JP2007038405A - 印字装置 - Google Patents

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Masayuki Ikeda
雅行 池田
Kenzo Ito
賢三 伊藤
Kazutami Noguchi
和民 野口
Kenji Kobayashi
健司 小林
Kenji Igarashi
健二 五十嵐
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Abstract

【課題】切断刃の刃部の摩耗を防ぎ、刃部により積層テープを傷付けることなく綺麗に切断する。
【解決手段】印字装置には、積層テープの印字済部分で印字テープ又は剥離テープの一方を切断する切断手段が設けられる。この切断手段は、受台31に切断刃32を押し当てて積層テープを切断するものであり、受台31の受面31aに積層テープの印字テープ又は剥離テープの厚さに相当する深さの凹部31bが形成される。切断刃32には凹部31bに対向する部分に刃部32aが形成されるとともに、凹部31bの両側の受部31c,31cに当接する部分に突当部32b,32bが形成され、刃部32aと突当部32b,32bの先端が同一面になるように構成される。これにより、切断時に刃部32aが受台31に直接当たることなく積層テープの印字テープ又は剥離テープを切断でき、また、刃部32aが受台31に当たることで生じる摩耗や破損を防ぎ、刃部32aにより積層テープに傷を付けることなく綺麗に切断できる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、印字テープと剥離テープとが積層されてなる積層テープに印字を行う印字手段及びその印字手段によって印字された積層テープの印字済部分を切断する第1の切断手段を備えるとともに、その積層テープの印字済部分で、該印字テープ又は該剥離テープの一方を切断する第2の切断手段を備えた印字装置に関する。
印字テープと剥離テープが粘着剤を介して積層された印字用の積層テープを用いて印字を行う印字手段及びその印字手段によって印字された積層テープの印字済部分を切断する第1の切断手段を備えるとともに、その積層テープの印字済部分で、該印字テープ又は該剥離テープの一方を切断する第2の切断手段を備えた印字装置が提案されている。
すなわち、特許文献1に記載の印字装置では、前記印字手段及び前記第1の切断手段を備えるとともに、前記第2の切断手段を備えており、その第2の切断手段は、積層テープを受ける受台に印字テープ又は剥離テープのうちの切り残す方のテープの厚さに相当する深さの凹部を形成し、その凹部を跨いで受台に対して先端部の全体に刃部が形成されてなる切断刃を押し当てることにより、印字テープ又は剥離テープの切断を行うように構成されている。
特開平4−141466号公報
前記印字装置では、その第2の切断手段は、切断刃の先端部の全体に刃部が形成されており、この切断刃が受台に対して凹部を跨ぐようにして押し当てられると、切断刃及び凹部は夫々硬度の高い金属材より構成されているため、切断刃の刃部のうちで、受台に形成された凹部の両側の段部に当接する部分が切断動作の繰り返しにより摩耗し、切断刃の耐久性に問題が生じる。また、受台の凹部に対応する部分に比べてその凹部の両側に当接する部分での刃部の摩耗が大きくなる結果、切り残しの寸法に誤差が生じて切り残すべきテープ層に刃部による傷をつけてしまうという問題がある。
そこで、本発明は、積層テープの印字テープ又は剥離テープの一方を切断する切断手段の切断刃の刃部の摩耗を防ぎ、積層テープの印字済部分で綺麗に一方のテープ層を切断することのできる切断手段を備えた印字装置を提供することを目的とする。
本発明は、印字テープと剥離テープを積層した積層テープを搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される積層テープに印字を行う印字手段と、前記搬送経路に設けられ、前記印字手段によって印字が行われた前記積層テープの印字済部分を切断する第1の切断手段と、前記搬送経路に設けられ、前記第1の切断手段によって切断される前記積層テープの印字済部分で、前記印字テープ又は前記剥離テープを切断する第2の切断手段とを備え、前記第2の切断手段は、前記積層テープを受ける受台と、前記受台に対して接離する切断刃とを備え、前記受台には、所定の深さを有し、前記積層テープを支持するための凹部を形成するとともに、該凹部の両側に前記切断刃を受けるための受部を形成する一方、前記切断刃には、前記受台の前記凹部に対向する部分に前記印字テープ又は前記剥離テープを切断するための刃部を形成するとともに、該刃部の両側に、該刃部の先端と同一面となして前記受台の前記受部に突き当てるための突当部を形成し、前記受台の前記受部に前記切断刃の突当部を当接させた状態で、前記切断刃の前記刃部によって前記受台の前記凹部に支持された前記積層テープの前記印字テープ又は前記剥離テープのうちの一方を切断することを特徴とする。
また、前記切断刃は、支持部材に着脱可能に装着されることを特徴とする。
更に、正逆転方向に駆動されるモータと、該モータの正転駆動時に前記第1の切断機構を作動させ、該モータの逆転駆動時に前記第2の切断機構を作動させる駆動手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、受台の凹部に対応する部分にのみ刃部を形成し、その凹部の両側に当接する部分には刃部が形成されない突当部を形成し、かつ前記刃部と前記突当部の先端を同一面になるように構成したため、切断時に刃部が受台に直接当たることなく積層テープの一部のテープ層のみを切断できる。これにより、刃部が受台に当たることで生じる摩耗や破損を防ぎ、刃部により積層テープに傷を付けることなく綺麗に切断することができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。図1は本発明の実施形態に係るテープ印字装置の外観構成を示す斜視図である。図1に示すように、テープ印字装置1の装置本体2の上面には、入力部3、表示部4が設けられている。入力部3は、キーボードからなり、テープ印字装置1の電源を操作する電源キー、文字や記号を入力する文字・記号入力キー、入力した文字や記号などを削除する削除キー、表示画面上でカーソルを上下左右に移動操作するカーソル移動キー、印字を指示する印字キー、メニュー画面などでの選択の実行や各種処理の実行を指示する実行キー、あるいは処理の実行を取り消す取消しキーなど、テープ印字装置1のテープ印字制御処理に必要な各種のキーが設けられる。表示部4は、液晶表示装置からなり、入力文字の表示や各種メニュー画面の表示を行うものである。
また、このテープ印字装置1の装置本体2の上面には蓋5が開閉自在に取り付けられている。この蓋5の下部には積層テープ6を収容したテープカセットが装着される不図示のカセット装着部が設けられ、そのカセット装着部内には前記テープカセットから積層テープ6の供給を受けてこれに印字を行うための印字機構が設けられている。この印字機構により印字された積層テープ6は装置本体2の側面に設けられた排出口7から排出される。そして、装置本体2内の前記印字機構と前記排出口7の間に積層テープ6を切断する切断装置が配設されている。
図2はテープ印字装置1の印字機構及び切断装置10を示す平面図である。図2に示すように、印字テープ6aと剥離テープ6bとが接着剤6cを介して積層されて構成された積層テープ6が印字に用いられる。この積層テープ6はプラテンローラ9によって搬送されつつサーマルヘッド8によって印字テープ6aの表面に印字が行われ、印字された積層テープ6は排出口7から装置外に排出される。この印字の途中及び印字終了時に排出口7の近部に配設された切断装置10によって剥離テープ6bを残して印字テープ6aのみを切断するハーフカットと積層テープ6全体を切断するフルカットが行われる。
この切断装置10は、第1の切断機構11と、第2の切断機構12と、これらを駆動する単一のカッターモータ13と、カッターモータ13の駆動に基づいて第1の切断機構11及び第2の切断機構12を駆動する駆動機構14とで構成される。第1の切断機構11は積層テープ6を構成する印字テープ6a、剥離テープ6b及び接着剤6cの全てを切断するフルカット機構として用いられ、第2の切断機構12は印字テープ6aのみを切断するハーフカット機構として用いられる。
図3は第1の切断機構11及び第2の切断機構12の構成を示す斜視図であり、図3(a)は分解した状態、同図(b)は組み立後の状態を示している。
フルカット機能を有する第1の切断機構11は、固定刃21とこの固定刃21に対して移動可能な可動刃22を備えている。固定刃21は装置本体2のシャーシ2aに固定され、固定刃21の下端部には可動刃22が軸24によって軸着されて、可動刃22が固定刃21に対して回動可能に設けられている。可動刃22の下端部にはアーム部23が連設されており、そのアーム部23の端部には駆動機構14から伝達される駆動力を受けて可動刃22を作動させるための作動突起25が設けられている。図3では不図示であるが、作動突起25と固定刃21の間には引きバネ26(図6参照)が張設されており、常に可動刃22を固定刃21から離間する方向に付勢している。この第1の切断機構11は、テープの搬送経路上に設けられ、固定刃21と可動刃22の刃先を交差することにより、搬送路内で幅方向を垂直に向けて搬送される積層テープ6を両刃の間で切断する。
一方、ハーフカット機能を有する第2の切断機構12は、受台31とこの受台31に対して接離可能な可動刃32を備えている。受台31はL字型の水平断面形状を有し、可動刃32と対向する側にテープ受面31aを備えている。この受台31は装置本体2のシャーシ2aに固定されてテープの搬送経路上に設けられ、テープ切断時にそのテープ受面31aに形成された凹部31b内で幅方向を垂直に向けて搬送される積層テープ6の剥離テープ6b側のテープ面を受ける。
受台31の下端部には可動刃32が軸34によって軸着されて、可動刃32が受台31に対して回動可能に設けられている。可動刃32の下端部にはアーム部33が連設されており、そのアーム部33の端部には駆動機構14から伝達される駆動力を受けて可動刃32を作動させるための作動ピン35が設けられている。図3では不図示であるが、可動刃32と装置本体との間には引きバネ37(図7参照)が張設されており、常に可動刃32を受台31から離間する方向に付勢している。
ここで、図4を参照して前記第2の切断機構12の構成について詳しく説明する。図4は第2の切断機構12をモータ側から見た場合の構成図であり、図4(a)は切断刃32を開いた状態、同図(b)は切断刃32を閉じた状態を示している。図4(a)に示すように、受台31のテープ受面31aには、積層テープ6の剥離テープ6bの厚さに相当する深さTの凹部31bが形成され、その両側には凹部31bと段差を設けて切断刃32が当接する受部31c,31cが形成されている。一方、切断刃32は一枚板からなり、アーム部33に連設される切断刃支持体33aにビス41によって着脱自在に装着される構造を有している。この切断刃32には、テープ受面31aの凹部31bに対向する部分に刃部32aが形成されている。また、テープ受面31aの前記凹部31bの両側に形成される受部31c,31cに対応してテープ切断時にこれに当接する部分には刃部32aが形成されない突当部32b,32bが形成され、前記刃部32aと前記突当部32b,32bの先端が同一面になるように構成される。
このような構成により、図4(b)に示すように、第2の切断機構12の駆動により切断刃32が受台31に向かって移動した際に、切断刃32の突当部32b,32bが受台31のテープ受面31aに当接し、受台31の凹部31bに支持された積層テープ6に対してのみ刃部32aが突き当たる。この場合、凹部31bは積層テープ6の剥離テープ6bの厚さに相当する深さTを有し、刃部32aは突当部32b,32bと同じ面上に形成されているため、前記Tの深さ分だけを残して積層テープ6の印字テープ6a部分のみを切断(ハーフカット)することができる。
次に、駆動機構14の構成について説明する。図5は切断装置10の駆動機構14の構成を示す斜視図である。図5に示すように、駆動機構14は、カッターモータ13の正逆両方向の回転駆動を伝達するための伝達機構51と、この伝達機構51によりカッターモータ13の回転駆動を受けるカム53とを備えている。
伝達機構51は大小複数のギア61〜68からなり、カッターモータ13の正逆両方向の回動駆動を伝達する。カム53は、伝達機構51のギア列の最終端に設けられ、その回転面に突起部54を有する。図3に示すように、カム53がカッターモータ13の正方向の回転駆動を受けて回転したときに、前記突起部54が第1の切断機構11のアーム23の端部に設けられた作動突起25を押圧して、フルカット用の可動刃22を固定刃21と交差する位置まで移動させる。一方、カム53がカッターモータ13の逆方向の回転駆動を受けて回転したときに、前記突起部54が第2の切断機構12のアーム部33の端部に設けられた作動ピン35を押圧して、ハーフカット用の切断刃32を受台31に当接する位置に移動させる。
また、図3に示すように、装置本体2のシャーシ2aには、カム53の側面に対向させるようにして第1のセンサ71及び第2のセンサ72が設置されている。第1のセンサ71及び第2のセンサ72はマイクロスイッチからなり、フルカット時及びハーフカット時におけるカム53の回転角度に応じてON/OFF動作する。カム53の側面は、この第1のセンサ71及び第2のセンサ72を所定の回転角度でON/OFFさせるための凹凸形状を有する。
ここで、前記第1の切断機構11によって実現されるフルカットについて説明する。図6は第1の切断機構11によるフルカットの動作を説明するための図であり、図6(a)は初期状態、同図(b)はフルカット中、同図(c)はフルカット終了の状態を示している。なお、この第1の切断機構11はテープ印字装置1に組み込まれた状態ではそれらの図の左側が上となる。フルカットはテープを完全に切断するものであり、ここでは図2に示す積層テープ6の印字テープ6aと剥離テープ6bと接着剤6cを切断するものとする。
図6(a)に示すように、初期状態では、可動刃22はバネ26によって初期位置(ホームポジション)に設定されている。このとき、第1のセンサ71はON、第2のセンサ72はOFFである。初期状態からカッターモータ13が正転駆動すると、カム53が図に向かって反時計回りに回転し、それに伴ってカム53の突起部54もカム53の円弧軌道上を移動し、アーム23の端部の作動突起25に当接する。これにより、アーム部23が突起部54に押され、バネ26の力に抗して固定刃21に向かって移動する。カッターモータ13がさらに正転駆動することで、可動刃22と固定刃21とが交差し、積層テープ6がフルカットされる。
図6(b)はフルカット中の状態を示しており、このとき、第1のセンサ71及び第2のセンサ72は共にOFFとなる。また、図6(c)はフルカットの終了状態を示しており、このとき、第1のセンサ71はOFF、第2のセンサ72はONとなる。フルカット終了後、カッターモータ13が逆転すると、可動刃22はバネ26によって図6(a)の初期位置に復帰する。このように、可動刃22の初期位置及び終了位置を第1のセンサ71及び第2のセンサ72によりカム53の回転角度を検出しながら、フルカット処理を行う。
図7は第2の切断機構12によるハーフカットの動作を説明する図であり、図7(a)は初期状態、同図(b)はハーフカット中及び終了の状態を示している。この第2の切断機構12はテープ印字装置1に組み込まれた状態ではそれらの図の左側が上となる。ハーフカットはテープを部分的に切断するものであり、ここでは図2に示す積層テープ6の剥離テープ6bを残して印字テープ6aと接着剤6cを切断するものとする。
図7(a)に示すように、初期状態では、前記第1の切断機構11と同じ位置にあり、切断刃32はバネ37の力によって初期位置(ホームポジション)に設定されている。このとき、第1のセンサ71はON、第2のセンサ72はOFFである。初期状態からカッターモータ13が逆転駆動すると、カム53が図に向かって時計回りに回転し、それに伴ってカム53の突起部54もカム53の円弧軌道上を移動し、アーム部33の端部の作動ピン35に当接する。これにより、アーム部33が突起部54に押され、バネ37の力に抗して受台31に向かって移動する。カッターモータ13がさらに逆転駆動すると、切断刃32の突当部32b,32bが受台31に当接する。この場合、受台31には積層テープ6の剥離テープ6bの厚さに相当する深さTの凹部31bが形成されており、突当部32b,32bと同一面上にある刃部32aが前記凹部31b内に保持された積層テープ6に切り込むことになる。これにより、前記Tの深さに対応した剥離テープ6bを残して印字テープ6a及び接着剤6cのみが切断される。
また、受台31の凹部31bの両側の受部31c,31cには切断刃32の突当部32b,32bが当接し、刃部32aは積層テープ6に突き当たるのみで受台31には当接することがないため、ハーフカット時に刃部32aが受台31に直接突き当たることによって生じる刃先の摩耗や破損などを防止することができる。
図44(b)はハーフカット中の状態を示しており、このとき、第1のセンサ71及び第2のセンサ72は共にONとなる。ハーフカット終了時も図7(b)と同じ状態である。ハーフカット終了後、カッターモータ13が正転し、切断刃32を支持したアーム部33はバネ37によって図7(a)の初期位置に復帰する。このように、切断刃32の初期位置及び終了位置を第1のセンサ71及び第2のセンサ72によりカム53の回転角度を検出しながら、ハーフカット処理を行う。
前記構成の切断装置10を搭載したテープ印字装置1では、入力部3から入力された文字列の印字が指示されると、サーマルヘッド8によって積層テープ6に入力文字列の印字が行われ、その後に、印字済みの積層テープ6が排紙口7から装置外に排出され、そこで印字動作及び積層テープ6の搬送が一旦停止される。そして、まず、カッターモータ13が逆転駆動されて切断装置10の第2の切断機構12が作動し、図7で説明したハーフカットが行われて積層テープ6の印字テープ6a部分のみが切断される。さらに、若干量のテープ搬送が行われた後にカッターモータ13が正転駆動されて切断装置10の第1の切断機構11が作動し、図6で説明したフルカットが行われて積層テープ6の全体が切断されて印字済みのテープ部分がラベルとして切り離されることになる。
このようにして得られたラベルには、印字テープ6aの端部にハーフカット処理による切り込みが形成されるので、印字テープ6aを剥離テープ6bから容易に剥がすことができる。
また、このようなハーフカット処理を行うための第2の切断機構12は図4で説明したように、剥離テープ6bの厚みに相当するTの深さの凹部31bが形成された受台31に対して切断刃32を押し当てることで、積層テープ6の印字テープ6a部分のみを切断する。この場合、受台31の凹部31bに対向する部分のみ刃部32aが形成されているため、刃部32aが受台31に直接当たることで生じる摩耗や破損を防ぐことができる。したがって、刃部32aによって切断すべきではない積層テープ6のテープ層にまで傷を付けることがなく、綺麗に切断することができる。
さらに、切断刃32はアーム部33に対して着脱可能な構成であるため、使用頻度に応じて新たな切断刃と交換すれば、積層テープ6に対する切れ味を保持することができ、常に同じ深さでハーフカットを入れることができる。
なお、前記実施形態では、ハーフカット機構(第2の切断機構12)によって積層テープ6の剥離テープ6bを残して印字テープ6aを切断する場合について説明したが、第2の切断機構12は、印字テープ6aを残して剥離テープ6bを切断するように構成してもよい。
本発明の実施の形態に係るテープ印字装置の外観構成を示す斜視図。 前記テープ印字装置に設けられる切断装置を含む印字機構部の平面図。 前記切断装置の第1の切断機構及び第2の切断機構の構成を示す斜視図。 前記第2の切断機構をモータ側から見た場合の構成を示す図。 前記切断装置の駆動機構の構成を示す斜視図。 前記第1の切断機構によるフルカットの動作を説明するための図。 前記第2の切断機構によるハーフカットの動作を説明するための図。
符号の説明
1…テープ印字装置
2…装置本体
2a…シャーシ
3…入力部
4…表示部
5…蓋
6…積層テープ
6a…印字テープ
6b…剥離テープ
6c…接着剤
7…排紙口
8…サーマルヘッド
9…プラテンローラ
10…切断装置
11…第1の切断機構
12…第2の切断機構
13…カッターモータ
14…駆動機構
21…固定刃
22…可動刃
23…アーム部
24…軸
25…作動突起
31…受台
31a…テープ受面
31b…凹部
31c…受部
32…切断刃
32a…刃部
32b…突当部
33…アーム部
33a…切断刃支持体
34…軸
35…作動ピン
41…ビス
51…伝達機構
53…カム
54…突起部
61〜68…ギア
71…第1のセンサ
72…第2のセンサ

Claims (3)

  1. 印字テープと剥離テープを積層した積層テープを搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段によって搬送される積層テープに印字を行う印字手段と、
    前記搬送経路に設けられ、前記印字手段によって印字が行われた前記積層テープの印字済部分を切断する第1の切断手段と、
    前記搬送経路に設けられ、前記第1の切断手段によって切断される前記積層テープの印字済部分で、前記印字テープ又は前記剥離テープを切断する第2の切断手段とを備え、
    前記第2の切断手段は、前記積層テープを受ける受台と、前記受台に対して接離する切断刃とを備え、前記受台には、所定の深さを有し、前記積層テープを支持するための凹部を形成するとともに、該凹部の両側に前記切断刃を受けるための受部を形成する一方、前記切断刃には、前記受台の前記凹部に対向する部分に前記印字テープ又は前記剥離テープを切断するための刃部を形成するとともに、該刃部の両側に、該刃部の先端と同一面となして前記受台の前記受部に突き当てるための突当部を形成し、前記受台の前記受部に前記切断刃の突当部を当接させた状態で、前記切断刃の前記刃部によって前記受台の前記凹部に支持された前記積層テープの前記印字テープ又は前記剥離テープのうちの一方を切断することを特徴とする印字装置。
  2. 前記切断刃は、支持部材に着脱可能に装着されることを特徴とする請求項1記載の印字装置。
  3. 更に、正逆転方向に駆動するモータと、該モータの正転駆動時に前記第1の切断機構を作動させ、該モータの逆転駆動時に前記第2の切断機構を作動させる駆動手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の印字装置。
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