JP4539620B2 - 切断装置 - Google Patents

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本発明は積層部材を切断する切断装置に関する。
印字テープと剥離紙が積層された積層テープを用いて印字を行う印字装置に搭載され、印字が行われた後に前記積層テープの印字テープだけを切断するハーフカットを行う切断装置が特許文献1に開示されている。
前記切断装置は、積層テープを受ける受台と、受台上の積層テープを切断するカッタとを備え、そのカッタは、刃部と、その刃部の両側に設けられ刃部の先端より剥離紙の厚み相当だけ突出した脚部を有して構成されている。そして、この切断装置では、受台により積層テープの剥離紙の面を受け、受台に対してカッタを移動させて脚部を受台に当接させることにより、受台とカッタの間で積層テープの印字テープを切断するものである。
特開平6−286241号公報
しかしながら、カッタを受台に当接させてハーフカットを行う前記従来の切断装置では、カッタの受台への押し当てが不十分であると、印字テープを確実に切断することができず、綺麗にハーフカットを入れることができないことがあった。
本発明は、積層部材の一部の層のみを確実に切断することのできる切断装置を提供することを目的とする。
本発明は、第1層と第2層とを積層した積層部材の前記第1層又は前記第2層のいずれか一方を切断する切断装置であって、前記積層部材を受ける受台と、カッターホルダーに装着されて前記受台に対して移動可能に設けられた切断刃とを備え、前記受台と前記カッターホルダーが当接した状態で前記受台と前記切断刃の間に隙間が形成されるように構成することにより、前記第1層又は前記第2層の厚さが前記隙間に相当する積層部材が前記受台に支持された際に、前記第2層又は前記第1層のいずれか一方を切断する切断機構と、前記切断機構を動作させるための駆動源と、トルクリミッターが介挿され、前記駆動源の駆動を前記切断機構に向けて伝達する伝達機構と、前記伝達機構により伝達される前記駆動源の駆動を受けて前記カッターホルダーが前記受台に当接するまで前記切断刃を移動させる切断刃移動機構と、前記駆動源を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、少なくとも所定時間だけ前記カッターホルダーが前記受台に当接した状態を保持することにより前記第2層又は前記第1層のいずれか一方を切断するべく、初期位置にある前記切断刃が前記受台に向けて移動を始めてから前記カッターホルダーが前記受台に当接するまでの時間より長い所定の駆動時間だけ前記駆動源を駆動させることを特徴とする。
本発明によれば、切断刃を装着したカッターホルダーを受台に当接させて受台と切断刃の間の隙間で積層部材の一部の層を切断する際に、そのカッターホルダーが受台に当接した状態を所定時間確保するように駆動源を制御することで、積層部材の一部の層を確実に切断することができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。図1は本発明の切断装置を備えたテープ印字装置の外観構成を示す斜視図である。図1に示すように、テープ印字装置1の装置本体2の上面には、入力部3、表示部4が設けられている。入力部3は、キーボードからなり、装置の電源を操作する電源キー、文字や記号を入力する文字・記号入力キー、入力した文字や記号などを削除する削除キー、表示画面上でカーソルを上下左右に移動操作するカーソル移動キー、印字を指示する印字キー、メニュー画面などでの選択の実行や各種処理の実行を指示する実行キー、あるいは処理の実行を取り消す取消しキーなど、テープ印字装置1のテープ印字制御処理に必要な各種のキーが設けられる。表示部4は、液晶表示装置からなり、入力文字の表示や各種メニュー画面の表示を行うものである。
また、このテープ印字装置1の装置本体2の上面には蓋5が開閉自在に取り付けられている。この蓋5の下部には積層テープ6を収容したテープカセットが装着される不図示のカセット装着部が設けられ、そのカセット装着部内には前記テープカセットから積層テープ6の供給を受けてこれに印字を行うための印字機構が設けられている。この印字機構により印字された積層テープ6は装置本体2の側面に設けられた排出口7から排出される。そして、装置本体2内の前記印字機構と前記排出口7の間に本発明に係る切断装置が配設されている。
図2はテープ印字装置1の印字機構及び切断装置10を示す平面図である。図2に示すように、印字テープ6aと剥離テープ6bとが接着剤6cを介して積層されて構成された積層テープ6が印字に用いられる。この積層テープ6はプラテンローラ9によって搬送されつつサーマルヘッド8によって印字テープ6aの表面に印字が行われ、印字された積層テープ6は排出口7から装置外に排出される。この印字の途中及び印字終了時に排出口7の近部に配設された切断装置10によって剥離テープ6bを残して印字テープ6aのみを切断するハーフカットと積層テープ6全体を切断するフルカットが行われる。
この切断装置10は、第1の切断機構11と、第2の切断機構12と、これらを駆動する単一のカッターモータ13と、カッターモータ13の駆動に基づいて第1の切断機構11及び第2の切断機構12を駆動する駆動機構14とで構成される。第1の切断機構11は積層テープ6を構成する印字テープ6a、剥離テープ6b及び接着剤6cの全てを切断するフルカット機構として用いられ、第2の切断機構12は印字テープ6aのみを切断するハーフカット機構として用いられる。
図3は第1の切断機構11及び第2の切断機構12の構成を示す斜視図であり、図3(a)は分解した状態、同図(b)は組み立後の状態を示している。また、図4は第2の切断機構12をモータ側から見た場合の構成図、図5は図4のA−A線の断面矢視図である。
フルカット機能を有する第1の切断機構11は、固定刃21とこの固定刃21に対して移動可能な可動刃22を備えている。固定刃21は装置本体2のシャーシ2aに固定され、固定刃21の下端部には可動刃22が軸24によって軸着されて、可動刃22が固定刃21に対して回動可能に設けられている。可動刃22の下端部にはアーム部23が連設されており、そのアーム部23の端部には駆動機構14から伝達される駆動力を受けて可動刃22を作動させるための作動突起25が設けられている。図3では不図示であるが作動突起25と固定刃21の間には引きバネ26(図8参照)が張設されており、常に可動刃22を固定刃21から離間する方向に付勢している。この第1の切断機構11はテープの搬送経路上に設けられ、固定刃21と可動刃22の刃先を交差することにより、搬送路内で幅方向を垂直に向けて搬送される積層テープ6を両刃の間で切断する。
一方、ハーフカット機能を有する第2の切断機構12は、受台31とこの受台31に対して接離可能な可動刃32を備えている。受台31はL字型の水平断面形状を有し、可動刃32と対向する平面状の受部31aを備えている。この受台31は装置本体2のシャーシ2aに固定されてテープの搬送経路上に設けられ、その受部31aで幅方向を垂直に向けて搬送される積層テープ6の剥離テープ6b側のテープ面を受ける。受台31の下端部には可動刃32が軸34によって軸着されて、可動刃32が受台31に対して回動可能に設けられている。可動刃32の下端部にはアーム部33が連設されており、そのアーム部33の端部には駆動機構14から伝達される駆動力を受けて可動刃32を作動させるための作動ピン35が設けられている。図3では不図示であるが可動刃32と装置本体との間には引きバネ37(図9参照)が張設されており、常に可動刃32を受台31から離間する方向に付勢している。
前記可動刃32について、更に説明すると、この可動刃32は、まず、切断刃が着脱可能な構造を有している。すなわち、図4及び図5に示すように、可動刃32は、切断刃32aが装着されたカッターホルダー41をアーム部33に連設される可動刃支持体32bに装着することによって構成されている。アーム部33と一体の可動刃支持体32bには、カッターホルダー41を係止するための係合ピン44が突設される。
一方、カッターホルダー41は、その内部に切断刃32aを装着するための収納溝41aを有し、その収納溝41aに刃先を突出させるようにして切断刃32aが収納されている。このカッターホルダー41とその中に収納された切断刃32aには孔42,43が形成され、これらの孔42,43に可動刃支持体32bの係合ピン44を係合することにより、カッターホルダー41を可動刃支持体32bに装着する。前記係合ピン44の頭部に敬されたくびれ部と可動刃支持体32bの孔42に形成された小径部によって係脱可能な嵌め合い構造が形成されている。45,46はカッターホルダー41に設けられる摘み部であり、カッターホルダー41を交換するときにこれを摘んで可動刃支持体32bから取り外すことができる。カッターホルダー41は係合ピン44で可動刃支持体32bに取付けされることで、係合ピン44を中心に若干揺動できる遊びが生じて受台31への当接性がよい。
また、この可動刃32は、受台31に当接したときに、積層テープ6の印字テープ6bだけを切断する切断刃構造を有している。すなわち、前記カッターホルダー41の両側には、凸部47,48が設けられている。図4に示すように、この凸部47,48の先端は可動刃32の刃先の先端よりもTだけ突出しており、このTはほぼ積層テープ6の剥離テープ6bの厚みに相当する寸法である。したがって、この凸部47,48が受台31に当接することで、可動刃32と受台31の間には剥離テープ6bの厚みに相当する寸法分の隙間が形成され、可動刃32により積層テープ6の印字テープ6aのみを切断(ハーフカット)することができる。なお、可動刃の切断刃は着脱可能とせずに可動刃支持体32bに直接加工して設けてもよい。
次に、駆動機構14の構成について説明する。図6は切断装置10の駆動機構14の構成を示す斜視図、図7は駆動機構14のトルクリミッター部分の構成を分解して示した斜視図である。図6に示すように、駆動機構14は、カッターモータ13の正逆両方向の回転駆動を伝達するための伝達機構51と、この伝達機構51中に介挿されるトルクリミッター52と、可動刃移動機構として用いられるカム53とを備えている。
伝達機構51は大小複数のギア61〜68からなり、カッターモータ13の正逆両方向の回動駆動を伝達する。この伝達機構51中にトルクリミッター52が介挿されている。トルクリミッター52は、図7の分解斜視図に示すように、ギア62、63及びそれらの間に介在されたコイルバネによって構成される。このトルクリミッター52を設けることで、負荷側(切断機構側)にある一定以上の負荷がかかったときにギア62とギア63と間で空回りを生じる。なお、トルクリミッターは図示のものに限定するものではない。
カム53は、伝達機構51のギア列の最終端に設けられ、その回転面に突起部54を有する。図3に示すように、カム53がカッターモータ13の正方向の回転駆動を受けて回転したときに、前記突起部54が第1の切断機構11のアーム部23の端部に設けられた作動突起25を押圧して、フルカット用の可動刃22を固定刃21と交差する位置まで移動させる。一方、カム53がカッターモータ13の逆方向の回転駆動を受けて回転したときに、前記突起部54が第2の切断機構12のアーム部33の端部に設けられた作動ピン35を押圧して、ハーフカット用の可動刃32を受台31に当接する位置に移動させる。
また、図3に示すように、装置本体2のシャーシ2aには、カム53の側面に対向させるようにして第1のセンサ71及び第2のセンサ72が設置されている。第1のセンサ71及び第2のセンサ72はマイクロスイッチからなり、フルカット時及びハーフカット時におけるカム53の回転角度に応じてON/OFF動作する。カム53の側面は、この第1のセンサ71及び第2のセンサ72を所定の回転角度でON/OFFさせるための凹凸形状を有する。
ここで、前記第1の切断機構11によって実現されるフルカットについて説明する。図8は第1の切断機構11によるフルカットの動作を説明するための図であり、図8(a)は初期状態、同図(b)はフルカット中、同図(c)はフルカット終了の状態を示している。なお、この第1の切断機構11はテープ印字装置1に組み込まれた状態ではそれらの図の左側が上となる。フルカットはテープを完全に切断するものであり、ここでは図2に示す積層テープ6の印字テープ6aと剥離テープ6bと接着剤6cを切断するものとする。
図8(a)に示すように、初期状態では、可動刃22はバネ26によって初期位置(ホームポジション)に設定されている。このとき、第1のセンサ71はON、第2のセンサ72はOFFである。初期状態からカッターモータ13が正転駆動すると、カム53が図に向かって反時計回りに回転し、それに伴ってカム53の突起部54もカム53の円弧軌道上を移動し、アーム23の端部の作動突起25に当接する。これにより、アーム部23が突起部54に押され、バネ26の力に抗して固定刃21に向かって移動する。カッターモータ13がさらに正転駆動することで、可動刃22と固定刃21とが交差し、積層テープ6がフルカットされる。
図8(b)はフルカット中の状態を示しており、このとき、第1のセンサ71及び第2のセンサ72は共にOFFとなる。また、図8(c)はフルカットの終了状態を示しており、このとき、第1のセンサ71はOFF、第2のセンサ72はONとなる。フルカット終了後、カッターモータ13が逆転すると、可動刃22はバネ26によって図8(a)の初期位置に復帰する。
図9は第2の切断機構12によるハーフカットの動作を説明する図であり、図9(a)は初期状態、同図(b)はハーフカット中及び終了の状態を示している。この第2の切断機構12はテープ印字装置1に組み込まれた状態ではそれらの図の左側が上となる。ハーフカットはテープを部分的に切断するものであり、ここでは図2に示す積層テープ6の剥離テープ6bを残して印字テープ6aと接着剤6cを切断するものとする。
図9(a)に示すように、初期状態では、前記第1の切断機構11と同じ位置にあり、可動刃32はバネ37の力によって初期位置(ホームポジション)に設定されている。このとき、第1のセンサ71はON、第2のセンサ72はOFFである。初期状態からカッターモータ13が逆転駆動すると、カム53が図に向かって時計回りに回転し、それに伴ってカム53の突起部54もカム53の円弧軌道上を移動し、アーム部33の端部の作動ピン35に当接する。これにより、アーム部33が突起部54に押され、バネ37の力に抗して受台31に向かって移動する。カッターモータ13がさらに逆転駆動すると、カッターホルダー41の凸部47,48が受台31に当接する。この場合、凸部47,48の先端は可動刃32の刃先より剥離テープ6bの厚みに相当するTの寸法だけ突出しており、受台31と可動刃32の間にはTのすき間が形成されるため、剥離テープ6bを残して印字テープ6a及び接着剤6cのみが切断される。図9(b)はハーフカット中の状態を示しており、このとき、第1のセンサ71及び第2のセンサ72は共にONとなる。
また、可動刃32の刃先を積層テープ6に十分に押し付けるために、図9(b)の状態で、カッターモータ13はさらに逆転駆動される。その際、カッターモータ13に一定以上のトルクがかかることを防ぐために、カッターモータ13の回転駆動を伝達する伝達機構51中にトルクリミッター52が介挿されている(図6及び図7参照)。カッターモータ13がn秒間逆転駆動されると、積層テープ6に対するハーフカットが終了する。ハーフカット終了時も図9(b)と同じ状態である。ハーフカット終了後、カッターモータ13が正転し、可動刃22はバネ37によって図9(a)の初期位置に復帰する。
図10は前記構成の切断装置10が搭載されたテープ印字装置1の電子回路の構成を示すブロック図である。このテープ印字装置1の電子回路には、CPUからなる制御部81が備えられる。制御部(CPU)81は、入力部3からのキー操作信号に応じてROM82に予め記憶されているシステムプログラムを起動させ、RAM83をワークメモリとして回路各部の動作を制御する。この制御部(CPU)81には、入力部3、ROM82、RAM83が接続される他、表示のためのフォントのパターンデータを記憶する表示用キャラクタジェネレータ(表示用CG)84、印字のためのフォントのパターンデータを記憶する印字用キャラクタジェネレータ(印字用CG)85が接続される。
ROM82には、テープ印字装置1の全体の動作を司るシステムプログラムが予め記憶されると共に、文字列データの入力処理、表示処理、入力された文字列データからなるテキストデータの印字処理等をそれぞれ司る種々のサブプログラムが予め記憶される。RAM83には、制御部(CPU)81の処理に必要な各種の情報が記憶される。
また、制御部(CPU)81には、入力された文字列データや印字に関する情報等を表示部4に表示させるための表示駆動回路86や、サーマルヘッド8の発熱体を印字データに応じて発熱駆動するヘッド駆動回路87、プラテンローラ9の回転軸を回転駆動するためのステップモータ88のステップモータ駆動回路89、切断装置10のカッターモータ13を駆動するためのカッターモータ駆動回路90が接続される。
カッターモータ13はDCモータからなり、切断装置10の駆動源であり、制御部(CPU)81の制御の下でカッターモータ駆動回路90により正逆両方向に駆動される。駆動機構14は、このカッターモータ13の正逆両方向の回転駆動を伝達して第1の切断機構11及び第2の切断機構12を駆動するものであり、ここではカッターモータ13が正方向に回転駆動されたときに第1の切断機構11を駆動し、カッターモータ13が逆方向に回転駆動されたときに第2の切断機構12を駆動する。
また、前記駆動機構14に設けられたカム53の回転角度に応じて、第1の切断機構11及び第2の切断機構12の初期位置、フルカット終了位置及びハーフカット終了位置を検知するための第1のセンサ71及び第2のセンサ72が設けられる。
ここで、テープ印字装置1による印字動作を説明するに先立ち、このテープ印字装置1に搭載された切断装置10との位置関係について説明しておく。図11はヘッド位置、フルカット位置、ハーフカット位置との関係を示す図である。図12はテープ印字例とその断面図を示す図である。図11において、Hはテープ印字装置1のサーマルヘッド8の位置、c1は切断装置10の第1の切断機構11によるフルカット位置、c2は切断装置10の第2の切断機構12によるハーフカット位置を示しており、これらはテープ搬送方向の下流側に向けて順に位置している。また、サーマルヘッド8の位置Hとフルカット位置c1との間隔はa、フルカット位置c1とハーフカット位置c2との間隔はbである。また、図12に示すように、サーマルヘッド8により積層テープ6の印字テープ6aに印字する文字列の前後に設定する余白の長さを前記サーマルヘッド8の位置Hとフルカット位置c1との間隔aとし、さらに、積層テープ6の先端からcの距離にハーフカットを入れるものとする。積層テープ6には印字テープ6aと剥離テープ6bとが接着剤6cにより積層されており、この積層テープ6の印字テープ6aの部分にハーフカットが入れられる。例えば、a=20mm、b=5mm、c=10mmである。
以下に、テープ印字装置1による印字動作について説明する。図13はテープ印字装置1による初期処理の動作を示すフローチャートである。テープ印字装置1の電源スイッチが投入されたとき、まず、テープ印字装置1に搭載された切断装置10の第1の切断機構11及び第2の切断機構12が初期位置にあるか否かがチェックされる。この場合、第1の切断機構11及び第2の切断機構12の初期位置は同じであり、この初期位置は第1のセンサ71及び第2のセンサ72によりカム53の回転角度を検出することで行われる。すなわち、第1のセンサ71がON、第2のセンサ72がOFFである場合には(ステップS1のYes)、第1の切断機構11及び第2の切断機構12が図8(a)及び図9(a)に示す初期位置にあるものと判断され、初期入力画面が表示部4に表示される(ステップS9)。
一方、第1のセンサ71及び第2のセンサ72が共にONであった場合には(ステップS2のYes)、第2の切断機構12を構成するハーフカット用の可動刃32が図9(b)に示す終了位置にあることであり、その場合には第1のセンサ71がON、第2のセンサ72がOFFの状態になるまで、カッターモータ13を正転駆動して、可動刃32を初期位置に戻すといった処理が行われる(ステップS3〜S5)。また、第1のセンサ71がOFF、第2のセンサ72がONであった場合には(ステップS2のNo)、第1の切断機構12を構成するフルカット用の可動刃22が図8(c)に示す終了位置にあることであり、その場合には第1のセンサ71がON、第2のセンサ72がOFFの状態になるまで、カッターモータ13を逆転駆動して可動刃22を初期位置に戻すといった処理が行なわれる(ステップS6〜S8)。
図14はテープ印字装置1による印字処理の動作を示すフローチャートであり、図14(a)は印字処理の全体の流れ、同図(b)はハーフカット時の処理、同図(c)はフルカット時の処理を示している。前記図13の初期処理によって切断装置10の第1の切断機構11及び第2の切断機構12が初期位置に設定された状態で、入力部3から入力された文字列の印字が指示されると、以下のような印字処理が制御部(CPU)81によって実行される。なお、このとき積層テープ6はサーマルヘッド8とプラテンローラ9との間にセットされており、その積層テープ6の先端は図11に示すフルカット位置c1にあるものとする。
図14(a)に示すように、文字列の印字が指示されると、プラテンローラ9が回転して積層テープ6が排紙口7方向へ搬送される(ステップA1)。この積層テープ6が図12に示すcの距離だけ搬送されたときに(ステップA2のYes)、サーマルヘッド8が駆動され、積層テープ6に対する1ライン分の文字列の印字が開始される(ステップA3)。この場合、図11に示すようにヘッド位置Hとフルカット位置c1との間隔はaであるため、図12に示すように積層テープ6の先端からc+aの余白の後に印字が施されることになる。
ここで、印字開始後、c+bだけ積層テープ6が排紙口7方向へ搬送された時点で(ステップA4,A5)、印字処理及びテープ搬送処理が一時中断され(ステップA6)、切断装置10の第2の切断機構12の駆動により、積層テープ6に対するハーフカット処理が行われる(ステップA7)。これにより、図12に示すように、積層テープ6の先端からcの距離にハーフカットが形成される。同時に、印字する文字列の前にaの長さの余白ができる。
ハーフカット時には、図14(b)に示すように、カッターモータ13が逆転駆動される(ステップB1)。このカッターモータ13の逆転駆動により、図9で説明したように、第2の切断機構12を構成するハーフカット用可動刃32が初期位置から受台31に向かって移動する。そして、この可動刃32を支持したカッターホルダー41の凸部47,48が受台31に当接した状態で、可動刃32が図4に示すTの隙間を持って積層テープ6に切り込むことにより、積層テープ6の印字テープ6aのみが切断される。
この場合、カッターモータ13の逆転駆動はn秒間に設定されている。このn秒はカッターホルダー41の凸部47,48が受台31に当接するまでの時間よりも長く設定されている。したがって、カッターホルダー41の凸部47,48が受台31に当接した後、可動刃32はn秒の残りの時間の間、積層テープ6の印字テープ6aに押し付けられた状態にある。これにより、確実に切断することができ、綺麗にハーフカットを入れることができる。また、その際にカッターモータ13に一定以上のトルクがかかることを防ぐために、カッターモータ13の回転駆動を伝達する伝達機構51中にトルクリミッター52が介挿されている。
前記n秒が経過すると(ステップB2のYes)、第1のセンサ71がON、第2のセンサ72がOFFとなるまで、カッターモータ13が正転駆動される(ステップB3,B4)。これにより、ハーフカット用の可動刃32は元の初期位置に復帰することになる。
このようなハーフカット処理の後、図14(a)に示すように、印字処理及びテープ搬送処理が再開される(ステップA8,A9)。そして、指定された文字列の印字が終了すると(ステップA10のYes)、2aの距離だけ積層テープ6が搬送され(ステップA11,A12)、切断装置10の第1の切断機構11の駆動により、積層テープ6に対するフルカット処理が行われる(ステップA13)。これにより、図12に示すように、印字済みの積層テープ6が完全に遮断されて排紙口7から装置外に排出されると共に、その積層テープ6の文字列の後にaの余白ができる。
フルカット時には、図14(c)に示すように、カッターモータ13が正転駆動される(ステップC1)。このカッターモータ13の正転駆動により、図8で説明したように、第1の切断機構11を構成するフルカット用の可動刃22が初期位置から固定刃21に向かって移動する。第1のセンサ71がOFF、第2のセンサ72がONになるまでカッターモータ13が正転駆動されると(ステップC2)、可動刃22と固定刃21とが交差し、積層テープ6の全体が切断されて印字済みのテープ部分がラベルとして切り離されることになる。
フルカット終了後、第1のセンサ71がON、第2のセンサ72がOFFとなるまで、カッターモータ13が正転駆動される(ステップC3,C4)。これにより、可動刃22は元の初期位置に復帰することになる。
このような印字処理により作成されたラベルには、積層テープ6の印字テープ6aの端部にハーフカット処理による切り込みが形成されるので、印字テープ6aを剥離テープ6bから容易に剥がすことができ、例えば付箋紙として利用することができる。
また、このテープ印字装置1に搭載された切断装置10は、第1の切断機構11及び第2の切断機構12を備え、これらを単一のカッターモータ13と駆動機構14にて共通に駆動する構成になっているので、切断装置自体の構造を小型化でき、これによりテープ印字装置全体の構成も簡単にでき、小型化を図ることができる。
さらに、ハーフカット時には、第2の切断機構12を構成するハーフカット用の可動刃32を受台31に向けて移動させ、この可動刃32の押圧により積層テープ6の一部を切断する。この場合、可動刃32を所定の時間だけ受台31に保持するようにカッターモータ13を駆動制御しているので、積層テープ6の一部の層を確実に切断することができる。また、その際にカッターモータ13に一定以上のトルクがかかっても、伝達機構51中に介挿されたトルクリミッター52によって空回りさせる構成になっているため、カッターモータ13を破損することもない。
なお、前記トルクリミッター52は必ずしも設けなくともよい。その場合には、カッターモータ13として出力軸のロックに対応できるロックモータの使用が望ましい。
また、前記実施形態では、印字装置に用いられる印字用の積層テープを切断する場合を想定して説明したが、本発明は印字装置に用いられる積層テープに限らず、第1層と第2層とを積層してなる積層部材であれば、全てに適用可能である。また、前記実施形態では、第1層を印字テープ、第2層を剥離テープとした積層テープを使用したが、その逆の構造、つまり、第1層を剥離テープ、第2層を印字テープとした積層テープを用いても良い。
本発明の切断装置を備えたテープ印字装置の外観構成を示す斜視図。 前記切断装置を含めた印字機構部の構成を示す平面図。 前記切断装置の第1の切断機構及び第2の切断機構の構成を示す斜視図であり、図3(a)は分解した状態を示す図、同図(b)は組み立後の状態を示す図。 前記第2の切断機構をモータ側から見た場合の構成図。 前記図4のA−A線の断面矢視図。 前記切断装置の駆動機構の構成を示す斜視図。 前記切断装置の駆動機構のトルクリミッター部分の構成を分解して示した斜視図。 前記第1の切断機構によるフルカットの動作を説明するための図であり、図8(a)は初期状態、同図(b)はフルカット中、同図(c)はフルカット終了の状態を示す図。 前記第2の切断機構によるハーフカットの動作を説明する図であり、図9(a)は初期状態、同図(b)はハーフカット中及び終了の状態を示す図。 前記切断装置が搭載されたテープ印字装置の電子回路の構成を示すブロック図。 ヘッド位置、フルカット位置、ハーフカット位置との関係を示す図。 テープ印字例とその断面図を示す図。 前記テープ印字装置による初期処理の動作を示すフローチャート。 前記テープ印字装置による印字処理の動作を示すフローチャートであり、図14(a)は印字処理の全体の流れ、同図(b)はハーフカット時の処理、同図(c)はフルカット時の処理を示すフローチャート。
符号の説明
1…テープ印字装置
2…装置本体
2a…シャーシ
3…入力部
4…表示部
5…蓋
6…積層テープ
6a…印字テープ
6b…剥離テープ
6c…接着剤
7…排紙口
8…サーマルヘッド
9…プラテンローラ
10…切断装置
11…第1の切断機構
12…第2の切断機構
13…カッターモータ
14…駆動機構
21…固定刃
22…可動刃
23…アーム部
24…軸
25…作動突起
31…受台
31a…受部
32…可動刃
32a…切断刃
32b…可動刃支持体
33…アーム部
34…軸
35…作動ピン
41…カッターホルダー
41a…収納溝
42,43…孔
44…係合ピン
45,46…摘み部
47,48…凸部
51…伝達機構
52…トルクリミッター
53…カム
54…突起部
61〜68…ギア
71…第1のセンサ
72…第2のセンサ

Claims (1)

  1. 第1層と第2層とを積層した積層部材の前記第1層又は前記第2層のいずれか一方を切断する切断装置であって、
    前記積層部材を受ける受台と、カッターホルダーに装着されて前記受台に対して移動可能に設けられた切断刃とを備え、前記受台と前記カッターホルダーが当接した状態で前記受台と前記切断刃の間に隙間が形成されるように構成することにより、前記第1層又は前記第2層の厚さが前記隙間に相当する積層部材が前記受台に支持された際に、前記第2層又は前記第1層のいずれか一方を切断する切断機構と、
    前記切断機構を動作させるための駆動源と、
    トルクリミッターが介挿され、前記駆動源の駆動を前記切断機構に向けて伝達する伝達機構と、
    前記伝達機構により伝達される前記駆動源の駆動を受けて前記カッターホルダーが前記受台に当接するまで前記切断刃を移動させる切断刃移動機構と、
    前記駆動源を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、少なくとも所定時間だけ前記カッターホルダーが前記受台に当接した状態を保持することにより前記第2層又は前記第1層のいずれか一方を切断するべく、初期位置にある前記切断刃が前記受台に向けて移動を始めてから前記カッターホルダーが前記受台に当接するまでの時間より長い所定の駆動時間だけ前記駆動源を駆動させることを特徴とする切断装置。
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