JPH08161649A - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

商品販売登録データ処理装置

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JPH08161649A
JPH08161649A JP30508094A JP30508094A JPH08161649A JP H08161649 A JPH08161649 A JP H08161649A JP 30508094 A JP30508094 A JP 30508094A JP 30508094 A JP30508094 A JP 30508094A JP H08161649 A JPH08161649 A JP H08161649A
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JP
Japan
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data
product
file
sales
code
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Application number
JP30508094A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Kato
寛明 加藤
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各外部発注者が所望する期日にその発注者が
一定期間内に発注した全商品の代金合計を自動的に知り
得るようにして、通信販売に対する代金請求業務の効率
化及び信頼性向上を図る。 【構成】 請求業務が開始されると、時計部にて計時さ
れている現日付に対して会員ファイルに会員毎に設定さ
れている代金支払日が所定の関係を有する会員の会員コ
ードを読出す。そして、会員ファイルからこの会員コー
ドに対応して蓄積された外部発注商品の全商品売上デー
タのうち未請求のデータの売上金額を合算して、所定期
間内の代金請求額を算出する。そして、この代金請求額
及び会員データを例えば請求書リストとして印字出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部発注可能な電子式
キャッシュレジスタまたはPOS(販売時点情報管理)
端末等の商品販売登録データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】大部分の商店では店員と顧客との対面販
売を主流にしているが、在宅しながらにして電話やパソ
コン通信等を利用して商店に直接商品を発注し購入する
ことができる、いわゆる通信販売を所望する顧客が増え
てきた。しかし、これらの商店で利用される従来の電子
式キャッシュレジスタやPOS端末等の商品販売登録デ
ータ処理装置は、対面販売を前提として構築されていた
ので、通信販売によって発生した商品売上データを自動
的に登録処理することはできなかった。
【0003】このため、これまで対面販売を行ってきた
商店で通信販売も導入しようとすると、商品販売登録デ
ータ処理装置の他に受注専用のデータ処理装置を設置す
るとともに、この受注専用データ処理装置を専門に取扱
う店員を動員し、顧客から電話やパソコン通信等を利用
しての商品発注がある毎にその発注データ及び顧客デー
タを受注専用データ処理装置に入力してデータ管理する
必要があり、設備費,人件費の増加や、受注ミスが発生
しやすい等の種々の問題があって、通信販売の導入の妨
げとなっていた。
【0004】そこで、本出願人は、対面販売による商品
売上データは勿論のこと、通信販売により発生した商品
売上データも容易に登録処理することができ、しかも通
信販売の発注者と発注商品との特定を迅速かつ正確に行
うことができ、通信販売の導入を容易化ならしめる商品
販売登録データ処理装置を既に出願済みである(特願平
6−216140号参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、対面販売の
場合は、その都度、顧客から代金を現金,金券,クレジ
ット等の方法で受取ることができるが、通信販売の場合
は、後日に振込み等の方法で受取ることになる。この支
払いにおいて、通信販売1回毎に代金を請求する方法
と、一定期間(例えば1か月)分をまとめて請求する方
法とが考えられるが、後者の方が店側も顧客側も手間が
簡素化されるので有効である。
【0006】しかしながら、対面販売のみならず通信販
売も実施しようとする商店において、代金を一定期間分
まとめて請求するようにシステムを構築しようとする
と、顧客毎に所望する支払い日が異なるので、いかに効
率よくまた確実に代金を請求できるかが大きな問題とな
っていた。
【0007】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たものであり、その目的とするところは、対面販売によ
る商品売上データは勿論のこと、通信販売により発生し
た商品売上データも容易に登録処理することができ、し
かも通信販売の各発注者と発注商品との特定を迅速かつ
正確に行い得るものにおいて、さらに各発注者が所望す
る期日にその発注者が一定期間内に発注した全商品の代
金合計を自動的に知ることができ、通信販売に対する代
金請求業務の効率化及び信頼性向上を図り得る商品販売
登録データ処理装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、データ入力手
段を介して入力された商品コードに基づいて商品ファイ
ルを検索して商品データを取得し、この商品データに基
づく商品売上データを売上ファイルに登録処理する手
段、及び通信手段を介して外部発注端末から会員コード
及び商品コードを含む外部発注データを受信するとその
受信した外部発注データに含まれる会員コードに基づい
て会員ファイルを検索して会員データを取得しかつ該当
外部発注データに含まれる商品コードに基づいて商品フ
ァイルを検索して商品データを取得し、この商品データ
に基づく商品売上データを売上ファイルに登録処理する
とともに、少なくとも会員データ及び商品売上データを
印字した外部発注シートを発行する手段を備えた商品販
売登録データ処理装置において、会員コード別に外部発
注商品の代金支払日を特定するデータを記憶する支払日
記憶手段と、会員コード別に該当会員コードを含む外部
発注データによって登録処理された商品売上データを登
録順に蓄積記憶する売上データ蓄積手段と、現日付を計
時する計時手段と、支払日記憶手段により記憶されてい
るデータを検索して計時手段によって計時される現日付
に対して代金支払日が所定の関係を有する会員コードを
読出す会員コード読出し手段と、この会員コード読出し
手段によって読出された会員コードに対応して売上デー
タ蓄積手段により蓄積記憶された商品売上データに基づ
いて外部発注商品の代金請求額を算出する請求額演算手
段と、この演算手段により算出された代金請求額を該当
会員コードに基づいて会員ファイルから読出した会員デ
ータとともに出力する代金請求情報出力手段とを備えた
ものである。
【0009】
【作用】このような構成の本発明であれば、支払日記憶
手段には、各発注者がそれぞれ所望する代金支払日を特
定するデータが会員コード別に記憶されている。また売
上データ蓄積手段には、各発注者が外部発注端末を利用
して発注した各商品の売上データが登録順に蓄積記憶さ
れている。ここで、前記支払日記憶手段により記憶され
ているデータは例えば1日に1回検索される。そして、
計時手段により計時されている現日付に対して代金支払
日が所定の関係を有する会員コードが読出されると、こ
の読出された会員コードに対応して売上データ蓄積手段
により蓄積記憶された商品売上データに基づいて外部発
注商品の代金請求額が自動的に算出される。そして、こ
の算出された代金請求額が、該当会員コードに基づいて
会員ファイルから読出された会員データとともに出力さ
れる。
【0010】従って、各発注者がそれぞれ所望する代金
支払日と所定の関係を有する期日になると、各自の一定
期間内の外部発注に対する合計代金が出力されるので、
自動的若しくは人為的に該当する発注者に一定期間内の
合計代金をその発注者の所望通りに請求することができ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。なお、この実施例では、対面販売の他に会員契約制
の通信販売を導入する商店に設置されるPOS端末に本
発明を適用するものとし、通信販売による買上商品の代
金は1か月単位でまとめて請求する場合について説明す
る。
【0012】図1はこの実施例の概略を示す模式図であ
る。同図において、1は本発明に係るPOS端末であっ
て、商店の会計場所(レジ)等に設置され、モデム2を
介して電話回線3に接続されている。4はパーソナルコ
ンピュータ等の外部発注端末であって、商店と通信販売
契約をした会員の住居等に置かれ、モデム5を介して前
記電話回線3に接続されている。
【0013】ここに、POS端末1と各外部発注端末4
とは、通信手段としての電話回線3を介して相互にデー
タ通信できるようになっている。なお、通信手段は電話
回線のみならず、ISDN,LAN等であってもよい。
また有線,無線を問わない。
【0014】図2は前記外部発注端末4の要部構成を示
すブロック図である。この外部発注端末4は、主制御部
を構成するCPU(中央処理装置)11と、このCPU
11によって制御される主記憶部としてのROM(リー
ド・オンリ・メモリ)12及びRAM(ランダム・アク
セス・メモリ)13を搭載しており、これらをアドレス
バス,データバス等のバスライン14で接続している。
また、このバスライン14を介して、日付及び時刻を計
時する時計部15、前記モデム5、キーボード16を制
御し入力キーの信号を取込むキーボードコントローラ1
7、表示器18を制御し表示データを画面に表示させる
表示器コントローラ19、プリンタ20を制御し印字デ
ータを記録紙に印字させるプリンタコントローラ21等
を接続している。
【0015】前記キーボード16は、外部発注モードを
選択する手段、各会員にそれぞれ割当てられる会員コー
ドを入力する手段、発注商品の商品コードを入力する手
段、商品の発注終了を指示する締めコードを入力する手
段を含む。また、特に後述する代金請求書の出力を確認
した際に押下される確認キー16aを設けている。
【0016】前記RAM13には、キーボード16を介
して入力された外部発注データを一時記憶する発注ファ
イル13a、POS端末1より送信され、モデム5を介
して受信した請求書データを一時記憶する請求書ファイ
ル13b等の各種メモリエリアが形成されている。
【0017】しかして、この外部発注端末4は、キーボ
ード16のキー入力により外部発注モードが選択される
と、図3に示す外部発注処理を実行するようにプログラ
ム構成されている。
【0018】すなわち、外部発注端末4のCPU11
は、外部発注モードが選択されると、先ず、ST(ステ
ップ)1として会員コードがキー入力されるのを待機
し、入力されたならばその会員コードを発注ファイル1
3aに格納する。次に、ST2として商品コードがキー
入力されるのを待機し、入力されたならばその商品コー
ドを発注ファイル13aに格納する。
【0019】次に、ST3として締めコードがキー入力
されるのを待機する。ただし、締めコードが入力される
前に商品コードが再びキー入力されたならば、その商品
コードを発注ファイル13aに格納して、ST3に戻
る。
【0020】ST3にて締めコードが入力されたなら
ば、発注ファイル13aに格納されている会員コード及
び商品コードと締めコードとから外部発注データを作成
し、予め設定されているPOS端末1の電話番号を自動
ダイヤリングして、回線が接続されたならば上記外部発
注データを電話回線3を通じてPOS端末1に送信す
る。なお、データ送信を完了すると、外部発注モードが
解除され、発注ファイル13aはクリアされる。
【0021】また、前記CPU11は、前記外部発注モ
ードの選択時を除き、例えば1分間隔で入力されるタイ
マ割込み信号に応動して図4の流れ図に示す割込み処理
を実行するようにプログラム構成されている。
【0022】すなわち、この割込み処理が開始される
と、先ず、ST4として請求書ファイル13bに所定の
請求書データが格納されているか否かを判断する。そし
て、格納されていない場合には、この割込み処理を終了
する。
【0023】ST4にて請求書データが格納されている
場合には、この請求書データに基づく請求書画面を表示
器18に表示させる。また、この請求書データに基づく
請求書をプリンタ20により記録紙に印字出力する。
【0024】しかる後、ST5として確認キー16aが
押下されるのを待機し、押下されたならば前記請求書フ
ァイル13bをクリアした後、この割込み処理を終了す
る。
【0025】図5は前記POS端末1の要部構成を示す
ブロック図である。このPOS端末1は、主制御部を構
成するCPU31と、このCPU31によって制御され
る主記憶部としてのROM32及びRAM33を搭載し
ており、これらをアドレスバス,データバス等のバスラ
イン34で接続している。また、このバスライン34を
介して、日付及び時刻を計時する計時手段としての時計
部35、前記モデム2、キーボード36を制御し入力キ
ーの信号を取込むキーボードコントローラ37、表示器
38を制御し表示データを画面に表示させる表示器コン
トローラ39、プリンタ40を制御し印字データをレシ
ート用紙及びジャーナル用紙等に印字させるプリンタコ
ントローラ41、HDD(ハードディスク装置)42を
制御しデータの読込み及び書込みを行わせるHDDコン
トローラ43、モードスイッチ44からの信号を入力し
かつドロワ(不図示)を自動開放させるドロワ開放装置
45に駆動信号を送出するI/Oポート46等を接続し
ている。
【0026】前記キーボード36は、置数キー,PLU
(プライス・ルック・アップ)キー,乗算キー,小計キ
ー,預/現計キー,値引キー,割引キー,責任者キー等
が配設されたPOS端末専用のキーボードであり、デー
タ入力手段を構成する。因みに、置数キーによってコー
ドを置数し、続いてPLUキーを入力することで商品コ
ードが入力される。なお、データ入力手段は、商品に例
えばバーコード化されて付された商品コードをスキャナ
で読取り入力するものであってもよい。また、このキー
ボード36は、特に後述する外部発注一括登録処理の実
行を宣言する一括登録キー36aを設けている。
【0027】前記RAM33には、各商品の商品コード
に対応して単価,名称,ステータス等の商品データを設
定記憶する商品ファイル33a及び各商品の売上データ
を累積記憶する売上データファイル33bの他、会員フ
ァイル33c,受注ファイル33d,請求ファイル33
e等の各種メモリエリアが形成されている。
【0028】前記会員ファイル33cは、図6に示すよ
うに、通信販売会員として契約した各顧客の会員コード
に対応して氏名やその顧客が所有する外部発注端末4の
電話番号等の会員データをその顧客が所望する代金支払
日及び支払区分のデータとともに設定記憶するととも
に、この会員が通信販売によって買上げた商品の商品コ
ード,売上点数及び売上金額からなる商品売上データを
データ区分及び買上日付(年・月・日)のデータととも
に蓄積記憶するためのエリアRを設けたファイルであっ
て、支払日記憶手段及び売上データ蓄積手段を構成す
る。
【0029】上記支払区分は、通信販売によって買上げ
た商品の代金支払方法を特定するデータであって、この
実施例では銀行等へ代金を振込む方法「振込み」を
“a”とし、集金者が会員宅まで出向いて集金する方法
「集金」を“b”とし、会員が商店まで出向いて支払う
方法「店舗支払い」を“c”とする。なお、支払い方法
はこれらに限定されるものではない。
【0030】上記データ区分は、対応する商品売上デー
タが未請求のデータであるか(0)、請求済みのデータ
であるか(1)、クリア対象のデータであるか(2)を
識別するデータである。なお、外部発注された商品の商
品売上データは未請求データとしてエリアRに登録さ
れ、後述する請求業務処理によって代金請求が行われる
と請求済みデータに変更され、代金支払いの確認がキー
入力されるとクリア対象データに変更される。
【0031】ここで、前記商品ファイル33a,売上デ
ータファイル33b及び会員ファイル33cは、予め該
POS端末1に設けられている停電処理手段により、電
源オフが検知されたことに応じてハードディスク装置4
2に書込み保存されるようになっており、データ保護が
図られている。
【0032】前記モードスイッチ44は、「登録」,
「点検」,「精算」,「設定」等の各種業務モードを選
択するためのスイッチで、例えば鍵にて切換操作され
る。ここで、「登録」とは、キーボード36を介して入
力された商品コードに基づいて前記商品ファイル33a
を検索して品名,単価等の商品データを取得し、この商
品データに基づく商品売上データを前記売上データファ
イル33bに登録処理する。また、締めキーのキー操作
入力に応動して1取引の合計金額を算出し、プリンタ4
0によりその取引で買上げた全商品の売上データ及び合
計データ等を印字したレシートを発行する業務のモード
である。
【0033】「点検」とは、1日の営業期間中等に前記
売上データファイル33bの内容を点検レポートとして
プリンタ40によりレシート用紙等に印字出力する業務
のモードであり、「精算」とは、1日の閉店後等に「点
検」と同様に前記売上データファイル33bの内容を精
算レポートとしてプリンタ40によりレシート用紙等に
印字出力した後、その売上データファイル33bの内容
をクリアする業務のモードであり、「設定」とは、前記
商品ファイル33a及び会員ファイル33c等に予めデ
ータを設定する業務のモードである。
【0034】また、このPOS端末1は、前記「登録」
モードにおいて、図7(a)の外部発注割込み処理及び
図7(b)の外部発注一括登録処理を実行可能なように
プログラム構成されている。
【0035】すなわち、POS端末1のCPU31は、
モデム2を介して外部発注端末4からの外部発注データ
を受信すると上記外部発注割込み処理を開始する。そし
て、時計部35にて計時されている現日付を買上日付デ
ータとして読込み、受信した外部発注データに該買上日
付データを付加して受注ファイル33dに登録したなら
ば、この割込み処理を終了する。
【0036】また、POS端末1のCPU31は、対面
販売による1取引の商品登録業務を実行していない状態
で、キーボード36の一括登録キー36aの操作入力を
検知すると、上記外部発注一括登録処理を開始し、先
ず、受注ファイル33dに登録されている外部発注デー
タを登録順に1データずつ読出す。そして、1データを
読出す毎に、ST11として該外部発注データに含まれ
る会員コードで前記会員ファイル33cを検索し、該当
する氏名及び電話番号の会員データを読出して、表示器
38に表示出力し、プリンタ40によりレシート用紙等
に印字出力する。
【0037】次に、ST12として外部発注商品登録処
理を行う。すなわち、該外部発注データに含まれる商品
コードで前記商品ファイル33aを検索して品名,単価
等の商品データを取得し、売上点数を“1”,売上金額
を上記単価データとした商品売上データを前記売上デー
タファイル33bに登録処理する。
【0038】また、商品コード,売上点数及び売上金額
の商品売上データを、未請求を示すデータ区分(0)
と、該外部発注データに付加された買上日付のデータと
ともに、前記会員ファイル33cの該当会員コードに対
応する商品売上データ蓄積エリアRに蓄積格納する。こ
の場合において、該商品売上データ蓄積エリアRに既に
商品コード及び買上日付が同一のデータが存在する場合
には、そのデータの売上点数及び売上金額に新たなデー
タの売上点数及び売上金額をそれぞれ加算することによ
って蓄積したものとする。
【0039】さらに、品名,売上点数,売上金額等を表
示器38に表示するとともに、プリンタ40によりレシ
ート用紙等に印字出力する。以上、ST12以降の処理
を該外部発注データに含まれる全ての商品コードについ
て繰り返す。そして、ST13として全ての商品コード
についてST12以降の処理を完了し、該外部発注デー
タに含まれる締めコードを検出したならば、今回、外部
発注商品登録処理された全商品の合計金額を表示器38
に表示するとともに、プリンタ40によりレシート用紙
等に印字出力する。そして、レシート用紙を外部発注シ
ートとして発行する。
【0040】以上、ST11以降の処理を受注ファイル
33dから読出した全ての外部発注データについて繰り
返す。そして、ST14として全ての外部発注データに
ついてST11以降の処理を完了したならば、この外部
発注一括登録処理を終了する。
【0041】また、このPOS端末1は、前記「精算」
モードにおいて、図8の請求業務処理を実行可能なよう
にプログラム構成されている。
【0042】すなわち、POS端末1のCPU31は、
キーボード36の請求業務処理開始を宣言する特定キー
(例えば一括登録キー36a)の操作入力を検知する
と、上記請求業務処理を開始し、先ず、ST21として
時計部35にて計時されている日付を読取り、この日付
に1日を加算して翌日の日付を取得する。
【0043】次に、ST22として会員ファイル33c
を検索して支払い日データが前記翌日の日付に一致する
会員ファイルデータを読出す(会員コード読出し手
段)。
【0044】そして、該当する会員ファイルデータを読
出す毎に、この会員ファイルデータの会員が所望する支
払日は現日付に対して翌日の関係を有しており、この会
員に対して代金請求を行う必要があるので、ST23と
してこの会員ファイルデータ中の全商品売上データのう
ち、データ区分が未請求“0”のデータの金額を合算し
て代金請求額を算出する(請求額演算手段)。
【0045】そして、ST24として該当会員ファイル
データ中の会員コード,氏名,電話番号及び支払区分と
上記未請求の商品売上データ及びその合計金額である代
金請求額とを1レコードとして請求ファイル33eに格
納する。また、ST25として会員ファイル33cにお
ける該当会員ファイルデータのうちの未請求商品売上デ
ータのデータ区分“0”を請求済み“1”に変更する。
【0046】その後、会員ファイル33cの検索を続行
し、再び支払日データが前記翌日の日付に一致する会員
ファイルデータを読出したならば、上記ST23,ST
24,ST25の処理を実行する。
【0047】こうして、会員ファイル33cの検索を終
了したならば、ST26としてプリンタ40を駆動し
て、請求ファイル33eに格納された全レコードから代
金請求対象会員の会員コード,氏名,電話番号,請求
額,支払方法等の各データをレシート用紙に印字出力す
ることにより、請求リストを発行する。
【0048】また、ST27として請求ファイル33e
に格納された1レコード毎に、そのレコードに含まれる
会員コード,氏名,未請求の商品売上データ,請求額,
支払区分等の各データに基づいて支払方法毎に異なるフ
ォーマットの請求書データを作成し、このレコードに含
まれる外部発注端末4の電話番号を自動ダイヤリングし
て、回線が接続されたならば上記請求書データを電話回
線3を通じて送信する。
【0049】こうして、請求ファイル33eに格納され
た全レコードについて、ST27の処理を完了したなら
ば、請求ファイル33eをクリアして、この請求業務を
終了する。
【0050】ここに、代金請求情報出力手段は、プリン
タ40による請求リスト印字発行処理を制御する手段で
あり、かつ請求ファイル33eに格納されたレコードに
基づく請求書データを電話回線3を通じて送信する処理
を制御する手段であって、いずれか一方のみを有するも
のであってもよい。
【0051】このように構成された本実施例において
は、会員ファイル33cには通信販売会員として契約し
た各顧客の会員コードに対応して、氏名、その顧客が所
有する外部発注端末4の電話番号、その顧客が所望する
代金支払日及び支払区分の各データが予め設定されてい
る。
【0052】そこで、在宅の会員は、カタログ等から購
入を希望する商品を選択したならば外部発注端末4を操
作してその商品を発注する。具体的には、先ず自己に設
定されている会員コードを入力し、続いて購入を希望す
る商品の商品コードを入力し、最後に締めコードを入力
する。そうすると、これらの入力データからなる外部発
注データが電話回線3を通じて商店のPOS端末1に伝
送され、受注ファイル33dに一時格納される。
【0053】こうして、上記受注ファイル33dには、
各会員からの外部発注データが一時的に蓄積される。そ
こで、POS端末1を操作するキャッシャーは、適当な
時間帯になると一括登録キー36aを押下して外部発注
一括登録処理を実行させる。
【0054】そうすると、外部発注データ毎に外部発注
商品登録処理が行われる。また、会員ファイル33cに
おける該当会員の売上データ蓄積エリアRに、その会員
が外部発注した各商品の売上データが未請求データとし
て蓄積記憶される。さらに、外部発注された商品の売上
データと外部発注を行った会員の氏名等の会員データと
が印字された外部発注シートがそれぞれ発行される。従
って、この外部発注シートによって、外部発注者と発注
商品との特定を迅速かつ正確に行い得るようになる。
【0055】一方、店長等の管理責任者は、毎日、閉店
後の精算業務において、請求業務処理開始を宣言する特
定キーを押下する。そうすると、会員ファイル33cか
ら支払日データが翌日の日付に一致する会員ファイルデ
ータが読出される。そして、該当する会員ファイルデー
タ毎に、未請求の商品売上データの金額が合算されて代
金請求額が自動的に算出され、会員コード,氏名,電話
番号,支払区分及び上記未請求の商品売上データととも
に請求ファイル33eに登録される。このとき会員ファ
イル33cの該当する未請求の商品売上データは請求済
みにデータ区分が変更される。
【0056】従って、各会員がそれぞれ所望した支払日
の前日になると、その会員が先月の支払日以降の1か月
間に外部発注した全商品の代金合計が請求額として算出
される。
【0057】こうして、請求ファイル33eには、会員
ファイル33cにデータ登録されている各会員のうち、
支払日が翌日の日付に一致する全会員の会員コード,氏
名,電話番号,支払区分,未請求の商品売上データ及び
今回の代金請求額が一時的に格納される。
【0058】しかる後、この請求ファイル33eの各デ
ータに基づいて、例えば図9に示すような請求リスト5
0が自動的に印字出力される。ここで、請求リスト50
において、符号51で示すデータは現日付であり、符号
52で示すデータはPOS端末1の識別番号であり、符
号53で示すデータは翌日の日付である。また、符号5
4で示すデータ群は1会員の会員コード,氏名,電話番
号,請求額及び支払区分に対応した支払方法である。
【0059】従って、管理責任者は、この請求リスト5
0を見ることによって、翌日が支払日となっている会員
の氏名,請求額,支払方法等を迅速かつ正確に確認する
ことができる。
【0060】また、この実施例では、前記請求ファイル
33eの各データに基づいて会員別に請求書データが作
成される。そして、この請求書データはそれぞれ該当す
る会員が所有する外部発注端末4に電話回線3を通じて
伝送され、外部発注端末4の表示器18に請求書画面と
して表示されるとともに、プリンタ20により、図10
に示すような請求書60として印字出力される。
【0061】ここで、請求書60において、符号61で
示すデータは時計部15にて計時されている現日付であ
り、符号62で示すデータは該当会員の会員コードであ
り、符号63で示すデータは該当会員の氏名であり、符
号64で示すデータ群はこの1か月以内に発注した商品
の売上データ及びその買上日であり、符号65で示すデ
ータは今回の代金請求額であり、符号66で示すデータ
は該当会員の支払方法に対応したメッセージである。因
みに、図10では支払方法「振込み」の会員に対するメ
ッセージについて示している。
【0062】従って、会員は、毎月、支払日の前日にな
ると、この1か月以内に外部発注した全商品のリストや
その合計金額、すなわち代金請求額を容易に知ることが
できる。
【0063】その後、会員は発行された請求書60若し
くは表示器18の請求書画面を確認すると、キーボード
16の確認キー16aを押下する。そうすると、請求書
画面がクリアされて、外部発注が可能となる。
【0064】このように本実施例によれば、通信販売会
員として契約した顧客が所望する支払日の前日に、その
顧客が直前の1か月間に外部発注端末4を利用して外部
発注した全商品の代金合計が自動的に算出され、その顧
客が所望する支払方法とともに請求リスト50として出
力されるので、各顧客がそれぞれ所望する支払日及び支
払方法の人的管理を簡略化できる。また、請求金額の面
倒な計算も不要となり、計算ミスも生じない。従って、
通信販売に対する代金請求業務の効率化を図り得る上、
高信頼性も得られる。
【0065】また、顧客が直前の1か月間に外部発注し
た全商品の代金合計を請求金額とする請求書のデータ
が、POS端末1からその顧客が所有する外部発注端末
4に電話回線3を介して伝送され印字及び表示出力され
るので、顧客は在宅しながらにして請求金額を知ること
ができ、サービス性を高め得る。
【0066】なお、前記実施例では、請求業務において
現日付に対して翌日が支払日の会員の請求金額を算出
し、請求リスト50を作成したが、例えば2日後や3日
後が支払日の会員の請求金額を算出し、請求リスト50
を作成するようにしてもよい。また、開店前等に図8に
示す請求業務を実行するようにして、支払日当日の会員
の請求金額を算出し、請求リスト50を作成するように
してもよい。
【0067】この他、本発明を電子式キャッシュレジス
タに適用する等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
変形実施可能であるのは勿論である。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、対
面販売による商品売上データは勿論のこと、通信販売に
より発生した商品売上データも容易に登録処理すること
ができ、しかも通信販売の各発注者と発注商品との特定
を迅速かつ正確に行い得るものにおいて、さらに各発注
者が所望する期日にその発注者が一定期間内に発注した
全商品の代金合計を自動的に知ることができ、通信販売
に対する代金請求業務の効率化及び信頼性向上を図り得
る商品販売登録データ処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概略を示す模式図。
【図2】 同実施例における外部発注端末の要部ブロッ
ク図。
【図3】 同外部発注端末のCPUが実行する外部発注
処理を示す流れ図。
【図4】 同外部発注端末のCPUが実行する割込み処
理を示す流れ図。
【図5】 同実施例におけるPOS端末の要部ブロック
図。
【図6】 同POS端末に設けられる会員ファイルのエ
リア構造を示す図。
【図7】 同POS端末のCPUが実行する外部発注割
込み処理及び外部発注一括登録処理を示す流れ図。
【図8】 同POS端末のCPUが実行する請求業務処
理を示す流れ図。
【図9】 同実施例にてPOS端末から発行される請求
リストの一印字例を示す平面図。
【図10】同実施例にて外部発注端末から発行される請
求書の一印字例を示す平面図。
【符号の説明】
1…POS端末(商品販売登録データ処理装置) 3…電話回線(通信手段) 4…外部発注端末 31…CPU 33a…商品ファイル 33b…売上データファイル 33c…会員ファイル 35…時計部(計時手段) 50…請求リスト 60…請求書

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ入力手段を介して入力された商品
    コードに基づいて商品ファイルを検索して商品データを
    取得し、この商品データに基づく商品売上データを売上
    ファイルに登録処理する手段、及び通信手段を介して外
    部発注端末から会員コード及び商品コードを含む外部発
    注データを受信するとその受信した外部発注データに含
    まれる会員コードに基づいて会員ファイルを検索して会
    員データを取得しかつ該当外部発注データに含まれる商
    品コードに基づいて前記商品ファイルを検索して商品デ
    ータを取得し、この商品データに基づく商品売上データ
    を前記売上ファイルに登録処理するとともに、少なくと
    も前記会員データ及び商品売上データを印字した外部発
    注シートを発行する手段を備えた商品販売登録データ処
    理装置において、 会員コード別に外部発注商品の代金支払日を特定するデ
    ータを記憶する支払日記憶手段と、会員コード別に該当
    会員コードを含む外部発注データによって登録処理され
    た商品売上データを登録順に蓄積記憶する売上データ蓄
    積手段と、現日付を計時する計時手段と、前記支払日記
    憶手段により記憶されているデータを検索して前記計時
    手段によって計時される現日付に対して代金支払日が所
    定の関係を有する会員コードを読出す会員コード読出し
    手段と、この会員コード読出し手段によって読出された
    会員コードに対応して前記売上データ蓄積手段により蓄
    積記憶された商品売上データに基づいて外部発注商品の
    代金請求額を算出する請求額演算手段と、この演算手段
    により算出された代金請求額を該当会員コードに基づい
    て前記会員ファイルから読出した会員データとともに出
    力する代金請求情報出力手段とを具備したことを特徴と
    する商品販売登録データ処理装置。
JP30508094A 1994-12-08 1994-12-08 商品販売登録データ処理装置 Pending JPH08161649A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002120898A (ja) * 2000-10-13 2002-04-23 Tatsuno Corp 液体燃料供給機構の料金徴収システム
JP2002288428A (ja) * 2001-03-23 2002-10-04 Daiwa Securities Group Inc 取引報告書管理装置、取引報告書管理方法およびプログラム
JP2002342689A (ja) * 2001-05-14 2002-11-29 Billing System Corp 口座振替取次システム

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