JP3846443B2 - テープ印字装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スライドされる切断刃により送り出されたテープを切断する印字テープ装置に関し、特にテープに対し切断刃を斜めに当接させることによってテープの先端部の剥離を防止する印字テープ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、印字媒体であるテープに文字等を印字するテープ印字装置には、印字後のテープを切断刃等で切断するカット機能が備えられている。このテープカット機能の一つとして、特開平10−100494号公報に示されているように、カッターレバーを押下することにより、かかるカッターレバーがテープ印字装置内側に向かって回動し、保持部材の案内溝の上下間において、カッターレバーの押圧片が保持部材の保持板を押圧することにより、保持板と保持板に取り付けられた切断刃を案内溝に沿いながらテープカセットに向かって移動させ、更に、カッターレバーを押下することにより、切断刃がテープカセットの一部と当接し、かかるテープカセットと保持部材の間に位置するテープを切断する方法がある。尚、その際の切断刃とテープとの間の角度は90度になるように設計されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−100494号公報(第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のテープ切断方法においては、図10に示すようにテープのカットが数多く行われると、切断刃100の表面がテープ101の切断面にある接着層と何度も接触を繰り返すうちに、切断刃100の表面に接着層の接着剤が次第に付着されるようになり、切断刃100がテープ101のカット終了時に元の位置に戻る際に、切断刃100とテープ101の先端が付着した状態で切断刃100が移動することにより、テープ101の剥離紙102が剥がれてしまう虞があった。その結果、次回使用する際に剥離紙102が切断刃100に付着した状態のままで、テープ101を送ることによって装置内部でテープの詰まりが生じたり、切断刃100から剥離紙102が離れたとしても剥離紙102が受像紙103から浮いた状態のままテープ101を送ることでテープ排出口においてテープの詰まりが生じ、テープがうまく排出されなくなる。
本発明は、前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、切断刃をテープに対して斜め方向へ移動して切断し、且つ切断後斜め方向へ離間させることにより、切断刃が戻る際に切断刃の表面にテープが付着したとしても剥離紙がテープから剥がれる方向への力がかかりにくくして、テープの切断時にテープ先端の剥離紙が剥がれることを防止し、もってテープの送出を確実に行うことができるテープ印字装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため請求項1に係るテープ印字装置は、接着層を介して受像紙と剥離紙が積層されたテープを収納したテープカセットを装着するテープ装着部と、前記テープカセットから送り出されたテープを切断するための切断刃と、前記切断刃を保持するスライド機構と、前記スライド機構を後退付勢させる弾性部材と、前記スライド機構を前進させるカッターレバーとを有し、前記カッターレバーで前記切断刃を前記テープカセットの一面に押し付けることにより、前記テープカセットの一面上に送り出されたテープをカットする印字テープ装置において、前記テープの送出方向の上方から前記テープカセットの一面に向けて前記切断刃を前進させることにより、前記テープに対して前記切断刃を斜めに当接させるとともに、前記テープカセットの一面から前記テープの送出方向の上方に向けて前記切断刃を後退させることにより、前記テープに対して前記切断刃を斜めに離間させたことを特徴とする。
【0006】
このような特徴を有する請求項1に係るテープ印字装置によれば、テープのカットを繰り返し行う際に、切断刃にテープの接着層の接着剤が付着し、テープのカットの際にテープの先端部の剥離紙が切断刃に貼り付いたとしても、テープのカット後において切断刃がテープに対して斜め方向に離間するように構成される。
【0007】
また、請求項2に係るテープ印字装置は、請求項1に記載のテープ印字装置において、前記スライド機構が前記テープカセットの一面の垂直方向で摺動するとともに前記切断刃を斜めに保持したことを特徴とする。
【0008】
このような特徴を有する請求項2に係るテープ印字装置によれば、切断刃の摺動方向を従来と変わらずにテープカセットに対して垂直方向としたままで、テープ切断後において切断刃がテープカセットに対して斜めに離間される。
【0009】
更に、請求項3に係るテープ印字装置は、請求項2に記載のテープ印字装置において、前記スライド機構の摺動方向と前記切断刃のなす角度が約2.5度であることを特徴とする。
【0010】
このような特徴を有する請求項3に係るテープ印字装置によれば、切断刃と切断対象のテープとの角度が垂直にあるときと同程度のテープ切断性能を維持しつつ、切断刃による剥離紙のテープからの剥がれを防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るテープ印字装置について具体化した一実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係るテープ印字装置の概略構成について図1乃至図4に基づき説明する。
図1乃至図4に示すように、テープ印字装置1は、合成樹脂製の本体2と、この本体2の背面部(テープ印字装置1を使用する際に使用者と対向する面と反対側の面)全体を覆うように着脱可能に取り付けられる合成樹脂製の背面カバー3とから構成されている。また、本体2の長手方向のほぼ上半分側の部分は、水平視やや丸く形成され、この上側表面の略中央部には左右方向に横長の窓部5が穿設され、この窓部5の下側には液晶表示装置6が配設されている。また、本体2の液晶表示装置6の左側側面部には、カッターレバー7が設けられ、このカッターレバー7を親指などで内側に押すことにより印字されて上端部に形成されるテープ排出口8から排出された感熱テープ9(図5参照)を後述の切断刃10(図5参照)にて切断することができる。また、テープ9は接着層を介して文字が印刷される受像紙と接着面を保護する剥離紙よりなる。
【0012】
また、本体2の長手方向のほぼ下半分側の部分の左右幅寸法は、その上側部分の左右幅寸法よりも少し狭く形成されると共に、左右側面の角部も丸く形成され、把持部11を構成している。また、背面カバー3の把持部11に対応する部分の左右側面の角部も丸く形成されている。また、本体2に取り付けられる背面カバー3は、テープカセット26に対向する部分から把持部11にかけてテープ印字装置1の厚さ寸法がなだらかに小さくなるように形成され、把持部11の厚さ寸法は、テープカセット26が収納されている部分の厚さ寸法よりも小さくなるように形成され、操作者の手に持ちやすいように把持部11が構成されている。
【0013】
また、把持部11の表面には、軟質ゴム製等で形成され、文書データからなるテキストを作成するための文字入力キー12、スペースを入力するスペースキー13、アルファベットの大文字と小文字とを押下する毎に切り替える切り替えキー14、テキストの印字を指令する印字キー15、及び、文字等のキャラクタを表示する液晶表示装置6上でカーソルを左右に移動させるカーソルキー16、電源をオン・オフする電源ボタン17、文字選択等を指令するリターンキー18等が配置されている。
また、各文字入力キー12は、複数の英数字を押下する毎に切り替えて入力できるように構成されている。例えば、文字入力キー12の上面部に「a、b、c、2」の文字が印刷されている場合には、この文字入力キー12を押下する毎に液晶表示装置6上のカーソル位置に「a]、「b」、「c]、「2」の文字が順次表示され、リターンキー18を押下することによって入力文字が確定される。また、切り替えキー14を押下する毎に液晶表示装置6上のカーソル位置に表示される英小文字「a」と英大文字「A」、英小文字「b」と英大文字「B」、英小文字「c」と英大文字「C」が切り替えて表示され、リターンキー18を押下することによって確定される。
【0014】
また、図4に示すように、本体2の把持部11の裏面部には、各文字入力キー12、スペースキー13、切り替えキー14、印字キー15、カーソルキー16、電源ボタン17、リターンキー18等が上面部に配置される基板20が設けられている。また、本体2の把持部11と液晶表示装置6との間の裏面部には、制御回路部が構成される制御基板21が配設されている。そして、この制御基板21の後述のサーマルヘッド33に対して反対側で本体2の長手方向上側には、不図示のギヤー列を介してプラテンローラ23を回転駆動する駆動モータ25が本体2の裏面部に配設されている。
また、本体2の各基板20、21、液晶表示装置6、及び駆動モータ25等の背面側の開口部には、後述のようにテープカセット26が収納されるカセット収納部27(図5参照)や複数個の乾電池28が2本ずつ直列に収納される電池収納部29(図5参照)が背面部に形成される合成樹脂製の仕切り部材30が各ネジ31によってネジ止めされている(図5参照)。
【0015】
次に、この仕切り部材30等の構成について図5に基づいて説明する。
図5に示すように、仕切り部材30の長手方向上半分側の部分には、テープカセット26の外形とほぼ同じ水平断面略四角形状で、ほぼテープカセット26の厚さ寸法にほぼ等しい深さ寸法裏側に膨出するように形成されるカセット収納部27が設けられている。また、このカセット収納部27のカッターレバー7側の端縁部近傍の底面部には、サーマルヘッド33が取り付けられる薄板状のサーマルヘッド取付部34が、本体2の長手方向に沿うように直角外側方向に立設されている。また、サーマルヘッド33に対向するカセット収納部27の側面部は切り欠かれると共に、この切欠部に対向する仕切り部材30の裏面部にプラテンホルダ35が後述のように下端部の回転軸40を中心に回動可能に設けられている(図6、図7参照)。
【0016】
次に、プラテンホルダ35の構造について図6、図7に基づいて説明する。図6及び図7はテープ印字装置1において特にプラテンホルダ35を中心に表した正面図である。
プラテンホルダ35は、背面カバー3を取り外した状態では、捩りバネ(図示せず)で外側方向に付勢され、この仕切り部材30に穿設される略四角形の係合孔36の外側端縁部から裏側方向に立設される位置固定部37に当接する位置で固定されている(以下、かかる位置を「待機位置(図6参照)」という)。
【0017】
また、背面カバー3を本体2の背面部に取り付けた場合には、背面カバー3の内側面に設けられる突起部(図示せず)が仕切り部材30の係合孔36内に進入し、プラテンホルダ35の側面部と位置固定部37のとの間に介在するようになるため、プラテンホルダ35は、サーマルヘッド33側に回動すると共に、捩りバネの付勢力により突起部の内側面に当接する位置で固定される(以下、かかる位置を「動作位置(図7参照)」という。)。
かかる動作位置では、テープカセット26のテープ9の一部がサーマルヘッド33に押し付けられる位置まで、プラテンホルダ35をテープカセット26側に回動させて固定されている。従って、動作位置にあるプラテンホルダ35のプラテンローラ23が回転すれば、テープカセット26のテープ9が搬送されて本体2から排出することができる。
このようにして、プラテンホルダ35は、背面カバー3の脱着に連動して、待機位置と動作位置との間を移動することができる。
【0018】
次に、かかるテープ印字装置1の切断刃及びスライド機構を中心とした切断構造について図8(A)乃至(C)に基づいて詳細に説明する。図8(A)乃至(C)はテープ9の切断行程を示した説明図である。
【0019】
テープカット時に押下するカッターレバー7はレバー回転軸42を中心に回転可能に支持され、また、カッターレバー7の回転軸付近に押圧片43が取り付けられている。
一方、レバー回転軸42の下方にはスライドケース44が設置され、内部に切断刃10を保持する切断刃支持部材45がテープカセット26に対して垂直方向に前後摺動可能な状態で支持されるスライド機構が設けられている。
尚、図9に示すように切断刃10はテープカセット26に対し直角となる角度から反時計回りに回転され、スライド機構の摺動方向と切断刃のなす角度が2.5度となるように切断刃支持部材45に斜めの状態で固定されている。
【0020】
スライド機構における切断刃支持部材45は、その周囲の広幅面をスライドケース44に覆われ、テープカセット26側に切断刃10を支持し、他方側を押圧片43によって押されることにより、その位置を前後する構造を持つ。
また、スライドケース44に取り付けられた弾性部材(図示せず)の一端が切断刃支持部材45に係止され、その他端がスライドケース44一部に係止される。これにより、切断刃支持部材45はスライドケース44内に常に後退付勢させられ、押圧片43により力を加えないときには切断刃支持部材45に取り付けられた切断刃10はスライドケース44内に存置される。
さらに、カッターレバー7には弾性部材(図示せず)が取り付けられており、常にレバー回転軸42を中心に反時計回りの力が付勢され、力を加えないときにはカッターレバー7及び押圧片43は元の位置に戻される。
【0021】
テープ切断時において、カッターレバー7を押下することにより、かかるカッターレバー7がテープ印字装置1内側に向かって回動し、カッターレバー7の押圧片43がスライドケース44内の切断刃支持部材45を押圧する。これにより、切断刃支持部材45をスライドケース44に沿いながらテープカセット26に向かって移動させることができ、この切断刃支持部材45の移動に伴って、切断刃支持部材45に取り付けられた切断刃10を、テープカセット26に向かって移動させることができる(図8(A)参照)。その際、切断刃10は切断刃支持部材45に斜めに支持されていることから、切断刃10の先端部がテープの送出方向と逆方向を向きながらテープカセット26の一面に向けて切断刃は前進することとなる。
【0022】
さらに、カッターレバー7を押下すると、切断刃10がテープカセット4の切断刃受部46と当接し、かかる切断刃受部46と切断刃10の間に位置するテープ9を押し切ることでテープ9を切断することができる(図8(B)参照)。その際、切断刃10は切断刃支持部材45に斜めに支持されていることから、切断刃10は図8(B)、図9に示すように、テープ9に対して斜めに当接される。
【0023】
また、切断刃10はスライドケース44内に常に後退付勢されているので、カッターレバー7の押下を解除すれば、切断刃10はスライドケース44内に自動的に存置され、再びテープ9をテープカセット26から送り出すことができる(図8(C)参照)。その際、切断刃10は切断刃支持部材45に斜めに支持されていることから、切断刃10は図8(C)に示すように、テープ9に対して斜め方向に離間することとなる。
このように切断刃10がテープ9に対して斜め方向に離間する際に切断刃10とテープ9との間で発生する力は、テープ9における剥離紙を受像紙から剥がす方向には作用することはない。
それにより、切断刃10がスライドケース44内に戻る際に、切断刃10の表面とテープ9の先端との接触を防止することができるので、テープカットを繰り返し行うことによって切断刃10にテープ9の接着層の接着剤が付着していたとしても、切断刃10にテープ9の先端が付着し、テープ9の先端から剥離紙が剥がれることを防止することができる。
【0024】
更に、スライド機構の摺動方向と切断刃10のなす角度が2.5度となるように固定することは、切断刃10がテープカセット26に対して垂直に支持した場合とほとんど変わらない切断性能を有する。これに対して、2.5度を越えた角度に広げれば切断刃10による切断力が低下する。それ故、切断のために切断刃10に加える力も増加することになり、スライド機構にかかる負担が増加する。また、2.5度よりも角度を狭めれば、切断刃10がテープ切断後、スライドケース44に戻る際、切断刃10の表面にテープ9の先端が付着する虞がある。
【0025】
以上にて説明したとおり本実施例に係る印字テープ装置では、テープ9を切断する切断刃10を保持するとともに、テープカセット26の一面に垂直方向に摺動するスライド機構を有し、且つスライド機構の摺動方向と切断刃10のなす角度が2.5度となるよう斜めに切断刃10を保持することにより、テープカットを繰り返し行うことで切断刃10の表面とテープ9切断面の接着層が何度も接触し、次第に切断刃10表面に接着層の接着剤が付着するようになっても、切断刃10がテープ切断後にスライドケース44内に戻る際にテープ9における剥離紙を受像紙から剥がす力は作用することはなく、切断刃10の表面がテープ9の切断面に接触することを防ぐことができるため、テープ9先端部の受像紙と剥離紙が剥がれることなく、次回使用時にテープを送り出す際、装置内部のテープ詰まりを防止することができ、テープ送出口から確実にテープを送り出すことができる。
更に、スライド機構の摺動方向と切断刃10のなす角度が2.5度となるように固定することにより、切断刃10がテープカセット26に対して垂直に支持した場合と同程度の切断性能を有し、且つ、切断刃10がテープ切断後にスライドケース44に戻る際に切断刃10の表面にテープ9の先端が付着することを防止できる。
【0026】
【発明の効果】
以上説明した通り、請求項1に記載の発明によれば、テープに対して切断刃を斜めに当接させるとともに斜めに離間させるので、テープのカットを繰り返し行っても、テープのカット後における切断刃の離間の際に、剥離紙にテープから剥がれる方向の力が働くことはなく、且つテープと切断刃との貼り付きを外すことができる。従って、次回使用時にテープを送り出す際にテープが装置内部で詰まることなく確実に送出することが可能となる。
【0027】
また、請求項2に記載の発明によれば、スライド機構がテープカセットの一面の垂直方向で摺動するとともに切断刃を斜めに保持することで、切断刃の摺動方向を従来と変わらずにテープカセットに対して垂直方向としたままで、テープ切断後において切断刃をテープカセットに対して斜めに離間することができるので、従来のカッタ機構を使用してコストを低減しつつ、切断後において切断刃表面にテープ先端部が接触することを防止し、もって剥離紙がテープから剥がれることを防ぐことができる。
【0028】
更に、請求項3に記載の発明によれば、摺動方向と切断刃のなす角度を約2.5度とすることで、切断刃と切断対象のテープとの角度が垂直にあるときと同程度のテープ切断性能を維持しつつ、切断刃による剥離紙のテープからの剥がれを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るテープ印字装置の概略外観斜視図である。
【図2】本実施形態に係るテープ印字装置の概略平面図である。
【図3】本実施形態に係るテープ印字装置の概略底面図である。
【図4】本実施形態に係るテープ印字装置の概略断面図である。
【図5】本実施形態に係るテープ印字装置に装着される背面カバーを外してテープカセットを装着した状態を示す概略底面図である。
【図6】本実施形態に係るテープ印字装置の待機位置におけるテープカセット装着部周辺の概略図である。
【図7】本実施形態に係るテープ印字装置の動作位置におけるテープカセット装着部周辺の概略図である。
【図8】図8(A)は本実施形態に係るテープ印字装置の切断前におけるスライド機構を示す説明図であり、図8(B)は本実施形態に係るテープ印字装置の切断時におけるスライド機構を示す説明図であり、図8(C)は本実施形態に係るテープ印字装置の切断後におけるスライド機構を示す説明図である。
【図9】本実施形態に係るテープ印字装置の切断刃周辺の概略図である。
【図10】従来のテープ印字装置におけるテープカット機構を模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
1 テープ印字装置
7 カッターレバー
9 感熱テープ
10 切断刃
26 テープカセット
27 カセット収納部
43 押圧片
44 スライドケース
45 切断刃支持部材
Claims (3)
- 接着層を介して受像紙と剥離紙が積層されたテープを収納したテープカセットを装着するテープ装着部と、
前記テープカセットから送り出されたテープを切断するための切断刃と、
前記切断刃を保持するスライド機構と、
前記スライド機構を後退付勢させる弾性部材と、
前記スライド機構を前進させるカッターレバーとを有し、
前記カッターレバーで前記切断刃を前記テープカセットの一面に押し付けることにより、前記テープカセットの一面上に送り出されたテープをカットする印字テープ装置において、
前記テープの送出方向の上方から前記テープカセットの一面に向けて前記切断刃を前進させることにより、前記テープに対して前記切断刃を斜めに当接させるとともに、前記テープカセットの一面から前記テープの送出方向の上方に向けて前記切断刃を後退させることにより、前記テープに対して前記切断刃を斜めに離間させたことを特徴とする印字テープ装置。 - 前記スライド機構が前記テープカセットの一面の垂直方向で摺動するとともに前記切断刃を斜めに保持したことを特徴とする請求項1に記載の印字テープ装置。
- 前記スライド機構の摺動方向と前記切断刃のなす角度が約2.5度であることを特徴とする請求項2に記載の印字テープ装置。
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