JP3223086B2 - 売上管理システム - Google Patents

売上管理システム

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JP3223086B2
JP3223086B2 JP29997095A JP29997095A JP3223086B2 JP 3223086 B2 JP3223086 B2 JP 3223086B2 JP 29997095 A JP29997095 A JP 29997095A JP 29997095 A JP29997095 A JP 29997095A JP 3223086 B2 JP3223086 B2 JP 3223086B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばショッピン
グセンターにおいてセンター本部がセンター内の各店舗
の商品売上げを管理する際に用いる売上管理システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ショッピングセンターでは、セ
ンター内にテナントとして入居し営業している各店舗、
いわゆるテナント店舗がセンターの駐車場料金や共有場
所の光熱費等の経費を負担するが、その負担額は各テナ
ント店舗の売上げや店舗面積等に基づいて配分してい
る。このため、センター本部は、各テナント店舗の日々
の売上げを正確に管理する必要がある。
【0003】そこで、この種のショッピングセンターに
おいては、従来、各テナント店舗に例えば現金取引によ
る1日の売上金額や信用取引による1日の売上金額等を
項目別に記入する日報用紙を用意させ、各テナント店舗
の経営者等により必要事項が記入された日報用紙をセン
ター本部で日々回収する。また、各テナント店舗にそれ
ぞれ設置される販売商品登録装置をPOS(販売時点情
報管理)ターミナルとし、センター本部にコンピュータ
で構成される売上管理装置を設置して、各POSターミ
ナルと売上管理装置とを通信回線で接続することにより
POSシステムを構築する。そして、各テナント店舗に
おいて1日の営業終了後に実行されるPOSターミナル
の精算業務により、各POSターミナルから出力される
取引項目別の売上累計データを売上管理装置が通信回線
を介して自動的に収集し、各店舗の営業速報データとし
て記録紙に印刷するように構成する。しかして、センタ
ー本部の担当者は、テナント店舗毎に上記営業速報デー
タと日報用紙のデータとを突き合わせて売上情報の精査
を行い、各テナント店舗の日々の売上情報を確定するシ
ステムをとっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の売上管理システムにおいては、センター本部の
担当者が、売上管理装置からプリントアウトされる各店
舗の営業速報データと各テナント店舗から回収した日報
用紙のデータとを手作業によりテナント店舗毎に突き合
わせて売上情報の精査を行うことにより、各テナント店
舗の日々の売上情報を確定していたので、売上情報の確
定までに多くの手間と時間を費やさざるを得なかった。
【0005】そこで本発明は、店舗等の各商品販売部に
おける日々の売上情報を確定する際のデータ突合せ作業
を自動化して、売上情報を確定するのに要する時間の短
縮を図る売上管理システムを提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係る発明
は、各商品販売部にそれぞれ設置される複数の販売商品
登録装置と、各商品販売部の商品売上げを集中管理する
売上管理本部に設置される売上管理装置とを通信回線で
接続してなり、各販売商品登録装置は、商品登録手段に
より登録された各商品の売上データを現金取引,信用取
引等の取引項目別に累計記憶する累計記憶部と、この累
計記憶部に記憶した取引項目別の売上累計データを送信
バッファに転送した後、該累計記憶部をクリアする精算
業務処理手段とを有し、売上管理装置は、各販売商品登
録装置の送信バッファにそれぞれ格納された取引項目別
の売上累計データを通信回線を通じて収集する累計デー
タ収集手段を有する売上管理システムにおいて、各販売
商品登録装置に、現金取引,信用取引等の取引項目別の
日報データである売上確定データを入力する売上確定デ
ータ入力手段と、この売上確定データ入力手段により入
力される売上確定データを取引項目別に格納する売上確
定データ記憶手段とを設け、売上管理装置に、各販売商
品登録装置の売上確定データ記憶手段によりそれぞれ記
憶されている取引項目別の売上確定データを通信回線を
通じて収集する売上確定データ収集手段と、この売上確
定データ収集手段により各販売商品登録装置からそれぞ
れ収集した売上確定データと累計データ収集手段により
各販売商品登録装置からそれぞれ収集した売上累計デー
タとを販売商品登録装置毎に照合し一致するか否かを判
定する自動照合手段と、この自動照合手段による照合結
果に基づいて商品販売部別の売上精査リストを作成し出
力する精査リスト出力手段とを設けたものである。
【0007】
【0008】また、本願請求項に係る発明は、上記本
願請求項に係る発明において、売上確定データ収集手
段を、売上確定データ入力手段による売上確定データの
入力が完了しているとともに、精算業務処理手段による
精算業務処理が完了している販売商品登録装置を探出
し、該当する販売商品登録装置を探出するとその販売商
品登録装置から送信バッファ内の売上累計データととも
に売上確定データ記憶手段により記憶されている売上確
定データを収集するように構成したものである。
【0009】また、本願請求項に係る発明は、上記本
願請求項に係る発明において、精査リスト出力手段
を、自動照合手段による照合結果が一致する取引項目と
一致しない取引項目とを売上精査リスト上で区別して出
力するように構成したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照しながら説明する。なお、この実施形態で
は、本発明の売上管理システムをショッピングセンター
に適用した場合について述べる。
【0011】図1はこの実施形態における売上管理シス
テムの全体図であり、複数の商品販売部として例えば4
つのテナント店舗A,B,C,Dにそれぞれ設置した複
数のPOSターミナル10と、センター本部Eに設置し
た売上管理装置20とを、第1の通信回線30,ファイ
ルプロセッサ40及び第2の通信回線50を介して接続
することにより、売上管理システムを構築している。
【0012】ここで、第1の通信回線30としてはLA
N(ローカル・エリア・ネットワーク)等を用いる。ま
た、第2の通信回線0としては、電話回線等の公衆回
線や専用回線を用いる。ファイルプロセッサ40は、各
POSターミナル10と売上管理装置20とのパススル
ー機能を制御する。
【0013】なお、店舗AはIDコード“#1”を設定
したPOSターミナル10-1を1台のみ設置している。
店舗BはIDコード“#2”,“#21”及び“#2
2”をそれぞれ設定した3台のPOSターミナル10-
2,10-21 ,10-22 を設置している。ここで、ID
コード“#2”のPOSターミナル10-2はマスター機
であり、サテライト機としてのIDコード“#21”,
“#22”のPOSターミナル10-21 ,10-22 にて
登録された各商品販売データを通信回線30を介して収
集し合計して記憶する機能を有する。店舗CはIDコー
ド“#3”を設定したPOSターミナル10-3を1台の
み設置している。店舗DはIDコード“#4”及び“#
41”をそれぞれ設定した2台のPOSターミナル10
-4,10-41を設置している。ここで、IDコード“#
4”のPOSターミナル10-4はマスター機であり、サ
テライト機としてのIDコード“#41”のPOSター
ミナル10-41 にて登録された各商品販売データを通信
回線30を介して収集し合計して記憶する機能を有す
る。
【0014】ここに、店舗AにおいてはIDコード“#
1”のPOSターミナル10-1が当該売上管理システム
の販売商品登録装置として機能し、店舗BにおいてはI
Dコード“#2”のマスター機としてのPOSターミナ
ル10-2が同販売商品登録装置として機能し、店舗Cに
おいてはIDコード“#3”のPOSターミナル10-3
が同販売商品登録装置として機能し、店舗Dにおいては
IDコード“#4”のマスター機としてのPOSターミ
ナル10-4が同販売商品登録装置として機能する。
【0015】図2は上記販売商品登録装置として機能す
るPOSターミナル10-1,10-2,10-3,10-4の
要部構成を示すブロック図であって、各POSターミナ
ル10-1〜10-4は同一構成である。図示するように、
各POSターミナル10-1〜10-4は、制御部本体とし
てCPU(中央処理装置)101を搭載している。ま
た、上記CPU101が各部を制御するためのプログラ
ムデータ等を予め格納したROM(リード・オンリ・メ
モリ)102と、商品販売データを登録するためのメモ
リエリア等を形成するRAM(ランダム・アクセス・メ
モリ)103とを搭載しており、CPU101とROM
102及びRAM103とをアドレスバス,データバス
等のバスライン104で接続している。RAM103
は、バッテリBTによって電源をバックアップしてお
り、POSターミナルの主電源オフ時にも記憶データを
安定に保持できるようになっている。
【0016】また、各POSターミナル10-1〜10-4
は、前記バスライン104に、日時を計時する時計回路
105、前記第1の通信回線30を通じて行われるデー
タの送受信を制御する通信インタフェース106の他、
I/Oポート107,キーボードコントローラ108,
表示器コントローラ109,プリンタコントローラ11
0,スキャナコントローラ111等の各種信号入出力部
を接続している。
【0017】ここで、前記I/Oポート107には、
「登録」,「精算」等の各種業務モードを選択的に切換
えるモードスイッチ112と、現金等を収容するための
ドロワ(不図示)を自動的に開放させるドロワ開放装置
113とを接続している。前記キーボードコントローラ
108には、置数キー,部門キー,金額キー等の商品登
録用キーの他、小計キー,現計キー,掛計キー,信計キ
ー,商品券キー,入金キー,クレジット入金キー,クリ
アキー等の各種ファンクションキーを配設してなるキー
ボード114を接続している。
【0018】前記表示器コントローラ109には、商品
価格,取引合計金額,釣銭額等のデータを表示するオペ
レータ用及び客用の表示器115をそれぞれ接続してい
る。前記プリンタコントローラ110には、レシート用
紙及びジャーナル用紙にデータを印字するプリンタ11
6を接続している。前記スキャナコントローラ111に
は、各商品に付されたバーコードを光学的に読取るスキ
ャナ117を接続している。図3は前記各POSターミ
ナル10-1〜10-4のRAM103に形成される主要な
メモリエリアを示している。取引別合計器61は、現金
取引,信用取引等の取引項目別に売上データを累計記憶
する精算データエリア61aと、後述する日報入力業務
においてキー入力される取引項目別の日報データを格納
する日報データエリア61bとを有する。なお、この実
施形態では、取引項目を現金取引による売上金額である
「現金売上」,現金の入金額である「現金入金」,掛売
取引による売上金額である「掛売上」,信用取引による
売上金額である「クレジット売上」,信用取引に対する
入金額である「クレジット入金」及び商品券取引による
売上金額である「商品券売上」の6項目とし、各々順に
1〜6の項目番号を付して管理するものとする。
【0019】精算送信バッファ62は、前記取引別合計
器61における精算データエリア61aのデータ(売上
累計データ)を売上管理装置20への送信データとして
一時格納するエリアである。また、日報送信バッファ6
は、前記取引別合計器61における日報データエリア
61bのデータ(売上確定データ)を売上管理装置20
への送信データとして一時格納するエリアである。
【0020】精算完了フラグメモリ64は、営業日の閉
店後に実施される精算業務の完了に応じて“1”にセッ
トされ、翌営業日の開店前に実施される開店業務の開始
に応じて“0”にリセットされる精算完了フラグF1を
格納するエリアである。日報完了フラグメモリ65は、
前記精算業務に引続いて行われる日報入力業務の完了に
応じて“1”にセットされ、翌営業日の開店前に実施さ
れる開店業務の開始に応じて“0”にリセットされる日
報完了フラグF2を格納するエリアである。
【0021】しかして、各POSターミナル10-1〜1
0-4は、モードスイッチ112により「登録」モードが
選択された状態で、キーボード114の商品登録用キー
の入力により1客が買上げる全商品の販売登録が行われ
た後、預/現計キーが入力されて現金取引の登録終了が
宣言されると、CPU201がこの1取引で販売登録さ
れた全商品の合計金額データを取引別合計器61の取引
項目「現金売上」に対応する精算データエリア61aに
加算するようにプログラムを構成している。
【0022】同様に、1客が買上げる全商品の販売登録
後、掛計キーが入力されて掛売取引の登録終了が宣言さ
れると、CPU201が全販売登録商品の合計金額デー
タを取引別合計器61の取引項目「掛売上」に対応する
精算データエリア61aに加算し、信計キーが入力され
て信用取引の登録終了が宣言されると、全販売登録商品
の合計金額データを取引別合計器61の取引項目「クレ
ジット売上」に対応する精算データエリア61aに加算
し、商品券キーが入力されて商品券取引の登録終了が宣
言されると、全販売登録商品の合計金額データを取引別
合計器61の取引項目「商品券売上」に対応する精算デ
ータエリア61aに加算するようにプログラムを構成し
ている。
【0023】また、各POSターミナル10-1〜10-4
は、モードスイッチ112により「登録」モードが選択
された状態で、キーボード114の置数キーにて入金デ
ータが置数されるとともに入金キーが入力されて現金の
入金データが入力された場合には、CPU201がこの
入金データを取引別合計器61の取引項目「現金入金」
に対応する精算データエリア61aに加算するようにプ
ログラムを構成している。
【0024】同様に、置数キーにて入金データが置数さ
れるとともにクレジット入金キーが入力されて信用取引
の入金データが入力された場合には、CPU201がこ
の入金データを取引別合計器61の取引項目「クレジッ
ト入金」に対応する精算データエリア61aに加算する
ようにプログラムを構成している。
【0025】なお、マスター機として機能するPOSタ
ーミナル10-2及びPOSターミナル10-4のCPU2
01は、それぞれサテライト機として機能するPOSタ
ーミナル10-21 ,10-22 及びPOSターミナル10
-41 から通信インタフェース106を介して収集したデ
ータが、現金取引で販売登録された全商品の合計金額デ
ータであれば取引項目「現金売上」に対応する精算デー
タエリア61aに加算し、掛売取引で販売登録された全
商品の合計金額データであれば取引項目「掛売上」に対
応する精算データエリア61aに加算し、信用取引で販
売登録された全商品の合計金額データであれば取引項目
「クレジット売上」に対応する精算データエリア61a
に加算し、商品券取引で販売登録された全商品の合計金
額データであれば取引項目「商品券売上」に対応する精
算データエリア61aに加算する。
【0026】同様に、サテライト機としてのPOSター
ミナル10-21 ,10-22 及びPOSターミナル10-4
1 から通信インタフェース106を介して収集したデー
タが、現金による入金データであれば取引項目「現金入
金」に対応する精算データエリア61aに加算し、信用
取引の入金データであれば取引項目「クレジット入金」
に対応する精算データエリア61aに加算するようにプ
ログラムを構成している。ここに、取引別合計器61の
精算データエリア61aは、累計記憶部を構成する。
【0027】また、各POSターミナル10-1〜10-4
は、モードスイッチ112により「精算」モードが選択
された状態で、精算業務の実行を指令するコード例えば
「1」の置数に続いて預/現計キーが入力されると、C
PU101が図4の流れ図に示す精算業務処理を実行す
るようにプログラムを構成している。
【0028】すなわち、この精算業務処理を開始する
と、CPU101は取引別合計器61における項目名エ
リア及び精算データエリア61aの各データを項目番号
順に読出し、プリンタコントローラ110を介してプリ
ンタ116に出力して、取引項目別の精算データ、つま
りは売上累計データをレシート用紙及びジャーナル用紙
に印字出力して精算レポートを発行する。また、取引別
合計器61における項目番号エリア及び精算データエリ
ア61aの各データを項目番号順に読出し、精算送信バ
ッファ62に転送する。しかる後、フラグメモリ64の
精算完了フラグF1を“1”にセットするとともに、取
引別合計器61の精算データエリア61aをクリアした
ならば、この精算業務処理を終了する(精算業務処理手
段)。
【0029】また、各POSターミナル10-1〜10-4
は、同じく「精算」モードが選択された状態で、日報入
力業務の実行を指令するコード例えば「9」の置数に続
いて預/現計キーが入力されると、CPU101が図5
の流れ図に示す日報入力業務処理を実行するようにプロ
グラムを構成している。
【0030】すなわち、この日報入力業務処理を開始す
ると、CPU101は、先ずST(ステップ)1として
フラグメモリ64の精算完了フラグF1がセットされて
いることを確認する。ここで、上記精算完了フラグF1
が“0”にリセットされていた場合には、当日の精算業
務が実行される前に日報入力業務の開始を宣言した誤操
作なので、エラーメッセージを表示器115に表示させ
る等のエラー処理に入る。
【0031】ST1にて精算完了フラグF1が“1”に
セットされていることを確認すると、当日の精算業務を
完了しているので、ST2としてCPU内蔵の項目数カ
ウンタmを「1」に初期化した後、ST3として項目番
号mの項目名、つまり現金売上の日報データの入力を要
請するメッセージ、例えば「現金取引による売上確定金
額を入力してください。」を表示器115に表示させ
る。ここで、ST4としてキーボード114の置数キー
と金額キーの売上確定データ入力手段により金額データ
が入力されると、ST5としてこの入力金額データを取
引別合計器61の項目番号m、つまり項目名「現金売
上」に対応する日報データエリア61bに格納する。
【0032】次に、CPU101は、ST6として前記
項目番号カウンタmを「1」だけカウントアップしたな
らば、ST7としてこの項目番号カウンタmが取引別合
計器61の取引項目数、つまり“6”を越えたか否かを
判断する。そして、項目数“6”を越えていない場合に
はST3に戻る。こうして、項目番号カウンタmが取引
項目数“6”を越えるまで、前記ST3〜ST6の処理
を繰返す。
【0033】これにより、CPU101は、現金入金,
掛売上,クレジット売上,クレジット入金,商品計売上
の順に日報データの入力を要請するメッセージを表示器
115に表示させ、その都度、置数キーと金額キーによ
り金額データが入力されると、この入力金額データを取
引別合計器61の日報データエリア61bに項目番号順
に格納する。
【0034】そして、ST7にて前記項目番号カウンタ
mが取引項目数“6”を越えたことを確認すると、CP
U101は、ST8として取引別合計器61における項
目番号エリア及び日報データエリア61bの各データを
項目番号順に読出し、日報送信バッファ63に転送す
る。しかる後、フラグメモリ65の日報完了フラグF2
を“1”にセットするとともに、取引別合計器61の日
報データエリア61bをクリアしたならば、この日報入
力業務処理を終了する。ここに、日報送信バッファ63
は売上確定データ記憶手段を構成する。
【0035】図6は前記売上管理装置20の要部構成を
示すブロック図である。図示するように、売上管理装置
20は、CPU201,ROM202及びRAM203
を搭載しており、これらをバスライン204で接続して
いる。また、上記バスライン204に、日時を計時する
時計回路205、前記第2の通信回線50を通じて行わ
れるデータの送受信を制御する通信インタフェース20
6、HDD(ハードディスク装置)207の駆動を制御
するHDDコントローラ208、FDD(フロッピーデ
ィスク装置)209の駆動を制御するFDDコントロー
ラ210、文字キー,数字キー,実行キー等を配設した
キーボード211からキー信号を取込むキーボートコン
トローラ212、CRTディスプレイ等の表示器213
の駆動を制御する表示器コントローラ214、後述する
テナント精査リストを印字発行するプリンタ215の駆
動を制御するプリンタコントローラ216等を接続して
いる。
【0036】そして売上管理装置20は、前記RAM2
03に、図7に示すように、各テナント店舗A,B,
C,Dにそれぞれ設置した販売商品登録装置として機能
する各POSターミナル10-1,10-2,10-3,10
-4のIDコード#1,#2,#3,#4に対応して、取
引項目別精算データを格納するエリア71aと、取引項
目別日報データを格納するエリア71bと、取引項目別
一致データを格納するエリア71cとを備えてなる売上
精査テーブルと、上記各POSターミナル10-1,10
-2,10-3,10-4のIDコード#1,#2,#3,#
4別に収納済フラグG1,G2,G3,G4を記憶する
フラグメモリ72とを形成している。
【0037】また、売上管理装置20は、HDD207
あるいはFDD208の外部記憶装置に、図8に示すよ
うに、各テナント店舗A,B,C,Dの店舗名を予め登
録した店舗名マスタファイル81と、各取引項目の項目
名を予め登録した項目名マスタ82とを記憶している。
【0038】しかして、この売上管理装置20は、時計
回路205が計時している現在時刻が予め設定した自動
精査開始時刻になると、CPU201が、図9の流れ図
に示す自動精査業務を開始するようにプログラムを構成
している。なお、上記自動精査開始時刻としては、1日
の営業終了後に各テナント店舗A〜Dでそれぞれ行われ
る精算業務及び日報入力業務が完了していると予測され
る時刻を設定する。
【0039】すなわち、CPU201は、この自動精査
業務を開始し、ST11として時計回路205が計時し
ている現在時刻が上記自動精査開始時刻を経過している
ことを確認すると、ST12としてフラグメモリ72の
各収集済フラグG1〜G4を全て“0”にリセットす
る。次に、CPU201は、ST13としてCPU内蔵
のIDコードカウンタnを「1」に初期化したならば、
ST14としてこのIDコードカウンタnに相当するI
Dコード#nに対応する収集済フラグGnを調べる。そ
して、この収集済フラグGnが“0”にリセットされて
いる場合には、このIDコード#nが設定されたPOS
ターミナル10-nからは未だ精算データ及び日報データ
を収集していないので、ST15として該当POSター
ミナル10-nに日報完了フラグF2の状態を問合せる伝
文を通信インタフェース206を介して送信する。
【0040】応じて、該当POSターミナル10-nから
日報完了フラグF2が“1”にセットされていることを
示す応答伝文を通信インタフェース206を介して受信
すると、該当POSターミナル10-nにおいては既に精
算業務及び日報入力業務が完了しているので、ST16
として該当POSターミナル10-nに項目別精算データ
及び項目別日報データの収集を要求する伝文を通信イン
タフェース206を介して送信する。
【0041】応じて、該当POSターミナル10-nから
精算送信バッファ62に格納されていた項目別精算デー
タと日報送信バッファ63に格納されていた項目別日報
データとを通信インタフェース206を介して受信する
と、売上精査テーブル71の該当POSターミナル10
-nのIDコード#nに対応する項目別精算データエリア
71aに受信した項目別精算データを格納し、項目別日
報データエリア71bに受信した項目別日報データを格
納する。また、売上精査テーブル71の該当IDコード
#nに対応する項目別一致データエリア71cを全て不
一致を示すデータ“0”とする。
【0042】かくして、ST17として該当するPOS
ターミナル10-nからの項目別精算データ及び項目別日
報データの収集完了を判定し、ST18としてフラグメ
モリ72の該当IDコード#nに対応する収納済フラグ
Gnを“1”にセットする。その後、ST19として上
記IDコードカウンタnを「1」だけカウントアップ
し、ST20としてこのカウンタnがIDコードの上限
値、すなわち「4」を越えていないことを確認したなら
ば、ST14に戻る。
【0043】なお、ST17にて収集完了を判定するこ
となく、ST21として収集要求を出してからの経過時
間が一定時間を経過したことを確認した場合には、通信
系の異常等により該当データを収集できないのでST1
9に進み、IDコードカウンタnを「1」だけカウント
アップする。
【0044】また、ST15にて該当POSターミナル
10-nから日報完了フラグF2が“0”にリセットされ
ていることを示す応答伝文を受信すると、該当POSタ
ーミナル10-nにおいては少なくとも日報入力業務が完
了していないのでST19に進み、IDコードカウンタ
nを「1」だけカウントアップする。また、ST14に
てIDコード#nに対応する収集済フラグGnが“1”
にセットされている場合には、該当IDコード#nが設
定されたPOSターミナル10-nからは既に精算データ
及び日報データを収集しているのでST19に進み、I
Dコードカウンタnを「1」だけカウントアップする。
【0045】こうして、CPU201は、ST20にて
IDコードカウンタnがIDコードの上限値「4」を越
えるまで、上記ST14〜ST19及びST21の処理
を繰り返す。ST20にてIDコードカウンタnがID
コードの上限値「4」を越えたことを確認すると、ST
22として時計回路205が計時している現時刻が予め
設定したリスト出力時刻を経過したか否かを判断する。
そして、経過していない場合には、ST13に戻り、I
Dコードカウンタnを“1”に初期化した後、前記ST
14〜ST21の処理を繰り返す。なお、上記リスト出
力時刻としては、自動精査開始時刻後、各POSターミ
ナル10-1〜10-4から取引項目別の精算データ及び日
報データを収集するのに要する時間を十分に経過した時
刻を設定する。
【0046】かくして、売上管理装置20のCPU20
1は、この自動精査業務におけるST13〜ST22の
各処理により、各テナント店舗A,B,C,Dにそれぞ
れ設置した販売商品登録装置として機能する各POSタ
ーミナル10-1,10-2,10-3,10-4から取引項目
別日報データすなわち売上確定データを収集する売上確
定データ収集手段を構成する。なお、この売上確定デー
タ収集手段は、各POSターミナル10-1,10-2,1
0-3,10-4において、取引項目別日報データの入力業
務処理が完了しているとともに精算業務処理が完了して
いるPOSターミナル、すなわち日報完了フラグF2が
“1”にセットされているPOSターミナルを探出し、
該当するPOSターミナルを探出するとそのPOSター
ミナルから取引項目別精算データすなわち売上累計デー
タとともに上記売上確定データを収集する構成となって
いる。
【0047】さて、前記CPU201は、ST22にて
現在時刻がリスト出力時刻を経過していることを確認す
ると、図10に具体的に示す精査リスト出力処理を実行
する。先ず、ST23として前記IDコードカウンタn
を「1」に初期化したならば、ST24としてこのID
コードカウンタnに相当するIDコード#nに対応する
収集済フラグGnを調べる。そして、この収集済フラグ
Gnが“1”にセットされていた場合には、該当IDコ
ード#nが設定されたPOSターミナル10-nから取引
項目別の精算データ及び日報データを収集しているの
で、この取引項目別の精算データと日報データを一致す
るか否かを判定する。
【0048】すなわち、ST25としてCPU内蔵の項
目数カウンタmを「1」に初期化した後、ST26とし
て売上精査テーブル71から該当IDコード#nに対応
する取引項目別精算データのうち項目番号mの精算デー
タと、該当POSターミナル10-nの取引項目別日報デ
ータのうち項目番号mの日報データとを比較して、一致
するか否かを判定する。そして、一致する場合には、S
T28として売上精算テーブル71の該当IDコード#
nに対応する一致データエリア71cの項目番号mのデ
ータを“0”から“1”に書換える。これに対し、一致
しない場合には、ST28の処理は行わない。
【0049】しかる後、ST29として上記項目数カウ
ンタmを「1」だけカウントアップし、ST30として
このカウンタmが取引項目数「6」を越えていないこと
を確認したならば、ST26に戻る。こうして、項目数
カウンタmが取引項目数「6」を越えるまで、前記ST
26〜ST29の処理を繰り返す。これにより、CPU
201は、IDコード#nが設定されたPOSターミナ
ル10-nから収集した取引項目別の精算データと日報デ
ータが一致するか否かを取引項目毎に判定し、一致する
場合には対応する取引項目別一致データを“0”から
“1”に書換える。
【0050】しかして、ST30にて上記項目数カウン
タmが項目数「6」を越えたことを確認したならば、C
PU201は、ST31として前記IDコードカウンタ
nを「1」だけカウントアップする。そして、ST32
としてこのカウンタnがIDコード最大値「4」を越え
たか否かを判断し、越えていない場合にはST24に戻
る。なお、ST24にて収集済フラグGnが“0”にリ
セットされている場合には、該当POSターミナル10
-nから取引項目別の精算データ及び日報データを収集し
ていないので、ST25〜ST30の処理を行わずにS
T31に進む。
【0051】かくして、売上管理装置20のCPU20
1は、この自動精査業務における精査リスト出力処理の
うちのST24〜ST32の各処理により、各POSタ
ーミナル10-1〜10-4からそれぞれ収集した取引項目
別日報データすなわち売上確定データと取引項目別精算
データすなわち売上累計データとをPOSターミナル1
0-1〜10-4毎に照合し一致するか否かを判定する自動
照合手段を構成する。
【0052】さて、CPU201は、ST32にてID
コードカウンタnがIDコード最大値「4」を越えたこ
とを確認すると、ST33として売上精算テーブル71
からPOSターミナル10-1〜10-4毎に日報データエ
リア72と一致データエリア73の各データを読出す。
また、前記店舗名マスタファイル81に登録されている
各POSターミナル10-1〜10-4の設置店舗名データ
と項目名マスタファイル82に登録されている各取引項
目名データを読出す。そして、これらのデータに基づい
て、例えば図11に示すフォーマットにより、各POS
ターミナル10-1〜10-4の設置店舗A,B,C,Dに
おける売上精査リスト印字データを作成する。
【0053】この場合において、対応する一致データが
“0”の取引項目別日報データについては、不一致を示
すマークとして例えば「**」を付加する。また、取引
項目別日報データが格納されていないPOSターミナル
の設置店舗に対しては、予め設定されている日報データ
未収集を示すメッセージ、例えば「日報データ未収集」
の印字データを組み込む。
【0054】こうして、ST33にて売上精査リスト印
字データを作成したならば、CPU201は、ST34
として上記売上精査リスト印字データをプリンタ215
に出力して記録紙にプリントさせる。
【0055】ここに、売上管理装置20のCPU201
は、この自動精査業務における精査リスト出力処理のう
ちのST33,ST34の各処理により、自動照合手段
による照合結果に基づいてテナント店舗A,B,C,D
別の売上精査リストを作成し出力する精査リスト出力手
段を構成する。
【0056】なお、前記売上管理装置20は、キーボー
ド211のキー入力により販売商品登録装置として機能
するPOSターミナル10-1〜10-4のIDコード#1
〜#4を指定入力することによって、CPU201が該
当するPOSターミナルから取引項目別精算データ及び
取引項目別日報データを再度収集し、前記リスト出力処
理を再度実行するようにプログラムを構成している。ま
た、キーボード211のキー入力により、売上精査テー
ブル71の取引項目別精算データエリア71a及び取引
項目別日報データエリア71bの内容を手作業で修正で
きるようにもなっている。
【0057】このように構成された本実施形態の売上管
理システムを用いたショッピングセンターにおいては、
各テナント店舗A,B,C,Dの例えば管理者は、1日
の営業を終了すると、先ず、販売商品登録装置としての
機能するPOSターミナル10-1,10-2,10-3,1
0-4の精算業務処理を実行して精算レポートを得る。そ
して、この精算レポートや、ドロワ内に残った現金,ク
レジット伝票,商品券等を調べることにより、現金取引
による売上金額,信用取引による売上金額,掛売取引に
よる売上金額,商品券取引による売上金額,現金入金
額,クレジット入金額の各取引項目毎に売上確定金額を
求める。しかる後、上記POSターミナル10-1,10
-2,10-3,10-4を自動精査業務モードに切換えたな
らば、表示器115に表示されるメッセージに従い、順
に各取引項目の売上確定金額をキー入力する。
【0058】こうすることにより、キー入力された各取
引項目の売上確定金額データは、取引項目別日報データ
として取引別合計器61を介して日報送信バッファ63
に格納される。なお、精算送信バッファ62には取引項
目別精算データが格納されている。そして、各POSタ
ーミナル10-1,10-2,10-3,10-4の精算送信バ
ッファ62及び日報送信バッファ63に格納された取引
項目別精算データ及び取引項目別日報データは、自動精
査時刻開始時刻になると、第1の通信回線30,ファイ
ルプロセッサ40及び第2の通信回線50を介して売上
管理装置20に収集される。
【0059】売上管理装置20においては、各POSタ
ーミナル10-1,10-2,10-3,10-4から収集した
取引項目別精算データと取引項目別日報データとがター
ミナル別に売上精査テーブル71に格納される。その
後、リスト出力時刻になると、上記取引項目別精算デー
タと取引項目別日報データとがPOSターミナル毎に照
合されて、取引項目毎に一致しているか否かが判定され
る。そして、一致している取引項目については対応する
一致データが“0”から“1”に変更される。
【0060】こうして、各POSターミナル10-1,1
0-2,10-3,10-4から収集した取引項目別日報デー
タの自動精査が行われる。そして、この自動精査を完了
すると、この精査結果に基づいて図11に示すフォーマ
ットでテナント店舗別の売上精算リスト「テナント精査
リスト90」が作成され、プリンタ215により印字出
力される。この場合において、対応する精算データに一
致しない日報データ、つまり対応する一致データが
“0”の日報データは、リスト上に不一致マーク「*
*」が付加されて印字される。また、日報データを収集
できなかったPOSターミナルのテナント店舗について
は、「日報データ未収集」のメッセージが印字される。
【0061】そこで、売上管理装置20が設置されるセ
ンター本部Eの担当者は、上記テナント精査リスト90
を調べ、不一致マーク「**」が付加された日報データ
を見付けると、該当するテナント店舗にその取引項目の
日報データの再入力を促す。図11に示すテナント精査
リスト90の場合、テナント店舗Bの現金入金額とテナ
ント店舗Dの掛売取引の売上金額が該当する。また、日
報データ未収集のテナント店舗については、日報データ
の早期入力を促す。図11に示すテナント精査リスト9
0の場合、テナント店舗Cが該当する。
【0062】その後、これらのテナント店舗B,C,D
から日報データを入力した旨の連絡を受けると、これら
のテナント店舗B,C,Dに設置されたPOSターミナ
ル10-2,10-3,10-4のIDコード#2,#3,#
4をキーボード211から順に指定入力する。
【0063】こうすることにより、上記各テナント店舗
B,C,Dから取引項目別精算データ及び日報データが
収集される。その後は、前記と同様にして各POSター
ミナル10-1,10-2,10-3,10-4から収集した取
引項目別日報データの自動精査が行われる。そして、こ
の自動精査を完了すると、この精査結果に基づいてテナ
ント精査リスト90が作成され、プリンタ215により
印字出力される。
【0064】かくして、全テナント店舗A,B,C,D
について不一致マーク「**」が付されていない取引項
目別の日報データが印字されたテナント精査リスト90
を取得したならば、各テナント店舗A,B,C,Dの1
日の売上げが確定されたことになる。
【0065】なお、テナント店舗から精算データ及び日
報データを収集できない原因として、通信異常も考えら
れる。このような場合には、従来と同様にその店舗から
精算レポートと日報用紙を回収し、この精算レポートと
日報用紙の内容をキー入力することによって、売上精査
テーブル71に該当テナント店舗の精算データと日報デ
ータを反映させることも可能である。
【0066】このように、本実施形態の売上管理システ
ムによれば、各テナント店舗A〜Dにそれぞれ設置され
た販売商品登録装置としてのPOSターミナル10-1〜
10-4のキーボード114から現金取引,信用取引等の
取引項目別に集計した日報データ(売上確定データ)を
入力可能とし、売上管理装置20において、上記取引項
目別の日報データと、当該POSターミナル10-1〜1
0-4の取引項目別精算データ(売上累計データ)とが一
致するか否かをPOSターミナル10-1〜10-4毎に判
定し、この判定結果を売上精査リストの形で表示するよ
うにしたので、従来、売上管理装置からプリントアウト
される各店舗の営業速報データと各テナント店舗から回
収した日報用紙のデータを突き合わせる面倒な作業を完
全に不要にすることができる。その結果、売上精査リス
トの内容を確認するという簡単な作業で短時間に各テナ
ント店舗の売上情報を確定することができるので、各テ
ナント店舗の売上情報を確定するのに要する手間と時間
を大幅に短縮することができる。
【0067】また、本実施形態の売上管理システムによ
れば、売上管理装置20が各POSターミナル10-1〜
10-4から取引項目別日報データを収集する際に、取引
項目別日報データの入力業務処理が完了しているととも
に精算業務処理が完了しているPOSターミナルを探出
し、該当するPOSターミナルを探出するとそのPOS
ターミナルから取引項目別精算データと日報データを同
一タイミングで収集するようにしたので、精算データと
日報データを別タイミングで収集する場合と比べて収集
に要する時間を短縮できる。
【0068】また、本実施形態の売上管理システムによ
れば、精算データとの照合結果が一致しなかった取引項
目の日報データについては、不一致マーク「**」を付
加することにより一致した取引項目の日報データと売上
精査リスト上で区別して出力するようにしたので、リス
トを一瞥するだけで不一致データを容易に確認すること
ができる。この結果、不一致データを入力したテナント
店舗に対して速やかに入力データの修正を促すことがで
き、この点からも売上情報の確定に要する時間を短縮で
きる効果を奏する。
【0069】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではない。例えば、前記実施形態ではショッピング
センターに本発明の売上管理システムを適用した場合を
示したが、各売場の売上情報を精算データと日報データ
とで管理する百貨店やスーパーマーケット等にも適用す
ることができる。また、コンビニエンスストア等のチェ
ーン店にも本発明を適用可能である。
【0070】また、前記実施形態では売上精査リストを
印字する場合において、不一致データの有無に拘らず全
テナント店舗の取引項目別日報データを印字した売上精
査リストを発行したが、自動精査の結果、不一致データ
が存在する場合には、その不一致データのみを示すリス
ト、例えば店舗名と不一致データの項目名を印字したリ
ストを発行し、不一致データがなくなったならば売上精
査リストを印字出力するように構成してもよい。こうす
ることにより、既に売上情報が確定しているテナント店
舗のデータを重複して印字する必要がなくなり、印字時
間の短縮,記録紙の節約等の効果を奏し得る。この場合
において、不一致データのみを示すリストは印字せず、
表示器213に表示出力するようにして、記録紙をさら
に節約するようにしてもよい。
【0071】また、前記実施形態では取引項目を6項目
に限定したが、これに限定されないのはいうまでもない
ことである。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0072】
【発明の効果】以上詳述したように、本願請求項1乃至
4に係る各発明によれば、店舗等の各商品販売部におけ
る日々の売上情報を確定する際のデータ突合せ作業を自
動化することができ、売上情報を確定するのに要する時
間を大幅に短縮できる売上管理システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である売上管理システム
の全体図。
【図2】 同実施形態におけるPOSターミナルの要部
構成を示すブロック図。
【図3】 前記POSターミナルのRAMに形成する主
要なメモリエリアを示す図。
【図4】 前記POSターミナルのCPUが実行する精
算業務処理を示す流れ図。
【図5】 前記POSターミナルのCPUが実行する日
報入力業務処理を示す流れ図。
【図6】 同実施形態における売上管理装置の要部構成
を示すブロック図。
【図7】 前記売上管理装置のRAMに形成する主要な
メモリエリアを示す図。
【図8】 前記売上管理装置のHDDまたはFDDに形
成する主要なデータファイルを示す図。
【図9】 前記売上管理装置のCPUが実行する自動精
査業務処理を示す流れ図。
【図10】図9の精査リスト出力処理を具体的に示す流
れ図。
【図11】前記売上管理装置から発行される売上精査リ
ストの一印字例を示す図。
【符号の説明】
A,B,C,D…テナント店舗(商品販売部) E…センター本部(売上管理本部) 10-1〜10-4,…POSターミナル(販売商品登録装
置) 20…売上管理装置 61…取引別合計器 62…精算送信バッファ 63…日報送信バッファ 71…売上精査テーブル 90…売上精査リスト

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各商品販売部にそれぞれ設置される複数
    の販売商品登録装置と、前記各商品販売部の商品売上げ
    を集中管理する売上管理本部に設置される売上管理装置
    とを通信回線で接続してなり、前記各販売商品登録装置
    は、商品登録手段により登録された各商品の売上データ
    を現金取引,信用取引等の取引項目別に累計記憶する累
    計記憶部と、この累計記憶部に記憶した取引項目別の売
    上累計データを送信バッファに転送した後、該累計記憶
    部をクリアする精算業務処理手段とを有し、前記売上管
    理装置は、前記各販売商品登録装置の送信バッファにそ
    れぞれ格納された取引項目別の売上累計データを前記通
    信回線を通じて収集する累計データ収集手段を有する売
    上管理システムにおいて、 前記各販売商品登録装置は、現金取引,信用取引等の取
    引項目別の日報データである売上確定データを入力する
    売上確定データ入力手段と、この売上確定データ入力手
    段により入力される売上確定データを取引項目別に格納
    する売上確定データ記憶手段とを具備し、 前記売上管理装置は、前記各販売商品登録装置の売上確
    定データ記憶手段によりそれぞれ記憶されている取引項
    目別の売上確定データを前記通信回線を通じて収集する
    売上確定データ収集手段と、この売上確定データ収集手
    段により各販売商品登録装置からそれぞれ収集した売上
    確定データと前記累計データ収集手段により各販売商品
    登録装置からそれぞれ収集した売上累計データとを販売
    商品登録装置毎に照合し一致するか否かを判定する自動
    照合手段と、この自動照合手段による照合結果に基づい
    て商品販売部別の売上精査リストを作成し出力する精査
    リスト出力手段とを具備したことを特徴とする売上管理
    システム。
  2. 【請求項2】 前記売上確定データ収集手段は、前記売
    上確定データ入力手段による売上確定データの入力が完
    了しているとともに、前記精算業務処理手段による精算
    業務処理が完了している販売商品登録装置を探出し、該
    当する販売商品登録装置を探出するとその販売商品登録
    装置から送信バッファ内の売上累計データとともに売上
    確定データ記憶手段により記憶されている売上確定デー
    タを収集することを特徴とする請求項記載の売上管理
    システム。
  3. 【請求項3】 前記精査リスト出力手段は、自動照合手
    段による照合結果が一致する取引項目と一致しない取引
    項目とを売上精査リスト上で区別して出力することを特
    徴とする請求項記載の売上管理システム。
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