JPS62184678A - カセツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオフロッピー、ビデオテープ等に用いる
カセットに関するものである。

従来の技術 従来、装置内の磁気へ、ドに付着物やよごれ等が発生し
て、装置の性能が悪くなった場合、研摩材等を塗布して
いるシートあるいはテープを収納しているクリーニング
用のカセットを装置内に装着し、所定時間、再生動作を
行なって、磁気ヘッドをラッピングして、付着物やよご
れ等を除去することが一般によく行なわれる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上述した従来のクリー二／グの方法では、
磁気ヘッドのクリーニングの必要がなくても、使用者が
誤まって、クリーニング用のカセットを装置に装着して
しまえば、磁気ヘッドをラッピングして、不必要にヘッ
ドを摩耗させ、ヘッドの寿命を縮めることがある。また
、ビデオフロッピー装置では、磁気ヘッドの先端の形状
や突出量が微妙であるため、誤装着に気づくのが遅れて
、長時間、磁気ヘッドをラッピングすることによって、
磁気へ、ドの先端の形状や突出量を大きく変化させ、初
期性能が出なくなるか、あるいは故障するという問題点
があり、クリーニング用のカセットの誤装着をなくすこ
とが重要であった。

本発明は上記問題点を鑑み、筐体に装置内への装着を妨
げる係上手段を備え、この係止手段を解除しなければ、
前記装置へ装着できないように構成したカセットを提供
するものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のカセットは筐体に
装置内への装着を妨げる係止手段を備え、この係上手段
を解除しなければ、前記装置へ装着できないように構成
したものである。

作用 本発明は上記した構成によって、装置内へ装着するとき
、係上手段を解除する操作を行なわないかぎり、カセッ
トが装着できない。解除の操作をするということは、使
用者が意識してこのカセットを装置に装着するというこ
とである。よって、無意識で誤まって装置へ装着すると
いうことがなくなる。

実施例 まず、通常のカセットの一例について、第４図を用いて
説明する。１は筐体で、内部に磁気シート２を収納し、
この磁気シート２の中央にはセンターコア３を設けであ
る。このセンターコア３には、装置側のスピンドルモー
タの軸に装着する挿入孔６が設けである。４はヘッド挿
入開口で、筐体１に設けである。６はシャッターで、装
置外のとき、ヘッド挿入開口４を覆い、磁気シート２の
外部への露呈を防ぎ、装置内に装着されたときは、ヘッ
ド挿入開口４を開くように摺動自在になっている。７は
センターコア３を筐体１外に露出させる軸挿入開口であ
る。

次に本発明の実施例のカセットについて、図面を参照し
ながら説明する。

第１図、第２図は本発明の第１の実施例に係るカセット
の斜視図である。なお、この実施例において、上述した
通常のカセットの一例と構成が同一な部分については同
一符号を付し、詳ＭＵす説明は省略する。本発明の特徴
であるカセットの係止手段について説明する。

８は係止部材開口で、筐体１の側面に設けである。１１
は、係止部材で、係上部材開口８より筐体１外へ一部を
突出しており、筐体１内へカセット装着方向と直角な矢
印ム万同に押圧すれば、筐体１内に納まるようになりて
いる。１２はストッパで、押圧バネ１３のバネ力で、係
止部材１１を筐体１外へ飛び出るのを抑えている。１４
は押圧バネ止めリブで筐体１内に配設している。１６は
係止部材ガイドリブで係止部材１１の摺動を案内するよ
うに配設しである。１６は筐体１の外縁部である。

以上のように構成されたカセｙｌ’について、以下図面
を用いてその動作を説明する。

第１図のカセットを装置の挿入口（図示せず）に前記カ
セットを矢印Ｂ方向へ挿入すると、係上部材１１が前記
挿入口に衝突して、装置へ前記カセットは装着できない
。しかし、係止部材１１を矢印Ａ方向に押圧して、前記
カセットの筐体１内に係止部材１１を納めて、前記挿入
口に挿入すれば、装置内へ装着できるようになる。また
、前記カセットを装置から着脱すれは係止部材１１は押
圧バネ１３のバネ力で元の状態に復帰する。

以上のように本実施例によれば、係止部材１１と押圧バ
ネ１３を筐体１内部に設けることにより、係止手段の解
除操作が簡単である。構成が簡単で組立てやすい装置外
へカセットを着脱後、自動的に係止手段が復帰すること
ができる。

以下、本発明の第２の実施例について図面を参照しなが
ら説明する。

第３図は本発明の第２の実施例のカセットの斜視図であ
る。第３図において、９は回転支持ピンで、筐体１内に
設けられる。１７は係止部材で、この係止部材１７には
回転支持ビン９に枢支する軸孔１８が設けられ、この軸
孔１８を中心に係止部材１７は回動可能になっている。

１９はＵ字形状の弾性バネで、筐体１内に設けられたバ
ネ止めリプ２１と係合して、係止部材１７の一部ｆ？ｉ
ｘ体１外へ弾性力で突出させている。矢印入方向に係止
部材１７を押圧すれば、筐体１内に納まるようになって
いる。２ｏはストッパで、係止部材１７を筐体１外へ飛
び出るのを抑えている。

以上のように構成されたカセットについて、以下図面を
用いてその動作を説明する。

第３図のカセットヲ装置の挿入口に前記カセットｉ矢印
Ｂ方向へ挿入すると、係止部材１７が前記挿入口に衝突
して、装置へ装着できないが、係止部材１７を矢印入方
向に押圧して、前記カセットの筐体１内に係止部材１１
を納めて、前記挿入口に挿入すれば、装置内へ装着でき
るようになる。

また、前記カセットを装置から着脱すれば、係上部材１
７の弾性バネ１９が、元の形状へ戻る弾性力で係止部材
１７？：元の状態に復帰させる。

以上のように本実施例によれば、係止部材１７に弾性バ
ネ１９を設けることにより、部品が一つだけですみ、組
立が簡単である。また、係止手段の解除操作も簡単で、
装置外へカセット全着脱後、自動的に係止手段が復帰す
ることができる。なお、本実施例の係止部材１１および
１７を筐体１の色と異なるようにして、視覚的にもわか
りやすいようにすることも考えられる。

まだ、第２の実施例の係止部材１７は、ムＢＳ樹脂のよ
うな弾性変形の好ましい樹脂を用いてもよい。

まだ、第１．第２の実施例ではシートを収納しているカ
セットについて説明を行なったが、テープを収納してい
るカセットも同様な係止部材を用いて構成してもよい。

発明の効果 本発明てよれば、筐体に装置内への装着を妨げる係止手
段を備え、この係止手段を解除しなければ、前記装置へ
装着できないように構成することによって、使用者が無
意識で誤まって装置へカセットを装着することがなくな
り、その効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例におけるカセットの斜視
図、第２図は第１図の要部拡大図、第３図は本発明の第
２の実施例の斜視図、第４図は通常のカセットの一例を
示す斜視図である。 １１．１７・・・・・・係止部材、１３・・・・・・押
圧バネ、１９・・・・・・弾性バネ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名Ｎ−
／ｋ１軒 第１図　　　　　　ｒｓ−岬幻静 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 筐体に装置内への装着を妨げる係止手段を備え、この係
   止手段を解除しなければ、前記装置へ装着できないよう
   に構成したことを特徴とするカセット。