JPH0587889A - 半導体回路素子とその試験処理方法 - Google Patents

半導体回路素子とその試験処理方法

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JPH0587889A
JPH0587889A JP3251074A JP25107491A JPH0587889A JP H0587889 A JPH0587889 A JP H0587889A JP 3251074 A JP3251074 A JP 3251074A JP 25107491 A JP25107491 A JP 25107491A JP H0587889 A JPH0587889 A JP H0587889A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、半導体回路素子とプリント基板との
間の接続状態を簡単かつ正確に試験可能とする半導体回
路素子とその試験処理方法に関する。 【構成】ピンに接続する内部線をグループ分けして、グ
ループ内の全入力値が活性信号のときに活性出力信号を
出力し、少なくとも1つが非活性信号のときに非活性出
力信号を出力する複数の論理回路16と、この論理回路
16の全出力値が非活性出力信号のときの出力値と、少
なくとも1つが活性出力信号のときの出力値とが異なる
値を出力する論理回路17とを素子内に内蔵するように
構成し、非試験グループの少なくとも1本の内部線に接
続外部から非活性信号を供給し、試験グループの全内部
線に活性信号を供給して素子からの出力をチェックし、
試験グループ内から順次選択する1本の内部線に非活性
信号を供給し、残りに活性信号を供給して素子からの出
力をチェックするように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、SMT(Surface Moun
t Technology)プリント基板に搭載されるのに好適な半
導体回路素子と、その半導体回路素子とSMTプリント
基板との間の接続状態を試験するための半導体回路素子
の試験処理方法に関し、特に、半導体回路素子とSMT
プリント基板との間の接続状態を簡単かつ正確に試験可
能とする半導体回路素子と、その半導体回路素子の試験
処理方法に関し、更に、その半導体回路素子が多数の入
出力ピンを持つときにあっても、少ないテスタピン構成
のインサーキットテスタでもって試験を可能にする半導
体回路素子の試験処理方法に関するものである。
【0002】入出力ピンをプリント基板に貫通させて実
装する構成を採るディップタイプの半導体回路素子では
実装密度を高くとれないことから、近年、LSIをプリ
ント基板の表面に実装するSMT方式が採用されつつあ
る。このSMT方式では、図10に示すように、SMD
(Surface Mount Device)部品として用意されるLSI
のSMDリードを、SMTプリント基板上に備えられる
フットプリントに半田付けしていくことでLSIをSM
Tプリント基板の表面に実装するものであって、この表
面実装に従って、SMDプリント基板の両面にLSIが
実装可能になることで高密度実装を可能にするものであ
る。
【0003】このようなSMT方式に従う実装では、図
11に示すように、SMD部品のSMDリードとSMT
プリント基板のフットプリントとの間の半田未着が頻繁
に発生し、これから、プリント基板の試験段階で、この
ような半田未着を持つプリント基板を正確に見つけ出し
ていく必要がある。この試験処理は、実装するLSIの
ゲート数が多くなるに従って困難なものになるので、近
年のLSIのゲート数の急激な増加を背景にして、SM
D部品とSMTプリント基板との間の半田未着の試験を
簡単かつ正確に実行できるようにする新たな試験処理方
法の構築が叫ばれているのである。
【0004】そして、ゲート数の急激な増加に対応し
て、LSIの入出力ピン数も増加の一途を辿るばかりで
あり、SMD部品も図12(a)に示すSMDリード形
態を持つSOP(Small Outline Package )から、図1
2(b)に示すSMDリード形態を持つQFP(Quad F
latPackage )へと多ピン化していっている。これに対
して、市場に提供されているプリント板の試験処理に用
いるインサーキットテスタのテスタピン数は、この増加
に対応するには高価格になるため困難になっているのが
実情である。これから、SMD部品とSMTプリント基
板との間の半田未着の試験を行う際に、少ないテスタピ
ン構成のインサーキットテスタでもって試験を実行でき
るようにする新たな試験処理方法の構築も叫ばれてい
る。
【0005】
【従来の技術】図13に示すように、SMD部品1は、
SMDリードで構成される入力ピン2及び出力ピン3
と、入力ピン2を介して与えられる入力信号を入力とし
て規定の信号処理を実行して信号処理値を出力ピン3に
出力するシステム回路4とを備えて、この入出力ピン
2,3がSMTプリント基板5上に備えられるフットプ
リント6と接続することで、SMTプリント基板5の表
面上に実装されるものであって、この入出力ピン2,3
とフットプリント6との間の半田未着の検出は、従来、
図14に示すように、SMTプリント基板5の表面に設
けられるプローブポイント7にインサーキットテスタの
治具のプローブピンを当接して、このプローブピンから
投入される試験信号と、その試験信号に応答して出力さ
れるSMD部品1からの応答信号とを比較することで実
行していた。
【0006】すなわち、インサーキットテスタが、入力
ピン2と接続するプローブポイント7に当接するプロー
ブピンからテストパターンをSMD部品1に投入する構
成を採るとともに、このテストパターンの投入に応答し
て出力されるSMD部品1の信号処理値パターンを、出
力ピン3と接続するプローブポイント7に当接するプロ
ーブピンから読み出す構成を採って、このテストパター
ンと信号処理値パターンとから、SMD部品1の入出力
ピン2,3とSMTプリント基板5のフットプリント6
との間の半田未着箇所を検出するように処理していたの
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術では、SMD部品1のシステム回路4の信
号処理機能に整合したテストパターンを生成していかな
くてはならないことになる。しかるに、このシステム回
路4のゲート数が多くなってくると、このテストパター
ンの生成は極めて困難な作業になり、これがために、テ
ストパターンの作成に長期間を要することになる。これ
から、LSIのゲート数が増加の一途を辿る現在、試験
作業が負担の大きいものになるという問題点が発生し、
LSIの開発品種が多く、かつ製品寿命が短くなりつつ
あるということを背景にして、この問題点は更に大きな
ものになってきている。
【0008】そして、このLSIのゲート数の増加に対
応して、LSIの入出力ピン数も増加の一途を辿るばか
りである。しかるに、市場に提供されているインサーキ
ットテスタのテスタピン数は現在256ピン程度の実装
が一般的であり、これ以上のピン数を持つLSIに対し
ては、従来のような試験方法をそのまま実行していけな
いという問題点がでてきている。
【0009】このようなことを背景にして、最近、Boun
dary Scan というディジタルデバイス内に試験用回路を
組み込む手法が採用されつつあるが、この手法に従う
と、ゲート数のオーバーヘッドが非常に大きくなるとい
う問題点がある。
【0010】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、ハードウェア量の増加を押さえつつ、SMT
プリント基板に搭載される半導体回路素子とSMTプリ
ント基板との間の接続状態を簡単かつ正確に試験可能と
する新たな半導体回路素子と、その半導体回路素子の試
験処理方法の提供を目的とするとともに、SMTプリン
ト基板に搭載される半導体回路素子が多数の入出力ピン
を持つときにあっても、少ないテスタピン構成のインサ
ーキットテスタでもって試験を可能にする新たな半導体
回路素子の試験処理方法の提供を目的とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1に、本発明に係る半
導体回路素子の原理構成、図2に、本発明に係る半導体
回路素子の試験処理方法の原理構成を図示する。
【0012】図1中、10は本発明を具備する半導体回
路素子、11は半導体回路素子10に内蔵されて規定の
信号処理を実行するシステム回路、12は半導体回路素
子10の持つ入出力ピンである外部ピン、13は外部ピ
ン12とシステム回路11との間を接続する内部線、1
4は半導体回路素子10の持つ試験用制御ピン、15は
半導体回路素子10の持つ試験用出力ピンである。これ
らの外部ピン12、試験用制御ピン14及び試験用出力
ピン15は、プリント基板上に設けられる配線接続部に
接続されることになる。
【0013】この半導体回路素子10は、外部ピン12
とプリント基板の配線接続部との間の接続状態を試験す
るために、複数の第1の論理回路16と、第2の論理回
路17とを内蔵し、好ましくは、これに加えて、複数の
スイッチ回路18を内蔵する。
【0014】この第1の論理回路16は、内部線13を
複数のグループにグループ分けすることで生成されるグ
ループ対応に備えられて、そのグループに属する複数の
内部線13を入力として、その入力値のすべてが活性信
号を表示するときに活性出力信号を出力し、その入力値
の内の少なくとも1つが非活性信号を表示するときに非
活性出力信号を出力するよう動作する。
【0015】第2の論理回路17は、1段又は複数段の
回路構成により構成されて、第1の論理回路16の出力
値を入力として、その入力値のすべてが非活性出力信号
をとるときに出力する出力値と、その入力値の少なくと
も1つが活性出力信号をとるときに出力する出力値とが
異なる値となる出力値を出力するよう動作する。この第
2の論理回路17の出力する出力値は、試験用出力ピン
15を介して外部に出力されていくことになる。
【0016】スイッチ回路18は、例えば出力側の内部
線13上に備えられて、試験用制御ピン14を介して与
えられる制御信号に従って、システム回路11と規定の
第1の論理回路16との間の接続を遮断するよう動作す
る。このスイッチ回路18が備えられるときにあって、
第2の論理回路17は、試験用制御ピン14から与えら
れる制御信号を入力とする構成を採って、その入力値が
遮断処理モードを表示するときに上述の出力機能を発揮
するよう動作することが好ましい。
【0017】図2中、20は配線接続部であって、半導
体回路素子10の外部ピン12と接続すべくプリント基
板上に設けられるもの、30は半導体テスト装置であっ
て、図1に示した半導体回路素子10の試験処理を実行
するものである。この半導体テスト装置30は、第1の
処理過程P1を実行する第1の処理実行手段31と、第
2の処理過程P2を実行する第2の処理実行手段32
と、第3の処理過程P3を実行する第3の処理実行手段
33と、第4の処理過程P4を実行する第4の処理実行
手段34とを備える。
【0018】第1の処理実行手段31は、グループ化さ
れた半導体回路素子10の持つ内部線13のグループの
中から1つのグループを試験対象グループとして選択す
るよう処理する。第2の処理実行手段32は、第1の処
理実行手段31の選択しなかった各グループの内部線1
3の内の少なくとも1本の内部線13に対して、配線接
続部20を介して非活性信号を固定的に供給するよう処
理する。第3の処理実行手段33は、第1の処理実行手
段31の選択した試験対象グループの各内部線13に対
して配線接続部20を介して活性信号を供給するととも
に、この供給に応答して出力される半導体回路素子10
の試験用出力ピン15からの出力値をチェックするよう
処理する。第4の処理実行手段34は、第1の処理実行
手段31の選択した試験対象グループの内部線13の内
の1本を順次試験対象線として選択して、この選択した
内部線13に対して配線接続部20を介して非活性信号
を供給するとともに、残りの内部線13に対して配線接
続部20を介して活性信号を供給して、この供給に応答
して出力される半導体回路素子10の試験用出力ピン1
5からの出力値をチェックするよう処理する。
【0019】ここで、半導体回路素子10がスイッチ回
路18を備えるときには、半導体テスト装置30は、図
2で説明した第1の処理過程P1に先立って、試験用制
御ピン14と接続する配線接続部20に対して、スイッ
チ回路18の遮断処理を実現する制御信号を固定的に供
給するよう処理していくことになる。更に、このスイッ
チ回路18を備えるときにあって、試験用制御ピン14
と対応の配線接続部20との間の接続状態を試験対象と
する場合には、半導体テスト装置30は、試験用制御ピ
ン14と接続する配線接続部20に対して制御信号を供
給するとともに、スイッチ回路18と接続する外部ピン
12に対して配線接続部20を介して遮断処理の動作状
態を検出可能とする検出信号を供給して、この供給に応
答するそれらの外部ピン12の信号状態をチェックして
いく処理過程を実行することになる。そして、更に、こ
のスイッチ回路18を備えるときにあって、試験用制御
ピン14と対応の配線接続部20との間の接続状態と、
試験用出力ピン15と対応の配線接続部20との間の接
続状態とを試験対象とする場合には、第2の論理回路1
7が試験用制御ピン14から与えられる制御信号を入力
とする構成を採るとともに、半導体テスト装置30は、
グループ化された内部線13の各グループに属する内部
線13の内の少なくとも1本の内部線13に対して配線
接続部20を介して非活性信号を供給しつつ、試験用制
御ピン14と接続する配線接続部20に対してスイッチ
回路18の遮断処理と非遮断処理を実現する制御信号を
交互に供給して、この供給に応答して出力される試験用
出力ピン15からの出力値をチェックしていく処理過程
を実行することになる。
【0020】半導体テスト装置30は、以上に説明した
処理過程を実行していくにあたって、各グループの内部
線13の内の1本の内部線13を独立する形式に扱って
対応の配線接続部20を介して接続するとともに、それ
以外の内部線13をグループ間で共用する形式に扱って
対応の配線接続部20を介して接続する構成を採って、
この独立する形式で接続する配線接続部20を介して、
試験対象グループとして選択されなかったグループの内
部線13に供給要求される非活性信号の供給を実行して
いくように処理していくことが好ましい。
【0021】
【作用】本発明では、半導体テスト装置30は、試験対
象となる半導体回路素子10がスイッチ回路18を備え
るときには、先ず最初に、第1の処理過程P1に先立っ
て、試験用制御ピン14と接続する配線接続部20に対
して、スイッチ回路18の遮断処理を実現する制御信号
を固定的に供給する。この制御信号の入力を受けて、ス
イッチ回路18は、システム回路11と対応の第1の論
理回路16との間の接続を遮断することで、以下に実行
する試験処理に対してシステム回路11が悪影響を及ぼ
さないよう処理することになる。
【0022】一方、スイッチ回路18を備えるととも
に、試験用制御ピン14と対応の配線接続部20との間
の接続状態を試験対象とする場合には、例えば、このス
イッチ回路18の固定的な遮断処理の実行に続けて、半
導体テスト装置30は、スイッチ回路18と接続する外
部ピン12に対して配線接続部20を介して遮断処理の
動作状態を検出可能とする検出信号を供給して、この供
給に応答するそれらの外部ピン12の信号状態に従って
全部のスイッチ回路18が遮断動作状態にあるか否かを
チェックすることで、試験用制御ピン14と対応の配線
接続部20との間の接続状態が正常であるか否かを検査
していくことになる。
【0023】一方、スイッチ回路18を備えるととも
に、試験用制御ピン14と対応の配線接続部20との間
の接続状態と、試験用出力ピン15と対応の配線接続部
20との間の接続状態とを試験対象とする場合には、例
えば、このスイッチ回路18の固定的な遮断処理の実行
に先立って、グループ化された内部線13の各グループ
に属する内部線13の内の少なくとも1本の内部線13
に対して配線接続部20を介して非活性信号を供給しつ
つ、試験用制御ピン14と接続する配線接続部20に対
して、スイッチ回路18の遮断処理と非遮断処理を実現
する制御信号を交互に供給していく。
【0024】この非活性信号の供給を受けて、半導体回
路素子10のすべての第1の論理回路16は、非活性出
力信号を出力するよう動作し、この第1の論理回路16
の出力を受けて、第2の論理回路17は、遮断処理を実
現する制御信号の入力時には、すべての第1の論理回路
16が非活性出力信号を出力するときに出力する出力値
(以下、「非活性値」と称する)と、少なくとも1つの
第1の論理回路16が活性出力信号を出力するときに出
力する出力値(以下、「活性値」と称する)とが異なる
値となる動作状態にあることに対応して、試験用出力ピ
ン15を介して非活性値を外部に出力していくよう動作
し、非遮断処理を実現する制御信号の入力時には、この
動作状態にないことに対応して、試験用出力ピン15を
介して活性値を外部に出力していくよう動作する。
【0025】この半導体回路素子10の応答動作を受け
て、半導体テスト装置30は、試験用出力ピン15から
活性値と非活性値が交互に出力されてくるか否かをチェ
ックすることで、試験用制御ピン14と対応の配線接続
部20との間の接続状態と、試験用出力ピン15と対応
の配線接続部20との間の接続状態とが正常であるか否
かを検査していくことになる。
【0026】次に、半導体テスト装置30は、第1の処
理過程P1を実行して、グループ化された半導体回路素
子10の持つ内部線13のグループの中から1つのグル
ープを試験対象グループとして選択する。続いて、第2
の処理過程P2を実行して、第1の処理過程P1で選択
しなかった各グループの内部線13の内の少なくとも1
本の内部線13に対して、配線接続部20を介して非活
性信号を固定的に供給する。この供給処理により、試験
対象グループとして選択されなかったグループに対応付
けられる第1の論理回路16は非活性出力信号を出力し
ていくので、第2の論理回路17は、試験対象グループ
に対応付けられる第1の論理回路16が非活性出力信号
を出力するときには非活性値を出力し、活性出力信号を
出力するときには活性値を出力する動作状態に入ること
になる。
【0027】続いて、半導体テスト装置30は、第3の
処理過程P3を実行して、第1の処理過程P1で選択し
た試験対象グループの各内部線13に対して配線接続部
20を介して活性信号を供給する。この活性信号の供給
を受けて、試験対象グループに対応付けられる第1の論
理回路16は活性出力信号を出力するよう動作し、この
第1の論理回路16の出力を受けて、第2の論理回路1
7は、上記の動作状態にあることに従って試験用出力ピ
ン15を介して活性値を外部に出力していくよう動作す
るので、半導体テスト装置30は、半導体回路素子10
の試験用出力ピン15から活性値が出力されてくるか否
かをチェックする。
【0028】続いて、半導体テスト装置30は、第4の
処理過程P4を実行して、第1の処理過程P1で選択し
た試験対象グループの内部線13の内の1本を順次試験
対象線として選択して、この選択した内部線13に対し
て配線接続部20を介して非活性信号を供給するととも
に、残りの内部線13に対して配線接続部20を介して
活性信号を供給していく。この活性/非活性信号の供給
を受けて、試験対象グループに対応付けられる第1の論
理回路16は、第3の処理過程P3では活性出力信号を
出力したのに対して、今度は非活性出力信号を出力する
よう動作し、この第1の論理回路16の出力を受けて、
第2の論理回路17は、上記の動作状態にあることに従
って試験用出力ピン15を介して非活性値を外部に出力
していくよう動作するので、半導体テスト装置30は、
半導体回路素子10の試験用出力ピン15から非活性値
が出力されてくるか否かをチェックする。
【0029】このようにして、半導体テスト装置30
は、第3の処理過程P3で半導体回路素子10の試験用
出力ピン15から活性値が出力され、第4の処理過程P
4で試験用出力ピン15から非活性値が出力される場合
には、試験対象線と接続される外部ピン12と対応の配
線接続部20との間の接続状態が正常であることを判断
し、第4の処理過程P4で試験用出力ピン15から第3
の処理過程P3のままの活性値が出力される場合には、
試験対象線と接続される外部ピン12と対応の配線接続
部20との間の接続状態が異常であることを判断してい
くことで、半導体回路素子10の外部ピン12とプリン
ト基板の配線接続部20との間の接続状態を試験してい
く。
【0030】このように、本発明では、半導体回路素子
10の外部ピン12、試験用制御ピン14及び試験用出
力ピン15と、プリント基板との間の接続状態を直接個
別的に試験することから、半導体回路素子10の外部ピ
ン12等とプリント基板との間の接続状態を正確に試験
できるようになる。そして、この試験を実行していくに
あたって、試験処理の実行者は、半導体回路素子10の
システム回路11の信号処理機能に関係のない極めて簡
単な規則的な活性/非活性信号のテストパターンを生成
して、半導体テスト装置30を介して半導体回路素子1
0に供給していくことで試験処理を実行でき、従来のよ
うな複雑なテストパターンを生成する必要がないことか
ら、半導体回路素子10の外部ピン12等とプリント基
板との間の接続状態を極めて短期間で実行できるように
なる。しかも、実施例で詳述するように、第1及び第2
の論理回路16,17は簡単な論理回路構成で実現でき
るので、本発明を具備することによる半導体回路素子1
0のゲート数の増加は極めて小さなものに押さえること
ができるのである。
【0031】この試験処理にあって、半導体テスト装置
30は、試験対象グループとして選択されなかったグル
ープの内部線13に供給要求される非活性信号の供給を
実行していくための専用テスタピン接続を各グループ毎
に用意すれば、各グループの残りの内部線13について
はグループ間でテスタピンを共用しても、図2の第2な
いし第4の処理過程P2〜P4で必要とされる活性/非
活性信号の供給を実現できるとともに、上述した試験用
制御ピン14及び試験用出力ピン15と配線接続部20
との間の接続状態の試験に必要とされる非活性信号の供
給を実現できることから、各グループの内部線13の内
の1本の内部線13を独立する形式に扱って対応の配線
接続部20を介して接続するとともに、それ以外の内部
線13をグループ間で共用する形式に扱って対応の配線
接続部20を介して接続する構成を採って、この独立す
る形式で接続する配線接続部20を介して、試験対象グ
ループとして選択されなかったグループの内部線13に
供給要求される非活性信号の供給を実行していくように
処理していく構成を採ることが可能である。
【0032】この構成に従うことで、半導体回路素子1
0の外部ピン12のピン数が半導体テスト装置30のテ
スタピン数より多くなっても、本発明の半導体回路素子
10の試験処理を実行できるようになる。これから、市
場に提供されている半導体テスト装置30のテスタピン
数のことを考慮することなく半導体回路素子10のシス
テム回路11の論理設計を行うことができるようにな
る。
【0033】
【実施例】以下、実施例に従って本発明を詳細に説明す
る。図1で説明したように、本発明は、半導体回路素子
10の外部ピン12と、SMTタイプのプリント基板の
配線接続部20(図13で説明したフットプリント6に
相当する)との間の接続状態の試験を実行するために、
半導体回路素子10にこの接続状態の試験を可能とする
ための論理回路を内蔵する構成を採るものである。この
基本構成は、本出願人が平成3年4月30日に出願した特
願平3-126787 号(発明の名称:接続良否判定試験用回
路内蔵集積回路)で先に開示したものであるが、本発明
はこれを更に実用的なものとするためのものである。
【0034】図3に、この本発明に係る半導体回路素子
10の一実施例を図示する。図中、図1で説明したもの
と同じものについては同一の記号で示してある。12a
は半導体回路素子10の持つ入力ピン、12bは半導体
回路素子10の持つ出力ピン、13aは入力ピン12a
とシステム回路11との間を接続する入力線、13bは
出力ピン12bとシステム回路11との間を接続する出
力線である。これらの入出力ピン12a,bは、プリン
ト基板上に設けられる配線接続部20に接続されること
になる。
【0035】この実施例の半導体回路素子10は、入出
力ピン12a,bとプリント基板の配線接続部20との
間の接続状態を試験するために、入力側に設けられる複
数の入力側ANDゲート16aと、出力側に設けられる
複数の出力側ANDゲート16bと、入力側に設けられ
る入力側ORゲート17aと、出力側に設けられる出力
側ORゲート17bと、ORゲート17cと、双方向D
Vゲート18aと、インバータ回路19とを内蔵する。
【0036】この入力側ANDゲート16aは、入力線
13aを複数のグループにグループ分けすることで生成
されるグループ対応に備えられて、そのグループに属す
る複数の入力線13aを入力として、その入力値のすべ
てがハイレベルを表示するときにハイレベルを出力し、
その入力値の内の少なくとも1つがローレベルを表示す
るときにローレベルを出力するよう動作する。一方、出
力側ANDゲート16bは、出力線13bを複数のグル
ープにグループ分けすることで生成されるグループ対応
に備えられて、そのグループに属する複数の出力線13
bを入力として、その入力値のすべてがハイレベルを表
示するときにハイレベルを出力し、その入力値の内の少
なくとも1つがローレベルを表示するときにローレベル
を出力するよう動作する。ここで、各入力側ANDゲー
ト16aに入力する入力線13aの本数が同一本数とな
るようにグループ分けし、各出力側ANDゲート16b
に入力する出力線13bの本数が同一本数となるように
グループ分けすることが好ましい。
【0037】入力側ORゲート17aは、入力側AND
ゲート16aの出力値を入力として、その入力値がすべ
てローレベルを表示するときにローレベルを出力し、そ
の入力値の少なくとも1つがハイレベルを表示するとき
にハイレベルを出力するよう動作する。一方、出力側O
Rゲート17bは、出力側ANDゲート16bの出力値
を入力として、その入力値がすべてローレベルを表示す
るときにローレベルを出力し、その入力値の少なくとも
1つがハイレベルを表示するときにハイレベルを出力す
るよう動作する。
【0038】ORゲート17cは、入力側ORゲート1
7aの出力値と、出力側ORゲート17bの出力値と、
試験用制御ピン14を介して与えられる制御信号とを入
力として、それらの入力値がすべてローレベルを表示す
るときにローレベルを出力し、その入力値の少なくとも
1つがハイレベルを表示するときにハイレベルを出力す
るよう動作して、その出力値を試験用出力ピン15を介
して外部に出力するよう動作する。
【0039】双方向DVゲート18aは、出力線13b
上に備えられて、制御信号としてハイレベルが与えられ
ると、全出力ピン12bがハイインピーダンス状態とな
るように設定することで、システム回路11と出力側A
NDゲート16bとの間の接続を遮断するよう動作す
る。この遮断処理により、インサーキットテストのバッ
クドライブ時のストレスが回避されるようになる。そし
て、インバータ回路19は、試験用制御ピン14にロー
レベルが入力されるときに双方向DVゲート18aが遮
断処理を実行するように、試験用制御ピン14に入力さ
れる制御信号を反転させて双方向DVゲート18aに与
えるよう動作する。
【0040】なお、この実施例の半導体回路素子10を
実装するにあたって、図中のに示すような入力ピン1
2aや出力ピン12bの空き端子にも、隣接ピン間のシ
ョート検出を実現するためにテストパッド(図14で説
明した半導体テスト装置30のプローブピンの当接する
プローブポイント7)を設けておくことが好ましい。ま
た、図中のに示すように、入力ピン12aをアースす
る場合には抵抗を介在する必要がある。また、双方向D
Vゲート18aによる遮断処理が実行されることから、
図中のに示すような出力ピン12bから入力ピン12
aへの自己ループを形成することも可能である。
【0041】このように構成される半導体回路素子10
の入出力ピン12a,bと、プリント基板の配線接続部
20との間の接続状態試験は、図2に示した半導体テス
ト装置30が実行することになる。この半導体テスト装
置30は、特別なものを用意する必要はなく、現在市販
されているインサーキットテスタをそのまま用いること
ができるものである。
【0042】図4に、この半導体回路素子10と半導体
テスト装置30との接続の一実施例を図示する。この接
続は、具体的には、半導体回路素子10の入出力ピン1
2a,bと接続する配線接続部20に接続されることに
なる図14に示すようなプローブポイント7をプリント
基板上に設けて、半導体テスト装置30のテスタピンを
治具を介してこのプローブポイント7に当接していくこ
とで実現されることになる。ここで、この図の実施例で
は、各入力側ANDゲート16aに入力する入力線13
aの本数が同一本数となるようにグループ分けし、各出
力側ANDゲート16bに入力する出力線13bの本数
が同一本数となるようにグループ分けすることを想定し
ている。なお、半導体テスト装置30中に記述される
「□と△」は、各テスタピンに対応付けられるドライバ
とコンパレータを表している。
【0043】この図4の接続方法では、半導体テスト装
置30は、各入力側ANDゲート16aへの入力の内の
1本の入力を独立する形式に扱って接続するとともに、
それ以外の入力を入力側ANDゲート16a間で共用す
る形式に扱って接続する構成を採り、そして、各出力側
ANDゲート16bへの入力の内の1本の入力を独立す
る形式に扱って接続するとともに、それ以外の入力を出
力側ANDゲート16b間で共用する形式に扱って接続
する構成を採っている。なお、試験用制御ピン14と試
験用出力ピン15については、他と関係なく独立に接続
する構成を採ることになる。以下、説明の便宜上、独立
する形式で接続する半導体テスト装置30のテスタピン
を専用ピン、共用する形式で接続する半導体テスト装置
30のテスタピンを共用ピンと称することがある。
【0044】このような共用する形式でもって接続する
ことができるのは、以下に説明するように、本発明の半
導体回路素子10の内蔵する上述の試験用論理回路の構
成と、その試験用論理回路を用いて実行する試験処理方
法とに従うからであって、この共用接続により、半導体
回路素子10の持つ入出力ピン12a,bの総数が半導
体テスト装置30の持つテスタピン数より多くなって
も、半導体回路素子10の入出力ピン12a,bとプリ
ント基板の配線接続部20との間の接続状態試験を実行
することが可能になるのである。例えば、1つのグルー
プの持つ線数を10本とし、全グループ数を40個とす
るならば、この接続方法により、半導体テスト装置30
に要求されるテスタピン数は、 40+(10−1)+2=51 から導出される51本になる。ここで、上式中の2本
は、試験用制御ピン14と試験用出力ピン15について
必要となるテスタピン数である。これに対して、従来通
りの接続方法に従うならば、半導体テスト装置30に要
求されるテスタピン数は、 40×10+2=402 から導出される402本となる。
【0045】このように、本発明に従うことで、入出力
ピン12a,bの総数が400本にもなるような大規模
な半導体回路素子10であっても、極めて少ないテスタ
ピン数の半導体テスト装置30で試験処理を実行できる
ことになるのである。
【0046】次に、図5ないし図8に従って、半導体テ
スト装置30が実行する半導体回路素子10とプリント
基板との間の接続状態試験処理について詳細に説明す
る。半導体テスト装置30は、第1段階の試験処理とし
て、試験用制御ピン14とプリント基板の配線接続部2
0との間の接続状態試験を実行する。この試験は、図5
に示すように、配線接続部20を介して試験用制御ピン
14に対してローレベルを入力するとともに、配線接続
部20を介して全出力ピン12bに対してプルアップ/
ブルダウン抵抗を交互に接続して、この接続に応答し
て、全出力ピン12bが、電源レベルに接続されるプル
アップ抵抗を接続するときにハイレベルを表示し、アー
スレベルに接続されるプルダウン抵抗を接続するときに
ローレベルを表示することを確認していくことで実行す
る。
【0047】すなわち、試験用制御ピン14からローレ
ベルを入力すると、インバータ回路19がこれをハイレ
ベルに反転し、この反転値を受けて、双方向DVゲート
18aが対応の出力ピン12bをハイインピーダンス状
態に設定するので、全出力ピン12bについてこのハイ
インピーダンス状態が実現されているか否かを確認して
いくことで、試験用制御ピン14と対応の配線接続部2
0との間の接続状態を試験していくのである。
【0048】この第1段階の試験処理に従って、全部の
出力ピン12bがハイレベルとローレベルとを交互に表
示していくときには、試験用制御ピン14とプリント基
板の配線接続部20との間の接続状態が正常であると判
断する。一方、特定の出力ピン12bだけがハイレベル
とローレベルとを交互に表示していかないときには、シ
ステム回路11の固定障害を疑うことになり、多数の出
力ピン12bがハイレベルとローレベルとを交互に表示
していかないときには、試験用制御ピン14自身の半田
未着を疑うことになる。次に、半導体テスト装置30
は、第2段階の試験処理として、試験用制御ピン14及
び試験用出力ピン15とプリント基板の配線接続部20
との間の接続状態試験を実行する。この試験は、図6に
示すように、先ず最初に、入力線13aの各グループの
内の1本の入力線13aと接続する配線接続部20に対
してローレベルを入力し、出力線13bの各グループの
内の1本の出力線13bと接続する配線接続部20に対
してローレベルを入力するとともに、配線接続部20を
介して試験用制御ピン14に対してローレベルを入力し
て、この入力に応答して試験用出力ピン15がローレベ
ルを出力することを確認していくことで実行し、続い
て、この入力状態にあって、今度は配線接続部20を介
して試験用制御ピン14に対してハイレベルを入力し
て、この入力に応答して試験用出力ピン15がハイレベ
ルを出力することを確認していくことで実行する。
【0049】すなわち、入力線13aの各グループの内
の1本の入力線13aに対してローレベルを入力する
と、すべての入力側ANDゲート16aがローレベルを
出力することで入力側ORゲート17aがローレベルを
出力し、一方、出力線13bの各グループの内の1本の
出力線13bに対してローレベルを入力すると、すべて
の出力側ANDゲート16bがローレベルを出力するこ
とで出力側ORゲート17bがローレベルを出力するの
で、試験用制御ピン14にローレベルを入力すると第3
のORゲート17cを介して試験用出力ピン15からロ
ーレベルが出力され、ハイレベルを入力するとハイレベ
ルが出力されることになる。これから、試験用制御ピン
14に対しての入力に応答する試験用出力ピン15の出
力値を確認していくことで、試験用制御ピン14及び試
験用出力ピン15と対応の配線接続部20との間の接続
状態を試験していくのである。なお、この試験処理にあ
って、入出力線13a,bの各グループに対してのロー
レベル入力は、図4で説明した共用ピンを介して行うと
効率的なものになる。
【0050】この第2段階の試験処理に従って、試験用
制御ピン14にローレベルを入力するときに試験用出力
ピン15からローレベルが出力され、ハイレベルを入力
するときにハイレベルが出力されるときには、試験用制
御ピン14及び試験用出力ピン15と対応の配線接続部
20との間の接続状態が正常であると判断し、そうでな
い場合には、試験用制御ピン14の半田未着か、試験用
出力ピン15の半田未着を疑うことになる。
【0051】続いて、半導体テスト装置30は、第3段
階の試験処理として、入力ピン13aとプリント基板の
配線接続部20との間の接続状態試験を実行する。この
試験は、図7に示すように、先ず最初に、試験用制御ピ
ン14に固定的にローレベルを入力するとともに、出力
線13bの各グループの内の1本の出力線13bと接続
する配線接続部20に対して固定的にローレベルを入力
する。次に、入力線13aの第1グループを試験対象
グループとして選択して、試験対象グループとして選択
しなかった各グループに対して図4で説明した専用ピン
を介してローレベルを入力するとともに、試験対象グル
ープの全入力線13aに対して配線接続部20を介して
ハイレベルを入力して、これらの入力に応答して試験用
出力ピン15がハイレベルを出力していくことを確認す
る。続いて、試験対象グループの入力線13aの内の
1本の入力線13aを試験対象線として選択して、この
試験対象線の入力線13aにだけローレベルを入力する
とともに、その他の入力線13aにハイレベルを入力し
て、これらの入力に応答して試験用出力ピン15がロー
レベルを出力していくことを確認する。そして、試験対
象グループのすべての入力線13aを試験対象線として
選択しての処理を実行していくとともに、入力線13
aのすべてのグループを順番に試験対象グループとして
選択しての処理を実行していくことで実行する。
【0052】すなわち、試験用制御ピン14にローレベ
ルを入力すると、第3のORゲート17cにローレベル
が入力され、一方、出力線13bの各グループの内の1
本の出力線13bに対してローレベルを入力すると、す
べての出力側ANDゲート16bがローレベルを出力す
ることで出力側ORゲート17bがローレベルを出力し
て第3のORゲート17cにローレベルが入力され、こ
れにより出力ピン12bからの影響が取り除かれる。そ
して、試験対象グループとして選択しなかった各グルー
プに対して専用ピンを介してローレベルを入力すると、
そのグループの入力側ANDゲート16aがローレベル
を出力することで、入力側ORゲート17a及び第3の
ORゲート17cの出力値は試験対象グループの入力側
ANDゲート16aの出力値により決定される状態にな
って、試験対象グループ以外のグループの入力ピン12
aからの影響が取り除かれる。この状態のときに、試験
対象グループの全入力線13aに対してハイレベルを入
力すると試験用出力ピン15からハイレベルが出力さ
れ、この内の試験対象線の入力線13aをローレベル入
力に転ずると試験用出力ピン15からローレベルが出力
されることになる。これから、試験対象グループの入力
線13aに対しての入力に応答する試験用出力ピン15
の出力値を確認していくことで、入力ピン13aと対応
の配線接続部20との間の接続状態を試験していくので
ある。
【0053】この試験処理にあって、半導体テスト装置
30は、試験対象グループとして選択しなかった各グル
ープに要求されるローレベル入力については専用ピンを
介して実行していくものであることから、試験対象グル
ープへのローレベル/ハイレベル入力については、共用
ピンと割り付けられた専用ピンを用いて、選択しなかっ
たグループについての入力を全く考慮することなく実行
できるのである。
【0054】この第3段階の試験処理に従って、試験対
象グループの全入力線13aに対してハイレベルを入力
すると試験用出力ピン15からハイレベルが出力され、
この内の試験対象線の入力線13aをローレベル入力に
転ずると試験用出力ピン15からローレベルが出力され
るときには、試験対象線として選択した入力線13aに
接続する入力ピン12aと対応の配線接続部20との間
の接続状態が正常であると判断し、そうでない場合に
は、その入力ピン12aの半田未着を疑うことになる。
【0055】続いて、半導体テスト装置30は、第4段
階の試験処理として、出力ピン13bとプリント基板の
配線接続部20との間の接続状態試験を実行する。この
試験は、図8に示すように、先ず最初に、試験用制御ピ
ン14に固定的にローレベルを入力するとともに、入力
線13aの各グループの内の1本の入力線13aと接続
する配線接続部20に対して固定的にローレベルを入力
する。次に、出力線13bの第1グループを試験対象
グループとして選択して、試験対象グループとして選択
しなかった各グループに対して図4で説明した専用ピン
を介してローレベルを入力するとともに、試験対象グル
ープの全出力線13bに対して配線接続部20を介して
ハイレベルを入力して、これらの入力に応答して試験用
出力ピン15がハイレベルを出力していくことを確認す
る。続いて、試験対象グループの出力線13bの内の
1本の出力線13bを試験対象線として選択して、この
試験対象線の出力線13bにだけローレベルを入力する
とともに、その他の出力線13bにハイレベルを入力し
て、これらの入力に応答して試験用出力ピン15がロー
レベルを出力していくことを確認する。そして、試験対
象グループのすべての出力線13bを試験対象線として
選択しての処理を実行していくとともに、出力線13
bのすべてのグループを順番に試験対象グループとして
選択しての処理を実行していくことで実行する。
【0056】すなわち、試験用制御ピン14にローレベ
ルを入力すると、第3のORゲート17cにローレベル
が入力され、一方、入力線13aの各グループの内の1
本の入力線13aに対してローレベルを入力すると、す
べての入力側ANDゲート16aがローレベルを出力す
ることで入力側ORゲート17aがローレベルを出力し
て第3のORゲート17cにローレベルが入力され、こ
れにより入力ピン12aからの影響が取り除かれる。そ
して、試験対象グループとして選択しなかった各グルー
プに対して専用ピンを介してローレベルを入力すると、
そのグループの出力側ANDゲート16bがローレベル
を出力することで、出力側ORゲート17b及び第3の
ORゲート17cの出力値は試験対象グループの出力側
ANDゲート16bの出力値により決定される状態にな
って、試験対象グループ以外のグループの出力ピン12
bからの影響が取り除かれる。この状態のときに、試験
対象グループの全出力線13bに対してハイレベルを入
力すると試験用出力ピン15からハイレベルが出力さ
れ、この内の試験対象線の出力線13bをローレベル入
力に転ずると試験用出力ピン15からローレベルが出力
されることになる。これから、試験対象グループの出力
線13bに対しての入力に応答する試験用出力ピン15
の出力値を確認していくことで、出力ピン13bと対応
の配線接続部20との間の接続状態を試験していくので
ある。
【0057】この試験処理にあって、半導体テスト装置
30は、第3段階の試験処理と同様に、試験対象グルー
プとして選択しなかった各グループに要求されるローレ
ベル入力については専用ピンを介して実行していくもの
であることから、試験対象グループへのローレベル/ハ
イレベル入力については、共用ピンと割り付けられた専
用ピンを用いて、選択しなかったグループについての入
力を全く考慮することなく実行できるのである。
【0058】この第4段階の試験処理に従って、試験対
象グループの全出力線13bに対してハイレベルを入力
すると試験用出力ピン15からハイレベルが出力され、
この内の試験対象線の出力線13bをローレベル入力に
転ずると試験用出力ピン15からローレベルが出力され
るときには、試験対象線として選択した出力線13bに
接続する出力ピン12bと対応の配線接続部20との間
の接続状態が正常であると判断し、そうでない場合に
は、その出力ピン12bの半田未着を疑うことになる。
【0059】このようにして、半導体テスト装置30
は、以上に説明した第1段階から第4段階の試験処理を
実行していくことで、半導体回路素子10の入力ピン1
2a、出力ピン12b、試験用制御ピン14及び試験用
出力ピン15の半田未着を試験していくことになる。
【0060】上述の第3及び第4段階の試験処理を実行
していくときにあたって要求される半導体テスト装置3
0のテスタピンの割り付けをマニュアル作業で行うこと
は大変な負荷を強いられることになる。これから、市場
に提供されている割り付けソフトウェアを利用していく
必要がある。この割り付けソフトウェアを利用する場合
には、図9に示すように、本発明の半導体素子10を、
グループ化した各々を1つの入力とする単独の半導体回
路素子の集合と見なして、その回路情報を割り付けソフ
トウェアに与えていくことで実現できることになる。
【0061】図示実施例について説明したが、本発明は
これに限定されるものではない。例えば、実施例では、
図1で説明した第1の論理回路16としてANDゲー
ト、第2の論理回路17としてORゲートを用いる構成
でもって開示したが、この論理回路構成に限られるもの
でないのであって、例えば、第1の論理回路16として
ORゲート、第2の論理回路17としてNANDゲート
を用いるというように、他の論理回路構成に従うもので
あってもよいのである。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
半導体回路素子の持つピンとプリント基板との間の接続
状態を直接個別的に試験することから、この接続状態を
正確に試験できるようになる。そして、この試験を実行
していくにあたって、試験処理の実行者は、試験対象と
なる半導体回路素子の持つ信号処理機能に関係のない極
めて簡単な規則的なテストパターンを生成して半導体回
路素子に供給していくことで試験処理を実行でき、従来
のような複雑なテストパターンを生成する必要がないこ
とから、この接続状態の試験を極めて短期間で実行でき
るようになる。しかも、このために具備する半導体回路
素子の試験用の論理回路は簡単な論理構成で済むことか
ら、本発明を具備することによる半導体回路素子のゲー
ト数の増加は極めて小さなものに押さえることができる
のである。
【0063】そして、本発明によれば、半導体回路素子
の持つピンの個数が半導体テスト装置のテスタピン数よ
り多くなっても、半導体回路素子の試験処理を実行でき
るようになる。これから、市場に提供されている半導体
テスト装置のテスタピン数のことを考慮することなく半
導体回路素子の論理設計を実行できるようになるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体回路素子の原理構成図であ
る。
【図2】本発明に係る半導体回路素子の試験処理方法の
原理構成図である。
【図3】本発明に係る半導体回路素子の一実施例であ
る。
【図4】半導体回路素子と半導体テスト装置の接続の一
実施例である。
【図5】本発明の処理の説明図である。
【図6】本発明の処理の説明図である。
【図7】本発明の処理の説明図である。
【図8】本発明の処理の説明図である。
【図9】割り付けソフトウェアを利用する場合の半導体
回路素子の展開方法の説明図である。
【図10】SMT方式によるLSIの実装方式の説明図
である。
【図11】SMDリードの半田未着の説明図である。
【図12】SMD部品の説明図である。
【図13】SMD部品の説明図である。
【図14】SMD部品の半田未着の試験処理の説明図で
ある。
【符号の説明】
10 半導体回路素子 11 システム回路 12 外部ピン 13 内部線 14 試験用制御ピン 15 試験用出力ピン 16 第1の論理回路 17 第2の論理回路 18 スイッチ回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板上に設けられる配線接続部
    に接続される複数の外部ピンと、該外部ピンに接続され
    る内部線に接続されて規定の信号処理を実行するシステ
    ム回路(11)とを備える半導体回路素子において、 上記内部線を複数のグループにグループ分けすることで
    生成されるグループ対応に備えられて、該グループに属
    する複数の内部線を入力として、該入力値のすべてが活
    性信号を表示するときに活性出力信号を出力し、該入力
    値の内の少なくとも1つが非活性信号を表示するときに
    非活性出力信号を出力する複数の第1の論理回路(16)
    と、 1段又は複数段の回路構成により構成されて、上記第1
    の論理回路(16)の出力値を入力として、該入力値のすべ
    てが上記非活性出力信号をとるときに出力する出力値
    と、該入力値の少なくとも1つが上記活性出力信号をと
    るときに出力する出力値とが異なる値となる出力値を出
    力する第2の論理回路(17)とを内蔵することを、 特徴とする半導体回路素子。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体回路素子におい
    て、 内部線上に備えられて、プリント基板上に設けられる配
    線接続部に接続される制御ピンを介して与えられる制御
    信号に従って、システム回路(11)と規定の第1の論理回
    路(16)との間の接続を遮断するよう動作する複数のスイ
    ッチ回路(18)を内蔵することを、 特徴とする半導体回路素子。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の半導体回路素子におい
    て、 第2の論理回路(17)は、制御ピンから与えられる制御信
    号を入力とする構成を採って、該入力値が遮断処理モー
    ドを表示するときに、請求項1記載の出力機能を発揮す
    るよう処理することを、 特徴とする半導体回路素子。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の半導体回路素子の持つ外
    部ピンと、プリント基板上に設けられる配線接続部との
    間の接続状態を試験するための半導体回路素子の試験処
    理方法であって、 グループ化された内部線のグループの中から1つのグル
    ープを試験対象グループとして選択する第1の処理過程
    と、 第1の処理過程で選択されなかった各グループの内部線
    の内の少なくとも1本の内部線に対して、配線接続部を
    介して非活性信号を固定的に供給する第2の処理過程
    と、 第1の処理過程で選択されたグループの各内部線に対し
    て配線接続部を介して活性信号を供給するとともに、こ
    の供給に応答して出力される半導体回路素子からの出力
    値をチェックする第3の処理過程と、 第1の処理過程で選択されたグループの内部線の内の1
    本を順次試験対象線として選択して、この選択した内部
    線に対して配線接続部を介して非活性信号を供給すると
    ともに、残りの内部線に対して配線接続部を介して活性
    信号を供給して、この供給に応答して出力される半導体
    回路素子からの出力値をチェックする第4の処理過程と
    を備えることを、 特徴とする半導体回路素子の試験処理方法。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の半導体回路素子の持つ外
    部ピンと、プリント基板上に設けられる配線接続部との
    間の接続状態を試験するための半導体回路素子の試験処
    理方法であって、 制御ピンと接続する配線接続部に対して、スイッチ回路
    (18)の遮断処理を実現する制御信号を固定的に供給する
    第1の処理過程と、 グループ化された内部線のグループの中から1つのグル
    ープを試験対象グループとして選択する第2の処理過程
    と、 第2の処理過程で選択されなかった各グループの内部線
    の内の少なくとも1本の内部線に対して、配線接続部を
    介して非活性信号を固定的に供給する第3の処理過程
    と、 第2の処理過程で選択されたグループの各内部線に対し
    て配線接続部を介して活性信号を供給するとともに、こ
    の供給に応答して出力される半導体回路素子からの出力
    値をチェックする第4の処理過程と、 第2の処理過程で選択されたグループの内部線の内の1
    本を順次試験対象線として選択して、この選択した内部
    線に対して配線接続部を介して非活性信号を供給すると
    ともに、残りの内部線に対して配線接続部を介して活性
    信号を供給して、この供給に応答して出力される半導体
    回路素子からの出力値をチェックする第5の処理過程と
    を備えることを、 特徴とする半導体回路素子の試験処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の半導体回路素子の持つ外
    部ピン及び制御ピンと、プリント基板上に設けられる配
    線接続部との間の接続状態を試験するための半導体回路
    素子の試験処理方法であって、 請求項5記載の半導体回路素子の試験処理方法で実行す
    る処理過程に加えて、制御ピンと接続する配線接続部に
    対して制御信号を供給するとともに、スイッチ回路(18)
    と接続する外部ピンに対して配線接続部を介して遮断処
    理の動作状態を検出可能とする検出信号を供給して、こ
    の供給に応答する該外部ピンの信号状態をチェックする
    ことで制御ピンと対応の配線接続部との間の接続状態を
    試験していく処理過程を実行するよう処理することを、 特徴とする半導体回路素子の試験処理方法。
  7. 【請求項7】 請求項3記載の半導体回路素子の持つ外
    部ピン及び制御ピンと、プリント基板上に設けられる配
    線接続部との間の接続状態を試験するための半導体回路
    素子の試験処理方法であって、 請求項5記載の半導体回路素子の試験処理方法で実行す
    る処理過程に加えて、グループ化された内部線の各グル
    ープに属する内部線の内の少なくとも1本の内部線に対
    して配線接続部を介して非活性信号を供給しつつ、制御
    ピンと接続する配線接続部に対してスイッチ回路(18)の
    遮断処理と非遮断処理を実現する制御信号を交互に供給
    して、この供給に応答して出力される半導体回路素子か
    らの出力値をチェックすることで制御ピンと対応の配線
    接続部との間の接続状態を試験していく処理過程を実行
    するよう処理することを、 特徴とする半導体回路素子の試験処理方法。
  8. 【請求項8】 請求項4、5、6又は7記載の半導体回
    路素子の試験処理方法において、 配線接続部を介して半導体回路素子に活性/非活性信号
    を供給する半導体テスト装置と、該半導体回路素子の外
    部ピンとの接続形態が、各グループの内部線の内の1本
    の内部線が独立する形式に扱われて半導体テスト装置と
    接続されるとともに、それ以外の内部線がグループ間で
    共用する形式に扱われて半導体テスト装置と接続される
    構成が採られ、かつ、該半導体テスト装置が、この独立
    する形式で接続される配線接続部を介して、試験対象グ
    ループとして選択されなかったグループの内部線に供給
    要求される非活性信号の供給を実行していくよう処理す
    ることを、 特徴とする半導体回路素子の試験処理方法。
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