JPS6124046A

JPS6124046A - カセツト収納装置

Info

Publication number: JPS6124046A
Application number: JP14490684A
Authority: JP
Inventors: Yoshitomo Sakai; 酒井　義友; Eiji Nagasaki; 栄司長崎
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1984-07-11
Filing date: 1984-07-11
Publication date: 1986-02-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明はカセット式磁気記録再生装置に用いることがで
きるカセット収納装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点従来、カセットの蓋をあける手段として、第１図に示す
ように収納装置を締結する基盤部（１）にカセット（２
）の蓋（３）をあけるための部材（４）をカセット（２
）の蓋（３）が仮装着位置と正装着位置との間を往復移
動する軌跡内に設け、カセット（２）が正装着位置に移
行する際に蓋あけ部材（４）の先端（５）にカセット（
２）の蓋（３）が当接し蓋あけを行なうようにしたもの
が一般に知られている。この従来のものではカセット（
２）の収納部（６）と蓋あけ部材（４）が独立した位置
関係にあるため、往々にしてカセット（２）の仮装着位
置が正装着位置に第２図矢印Ａ方向にずれた状態で第２
図矢印Ｂの如くカセット（２）の挿入がなされ、正装着
位置に移行する場合があり、これにより第２同右図の如
く蓋あけ部材（４）を変形せしめるか、もしくはカセッ
ト（２）に損傷を与えることがあった。またカセット（
２）の誤挿入を防止するために第３図に示すようにカセ
ット（２）の外周の一部に溝（７）や切欠きを設け、一
方力セット（２）を収納する筐体（８）に前記溝（７）
に対応して凸部（９）を設け、第３図に示す正挿入時と
第４図に示す誤挿み時の筐体（８）の形状差を利用して
誤挿入を防止していたが、第４図に示すように筐体（８
）が撓んだ状態でカセット（２）が挿入されることがあ
り、カセットの誤挿入防止は不完全であった。しかも従
来は前述のように蓋あけのための手段と誤挿入防止のた
めの手段を別々に設ける必要があるから構成が複雑にな
っていた。

発明の目的本発明は上記従来の欠点を解消するもので、１つの部材
でカセットの蓋あけを正確に行なえるようにすると共に
カセットの誤挿入を確実に防止し、装置やカセット等の
損傷を防止できるようにすることを目的とする。

発明の構成上記目的を達成するため、本発明のカセット収納装置は
、記録媒体を収納し且つ記録媒体を保護する蓋を有する
カセットを仮装着位置にて装着し得るカセット収納部を
具備し、このカセット収納部を前記仮装着位置から正装
着位置に往復させるようにしたカセット式記録再生装置
のカセット収納装置であって、カセット収納部内に回動
自在なレバーを有し、正規の状態でカセットが挿入され
たときには前記仮装着位置にて前記レバーにより前記蓋
をあけることを可能ならしめ且つカセットが不正規の状
態で挿入されたときには前記レバーによりカセットの挿
入を阻止するようにしたものである。

実施例の説明以下、本発明の一実施例について、図面（第５図〜第１
０図）に基づいて説明する。

図において、（１１）はカセット収納装置の筐体、（１
２）は一端が引張りばね（１３）により一方向に付勢さ
れ他端が筐体（１１）の切欠部（１４）に当接して位置
決めされ且つ軸（１５）を中心に回動自在に筐体（１１
）に取り付けられた蓋あけレバーである。（１６）　（
１７）はカセ）ト挿入時の位置決め片で、一方の位置決
め片（１６）は筐体（１１）に一体に形成され、他方の
位置決め片（１７）は筐体（１１）に植立した軸（１８
）　（１９）に長孔部（２０）（２１）が係合して摺動
自在で且つ引張りばね（２２）によりカセット挿入方向
とは４反対方向に付勢されたスライド板（２３）に形成
されている。

（２４）は傾斜カム部（２５）を有するブロック（２６
）を一端に固着した弾性部材で、前記スライド板（２３
）の折曲部（２７）に固定されている。（２８）はばね
（２９）により一方向に付勢されたレバーで、軸（３０
）で以って枢支され、先端部（３１）が筐体（１１）内
に正装着されたカセット（３２）を押圧支持するように
なっている。（３３）は前記レバー（２８）のストッパ
ーであり、これは前記筐体（１１）内でカセット（３２
）を規制する役目もする。

今、カセット（３２）が第５図矢印Ｃ方向に筐体（１１
）に挿入され、カセット蓋（３４）に設けられた一方の
切欠部（３５）が前記位置決め片（１７）に接当し、こ
のとき前記ブロック（２６）がカセット蓋（３４）をロ
ックしている部材（３６）に当接する位置に配されてお
り、ブロック（２６）の傾斜カム部（２５）に前記部材
（３６）が当接してカセット蓋（３４）のロックが解除
される。

更にカセット（３２）が挿入されることによりカセット
蓋（３４）が前記蓋あけレバー（１２）の折曲部（３７
）と係合し、次第にレバー（１２）は軸（１５）を中心
に回動し、同時にカセット蓋（３４）を軸（３８）を中
心に第８図時計方向に回動させる。一方力セット（３２
）は前記レバー（２８）により筐体（１１）に押し付け
られており、カセット（３２）は筐体（１１）に沿って
第８図矢印り方向に進み、前記位置決め片（１７）が位
置決め片（１６）の位置迄摺動することによりカセット
（３２）の仮装着が完了する。このとき蓋あけレバー（
１２）は回動が完了し、所定の位置迄カセット蓋（３４
）を開いている（第９図参照）。

次に誤挿入防止について説明すると、第１０図にて例え
ばカセット（３２）が裏返しに挿入された場合、正挿入
と同じように蓋あけレバー（１２）の折曲部（３７）に
カセット（３２）が係合し、更に挿入してもカセット（
３２）の蓋（３４）が回動しないため、カセット全体が
持ち上がるようになり、カセット（３２）が筐体（１１
）内で規制され挿入が阻止される。これはカセット（３
２）の挿入を逆にしても（蓋と反対側から挿入しても）
同様の効果が得られる。

以上説明のように蓋あけレバー（１２）が筐体（１１）
内に設けられているため、カセット収納装置の装着動作
とは独立して蓋（３４）があけられて確実に蓋あけがな
されると共に、誤挿入阻止のためにカセット外側に溝等
を設ける必要もなく、筐体の撓みによる影響もなく確実
に誤挿入が阻止される。

発明の効果以上のように本発明によれば、部品点数が少なく構成が
非常に簡単で、且つ１つの部材（蓋あけレバー）で蓋の
開動と誤挿入防止機能を確実に果し、装置やカセットに
与える損傷に対して非常に効果が大で、実用的価値は大
なるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は従来例の蓋あけ状態を示す説明図、第
３図（ａ）（’ｂ）及び第４図（ａ）　（ｂ）は従来例
のカセット挿入状態を示し、第３図（ａ）及び（ｂ）は
カセット正挿入状態を示す正面図及び側断面図、第４図
（ａ）及び（ｂ）はカセット誤挿入状態を示す正面図及
び側断面図、第５図〜第１０図は本発明の一実施例を示
し、第５図は一部切欠斜視図、第６図（ａ）及び（ｂ）
は側面図及び平面図、第７図は要部拡大斜視図、第８図
〜第１０図は動作説明図である。（１１）・・・筐体、（１２）・・・蓋あけレバー、（
１３）・・・引張りばね、（１４）・・・切欠部、（１
５）・・・軸、（１６）　（１７）・・・位置決め片、
（２２）・・・引張りばね、（２３）・・・スライド板
、（２４）・・・弾性部材、（２５）・・・傾斜カム部
、（２６）・・・ブロック、（２８）・・・　レバー、
（２９）・・・ばね、（３０）・・・軸、（３１）・・
・先端部、（３２）−カセット、（３３）・・・スート
ツバ−１（３４）・・・カセット蓋、（３５）・・・切
欠部、（３６）・・・ロック部材、（３７）・・・折曲
部、（３８）・・・軸代理人　　　森　　本　　義　　
弘第１図第３図第５図ｊ？第６図（ａ）第７図第β図第９図１り〃第π図ト一〇

Claims

【特許請求の範囲】

１、記録媒体を収納し且つ記録媒体を保護する蓋を有す
るカセットを仮装着位置にて装着し得るカセット収納部
を具備し、このカセット収納部を前記仮装着位置から正
装着位置に往復させるようにしたカセット式記録再生装
置のカセット収納装置であって、カセット収納部内に回
動自在なレバーを有し、正規の状態でカセットが挿入さ
れたときには前記仮装着位置にて前記レバーにより前記
蓋をあけることを可能ならしめ且つカセットが不正規の
状態で挿入されたときには前記レバーによりカセットの
挿入を阻止するようにしたカセット収納装置。