JPH0592629A - 切断装置 - Google Patents

切断装置

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JPH0592629A
JPH0592629A JP25678491A JP25678491A JPH0592629A JP H0592629 A JPH0592629 A JP H0592629A JP 25678491 A JP25678491 A JP 25678491A JP 25678491 A JP25678491 A JP 25678491A JP H0592629 A JPH0592629 A JP H0592629A
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tape
motor
cutting
pet film
printing
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JP25678491A
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Shigeru Nakada
茂 中田
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微調整をしなくても自動でハーフカットを行
えるテープ切断装置を提供すること。 【構成】 テープ切断部13は、印字テープ作成装置1
内のテープ排出口77の近傍に設けられ、DCモータ7
5と減速歯車79とカッターユニット81とを備えてい
る。DCモータ75の出力軸83にはエンコーダ73が
取り付けられ、DCモータ75の回転位置情報を位置検
出部21cを介してマイクロコンピュータ21aに送っ
ている。そして、ハーフカットモードが設定されている
ときマイクロコンピュータ21aはカッターユニット8
1の刃部71aが印字テープ17に当接してから130
μm移動するまでDCモータ75を回転させた後、逆転
させる。この制御により印字テープ17はハーフカット
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ基体と粘着層と
剥離紙とからなる被切断媒体を切断する切断装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば印字済みテープ基体と粘着
層と剥離紙とからなるラベルテープを作成するラベル作
成機等には、テープ状被印字媒体の切断装置が組み込ま
れている。
【0003】テープ状被印字媒体の切断装置は、同一出
願人による特願平2−87059号の願書に添付された
明細書及び図面にあるようにモータにより切断刃を動か
して剥離紙までも切断してしまう、いわゆるフルカット
しか行えないものや、操作者の手加減によって、所望の
テープ基体及び粘着層のみ切断して剥離紙は切断しな
い、いわゆるハーフカットを行うものがある。
【0004】また、自動的にハーフカットを行なう切断
装置は産業用に使用される大型の機械が知られている。
この機械は、剥離紙の付いたシート状のシールをハーフ
カットするためのものであり、切断時におけるシートを
載せるための積載台と切断刃と間の隙間が、剥離紙の厚
さよりも若干小さくなるように切断刃のストロークが調
整されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記テ
ープ状被印字媒体の切断装置にてテープ状被印字媒体を
フルカットすると、シールと剥離紙とが同形状であるた
め剥離紙が剥しにくくなるばかりか、剥離紙を剥すとき
にテープを折り曲げてしまう。また、切断面に現れた粘
着層と剥離紙との間に爪などの薄い物を挿入しようとし
てテープを傷つけてしまう。
【0006】一方、上記テープ状被印字媒体の切断装置
にてテープ状被印字媒体をハーフカットを行う場合、操
作者の手加減が必要なので安定してハーフカットを行え
ない。
【0007】また、前記大型の切断装置では、例えば剥
離紙の厚さが70μm程度の薄いテープのハーフカット
を安定して行うためには装置が複雑になり、さらに切断
刃の摩耗等による切断刃のストロークの経時変化に対す
る配慮がなされていないため、ハーフカットを安定して
行なうためには常に前記ストロークの微調整が必要であ
る。
【0008】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、微調整をしなくても自動でハー
フカットを行えるテープ切断装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のテープ切断装置は、テープ基体と粘着層と剥
離紙とからなる被切断媒体を切断する切断機構と、前記
切断機構の移動量を検出する検出手段と、前記切断機構
を駆動するモータと、該モータを制御する制御装置とを
備えている。
【0010】
【作用】本発明の切断装置は、切断機構の動きを検出手
段で検出し、モータにより切断機構を駆動し、検出に基
づいて制御装置でモータを制御する。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0012】印字テープ作成装置1は、図2に示すよう
に、箱形状をしたハウジング3の上面に選字ダイヤル5
と、確定キー7と、液晶ディスプレイ9と、ファンクシ
ョンキー群11とを備え、内部にはテープ切断部13と
印字ヘッド15とテープ17を収納するテープ収納カセ
ット19と電子制御部21とを備えている。
【0013】テープ収納カセット19は、図3に示す如
く、透明なPETフィルム17aが巻回されたフィルム
テープスプール23、熱転写リボン25がそのインク面
を内側にして巻回されたリボン供給スプール27、リボ
ン供給スプール27から引き出された熱転写リボン25
を巻取るリボン巻取スプール29、PETフィルム17
aと略同一幅であり、片面のみ剥離紙が貼着された両面
テープ31が剥離紙を外側にして巻回された両面テープ
スプール33、及びこの両面テープ31とPETフィル
ム17aとを整合する整合ローラ35を、カセットケー
ス37内に収納している。上記各スプール23,27,
29,33及びローラ35は、カセットケース37及び
カセットケース37に係合する蓋体39により回転自在
に支持されている。
【0014】当該テープ収納カセット19は、所望の文
字を反転印字する印字テープ作成装置1に着脱自在に装
着される。この印字テープ作成装置1は、熱転写リボン
25を介してPETフィルム17aに反転印字を行な
う。そして、PETフィルム17aの印字面に両面テー
プ31が貼着され、文字が印字された印字テープが作成
される。
【0015】このため、テープ収納カセット19には、
印字テープ作成装置1側に固定された印字ヘッド15
(図4に示す)を収納するための凹部41が形成され、
この凹部41の外側及び内側周縁には、印字ヘッド15
を収納する空間を確保するためのガイド板43,45が
立設されている。
【0016】図3に示すように、PETフィルム17a
及び熱転写リボン25は、ガイドピン47により熱転写
リボン25のインク面を介して対向した状態で凹部41
まで案内されるため、この案内されてきたPETフィル
ム17a及び熱転写リボン25が印字ヘッド15を収納
するのに必要な空間を塞ぐことのないよう、前記ガイド
板43,45によってPETフィルム17aと熱転写リ
ボン25との走行経路を規制するのである。
【0017】尚、図4に示すように、前記ガイド板4
3,45のうち、凹部41の内側周縁に立設されたガイ
ド板45には、凹部41まで案内されたPETフィルム
17aと熱転写リボン25とを外方向に付勢する板ばね
49が備えられ、これによって印字ヘッド15収納用の
空間を確実に確保できるようにされている。
【0018】従って、当該テープ収納カセット19を印
字テープ作成装置1に装着した際には、印字ヘッド15
が熱転写リボン25の裏面に配設されるようになり、印
字テープ作成装置1側に設けられ、印字ヘッド15に対
して接離可能なプラテンローラ51によりPETフィル
ム17a及び熱転写リボン25を印字ヘッド15に押圧
することで、PETフィルム17aに所望の反転文字を
印字できるようになる。
【0019】次に、凹部41を通過した熱転写リボン2
5は、ガイド板45の端部45aを介してリボン巻取ス
プール29に巻取られ、PETフィルム17aは整合ロ
ーラ35を介してカセット外部に案内される。整合ロー
ラ35及びリボン巻取スプール29は、印字テープ作成
装置1への装着時に、図示しない駆動モータ及び動力伝
達機構により互いに逆回転される印字テープ作成装置1
側のテープ送り体53及びリボン巻取体55に嵌合さ
れ、これら各部を介して矢印A及びB方向に夫々回転駆
動される。
【0020】熱転写リボン25及びPETフィルム17
aは、この回転駆動により、ガイドピン47、ガイド板
43、凹部41の走行経路で走行されることとなるので
あるが、この回転駆動により慣性によって熱転写リボン
25及びPETフィルム17aが各スプールから余分に
引き出され、凹部41で熱転写リボン25及びPETフ
ィルム17aが弛むと、PETフィルム17aへの反転
印字を良好に行うことができなくなる。
【0021】このため、当該テープ収納カセット19で
は、ガイドピン47位置で熱転写リボン25及びPET
フィルム17aを外部から押圧付勢する板ばね57を設
け、これによって熱転写リボン25及びPETフィルム
17aにバックテンションを与えて、凹部41で熱転写
リボン25及びPETフィルム17aの弛みが発生する
のを防止している。
【0022】また、この走行経路途中で熱転写リボン2
5のインクがPETフィルム17aに付着することのな
いように、これら各部を遮蔽するセパレータフィルム5
9も設けられている。そしてPETフィルム17a及び
熱転写リボン25は、セパレータフィルム59と板ばね
57とにより互いに独立したバックテンションが与えら
れ、PETフィルム17aもしくは熱転写リボン25の
うちの一方が何等かの理由により引き出されたとして
も、他方の走行には影響を与えないようにされている。
【0023】整合ローラ35は、単にPETフィルム1
7aと両面テープ31とを整合するだけでなく、印字テ
ープ作成装置1側に設けられ、整合ローラ35に対し接
離可能な送りローラ61と協動してPETフィルム17
aの印字面に両面テープ31の粘着面を圧着し、両テー
プを接合するためのもので、図3に示す如くその両端に
は、両テープの幅方向の移動を規制するためのフランジ
35aがローラ面に対して直角に形成されている。
【0024】送りローラ61は、印字テープ作成装置1
側に軸63aを中心に回動可能に固定された支持体63
に支持されており、テープ収納カセット19を印字テー
プ作成装置1に装着した後、図示しない付勢部材によっ
て支持体63を矢印C方向に付勢することで、整合ロー
ラ35のローラ面にPETフィルム17a及び両面テー
プ31を押圧し、これらを接合するためのものである。
【0025】尚、支持体63にはプラテンローラ51も
支持されており、プラテンローラ51は、送りローラ6
1と同様、支持体63を矢印C方向に付勢することによ
って、PETフィルム17a及び熱転写リボン25を印
字ヘッド15に押圧する。またこのプラテンローラ51
及び送りローラ61は、押圧時にPETフィルム17a
を傷つけることのないよう、また所定の抗力及び摩擦力
が得らるよう、ゴム等の弾性体によって形成されてい
る。
【0026】前記PETフィルム17aの凹部41から
整合ローラ35までの経路には、PETフィルム17a
を、整合ローラ35上での両面テープ31との接合位置
Eまで案内するガイド板65が形成されており、その両
端、PETフィルム17aの幅方向の移動を規制する規
制部65が形成されている。
【0027】一方、両面テープ31の整合ローラ35ま
での経路には、両面テープ31がカセット内で熱転写リ
ボン等の他の部材に付着するのを防止するためのシリコ
ン樹脂からなるガイドローラ67が設けられており、そ
の経路を通過した両面テープ31は整合ローラ35のロ
ーラ面によってPETフィルム17aとの接合位置Eま
で案内される。
【0028】このように整合ローラ35と送りローラ6
1との協動によって接合されたPETフィルム17aと
両面テープ31との接合体(即ち印字テープ17)は、
その引出し口に設けられたテープ押え69を介してテー
プ収納カセット9外に案内されることとなるのである
が、カセットケース37の外部のテープ走行経路には、
印字テープ作成装置1に内蔵されたテープ切断部13の
切断刃71を受けるテープガイド89が形成されてお
り、印字テープ17作成後、テープ切断装置13を動作
して切断刃71をテープガイド89に押圧することによ
り、印字テープ17を切断できるようにされている。
【0029】電子制御部21は、図4に示すように、マ
イクロコンピュータ21aと、ディスプレイ駆動部21
bと、移動量検出部21cと、DCモータ駆動部21d
とを備えている。
【0030】マイクロコンピュータ21aには、選字ダ
イヤル5と、確定キー7と、ファンクションキー群11
が接続されている。この選字ダイヤル5により、各種デ
ータがマイクロコンピュータ21aに入力される。ま
た、マイクロコンピュータ21aは、ディスプレイ駆動
部21bと、位置検出部21cと、DCモータ駆動部2
1dとを接続しており、これらに各種データを出力す
る。
【0031】ディスプレイ駆動部21bは、液晶ディス
プレイ9に接続されている。位置検出部21cは、エン
コーダ73に接続されている。エンコーダ73は、所定
の間隔のスリットが空いた円盤形の薄い金属板とフォト
センサーとから構成されており、回転量を位置検出部2
1cに出力する。DCモータ駆動部21dは、DCモー
タ75に接続されている。
【0032】これらの構成を備える印字テープ作成装置
1は、選字ダイヤル5や確定キー7やファンクションキ
ー群11等の操作により文字や記号等をマイクロコンピ
ュータ21aに入力して、一旦記憶後、電子制御部21
の各部が所定の動作を順次実行して、テープ17に文字
を印字し、ハウジング3のテープ排出口77から所定長
に切断した印字テープ17を排出する。
【0033】印字テープ17は図5に示すように厚さ5
0μmのPETフィルム17aと、着色粘着層17b
と、厚さ12μmのPETフィルム17cと、白色粘着
層17dと、厚さ70μmの剥離紙17eとから構成さ
れており、全厚みは180μmである。
【0034】次に、テープ切断部13の構成を説明す
る。テープ切断部13は、図2に点線で示すように、ハ
ウジング3内のテープ排出口77の近傍に設けられてい
る。テープ切断部13は、図1に示すように、DCモー
タ75と、減速歯車79と、カッターユニット81とを
備えている。
【0035】DCモータ75は、DCモータ駆動部21
dからの駆動信号に応じて図1に示す正転又は逆転方向
に回転する。DCモータ75は、ハウジング3に固定さ
れており、その出力軸83に出力ギヤ85を備えてい
る。また、出力軸83には、エンコーダ73が取り付け
られており、DCモータ75の回転位置情報をマイクロ
コンピュータ21aに送っている。
【0036】テープ送り機構87は、テープガイド89
と、テープ送り主ローラ91と、テープ送り従動ローラ
93とを備えている。テープガイド89は、ハウジング
3に形成されており、図1では図示を省略した印字ヘッ
ド15を経由したテープ17を所定位置に案内する。
【0037】減速歯車79は、大歯車79aと、小歯車
79bと、歯車軸79cとを備えている。大歯車79a
は、出力ギヤ85にかみ合っている。歯車軸79cは、
ハウジング3に回動自在に支持されている。
【0038】カッターユニット81は、カッタホルダ9
5と、カッタガイド97と、テープガイド99とを備え
ている。カッタホルダ95は、切断刃支持部43aと、
動力伝達ラック43bとを備えている。動力伝達ラック
43bは、小歯車79bと噛み合っている。テープガイ
ド99はハウジング3に固定されており、テープ送り機
構87がテープ送りしたテープ17を載置台99a上
に、載置するとともに、テープ排出口77に案内する。
カッタガイド97は、ハウジング3に固定されており、
カッタホルダ95を、テープ17に対して接離自在にガ
イドしている。切断刃支持部43aには、切断刃71が
取り付けられている。切断刃71は、その刃部71aが
載置台99aに対向するようにされている。
【0039】以上のように構成されたテープ作成装置1
による印字テープ作成動作を図6乃至図8を参照して説
明する。尚、以下文書中のSi(i=1、2、3、・・
・)は図6乃至図8中の各ステップを表す。
【0040】印刷処理は印刷キーの入力によって起動す
る。印刷キーの入力があるとテープ送り及び印刷が行わ
れ(S1)、所定長さのテープが送られたところで切断
処理にはいる。ここで、ハーフカットモードが設定され
ているか否かが判定される(S2)。
【0041】ハーフカットモードはファンクションキー
郡11中のハーフカットキーにより設定される。今、ハ
ーフカットキーによりハーフカットモードが設定されて
いれば(S2:YES)、ハーフカット処理が行なわれ
る(S3)。ハーフカット処理は図7に示すように行わ
れる。
【0042】ハーフカット処理(S3)が起動される
と、マイクロコンピュータ21aはDCモータ駆動部2
1dを介して、DCモータ75を正転方向に回転させる
ための第一の駆動信号を出力する(S31)。駆動信号
はパルス波で出力され、第一の駆動信号は、カッタホル
ダ95を駆動するための必要充分なトルクを発生させる
ものであり、切断に必要なトルクは発生できない。カッ
タホルダ95は、上記DCモータ75の回転によって、
図1に示す矢印方向に移動する。
【0043】ここで、切断刃71の移動量は、DCモー
タ75の回転量としてエンコーダ73によって位置検出
部21cにおくられる。位置検出部21cはDCモータ
75の回転量をマイクロコンピュータ21aに伝え、マ
イクロコンピュータ21aは第一の駆動信号に対応して
カッタホルダ95が良好に移動していると判断する。
【0044】カッタホルダ95は、刃部71aがテープ
17に当接するまで移動するが切断に必要なトルクは発
生できないためテープ17に当接して止まる。第一の駆
動信号を出力しているにもかかわらずカッタホルダ95
が移動しないため、エンコーダ73の出力信号は間延び
する。マイクロコンピュータ21aはエンコーダ73の
出力信号の間延びを検出すると(S32)、刃部71a
がテープ17に当接していると判断し、エンコーダ73
の出力信号から、この時のカッタホルダ95の位置を記
憶し、第二の駆動信号を出力する(S33)。第二の駆
動信号は徐々にトルクを増していき、切断に必要充分な
トルクを発生する。
【0045】切断に必要な荷重は刃部71aの状態によ
って異なる。新しい刃では70[N]程度の荷重でハー
フカットが可能だったテープが、切断を繰り返した刃で
は200[N]の荷重が必要になる。このように切断に
必要充分な荷重が変化するため、当然切断に必要なトル
クも変化する。そこで本発明では徐々にトルクを増して
いき、DCモータ75が再度回転を始めるトルクを切断
に必要充分なトルクと判断する。
【0046】切断は剥離紙17eの中程である140μ
mまで行う。マイクロコンピュータ21はエンコーダ7
3の出力信号に基づいて、第二の駆動信号を刃部71a
がテープ17に当接した位置から130μm進むまで、
DCモータ駆動部21dを介してDCモータ75へ出力
する(S34)。カッタホルダ95の移動量はエンコー
ダ73の出力パルス数で認識されるため、130μmに
対応したパルス数の駆動を行う。
【0047】刃部71aが130μm進むまで第二の駆
動信号が出力されると(S34:YES)、マイクロコ
ンピュータ21はDCモータ駆動部21dを介して逆回
転の駆動信号をDCモータ75へ送り、DCモータ75
にブレーキをかけること(S35)により140μmま
での切断を行う。、そのまま逆回転の駆動信号を送り続
けることによりカッタホルダ95はテープ17から離れ
る。
【0048】カッタホルダ95が初期位置に戻るとテー
プ送り機構87により、テープ17が所定量送られ(S
4)、その後、図8に示すフルカット処理が行われる
(S5)。
【0049】フルカット処理(S5)においてS51〜
S53までは、ハーフカット処理(S3)におけるS3
1〜S33までの処理と同様なので、その説明は省略す
る。フルカット処理(S5)では、S54においてマイ
クロコンピュータ21がエンコーダ73の出力信号に基
づいて、第二の駆動信号を刃部71aがテープ17に当
接した位置から180μm進むまで、DCモータ駆動部
21dを介してDCモータ75へ出力する。この第二の
駆動信号の出力により、刃部71aは印字テープ17を
完全に切断し、載置台99aに当接する。
【0050】刃部71aが180μm進むまで第二の駆
動信号が出力されると(S54:YES)、マイクロコ
ンピュータ21は、前記S35と同様に逆回転の駆動信
号をDCモータ駆動部21dを介してDCモータ75へ
送り、DCモータ75にブレーキをかけると共にカッタ
ホルダ95を初期位置まで戻す(S35)。
【0051】尚、前記ハーフカットキーによるハーフカ
ットモードが設定されていない場合(S2:NO)に
は、上記フルカット処理(S5)のみが行なわれる。
【0052】以上に説明した印字テープ作成装置1は、
カッタホルダ95の位置によって切断を制御しているた
め、新しい刃でも切断を繰り返した刃でも微調整をする
必要無くハーフカットを行えるという極めて優れた効果
を奏する。その上、同じ機構でハーフカットとフルカッ
トが選択的に行える。
【0053】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のでなく本発明の要旨を変更しない範囲で種々な態様の
実施が可能である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のテープ切断装置は微調整を行わなくても自動でハ
ーフカットができるという極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のテープ切断部の構成図である。
【図2】印字テープ作成装置を示す斜視図である。
【図3】テープ収納カセットの内部構造を示す図であ
る。
【図4】電気制御部の構成を示すブロック図である。
【図5】印字テープの断面図である。
【図6】印刷処理のフローチャートである。
【図7】ハーフカット処理のフローチャートである。
【図8】フルカット処理のフローチャートである。
【符号の説明】
13 テープ切断部 17 印字テープ 17a PETフィルム 17e 剥離紙 21 電子制御部 21c 位置検出部 31 両面テープ 73 エンコーダ 75 DCモータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ基体と粘着層と剥離紙とからなる
    被切断媒体を切断する切断機構と、前記切断機構の移動
    量を検出する検出手段と、前記切断機構を駆動するモー
    タと、前記検出手段の検出値に基づいて該モータを制御
    する制御装置とを備えた切断装置。
JP25678491A 1991-10-03 1991-10-03 切断装置 Pending JPH0592629A (ja)

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