JPH0595255A - 比較回路装置 - Google Patents

比較回路装置

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JPH0595255A
JPH0595255A JP3344850A JP34485091A JPH0595255A JP H0595255 A JPH0595255 A JP H0595255A JP 3344850 A JP3344850 A JP 3344850A JP 34485091 A JP34485091 A JP 34485091A JP H0595255 A JPH0595255 A JP H0595255A
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transistors
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Vanni Poletto
バニ・ポレツト
Michelangelo Mazzucco
ミケランジエロ・マツズーコ
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STMicroelectronics SRL
Marelli Europe SpA
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Marelli Autronica SpA
SGS Thomson Microelectronics SRL
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/023Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of differential amplifiers or comparators, with internal or external positive feedback
    • H03K3/0233Bistable circuits
    • H03K3/02337Bistables with hysteresis, e.g. Schmitt trigger

Abstract

(57)【要約】 【目的】 モノリシック集積回路の形態で製造可能であ
るという特徴を有しながら、特にヒステリシスとハイ入
力インピーダンスとの精度に関して全体的に満足される
動作状態が達成されるようなヒステリシスを有する比較
回路を提供すること。 【構成】 比較回路のヒステリシスの大きさは、原理的
には、バンドギャップ基準電圧、回路の内部抵抗および
入力部トランジスタ(Q1、Q2)のエミッタに接続さ
れた抵抗(RxおよびRy)によって電流発生器に発生さ
れた電流(I0)の強さによって決定され、高い精度の
ヒステリシス値を得ることが可能となる。回路の入力部
は入力部トランジスタ(Q1、Q2)のベースによって
構成されているので、ハイインピーダンスを有してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には電子回路に
関し、特に、電子回路に通常使用される比較回路に関す
る。特に、正確なヒステリシスおよびハイ入力インピー
ダンスを有するモノリシック比較回路を製造するために
その実行可能な使用について、特別な関心が注がれてい
る。
【0002】また、可変リラクタンスを有するセンサ
(例えば、自動車の内燃機関のシャフトの速度及び位置
を検知するために使用されるセンサ)と、対応する処理
回路(例えば、上記センサの場合は内燃機関の電子制御
回路)との間にインターフェイスを設けるために上記特
徴を有する比較器が特に必要とされている。
【0003】このような状態で使用されるために、比較
器は(例えば100mV)の信号レベルを検知しなけれ
ばならず、またある状態では、(例えば50mV)の最
低限界レベル(これより低いレベルでは検知されない)
よりはわずかに大きい信号レベルを検知しなければなら
ない。従って、可能な限り最も広範なヒステリシスを有
し、(自動車の環境下ではかなりの程度まで存在する)
ノイズに対しては実質的に感知しないが、同時にまた、
その絶対値および温度に関してはヒステリシス値の拡が
りを考慮して、上記の限界状態において確実に動作可能
である比較器が必要とされている。また、比較器を駆動
する電源の高抵抗値によるエラーを防止するために、付
加入力インピーダンスもまた必要とされている。
【0004】
【従来の技術】図1はヒステリシスを有する比較回路1
の典型的なレイアウトを示し、該比較回路1は、それぞ
れ非反転および反転入力3および4を有する演算増幅器
2と、第1電源V1と上記非反転入力3との間および非
反転入力3と演算増幅器2の出力5との間にそれぞれ接
続された2個の抵抗R01とR02とにより構成されてい
る。第2の電源V2は反転入力4に接続されている。
【0005】一般に公知の原理によれば、このような回
路は、出力トランジスタの飽和電圧VCEより低い、供給
電圧Vccに等しいハイレベル出力を有し、また、アース
電圧または−Vccと該トランジスタの飽和電圧VCEとの
和に等しいローレベルの出力を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この構造は非常に簡単
な構成であるという利点を有している。しかしながら、
飽和電圧VCEによってもたらされるエラーおよび供給電
圧の不正確さによるエラーのために、上記比較回路のヒ
ステリシスは、温度に関しまたその絶対値に関して不正
確であるという欠点がある。
【0007】このような制限を克服するために図2に示
すような回路構成が利用されており、これらの回路構成
においては、ヒステリシスは1個の抵抗値によって決ま
り、該抵抗値は一方の入力と直列に接続され、また該抵
抗値を介して通常“バンドギャップ”基準電圧および回
路内のもう一方の高抵抗値によって発生される電流が強
制的に引き出される。これは、例えば図2に概略示す基
準ダイオードDとともに2個のトランジスタT1および
T2を使用することによって構成され、ここでは電流を
発生する発生器がI0で図示されている。
【0008】この解決法は、基準電圧の正確さと2個の
内部抵抗値間の比率に基ずく非常に正確なヒステリシス
値を有している。残念ながら、入力端子に直列接続され
た抵抗(図2では抵抗R00)に供給される電流は、付加
的エラーを導入しないために、低出力抵抗を有しなけれ
ばならないその電流供給源によって供給されねばならな
い。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、モ
ノリシック集積回路の形態で製造可能であるという特徴
をさらに有しながら、特にヒステリシスとハイ入力イン
ピーダンスとの精度に関して全体的に満足される動作状
態が達成されるようなヒステリシスを有する比較回路を
提供することを目的とする。
【0010】また、本発明によれば、上記目的は前記請
求項に記載された特別な特徴を有する回路によって達成
される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付の図面を参照し
て詳細に説明する。ただし、一般的な前置きとして、本
発明はここに記載の実施例および図面に限定されるもの
ではなく、また、本発明の好ましい実施例は、特にバイ
ポーラトランジスタの一般的な使用に関して記述された
ものであることに留意されねばならない。しかし、この
実施例は、少なくともいくらかのトランジスタを別の型
のトランジスタ(典型的には電界効果トランジスタ)ま
たは別な型の素子によってでさえ置き換えることの可能
性に関して制限するようには意図していないが、実質的
には同等の機能的動作を有しているトランジスタの使用
に関しての記述したものである。
【0012】図3において、概略10で示す比較回路は
2個の入力11および12を有し、該入力11および1
2はそれぞれ非反転および反転入力特性を有し、また、
該入力は2個のp−n−p型トランジスタQ1およびQ
2のベースにそれぞれ接続されている。トランジスタQ
1およびQ2のコレクタはそれぞれ抵抗R1およびR2
を介して回路のアースと接続され、エミッタは(その瞬
間には等しい値R=Rx=Ryとみなされる)抵抗Rxお
よびRyをそれぞれ介して(ここでは詳述する必要のな
い公知の)定電流発生器I2に接続されており、また該
定電流発生器I2は電圧供給源Vccに接続されている。
【0013】(図示の実施例ではp−n−p型で上記ト
ランジスタQ1およびQ2と相補的な)さらに2個のト
ランジスタQ3およびQ4のエミッタが、それぞれトラ
ンジスタQ1およびQ2のコレクタに接続されている。
【0014】トランジスタQ3とQ4のベースは互いに
接続され、またトランジスタQ3のベースはそのコレク
タと短絡しており、該コレクタは、カソードがトランジ
スタQ3側に対向して接続配置されたダイオードD1を
介して、(電圧供給源Vccに接続された公知の型の)定
電流発生器I1に接続されている。一般的に相補的な回
路構成では、トランジスタQ4のコレクタは、それぞれ
カソードがトランジスタQ4側に対向接続されたダイオ
ードD2を介して、それぞれの定電流発生器I3に接続
されている。ダイオードD1およびD2のアノード(従
って、間接的にはトランジスタQ3およびQ4のコレク
タ)は、(p−n−p型でトランジスタQ1およびQ2
と同型の)さらに2個のトランジスタQ5およびQ6の
ベースに接続され、該トランジスタQ5およびQ6のエ
ミッタは互いに接続され、そして定電流発生器I0に接
続されている。
【0015】上述の電流発生器I,I2およびI3と同
様に、この電流発生器I0も公知の型であり、電圧供給
源Vccに接続されている。
【0016】トランジスタQ5のコレクタはトランジス
タQ4のエミッタ、すなわちトランジスタQ2のコレク
タに接続されている。一方、トランジスタQ6のコレク
タは抵抗R3を介して回路のアースMに接続され、さら
に(p−n−p型の)また別のトランジスタQ8のベー
スに接続され、また該トランジスタQ8は、比較回路の
出力部を構成するために、そのエミッタはアースMに接
続され、コレクタは抵抗R4を介して電圧供給源Vccに
接続され、 該コレクタからは比較回路の出力電圧Vout
が出力される。
【0017】最後に、以下に説明する理由により明らか
なように、さらに別のp−n−pトランジスタQ7がト
ランジスタQ5とQ6との間に介在され、該トランジス
タQ7のベースはトランジスタQ5のベースに接続さ
れ、エミッタはトランジスタQ6のベースに接続され、
コレクタはアースMに接続されている。
【0018】トランジスタQ1およびQ2により構成さ
れた回路10の入力部は、2個の抵抗RxおよびRyを使
用して一組の差動入力部を形成する上記2個のトランジ
スタQ1およびQ2のエミッタをいわゆる“退化させ
る”ことにより形成されている。非反転入力11と反転
入力12間の電位差を表す信号Vdは(一般に公知の機
構に従って)トランジスタQ1のコレクタ電流に負の変
化を発生し、トランジスタQ2のコレクタ電流に正の変
化を発生する。ところが、これらの電流変化の絶対値デ
ルタIcは互いに等しく、下記の式によって得られる: デルタIc=Vd/2R (I) ただし、前述のように、Rx=Ry=Rと仮定する。
【0019】抵抗R1およびR2(その絶対値はほぼ等
しいが、説明のために異なった参照番号で示す)によっ
て、トランジスタQ1およびQ2の出力電流は、トラン
ジスタQ3およびQ4によって形成される中間部によっ
て、トランジスタQ5およびQ6により規定される第2
差動部を作動する。
【0020】図2に関してすでに説明したように、分極
電流I0は“バンドギャップ”基準電圧により、集積回
路の内部抵抗によって供給され、このことはすべて一般
に公知であるので、ここではその説明を必要としない。
一般に、電流I0の強さは、下記の式で近似的に表され
る。 I0=VBG/Rf (II) ただし、VBGは“バンドギャップ”電圧であり、Rfは
集積回路の上記内部抵抗である。
【0021】差動入力電圧が負の場合(すなわち、入力
12の電圧が入力11の電圧よりも高い場合)、トラン
ジスタQ5のベース電圧は下記の式 VBE(Q3)+VD1+R1(I1+I2) (III) で表される。ただし、VBE(Q3)はトランジスタQ3
のベースエミッタ電圧であり、VD1はダイオードD1を
介在した両端子間の電圧である。
【0022】このトランジスタQ5のベース電圧は、ト
ランジスタQ6のベース電圧よりも大きい。Q6のベー
ス電圧は下記の式 VCEsat(Q4)+VD2+R2・I3 (IV) で表される。ただし、VCEsat(Q4)はトランジスタ
Q4の飽和コレクタエミッタ電圧であり、VD2はダイオ
ードD2の両端子間の電圧である。
【0023】当然のことながら、式(III)および(IV)
において、I1、I2およびI3は対応する電流発生器ま
たは電源によって発生された電流の強さを表す。
【0024】上述のような条件では、電流I0は抵抗R
3およびトランジスタQ8のベースを通過し、従って回
路10の出力をローレベルにする。
【0025】切り換わり点は、抵抗R1およびR2の電
圧が等しい場合に発生し、従って差動入力電圧Vd=0
のときに切り換えがおこなわれる。このときトランジス
タQ1およびQ2を流れる電流と抵抗R1およびR2を
流れる電流は等しくなっている。このような接続構成で
は、一般に、電流発生器I1、I2およびI3の電流の強
さは等しいが、説明を明確にするためにそれぞれ異なっ
た参照番号で示されている。特に上記条件においては、
下記の等式が成り立つ。 R1(I1+I2/2)=R2(I3+I2/2) (V)
【0026】このような状態からスタートして、差動入
力電圧Vdが漸増して正の値になった場合(すなわち入
力11の電圧が入力12の電圧よりも高い値になった場
合)、トランジスタQ1およびQ2によって規定される
入力部は切り替わり、その結果トランジスタQ5および
Q6によって規定される差動部の入力が切り換えられ
る。これらの状態では、トランジスタQ6のベース電圧
は、下記の式 R1・I1+VBE(Q3)+VD1+VBE(Q7) (VI) で表される値に変化する。ただし、VBE(Q3)および
BE(Q7)はトランジスタQ3およびQ7のベースエ
ミッタ電圧を表す。同時に、トランジスタQ5のベース
電圧は下記の式 R1・I1+VBE(Q3)+VD1 (VII) で表される値に変化する。
【0027】これらトランジスタQ5およびQ6のベー
ス電圧はこのときには抵抗R2を介して流れる電流I0
を変化させ、抵抗R3すなわちトランジスタQ8のベー
スを介して流れる電流はもはや存在しない。このときト
ランジスタQ8は非導電状態となっており、回路の出力
電圧Voutの値はVccに上昇する。
【0028】ところで、トランジスタQ5とQ6との間
に介在するトランジスタQ7は、トランジスタQ6のベ
ース電圧がVccの値に上昇するのを防止し、それによっ
て電流発生器I3の電流が飽和電流値に達することを防
止している。この測定は問題の電流発生器のアクチブゾ
ーンへの帰還における遅延を防止するとともに、上記電
流発生器の分極線における干渉(インターフェレンス)
を防止している。
【0029】一方、回路の出力電圧VoutはVccの値に
上昇し、抵抗R1を流れる電流はI1に等しくなり、抵
抗R2を流れる電流はI0+I2+I3の合計値に等しく
なる。
【0030】 このような状態で開始すれば、新しい切り換わり点は、差動入力電圧Vdfが下 記の条件: Vdf/2R=−I0/2=(Ic1−Ic2)/2 (VIII) を満たすときに起こる。ただし、このVdの値に対し
て、トランジスタQ1およびQ2のコレクタ電流Ic1
よびIc2はそれぞれ下記の式: Ic1=I2/2+I0/2; Ic2=I2/2−I0/2 (IX) で表される値となる。このコレクタ電流Ic1およびIc2
の値に対して、抵抗R1とR2における電圧は下記の
式: R1(I1+I2/2+I0/2)=R3(I3+I2/2−I0/2+I0) (X)に より、再度等しくなる。
【0031】この平衡状態から、上記差動入力電圧Vd
における最小限の減少があれば、回路が開始状態に戻る
のに充分である。すなわち、トランジスタQ5およびQ
6によって規定される差動部が不均衡にされ、I0の電
流が抵抗R3およびトランジスタQ8のベースに通電さ
れ、その結果、このトランジスタQ8を飽和状態にし、
出力電圧Voutを接地状態に対して(コレクタエミッタ
飽和電圧)の値VCEsatに戻す。
【0032】図4のグラフは、差動入力電圧Vdの機能
としての出力電圧Voutの動作を概略図示したもので、
回路がそれぞれ差動電圧の上昇方向および下降方向に切
り替わるときのそれぞれの差動電圧VdsとVdfとの差と
して規定されるヒステリシスHの大きさを示している。
【0033】本発明の主要な利点は以下の表現で説明可
能である。
【0034】本発明にかかる回路10は、(“バンドギ
ャップ”基準電圧および内部抵抗によって公知の方法
で)電流発生器I0で発生された電流および、トランジ
スタQ1およびQ2のエミッタにおける抵抗値Rx=Ry
=Rによって決定される正確なヒステリシスを表示す
る。実際、ヒステリシスの値Hは、 H=R・I0 (XI) で表される。ただし、I0=VBG/Rintである。
【0035】実際、ヒステリシスHは、正確な基準電圧
および集積回路の2個の内部抵抗間における正確な比率
によって決定され、ここでその精度および抵抗値の比率
は電流レイアウト技術によって1%以内の精度に保持す
ることが可能である。
【0036】同時にまた、入力部はハイインピーダンス
段階であり、入力端子11および12は2個のトランジ
スタQ1およびQ2により構成されており、これらの入
力はアースとコンパチブルな構成である。
【0037】
【発明の効果】ヒステリシスを供給するとともに、第2
差動部(トランジスタQ5およびQ6により構成)はま
た出力部(トランジスタQ8)を作動する、なぜなら第
2差動部はダイオードD1およびD2によってアースに
対してベースエミッタ電圧VBEの動力源を確保すること
が可能であるからである。トランジスタQ7を配置する
ことによっても、確実に、電流発生器I3が飽和状態に
達することが防止されている。
【0038】上記説明において、トランジスタQ1およ
びQ2のエミッタにそれぞれ接続された抵抗RxとRyは
同じ抵抗値を有していることが、暗黙のうちに仮定され
ている。しかし、それらの抵抗値としてその合計が2R
の値になるようにそれぞれ異なった抵抗値を選択するこ
とを考えることも可能である。この場合は、ヒステリシ
ス値はいずれもその正確で絶対値の表現で上記計算され
た値に等しくなる。
【0039】しかし、差動電圧の上昇方向への切り替わ
り点(Vds)は、このときは下記の値: Vd=Vds=I2(Ry/2−Rx/2)(XII) に変化する。ここで、もし電流発生器I2が形成された
場合は、公知の原理により、また電流I0の場合と同様
に、特別に困難な値に上昇させない基準値にもとずい
て、上記切り換え点VdsはヒステリシスHと同じ精度を
有する。
【0040】当然のことながら、上記と同じ構成を有す
る本発明の原理、およびその実施例の構成および型の詳
細は、本発明の請求範囲内で、詳細な説明および図面に
関して変形可能である。これは、特に、少なくとも上記
バイポーラトランジスタのいくらかを、異なった種類の
素子、例えば電界効果トランジスタによって置き換え可
能であることに関して適用されている。この場合、明細
書および特許請求の範囲で使用された“ベース”、“エ
ミッタ”および“コレクタ”という用語は、電界効果ト
ランジスタの“ゲート”、“ソース”および“ドレイ
ン”端子を表す用語として理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の比較回路の典型的なレイアウトを示す
回路図である。
【図2】 従来の比較回路の別のレイアウトを示す回路
図である。
【図3】 本発明にかかる比較器の実施例の回路図であ
る。
【図4】 図3の実施例により表示されるヒステリシス
特性を示すグラフ図である。
【符号の説明】
3 出力部 10 比較回路 11、12 入力端子 D1、D2 ダイオード I0、I1、I2、I3 定電流発生器 Q1ないしQ8 トランジスタ R1ないしR4,Rx,Ry 抵抗 Vcc 供給電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591054901 マレリ・オートロニカ・ソシエタ・ペル・ アチオニ MARELLI AUTRONICA S OCIETA PER AZIONI イタリア20145ミラノ、ビア・グリツイオ ツテイ4番 (72)発明者 バニ・ポレツト イタリア15020カミノ(アレツサンドリ ア)、ビア・セツラ82番 (72)発明者 ミケランジエロ・マツズーコ イタリア15040サンタ・マリア・デル・テ ンピオ(アレツサンドリア)、ストラー ダ・バレンツア22番

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2トランジスタ(Q1およ
    びQ2)を有する入力部において、該トランジスタのベ
    ースがそれぞれ入力差信号(Vd)を規定する入力信号
    を受信し、抵抗RxおよびRyがそれぞれ上記トランジス
    タ(Q1およびQ2)のエミッタに接続されて、それぞ
    れのエミッタに接続の抵抗(Rx、Ry)が、上記入力差
    信号(Vd)の変化によって第1および第2トランジス
    タ(Q1、Q2)に誘導されたコレクタ電流(デルタI
    c)の変化量を決定する入力部と、 さらに別の第1および第2トランジスタ(Q5およびQ
    6)を有する差動部において、該トランジスタのベース
    がそれぞれ上記第1および第2トランジスタ(Q1、Q
    2)のコレクタ電流に対して感度よく動作し、該別の第
    1および第2トランジスタ(Q5、Q6)のエミッタは
    ともに定電流源(I0)に接続され、該別の第1および
    第2トランジスタ(Q5およびQ6)の少なくとも一方
    (Q6)が回路の出力部(Q8)を作動し、上記回路構
    成において該差動部が第1および第2の動作状態を可能
    とするように配置構成され、この状態では定電流
    (I0)はそれぞれ上記別の第1および第2トランジス
    タ(Q5およびQ6)を介して通電され、回路の出力部
    (Q8)はそれぞれ異なった2種類の出力レベルとな
    り、第1と第2の動作状態間での切り換えおよび第2と
    第1の動作状態間での切り換えは、それぞれ入力差信号
    (Vd)の第1レベル(Vds)および第2レベル(Vd
    f)において行われ、該第1および第2入力差信号レベ
    ル(Vds、Vdf)間の差がヒステリシス(H)を規定
    し、エミッタ接続の抵抗(Rx、Ry=R)の抵抗値およ
    び定電流(I0)の電流値によって一義的に決定される
    差動部、とを有していることを特徴とするヒステリシス
    (H)を有する比較回路装置(10)。
  2. 【請求項2】 上記別の第1および第2トランジスタ
    (Q5、Q6)のベースにおいて、それぞれ第1および
    第2トランジスタ(Q1、Q2)のコレクタ電流の強さ
    を表すそれぞれのアンペアメトリック信号を発生するた
    めに、コレクタ抵抗(R1およびR2)がそれぞれ第1
    および第2トランジスタ(Q1、Q2)のコレクタに接
    続されていることを特徴とする請求項1に記載の回路装
    置。
  3. 【請求項3】 上記それぞれのコレクタ抵抗(R1、R
    2)が同じ抵抗値を有していることを特徴とする請求項
    2に記載の回路装置。
  4. 【請求項4】 上記それぞれのエミッタ抵抗(Rx、R
    y)が等しい抵抗値(Rx=Ry=R)を有し、上記第1
    入力差信号レベルの値(Vds)が実質的にゼロに等しい
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
    回路装置。
  5. 【請求項5】 上記それぞれのエミッタ抵抗(Rx、R
    y)が異なった抵抗値を有し、上記第1入力差信号レベ
    ル(Vds)が上記それぞれの抵抗の抵抗値の差(Ry−
    Rx)によって決まることを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれかに記載の回路装置。
  6. 【請求項6】 それぞれのトランスファトランジスタ
    (Q3、Q4)が、一方では第1トランジスタ(Q1)
    と別の第1トランジスタ(Q5)との間および、他方で
    は第2トランジスタ(Q2)と別の第2トランジスタ
    (Q6)との間に介在し、第1トランジスタ(Q1)お
    よび第2トランジスタ(Q2)のコレクタ電流をさらに
    別の第1および第2トランジスタ(Q5およびQ6)の
    ベースにそれぞれ転送することを特徴とする前記請求項
    1ないし5のいずれかに記載の回路装置。
  7. 【請求項7】 第1トランジスタ(Q1)と別の第1ト
    ランジスタ(Q5)が、また、第2トランジスタ(Q
    2)と別の第2トランジスタ(Q6)が、同種の極性を
    有し、一方、トランスファトランジスタ(Q3、Q4)
    の極性が、それらのトランジスタが接続された第1およ
    び第2トランジスタ(Q1、Q2)の極性と正反対であ
    ることを特徴とする請求項6に記載の回路装置。
  8. 【請求項8】 トランスファトランジスタ(Q3、Q
    4)が、別の第1トランジスタ(Q5)および別の第2
    トランジスタ(Q6)のベースを、それぞれ該トランジ
    スタ(Q3、Q4)のコレクタを介して作動することを
    特徴とする請求項6または7に記載の回路装置。
  9. 【請求項9】 ダイオード(D1、D2)がそれぞれト
    ランスファトランジスタ(Q3、Q4)に接続され、該
    ダイオード(D1、D2)を介してトランスファトラン
    ジスタ(Q3、Q4)のコレクタ電流がそれぞれ通電可
    能であることを特徴とする請求項8に記載の回路装置。
  10. 【請求項10】 トランスファトランジスタ(Q3、Q
    4)のコレクタはそれぞれ定電流源(I1、I3)によっ
    て通電供給されることを特徴とする請求項6ないし9の
    いずれかに記載の回路装置。
  11. 【請求項11】 保護トランジスタ(Q7)がさらに別
    の第1および第2トランジスタ(Q5、Q6)のベース
    間に介在され、該トランジスタ(Q5、Q6)のうち、
    回路構成(Q8)の出力部を作動するトランジスタ(Q
    6)のベースの電圧レベルが供給電圧レベルに達するこ
    とを防止することを特徴とする前記請求項1ないし10
    のいずれかに記載の回路装置。
  12. 【請求項12】 上記保護トランジスタ(Q7)のエミ
    ッタが、上記別の第1および第2トランジスタ(Q5、
    Q6)のうち、回路構成(Q8)の出力部を作動するト
    ランジスタ(Q6)のベースに接続され、一方、該トラ
    ンジスタ(Q7)のベースは他方のトランジスタ(Q
    5)に接続されていることを特徴とする請求項11に記
    載の回路装置。
  13. 【請求項13】 差動部(Q5、Q6)によって作動さ
    れる出力トランジスタ(Q8)を有する出力部(Q8)
    を有することを特徴とする前記請求項1ないし12のい
    ずれかに記載の回路装置。
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