JPH11328539A - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

商品販売登録データ処理装置

Info

Publication number
JPH11328539A
JPH11328539A JP13624398A JP13624398A JPH11328539A JP H11328539 A JPH11328539 A JP H11328539A JP 13624398 A JP13624398 A JP 13624398A JP 13624398 A JP13624398 A JP 13624398A JP H11328539 A JPH11328539 A JP H11328539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
currency
receipt
registration
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP13624398A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3712859B2 (ja
Inventor
Yoshinori Yamamoto
善則 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP13624398A priority Critical patent/JP3712859B2/ja
Publication of JPH11328539A publication Critical patent/JPH11328539A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3712859B2 publication Critical patent/JP3712859B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外貨での明細要求等に容易に対応可能な、簡
潔な外貨レシートを発行できるようにする。 【解決手段】 外貨の邦貨に対する変換レートを記憶す
るとともに、外貨によるレシートの発行を指令する外貨
レシートキーを設ける。商品登録手段により商品が販売
登録されるとその商品の販売データの金額を記憶した変
換レートで変換してバッファリングする。また、締め登
録手段により1取引の締め登録が行われるとその取引の
合計金額を同変換レートで変換してバッファリングす
る。外貨レシートキーにより外貨によるレシートの発行
が指令されると、邦貨の金額で印字したレシートの後
に、バッファリングしておいた外貨の金額に変換された
データを印字した外貨レシートを発行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、登録商品の販売金
額や取引合計金額等をレートが異なった通貨の金額に変
換してレシートに印字し発行する機能を有した電子式キ
ャッシュレジスタ,POS(Point Of Sales:販売時点
情報管理)ターミナル等の商品販売登録データ処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子式キャッシュレジスタは、キ
ーボード等の入力部を介して商品の販売登録が行われる
と、その商品の販売点数及び販売金額の商品販売データ
をメモリ部に登録処理するとともに、その商品の名称,
販売金額等を表示部に表示していた。また、締めキーの
操作により1取引の締め登録が行われると、その1取引
で売買された商品の合計金額を表示部に表示するととも
に、商品販売データ及び取引合計金額等を印字したレシ
ートを発行していた。この場合において、メモリ部に登
録処理される金額データは、自国で流通している貨幣
(邦貨)による金額のデータであった。また、表示部に
表示される金額データやレシートに印字される金額デー
タも、邦貨による金額のデータであるものがほとんどで
あった。
【0003】しかし、例えば免税店のように外国からの
買物客が多い商店向けの電子式キャッシュレジスタのな
かには、ドル,フラン,マルク等のように外国で流通し
ている通貨(外貨)を選択するキーを設け、買物客との
商品売買取引が開始される前,つまりはその買物客が買
上げる商品の1品目の登録が開始される前にいずれかの
通貨がキー操作により選択されると、邦貨による金額デ
ータとともにその選択された外貨による金額データで、
登録された商品の販売金額や取引合計金額を表示しかつ
レシートに印字するようにしたものがあった。このよう
な機能を備えることにより、外国からの買物客が自国で
の通貨つまり外貨で代金を支払いたいような要求や外貨
での明細を知りたいような要求を受けた場合に対応でき
る利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の電子
式キャッシュレジスタやPOSターミナル等の商品販売
登録データ処理装置のなかには、登録商品の販売金額や
取引合計金額を外貨の金額に変換してレシートに印字し
発行する機能を備えたものはあった。しかし、かかる機
能を有した従来の商品販売登録データ処理装置において
は、キャッシャが買物客との商品売買取引を開始する前
にその買物客が外貨を使用したり外貨での明細を必要と
しているかをいちいち確認しなければならない面倒があ
った。また、レシートには登録商品の販売金額や取引合
計金額が全て邦貨による金額と外貨による金額の2通り
の金額で印字されるため、レシートの内容を確認しづら
いという欠点もあった。
【0005】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、買物客との商品売
買取引を開始した後でその買物客からその地域で一般的
な貨幣として流通している邦貨などの第1の通貨とはレ
ートが異なった第2の通貨による支払いやその第2の通
貨での明細を要求された場合にも容易に対応できる上、
そのような要求の有無に拘らず確認しやすいレシートを
常に発行することができる商品販売登録データ処理装置
を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の発明
は、商品登録手段により商品の販売登録が行われるとそ
の商品の販売データを邦貨の金額でメモリ部に登録処理
し、締め登録手段により1取引の締め登録が行われると
その1取引で売買された商品の販売データ及び合計デー
タを第1の通貨の金額で印字したレシートを発行する商
品販売登録データ処理装置において、第1の通貨とは異
なる第2の通貨の第1の通貨に対する変換レートを記憶
する変換レート記憶手段と、商品登録手段により販売登
録された商品の販売データ及び締め登録手段により締め
登録された取引の合計データを変換レート記憶手段によ
り記憶した変換レートでそれぞれ第2の通貨の金額のデ
ータに変換する金額データ変換手段と、第2の通貨によ
るレシートの発行を指令するレシート発行指令手段と、
このレシート発行指令手段により第2の通貨によるレシ
ートの発行が指令されると第1の通貨の金額で印字した
レシートの後に金額データ変換手段により第2の通貨の
金額のデータに変換された商品販売データ及び取引合計
データを印字したレシートを発行する後レシート発行手
段とを備えたものである。
【0007】本願請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明の金額データ変換手段を、商品登録手段により商
品の販売登録が行われる毎にその商品の販売データを変
換レート記憶手段により記憶した変換レートで第2の通
貨の金額のデータに変換する商品販売データ変換手段
と、締め登録手段により1取引の締め登録が行われる毎
にその取引の合計データを変換レート記憶手段により記
憶した変換レートで外貨の金額のデータに変換する取引
合計データ変換手段とする。そして、商品販売データ変
換手段及び取引合計データ変換手段により第2の通貨の
金額のデータに変換された商品販売データ及び取引合計
データを記憶する変換後データ記憶手段を設ける。しか
して、後レシート発行手段を、レシート発行指令手段に
より第2の通貨によるレシートの発行が指令されると第
1の通貨の金額で印字したレシートの後に変換後データ
記憶手段により記憶されている当該1取引の商品販売デ
ータ及び取引合計データを印字したレシートを発行する
ようにしたものである。
【0008】本願請求項3記載の発明は、請求項1記載
の発明の変換レート記憶手段を、複数の第2の通貨の第
1の通貨に対する変換レートをそれぞれ記憶する手段と
する。そして、この変換レート記憶手段により記憶され
ている複数の第2の通貨の変換レートの中からいずれか
1つの変換レートを指定する変換レート指定手段を設け
る。しかして、金額データ変換手段を、商品登録手段に
より販売登録された商品の販売データ及び締め登録手段
により締め登録された取引の合計データを変換レート指
定手段により指定された変換レートでそれぞれ第2の通
貨の金額のデータに変換するようにしたものである。
【0009】本願請求項4記載の発明は、請求項1,2
または3のいずれか1項記載の発明における後レシート
発行手段を、第2の通貨の金額のデータに変換された商
品販売データ及び取引合計データとともに第2の通貨の
金額のデータであることを示すコメントを印字したレシ
ートを発行する手段としたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。はじめに、本願請求項1,2
及び4記載の発明に関わる第1の実施の形態について図
1〜8を用いて説明する。なお、この第1の実施の形態
は、商品登録手段により商品の販売登録が行われるとそ
の商品の販売データを自国で流通している通貨,いわゆ
る邦貨(第1の通貨)の金額でメモリ部に登録処理し、
締め登録手段により1取引の締め登録が行われるとその
1取引で売買された商品の販売データ及び合計データを
邦貨の金額で印字したレシートを発行する電子式キャッ
シュレジスタにおいて、その邦貨の金額で登録商品の販
売金額や取引合計金額が印字されたレシートの後に、予
め設定された変換レートにより外国で流通している通
貨,いわゆる外貨(第2の通貨)の金額に変換された登
録商品の販売金額や取引合計金額が印字されたレシート
を選択的に発行できるようにしたものである。
【0011】図1はかかる電子式キャッシュレジスタの
要部構成を示すブロック図であって、この電子式キャッ
シュレジスタは、制御部本体としてCPU(Central Pr
ocessing Unit )1を搭載している。また、プログラム
などの固定的データを格納したROM(Read Only Memo
ly)2、商品販売データを登録処理するための各種メモ
リエリアが形成されるRAM(Random Access Memoly)
3、日付及び時刻を計時する時計部4、モードスイッチ
5からの信号を入力するとともにドロワ(不図示)を自
動開放するドロワ開放装置6に駆動信号を出力するI/
Oポート7、キーボード8からのキー信号を取込むキー
ボードコントローラ9、オペレータ用表示器10及び客
用表示器11の駆動をそれぞれ制御しデータを表示させ
る表示コントローラ12、レシート及びジャーナル印字
用のプリンタ13の駆動を制御しレシート印字及びジャ
ーナル印字を行わせるプリンタコントローラ14等を搭
載している。そして前記CPU1と、ROM2,RAM
3,時計部4,I/Oポート7,キーボードコントロー
ラ9,表示コントローラ12及びプリンタコントローラ
14とを、アドレスバス,データバス等のバスライン1
5で接続している。
【0012】前記モードスイッチ5は、「登録」,「精
算」,「設定」などの各種業務モードを選択しその実行
を前記CPU1に指令するためのスイッチである。ここ
で「登録」とは、商品登録手段により販売商品の登録が
行われるとその登録商品の販売データをメモリ部に登録
処理し、締め登録手段により1取引の締め登録が行われ
るとその取引で売買された商品の販売データ及び合計デ
ータを印字したレシートをプリンタ13より発行する業
務のモードである。また、「精算」とは、登録業務によ
って各商品の販売データが登録処理されたメモリ部の内
容をプリンタ13より印字出力した後、そのメモリ部の
内容をクリアする業務のモードであり、「設定」とは、
登録業務等を実行するのに必要なデータを予めRAM3
に設定する業務のモードである。
【0013】前記キーボード8は、図2に示すように、
商品の金額等を置数するための置数キー81、各商品を
分類する部門コード(この例では[001]〜[00
6]の6部門)がそれぞれプリセットされた6個の部門
キー82、クリアキー83、乗算キー84、小計キー8
5、現計キー86などの他、外貨によるレシートの発行
を指令する外貨レシートキー87を配設したもので、部
門キー82は商品登録手段を構成し、現計キー86は締
め登録手段の一部を構成し、外貨レシートキー87はレ
シート発行指令手段の一部を構成する。
【0014】図3は第1の実施の形態における電子式キ
ャッシュレジスタのRAM3に形成した主要なメモリエ
リアを示しており、図中31は登録商品の販売データを
登録処理するメモリ部として機能する取引別メモリであ
る。この取引別メモリ31は、登録商品の販売点数及び
販売金額を部門コード別に分類して累計するとともに取
引合計点数及び取引合計金額を累計するもので、コー
ド,名称,点数,金額の各項目エリアからなる。そし
て、コードエリアには各部門コード[001]〜00
6]と取引合計を示すコード[TTL]とが予め設定さ
れ、名称エリアには対応する部門コードの名称[DP
1]〜[DP6]と取引合計の名称[CASH]とが予
め設定されている。点数エリアおよび金額エリアは精算
業務終了後に“0”クリアされる。
【0015】同図中32は1取引(商品売買取引)とし
て販売登録された商品の点数および金額を合計する取引
合計器であり、33は1取引の登録中に“1”にセット
される登録中フラグのフラグメモリであり、34はキー
コード,コードNo,ステータス,点数,単価,金額の
各項目からなる登録データを一時記憶する登録データバ
ッファである。なお、「ステータス」は登録データの状
態(戻し登録,乗算登録,締め登録など)を識別する情
報である。
【0016】同図中35は置数キー81によって置数さ
れた数値データを一時格納する置数レジスタであり、3
6は外貨の邦貨に対する変換レートを記憶する外貨レー
トメモリであり、37はその変換レートで金額が変換さ
れた商品販売データや取引合計データのレシート印字デ
ータを一連のアドレス番号1,2,3,…順に蓄積記憶
する外貨レシートバッファであり、38は上記外貨レシ
ートバッファの書込みアドレス番号を計数する書込カウ
ンタメモリであり、39は上記外貨レシートバッファの
読出しアドレス番号を計数する読出カウンタメモリであ
る。ここに、外貨レートメモリ36は変換レート記憶手
段の一部を構成し、外貨レシートバッファ37は変換後
データ記憶手段の一部を構成する。
【0017】しかして、この第1の実施の形態の電子式
キャッシュレジスタは、前記モードスイッチ5により
「設定」モードが選択されている状態で、CPU1がプ
ログラムに基づく演算処理を行うと、特に図4の流れ図
に示す外貨レート設定処理を実行する。すなわちCPU
1は、「設定」モードにおいて置数キー81により外貨
レート設定処理の開始を指令するコードが置数入力され
るとこの外貨レート設定処理を開始し、先ず、ST(ス
テップ)1として置数レジスタ35をクリアする。次
に、ST2として置数キー81により置数が行われるの
を待機する。そして、置数が行われるごとに、置数レジ
スタ35のデータをそれぞれ1桁ずつ上位にシフトした
後、このシフトによって空いた最下位桁に置数された数
値を格納する処理を実行する。なお、ST3としてクリ
アキー83が入力された場合には、ST1に戻って置数
レジスタ35を一旦クリアする。その後、ST4として
現計キー86が入力されたならば、ST5として置数レ
ジスタ35のデータを外貨レートメモリ36に転送して
上書き格納する。以上で、外貨レート設定処理を終了す
る。
【0018】また、この電子式キャッシュレジスタは、
前記モードスイッチ5により「登録」モードが選択され
ている状態で、特に図5〜7の流れ図に示す各処理をC
PU1が実行可能なように組み込まれたプログラムを備
えている。図5は部門登録処理を示す流れ図であって、
CPU1は、「登録」モードにおいて置数キー81によ
り商品の邦貨による金額(単価)に相当する数値データ
が置数された後、部門キー82が入力されると、この部
門登録処理を開始し、先ず、ST1としてフラグメモリ
33の登録中フラグを調べる。ここで、登録中フラグが
“0”にリセットされていた場合には、部門キー82の
入力により1買物客との商品売買取引の1品目の商品登
録が行われたと判断し、取引合計器32及び外貨レシー
トバッファ37をクリアする。また、書込カウンタメモ
リ38のカウント値Aを“0”にリセットする。さら
に、フラグメモリ33の登録中フラグを“1”にセット
する。ST1にて登録中フラグが“1”にセットされて
いた場合には、1買物客との商品売買取引の2品目以降
の商品登録が行われたので、上記処理は行わない。
【0019】次に、CPU1は、ST2としてキーコー
ド,コードNo,ステータス,点数,単価,金額の各項
目からなる登録データを登録データバッファ34に格納
し、置数レジスタ35をクリアする。この場合におい
て、キーコードは入力された部門キー82のキーコード
であり、コードNoは当該部門キー82に設定された部
門コードである。登録点数は乗算登録(商品登録前に置
数キー81と乗算キー84とにより乗数が入力された登
録)の場合はその乗数であり、乗算登録でない場合は
「1」である。単価は置数レジスタ35に格納されてい
る置数データであり、登録金額は登録点数に単価を乗じ
て算出した金額である。ステータスは乗算登録のときに
乗算登録であることを示す値となる。
【0020】次に、ST3として取引メモリ31の各部
門コードに対応したエリアのうち、登録データバッファ
34に格納されているコードNoと一致する部門コード
の点数エリア及び金額エリアに上記登録データバッファ
34に格納されている登録点数と登録金額をそれぞれ加
算する。また、ST4として取引合計器32の取引点数
エリア及び取引金額エリアに上記登録点数と登録金額を
それぞれ加算する。さらに、ST5として取引メモリ3
1の該当部門コードに対応した名称エリアに設定されて
いる部門名称を読出し、この部門名称と上記登録金額と
をオペレータ用表示器10及び客用表示器11に表示す
る。
【0021】次に、ST6として邦貨の金額によるレシ
ート(以下、邦貨レシートと称する)に印字するための
部門登録明細データを編集する。乗算登録の場合には、
登録データバッファ34に格納されている登録点数,単
価及び登録金額の各データと取引メモリ31から読出し
た部門名称データとで部門登録明細データの邦貨レシー
ト印字データを編集する。乗算登録でない場合には、登
録データバッファ34に格納されている登録金額データ
と取引メモリ31から読出した部門名称データとで部門
登録明細データの邦貨レシート印字データを編集する。
しかる後、ST7としてこの部門登録明細データの邦貨
レシート印字データをプリンタ13に送出して、レシー
ト用紙及びジャーナル用紙に印字出力させる。
【0022】次にCPU1は、ST8として登録データ
バッファ34に格納されている単価データを外貨レート
メモリ36に設定されている変換レートで除算すること
により登録商品の単価を外貨の金額(小数点以下切捨
て)に変換し、この変換後の単価に登録点数を乗じて外
貨の金額による登録金額を算出する(商品販売データ変
換手段)。そして次に、ST9としてこの外貨の金額に
変換された単価及び登録金額を用いて、外貨の金額によ
るレシート(以下、外貨レシートと称する)に印字する
ための部門登録明細データを編集する。乗算登録の場合
には登録点数,単価,変換後の登録金額,部門名称の各
データで部門登録明細データの外貨レシート印字データ
を編集し、乗算登録でない場合には変換後の登録金額デ
ータと部門名称データとで部門登録明細データの外貨レ
シート印字データを編集する。しかる後、ST10とし
て書込カウンタメモリ38のカウント値Aを+1更新し
たならば、ST11として外貨レシートバッファ37の
アドレス番号Aに対応する領域に、ST9の処理で編集
した部門登録明細データの外貨レシート印字データを書
込み保存して、この部門登録処理を終了する。
【0023】図6は締め登録処理を示す流れ図であっ
て、CPU1は、「登録」モードにおいて現計キー86
が入力されると、この締め登録処理を開始し、先ず、S
T1としてフラグメモリ33の登録中フラグを調べる。
ここで、登録中フラグが“0”にリセットされていた場
合には、1取引の商品登録前に締め登録が行われた誤操
作なので、現計キー86の入力をエラーとして無視す
る。
【0024】ST1にて登録中フラグが“1”にセット
されていた場合には、ST2としてキーコード,コード
No,ステータス,点数,単価,金額の各項目からなる
登録データを登録データバッファ34に格納する。この
場合において、キーコードは現計キー31のキーコード
であり、登録点数及び登録金額は取引合計器32に記憶
された取引点数及び取引金額である。また、コードNo
及び単価は“0”であり、ステータスは締め登録である
ことを示す値となる。
【0025】次に、ST3として取引メモリ31の取引
合計コード[TTL]の点数エリア及び金額エリアに登
録データバッファ34に格納されている登録点数(取引
点数)及び登録金額(取引金額)をそれぞれ加算する。
また、ST4として取引メモリ31の取引合計コードに
対応した名称エリアに設定されている取引合計名称[C
ASH]を読出し、この取引合計名称と上記登録金額
(取引金額)とをオペレータ用表示器10及び客用表示
器11に表示する。
【0026】次に、ST5として前記邦貨レシートに印
字するための締め登録明細データを編集する。このと
き、登録データバッファ34に格納されている登録点数
(取引点数)及び登録金額(取引金額)の各データと取
引メモリ31から読出した取引合計名称データとで締め
登録明細データの邦貨レシート印字データを編集する。
しかる後、ST6としてこの締め登録明細データの邦貨
レシート印字データをプリンタ13に送出して、レシー
ト用紙及びジャーナル用紙に印字出力させる。
【0027】次にCPU1は、ST7として登録データ
バッファ34に格納されている登録金額(取引金額)デ
ータを外貨レートメモリ36に設定されている変換レー
トで除算することにより取引金額を外貨の金額(小数点
以下切捨て)に変換する(取引合計データ変換手段)。
そして次に、ST8としてこの外貨の金額に変換された
取引金額を用いて、前記外貨レシートに印字するための
締め登録明細データを編集する。この場合も、登録デー
タバッファ34に格納されている登録点数(取引点数)
と、変換後の取引金額と、取引メモリ31から読出した
取引合計名称データとで締め登録明細データの外貨レシ
ート印字データを編集する。しかる後、ST9として書
込カウンタメモリ38のカウント値Aを+1更新したな
らば、ST10として外貨レシートバッファ37のアド
レス番号Aに対応する領域に、ST8の処理で編集した
締め登録明細データの外貨レシート印字データを書込み
保存する。その後、CPU1は、ST11としてプリン
タ13にロングレシートのコマンドを送出して、1取引
で売買された商品の販売データや合計データが邦貨の金
額で印字された邦貨レシートR1(図8参照)の発行を
制御したならば、ST12としてフラグメモリ33の登
録中フラグを“0”にリセットして、この締め登録処理
を終了する。
【0028】図7は外貨レシートキー処理を示す流れ図
であって、CPU1は、「登録」モードにおいて外貨レ
シートキー87が入力されると、このキー処理を開始
し、先ず、ST1としてフラグメモリ33の登録中フラ
グを調べる。ここで、登録中フラグが“1”にセットさ
れていた場合には、1取引の商品登録中に外貨レシート
の発行が指令された誤操作と判断し、外貨レシートキー
87の入力をエラーとして無視する。
【0029】ST1にて登録中フラグが“0”にリセッ
トされていた場合には、ST2として書込カウンタメモ
リ38を調べる。ここで、カウント値Aが「0」の場合
には外貨レシートバッファ37に外貨レシート印字デー
タが格納されていないと判断し、外貨レシートを発行す
ることなく、このキー処理を終了する。
【0030】ST2にて書込カウンタメモリ38のカウ
ント値Aが「0」より大きい場合には、ST3として読
出カウンタメモリ39のカウント値Bを“0”にリセッ
トする。次に、ST4として上記読出カウンタメモリ3
9のカウント値Bを+1更新したならば、ST5として
その読出カウンタメモリ39のカウント値Bと書込カウ
ンタメモリ38のカウント値Aとを比較する。ここで、
カウント値Bがカウント値A以下の場合には、外貨レシ
ートバッファ37に未印字の外貨レシート印字データが
存在するので、ST6として外貨レシートバッファ37
のアドレス番号Bの領域に格納されている外貨レシート
印字データを読出し、ST7としてこの外貨レシート印
字データをプリンタ13に送出して、レシート用紙及び
ジャーナル用紙に印字出力させる。
【0031】その後、ST4に戻り、読出カウンタメモ
リ39のカウント値Bを+1更新した後、書込カウンタ
メモリ38のカウント値Aと比較する。こうして、カウ
ント値Bがカウント値Aを上回るまで、外貨レシートバ
ッファ37のアドレス番号Bの領域に格納されている外
貨レシート印字データレシート用紙及びジャーナル用紙
に印字出力させる処理を繰返す。そして、ST5にてカ
ウント値Bがカウント値Aを上回ったことを確認したな
らば、ST8としてプリンタ13にロングレシートのコ
マンドを送出して、1取引で売買された商品の販売デー
タや合計データが外貨の金額で印字された外貨レシート
R2(図8参照)の発行を制御して、この外貨レシート
キー処理を終了する。
【0032】このように構成された第1の実施の形態の
電子式キャッシュレジスタにおいては、外貨レートメモ
リ36に任意の外貨の変換レートを設定できるようにな
っている。すなわち、「設定」モードにおいて外貨レー
ト設定処理を選択する。この状態で、任意の外貨の変換
レートを置数キー81で置数した後、現計キー86を押
下する。こうすることにより、外貨レートメモリに36
には置数データが外貨の変換レートとして設定されるも
のとなっている。
【0033】こうして、外貨の変換レートが設定された
本実施の形態の電子式キャッシュレジスタは、部門キー
82の操作により商品の販売登録が行われるとその商品
の販売データを邦貨の金額で取引メモリ31に登録処理
し、現計キー86の操作により1取引の締め登録が行わ
れるとその1取引で売買された商品の販売データ及び合
計データを邦貨の金額で印字した邦貨レシートR1を発
行するようになっている。また、この締め登録処理後に
外貨レシートキー87が操作された場合には、その1取
引で売買された商品の販売金額や合計金額が外貨レート
メモリ36に設定された変換レートで変換された外貨の
金額で印字された外貨レシートR2を後レシートとして
発行するようになっている。
【0034】すなわち、部門キー82の操作により商品
の販売登録が行われる毎に、その商品の販売点数と邦貨
におけるその商品の単価とから登録商品の邦貨における
販売金額が算出され、取引別メモリ31の該当部門コー
ドに対応する点数エリア及び金額エリアに加算処理され
る。また、登録商品の部門名称,販売点数,単価及び販
売金額等の部門登録明細データのレシート印字データが
編集され、プリンタ13によりレシート用紙及びジャー
ナル用紙に印字される。さらに、邦貨の金額からなる単
価が外貨レートメモリ36に設定されていた変換レート
で外貨の金額に変換され、その変換後の単価に販売点数
が乗じられて、登録商品の外貨の金額からなる販売金額
が算出される。そして、この外貨の金額からなる単価及
び販売金額を含む部門登録明細データのレシート印字デ
ータが編集され、このレシート印字データが外貨レシー
トバッファ37に順次蓄積記憶される。
【0035】その後、現計キー84の操作により1取引
の締め登録が行われると、取引合計器32にて算出され
ていた当該取引の合計点数や邦貨の金額からなる合計金
額等を含む締め登録データのレシート印字データが編集
され、プリンタによりレシート用紙及びジャーナル用紙
に印字される。しかる後、レシート用紙のロングフィー
ド処理が行われて、登録商品の販売金額や取引合計金額
が邦貨の金額で印字された邦貨レシートR1が発行され
る。また、当該取引の合計金額が外貨レートメモリ36
に設定されていた変換レートで外貨の金額に変換され、
その変換後の取引金額を含む締め登録データのレシート
印字データが編集される。そして、この締め登録データ
のレシート印字データは外貨レシートバッファ37に部
門登録明細データのレシート印字データに続いて格納保
持される。
【0036】その後、次の商品売買取引の商品登録が開
始される前に、外貨レシートキー87が操作されると、
外貨レシートバッファ37に格納保持されている各レシ
ート印字データが順次読出され、プリンタ13によりレ
シート用紙及びジャーナル用紙に印字される。そして、
最終のレシート印字データつまりは締め登録データのレ
シート印字データが印字されると、レシート用紙のロン
グフィード処理が行われて、登録商品の販売金額や取引
合計金額が外貨の金額に変換されて印字された外貨レシ
ートR2が発行される。
【0037】図8は外貨レートメモリ36に変換レート
=0.632が設定された状態で、単価が100円で部
門コード001に属する商品1点と、単価が200円で
部門コード002に属する商品2点を販売登録した場合
に印字発行される邦貨レシートR1と外貨レシートR2
を示している。なお、レシート印字項目中「YY−MM
−DD」及び「hh:mm」は取引日付及び時刻を示
し、「No.01」は電子式キャッシュレジスタのID
番号を示し、「#001」はキャッシャのID番号を示
し、「0001」は取引番号を示している。
【0038】図示するように、締め登録処理の実行によ
り必ず発行される邦貨レシートR1には、登録商品の単
価及び販売金額や取引合計金額が邦貨の金額のみで印字
されており、外貨レシートキー87が操作された場合に
発行される外貨レシートR2には外貨の金額のみで印字
されているので、レシートの内容が確認しやすいものと
なる。また、外貨レシートR2には外貨レシートである
ことを示すコメント「**外貨後レシート**」を印字
するようにしている。したがって、同一取引のレシート
として邦貨レシートR1と外貨レシートR2の2枚が存
在しても、一方が外貨レシートであると容易に判別でき
るので、2枚のレシートを別々の取引のものとするよう
な不正を防止できる。また、外貨レシートR2には変換
レートも印字するようにしたので、買物客が変換レート
を容易に確認できる効果も奏する。
【0039】また、1取引の締め登録処理後に外貨レシ
ートキー87を操作することにより上記外貨レシートR
2を発行可能であるので、外貨による金額情報が不要な
買物客にまで外貨レシートR2を発行してしまう無駄が
ない上、買物客との商品売買取引を開始した後でその買
物客から外貨による支払いや外貨での明細を要求された
場合にも容易に対応することができ、実用性が高い。ま
た、キャッシャが買物客との商品売買取引を開始する前
にその買物客が外貨を使用したり外貨での明細を必要と
しているかを確認する面倒な作業も省略できるようにな
る。
【0040】さらに、商品登録が行われる毎に、その登
録商品の邦貨の金額からなる単価を外貨レートメモリ3
6に設定された変換レートで外貨の金額に変換し、その
変換後の単価に販売点数を乗じて登録商品の外貨の金額
からなる販売金額を算出し、この外貨の金額からなる単
価及び販売金額を含む部門登録明細データのレシート印
字データを編集して、このレシート印字データを外貨レ
シートバッファ37に記憶する。また、1取引の締め登
録が行われると、当該取引の合計金額を外貨レートメモ
リ36に設定された外貨の金額に変換し、その変換後の
取引金額を含む締め登録データのレシート印字データを
編集して、この締め登録データのレシート印字データを
外貨レシートバッファ37に記憶する。そして外貨レシ
ートキー87が入力されると、邦貨レシートR1の発行
後に外貨レシートバッファ37に記憶されたレシート印
字データを順次読出して外貨レシートR2を印字発行す
るようになっている。したがって、外貨レシートの発行
が指令される前に既にレシート印字データの金額を外貨
の金額に変換して記憶しているので、外貨レシートR2
の発行に要する時間を短縮できる。
【0041】ところで、複数の国の通貨を1種類の通貨
に統合する通貨統合が実施された場合、商品売買はその
統合された通貨で行われるものの、実施初期の頃には多
くの買物客が統合前の通貨での取引明細を要求すると考
えられる。しかも、通貨統合される国は大部分が国境を
接しているので、自国の買物客からの要求だけでなく他
国の買物客からの要求にも答えられるようにしなければ
ならない。このため、外貨の変換レートは1種類に限ら
ず、複数種類のなかから買物客が要求する通貨の変換レ
ートを選択できることが望ましい。
【0042】そこで次に、本願請求項3及び4記載の発
明に関わる第2の実施の形態について図9〜16を用い
て説明する。なお、この第2の実施の形態は、商品登録
手段により商品の販売登録が行われるとその商品の販売
データを邦貨の金額でメモリ部に登録処理し、締め登録
手段により1取引の締め登録が行われるとその1取引で
売買された商品の販売データ及び合計データを邦貨の金
額で印字したレシートを発行する電子式キャッシュレジ
スタにおいて、その邦貨の金額で登録商品の販売金額や
取引合計金額が印字されたレシートの後に、4種類の変
換レートの中から任意に選択された変換レートにより外
貨の金額に変換された登録商品の販売金額や取引合計金
額が印字されたレシートを選択的に発行できるようにし
たものである。なお、この第2の実施の形態における電
子式キャッシュレジスタのハードウェア構成は前記第1
の実施の形態の電子式キャッシュレジスタと同一であ
り、図1における符号を用いてその説明を省略する。
【0043】図9は第2の実施の形態の電子式キャッシ
ュレジスタにおけるキーボード8の主要なキー配置を示
しており、この第2の実施の形態においては、第1の実
施の形態の電子式キャッシュレジスタが有する置数キー
81,部門キー82,クリアキー83,乗算キー84,
小計キー85,現計キー86及び外貨レシートキー87
に加えて、4種類の外貨を識別する番号1,2,3,4
それぞれ割り当てられた4つの外貨キー88を備えてい
る。ここに、この外貨キー88は、変換レート記憶手段
により記憶されている複数の外貨の変換レートの中から
いずれか1つの変換レートを指定する変換レート指定手
段を構成する。
【0044】図10は第2の実施の形態における電子式
キャッシュレジスタのRAM3に形成した主要なメモリ
エリアを示しており、この電子式キャッシュレジスタ
も、第1の実施の形態と同様の取引メモリ31,取引合
計器32,登録中フラグのフラグメモリ33,置数レジ
スタ35及び外貨レートメモリ36を有している。さら
に、この第2の実施の形態の電子式キャッシュレジスタ
は、4種類の外貨キー88にそれぞれ割り当てられた外
貨の識別番号に対応してその外貨の変換レートをそれぞ
れ記憶する変換レート記憶手段としての変換レートテー
ブル301、前記外貨指定手段としての外貨キー88に
よって指定された外貨の番号を記憶する外貨指定メモリ
302、キーコード,コードNo,ステータス,点数,
単価,金額の各項目からなる1取引分の登録データを一
連のアドレス番号1,2,3,…順に蓄積記憶する取引
セーブバッファ303、上記取引セーブバッファ303
の書込みアドレス番号を計数する書込カウンタメモリ3
04、上記取引セーブバッファ303の読出しアドレス
番号を計数する読出カウンタメモリ305を有してい
る。なお、変換レートテーブル301には、4種類の外
貨キー88にそれぞれ割り当てられた外貨の識別番号に
対応して、標準指定の外貨であるとき“1”にセットさ
れる標準フラグの記憶エリアが形成されている。
【0045】しかして、この第2の実施の形態の電子式
キャッシュレジスタは、前記モードスイッチ5により
「設定」モードが選択されている状態で、特に図10の
流れ図に示す外貨レート設定処理をCPU1が実行可能
なように組み込まれたプログラムを備えている。すなわ
ちCPU1は、「設定」モードにおいて置数キー81に
より外貨レート設定処理の開始を指令するコードが置数
入力されるとこの外貨レート設定処理を開始し、先ず、
ST1として置数レジスタ35をクリアする。次に、S
T2として置数キー81により置数が行われるのを待機
する。そして、置数が行われるごとに、置数レジスタ3
5のデータをそれぞれ1桁ずつ上位にシフトした後、こ
のシフトによって空いた最下位桁に置数された数値を格
納する処理を実行する。なお、ST3としてクリアキー
83が入力された場合には、ST1に戻って置数レジス
タ35を一旦クリアする。その後、ST4として4つの
外貨キー88のうちの1キーが入力されたならば、その
入力された外貨キー88に割り当てられた識別番号を取
得し、ST5として置数レジスタ35のデータを外貨レ
ートテーブル301における該当識別番号のレートエリ
アに転送して上書き格納する。その後、ST6として小
計キー85が入力されたならば、ST1に戻る。また、
ST7として現計キー86が入力されたならば、この外
貨レート設定処理を終了する。
【0046】また、この第2の実施の形態の電子式キャ
ッシュレジスタは、同じく「設定」モードが選択されて
いる状態で、特に図11の流れ図に示す標準外貨設定処
理をCPU1が実行可能なように組み込まれたプログラ
ムを備えている。すなわちCPU1は、「設定」モード
において置数キー81により標準外貨設定処理の開始を
指令するコードが置数入力されるとこの標準外貨設定処
理を開始する。そして、4つの外貨キー88のうちの1
キーが入力されるのを待機する。ここで、ST1として
識別番号1が割り当てられた外貨キー88が入力された
場合には、外貨レートテーブル301における各標準フ
ラグのうち識別番号1に対応した標準フラグを“1”に
セットし、他の識別番号2,3,4に対応した標準フラ
グを皆“0”にリセットして、この標準外貨設定処理を
終了する。また、ST2として識別番号2が割り当てら
れた外貨キー88が入力された場合には、外貨レートテ
ーブル301における各標準フラグのうち識別番号2に
対応した標準フラグを“1”にセットし、他の識別番号
1,3,4に対応した標準フラグを皆“0”にリセット
して、この標準外貨設定処理を終了する。同様に、ST
3として識別番号3が割り当てられた外貨キー88が入
力された場合には、識別番号3に対応した標準フラグの
みを“1”にセットし、ST4として識別番号4が割り
当てられた外貨キー88が入力された場合には、識別番
号4に対応した標準フラグのみを“1”にセットして、
この標準外貨設定処理を終了する。
【0047】また、この電子式キャッシュレジスタは、
前記モードスイッチ5により「登録」モードが選択され
ている状態で、特に図13〜16の流れ図に示す各処理
をCPU1が実行可能なように組み込まれたプログラム
を備えている。図13は部門登録処理を示す流れ図であ
って、CPU1は、「登録」モードにおいて置数キー8
1により商品の邦貨による金額(単価)に相当する数値
データが置数された後、部門キー82が入力されると、
この部門登録処理を開始し、先ず、ST1としてフラグ
メモリ33の登録中フラグを調べる。ここで、登録中フ
ラグが“0”にリセットされていた場合には、部門キー
82の入力により1買物客との商品売買取引の1品目の
商品登録が行われたと判断し、取引合計器32及び取引
セーブバッファ303をクリアする。また、書込カウン
タメモリ304のカウント値Aを“0”にリセットす
る。さらに、フラグメモリ33の登録中フラグを“1”
にセットする。ST1にて登録中フラグが“1”にセッ
トされていた場合には、1買物客との商品売買取引の2
品目以降の商品登録が行われたと判断し、上記処理は行
わない。
【0048】次に、CPU1は、ST2として書込みカ
ウンタメモリ304のカウント値Aを+1更新した後、
ST3としてキーコード,コードNo,ステータス,点
数,単価,金額の各項目からなる登録データを取引セー
ブバッファ303のアドレス番号Aに対応するエリアに
格納し、置数レジスタ35をクリアする。この場合にお
いて、キーコードは入力された部門キー82のキーコー
ドであり、コードNoは当該部門キー82に設定された
部門コードである。登録点数は乗算登録の場合はその乗
数であり、乗算登録でない場合は「1」である。単価は
置数レジスタ35に格納されている置数データであり、
登録金額は登録点数に単価を乗じて算出した金額であ
る。ステータスは乗算登録のときに乗算登録であること
を示す値となる。
【0049】次に、ST4として取引メモリ31の各部
門コードに対応したエリアのうち、取引セーブバッファ
34のアドレス番号Aに対応するエリアに格納されてい
るコードNoと一致する部門コードの点数エリア及び金
額エリアに同取引セーブバッファ34のアドレス番号A
に対応するエリアに格納されている登録点数と登録金額
をそれぞれ加算する。また、ST5として取引合計器3
2の取引点数エリア及び取引金額エリアに上記登録点数
と登録金額をそれぞれ加算する。さらに、ST6として
取引メモリ31の該当部門コードに対応した名称エリア
に設定されている部門名称を読出し、この部門名称と上
記登録金額とをオペレータ用表示器10及び客用表示器
11に表示する。
【0050】次に、ST7として邦貨の金額による邦貨
レシートに印字するための部門登録明細データを編集す
る。乗算登録の場合には、取引セーブバッファ34のア
ドレス番号Aに対応するエリアに格納されている登録点
数,単価及び登録金額の各データと取引メモリ31から
読出した部門名称データとで部門登録明細データの邦貨
レシート印字データを編集する。乗算登録でない場合に
は、上記登録金額データと部門名称データとで部門登録
明細データの邦貨レシート印字データを編集する。しか
る後、ST8としてこの部門登録明細データの邦貨レシ
ート印字データをプリンタ13に送出して、レシート用
紙及びジャーナル用紙に印字出力させたならば、この部
門登録処理を終了する。
【0051】図14は締め登録処理を示す流れ図であっ
て、CPU1は、「登録」モードにおいて現計キー86
が入力されると、この締め登録処理を開始し、先ず、S
T1としてフラグメモリ33の登録中フラグを調べる。
ここで、登録中フラグが“0”にリセットされていた場
合には、1取引の商品登録前に締め登録が行われた誤操
作と判断し、現計キー86の入力をエラーとして無視す
る。
【0052】ST1にて登録中フラグが“1”にセット
されていた場合には、ST2として書込みカウンタメモ
リ304のカウント値Aを+1更新した後、ST3とし
てキーコード,コードNo,ステータス,点数,単価,
金額の各項目からなる登録データを取引セーブバッファ
303のアドレス番号Aに対応するエリアに格納する。
この場合において、キーコードは現計キー31のキーコ
ードであり、登録点数及び登録金額は取引合計器32に
記憶された取引点数及び取引金額である。また、コード
No及び単価は“0”であり、ステータスは締め登録で
あることを示す値となる。
【0053】次に、ST4として取引メモリ31の取引
合計コード[TTL]の点数エリア及び金額エリアに取
引セーブバッファ34のアドレス番号Aに対応するエリ
アに格納されている登録点数(取引点数)及び登録金額
(取引金額)をそれぞれ加算する。また、ST5として
取引メモリ31の取引合計コードに対応した名称エリア
に設定されている取引合計名称[CASH]を読出し、
この取引合計名称と上記登録金額(取引金額)とをオペ
レータ用表示器10及び客用表示器11に表示する。
【0054】次に、ST6として前記邦貨レシートに印
字するための締め登録明細データを編集する。このと
き、取引セーブバッファ34のアドレス番号Aに対応す
るエリアに格納されている登録点数(取引点数)及び登
録金額(取引金額)の各データと取引メモリ31から読
出した取引合計名称データとで締め登録明細データの邦
貨レシート印字データを編集する。しかる後、ST7と
してこの締め登録明細データの邦貨レシート印字データ
をプリンタ13に送出して、レシート用紙及びジャーナ
ル用紙に印字出力させる。
【0055】その後、CPU1は、ST8としてプリン
タ13にロングレシートのコマンドを送出して、1取引
で売買された商品の販売データや合計データが邦貨の金
額で印字された邦貨レシートR1(図8参照)の発行を
制御したならば、ST9としてフラグメモリ33の登録
中フラグを“0”にリセットして、この締め登録処理を
終了する。
【0056】図7は外貨キー処理を示す流れ図であっ
て、CPU1は、「登録」モードにおいて4つの外貨キ
ー88のうちの1キーが入力されると、このキー処理を
開始し、先ず、入力された外貨キーに割り当てられてい
る識別番号を判別する。ここで、識別番号「1」が割り
当てられた外貨キー88が入力された場合には(ST1
のYES)、外貨指定メモリ302に識別番号「1」を
格納する。また、識別番号「2」が割り当てられた外貨
キー88が入力された場合には(ST2のYES)、外
貨指定メモリ302に識別番号「2」を格納する。同様
に、識別番号「3」が割り当てられた外貨キー88が入
力された場合には(ST3のYES)、外貨指定メモリ
302に識別番号「3」を格納し、識別番号「4」が割
り当てられた外貨キー88が入力された場合には(ST
3のNO)、外貨指定メモリ302に識別番号「4」を
格納する。その後、外貨レートテーブル301から外貨
指定メモリ302に格納された識別番号に対応する変換
レートを読出し、この変換レートをオペレータ用表示器
10及び客用表示器11に表示して、この外貨キー処理
を終了する。
【0057】図16は外貨レシートキー処理を示す流れ
図であって、CPU1は、「登録」モードにおいて外貨
レシートキー87が入力されると、このキー処理を開始
し、先ず、ST1としてフラグメモリ33の登録中フラ
グを調べる。ここで、登録中フラグが“1”にセットさ
れていた場合には、1取引の商品登録中に外貨レシート
の発行が指令された誤操作と判断し、外貨レシートキー
87の入力をエラーとして無視する。
【0058】ST1にて登録中フラグが“1”にセット
されていた場合には、ST2として書込カウンタメモリ
304を調べる。ここで、カウント値Aが「0」の場合
には取引セーブバッファ37に登録データが格納されて
いないと判別し、外貨レシートを発行することなく、こ
のキー処理を終了する。
【0059】ST2にて書込カウンタメモリ304のカ
ウント値Aが「0」より大きい場合には、ST3として
外貨指定メモリ302に外貨の識別番号が格納されてい
るか否かを判断する。そして、格納されている場合に
は、その識別番号で識別される外貨への変換が指定され
ていると判別し、ST4として外貨レートテーブル30
1から外貨指定メモリ302に格納された識別番号に対
応する変換レートを読出し、この変換レートを外貨レー
トメモリ36に格納する。これに対し、外貨指定メモリ
302に識別番号が格納されていない場合には、標準外
貨として予め設定された外貨への変換が指定されている
と判別し、ST5として外貨レートテーブル301から
標準フラグが“1”にセットされた識別番号に対応する
変換レートを読出し、この変換レートを外貨レートメモ
リ36に格納する。
【0060】次に、ST6として読出カウンタメモリ3
9のカウント値Bを“0”にリセットする。次に、ST
7として上記読出カウンタメモリ39のカウント値Bを
+1更新したならば、ST8としてその読出カウンタメ
モリ39のカウント値Bと書込カウンタメモリ38のカ
ウント値Aとを比較する。ここで、カウント値Bがカウ
ント値A以下の場合には、取引セーブバッファ303に
未処理の登録データが存在するので、ST9として取引
セーブバッファ303のアドレス番号Bの領域に格納さ
れている登録データを読出す。そして、ST10として
この登録データ中の金額データ(部門登録明細データの
場合は単価及び登録金額,締め登録データの場合は取引
合計金額)を外貨レートメモリ36に設定されている変
換レートで除算することにより外貨の金額(小数点以下
切捨て)に変換する(金額データ変換手段)。しかる
後、ST11としてこの外貨の金額に変換されたデータ
を用いて前記邦貨レシートの場合と同様にして前記外貨
レシートへの印字データを編集し、ST12としてこの
印字データをプリンタ13に送出して、レシート用紙及
びジャーナル用紙に印字出力させる。
【0061】その後、ST7に戻り、読出カウンタメモ
リ304のカウント値Bを+1更新した後、書込カウン
タメモリ303のカウント値Aと比較する。こうして、
カウント値Bがカウント値Aを上回るまで、取引セーブ
バッファ303のアドレス番号Bの領域に格納されてい
る登録データを順次読出し、その登録データ中の金額デ
ータを外貨レートメモリ36に格納された変換レートで
変換した後、外貨レシート用の印字データに編集してレ
シート用紙及びジャーナル用紙に印字出力させる処理を
繰返す。そして、ST8にてカウント値Bがカウント値
Aを上回ったことを確認したならば、ST13としてプ
リンタ13にロングレシートのコマンドを送出して、1
取引で売買された商品の販売データや合計データが外貨
の金額で印字された外貨レシートR2(図8参照)の発
行を制御する。その後、ST14として外貨レートメモ
リ36及び外貨指定メモリ302をクリアし、各表示器
10,11に外貨指定メモリ302内の識別番号に対応
した変換レートが表示されている場合はその表示を消去
して、この外貨レシートキー処理を終了する。
【0062】このように構成された第2の実施の形態の
電子式キャッシュレジスタにおいては、外貨レートテー
ブル301に設定されている4種類の外貨の変換レート
のうち任意の外貨の変換レートを選択すると、1取引で
売買された商品の販売データ及び合計データがその選択
した変換レートで外貨の金額に変換され、その変換後の
金額が印字された外貨レシートR2が後レシートとして
発行されるようになっている。
【0063】すなわち、部門キー82の操作により商品
の販売登録が行われる毎に、部門コード,販売点数,邦
貨の金額からなる単価及び販売金額等の部門登録明細デ
ータが取引セーブメモリ303に順次セーブされる。次
いで、現計キー84の操作により1取引の締め登録が行
われると、取引合計器32にて算出されていた当該取引
の合計点数や邦貨の金額からなる合計金額等を含む締め
登録データが取引セーブバッファ303にセーブされ
る。また、登録商品の販売金額や取引合計金額が邦貨の
金額で印字された邦貨レシートR1が発行される。
【0064】その後、次の商品売買取引の商品登録が開
始される前に、外貨レシートキー87が操作されると、
取引セーブバッファ303に格納保持されている各登録
データが順次読出され、その登録データ中の邦貨の金額
データが外貨レートメモリ36に格納された変換レート
で外貨の金額データに変換された後、プリンタ13によ
りレシート用紙に印字され、外貨レシートR2として発
行される。
【0065】この場合において、外貨レートメモリ36
には、外貨レシートキー87の入力前に外貨キー88に
よっていずれか1種の外貨を指定した場合には、その外
貨の変換レートが格納され、指定しない場合には、予め
標準外貨として設定された(標準フラグ=1)の外貨の
変換レートが格納される。
【0066】したがって、この第2の実施の形態におい
ても外貨レシートキー87を入力することで外貨レシー
トR2を発行できるので、第1の実施の形態と同様の効
果を奏し得るのは勿論のこと、複数種類の外貨のなかか
ら買物客が要求する通貨の変換レートを選択して外貨レ
シートR2を発行できる利点がある。なお、この外貨レ
シートR2にも第1の実施の形態と同様に外貨レシート
であることを示すコメントが印字されている。
【0067】また、複数種類の外貨の中から1種類を標
準外貨と設定し、買物客が要求する外貨がこの標準外貨
であれば外貨の指定キー操作を不要にしたので、操作性
も向上できる。なお、この第2の実施の形態では標準外
貨設定処理の実行により標準外貨を任意に設定できるよ
うにしたが、標準外貨を固定化してもよい。また、標準
外貨を設定しなくても本発明の効果は奏し得るものであ
る。また、この第2の実施の形態において、外貨の種類
は4種類に限定されないのは言うまでも無いことであ
る。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように本願請求項1記載の
発明によれば、買物客との商品売買取引を開始した後で
その買物客からその地域で一般的な貨幣として流通して
いる邦貨などの第1の通貨とはレートが異なった第2の
通貨による支払いやその第2の通貨での明細を要求され
た場合にも第2の通貨による金額のレシートを発行する
ことで容易に対応できる上、そのような要求の有無に拘
らず確認しやすいレシートを常に発行することができる
商品販売登録データ処理装置を提供できる。また、本願
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同
等の効果を奏することはもとより、第2の通貨による金
額のレシート発行に要する時間を短縮できる商品販売登
録データ処理装置を提供できる。また、本願請求項3記
載の発明によれば、請求項1記載の発明と同等の効果を
奏することはもとより、複数種類の第2の通貨のなかか
ら買物客が要求する通貨の変換レートを選択して第2の
通貨による金額のレシートを発行できる商品販売登録デ
ータ処理装置を提供できる。また、本願請求項4記載の
発明によれば、第1の通貨の金額によるレシートと第2
の通貨による金額によるレシートとを容易に区別できる
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態における電子式キ
ャッシュレジスタの要部構成を示すブロック図。
【図2】 同第1の実施の形態の電子式キャッシュレジ
スタが有するキーボードの主要なキー配置を示す図。
【図3】 同第1の実施の形態の電子式キャッシュレジ
スタが有するRAMの主要なメモリエリアを示す図。
【図4】 同第1の実施の形態の電子式キャッシュレジ
スタが有するCPUが実行する外貨レート設定処理を示
す流れ図。
【図5】 同CPUが実行する部門登録処理を示す流れ
図。
【図6】 同CPUが実行する締め登録処理を示す流れ
図。
【図7】 同CPUが実行する外貨レシートキー処理を
示す流れ図。
【図8】 邦貨レシートと外貨レシートの一例を示す
図。
【図9】 本発明の第2の実施の形態の電子式キャッシ
ュレジスタが有するキーボードの主要なキー配置を示す
図。
【図10】同第2の実施の形態の電子式キャッシュレジ
スタが有するRAMの主要なメモリエリアを示す図。
【図11】同第2の実施の形態の電子式キャッシュレジ
スタが有するCPUが実行する外貨レート設定処理を示
す流れ図。
【図12】同CPUが実行する標準外貨設定処理を示す
流れ図。
【図13】同CPUが実行する部門登録処理を示す流れ
図。
【図14】同CPUが実行する締め登録処理を示す流れ
図。
【図15】同CPUが実行する外貨キー処理を示す流れ
図。
【図16】同CPUが実行する外貨レシートキー処理を
示す流れ図。
【符号の説明】
1…CPU 5…モードスイッチ 8…キーボード 87…外貨レシートキー 88…外貨キー 13…プリンタ 31…取引メモリ 36…外貨レートメモリ 37…外貨レシートバッファ 301…外貨レートテーブル 302…外貨指定メモリ 303…取引セーブバッファ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品登録手段により商品の販売登録が行
    われるとその商品の販売データを第1の通貨の金額でメ
    モリ部に登録処理し、締め登録手段により1取引の締め
    登録が行われるとその1取引で売買された商品の販売デ
    ータ及び合計データを前記第1の通貨の金額で印字した
    レシートを発行する商品販売登録データ処理装置におい
    て、 前記第1の通貨とは異なる第2の通貨の前記第1の通貨
    に対する変換レートを記憶する変換レート記憶手段と、 前記商品登録手段により販売登録された商品の販売デー
    タ及び前記締め登録手段により締め登録された取引の合
    計データを前記変換レート記憶手段により記憶した変換
    レートでそれぞれ前記第2の通貨の金額のデータに変換
    する金額データ変換手段と、 前記第2の通貨によるレシートの発行を指令するレシー
    ト発行指令手段と、 このレシート発行指令手段により前記第2の通貨による
    レシートの発行が指令されると前記第1の通貨の金額で
    印字したレシートの後に前記金額データ変換手段により
    前記第2の通貨の金額のデータに変換された商品販売デ
    ータ及び取引合計データを印字したレシートを発行する
    後レシート発行手段と、を具備したことを特徴とする商
    品販売登録データ処理装置。
  2. 【請求項2】 商品登録手段により商品の販売登録が行
    われるとその商品の販売データを第1の通貨の金額でメ
    モリ部に登録処理し、締め登録手段により1取引の締め
    登録が行われるとその1取引で売買された商品の販売デ
    ータ及び合計データを前記第1の通貨の金額で印字した
    レシートを発行する商品販売登録データ処理装置におい
    て、 前記第1の通貨とは異なる第2の通貨の前記第1の通貨
    に対する変換レートを記憶する変換レート記憶手段と、 前記商品登録手段により商品の販売登録が行われる毎に
    その商品の販売データを前記変換レート記憶手段により
    記憶した変換レートで前記第2の通貨の金額のデータに
    変換する商品販売データ変換手段と、 前記締め登録手段により1取引の締め登録が行われる毎
    にその取引の合計データを前記変換レート記憶手段によ
    り記憶した変換レートで前記第2の通貨の金額のデータ
    に変換する取引合計データ変換手段と、 前記商品販売データ変換手段及び前記取引合計データ変
    換手段により前記第2の通貨の金額のデータに変換され
    た商品販売データ及び取引合計データを記憶する変換後
    データ記憶手段と、 前記第2の通貨によるレシートの発行を指令するレシー
    ト発行指令手段と、 このレシート発行指令手段により前記第2の通貨による
    レシートの発行が指令されると前記第1の通貨の金額で
    印字したレシートの後に前記変換後データ記憶手段によ
    り記憶されている当該1取引の商品販売データ及び取引
    合計データを印字したレシートを発行する後レシート発
    行手段と、を具備したことを特徴とする商品販売登録デ
    ータ処理装置。
  3. 【請求項3】 商品登録手段により商品の販売登録が行
    われるとその商品の販売データを第1の通貨の金額でメ
    モリ部に登録処理し、締め登録手段により1取引の締め
    登録が行われるとその1取引で売買された商品の販売デ
    ータ及び合計データを前記第1の通貨の金額で印字した
    レシートを発行する商品販売登録データ処理装置におい
    て、 前記第1の通貨とは異なる複数の第2の通貨の前記第1
    の通貨に対する変換レートをそれぞれ記憶する変換レー
    ト記憶手段と、 この変換レート記憶手段により記憶されている複数の第
    2の通貨の変換レートの中からいずれか1つの変換レー
    トを指定する変換レート指定手段と、 前記商品登録手段により販売登録された商品の販売デー
    タ及び前記締め登録手段により締め登録された取引の合
    計データを前記変換レート指定手段により指定された変
    換レートでそれぞれ前記第2の通貨の金額のデータに変
    換する金額データ変換手段と、 前記第2の通貨によるレシートの発行を指令するレシー
    ト発行指令手段と、 このレシート発行指令手段により前記第2の通貨による
    レシートの発行が指令されると前記第1の通貨の金額で
    印字したレシートの後に前記金額データ変換手段により
    前記第2の通貨の金額のデータに変換して変換後の商品
    販売データ及び取引合計データを印字したレシートを発
    行する後レシート発行手段と、を具備したことを特徴と
    する商品販売登録データ処理装置。
  4. 【請求項4】 後レシート発行手段は、第2の通貨の金
    額のデータに変換された商品販売データ及び取引合計デ
    ータとともに第2の通貨の金額のデータであることを示
    すコメントを印字したレシートを発行することを特徴と
    する請求項1,2または3のいずれか1項記載の商品販
    売登録データ処理装置。
JP13624398A 1998-05-19 1998-05-19 商品販売登録データ処理装置 Expired - Fee Related JP3712859B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13624398A JP3712859B2 (ja) 1998-05-19 1998-05-19 商品販売登録データ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13624398A JP3712859B2 (ja) 1998-05-19 1998-05-19 商品販売登録データ処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11328539A true JPH11328539A (ja) 1999-11-30
JP3712859B2 JP3712859B2 (ja) 2005-11-02

Family

ID=15170641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13624398A Expired - Fee Related JP3712859B2 (ja) 1998-05-19 1998-05-19 商品販売登録データ処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3712859B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006005104A1 (en) * 2004-07-12 2006-01-19 Fexco Direct currency conversion
JP2010079339A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Casio Computer Co Ltd 売上データ処理装置及びプログラム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006005104A1 (en) * 2004-07-12 2006-01-19 Fexco Direct currency conversion
AU2005262257B2 (en) * 2004-07-12 2011-03-24 Fexco Merchant Services Unlimited Company Direct currency conversion
AP2239A (en) * 2004-07-12 2011-05-27 Fexco Direct currency conversion.
US7953634B2 (en) 2004-07-12 2011-05-31 Fexco Merchant Services Direct currency conversion
AU2005262257B8 (en) * 2004-07-12 2011-08-04 Fexco Merchant Services Unlimited Company Direct currency conversion
US8671053B2 (en) 2004-07-12 2014-03-11 Fexco Merchant Services Direct currency conversion
JP2010079339A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Casio Computer Co Ltd 売上データ処理装置及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3712859B2 (ja) 2005-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10222754A (ja) 電子式金銭登録機
JPH0589372A (ja) 商品販売データ処理装置
JPH1139566A (ja) 会計装置
JPH11328539A (ja) 商品販売登録データ処理装置
JP2952118B2 (ja) クレジット処理装置
JPH07105449A (ja) 商品販売登録データ処理装置
JP2571876B2 (ja) 商品販売データ処理装置
JP3041181B2 (ja) 商品販売データ処理装置
JPH04373097A (ja) 商品販売データ処理装置
JP2589810B2 (ja) 商品販売データ処理装置
JP3479606B2 (ja) 電子式金銭登録機
JPH08171676A (ja) 商品販売登録データ処理装置
JPH01292597A (ja) 電子式キャッシュレジスタ
JP3026893B2 (ja) 商品販売データ処理装置
JPH01293498A (ja) 電子式キャッシュレジスタ
JPH02105996A (ja) 商品販売データ処理装置
JP3614501B2 (ja) 商品販売登録データ処理装置
JPH09326084A (ja) 商品販売登録データ処理装置
JP2566849B2 (ja) 電子式キャッシュレジスタ
JP3194504B2 (ja) 商品販売登録データ処理装置
JP3514888B2 (ja) 商品販売登録データ処理装置
JPH09319972A (ja) 商品販売登録データ処理装置
JPH05151459A (ja) 商品販売データ処理装置
JPH09138890A (ja) 商品販売登録データ処理装置
JPH08305962A (ja) 商品販売登録データ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040916

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050627

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050816

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090826

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090826

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100826

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110826

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120826

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120826

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130826

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees