JPS5938773B2 - レベルシフト回路 - Google Patents

レベルシフト回路

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JPS5938773B2
JPS5938773B2 JP49005599A JP559974A JPS5938773B2 JP S5938773 B2 JPS5938773 B2 JP S5938773B2 JP 49005599 A JP49005599 A JP 49005599A JP 559974 A JP559974 A JP 559974A JP S5938773 B2 JPS5938773 B2 JP S5938773B2
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JP
Japan
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transistor
circuit
level shift
level
shift circuit
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JP49005599A
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浩 五味
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は伝送する信号の直流レベルを変えるためのレ
ベルシフト(1eveA’ 5hift )回路に関す
るものである。
一般に増幅あるいは検波などいわゆる信号を処理する回
路において、各段の回路を直結接続にすると、各回路の
出力の直流レベルが高くなっていく。
この時入力の直流レベルが不適当であると回路が飽和し
たりあるいはカットオフになったりしてしまう。
このため直結接続の信号処理、特にICを使った回路で
は信号分を減衰させることなく直流レベルだけを変える
レベルシフト回路が途中に設けられる。
従来このようなレベルシフト回路として第1図に示すよ
うなものがあった。
この回路は定電流源によってレベルシフト量を一定にし
ており、入出力間の関係は Vout十△Vout = Vin +△Vin−(V
J + RIO)・・・・・・・・・・・・(1) となる。
ただしVoutは出力の直流レベル△Voutは出力の
信号分 Vin は入力の直流レベル △Vin は入力の信号分 vJ はトランジスタ(Qs)のベース、エミッタ
間の順方向電圧 ■o は定電流源の定電流値である。
直結増幅回路では、その段の出力の直流レベルが次段の
動作レベルとなるために出力の直流レベルは変動しない
ことが望まれ、第1図の回路でもVoutの変動は好ま
しくない。
しかしながら前記式(1)からも明らかなように電源電
圧の変動等によってVinが変動したりするとこれに比
例して出力の直流レベルVoutも変動してしまい好ま
しくなかった。
この発明は前記のような従来のレベルシフト回路の欠点
を改善し、次段との給金を容易にするものである。
以下第2図〜第6図を参照してこの発明の一実施例を詳
細に説明する。
この発明のレベルシフト回路は差動増幅回路を利用する
もので第2および第1のトランジスタ(Ql)と(Q2
)を有している。
2つのトランジスタ(Q、)(Q2)のコレクタは互い
に電源(Vcc )に接続されている。
第2のトランジスタ(Ql)のエミッタは抵抗(R1)
を介してトランジスタ(Q3)のコレクタに接続され、
トランジスタ(Q3)のエミッタは接地されている。
また第1のトランジスタ(Q2)のエミッタは抵抗(R
2)とn個のダイオード(Dn)を介して第3のトラン
ジスタ(Q3)のベースに接続され、さらにダイオード
(Dl)を介して接地されている。
以上のような回路はIC化しやすく、またそうした力が
性能があがる。
そしてトランジスタとダイオードはほとんど同一の特性
に近いものができるためダイオード(Dl)とトランジ
スタ(Q3)に流れる電流はほぼ等しくなる。
第2図の回路における入力と出力との関係は となる。
なお■。は、出力の直流レベルv1と■2は、それぞれ
トランジスタ (Ql ) (Q2 )のベース電位 R1とR2は、それぞれ抵抗(R1)と (R2)の抵抗値 vJは、各トランジスタのベース、 エミッタ間および各ダイオードの アノード、カソード間の順方向型 圧である。
ここでR1= R2に設計すれば前記式(2)はVO−
(Vl−V2 )+(n+1 )VJ・・・・・・・・
・・・・(3)となる。
この式でわかるように入力の差(vt V2)はその
まま出力に出る。
したがって前段において例えば電源が変動しても■1と
■2が同じように変動するので、それは出力■。
には現われない。すなわち今△Vの直流分変動がVlと
■2にあったとすると −(Vt−■2)+(n+1)VJ・・・・・・・・・
・・・(5)となり入力の直流レベルの変動は出力に現
われることはない。
そして出力の直流レベルは式(3)から解るように(n
+1)V、iで決まる。
なおレベルシフト回路に入る差動入力は前段の差動増幅
器の出力を利用しているわけで第3図に示すように構成
される。
Ra 、 Rbは差動増幅器の負荷抵抗でAは第2図に
示す本発明のレベルシフト回路であり、■1.■2.■
oはその入出力レベルである。
第3図においてはvl−■2−RaIa−RbIb・・
・・・・・・・・・・(6)となる。
Ia 、Ibは差動増幅器の入力信号で決まる電流であ
る。
電源(VCC)が変動しても■1−■2の量は変化しな
い。
このように本発明のレベルシフト回路では、電源変動等
によって入力の直流レベルが変動してもそれが出力に現
われることはない。
また式(3)から明らかなように本発明のレベルシフト
回路では、前段の差動増幅器からの2つの入力を1つの
出力端子(■o)から取出すことができる。
第4図は第2図の回路の特性を示す。
出力(■。は実際には■。
〈0になることはなく、低下してくるとトランジスタ(
Q3)が飽和して■。
−Vsになる。
Vsはトランジスタ(Q3)のコレクターエミッタ間の
飽和電圧である。
第5図は第2図の応用で(■1−■2)の差動信号であ
る値(閾値)より、大きいか小さいかで次段をスイッチ
ング作用させる振幅弁別回路である。
図中第2図と同じ部分には同じ記号を付ける。
トランジスタ(Q3)のコレクタがトランジスタ(Q、
Cのベースに接続され、このトランジスタ(Q4 )の
コレクタは電源(VCC)に接続されており、エミッタ
は抵抗(R4)を介して接地されていると共に抵抗(R
3)を介してトランジスタ(Q、)のベースに接続され
ている。
このトランジスタ(Q、)はエミッタがダイオードm個
の直列回路(Dm)を介して接地されていて、コレクタ
は次段に導かれる。
この回路において、抵抗(R3)はトランジスタ(Q5
)が飽和動作になるとき、トランジスタ(Q4)からト
ランジスタ(Q5)のベースに流れ込む電流を制限する
トランジスタ(Q5)の飽和状態以外では抵抗(R3)
にはベース電流しか流れないためその電位降下分は極め
て少ない。
トランジスタ(Q4)のエミッタのレベルはVB2−V
OVJ−(Vl V2)+nVJ ”・”’(7)トラ
ンジスタ(Q、)に電流が流れ出すにはそのベース電位
が V B5= VJ +mV、1 = (m+ 1 )
V J ””・・・・(8)より大きくならなければな
らない。
(m + 1 ) VJより小さいとトランジスタ(Q
5)はカットオフになる、すなわち第6図に示すように
(m+1 ) VJが振幅弁別の闇値となる。
ここで(m+1)=nにすれば■1−V2のときがトラ
ンジスタ(Q、)がオンオフする境界になり、VB2−
VH2のために温度ドリフトで閾値の変動することがな
く安定した弁別ができる。
例えばm=Oにすればn = 1で、この時の閾値はV
J=0.7Vであり、零レベル近いところに閾値をつく
ることも可能である。
このようにこの発明によれば電源の変動等によって入力
信号の直流レベルが変動せず極めて効果的である。
また次段をスイッチ動作させるように回路を構成しても
スイッチングの閾値が温度ドリフト等によって変動する
ことはない。
以上のようにこの発明によれば実用的価値の大きなレベ
ルシフト回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のレベルシフト回路の回路図、第2図はこ
の発明のレベルシフト回路の回路図、第3図はこの発明
のレベルシフト回路と前段の回路との結合状態を示す概
略的回路図、第4図はこの発明のレベルシフト回路の動
作特性図、第5図はこの発明のレベルシフト回路の応用
例を示す回路図、第6図は第5図に示す回路の動作特性
図である。 図中、Q2・・・・・・第1のトランジスタ、Ql・・
・・・・第2のトランジスタ、Q3・・・・・・第3の
トランジスタ、DnおよびDl・・・・・・定電圧回路
を構成するダイオードである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 各々ベースに信号入力端子を有し、差動対をなす第
    1及び第2のトランジスタと、 前記第1のトランジスタのコレクターエミッタ電流路に
    直列に介在接続され、前記第1のトランジスタのコレク
    タ電流値を設定する少なくとも一つのダイオードと第1
    の抵抗よりなる定電圧回路と、 この定電圧回路によりベースが付勢され、コレクターエ
    ミッタ電流路が前記第2のトランジスタのコレクターエ
    ミッタ電流路に前記第1の抵抗と等しい抵抗値の第2の
    抵抗を介して直列接続された第3のトランジスタと、 この第3のトランジスタのコレクタ側に設けた出力端子
    とを少なくとも具備し、前記定電圧回路を流れる電流と
    前記第3のトランジスタのエミッタ電流を実効的に等し
    くしたことを特徴とするレベルシフト回路。
JP49005599A 1974-01-10 1974-01-10 レベルシフト回路 Expired JPS5938773B2 (ja)

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JPS50102234A JPS50102234A (ja) 1975-08-13
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