JPH1196718A - ディスクカートリッジ及びディスク装置 - Google Patents

ディスクカートリッジ及びディスク装置

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JPH1196718A
JPH1196718A JP9257099A JP25709997A JPH1196718A JP H1196718 A JPH1196718 A JP H1196718A JP 9257099 A JP9257099 A JP 9257099A JP 25709997 A JP25709997 A JP 25709997A JP H1196718 A JPH1196718 A JP H1196718A
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JP
Japan
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disk
disk cartridge
cartridge
disk device
magnetic
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Application number
JP9257099A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Kabasawa
秀年 椛澤
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Teac Corp
Original Assignee
Teac Corp
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Publication date
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Priority to US09/158,611 priority patent/US6122142A/en
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/041Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs contained within cartridges
    • G11B17/043Direct insertion, i.e. without external loading means
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/03Containers for flat record carriers
    • G11B23/0301Details
    • G11B23/0311Wrong insertion preventing means

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は不適正にディスクカートリッジが挿入
された場合にディスクカートリッジの挿入が阻止される
よう構成されたディスクカートリッジ及びディスク装置
に関し、上位ディスクカートリッジ(高記憶容量ディス
クカートリッジ)が下位ディスク装置に誤挿入されるこ
とを防止することを課題とする。 【解決手段】ハードケース82内に高記憶容量の磁気デ
ィスク84を収容する上位ディスクカートリッジ80に
おいて、ハードケース82の挿入方向前縁でかつその片
方角部に切除部90と突出部92とを厚さ方向に重なる
よう形成する。また、切除部90をディスク挿入方向に
対し斜めに切除した構成とし、突出部92を切除部90
に対し突出した構成とする。そして、上位ディスクカー
トリッジ80及び下位ディスクカートリッジ10(通常
記憶容量)に対し記録再生処理を行なう上位ディスク装
置100のホルダ106に、切除部90と突出部92に
基づき誤挿入防止を行なうカートリッジ誤挿入防止機構
122を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスクカートリッ
ジ及びディスク装置に係り、特に不適正にディスクカー
トリッジが挿入された場合にディスクカートリッジの挿
入が阻止されるよう構成されたディスクカートリッジ及
びディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンピュータに内蔵あるは外付
けされる外部記憶装置として、磁気ディスク装置が多用
されている。この磁気ディスク装置の一種として、フロ
ッピーディスク装置(商品名)がある。このフロッピー
ディスク装置は比較的安価であり、また使用するディス
クカートリッジが小型軽量であるため広く用いられてい
る。
【0003】図11は、従来一般に用いられている1.
44Mバイトのディスクカートリッジ10を示してい
る。同図に示されるように、ディスクカートリッジ10
は、ハードケース12(筐体)内にディスク状の記録媒
体14(以下、磁気ディスクという)を収納した構成と
されている。このディスクカートリッジ10は、フロッ
ピーディスク装置への挿入方向(図11に矢印X1で示
す)の前縁で、かつその片方角部にのみ全体切除部38
が形成されている。
【0004】この全体切除部38は、ハードケース12
をその厚さ方向全体に渡り斜めに切り欠いた構成とされ
ている。よって、ハードケース12の4個のコーナー部
において、全体切除部38が形成されているコーーナー
部は挿入方向X1に対し斜めに傾斜した凹部形状とされ
ており、他のコーナー部はすべて略直角に突出した角部
40a〜40cとなっている。
【0005】また、ハードケース12の磁気ディスク1
4と対向する所定位置には開口が形成されており、この
開口は通常シャッター16により閉じられている。尚、
図11において、13は誤消去防止用スイッチであり、
また15はディスクカートリッジ10の種類を識別する
ための識別孔である。上記構成とされたディスクカート
リッジ10が、図13に示すフロッピーディスク装置2
0に挿入されると、フロッピーディスク装置20に設け
られたラッチレバー28はシャッター16を開け、続い
て磁気ヘッドが開口に進入して磁気ディスク14に当接
し、これにより磁気記録・再生を行なう。
【0006】ところが、ディスクカートリッジ10が異
なる向きでホルダ26内に挿入されてしまうと、シャッ
タ16が開かないばかりか磁気ヘッドがディスクカート
リッジ10に衝突して損傷してしまうおそれがある。こ
のため、ディスクカートリッジ10の挿入方向は一定の
向きで挿入するように決められており、フロッピーディ
スク装置20にはディスクカートリッジ10が所定の向
きで挿入されたときのみディスクカートリッジ10の挿
入を許容するディスクカートリッジ誤挿入防止機構42
が設けられている。
【0007】ここで、従来のフロッピーディスク装置2
0に設けられているディスクカートリッジ誤挿入防止機
構42について説明する。フロッピーディスク装置20
は、フレーム22上に摺動可能とされたスライダ24
と、このスライダ24の内側に設けられたホルダ26
と、ラッチレバー28とよりなるディスクカートリッジ
装着機構30を設けてなる。また、フレーム22上に
は、ステッピングモータ33により駆動するヘッドキャ
リッジ32が設けられ、フレーム22の下面には磁気デ
ィスク14が載置されるターンテーブル34を回転させ
るディスク駆動モータが配置されている。
【0008】ホルダ26は板金をプレス等により折曲加
工したものであり、内部にディスクカートリッジ10が
挿入される空間部を形成した構成とされている。また、
その両側面にはピン部36a〜36dが突出形成され、
スライダ24の両側面に設けられた傾斜溝(図に現れ
ず)に係合する。また、ラッチレバー28は、フレーム
22に立設された支軸44に回転可能に取り付けられて
おり、トーションバネ46により常に図中反時計方向
(図13中、矢印Aで示す方向)に回転付勢されてい
る。
【0009】このラッチレバー28は、ディスクカート
リッジ10がホルダ26内に挿入されることによりシャ
ッター16を開ける動作を行なうと共に、ディスクカー
トリッジ10が所定装着位置まで挿入された時点で、ス
ライダ24(図示しないバネにより矢印X2方向に付勢
されている)との係合を解除する機能を奏する即ち、ラ
ッチレバー28はスライダ24と係合する爪部48を一
体的に設けており、イジェクト時においてはこの爪部4
8がスライダ24と係合することによりスライダ24の
移動を規制する。
【0010】一方、ディスクカートリッジ10の挿入に
伴いラッチレバー28が回転すると爪部48はスライダ
24から離間し、よってスライダ24は図中矢印X2方
向に移動し、これに伴いディスクカートリッジ10が挿
入されたホルダ26は下動する。これにより、ディスク
カートリッジ10はターンテーブル34に装着されると
共に、ヘッドキャリッジ32に設けられている磁気ヘッ
ドが開口を介して磁気ディスク14に当接する。
【0011】また、ホルダ26にはカートリッジ誤挿入
防止機構42が設けられている。カートリッジ誤挿入防
止機構42は、カートリッジ挿入時にディスクカートリ
ッジ10が誤った向きで挿入されることを防止する機能
を奏するものである。このカートリッジ誤挿入防止機構
42は、誤挿入防止部材50と、ホルダ26に形成され
た溝部52とにより構成されている。
【0012】誤挿入防止部材50はトーションバネとし
て構成されており、その中央部50aはホルダ26に一
体的に形成されたリブ54に固定されると共に、一端部
50bを同じくホルダ26に一体的に形成されたリブ5
8に係止されている。また、誤挿入防止部材50の他端
部には、ホルダ26に形成された溝部52を介してホル
ダ26の内部空間に向け延出した誤挿入防止ピン50c
が一体的に設けられている。
【0013】この誤挿入防止ピン50cは、誤挿入防止
部材50が弾性変形することにより溝部52内で図中矢
印B1,B2方向に移動可能な構成とされており、また
通常時においては図中矢印B1方向に付勢された構成と
なっている。更に、この誤挿入防止ピン50cは、矢印
B1方向に付勢された状態において、ホルダ26に正し
い向きでディスクカートリッジ10が挿入された際、デ
ィスクカートリッジ10に形成された全体切除部38と
対向する位置にあるよう構成されている。
【0014】上記構成とされたカートリッジ誤挿入防止
機構42は、図14(A)に示されるように、ディスク
カートリッジ10が正しい向きでホルダ26内に挿入さ
れると、ディスクカートリッジ10の前縁の片方角部に
形成された全体切除部38は、誤挿入防止ピン50cと
係合する。前記のように全体切除部38はディスクカー
トリッジ10の挿入方向に対して斜めに傾斜した構成と
されているため、ディスクカートリッジ10の挿入に伴
い誤挿入防止ピン50は図中矢印B2方向に付勢され
る。即ち、ディスクカートリッジ10が正しい向きでホ
ルダ26内に挿入された場合には、図14(B)に示さ
れるように、ディスクカートリッジ10のホルダ26内
への挿入は許容される。
【0015】これに対し、図14(C)に示されるよう
に、ディスクカートリッジ10が誤った向きでホルダ2
6内に挿入されると、ディスクカートリッジ10の全体
切除部38が形成された角部とは異なる角部40a(即
ち、略直角となったコーナー部)が誤挿入防止ピン50
cと対向した状態となる。この場合、誤挿入防止ピン5
0は矢印B2方向に変位することはなく、ディスクカー
トリッジ10と当接する。これにより、カートリッジ誤
挿入防止機構42では、ディスクカートリッジ10が誤
った向きで挿入された際、ホルダ26内にディスクカー
トリッジ10が誤挿入されることを防止することができ
る。
【0016】ところで、近年のコンピュータの高速化、
及びコンピュータで処理するデータ量の増大に伴い、フ
ロッピーディスク装置の高容量化が望まれている。よっ
て、この要望に対応すべく高容量化に対応した種々のデ
ィスクカートリッジ及び磁気ディスク装置が提供され始
めている。また、従来から広く用いられている1.44
Mバイトのディスクカートリッジ10と、高容量化され
たディスクカートリッジとを1台で共に記録再生するこ
とができる磁気ディスク装置が望まれている。そこで、
図12に示されるような高容量ディスクカートリッジ6
0が考案されている。
【0017】尚、以下の説明において、従来から広く用
いられている1.44Mバイトのディスクカートリッジ
10を下位ディスクカートリッジ10といい、この下位
ディスクカートリッジ10専用のフロッピーディスク装
置20を下位ディスク装置20といい、高容量ディスク
カートリッジ60を上位ディスクカートリッジ60とい
い、更に下位ディスクカートリッジ10及び上位ディス
クカートリッジ60を共に記録再生しうる磁気ディスク
装置を上位ディスク装置というものとする。
【0018】図12に示される上位ディスクカートリッ
ジ60は、図11を用いて説明した下位ディスクカート
リッジ10と外形上は略同一構成とされており、ハード
ケース62(筐体)内に磁気ディスク64を収納した構
成とされている。また、ディスクカートリッジ60にお
いても、上位ディスク装置への挿入方向(図12に矢印
X1で示す)の前縁で、かつその片方の角部にのみ全体
切除部68が形成されている。
【0019】この全体切除部68も、下位ディスクカー
トリッジ10に形成された全体切除部38と同一構成と
されており、ハードケース62をその厚さ方向全体に渡
り斜めに切り欠いた構成とされている。即ち、ハードケ
ース62の4個のコーナー部において、全体切除部68
が形成されているコーナー部は挿入方向X1に対し斜め
に傾斜した凹部形状とされており、他のコーナー部はす
べて略直角に突出した角部70a〜70cとなってい
る。
【0020】また、ハードケース12の磁気ディスク1
4と対向する所定位置には開口が形成されており、この
開口は通常シャッター66により閉じられている。尚、
図12において、63は誤消去防止用スイッチであり、
また65は上位ディスクカートリッジ60であることを
識別するための識別孔である。この識別孔65は、下位
ディスクカートリッジ10に形成された識別孔15に比
べて大きな形状とされている。
【0021】上記してきたように、下位ディスクカート
リッジ10と上位ディスクカートリッジ60は、外見上
では識別孔65の大きさが下位ディスクカートリッジ1
0に対し異なるのみである。しかるに、ハードケース6
2の内部に収納される磁気ディスク64の記憶容量(例
えば、200Mバイト)は、ハードケース12の内部に
収納される磁気ディスク14の記憶容量(1.44Mバ
イト)に比べて飛躍的に向上している。
【0022】よって、従来の上位ディスク装置では、下
位ディスクカートリッジ10と上位ディスクカートリッ
ジ60とを識別するのに識別孔15,65の大きさが異
なることを利用し、識別孔15,65の大きさを検出し
うるセンサを用いて識別処理を行なう構成とされてい
た。一方、上位ディスク装置に設けられるカートリッジ
誤挿入防止機構としては、下位ディスクカートリッジ1
0及び上位ディスクカートリッジ60は外部構成が略同
一であり、共に全体切除部38,68を有した構成とさ
れているため、図13を用いて説明した下位ディスク装
置20に設けられているカートトリッジ誤挿入防止機構
42と同一機構を適用した構成とされていた。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上位ディス
ク装置を用いて上位ディスクカートリッジ60に対して
記録再生処理を行なう場合、上位ディスクカートリッジ
60は高速回転された状態で記録再生処理が実施され
る。また、上位ディスクカートリッジ60は高密度記録
が行なわれるものであるため、微細な傷の発生でも記録
再生処理に大きな影響が発生する。
【0024】このため、上位ディスク装置では、上位デ
ィスクカートリッジ60に対する磁気ヘッドのヘッド圧
が小さくなるよう、下位ディスク装置10のヘッドキャ
リッジ32とは異なる構成のヘッドキャリッジを用いて
る。また、磁気ヘッドのヘッド形状も、摺接時における
上位ディスクカートリッジ60への損傷を防止するため
に、下位ディスク装置に設けられている磁気ヘッドに比
べて角張った部分を極力排除した構成とされている。
【0025】このように、上位ディスク装置は、上記の
ような種々の構成を用いることにより、デリケートな上
位ディスクカートリッジ60に対して良好な記録再生処
理を行いうるよう構成されている。しかるに、上記した
ように下位ディスクカートリッジ10と上位ディスクカ
ートリッジ60は外部構成が略同一であり、またこれに
伴い上位ディスク装置と下位ディスク装置で同一構成の
カートリッジ誤挿入防止機構を適用していたため、従来
の構成では上位ディスクカートリッジ60を下位ディス
ク装置20に挿入方向を正しく挿入すると、上位ディス
クカートリッジ60は下位ディスク装置20に装着さ
れ、記録再生処理が行なわれてしまうおそれがある。
【0026】下位ディスク装置20は上位ディスク装置
に比べて磁気ヘッドのヘッド圧が大きく、かつ、磁気ヘ
ッドも角張った形状のものが採用されている。よって、
誤って上位ディスクカートリッジ60を下位ディスク装
置20に装着すると、磁気ディスク64の表面(磁性
層)に傷が発生し、記録していた情報が破壊されたり、
また新たな記録再生処理が実施できなくなるおそれがあ
る。
【0027】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、上位ディスクカートリッジが下位ディスク装置に
誤挿入されることを防止しうるディスクカートリッジ及
びディスク装置を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、次に述べる手段を講じたことを特徴とするも
のである。請求項1記載の発明では、筐体内部にディス
ク状記録媒体を収容し、ディスク装置に前記筐体を挿入
して前記ディスク状記録媒体に対し記録再生処理を行な
うディスクカートリッジにおいて、前記筐体の挿入方向
前縁でかつその片方角部に、前記筐体の挿入方向に対し
斜めに切除した構成の切除部と、該切除部に対し突出し
た構成の突出部とを、厚さ方向に重なるよう形成したこ
とを特徴とするものである。
【0029】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の第1のディスクカートリッジと、筐体内部にディ
スク状記録媒体を収容してなり、前記筐体の挿入方向前
縁でかつその片方角部に、前記第1のディスクカートリ
ッジに形成された切除部と略等しい傾斜を有するよう斜
めにその厚さ全体にわたり切除された全体切除部を備え
た第2のディスクカートリッジとの何れをも収容可能な
構成とされたディスク装置であって、前記第1及び第2
のディスクカートリッジが共に収容される収容空間内
に、前記切除部及び前記全体切除部に対応した傾斜を有
する壁部と、前記第1のディスクカートリッジに形成さ
れた前記突出部のみを収納する突出部収納部とを設けた
ことを特徴とするものである。
【0030】上記の各手段は、次のように作用する。請
求項1記載の発明によれば、前記筐体の挿入方向前縁で
かつその片方角部に切除部及び突出部を形成し、切除部
を筐体の挿入方向に対し斜めに切除した構成とすると共
に、突出部を切除部に対し突出した構成とすることによ
り、この切除部及び突出部に基づきディスクカートリッ
ジの誤挿入検出を行なうことができる。
【0031】即ち、本請求項の発明に係るディスクカー
トリッジを下位ディスク装置に挿入した場合、下位ディ
スク装置に設けられているディスクカートリッジ誤挿入
防止機構は突出部の存在により本請求項の発明に係るデ
ィスクカートリッジの挿入を阻止する。よって、本請求
項の発明に係るディスクカートリッジを誤って下位ディ
スク装置に挿入装着されることを防止することができ、
筐体内部に収納されたディスク状記録媒体の保護を図る
ことができる。
【0032】また、請求項2記載の発明によれば、第1
及び第2のディスクカートリッジが共に収容される収容
空間内に、第1のディスクカートリッジに設けられた切
除部及び第2のディスクカートリッジに設けられた全体
切除部に対応した傾斜を有する壁部を設けることによ
り、適正な方向で第1及び第2のディスクカートリッジ
が挿入された際、切除部及び全体切除部は壁部に係合す
るため、よって第1及び第2のディスクカートリッジの
ディスク装置内への挿入は許容される。
【0033】また、第1及び第2のディスクカートリッ
ジが共に収容される収容空間内に、第1のディスクカー
トリッジに設けられた突出部のみを収納する突出部収納
部を設けることにより、突出部の形成されていない角部
が突出部収納部と対向する状態でディスクカートリッジ
を挿入した際(即ち、第1及び第2のディスクカートリ
ッジを不適正な方向で挿入した際)、この角部は突出部
収納部と当接しディスクカートリッジの挿入を防止す
る。よって、ディスク装置に対し、第1及び第2のディ
スクカートリッジが誤挿入させることを防止することが
できる。
【0034】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1乃至図3は、本発明の一実
施例であるディスクカートリッジ80を示している。
尚、図1はディスクカートリッジ80の斜視図であり、
図2はディスクカートリッジ80を拡大して示す図であ
り、図3はディスクカートリッジ80の六面図である。
【0035】各図に示されるように、ディスクカートリ
ッジ80は、樹脂製のハードケース82(筐体)内にデ
ィスク状の記録媒体84(図3に示す。尚、以下の説明
では磁気ディスクという)を収納した構成とされてい
る。磁気ディスク84はその中央部分に金属製ハブ84
aが設けられており、この金属製ハブ84aにはスピン
ドル軸嵌入孔84b及び位置決めホール84cが形成さ
れている。本実施例における磁気ディスク84は、高密
度記録が可能な構成とされており、例えば200Mバイ
トの記憶容量を有したものである。
【0036】このように、大記憶容量を有した磁気ディ
スク84の場合、該磁気ディスク84の表面に微細な傷
が付いただけでも、その記憶内容に重大な影響を及ぼす
おそれがあることは前述した通りである。よって、磁気
ディスク84に対しては、傷等が発生しないよう取り扱
う必要がある。このディスクカートリッジ80は、後述
する磁気ディスク装置100(図4参照)に挿入装着さ
れて、磁気ディスク84に対し記録再生処理が行なわれ
る。後に詳述するように、磁気ディスク装置100は図
11に示した従来から広く用いられているディスクカー
トリッジ10に対しても記録再生処理を行いうる構成と
されている。
【0037】尚、以下の説明において、図11を用いて
先に説明した従来から広く用いられている1.44Mバ
イトのディスクカートリッジ10を下位ディスクカート
リッジ10といい、図13を用いて先に説明した下位デ
ィスクカートリッジ10専用のフロッピーディスク装置
20を下位ディスク装置20といい、図1乃至図3に示
す本実施例に係るディスクカートリッジ80を上位ディ
スクカートリッジ80といい、更に図4に示す下位ディ
スクカートリッジ10及び上位ディスクカートリッジ8
0を共に記録再生しうる磁気ディスク装置100を上位
ディスク装置100というものとする。
【0038】再び図1乃至図3に戻り、上位ディスクカ
ートリッジ80の説明を続ける。上位ディスクカートリ
ッジ80の上位ディスク装置100への挿入方向(図1
1に矢印X1で示す)の前縁で、かつその片方(図1に
矢印Y1で示す方向)の角部には、誤挿入検出部88が
形成されている。この誤挿入検出部88は、切除部90
と突出部92とにより構成されている。
【0039】切除部90と突出部92は、ハードケース
82の厚さ方向に重なるよう形成されている。この切除
部90及び突出部92は樹脂製のハードケース82に一
体的に形成されているため、切除部90及び突出部92
を上位ディスクカートリッジ80に設けるのに困難を伴
うようなことはない。また、切除部90は、ハードケー
ス82を上位ディスク装置100へ挿入する方向X1に
対し斜めに切除された構成とされている。この切除部9
0の傾斜角度は、図11に示す下位ディスクカートリッ
ジ10に設けられている全面切除部38の傾斜角度と等
しく設定されている。
【0040】また、突出部92は切除部90に対し突出
した構成とされており、よって図1及び図3(B)に示
されるように、上位ディスクカートリッジ80を正面視
した場合、ハードケース82の四隅位置は共に略直角と
なった構成とされている。しかるに、図1及び図3
(D)に示されるように、上位ディスクカートリッジ8
0を背面視した場合、ハードケース82の誤挿入検出部
88が形成された位置は、切除部90が形成されること
により窪んだ構成となっている。尚、誤挿入検出部88
が形成された部位以外の四隅位置を、以下角部94a〜
94cというものとする。
【0041】一方、ハードケース82の磁気ディスク8
4と対向する所定位置には開口96(図3に示す)が形
成されており、この開口96は通常シャッター86によ
り閉じられている。このシャッター86にも開口部86
aが形成されており、上位ディスクカートリッジ80が
適正に上位ディスク装置100に挿入されることにより
シャッター86は図1中矢印Y2方向に移動し、開口9
6と開口部86aが一致して磁気ディスク84がハード
ケース82から露出する構成とされている。
【0042】尚、図1乃至図3において、83は誤消去
防止用スイッチであり、また85は上位ディスクカート
リッジ80であることを識別するための識別孔である。
上記構成とされた上位ディスクカートリッジ80は、図
4に示される上位ディスク装置100に挿入装着される
ことにより、磁気ディスク84に対し記録再生処理が実
施される。以下、本発明の一実施例である上位ディスク
装置100について説明する。
【0043】図4は本発明の一実施例である上位ディス
ク装置100を示す平面図である。同図に示す上位ディ
スク装置100は、図1乃至図3を用いて説明した上位
ディスクカートリッジ80、及び図11を用いて説明し
た下位ディスクカートリッジ10の何れをも装着して記
録再生処理を行ないうる構成(いわゆる、コンパチブル
な構成)とされている。
【0044】この上位ディスク装置100は、フレーム
102上に摺動可能とされたスライダ104と、このス
ライダ104の内側に設けられたホルダ106と、ラッ
チレバー108とよりなるディスクカートリッジ装着機
構110を設けてなる。フレーム102は例えばアルミ
ダイキャスト製とされており、その上部にはステッピン
グモータ113により図中矢印X1,X2方向に移動す
るヘッドキャリッジ112が設けられている。
【0045】このヘッドキャリッジ112には磁気ヘッ
ド115が配設されており、よってヘッドキャリッジ1
12が図中矢印X1,X2方向に移動することにより、
磁気ヘッド115は磁気ディスク14,84の径方向に
移動し、ディスク上の所定位置において記録再生処理を
行なう。この際、磁気ヘッド115の磁気ディスク1
4,84に対するヘッド力は下位ディスク装置20のヘ
ッド圧に比べて小さく設定してあり、更に磁気ヘッド1
15は磁気ディスク14,84に対するヘッド当たりを
滑らかにするために角部が丸められた構成とされてい
る。
【0046】これにより、高記憶容量を有した磁気ディ
スク84の保護が図られている。尚、本実施例ではヘッ
ドキャリッジ112の駆動手段としてステッピングモー
タ113を用いているが、更に精度のよいボイスコイル
モータ等を用いた構成としてもよい。一方、フレーム1
02の下面にはディスク駆動モータ(図示せず)が配設
されており、このディスク駆動モータの回転軸117
(スピンドル軸)の上部には磁気ディスク14,84が
載置されるターンテーブル114が配設されている。
【0047】ホルダ106は板金をプレス等により折曲
加工したものであり、内部にディスクカートリッジ1
0,80が挿入される空間部を形成した構成とされてい
る。下位ディスクカートリッジ10と上位ディスクカー
トリッジ80は、略等しい形状とされているため、ホル
ダ106に対して各ディスクカートリッジ10,80を
挿入することができる。また、ホルダ106の両側面に
はピン部116a〜116dが突出形成され、スライダ
104の両側面に設けられた傾斜溝(図に現れず)に係
合している。
【0048】また、ラッチレバー108は、フレーム1
02に立設された支軸124に回転可能に取り付けられ
ており、トーションバネ126により常に図中反時計方
向(図4中、矢印A1で示す方向)に回転付勢されてい
る。このラッチレバー108は、各ディスクカートリッ
ジ10,80がホルダ106内に挿入されることにより
シャッター16,86を開ける動作を行なうと共に、各
ディスクカートリッジ10,80が所定装着位置まで挿
入された時点で、スライダ104(図示しないバネによ
り矢印X2方向に付勢されている)との係合を解除する
機能を奏するこれについて更に詳述すると、ラッチレバ
ー108はスライダ104と係合する爪部128を一体
的に設けており、イジェクト時においてはこの爪部12
8がスライダ104と係合することによりスライダ24
の矢印X2方向への移動を規制する構成となっている。
【0049】これに対し、ディスクカートリッジ10,
80がホルダ106内に挿入され、これに伴いラッチレ
バー108が図中矢印A2方向に回転する。これによ
り、爪部128はスライダ104から離間し、よってス
ライダ104は図中矢印X2方向に移動し、これに伴い
ディスクカートリッジ10,80が挿入されたホルダ1
06が下動する。
【0050】これにより、ディスクカートリッジ10,
80はターンテーブル114に装着されると共に、ヘッ
ドキャリッジ112に設けられている磁気ヘッド115
はハードケース12,82に設けられている開口96を
介して磁気ディスク14,84に当接する。ところで、
上位ディスク装置100においても、ディスクカートリ
ッジ10,80がホルダ106に誤挿入されると、シャ
ッタ16,86が開かなかったり、また磁気ヘッド11
5がディスクカートリッジ10,80に衝突して損傷し
てしまうおそれがある。
【0051】このため、上位ディスク装置100にもデ
ィスクカートリッジ10,80が所定の正しい向きで挿
入されたときのみディスクカートリッジ10,80の挿
入を許容するディスクカートリッジ誤挿入防止機構12
2が設けられている。以下、本実施例で適用しているデ
ィスクカートリッジ誤挿入防止機構122について説明
する。
【0052】カートリッジ誤挿入防止機構122は、カ
ートリッジ挿入時にディスクカートリッジ10,80が
誤った向きで挿入されることを防止する機能を奏するも
のである。このカートリッジ誤挿入防止機構122は、
上位及び下位ディスクカートリッジ10,80が両方共
に収容可能とされたホルダ106の収容空間内に設けら
れている。
【0053】具体的には、カートリッジ誤挿入防止機構
122はホルダ106に形成されており、前記した切除
部90(図1及び図2参照)及び全体切除部38(図1
1参照)に対応した傾斜を有する壁部130と、上位デ
ィスクカートリッジ80に形成された突出部92(図1
及び図2参照)のみを収納する突出部収納部132とに
より構成されている。
【0054】このカートリッジ誤挿入防止機構122
は、前記したように板金をプレス等により折曲加工して
ホルダ106を形成する際、同時に形成可能なものであ
り、よって容易に形成することができる。具体的には、
ホルダ106となる板金のカートリッジ誤挿入防止機構
122の形成位置位置に三角形状板金片134(図6に
一点鎖線で示す)を形成しておき、この三角形状板金片
134を折り曲げることによりカートリッジ誤挿入防止
機構122を形成する。この三角形状板金片134の傾
斜片が壁部130となり、また三角形状板金片134を
折り曲げることにより形成される空間部が突出部収納部
132となる。
【0055】続いて、図7乃至図10を用い、上述した
本実施例に係る上位ディスク装置100及び従来から用
いられている下位ディスク装置20の夫々に対し、上位
ディスクカートリッジ80或いは下位ディスクカートリ
ッジ10を挿入した時の動作について説明する。図7
は、各ディスク装置100,20に対し、上位ディスク
カートリッジ80を正しい向きで挿入した状態を示して
いる。また、図7(A)は上位ディスク装置100を示
しており、図7(B)は下位ディスク装置20を示して
いる。
【0056】図7(A)に示すように、上位ディスク装
置100に上位ディスクカートリッジ80を正しい向き
で挿入すると、上位ディスクカートリッジ80に設けら
れた誤挿入検出部88を構成する突出部92は、カート
リッジ誤挿入防止機構122を構成する突出部収納部1
32内に収納される。また、誤挿入検出部88を構成す
る切除部90はカートリッジ誤挿入防止機構122を構
成する壁部130と係合する。
【0057】よって、上位ディスクカートリッジ80を
正しい向きで挿入したした際、上位ディスクカートリッ
ジ80は上位ディスク装置100に挿入装着することが
でき、磁気ディスク84に対し良好な状態で記録再生処
理を行なうことができる。これに対し、図7(B)に示
すように、下位ディスク装置20に上位ディスクカート
リッジ80を正しい向きで挿入すると、上位ディスクカ
ートリッジ80の誤挿入検出部88には突出部92が形
成されているため、突出部92は誤挿入防止ピン50c
と当接し上位ディスクカートリッジ80の挿入を阻止す
る。
【0058】これにより、上位ディスクカートリッジ8
0が誤って下位ディスク装置20に装着することを防止
することができる。よって、上位ディスクカートリッジ
80に収納された磁気ディスク84に対し、ヘッド圧が
大きくかつ角ばった形状の磁気ヘッドが当接することを
未然に防ぐことができ、磁気ディスク84に損傷が発生
することを確実に防止することができる。
【0059】図8は、各ディスク装置100,20に対
し、上位ディスクカートリッジ80を表裏逆向きで挿入
した状態(誤挿入した状態)を示している。また、図8
(A)は上位ディスク装置100を示しており、図8
(B)は下位ディスク装置20を示している。図8
(A)に示すように、上位ディスク装置100に上位デ
ィスクカートリッジ80を表裏逆向きで挿入すると、上
位ディスクカートリッジ80の略直角状とされた角部9
4aがカートリッジ誤挿入防止機構122と対峙した状
態となる。このため、角部94aはカートリッジ誤挿入
防止機構122の壁部130と衝突し、それ以上の挿入
が禁止される。よって、磁気ディスク84及び磁気ヘッ
ド115に損傷が発生することを確実に防止することが
できる。
【0060】また、図8(B)に示すように、下位ディ
スク装置20に上位ディスクカートリッジ80を表裏逆
向きで挿入すると、上位ディスクカートリッジ80の略
直角状とされた角部94aが誤挿入防止ピン50cと当
接し上位ディスクカートリッジ80の挿入を阻止する。
これにより、上位ディスクカートリッジ80が誤って下
位ディスク装置20に装着することを防止することがで
き、磁気ディスク84に損傷が発生することを確実に防
止することができる。
【0061】図9は、各ディスク装置100,20に対
し、下位ディスクカートリッジ10を正しい向きで挿入
した状態を示している。また、図9(A)は上位ディス
ク装置100を示しており、図9(B)は下位ディスク
装置20を示している。図9(A)に示すように、上位
ディスク装置100に下位ディスクカートリッジ10を
正しい向きで挿入すると、下位ディスクカートリッジ1
0に設けられた全体切除部38は、カートリッジ誤挿入
防止機構122を構成する壁部130と係合する。よっ
て、下位ディスクカートリッジ80を上位ディスク装置
100に挿入装着することができ、磁気ディスク14に
対し記録再生処理を行なうことが可能となる。
【0062】これに対し、図9(B)に示すように、下
位ディスク装置20に下位ディスクカートリッジ10を
正しい向きで挿入すると、先に図14を用いて説明した
ように、下位ディスクカートリッジ10に形成されてい
る全体切除部38により誤挿入防止ピン50cは外側に
向け変位する。よって、下位ディスクカートリッジ80
を下位ディスク装置20に挿入装着することができ、磁
気ディスク14に対し記録再生処理を行なうことが可能
となる。
【0063】図10は、各ディスク装置100,20に
対し、下位ディスクカートリッジ10を表裏逆向きで挿
入した状態(誤挿入した状態)を示している。また、図
10(A)は上位ディスク装置100を示しており、図
10(B)は下位ディスク装置20を示している。図1
0(A)に示すように、上位ディスク装置100に下位
ディスクカートリッジ10を表裏逆向きで挿入すると、
下位ディスクカートリッジ10の略直角状とされた角部
40aがカートリッジ誤挿入防止機構122と対峙した
状態となる。このため、角部40aはカートリッジ誤挿
入防止機構122の壁部130と衝突し、それ以上の挿
入が禁止される。よって、磁気ディスク14及び磁気ヘ
ッドに損傷が発生することを確実に防止することができ
る。
【0064】また、図10(B)に示すように、下位デ
ィスク装置20に下位ディスクカートリッジ10を表裏
逆向きで挿入すると、下位ディスクカートリッジ10の
略直角状とされた角部40aが誤挿入防止ピン50cと
当接し下位ディスクカートリッジ10の挿入を阻止す
る。これにより、下位ディスクカートリッジ10が誤っ
て下位ディスク装置20に装着することを防止すること
ができ、磁気ディスク14及び磁気ヘッドに損傷が発生
することを確実に防止することができる。
【0065】尚、上記した実施例では、磁気ディスク装
置を例に挙げて説明したが、これに限らず、これ以外の
例えば光ディスク装置あるいは光磁気ディスク装置等に
も適用できるのは勿論である。また、上記実施例では、
スライダがホルダの下方を摺動する構成を一例として説
明したが、これに限らず、例えばスライダがホルダの上
方を摺動する構成のものにも本発明を適用することがで
きる。
【0066】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、次に述べる
種々の効果を実現することができる。請求項1記載の発
明によれば、本請求項の発明に係るディスクカートリッ
ジを下位ディスク装置に挿入した場合、下位ディスク装
置に設けられているディスクカートリッジ誤挿入防止機
構は突出部の存在により本請求項の発明に係るディスク
カートリッジの挿入を阻止するため、誤って下位ディス
ク装置に挿入装着されることを防止することができ、よ
って筐体内部に収納されたディスク状記録媒体の保護を
図ることができる。
【0067】また、請求項2記載の発明によれば、第1
及び第2のディスクカートリッジが適正な方向で第1及
び第2のディスクカートリッジが挿入された際、切除部
及び全体切除部は壁部に係合するため、第1及び第2の
ディスクカートリッジのディスク装置内への挿入は許容
される。また、第1及び第2のディスクカートリッジが
不適正な方向で挿入した際、第1及び第2のディスクカ
ートリッジの角部は突出部収納部と当接しディスクカー
トリッジの挿入を防止するため、ディスク装置に対して
第1及び第2のディスクカートリッジが誤挿入させるこ
とを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるディスクカートリッジ
(上位ディスクカートリッジ)の斜視図である。
【図2】本発明の一実施例であるディスクカートリッジ
の要部を拡大して示す図である。
【図3】本発明の一実施例であるディスクカートリッジ
を示す図であり、(A)は平面図,(B)は正面図,
(C)は底面図,(D)は背面図,(E)は左側面図,
(F)は右側面図である。
【図4】本発明の一実施例であるディスク装置(上位デ
ィスク装置)の平面図である。
【図5】本発明の一実施例であるディスク装置に設けら
れるホルダを示す斜視図である。
【図6】本発明の一実施例であるディスク装置に設けら
れるホルダの要部を拡大して示す図である。
【図7】本発明におけるディスクカートリッジの誤挿入
防止動作を説明するための図である(その1)。
【図8】本発明におけるディスクカートリッジの誤挿入
防止動作を説明するための図である(その2)。
【図9】本発明におけるディスクカートリッジの誤挿入
防止動作を説明するための図である(その3)。
【図10】本発明におけるディスクカートリッジの誤挿
入防止動作を説明するための図である(その4)。
【図11】従来から用いられているディスクカートリッ
ジ(下位ディスクカートリッジ)の斜視図である。
【図12】従来の高容量ディスクカートリッジ(上位デ
ィスクカートリッジ)の斜視図である。
【図13】従来から用いられているフロッピーディスク
装置の平面図である。
【図14】従来におけるディスクカートリッジの誤挿入
防止動作を説明するための図である。
【符号の説明】
10 下位ディスクカートリッジ 12,82 ハードケース 14,84 磁気ディスク 20 下位ディスク装置 22,102 フレーム 24,104 スライダー 26,106 ホルダ 30,110 ディスクカートリッジ装着機構 32,112 ヘッドキャリッジ 38 全体切除部 40a〜40c,94a〜94c 角部 42,122 カートリッジ誤挿入防止機構 50 誤挿入防止部材 50c 誤挿入防止ピン 80 上位ディスクカートリッジ 90 切除部 92 突出部 100 上位ディスク装置 115 磁気ヘッド 130 壁部 132 突出部収納部 134 三角形状板片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内部にディスク状記録媒体を収容
    し、ディスク装置に前記筐体を挿入して前記ディスク状
    記録媒体に対し記録再生処理を行なうディスクカートリ
    ッジにおいて、 前記筐体の挿入方向前縁でかつその片方角部に、 前記筐体の挿入方向に対し斜めに切除した構成の切除部
    と、 該切除部に対し突出した構成の突出部とを、 厚さ方向に重なるよう形成したことを特徴とするディス
    クカートリッジ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の第1のディスクカートリ
    ッジと、 筐体内部にディスク状記録媒体を収容してなり、前記筐
    体の挿入方向前縁でかつその片方角部に、前記第1のデ
    ィスクカートリッジに形成された切除部と略等しい傾斜
    を有するよう斜めにその厚さ全体にわたり切除された全
    体切除部を備えた第2のディスクカートリッジとの何れ
    をも収容可能な構成とされたディスク装置であって、 前記第1及び第2のディスクカートリッジが共に収容さ
    れる収容空間内に、 前記切除部及び前記全体切除部に対応した傾斜を有する
    壁部と、 前記第1のディスクカートリッジに形成された前記突出
    部のみを収納する突出部収納部とを設けたことを特徴と
    するディスク装置。
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