JP3090572B2 - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

商品販売登録データ処理装置

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JP3090572B2
JP3090572B2 JP7845994A JP7845994A JP3090572B2 JP 3090572 B2 JP3090572 B2 JP 3090572B2 JP 7845994 A JP7845994 A JP 7845994A JP 7845994 A JP7845994 A JP 7845994A JP 3090572 B2 JP3090572 B2 JP 3090572B2
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裕一 小川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単体の電子式キャッシ
ュレジスタまたは上位のホスト機器に通信手段を介して
接続されたPOS(販売時点情報管理)端末等の商品販
売登録データ処理装置に関わり、特に単品売上管理機能
または顧客管理機能を有する商品販売登録データ処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の単品売上管理機能を有する商品販
売登録データ処理装置は、予め記憶部に各商品にそれぞ
れ付された固有の商品識別コードいわゆる単品コードに
対応して、商品名称,販売価格等の商品データが設定さ
れた商品データファイルを作成し、商品データ入力手段
により客買上商品の単品コードが入力されると、前記商
品データファイルを検索して入力単品コードに対応する
品名,販売価格等の商品データを読出し、この商品デー
タに基づいて商品販売データの登録処理や品名,価格等
の表示及びレシート等への印字出力処理を実行するもの
であった。
【0003】このものにおいて、各商品にそれぞれ単品
コードを示すバーコードを印刷若しくは貼付し、かつ商
品データ入力手段として上記バーコードを読取り可能な
スキャナを設け、このスキャナで客買上商品のバーコー
ドを読取ることにより、単品コードの入力作業を簡易化
する技術は既に実用化されている。
【0004】一方、従来の顧客管理機能を有する商品販
売登録データ処理装置は、予め記憶部に各顧客にそれぞ
れ付された固有の顧客識別コードいわゆる会員コードに
対応して、その顧客の氏名,住所,生年月日等の顧客デ
ータが設定された顧客データファイルを作成し、顧客デ
ータ入力手段により買物客の顧客識別コードが入力され
ると、前記顧客データファイルを検索して入力顧客識別
コードに対応する氏名,住所,生年月日等の顧客情報を
読出し、例えば未成年者か否かによって取引を許可する
か否かを判別したり、誕生日か否かによって値引を行う
か否かを判別する等の取引の制御を実行するものであっ
た。
【0005】このものにおいて、各顧客にそれぞれ会員
コードが磁気記録されたカードを配布し、かつ顧客デー
タ入力手段として上記カードの記録データを読取り可能
な磁気カードリーダを設け、この磁気カードリーダでカ
ードの会員コードを読取ることにより、会員コードの入
力作業を簡易化する技術も既に実用化されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スキャ
ナを設けて単品コード入力作業の簡易化を図った従来の
単品売上管理機能を有する商品販売登録データ処理装置
においても、まだ解決すべき次のような課題があった。
【0007】すなわち、従来のこの種の商品販売登録デ
ータ処理装置においては、予め記憶部に商品データファ
イルを作成しなければならないが、商品のアイテム数
は、商品の多様化や商品のライフサイクルの短期化に伴
い大幅に増加しているので、商品データファイルの大容
量化が避けられなかった。このため、商品登録時のファ
イル検索に要する時間が増加傾向にあり、商品登録業務
の効率低下が懸念されていた。
【0008】また、販売価格の変更や新規商品の追加等
がある毎に商品データファイルの内容を更新しなければ
ならず、ファイルのメンテナンス作業が面倒である上、
設定ミスによって間違った価格で登録されたり、未設定
エラーによって登録不能となるおそれがあり、信頼性が
低かった。
【0009】このような課題は、従来の顧客管理機能を
有する商品販売登録データ処理装置にも当てはまる。す
なわち、従来のこの種の商品販売登録データ処理装置に
おいては、予め記憶部に顧客データファイルを作成する
必要があり、顧客数の増加に伴い顧客データファイルの
大容量化は避けられず、ファイル検索時間の増加やファ
イルメンテナンス作業の煩雑化等に伴う種々の問題が生
じていた。
【0010】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たものであり、第1の目的とするところは、商品アイテ
ム数の増減に拘らず商品登録業務の効率を向上できると
ともに、ファイルのメンテナンス作業を不要にでき、し
かも常に正確な商品データで確実に登録処理することが
でき、信頼性を向上できる商品販売登録データ処理装置
を提供しようとするものである。
【0011】また、第2の目的とするところは、顧客数
の増減に拘らず顧客管理業務の作業能率を向上できると
ともに、ファイルのメンテナンス作業を不要にでき、し
かも常に正確な顧客データで確実に取引の制御を実行で
き、信頼性を向上できる商品販売登録データ処理装置を
しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願請求項1対応の発明
は、商品データ入力手段により販売商品に関するデータ
が入力されると、その入力データに基づいて商品販売デ
ータを登録処理するとともに登録商品情報を表示または
印字して出力処理する商品販売登録データ処理装置にお
いて、商品データ入力手段は、周囲の少なくとも2片が
直線となる構成のマトリックス状にデータを配した矩形
の2次元データコードを読取る2次元データコード読取
り手段からなり、かつ、この2次元データコード読取り
手段により読取られた2次元データコードが少なくとも
商品識別コードと販売価格と商品名称の商品データを含
有するコードか否かを判断する商品用2次元データコー
ド判断手段と、この判断手段により商品データを含有す
る2次元データコードであることが判断されると、この
2次元データコードに含有される商品データで商品販売
データの登録処理及び販売商品の名称,価格等の出力処
理を実行する商品データ処理手段とを備えたものであ
る。
【0013】また、本願請求項2対応の発明は、前記請
求項1対応の発明に加えて、各商品の少なくとも識別コ
ード及び名称データを記憶するとともにその各商品の売
上を商品別に集計する商品別ファイルと、2次元データ
コード読取り手段により読取られた2次元データコード
が少なくとも商品識別コードと販売価格と商品名称の商
品データを含有するコードであるとき、その2次元デー
タコード中の商品識別コードが商品別ファイルに存在す
るか検索する商品別ファイル検索手段と、この検索手段
により存在無しが確認されると、2次元データコード中
の少なくとも商品識別コード及び名称データを商品別フ
ァイルに追加する商品別ファイル作成手段とを備えたも
のである。
【0014】また、本願請求項3対応の発明は、商品デ
ータ入力手段により販売商品に関するデータが入力され
ると、その入力データに基づいて商品販売データを登録
処理するとともに登録商品情報を表示または印字出力
し、かつ顧客データ入力手段により顧客に関するデータ
が入力されると、その入力データに基づいて該当顧客と
の取引を制御する商品販売登録データ処理装置におい
て、顧客データ入力手段は、周囲の少なくとも2片が直
線となる構成のマトリックス状にデータを配した矩形の
2次元データコードを読取る2次元データコード読取り
手段からなり、かつ、この2次元データコード読取り手
段により読取られた2次元データコードが少なくとも各
顧客にそれぞれ設定される顧客識別コードと氏名の顧客
データを含有するコードが否かを判断する顧客用2次元
データコード判断手段と、この判断手段により顧客デー
タを含有する2次元データコードであることが判断され
ると、この2次元データコードに含有される顧客データ
で該当顧客との取引制御を実行する顧客データ処理手段
とを備えたものである。
【0015】また、本願請求項4対応の発明は、前記請
求項3対応の発明に加えて、各顧客の少なくとも顧客識
別コード及び氏名データを記憶するとともに各顧客の買
上金額を個別に集計する顧客別ファイルと、2次元デー
タコード読取り手段により読取られた2次元データコー
ドが少なくとも顧客識別コードと氏名の顧客データを含
有するコードであるとき、その2次元データコード中の
顧客識別コードが顧客別ファイルに存在するか検索する
顧客別ファイル検索手段と、この検索手段により存在無
しが確認されると、2次元データコード中の少なくとも
顧客識別コード及び氏名データを顧客別ファイルに追加
する顧客別ファイル作成手段とを備えたものである。
【0016】
【作用】本願請求項1対応の発明においては、各商品に
はそれぞれ少なくとも商品識別コードと販売価格と商品
名称の商品データを含有する2次元データコードが付さ
れている。そして、この商品に付されている2次元デー
タコードが2次元データコード読取り手段により読取ら
れると、判断手段により商品データを含有する2次元デ
ータコードであるか否かが判断され、商品データを含有
する2次元データコードであることが判断されると、こ
の2次元データコードに含有される商品データで商品販
売データの登録処理及び販売商品の名称,価格等の出力
処理が実行される。
【0017】従って、各商品の商品識別コードに対応し
て商品名称,販売価格等の商品データが設定された商品
データファイルを予め記憶部に形成しておく必要がなく
なるので、ファイル検索時間の省略及びファイルメンテ
ナンス作業の不要化を図り得る。
【0018】また、本願請求項2対応の発明において
は、各商品の少なくとも識別コード及び名称データを記
憶するとともにその各商品の売上を商品別に集計する
品別ファイルが設けられている。そして、2次元データ
コード読取り手段により商品データを含有する2次元デ
ータコードが読み取られると、商品別ファイルが検索さ
れる。これにより、該ファイルにその2次元データコー
ド中の商品識別コードが存在しないことが確認される
と、2次元データコード中の少なくとも商品識別コード
及び名称データが商品別ファイルに追加される。
【0019】従って、商品別ファイルには販売登録され
た全商品の商品識別コード及び名称データが自動的に蓄
積されるので、これらの商品データを商品別ファイルに
予め設定しておく必要はない。
【0020】また、本願請求項3対応の発明において
は、各顧客にはそれぞれ少なくともその顧客に設定され
る顧客識別コードと氏名の顧客データを含有する2次元
データコードが割当てられている。そして、この顧客に
割当てられている2次元データコードが2次元データコ
ード読取り手段により読取られると、判断手段により顧
客データを含有する2次元データコードであるか否かが
判断され、顧客データを含有する2次元データコードで
あることが判断されると、この2次元データコードに含
有される顧客データで該当顧客との取引制御が実行され
る。
【0021】従って、各顧客にそれぞれ付された固有の
顧客識別コードいわゆる会員コードに対応して、その顧
客の氏名等の顧客データが設定された顧客データファイ
ルを予め記憶部に形成しておく必要がなくなるので、フ
ァイル検索時間の省略及びファイルメンテナンス作業の
不要化を図り得る。
【0022】また、本願請求項4対応の発明において
は、各顧客の少なくとも顧客識別コード及び氏名データ
を記憶するとともに各顧客の買上金額を個別に集計する
顧客別ファイルが設けられている。そして、2次元デー
タコード読取り手段により顧客データを含有する2次元
データコードが読み取られると、顧客別ファイルが検索
される。これにより、該ファイルにその2次元データコ
ード中の顧客識別コードが存在しないことが確認される
と、2次元データコード中の少なくとも顧客識別コード
及び氏名データが顧客別ファイルに追加される。
【0023】従って、顧客別ファイルには取引をした全
顧客の顧客識別コード及び氏名データが自動的に蓄積さ
れるので、これらの顧客データを顧客別ファイルに予め
設定しておく必要はない。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。なお、この実施例では、本願請求項1乃至
4対応の発明に関わる商品販売登録データ処理装置をス
ーパーマーケット等で利用されるPOS(販売時点情報
管理)システムの金銭登録用端末、いわゆるPOS端末
に適用した場合について述べる。
【0025】図1はかかるPOS端末の要部構成を示す
ブロック図である。このPOS端末は、制御部本体とし
てCPU(中央処理装置)1を搭載している。また、こ
のCPU1が制御する主記憶部として、プログラム等の
固定的データが予め格納されたROM(リード・オンリ
・メモリ)2と、可変的なデータを一時記憶するための
RAM(ランダム・アクセス・メモリ)3とを搭載して
いる。なお、このRAM3はバッテリ(不図示)によっ
て電源がバックアップされている。
【0026】また、このPOS端末は、現日時を計時す
るための時計回路4、上位機器としてのホストコンピュ
ータとLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)等の
通信回線を介して行われるデータの送受信を司るホスト
インタフェース5、キーボード6を制御するキーボード
コントローラ7、表示器8を制御する表示器コントロー
ラ9、プリンタ10を制御するプリンタコントローラ1
1、2次元データコードリーダ12にて読取られた2次
元データコードを入力する2次元データコードリーダイ
ンタフェース13、モードスイッチ14からの信号が入
力されるとともに、ドロワ(不図示)を開放させるため
のドロワ開放装置15に駆動信号を送出するI/Oポー
ト16等を搭載している。
【0027】そして、前記CPU1と、ROM2、RA
M3、時計回路4、ホストインタフェース5、キーボー
ドコントローラ7、表示器コントローラ9、プリンタコ
ントローラ11、2次元データコードリーダインタフェ
ース13及びI/Oポート16等とをアドレスバス,デ
ータバス等のバスライン17で接続して、当該POS端
末の制御回路を構成している。
【0028】前記キーボード6は、商品の販売登録業務
に必要な置数キー,小計キー,締めキー,クリアキー,
取消キー,値引キー,サインキー等が配列されたPOS
端末専用のキーボードである。
【0029】前記表示器8は、販売登録された商品の名
称,販売価格や1取引の支払金額等を表示するもので、
該POS端末を操作する店員、いわゆるキャッシャ用の
表示器と、顧客用の表示器とがある。
【0030】前記プリンタ10は、レシート用紙及びジ
ャーナル用紙に1取引にて販売登録された全商品の名
称,販売価格や合計金額等を印字するもので、印字済み
のレシート用紙はレシート発行口(不図示)より排出さ
れ1取引毎に切断されてレシートとして客に発行され、
ジャーナル用紙は端末内部にて巻き取られ、取引履歴と
して保管される。
【0031】前記モードスイッチ14は、「登録」,
「点検」,「精算」,「設定」等の各種業務モードを選
択するためのスイッチである。因みに「登録」とは、商
品データ入力手段により販売商品に関するデータが入力
されると、その入力データに基づいて商品販売データを
記憶部に登録処理するとともに、前記販売商品の名称,
価格等を表示器8に表示またはプリンタ10によりレシ
ート用紙等に印字出力する業務である。
【0032】また、「点検」とは記憶部に登録処理され
た商品販売データの集計データを売上点検レポートとし
て表示または印字出力する業務であり、「精算」とは上
記集計データを売上精算レポートとして表示または印字
出力した後、該記憶部の内容をクリアする業務である。
さらに、「点検」とは各種業務を実行する上で予め必要
なデータをRAM3上に設定しておく業務である。
【0033】前記2次元データコードリーダ12は、図
2に示すように周囲の少なくとも2片が直線となる構成
のマトリックス状に各種データを配した矩形の2次元デ
ータコードを読取るもので、2次元データコード読取り
手段を構成する。
【0034】なお、この実施例では、図3(a)に示す
ように、各商品にそれぞれ付される固有の商品識別コー
ドとしての単品コード、カナ文字による商品名称、漢字
による商品名称、各商品を分類する部門コード、販売価
格、原価、生産日等の商品データを含有する商品用2次
元データコード21が全商品にそれぞれ付されている。
ここに、2次元データコードリーダ12は、商品データ
入力手段として機能する。
【0035】また、会員として契約した全顧客に対して
は、図3(b)に示すように、各顧客にそれぞれ設定さ
れる固有の顧客識別コードとしての会員コード、氏名、
住所、電話番号、生年月日、性別、職業等の顧客データ
を含有する会員用2次元データコード22が印刷された
会員シートがそれぞれ配布されている。ここに、2次元
データコードリーダ12は、顧客データ入力手段として
も機能する。
【0036】しかして、このPOS端末は、前記RAM
3に、図4に示す各種メモリエリア31〜37を形成し
ている。ここで、エリア31は、各商品を分類する部門
コード別に売上点数及び売上金額を累積するためのエリ
アであって、部門別合計器と称する。
【0037】エリア32は、商品用2次元データコード
21に含有される商品データを展開するエリアであっ
て、商品用2次元データコード展開エリアと称する。ま
た、エリア33は、会員用2次元データコード22に含
有される顧客データを展開するエリアであって、会員用
2次元データコード展開エリアと称する。
【0038】エリア34は、1取引にて買上げられる全
商品の販売価格を合計するためのエリアであって、取引
合計器と称する。また、エリア35は、1取引の商品登
録中に“1”にセットされる登録中フラグF1と、会員
として契約した顧客、いわゆる会員客との取引中に
“1”にセットされる会員フラグF2と、この会員取引
の制御によって値引が許可されたとき“1”にセットさ
れる値引フラグF3とを記憶するエリアであって、フラ
グエリアと称する。
【0039】なお、この実施例では、誕生日に買物をし
た会員に対しては売上合計金額を一定の割引率(例えば
1割)で値引するものとする。
【0040】エリア36は、販売登録された全商品の単
品コード,商品名及び販売価格を記憶するとともに、そ
の全商品の売上点数及び売上金額を単品別に集計するエ
リアであって、単品売上集計ファイルと称する。また、
エリア37は、取引した全会員客の会員コード,氏名,
住所及び電話番号を記憶するとともに、その全会員の買
上金額を個別に集計するエリアであって、会員買上集計
ファイルと称する。
【0041】ここに、単品売上集計ファイル36は商品
別ファイルとして機能し、会員買上集計ファイル37は
顧客別ファイルとして機能する。
【0042】そして、前記CPU1は、モードスイッチ
14により「登録」業務モードが選択されている状態
で、特に図5乃至図7の流れ図に示す処理を実行するよ
うにプログラム構成されている。
【0043】図5及び図6は2次元データコードリーダ
12によって2次元データコードが読取られた場合のC
PU1の処理を示しており、特に図5は商品データを含
有する商品用2次元データコード21が読取られた場合
の処理を示し、図6は顧客データを含有する会員用2次
元データコード22が読取られた場合の処理を示してい
る。
【0044】すなわち、ST(ステップ)1として2次
元データコードリーダ12によって読取られた2次元デ
ータコードを2次元データコードリーダインタフェース
13を介して入力すると、ST2としてこの2次元デー
タコードが商品用2次元データコード21であるか否か
を判断する(商品用2次元データコード判断手段)。
【0045】そして、商品データを含有する商品用2次
元データコード21であることが判断されると、ST3
としてフラグエリア35の登録中フラグF1を調べる。
ここで、登録中フラグF1が“0”にリセットされてい
たならば、1取引の最初の商品登録なので、ST4とし
て前記登録中フラグF1を“1”にセットし、ST5と
して取引合計器34をクリアする。ST3にて登録中フ
ラグF1が“1”にセットされている場合には、1取引
の2点目以降の商品登録なので、ST4,ST5の処理
を行わない。
【0046】次に、ST6として入力した2次元データ
コード21を解析して、商品登録に必要な商品データ
(単品コード,カナ文字の商品名,漢字の商品名,部門
コード,販売価格等)を読出し、商品用2次元データコ
ード展開エリア32に展開する。
【0047】しかる後、上記商品用2次元データコード
展開エリア32内の各データを参照して、ST7の部門
別売上登録処理、ST8の販売価格加算処理、ST9の
登録商品情報の表示,印字処理を実行する(商品データ
処理手段)。
【0048】具体的には、部門別合計器31の該当部門
コードに対応する売上点数データ及び売上金額データに
それぞれ販売点数=1及び該当販売価格を加算する(S
T7)。また、取引合計器34に該当販売価格を加算す
る(ST8)。さらに、表示器8に該当商品名(カナ文
字または漢字)と該当販売価格とを表示するとともに、
プリンタ10によりレシート用紙及びジャーナル用紙に
該当単品コード,該当商品名(カナ文字または漢字),
該当販売価格,該当部門コードを印字する(ST9)。
【0049】次に、ST10として該当単品コードを検
索キーとして前記単品売上集計ファイル36の単品コー
ドエリアを検索して、検索キーに一致する単品コードが
存在するか調べる(商品別ファイル検索手段)。
【0050】そして、この検索の結果、ST11として
同一単品コード無しが確認された場合には、ST12と
して該当単品コード,漢字の商品名及び販売価格の各商
品データを前記単品売上集計ファイル36に追加登録す
る(商品別ファイル作成手段)。
【0051】ST11にて同一単品コード有りが確認さ
れた場合には、ST12の処理は行わない。
【0052】その後、ST13として前記単品売上集計
ファイル36の該当単品コードに対応する売上点数デー
タ及び売上金額データにそれぞれ販売点数=1及び該当
販売価格を加算したならば、今回の処理を終了する。
【0053】一方、ST1として2次元データコードを
入力し、ST2としてこの2次元データコードが商品デ
ータを含有する2次元データコード21でないと判断さ
れると、ST14(図6参照)としてこの2次元データ
コードが会員用2次元データコード22であるか否かを
判断する(顧客用2次元データコード判断手段)。
【0054】そして、顧客データを含有する会員用2次
元データコード22であることが判断されると、ST1
5としてフラグエリア35の会員フラグF2を調べる。
ここで、会員フラグF2が“1”にセットされていたな
らば、会員客との取引中に再び会員用2次元データコー
ド22が入力されたので、エラーとする。
【0055】これに対し、ST15にて会員フラグF2
が“0”にリセットされていたならば、ST16として
前記会員フラグF2を“1”にセットする。
【0056】次に、ST17として入力した会員用2次
元データコード22を解析して、会員取引に必要な顧客
データ(会員コード,氏名,住所,電話番号等)を読出
し、会員用2次元データコード展開エリア33に展開す
る。
【0057】しかる後、上記会員用2次元データコード
展開エリア33内のデータを参照して、ST18の会員
情報表示,印字処理及びST19乃至ST21の会員取
引制御処理を実行する(顧客データ処理手段)。
【0058】具体的には、表示器8に該当氏名を表示す
るとともに、プリンタ10によりレシート用紙及びジャ
ーナル用紙に該当会員コード及び氏名を印字する(ST
18)。また、フラグエリア35の値引フラグF3を
“0”にリセットした後(ST19)、時計回路4にて
計時されている本日の日付が該当生年月日の月日と一致
するか、つまりは本日が誕生日か調べる(ST20)。
そして、誕生日の場合のみ前記値引フラグF3を“1”
にセットして値引取引の実行を宣言する(ST21)。
【0059】次に、ST22として該当会員コードを検
索キーとして前記会員買上集計ファイル37の会員コー
ドエリアを検索して、検索キーに一致する会員コードが
存在するか調べる(顧客別ファイル検索手段)。
【0060】そして、このファイル検索の結果、ST2
3として同一会員コード無しが確認された場合には、S
T24として該当会員コード,氏名,住所及び電話番号
の各顧客データを前記会員買上集計ファイル37に追加
する(顧客別ファイル作成手段)。
【0061】ST23にて同一会員コード有りが確認さ
れた場合には、ST24の処理は行わない。
【0062】以上で、今回の処理を終了する。
【0063】図7はキーボード6の締めキーが操作入力
された場合のCPU1の処理を示している。
【0064】すなわち、ST31としてキーボード6か
らのキー信号をキーボードコントローラ7を介して入力
すると、ST32としてこの入力されたキー信号から操
作入力されたキーの種類を判別する。そして、1取引の
商品登録終了を宣言する締めキーが操作入力されたこと
を確認したならば、ST33として前記登録中フラグF
1を調べる。ここで、登録中フラグF1が“0”にリセ
ットされている場合には、1取引の商品登録が行われて
いないにも関わらず商品登録終了が宣言されたので、キ
ー操作エラーとする。
【0065】ST33にて登録中フラグF1が“1”に
セットされていることを確認したならば、ST34とし
て値引フラグF3を調べる。ここで、値引フラグF3が
“1”にセットされている場合には、この取引の会員客
が誕生日であり、値引取引の実行が宣言されているの
で、ST35として取引合計器34にて算出された取引
合計金額の一定の割引率で値引する。そして、値引後の
取引合計金額を支払金額として表示器8に表示する。ま
た、プリンタ10により取引合計金額,値引額及び支払
金額をレシート用紙及びジャーナル用紙に印字出力して
レシートを発行するとともに、ドロワ開放装置15に駆
動信号を送出してドロワを開放する。
【0066】一方、ST34にて値引フラグF3が
“0”にリセットされている場合には、値引取引の実行
が宣言されていないので、ST36にて取引合計器34
内の取引合計金額をそのまま支払金額として表示器8に
表示する。また、ST37にてプリンタ10により支払
金額をレシート用紙及びジャーナル用紙に印字出力して
レシートを発行するとともに、ドロワ開放装置15に駆
動信号を送出してドロワを開放する。
【0067】次に、ST38として会員フラグF2を調
べる。そして、会員フラグF2が“1”にセットされて
いる場合には、会員客との取引なので、ST39として
前記会員買上集計ファイル37の該当会員コードに対応
する買上金額データに前記支払金額を加算する。しかる
後、ST40として会員フラグF2を“0”にリセット
する。ST38にて会員フラグF2が“0”にリセット
されている場合には上記ST39,40の処理は行わな
い。
【0068】その後、ST41として登録中フラグF1
を“0”にリセットしたならば、今回の処理を終了す
る。
【0069】このような構成の本実施例においては、各
商品はそれぞれ単品コード,カナ文字の商品名,漢字の
商品名,部門コード,販売価格,原価,生産日等の商品
データを含有する商品用2次元データコード21が例え
ばラベルやタグの形式で付された状態で販売されてい
る。
【0070】一方、POS端末を操作するキャッシャ
は、買物客が買上商品の会計を申し出ると、その客買上
商品に付されている2次元データコード21を2次元デ
ータコードリーダ12で読取り操作する。
【0071】そうすると、この2次元データコード21
に含有される単品コード,商品名,部門コード,販売価
格等の商品登録に必要なデータが商品用2次元データコ
ード展開エリア32に展開される。次いで、このエリア
32内のデータが参照されて、部門別売上登録処理、販
売価格加算処理及び登録商品情報の表示,印字処理が実
行される。
【0072】このように、本実施例によれば、各商品に
それぞれ商品登録に必要な単品コード,商品名,販売価
格等のデータを含有してなる2次元データコード21を
付し、商品登録時、この2次元データコード21をリー
ダ12で読取り操作することで商品登録に必要なデータ
を全て取得し、このデータで部門別売上登録処理,販売
価格加算処理及び表示,印字処理を実行するようにした
ので、各商品の単品コードに対応して商品名,販売価格
等の商品データが設定された商品データファイルを予め
記憶部に形成しておく必要がなくなる。
【0073】従って、商品登録時における商品データフ
ァイルの検索処理が不要となるので、商品アイテム数の
増減に拘らず1商品の登録処理に要する時間を短縮で
き、ひいては商品登録業務の処理効率を向上できる。ま
た、商品データファイルとして使用していた記憶領域を
不用にできるので、記憶容量の削減あるいは他の用途へ
の有効利用を図り得る。
【0074】また、各商品にそれぞれ付された2次元デ
ータコード21に含有される単品コード,商品名,販売
価格等の商品データで該当商品の販売データが登録処理
されるので、常に正しい商品データで確実に登録処理が
実行される。従って、商品データの設定ミスによって間
違った価格で登録されたり、未設定エラーによって登録
不能となることがなく、信頼性を向上できる。
【0075】さらに、販売価格の変更や新規商品の追加
等があってもファイル内容を更新する必要がないので、
ファイルのメンテナンス作業が不要となり、作業負担の
軽減,ひいては人件費の削減等の効果を奏する。
【0076】また、本実施例においては、販売登録され
た全商品の売上点数及び売上金額を単品別に集計するエ
リアとして単品売上集計ファイル36が設けられてお
り、商品用2次元データコード21の読取り操作に応じ
て商品販売データの登録処理が実行される毎に、前記単
品売上集計ファイル36に該当商品の単品コードが存在
するか検索される。そして、存在しない場合には2次元
データコード21に含有される単品コード,商品名,販
売価格が前記単品売上集計ファイル36に追加登録され
て、単品別の売上集計を可能にしている。
【0077】従って、予め単品売上集計ファイル36に
単品コード,商品名及び販売価格を設定することなく単
品別の売上集計を行うことができるので、この点でもフ
ァイルのメンテナンス作業を不要にできる効果を奏す
る。
【0078】なお、この単品売上集計ファイル36の内
容は点検及び精算業務においてレポート出力可能であ
る。従って、予め単品コード,商品名及び販売価格を設
定しなくても、商品名及び販売価格を含む詳細な単品別
売上集計レポートを取得でき、その効果は大である。
【0079】また、本実施例においては、会員として契
約した全顧客に対し、会員コード、氏名、住所、電話番
号、生年月日、性別、職業等の顧客データを含有する2
次元データコード22が印刷された会員シートがそれぞ
れ配布されている。そして、会員客は、買上商品の会計
の際に自己の会員シートをキャッシャに提示する。キャ
ッシャは、その会員シートに印刷された2次元データコ
ード22を2次元データコードリーダ12で読取り操作
する。
【0080】そうすると、この2次元データコード22
に含有される会員コード,氏名、住所、電話番号、生年
月日等の会員取引に必要なデータが会員用2次元データ
コード展開エリア33に展開される。次いで、このエリ
ア33内のデータが参照されて会員情報の表示,印字処
理及び取引制御処理が実行される。
【0081】この結果、本日が誕生日の会員の場合に
は、取引合計金額に対して一定の割引率で値引が実行さ
れる。
【0082】このように本実施例によれば、各会員客に
それぞれ会員取引に必要な会員コード,氏名,住所,電
話番号,生年月日等のデータを含有してなる2次元デー
タコード22を印刷した会員シールを配布し、会員取引
時、この2次元データコード22をリーダ12で読取り
操作することで会員取引に必要なデータを全て取得し、
このデータで会員情報の表示,印字処理及び取引制御処
理を実行するようにしたので、各会員客の会員コードに
対応して氏名,住所,電話番号,生年月日等の顧客デー
タが設定された会員データファイルを予め記憶部に形成
しておく必要がなくなる。
【0083】従って、会員取引時における会員データフ
ァイルの検索処理が不要となるので、会員数の増減に拘
らず会員取引に要する時間をファイルの検索に要してい
た時間だけ短縮でき、ひいては会員取引業務の処理効率
を向上できる。また、会員データファイルとして使用し
ていた記憶領域を不用にできるので、記憶容量の削減あ
るいは他の用途への有効利用を図り得る。
【0084】また、新規会員の加入等があってもファイ
ル内容を更新する必要がないので、ファイルのメンテナ
ンス作業が不要となり、作業負担の軽減,ひいては人件
費の削減等の効果を奏する。
【0085】また、本実施例においては、全会員の買上
金額を会員別に集計するエリアとして会員買上集計ファ
イル37が設けられており、会員用2次元データコード
22の読取り操作により会員データが入力される毎に、
前記会員買上集計ファイル37に該当会員の会員コード
が存在するか検索される。そして、存在しない場合には
2次元データコード22に含有される会員コード,氏
名,住所,電話番号が前記会員買上集計ファイル37に
追加されて、会員別の買上金額集計を可能にしている。
【0086】従って、予め会員買上集計ファイル37に
会員コード,氏名,住所及び電話番号を設定することな
く会員別の買上金額集計を行うことができるので、この
点でもファイルのメンテナンス作業を不要にできる効果
を奏する。
【0087】なお、この会員買上集計ファイル37の内
容は点検及び精算業務においてレポート出力可能であ
る。従って、予め会員コード,氏名,住所及び電話番号
を設定しなくても、これら会員データを含む詳細な会員
別買上集計レポートを取得でき、その効果は大である。
また、この会員データを用いることで取引があった全会
員の名簿を作成することもできる。
【0088】ところで、従来においてもICカード等の
ように記憶容量が大きい記憶媒体を用いれば顧客情報を
すべて持たせることは可能である。しかし、このICカ
ードは非常に高価なのものであり汎用性に乏しい。これ
に対し、本実施例で用いられる会員シールは安価に構成
できるので、汎用性に富んでいる。
【0089】なお、本発明はPOS端末に限定されるも
のではなく、単体の電子式キャッシュレジスタにも適用
できるのは言うまでもないことである。
【0090】また、前記実施例では会員客の誕生日当日
には値引きする場合を示したが、会員取引の制御内容は
これに限定されるものではない。例えば会員客の生年月
日データから未成年者か否かによって取引を許可するか
否かを判別する制御であってもよい。また、会員用2次
元データコード22に結婚記念日等の特定の日付データ
を持たせ、買上当日がこの特定の日付に一致したとき値
引等の特典を付与するような取引制御であってもよい。
【0091】この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0092】
【発明の効果】以上詳述したように本願請求項1対応の
発明によれば、各商品の商品識別コードに対応して販売
価格,商品名称等の商品データが予め設定された商品デ
ータファイルを記憶部に形成しておく必要がないので、
商品アイテム数の増減に拘らず商品登録業務の効率を向
上できるとともに、ファイルのメンテナンス作業を不要
にでき、しかも常に正確な商品データで確実に登録処理
することができ、信頼性を向上できる商品販売登録デー
タ処理装置を提供できる。
【0093】また本願請求項2対応の発明によれば、
め商品別ファイルに商品識別コード及び商品名を設定し
なくても販売登録された全商品の商品データを自動的に
蓄積保持することができる商品販売登録データ処理装置
を提供できる。
【0094】また本願請求項3対応の発明によれば、
顧客の顧客識別コードに対応して氏名等の顧客データが
予め設定された会員データファイルを記憶部に形成して
おく必要がないので、顧客数の増減に拘らず顧客管理業
務の作業能率を向上できるとともに、ファイルのメンテ
ナンス作業を不要にでき、しかも常に正確な顧客データ
で確実に取引の制御を実行でき、信頼性を向上できる商
品販売登録データ処理装置を提供である。
【0095】また本願請求項4対応の発明によれば、
め顧客別ファイルに顧客識別コード及び氏名を設定しな
くても、取引があった全顧客の顧客データを自動的に蓄
積保持することができる商品販売登録データ処理装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるPOS端末の要部構成
を示すブロック図。
【図2】同実施例で使用される2次元データコードの一
構成例を示す平面図。
【図3】同実施例で使用される2次元データコードのデ
ータフォーマットを示す図。
【図4】前記POS端末のRAMに形成される主要なメ
モリエリアを示す図。
【図5】前記POS端末のCPUが実行する商品用2次
元データコード21が読取られた場合の処理を示す流れ
図。
【図6】前記POS端末のCPUが実行する顧客用2次
元データコード21が読取られた場合の処理を示す流れ
図。
【図7】前記POS端末のCPUが実行する締めキー入
力処理を示す流れ図。
【符号の説明】
1…CPU 12…2次元データコードリーダ 21…商品用2次元データコード 22…会員用2次元データコード 36…単品売上集計ファイル 37…会員買上集計ファイル
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−4772(JP,A) 特開 昭64−76296(JP,A) 特開 平5−114082(JP,A) 特開 平6−4699(JP,A) 特開 平5−233867(JP,A) 特開 平7−85368(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07G 1/00 - 5/00 G06F 17/60 G06K 7/00 G06K 7/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品データ入力手段により販売商品に関
    するデータが入力されると、その入力データに基づいて
    商品販売データを登録処理するとともに登録商品情報を
    表示または印字して出力処理する商品販売登録データ処
    理装置において、 前記商品データ入力手段は、周囲の少なくとも2片が直
    線となる構成のマトリックス状にデータを配した矩形の
    2次元データコードを読取る2次元データコード読取り
    手段し、かつ、この2次元データコード読取り手段に
    より読取られた2次元データコードが少なくとも商品識
    別コードと販売価格と商品名称の商品登録に必要なデー
    タを含有するコードか否かを判断する商品用2次元デー
    タコード判断手段と、この判断手段により商品登録に必
    要なデータを含有する2次元データコードであることが
    判断されると、この2次元データコードに含有される商
    品データで前記商品販売データの登録処理及び販売商品
    の名称,価格等の出力処理を実行する商品データ処理手
    段とを具備したことを特徴とする商品販売登録データ処
    理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の商品販売登録データ処理
    装置において、各商品の少なくとも識別コード及び名称
    データを記憶するとともにその各商品の売上を商品別に
    集計する商品別ファイルと、前記2次元データコード読
    取り手段により読取られた2次元データコードが少なく
    とも商品識別コードと販売価格と商品名称の商品登録に
    必要なデータを含有するコードであるとき、その2次元
    データコード中の商品識別コードが前記商品別ファイル
    に存在するか検索する商品別ファイル検索手段と、この
    検索手段により存在無しが確認されると、前記2次元デ
    ータコード中の少なくとも商品識別コード及び名称デー
    タを前記商品別ファイルに追加する商品別ファイル作成
    手段とを具備したことを特徴とする商品販売登録データ
    処理装置。
  3. 【請求項3】 商品データ入力手段により販売商品に関
    するデータが入力されると、その入力データに基づいて
    商品販売データを登録処理するとともに登録商品情報を
    表示または印字して出力処理し、かつ顧客データ入力手
    段により顧客に関するデータが入力されると、その入力
    データに基づいて該当顧客との取引を制御する商品販売
    登録データ処理装置において、 前記顧客データ入力手段は、周囲の少なくとも2片が直
    線となる構成のマトリックス状にデータを配した矩形の
    2次元データコードを読取る2次元データコード読取り
    手段とし、かつ、この2次元データコード読取り手段に
    より読取られた2次元データコードが少なくとも各顧客
    にそれぞれ設定される顧客識別コードと氏名の顧客取引
    に必要なデータを含有するコードが否かを判断する顧客
    用2次元データコード判断手段と、この判断手段により
    顧客取引に必要なデータを含有する2次元データコード
    であることが判断されると、この2次元データコードに
    含有される顧客データで該当顧客との取引制御を実行す
    る顧客データ処理手段とを具備したことを特徴とする商
    品販売登録データ処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の商品販売登録データ処理
    装置において、各顧客の少なくとも顧客識別コード及び
    氏名データを記憶するとともに各顧客の買上金額を個別
    に集計する顧客別ファイルと、前記2次元データコード
    読取り手段により読取られた2次元データコードが少な
    くとも顧客識別コードと氏名の顧客取引に必要なデータ
    を含有するコードであるとき、その2次元データコード
    中の顧客識別コードが前記顧客別ファイルに存在するか
    検索する顧客別ファイル検索手段と、この検索手段によ
    り存在無しが確認されると、前記2次元データコード中
    の少なくとも顧客識別コード及び氏名データを前記顧客
    別ファイルに追加する顧客別ファイル作成手段とを具備
    したことを特徴とする商品販売登録データ処理装置。
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