ディスプレイ107の補助表示を明滅させることで、変更指示を受付可能である状態であることを、識別表示させている。
図11−(3)は、電卓が、ユーザの数値入力ボタンの押下を通じて、変更したい税率を受けつけている状態の一例を示した構成図である。
また、表示ディスプレイ107内の右側の表示は、変更したい税率としてユーザが7%と入力した状態であること示している。
102 キーボード
103 ROM
104 RAM
105 システムバス
106 外部メモリ
107 表示ディスプレイ
108 電源
301 第1の税込計算ボタン
302 第1の税抜計算ボタン
303 第2の税込計算ボタン
304 第2の税抜計算ボタン
305 税込差額計算ボタン
306 数値入力ボタン
307 M+ボタン(メモリプラスボタン)
308 M−ボタン(メモリマイナスボタン)
309 メモリ値表示/リセットボタン
310 電源オン/リセットボタン
401 第1の税率
402 第2の税率
403 データテーブル
501 第1の税込計算の補助表示
601 第2の税込計算の補助表示
701 第1の税抜計算の補助表示
801 第2の税抜計算の補助表示
901 税込差額計算の補助表示
本願発明は、1つの元値に対し、異なる税率から求まる値の差を求める計算にかかる値の表示を、容易に切替えられる仕組みを提供する。
つまり、表示ディスプレイ107の表示が、税込差額計算ボタン305が押下されるたびに、図9、図6、図5、図3と切替わる(画面遷移する)形となる。
Claims (6)
- ユーザからの指示に従って税込値の計算を行う電卓であって、
第1の税率および第2の税率とを記憶する記憶手段と、
前記第1の税率または前記第2の税率が加算される前の元値の入力を受けつける元値受付手段と、
前記元値に前記第1の税率を加算した第1の税込値と、前記元値に前記第2の税率を加算した第2の税込値との差額を計算させるための計算指示を受けつける税込差額計算指示受付手段と、
前記計算指示の受付に応じて、前記差額を計算する差額計算手段と、
前記計算された前記差額を表示部に表示する差額表示手段と、
を備えることを特徴とする電卓。 - 前記記憶されている前記第1の税率または前記第2の税率の少なくとも一方の税率と該税率の変更指示とを受けつける税率変更受付手段と、
前記変更指示を受け付けた場合には、前記受け付けた税率に該当する前記第1の税率または前記第2の税率の少なくとも一方の税率を前記受け付けた税率に変更して記憶する税率変更手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電卓。 - 前記差額表示手段は前記差額を表示していることを識別可能な補助情報をさらに表示することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電卓。
- 前記差額表示手段が前記差額を前記表示部に表示したあとに、前記税込差額計算指示受付手段が前記計算指示を受け付けた場合には、前記入力を受け付けた元値、前記第1の税込値、第2の税込値の少なくとも1つが順次表示されるように前記表示部に表示される値を切り替える表示値切替手段をさらに備えること特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電卓。
- ユーザからの指示に従って税込値の計算を行い、第1の税率および第2の税率とを記憶する記憶手段を備える電卓の制御方法であって、
前記電卓の元値受付手段が、前記第1の税率または前記第2の税率が加算される前の元値の入力を受けつける元値受付工程と、
前記電卓の税込差額計算指示受付手段が、前記元値に前記第1の税率を加算した第1の税込値と、前記元値に前記第2の税率を加算した第2の税込値との差額を計算させるための計算指示を受けつける税込差額計算指示受付工程と、
前記電卓の差額計算手段が、前記計算指示の受付に応じて、前記差額を計算する差額計算工程と、
前記電卓の差額表示手段が、前記計算された前記差額を表示部に表示する差額表示工程と、
を含むことを特徴とする制御方法。 - ユーザからの指示に従って税込値の計算を行う電卓で読み取り実行可能なプログラムあって、
前記電卓を、
第1の税率および第2の税率とを記憶する記憶手段と、
前記第1の税率または前記第2の税率が加算される前の元値の入力を受けつける元値受付手段と、
前記元値に前記第1の税率を加算した第1の税込値と、前記元値に前記第2の税率を加算した第2の税込値との差額を計算させるための計算指示を受けつける税込差額計算指示受付手段と、
前記計算指示の受付に応じて、前記差額を計算する差額計算手段と、
前記計算された前記差額を表示部に表示する差額表示手段と、
して機能させることを特徴とするプログラム。
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- 2018-03-20 JP JP2018052299A patent/JP6481213B2/ja active Active
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Title |
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FOX PLANNING: "消費税計算機", GOOGLE PLAY, JPN6017038519, 2012, ISSN: 0003948265 * |
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