JP3116501B2 - 商品データ処理装置 - Google Patents

商品データ処理装置

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JP3116501B2
JP3116501B2 JP35345491A JP35345491A JP3116501B2 JP 3116501 B2 JP3116501 B2 JP 3116501B2 JP 35345491 A JP35345491 A JP 35345491A JP 35345491 A JP35345491 A JP 35345491A JP 3116501 B2 JP3116501 B2 JP 3116501B2
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  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子レジスタ(EC
R),POSシステム、データターミナル等に用いられ
る商品データ処理装置に係り、詳細には、クーポン処理
を行う商品データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】流通業界では、商品にかかわるデータを
いかにタイムリーに収集し、かつ処理をして次の商品販
売に結び付けるかが重要で、このためのシステム化が進
行している。POS端末装置は、百貨店、スーパー、専
門店、小売店などの売場に設置され、単品管理、顧客管
理、売上管理などに使用するデータを即時に収集する端
末装置である。一般にはレジスタ機能、データを一時記
憶するファイル機能、上位装置へ接続するオンライン機
能を有している。また、電子レジスタ(ECR)は、売
上データを累計(登録)しておいた後、その売上データ
を出力して登録された金額および回数等を点検あるいは
精算して営業管理に役立てようとするものである。上記
ECR等における顧客サービスとして、購入金額または
購入数量に応じてサービスポイント(例えば、グリーン
カード)を進呈し、顧客は進呈されたサービスポイント
によるサービス(商品、金券等)を受けるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のECR等の商品データ処理装置にあっては、
クーポン登録の際の順序までは考慮しえないという不具
合があった。例えば、次のような商品及びクーポンがあ
ったとき、 商品A クーポンA(商品A/Bに対して有効な共通ク
ーポン) 商品B クーポンB(商品Aに対してのみ有効な単品ク
ーポン) ここで、商品A→商品Bの順に登録されているとして、
ECRにより処理を行うと、先にクーポンAを登録する
と商品Aに対して割引を行う。次にクーポンBはクーポ
ンAについて既に登録が済んでいるからクーポンBにお
ける該当商品無しとなり、エラーとなっていた。ところ
が、このとき、クーポンBから登録を行うと、次のクー
ポンAも割引き可能となり、クーポンの登録順序により
有効となるクーポンの数が違ってしまうことがあった。
してみれば、複数のクーポン処理を行う場合、クーポン
登録処理が済んだものについてもクーポン処理が行える
かどうかをチェックするようにすれば、クーポンの登録
順序によらず最多組合せのクーポン登録を行うことがで
き、有効となるクーポンの数が違ってしまう不具合を防
止することができることは明らかである。本発明の課題
は、クーポンの登録順序によらず最多組合せのクーポン
登録ができるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。指定データ記憶手段1(図1の機能ブロック図
を参照、以下同じ)は、商品別にグループ割引と単品割
引の指定データを記憶する指定データRAM等である。
登録データ記憶手段2は、商品登録時に指定データと商
品データの登録データを記憶するRAM等である。入力
手段3は、指定データ記憶手段1に記憶された指定デー
タに対応する割引データを入力する置数キー等が配設さ
れたキー入力装置やバーコードリーダである。割引制御
手段4は、入力手段3により入力された割引データ及び
登録データ記憶手段2に記憶された登録データに基づい
て最多組合せを求める演算を実行するCPU等である。
【0005】
【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。先ず、
指定データ記憶手段1にグループ割引と単品割引の指定
データが記憶され、登録データ記憶手段2に商品登録時
の指定データ(個数)の登録データが記憶されるものと
する。そして、入力手段3により指定データに対応する
割引データ(クーポンデータ)が入力されると、割引制
御手段4が入力された割引データと登録データ記憶手段
2に記憶された登録データに基づいて最多組合せの割引
を求める制御を行う。
【0006】
【実施例】以下、図2〜図9を参照して一実施例を説明
する。図2〜図9は商品データ処理装置の一実施例を示
す図であり、本実施例は商品データ処理装置として電子
レジスタ(ECR)に適用した例である。先ず、構成を
説明する。図2は商品データ処理装置10の全体構成を
示したブロック図である。図2において、符号11はC
PUであり、CPU11は、ROM12に格納されてい
るマイクロプログラムに従ってRAM13との間でデー
タの授受を行ったりしながら各種動作に必要な値を演算
する演算部11aと、演算部11aで処理したデータに
基づいて後述する表示部15、印字部16、バーコード
リーダ17、ドロア18等を制御するための制御信号を
出力する制御部11bとから構成されている。
【0007】CPU11には、販売商品によるクーポン
登録処理を含むECRの各種の動作を制御する制御用の
マイクロプログラムを記憶するROM12、書込みと読
出しが可能な揮発性メモリからなり、売上データ、演算
に使用するデータ及び演算結果を記憶するRAM13、
各種の品目キー、操作キー及び各モードを指定するモー
ドスイッチが設けられたキー入力部14、各種のデータ
を表示する表示部15、RAM13に記憶された各種デ
ータをジャーナル用紙およびレシート用紙に印字する印
字部16、商品に付されたバーコードを読取るバーコー
ドリーダ17、現金を収納し現金/預かり金キー等が操
作された際に開放されるドロア18がそれそれ接続され
ている。
【0008】上記キー入力部14には、そのキーボード
上に置数キー21、PLUキー22、ファンクションキ
ー23等の操作キーが設けられているほか、「設定
(P)」、「登録(REG)」、「電源オフ(OF
F)」、「点検(X)」、「精算(Z)」の各モードに
指定するモードスイッチMSが設けられている。
【0009】また、上記RAM13は売上データや演算
に使用するデータおよび演算結果等を一時的に記憶する
いわゆるワーキングメモリとして使用され、具体的に
は、RAM13には商品コードによる商品名、単価、フ
ァミリーコード(分類コード)等の売上データを記憶す
るPLUファイル31と、クーポンコード、ファミリー
コード、割引金額、成立個数及びその他クーポン成立条
件を記憶するクーポンファイル32と、上記ファミリー
コードをもったPLUが登録されたときどのクーポンを
有効とするかを示すPLUのファミリーコード及びその
登録個数を記憶するクーポンアイテムバッファ33と、
既にクーポンの対象となった商品のクーポン処理済後の
クーポンのファミリーコード、PLUのファミリーコー
ド及び成立個数を記憶するクーポン処理済アイテムバッ
ファ34等が設けられている。
【0010】より詳しく説明すると、上記実施例ではP
LUファイル31の中にはPLUコード、商品名、単
価、ファミリーコード(分類コード)等のデータが記憶
され、クーポンファイル32にはクーポンコード、ファ
ミリーコード、クーポンによって割引きされる金額、そ
のクーポン割引が成立するための個数、その他の成立条
件(例えば、有効期限)が記憶される。また、クーポン
アイテムバッファ33には、クーポン対象コードとして
のファミリーコードをもったPLUが登録されたときに
そのPLUのファミリーコードの登録個数が順次記憶さ
れ、クーポン登録時にはこのクーポンアイテムバッファ
33が参照されて該当するクーポン処理(図6〜図9)
が行われ、登録個数がクーポン成立個数に達していると
クーポン処理が行われてクーポン処理済のデータはクー
ポン処理済アイテムバッファ34に移される。クーポン
処理済アイテムバッファ34には、処理済みデータのク
ーポンのファミリーコード、PLUのファミリーコー
ド、成立個数が記憶される。ここで、上記クーポン処理
済アイテムバッファ34中にもクーポン割引が成立する
ための成立個数が記憶される。
【0011】上記ファミリーコードについての一例を挙
げると次のようなものである。 クーポンのファミリーコード PLUのファミリーコード 100 →100番台全てに対して有効 110 →110番台全てに対して有効 120 →120番台全てに対して有効 256 →256番台のファミリーコードを持つPLUに 対してのみ有効 例えば、ファミリーコード「110」番が麺類共通割引
コードとすれば、ファミリーコードの「110」番台に
あるファミリーコード「111」番も全部有効となる
が、ファミリーコードが「111」番のときはそのファ
ミリーコードを持つ商品に対してのみ有効となる。
【0012】次に、本実施例の動作を説明する。図4は
クーポン処理前におけるPLUファイル31、クーポン
ファイル32、クーポンアイテムバッファ33、クーポ
ン処理済アイテムバッファ34に記憶されたデータの一
例を示す図である。
【0013】図4に示すように、クーポン処理前、PL
Uファイル31には、PLUコード0001,…,00
09に対応して商品名「ラーメン」,…,「うどん」、
単価「90」,…,「120」、ファミリーコード「1
10」番,…,「111」番が記憶されているものと
し、クーポンファイル32には、クーポンコード「12
3」番,…,「456」番に対応してファミリーコード
「110(ここでは、ファミリーコード110は麺類共
通割引コードとする)」番,…,「111」番、割引金
額「−120」,…,「−20」、成立個数「5」,
…,「2」が記憶されているものとする。ここで、上述
したようにクーポンコード「123」番で指定されるフ
ァミリーコード「110」番は麺類共通に有効とされ、
クーポンコード「456」番で指定されるファミリーコ
ード「111」番は麺類のうち「うどん」に対してのみ
有効とされる(PLUファイル31のPLUコード「0
009」参照)。例えば、クーポンコード「123」番
の商品は、ファミリーコードが「110」番であるから
麺類全部に有効なクーポンであって、成立個数が「5」
となると「−120」の割引が成立することを示す。ま
た、クーポンコード「456」番の商品は、「111」
番のファミリーコードをもっているので「うどん」に対
してのみ有効であり、成立個数が「2」を越えると「−
20」の割引が成立することを示す。
【0014】上記PLUファイル31及びクーポンファ
イル32にはこのようなデータが記憶されていて、商品
登録があった時点ではクーポンアイテムバッファ33に
該当商品のファミリーコード、登録個数が書き込まれ
る。この場合、同一ファミリーコードがあるときはその
レコードに個数を加算し、無いときは新しいレコードを
作成する。例えば、PLUコード「0009」の商品
「うどん」が登録されたときはその商品「うどん」のフ
ァミリーコード「111」番、登録個数「1」が書き込
まれ、また、PLUコード「0001」の商品「ラーメ
ン」が登録されたときは「ラーメン」のファミリーコー
ド「110」番、登録個数「1」が書き込まれる。そし
て、同一ファミリーコードのものが登録されたときは登
録個数が加算され、このようにしてクーポンアイテムバ
ッファ33に図4に示すようなPLUのファミリーコー
ドと登録個数が一時的に記憶される。
【0015】クーポン登録時、クーポンアイテムバッフ
ァ33内に割引の対象となる商品があるか否かがチェッ
クされ、例えばクーポンアイテムバッファ33のファミ
リーコード「111」番の登録個数は「6」であるから
割引が成立し、後述するクーポン登録処理(図6〜図
9)を行ってクーポン登録処理が済むと、クーポン処理
済アイテムバッファ34に登録処理が済んだデータが移
し替えられる。上述の例では、図4アに示したようにク
ーポン処理済アイテムバッファ34のクーポンのファミ
リーコードに「110」番、PLUのファミリーコード
に「111」番、成立個数に「5」が記憶される。これ
に伴って、図4イに示すようにクーポン登録処理が済ん
だ登録個数は成立個数「5」だけ減算されて「1」とな
る。
【0016】ところで、従来では上述のようにクーポン
アイテムバッファ33にPLUのファミリーコード「1
11」番(うどん)が先に格納され、次にファミリーコ
ード「110」番(ラーメン)が登録個数「7」で格納
され、この時点で「110」番のラーメンが先に登録さ
れた場合「110」番は「110」番台の商品に対して
全部有効になる。よって、クーポンアイテムバッファ3
3内ではファミリーコード「111」番の登録個数
「7」とファミリーコード「110」番の登録個数
「5」となり、次に、クーポン処理されると、上記クー
ポンアイテムバッファ33のファミリーコード「11
1」番の登録個数は「1」となってクーポン割引は成立
しない。すなわち、クーポン登録処理が行われると、共
通クーポンであってはクーポン登録された商品のデータ
はクーポン処理済アイテムバッファ34に移されるの
で、クーポンアイテムバッファ33内をサーチしただけ
では前述したクーポンの登録順序によりクーポン登録が
行えない不具合が生じてしまう。
【0017】本実施例の商品データ処理装置10は、ク
ーポン処理済のデータについてもクーポン登録が可能か
否かをチェックすることによりクーポン登録順序の互い
による上記不具合を防止するものである。すなわち、上
述の例では、クーポンアイテムバッファ33をチェック
してクーポン登録処理を終わるのではなく、クーポン処
理済アイテムバッファ34をもチェックしこのクーポン
処理済アイテムバッファ34内にクーポン登録処理がで
きる商品データがあればそのPLUのファミリーコード
を基にクーポンアイテムバッファ33をサーチするよう
にする。
【0018】図5はクーポン処理後におけるPLUファ
イル31、クーポンファイル32、クーポンアイテムバ
ッファ33、クーポン処理済アイテムバッファ34に記
憶されたデータの一例を示す図である。図5において、
PLUファイル31、クーポンファイル32には前記図
4のPLUファイル31、クーポンファイル32と同一
のデータが記憶されていて、クーポンアイテムバッファ
33及びクーポン処理済アイテムバッファ34には図5
に示すようなクーポン処理後のデータが記憶されている
ものとする。この場合、クーポンアイテムバッファ33
をチェック後、クーポン処理済アイテムバッファ34を
チェックすることになる。具体的には、クーポンアイテ
ムバッファ33にはPLUのファミリーコード「11
1」番の登録個数「4」、PLUのファミリーコード
「110」番の登録個数「2」であるから何れも該当す
るクーポン登録はないので次にクーポン処理済アイテム
バッファ34をチェックする(図5ア参照)。すると、
クーポン処理済アイテムバッファ34のPLUのファミ
リーコード「110」番が成立個数「5」になっている
からクーポン登録を可能と判断して図5イに示すように
このPLUファミリーコード「110」番を基にクーポ
ンアイテムバッファ33の該当するPLUファミリーコ
ード「110」番をサーチする。
【0019】上記クーポン登録処理を図6〜図9のフロ
ーチャートを用いて詳細に説明する。次に、本実施例の
動作を説明する。図6〜図9はクーポン登録の最適化を
行うクーポン登録処理のプログラムを示すフローチャー
トであり、同図中、符号Sn(n=1,2,…)はフロ
ーの各ステップを示している。
【0020】先ず、ステップS1でキー入賞部14によ
りキー入力があるか否かをチェックし、キー入力がある
とステップS2で一登録の締めか否かを判別し、一登録
の締めのときはステップS3で締め処理(例えば、現金
とか貸し等の取引別のメモリに累計したり、レシートを
発行する処理)を行って本フローを終了する。また、登
録締めでないときはステップS4で商品登録か否かを判
別し、商品登録のときはステップS5で商品の登録処理
(例えば、部門の合計処理、及びその印字、表示処理)
を行ってステップS6に進む。ステップS6ではクーポ
ンアイテムバッファ33に該当商品のファミリーコード
(PLUコード)、登録個数を書き込んでステップS1
に戻り次のキー入力を待つ。ここで、同一のファミリー
コードがあるときは、そのレコードに個数を加算し、無
いときは新しいレコードを作成する。これにより、クー
ポンアイテムバッファ33には、レコード毎に図4に示
すようなファミリーコード、登録個数が記憶される。
【0021】一方、ステップS4で商品登録でないとき
はステップS7でクーポン登録か否かを判別し、クーポ
ン登録でないときはステップS8でその他の処理(例え
ば、両替処理、入金処理等)を行ってステップS1に戻
り次のキー入力を待つ。また、クーポン登録のときはス
テップS9でその他の成立条件(有効期限等)をチェッ
クし、その他の成立条件を満たしていなければステップ
S10でエラー処理(エラーメッセージの出力処理等)
を行ってステップS1に戻る。その他の成立条件を満た
しているときはステップS11でクーポンアイテムバッ
ファ33内に対象となるアイテムがあるかサーチを行
い、対象アイテムがあったときはステップS14〜S1
7(図7)のクーポン登録処理に進む。また、対象アイ
テムがなかったときはステップS13でエンド・オブ・
ファイル(EOF)か否かを判別し、EOFでなければ
ステップS11に戻って全ファイルレコードについて対
象アイテムのサーチを行い、EOFになるとステップS
18〜S26(図8)のクーポン処理済アイテムバッフ
ァ34におけるクーポン登録処理に進む。
【0022】前記ステップS12で対象アイテムがあっ
たときはクーポンアイテムバッファ33におけるクーポ
ン登録処理を行うためにステップS14で登録個数がク
ーポン割引の成立個数となっているか否かを判別し、成
立個数となっていなければ前記ステップS13以降に進
んで図8で後述するクーポン登録処理を行う。成立個数
となっていればステップS15のクーポン登録処理に移
り、ステップS16でクーポン処理済アイテムバッファ
34にクーポンのファミリーコード、該当アイテムのフ
ァミリーコード及び成立個数を書込み、ステップS17
でクーポンアイテムバッファ33の該当レコードから成
立個数分を引いてステップS1に戻る。この場合、成立
個数分を引いて0になった場合は該当レコードを削除す
る。
【0023】前記ステップS13でエンド・オブ・ファ
イル(EOF)のときは既に他のクーポンの割引対象と
して処理されてしまったアイテムの中に該当するものが
あるか否かをチェックするためにステップS18でクー
ポン処理済アイテムバッファ34内に該当クーポンの対
象となるアイテムがあるかサーチし、ステップS19で
対象アイテムがあるか否かを判別する。対象アイテムが
あったときはステップS20でクーポン割引の成立個数
となっているか否かを判別する。上記ステップS19で
対象アイテムがなかったとき、あるいは上記ステップS
20で成立個数に達しなかったときはステップS21で
エンド・オブ・ファイル(EOF)か否かを判別し、E
OFであればクーポン処理済アイテムバッファ34にも
クーポン登録処理を行うべきデータはないと判断してス
テップS22でエラー処理を行ってステップS1に戻
り、EOFでなければステップS18に戻って残りのレ
コードについても同様のサーチを行う。
【0024】一方、前記ステップS20で成立個数とな
っていればステップS23で対象アイテムのレコードの
クーポンファミリーコードによりクーポンアイテムバッ
ファ33内対象アイテムがあるかサーチし、ステップS
24で対象アイテムがあるか否かを判別する。対象アイ
テムがあったときはステップS25でクーポン割引の成
立個数となっているか否かを判別する。上記ステップS
24で対象アイテムがなかったとき、あるいは上記ステ
ップS25で成立個数に達しなかったときはステップS
26でEOFか否かを判別し、EOFであればステップ
S18に戻ってもう一度クーポン処理済アイテムバッフ
ァ34内に対象となるアイテムがあるかサーチする。ま
た、EOFでなければステップS23に戻って残りのレ
コードについても同様のサーチを行う。
【0025】一方、前記ステップS25で成立個数とな
っていればステップS27で現クーポンに対して登録処
理を行い、ステップS28でクーポン処理済アイテムバ
ッファ34に前クーポン及び前クーポンの該当アイテム
のファミリーコード、成立個数を書き込む。次いで、ス
テップS29でクーポンアイテムバッファ33の該当レ
コードから前クーポンの成立個数分を引く。この場合、
成立個数分を引いて0になった場合は該当レコードを削
除する。次いで、ステップS30で更に前クーポンの内
容が書かれていたレコードをいま登録されたクーポンの
ファミリーコード、成立個数に書き換え、ステップS3
1で成立個数が前クーポンより少なかった場合、クーポ
ンアイテムバッファ33に該当アイテムのファミリーコ
ード、及び成立個数の差を書き込んでクーポン処理を終
えステップS1に戻る。
【0026】以上の処理を実行することにより図3〜図
5のクーポンアイテムバッファ33、クーポン処理済ア
イテムバッファ34を用いて次のような動作が行われ
る。
【0027】先ず、商品登録があった時点で、図4に示
すようにクーポンアイテムバッファ33に該当商品のフ
ァミリーコード、登録個数を書き込む。この場合同一フ
ァミリーコードがあるときは、そのレコードに個数を加
算し、無いときは新しいレコードを作成する。
【0028】クーポン登録があったときは、まず初めに
クーポン割引の前提となる有効期限などの成立条件をチ
ェックする。次に、クーポンアイテムバッファ33内
に、割引の対象となるアイテムがあるかサーチを行う。
対象アイテムがあったときは、そのままクーポン登録処
理に移る。例えば、図4のクーポンアイテムバッファ3
3のPLUのファミリーコード「111」番の登録個数
は「6」であるから割引の対象アイテムとなりクーポン
処理を行う。
【0029】また、対象アイテムがなかったときは、図
4ア及び図5アに示すように既に他のクーポンの割引対
象として処理されてしまったアイテムの中に該当するも
のがないかクーポン処理済アイテムバッファ34内を検
索する。処理済のアイテムの中に該当するアイテムがあ
ったとき、図5イに示すようにそのレコードにある該当
アイテムを割引対象としているクーポンのファミリーコ
ードにより他に割引対象となるアイテムがないかクーポ
ンアイテムバッファ33をサーチする。
【0030】もし、この時点で他の対象アイテムが見つ
かったときは、そのクーポンの対象アイテムをクーポン
処理済アイテムバッファ34に移し換え、直前にそのク
ーポンが対象としていたアイテムを現在登録されたクー
ポンの対象アイテムとし、クーポン処理を行う。
【0031】以上説明したように、本実施例に係る商品
データ処理装置10は、売上データを記憶するPLUフ
ァイル31と、クーポンコード、ファミリーコード、割
引金額、成立個数及びその他クーポン成立条件を記憶す
るクーポンファイル32と、商品登録がされたときその
商品のファミリーコード(どのクーポンを有効とするか
を示すコード)及び登録個数を記憶するクーポンアイテ
ムバッファ33と、既にクーポンの対象となった商品の
ファミリーコード、PLUのファミリーコード及び成立
個数を記憶するクーポン処理済アイテムバッファ34と
を設け、クーポン登録処理の際、クーポン処理済アイテ
ムバッファ34内に割引対象となる商品がないかをサー
チするようにしているので、クーポンの登録順序によら
ずにクーポン登録を行うことができ、有効となるクーポ
ンの数が違ってしまう不具合を防止することができる。
その結果、複数のクーポン処理を行う場合でも、その登
録順を気にせずクーポン登録をすることができる。
【0032】なお、本実施例では、複数のクーポン処理
を行う場合、クーポン登録処理が済んだものについても
クーポン処理が行えるかどうかをチェックするようにし
ているが、割引データと登録データに基づき最多組合せ
の割引組合せを求める割引制御であればどのような処理
でもよいことは言うまでもない。
【0033】また、上記実施例はECRに適用した場合
の例であるが、クーポン処理を含む装置にはすべて適用
可能であり、例えばPOSシステム、データターミナル
等の商品データ処理装置に適用してもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、割引データと登録デー
タに基づいて最多組合せの割引組合せを求めるように制
御しているので、クーポンの登録順序によらずクーポン
登録を行うことができ、有効となるクーポンの数が違っ
てしまう不具合を防止することができる。従って、クー
ポン処理において、クーポンの有効の最適化が実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能ブロック図である。
【図2】商品データ処理装置の全体構成を示す図であ
る。
【図3】商品データ処理装置のRAMの構造を示す図で
ある。
【図4】商品データ処理装置のクーポン処理前のRAM
の構造を示す図である。
【図5】商品データ処理装置のクーポン処理後のRAM
の構造を示す図である。
【図6】商品データ処理装置のクーポン登録処理を示す
フローチャートである。
【図7】商品データ処理装置のクーポン登録処理を示す
フローチャートである。
【図8】商品データ処理装置のクーポン登録処理を示す
フローチャートである。
【図9】商品データ処理装置のクーポン登録処理を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
10 商品データ処理装置 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 キー入力部 31 PLUファイル 32 クーポンファイル 33 クーポンアイテムバッファ 34 クーポン処理済アイテムバッファ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−335496(JP,A) 特開 昭59−172070(JP,A) 特開 平5−128373(JP,A) 特開 平2−208798(JP,A) 実開 昭60−135989(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07G 1/00 - 5/00 G06F 17/00 G06F 19/00 G06F 17/60

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品別にグループ割引と単品割引の指定
    データを記憶する指定データ記憶手段と、 商品登録時に指定データと商品データの登録データを記
    憶する登録データ記憶手段と、 前記指定データ記憶手段に記憶された指定データに対応
    する割引データを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された割引データ及び登録デー
    タ記憶手段に記憶された登録データに基づいて最多組合
    せを求める割引制御手段と、を具備したことを特徴とす
    る商品データ処理装置。
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US8416141B2 (en) 2007-12-21 2013-04-09 Alcatel Lucent Dual polarised radiating element for cellular base station antennas

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