JP2925862B2 - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

商品販売登録データ処理装置

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JP2925862B2
JP2925862B2 JP4301285A JP30128592A JP2925862B2 JP 2925862 B2 JP2925862 B2 JP 2925862B2 JP 4301285 A JP4301285 A JP 4301285A JP 30128592 A JP30128592 A JP 30128592A JP 2925862 B2 JP2925862 B2 JP 2925862B2
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processing device
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秀明 大澤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商品販売登録データ処
理装置に関する。特に、登録商品データを何時でもジャ
ーナルを見て確認できるように構成されたものである。
【0002】
【従来の技術】従来商品販売登録データ処理装置を用い
ての商品販売登録業務は、次のようにして行われる。キ
ャッシャーは、顧客買上商品に係る商品コードをスキャ
ナ乃至キーボードを用いて入力する。すると、CPUは
商品データファイルを検索して商品コードに対応する商
品データ(品名,単価等)を読取り登録ファイルに商品
登録する。これと同時的に、表示器へその内容を表示す
る。この入力操作は顧客買上商品の全てについて実行さ
れ、一連の入力操作が終了したところで小計キーを押下
することによって登録を終了する。すると、合計金額等
が求められ、その後に、預り/現計キー等からなる締め
キーを押下することにより釣銭等が算出され、開放され
たドロワを用いて金銭授受を含む精算が行われる。この
際、登録された全ての商品データは、プリンタによって
レシートおよびジャーナルに印字され、かつ発行された
レシートは顧客に釣銭とともに引渡される。レシート上
の印字態様は、例えば図4に示す通りである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、キャッシャ
ーは商品データの入力作業中にそれ以前に登録された商
品データを確認したい場合が生ずる。例えば、同一商品
を複数個購入された場合にその個数を正確にキー入力し
たか否か、当日限りの特売品についてその特売価格で入
力したか否か等々である。しかし、プリンタの制御方式
等の理由からジャーナルおよびレシートへの印字が登録
終了後に一括して実行される上記従来例の機種では、印
字されたジャーナルを見るまでは、確認することができ
ない。したがって、誤入力があった場合は登録終了後
に、取消操作,再入力操作等をしなければならないの
で、業務能率を低下させ、顧客の信頼性も失墜しかねな
い。また、用紙も無駄となる。図4に示す如く、同一顧
客が多量の商品を一括購入するような現今では、上記問
題の早急なる解決が望まれている。
【0004】本発明の目的は、登録業務中の何時でもそ
れ以前に登録された商品データを正確かつ簡単に確認す
ることのできる商品販売登録データ処理装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る商品販売登
録データ処理装置は、入力された商品データを登録ファ
イルに登録し、締め操作されると締め操作前に登録され
た商品データをジャーナルおよびレシートへ印字するよ
うに形成された商品販売登録データ処理装置において、
途中印字実行宣言手段と、締め操作前に途中印字の実行
宣言がされたことを条件にそれまでに登録された商品デ
ータを前記ジャーナルに強制的に印字させる途中強制印
字制御手段と、途中印字実行後に締め操作を検知すると
途中印字後に登録された残りの商品データを前記ジャー
ナルに印字させる残りジャーナル印字制御手段と、を設
けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成による本発明では、通常の商品販売登
録業務中に締め捜査前に登録された商品データを確認し
たい場合には途中印字実行宣言手段を用いてその旨の宣
言をする。すると、途中強制印字制御手段が、それまで
に登録された商品データをジャーナルに印字する。した
がって、キャッシャーは締め操作前にそれまでに登録し
た商品データをジャーナルの印字内容を目読することに
よって正確かつ簡単に確認できる。なお、途中印字実行
後に締め操作されると、残りジャーナル印字制御手段が
途中印字後に登録された残りの商品データをジャーナル
に印字させるので、途中印字を実行した場合でも、途中
印字を行わない場合と同じジャーナルを得られる。その
ため、商品販売管理等を行う上で便宜である。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本商品販売登録データ処理装置は、基本的構造が
図1に示す一般的な電子キャッシュレジスタ10から構
成され、かつ途中印字実行宣言手段(20D)と途中強
制印字制御手段(11,12,22)とを設け、途中印
字の実行宣言をすれば何時でもそれまでに登録された商
品データをジャーナルに印字することができるように形
成されている。
【0008】図1において、電子キャッシュレジスタ1
0は、CPU11,ROM12,RAM13,時計回路
14,スキャナ19(スキャナ回路15),キーボード
20(キーボード回路16),表示器21(表示制御回
路17),入出力ポート18を介して接続されたプリン
タ22(プリンタ駆動回路24)およびドロワ23(ド
ロワ開放装置25)等を含み、商品販売登録業務等を行
えるように形成されている。
【0009】すなわち、スキャナ19乃至キーボード2
0を用いて商品コードを入力すると、CPU11は商品
データファイル10Fを検索して商品データ(商品名,
単価等)を読出し登録ファイル13Rに設定登録する
(図3のST10)。登録された商品データは表示器2
1に表示される。また、登録された商品データは、必要
によってデータ展開され図1に示すRAM13の一部記
憶エリアをもって形成されたジャーナルバッファ13
J,レシートバッファ13Lに記憶される(ST11,
12)。
【0010】各バッファ13J,13Lに記憶された全
ての商品データは、金銭授受を含む精算の際の締め操作
(ST15のYES)によってプリンタ22でジャーナ
ルおよびレシートに同時かつ一括して印字され、その後
レシートは用紙カットされて発行される(ST16)。
【0011】ここに、途中印字実行宣言手段は、図1,
図2に示すキーボード20上に設けられたジャーナル印
字キー20Dから構成され、商品販売登録業務中は何時
でも押下操作(ST13)できる。押下操作されると、
その宣言はRAM13のワークエリアに一時記憶され
る。
【0012】また、途中強制印字制御手段は、途中印字
の実行宣言がなされた(ST13のYES)ことを条件
として、それまでに登録された商品データつまりジャー
ナルバッファ13Jに記憶されている商品データをジャ
ーナル上に強制的に印字する手段で、CPU11,RO
M12,プリンタ22からなり図3のST14で実行さ
れる。
【0013】かかる構成の実施例では、通常の商品販売
登録業務(図3のST10〜12)中は、商品登録され
るごとにその商品データは登録ファイル13Rのみなら
ずジャーナルバッファ13J,レシートバッファ13L
にも記憶される。そして、締め操作がある(ST15の
YES)と、ジャーナルおよびレシートに登録記憶され
た全商品データが同時かつ一括して印字されその後にレ
シートが発行される(ST16)。
【0014】しかし、その途中においてジャーナル印字
キー(途中印字実行宣言手段)20Dを押下操作(ST
13のYES)した場合は、途中強制印字制御手段(1
1,12,22)が働き、それまでにジャーナルバッフ
ァ13Jに記憶されている商品データを強制的にジャー
ナル上へ印字する(ST14)。したがって、キャッシ
ャーは何時でもそれまでに登録された商品データを正確
かつ簡単に確認することができる。
【0015】なお、この途中印字が実行された場合、S
T16の通常一括印字は、途中印字実行後にジャーナル
バッファ13Jに記憶された商品データのみがジャーナ
ル上に印字される。つまり、残りのジャーナル印字が行
われる。レシート上にはレシートバッファ13Lに記憶
された最初からの全商品データが印字される。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、途中印字実行宣言手段
と途中強制印字制御手段とを設け、締め操作前に途中印
字の実行宣言を成しさえすればそれまでに登録した商品
データをジャーナルに強制的に印字することができる構
成とされているので、キャッシャーは締め操作前にジャ
ーナルによってそれまでに登録した商品データを正確か
つ簡単に確認することができる。よって、商品販売登録
業務能率と顧客サービスとを一段と向上するために貢献
するところ大である。また、途中印字を実行した場合で
も、途中印字を行わない場合と同じジャーナルを得られ
るので、商品販売管理等を行う上で便宜である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す全体構成図である。
【図2】同じく、途中印字実行宣言手段を説明するため
の図である。
【図3】同じく、動作を説明するためのフローチャート
である。
【図4】従来例によるレシート上への印字内容を説明す
るための図である。
【符号の説明】
10 電子キャッシュレジスタ(商品販売登録データ処
理装置) 11 CPU(途中強制印字制御手段) 12 ROM(途中強制印字制御手段) 13 RAM 13F 商品データファイル 13J ジャーナルバッファ 13L レシートバッファ 13R 登録ファイル 19 スキャナ 20 キーボード 20D ジャーナル印字キー(途中印字実行宣言手段) 21 表示器 22 プリンタ(途中強制印字制御手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された商品データを登録ファイルに
    登録し、締め操作されると締め操作前に登録された商
    データをジャーナルおよびレシートへ印字するように形
    成された商品販売登録データ処理装置において、 途中印字実行宣言手段と、締め操作前に途中印字の実行
    宣言がされたことを条件にそれまでに登録された商品デ
    ータを前記ジャーナルに強制的に印字させる途中強制印
    字制御手段と、途中印字実行後に締め操作を検知すると
    途中印字後に登録された残りの商品データを前記ジャー
    ナルに印字させる残りジャーナル印字制御手段と、を設
    けたことを特徴とする商品販売登録データ処理装置。
JP4301285A 1992-11-11 1992-11-11 商品販売登録データ処理装置 Expired - Fee Related JP2925862B2 (ja)

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JPH06150149A JPH06150149A (ja) 1994-05-31
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JPH03250293A (ja) * 1990-02-27 1991-11-08 Omron Corp 取引精算装置におけるレシート及びジャーナルの印字方法
JPH04230594A (ja) * 1990-12-29 1992-08-19 Casio Comput Co Ltd 売上データ処理装置

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