JPH058738U - カセツトローデイング装置 - Google Patents

カセツトローデイング装置

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Publication number
JPH058738U
JPH058738U JP6517491U JP6517491U JPH058738U JP H058738 U JPH058738 U JP H058738U JP 6517491 U JP6517491 U JP 6517491U JP 6517491 U JP6517491 U JP 6517491U JP H058738 U JPH058738 U JP H058738U
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JP
Japan
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cassette
tape cassette
tape
holder
cassette holder
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Pending
Application number
JP6517491U
Other languages
English (en)
Inventor
晴一 永井
龍麿 山下
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH058738U publication Critical patent/JPH058738U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば表裏面逆向きの状態で挿入されたテー
プカセットのカセットホルダ内への挿入を阻止する。 【構成】 カセットホルダ内に、テープカセット1が表
裏逆向きに挿入されたとき、押圧部材31に設けられた
当接部材8の挿入阻止部(角部)8aがテープカセット
1のリッド1bの下端に当たり、それ以上のテープカセ
ット1の挿入が阻止される。なおテープカセット1が正
規の姿勢で挿入されたときには、テープカセット1のリ
ッド1bに形成された面取り1dを当接部材8が摺動し
てテープカセット1の上面に移動し、弾性部材33の弾
性力により、テープカセット1はカセットホルダの底部
に押し付けられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、デジタルオーディオテーププレーヤ等に用いられるテープカセット を、テープ駆動部にローディングするカセットローディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8は従来のカセットローディング装置の概略構成を示す部分断面図である。 従来のテーププレーヤに用いられるカセットローディング装置は、テープカセ ット1の挿入により、テープ駆動部(図示しない)にローディングされるカセッ トホルダ2と、このカセットホルダ2に挿入されたテープカセット1の上面側に 配置され、テープ駆動部へのローディングに従ってテープカセット1をその上面 側から押圧する押圧部材3とを備えているのが通常である。
【0003】 図示テープカセット1は、内部に磁気テープを収納するケース1aと、このケ ース1aの一側面に開閉自在に形成されたリッド1bと、このリッド1bの開閉 を規制するスライダ1cとを備えている。このうち、リッド1bは図示上面側の 端部に面取り1dが形成され、下面側の端部は直角に形成されている。このよう な形状は、この種類のテープカセットの共通規格となっている。
【0004】 上記押圧部材3は、他端部3cに形成された回動ピン3dを中心として回動自 在で且つスプリングなどの弾性部材で回動ピン3dを中心として時計方向へ付勢 されている。また、一端部3aはテープカセット1の上面に当接する当接部とな っており、ここには合成樹脂等の当接部材3bが取り付けられている。
【0005】 このような押圧部材3は、テープカセット1に当たる面(図示右面)3eが曲 面または斜面になっており、カセットホルダ2がテープカセット1に挿入される ときに、前記面3eがリッド1bに形成された面取り1dに当接して上方へ変位 し、テープカセット1の上面へ摺動して、押圧部材3に与えられる付勢力により 、カセットホルダ2内にてテープカセット1を下方へ弾圧するようになっている 。
【0006】 この押圧部材3は、カセットホルダ2が下方に配置されているテープ駆動部に ローディングされたときに、(イ)で示すように回動変位する。この回動変位に よって当接部材3bがテープカセット1の上面に押圧状態で当接し、この上面か ら図示下向きに押圧力を加え、この押圧力により、テープカセット1はテープ駆 動部に配置されている位置決め部材(図示しない)に、適正な押圧力で押圧され ることになる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、テープカセット1をカセットホルダ2内に挿入するときに、誤って テープカセットが表裏面逆の向きであるいは前後逆の向きで挿入される場合が想 定される。
【0008】 ところが、上記従来のカセットホルダ2では、当接部材3bの図示右側の面3 eが曲面または斜面となっているため、テープカセット1が誤った方向、すなわ ち面取り1dが形成されていない角部が当接部材3bに当たるような向きで挿入 の場合に、面3eの曲面または傾斜面が角部を摺動して当接部材3bが上方へ変 位し、テープカセット1の上面に当たる状態となる。このように誤った向きのテ ープカセット1の挿入が阻止されないため、誤った向きのテープカセット1がテ ープホルダ2と共にローディングされてしまい、テープ駆動部の各部に障害をひ き起すとともに、テープカセット1自体にも悪影響を与えるおそれがあるという 問題が未解決のままであった。
【0009】 そこで本考案は、表裏面逆向きまたは前後逆向きの状態で挿入されたテープカ セットのカセットホルダ内への挿入を阻止できるカセットローディング装置の提 供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案の構成は、テープカセットの挿入により、テ ープ駆動部にローディングされるカセットホルダと、このカセットホルダに挿入 されたテープカセットの上面側に配置され、テープ駆動部へのローディングに従 ってテープカセットをその上面側から押圧する押圧部材とを備えたカセットロー ディング装置において、テープカセットが誤った向きでカセットホルダに挿入さ れたときに、テープカセットの挿入端面に当接してカセットホルダ内への挿入を 阻止する挿入阻止部が前記押圧部材に形成されたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】
上記構成を備えた本考案の作用は、テープカセットが正常な向きでカセットホ ルダ内に挿入されたときには、押圧部材に設けられた挿入阻止部がテープカセッ トのリッド先端の面取りを摺動して押圧部材がテープカセットの上面に移動しテ ープカセットを下方向へ押圧できる状態となる。またテープカセットが表裏逆向 きまたは前後逆向きに挿入されたときには、テープカセットの前記面取りが形成 されていない角部が挿入阻止部に当たり、テープカセットをそれ以上内方へ挿入 できなくなる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案について図面を参照して説明する。図1と図3は一実施例として の回転ヘッド式テーププレーヤの機械的構造を示す概略側面図、図2と図4はカ セットローディング装置の一部を示す部分側面図、図5はその主要部の構造を示 す斜視図である。 図1及び図3において、符号10は回転ヘッド式テーププレーヤのシャーシで ある。このシャーシ10には、回転ヘッド装置11(図3参照)やリール台など テープ駆動部9の一部を構成するテープ駆動機構が配置されている。
【0013】 また、シャーシ10の両側部には側板12が固定されている。この側板12に は円弧形状の第1のガイド溝12aと、同様の円弧形状からなる第2のガイド溝 12bが形成されている。また、側板12の図示上縁にはスプリングフック12 cが形成されている。 側板12の内側には駆動部材14が設けられている。図5に示すようにこの駆 動部材14の側板14aには支持穴14bが形成され、また側板14aの内側に は押圧部材31が設けられている。
【0014】 この押圧部材31には支持軸32が固定されており、この支持軸32が前記駆 動部材14の支持穴14b内を通過して側板12に支持されている。この支持軸 32により駆動部材14ならびに押圧部材31が共に側板12に対して回動自在 に支持されている。図2,図4及び図5に示すように押圧部材31には、その解 放端部31aに当接部材8が形成されている。この当接部材8は合成樹脂からな るもので、挿入されるテープカセット1が当たる下縁が直角または鋭角な角部と なり、この角部が挿入阻止部8aとなっている。
【0015】 駆動部材14の図示右端にはピン15が設けられている。このピン15は図1 に示すように、側板12に形成された窓12dから外方へ突出しており、このピ ン15と側板12に設けられたピン16との間にトーションスプリング17が取 付けられている。このトーションスプリング17の弾性力により、図1に示すよ うに、駆動部材14が支持軸32を支点として反時計方向へ回動しているときに は同方向へ付勢され、また図3に示すように駆動部材14が支持軸32を支点と して時計方向へ回動しているときには同方向へ付勢されるようになっている。
【0016】 また図2に示すように、押圧部材31と前記スプリングフック12cとの間に は弾圧部材としてコイルスプリング33が掛けられている。このコイルスプリン グ33により、押圧部材31は支持軸32を中心として時計方向へ付勢されてい る。
【0017】 符号18はカセットホルダである。テープカセット1は図1の図示右側からカ セットホルダ18内に挿入される。図5にも示すようにカセットホルダ18は前 記駆動部材14の内側に設けられているものであるが、カセットホルダ18に設 けられた折曲部18aに穿設された支持穴18bがピン15に回動自在に挿通さ れている。このピン15のさらに先端に、前述のトーションスプリング17が掛 けられている。またカセットホルダ18の底部には突片18cと突部18dが形 成されている。突片18cは、テープカセット1のスライダ1cの前端が当たる もの、また突部18dはテープカセット1内のロックピン(図示しない)を押圧 するためのものである。
【0018】 カセットホルダ18には図示下方向に延びる突部18eが形成され、この突部 18eにピン19が固定されている。このピン19は側板12に形成された前記 第1のガイド溝12a内に挿入されている。前記駆動部材14は支持軸32を支 点として回動動作するが、このときカセットホルダ18のピン19がガイド溝1 2aに案内されることにより、カセットホルダ18は、傾斜することなくほぼ平 行姿勢にてシャーシ10に対して昇降動作する。
【0019】 カセットホルダ18の上面には切欠部18fが形成されており、前記押圧部材 31の解放端部31aは、この切欠部18fからカセットホルダ18内に入り込 み、カセットホルダ18内に挿入されたテープカセット1の上面に当たるように なっている。なお、符号21はリッドオープナーである。このリッドオープナー 21はピン22により側板12に回動自在に支持され、またリッドオープナー2 1に設けられたピン23が前記ガイド溝12bに挿入されている。
【0020】 次に、上述した構成を備えた動作について、図6及び図7をも参照して説明す る。 図6及び図7は、カセットホルダ18に挿入されたテープカセット1の状態を 示すもので、図6は通常の向きでテープカセットを挿入した状態を示す概略説明 図、図7は表裏面逆向きでテープカセット1をカセットホルダ18に挿入した状 態を示す概略説明図である。
【0021】 図1は、駆動部材14が支持軸32を中心として反時計方向に回動した状態を 示している。この駆動部材14と共にカセットホルダ18は上昇している。この 状態でテープカセット1は、カセットホルダ18に対して図示右側から挿入され る。 この挿入されたテープカセット1が、図6に示すように通常の状態で挿入され た場合、カセットホルダ18(同図に図示しない)の途中までテープカセット1 が挿入されると、押圧部材31の解放端部に形成されている当接部材8の挿入阻 止部(角部)8aが、リッド1bの面取り1dに当接する。この当接によって、 当接部材8には図示上部方向への分力が発生する。
【0022】 この分力により、押圧部材31は図2に示すように図示上部方向に回動する。 この回動より、挿入されたテープカセット1は弾性部材33をさらに変形させな がら、カセットホルダ18内に移動する。そして、所定位置まで挿入されると、 その後は引き込み機構によりあるいは手動により図示左方向へ引き込まれる。そ して当接部材8はテープカセット1の上面に当たる状態となり、弾性部材33の 弾性力により当接部材8がテープカセット1をカセットホルダ18の底部に押圧 する。
【0023】 テープカセット1がカセットホルダ18の底部に押圧されて引き込まれるとき 、テープカセット1の底部のスライダ1cの先端が、カセットホルダ18の底部 の突片18cに当たり、テープカセット1の引き込み動作によって、スライダ1 cが相対的に後方へずらされ、これによりリッド1bのロックが解除される。
【0024】 その後図示しない駆動機構により、駆動部材14が支持軸32を支点として時 計方向へ駆動される。このときカセットホルダ18はピン19が第1のガイド溝 12aに案内され、平行姿勢のままシャーシ10表面のテープ駆動部9へ下降す る。このとき弾性部材33の付勢力により、当接部材8はテープカセット1を押 圧し続け、テープカセット1が、シャーシ10上に下降したときに、前記弾性力 により、テープカセット1をシャーシ10上の位置決め部に押圧して位置決めす る。
【0025】 他方、図7に示すようにカセットホルダ18に挿入されるテープカセット1が 表裏面逆方向に挿入された場合、テープカセット1が、カセットホルダ18の途 中まで挿入されると、リッド1bの下端の角部が当接部材8の挿入阻止部8aに に当接する。
【0026】 この当接状態では、当接部材8の挿入阻止部8aとリッド1bの下端とがテー プカセット1の挿入方向と直交した状態となっているので、それ以上のテープカ セット1の挿入を阻止する。 またテープカセット1が前後逆向きに挿入された場合にも、テープカセット1 の後端の角部が前記挿入阻止部8aに当たり、それ以上テープカセット1が挿入 されるのが阻止される。
【0027】 以上詳述した一実施例であれば、たとえテープカセット1が表裏面逆向きまた は前後逆向きで挿入された場合であっても、その挿入動作を阻止することができ る。従って、従来のように、この状態でテープ駆動部にテープカセットがローデ ィングされた場合に生じていた各問題点を解決することができる。
【0028】
【考案の効果】
以上詳述した本考案によれば、表裏面逆向きまたは前後逆向きの状態で挿入さ れたテープカセットのカセットホルダ内への挿入を阻止できる。またテープカセ ットの誤った方向への挿入を阻止するための機構としてテープカセットを押圧す る機構を使用しているため、挿入阻止のための特別な機構を設ける必要がなく、 機構の複雑化を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例としての回転ヘッド式テーププレーヤ
の機械的構造を示す概略側面図。
【図2】カセットローディング装置の一部を示す部分側
面図。
【図3】一実施例としての回転ヘッド式テーププレーヤ
の機械的構造を示す概略側面図。
【図4】カセットローディング装置の一部を示す部分側
面図。
【図5】図4に示すカセットローディング装置の主要部
の構造を示す斜視図。
【図6】通常の向きでテープカセットをカセットホルダ
に挿入した状態を示す概略説明図。
【図7】表裏面逆向きでテープカセットをカセットホル
ダに挿入した状態を示す概略説明図。
【図8】従来のカセットローディング装置の一部を示す
部分側面図。
【符号の説明】
1 テープカセット 1b リッド 1d 面取り 8 当接部材 8a 挿入阻止部 9 テープ駆動部 18 カセットホルダ 31 押圧部材 33 弾性部材

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 テープカセットの挿入により、テープ駆
    動部にローディングされるカセットホルダと、このカセ
    ットホルダに挿入されたテープカセットの上面側に配置
    され、テープ駆動部へのローディングに従ってテープカ
    セットをその上面側から押圧する押圧部材とを備えたカ
    セットローディング装置において、テープカセットが誤
    った向きでカセットホルダに挿入されたときに、テープ
    カセットの挿入端面に当接してカセットホルダ内への挿
    入を阻止する挿入阻止部が前記押圧部材に形成されたこ
    とを特徴とするカセットローディング装置。
JP6517491U 1991-07-23 1991-07-23 カセツトローデイング装置 Pending JPH058738U (ja)

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JP6517491U JPH058738U (ja) 1991-07-23 1991-07-23 カセツトローデイング装置

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ID=13279274

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS595036B2 (ja) * 1976-04-05 1984-02-02 オルガノ株式会社 竪型管束による汚水の微生物酸化処理法
JPS63249957A (ja) * 1987-04-07 1988-10-17 Canon Inc カセツト装着装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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