JPS618766A

JPS618766A - カセツトテ−プレコ−ダ

Info

Publication number: JPS618766A
Application number: JP59127915A
Authority: JP
Inventors: Teruyuki Takizawa; 輝之滝沢
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1984-06-21
Filing date: 1984-06-21
Publication date: 1986-01-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明はテープカセットの誤挿入を防止できるカセット
テープレコーダに関するものである。

従来例の構成とその問題点従来から、テープカセットを用いた磁気記録再生装置は
多く利用され、近年、デジタル録音再生が注目をあびる
とともに、さらに広範囲に利用されるようになってきた
。以下に従来のテープカセットの誤挿入を防止できるカ
セットテープレコーダについて説明する。第１図（ａ）
はテープカセットが、正しく挿入された場合における装
着部の正面図、第１図（ｂ）は同側面図、第２図ｅ）は
テープカセットが、誤って挿入された場合における装着
部の正面図、第２図（ｂ）は同側面図である。第１図、
第２図において、１はテープカセット、２はリール駆動
部のために設けられたリール開口部、３はキャブスタン
軸のために設けられたキャプスタンホール、４はカセッ
トテープレコーダ本体、５はキャプスタン軸、６はリー
ル駆動部、矢印ＡとＢはテープカセット１を挿入する場
合における動作方向を示すものである。

以上のように構成されたテープカセットの誤挿入を防止
できる従来のカセットテープレコーダについて、以下そ
の動作を説明する。

まず、テープカセット１の上下位置を正しく判断して挿
入し、動作方向大に直線移動させたのち、動作方向ＢＫ
＠線移動させると、第１図（ｂ）の側面図に示すように
、リール開口部２にリール駆動部６が、キャプスタンホ
ール３にキャプスタン軸５が挿入され、テープカセット
１が所定の位置に納まる。ところが、テープカセット１
の上下位置を誤って挿入された場合、テープカセット１
が上下方向に対して対称に設計されていないことから、
動作方向Ｂの直線移動中に第２図（ｂ）の側面図に示す
ように、キャプスタン軸５およびリール駆動部６がテー
プカセット１にあたヤ・、テープカセット１が所定の位
置に到達しない。この動作により。

テープカセットの誤挿入を防止する。

しかしながら、上記の従来の構成では動作方向大の状態
では、誤挿入を判別することはできず。

動作方向Ｂの状態でリール駆動部６およびキャプスタン
軸５がテープカセット１にあたり、はじめて誤挿入を探
知することができる。また、リール駆動部６およびキャ
プスタン軸５がテープカセット１にあたる場合、動作上
衝突状態に等しく、テープカセット１に損傷を与えたり
、リール駆動部６およびキャプスタン軸５に無理な負荷
瀘かがり。

メカニズムの組立精度の劣化原因になるという問題点を
有していた。

発明の目的本発明は上記従来の問題点を解消するもので、テープカ
セットおよびカセットテープレコーダのメカニズムに損
傷を与えることなく、かつ早期にテープカセットの誤挿
入を防止できるカセットテープレコーダを提供すること
を目的とする。

発明の構成本発明は、テープカセットのＭｌ、第２の側面の末端に
設けられた凹形状被検出部の少なくとも１つの前記凹形
状被検出部とかみあう凸形状部分と前記テープカセット
の第３の側面を規制し前記テープカセットの直線移動を
阻止する部分とを有する回転部材と前記回転部材を回転
支持する支軸と、前記回転部材の摺動範囲を規制するス
トッパーと前記ストッパーの方向に回転力を与える附勢
手段を備えたカセットテープレコーダであり、直線移動
する前記テープカセットに同期して回転運動をおこなう
前記回転部材に構成された前記凸形状部分で前記テープ
カセットの前記凹形状被検出部の有無を検出し、前記回
転部材に構成された前記テープカセットの直線移動を阻
止する部分で前記テープカセットの誤挿入を防止するこ
とにより。

テープカセットおよびカセットテープレコーダのメカニ
ズムに損傷を与えることなく早期に誤挿入を防止できる
ものである。

実施例の説明第３図は本発明の一実施例におけるカセットテープレコ
ーダの要部斜視図、第４図（＆）〜（Ｃ）は同動作状態
説明図を示すものである。

第３図、第４図において７はストッパー、８は支軸、９
はねじりコイルバネ％１０はストッパー７よりも低いバ
ネ止め％１０１Ｌは回転部材１１の底面に設けられた突
出片で、バネ止め１ｏと突出片１０ｆＬとで、ねじりコ
イルバネ９の両端をバネ力を保持するように係合されて
いる。１１は略コ字形状の回転部材（以下回転部材とい
う）で、回転部材１１をねじりコイルバネ９を介して、
支軸８にはめこむ構成になっている。１２は回転部材１
１の一端に設けられた凸形状部分、１３は回転部材１１
の他端に設けられたＬ形状部分、１４はテープカセット
％　１５はテープカセット１４の側面の末端に設けられ
た凹形状被検出部である。なおテープカセット１４は第
５図の概略正面図に示すように、テープカセット１４の
２側面に凹形状被検出部１５を設けたものである。

゛以上のように構成された本実施例のカセットテープレ
コーダについて、以下その動作を説明する。

第４図（ａ）〜（Ｃ）は、テープカセット１４が上下方
向を間違わず正しく挿入されて直線移動方向Ａに移動す
る場合における本実施例の装置の動作状態を示すもので
ある。第４図（ａ）は初期の動作状態を示し、第４図（
ｂ）は、テープカセット１４に設けられた凹形状被検出
部１５に回転部材１１に設けられた凸形状部分１２がか
みあいながら回転している状態を示している。そして、
さらにテープカセット１４が移動した場合め回転部材１
１の状態を第４図（Ｃ）に示す。以上のようにテープカ
セット１４は直線移動を続行することができる。又、逆
の動作を行えばねじりコイルバネ９の付勢力により上記
の逆の動作を行う。

次に、テープカセット１４が上下方向を間違えて、誤挿
入された場合における本実施例の装置の動作状態を第６
図（ａ）　、　（ｔ））に示す。テープカセット１４の
上下を間違えて挿入した場合、凹形状被検出部１５が回
転部材１１に設けられた凸形状部分１２にかみあう位置
関係にないため、第６図に示すようにテープカセット１
４と凸形状部分１２およびＬ形状部分１３とがロックし
、テープカセット１４の直線移動を阻止する。

以上のように本実施例によれば、テープカセット１４に
設けられた凹形状被検出部１５の有無によりテープカセ
ット１４の誤挿入を防止することができ、かつ、第７図
に示すように、移動方向大と移動方向Ｂとでテープカセ
ット１４の装着動作は完了するが、本実施例では移動方
向大の状態で誤挿入を防止でき、早期の誤挿入防止を実
現できるとともに、テープカセット１４およびカセット
テープレコーダのメカニズムに損傷を与えることなく誤
挿入を防止できる。

以下１本発明の他の実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。第８図は本発明の他の実施例におけるカセ
ットテープレコーダの要部斜視図。

第９図（ａ）は回正面図、第９図（ｂ）は同概略側面図
。

第１ｏ図（ａ）〜（Ｃ）は同動作説明図である。第８図
〜第１０図において１６は支軸１７に回動自在に保持さ
れた凸形状部を有する検出レバー、１８は検出レバー１
６の下面に当接し、支軸１７に回動自在に保持され、か
つＬ形状部１８ａを有するストップレバー、１９は検出
レバー１６の下部状部１６ａに附勢力を与えるように設
けられた第１ねじりコイルバネ、２０は検出レバー１６
の先端下面に設けられた突出部１６ｂとで、第１ねじり
コイルバネ１９のバネ力”を保持するように係合させる
ストップ部、ストップレバー１８の平坦部に設けられて
いる。２１は検出レバー１６の後部に設けられた突起部
、２２はストップレバー１８の下面とペース基板２３と
の間に附勢力を与える第２ねじりコイルバネ、２４は検
出レバー１６用のストッパー、２６は第２ねじりコイル
バネのバネ止め％２６はストップレバー１８用のストツ
バ−１１４はテープカセット、１５は凹形状被検出部で
ある。

以上のように構成された本実施例のカセ７）テープレコ
ーダについて、以下その動作を説明する。

第１ｏ図（ａ）〜（Ｃ）はテープカセット１４が上下方
向を１間違わず、正しく挿入されて直線移動方向大に移
動する場合における本実施例の一連の動作状態を示すも
のである。基本動作は、第４図（ａ）〜（０）で示した
ものと同じであるが１本実施例では回転部材が検出レバ
ー１６とストップレバー１８に２分割されている点が異
っている。第１０図（ａ）　、　（ｂ”）の状態では、
第１ねじりコイルバネ１９の附勢力により、突起部２１
とストップ部２０とがロックし、検出レバー１６とスト
ップレバー１８は一体化した部材として作用し、第４図
（２Ｌ）〜（Ｃ）とまったく同一の動作を行う。

第１Ｑ図（Ｃ）で、テープカセット１４がさらに移動し
た場合、ベース基板２３に設けられたストップレバー１
８用のストッパー２６（！ニストップレバー１８とが尚
接し、ストップレバー１８を回転方向Ｃに移動させるこ
とにより、突起物２１とストップ部２０とのロックが解
除され、検出レバー１６とストップレバー１８との間は
第１ねじりコイルバネ１９の附勢力で保持される。しか
し検出レバー１６は第１ねじりコイルバネ１９の附勢力
により保持されるため、第４図（Ｑ）と同じ動作を行う
。

以上のように本実施例によれば、基本機能動作は前の実
施例と同一であるが、さらに回転部材を２分割すること
により、動作に必要なスペースをより小さくでき、小型
にすることができる。

発明の効果以上のように本発明によれば、一般のテープカセットの
二方向の移動で、装着動作が完了する場合、最初の装着
状態で誤挿入を防止で、きるので。

テープカセット及びカセットｌ−プレニーダのメカニズ
ムに損傷を与えることなく早期に誤挿入を防止でき、そ
の効果は犬なるものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は従来のカセットテープレコーダのテープ
カセットが正しく挿入された場合の装着部の正面図、第
１図（ｂ）は同側面図、第２図（ＩＬ）は同誤挿入され
た場合の装着部の正面図、第２図世）は同側面図、！３
図は本発明の一実施例におけるカセットテープレコーダ
の要部斜視図、第４図（ａ）〜（Ｃ）は同動作状態説明
図、第６図は同テープカセットの概略正面図、第６図（
ａ）　、　（ｂ）は同誤挿入された場合の動作状態説明
図、第７図は同外観斜視図、第８図は本発明の他の実施
例におけるカセットテープレコーダの要部斜視図、第９
図ｅ）は同要部正面図。第９図（ｂ）は同概略側面図、第１０図（ＩＬ）〜（０
）は同動作状態説明図である。７・・・・・・ストッパー、８・・・・・・支軸、９・
・・・・・ねじりコイルバネ、１０・・・・・・ネジ止
め、１０ａ・・・・・・突出片、１１・・・・・・回転
部材、１２・・・・・・凸形状部分、１３・・・・・・
Ｌ形状部分、１４・・・・・・テープカセット、１６゜
・・・・・・凹形状被検出部、１６・・・・・・検出レ
バー、１７・・・・・・支軸％１８・・・・・・ストッ
プレバー、１９・・・・・・第１ねじりコイルバネ、２
ｏ・・・・・・ストップ部、２１・・・・・・突起部、
２２・・・・・・第２ねじりコイルバネ、２３・・・・
・・ベース基板、２４・・・・・・ストッパー、２６・
・・・・・ハネ止め、２６・・・・・・ストッパー。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図（α）　　　　　　　　　　　　（ｂ）＋　　　１＋１第２図第３図区へ　　　　　　　　　　　　　　　　　へｃ３　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　、Ｑリ　　
　　　Ｑ＋Ｊ第　６１Ａ第８図第９図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）テープカセットの第１、第２の側面の末端に設け
られた凹形状被検出部の少なくとも１つの前記凹形状被
検出部とかみあう凸形状部分と前記テープカセットの第
３の側面を規制し前記テープカセットの直線移動を阻止
する部分とを有する回転部材と、前記回転部材を回転支
持する支軸と、前記回転部材の摺動範囲を規制するスト
ッパーと前記回転部材を前記ストッパーの方向に回転力
を与える附勢手段とを備えたことを特徴とするカセット
テープレコーダ。
（２）回転部材は同一支軸上にそれぞれ回動自在に支持
された凸形状部を有する検出レバーとテープカセットの
挿入を阻止する部分を有するストップレバーとを有し、
２つの前記レバーが閉じる方向では、２つの前記レバー
間に与えられた附勢手段を用いて伝達力を吸収し、開く
方向では、２つの前記レバーをロックする手段で力を一
方向のみに伝達することを特徴とする特許請求の範囲第
１項記載のカセットテープレコーダ。