JPH087423A - 情報記録媒体カートリッジおよび誤挿入防止装置 - Google Patents

情報記録媒体カートリッジおよび誤挿入防止装置

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JPH087423A
JPH087423A JP6138991A JP13899194A JPH087423A JP H087423 A JPH087423 A JP H087423A JP 6138991 A JP6138991 A JP 6138991A JP 13899194 A JP13899194 A JP 13899194A JP H087423 A JPH087423 A JP H087423A
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cartridge
claw
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insertion path
recording medium
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JP6138991A
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English (en)
Inventor
Yoshito Saji
義人 佐治
Yoshikazu Goto
芳和 後藤
Benichi Miyazaki
弁一 宮崎
Yoshihiro Mushishika
由浩 虫鹿
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、CDドライブ装置には挿入不可能
な情報記録媒体カートリッジと、このカートリッジとC
Dキャディの正規の挿入のみ可能で、それ以外のカート
リッジのドライブ装置への誤挿入を防止する誤挿入防止
装置を提供することを目的とする。 【構成】 カートリッジには挿入方向前端辺の角部に溝
部を設け、また誤挿入防止装置にはこの溝部に入り込む
第1のツメとこれに連動した第2のツメを設け、本カー
トリッジの正規の挿入時のみ第2のツメが待避する構成
とし、またCDキャディの正規の挿入時は第2のツメが
CDキャディの挿入方向前端辺の角部にあるテーパ形状
により回転、待避する構成とし、上記目的を達成してド
ライブ装置の損傷を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報記録媒体を収納す
る情報記録媒体カートリッジと、装置への誤挿入を防止
する誤挿入防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば光ディスクのような情報記録媒体
には、記録方式の違いなどにより現状では互いに互換性
のない規格が複数あるが、これらの情報記録媒体を収納
するカートリッジ(以降カートリッジと略称する)はコ
スト、将来の互換性などの理由から互いによく似た寸法
になる場合が多い。こうした場合にはドライブ装置に異
なるカートリッジが挿入されないように誤挿入防止装置
が必要になる。
【0003】このような異種カートリッジの誤挿入を防
止する従来の技術例が、特開平1−30068号公報に
開示されている。この公報には、カートリッジには装置
への挿入方向前端辺の一方の角部にテーパを設け、装置
には誤挿入防止用のレバーを設け、このカートリッジを
正規の向きで挿入したときのみテーパがレバーをガイド
して回動させ、ストッパを解除させ、カートリッジの挿
入が可能になる構成が開示されている。
【0004】また、最近はユーザが光ディスク(CD)
を中に入れて装置へ挿入するケース型のカートリッジ
(CDキャディ)が一般に普及している。この従来のカ
ートリッジおよびこれを装着する従来のドライブ装置に
おける誤挿入防止の方法を図10および図11を用いて
説明する。
【0005】図10は従来のカートリッジおよび誤挿入
防止装置を示した構成図であり、図11は従来のドライ
ブ装置における誤挿入防止装置の一部を示した構成図で
ある。
【0006】図10および図11において、100は片
面に記録層を設けた光ディスク(CD)を収納するカー
トリッジで現在広く普及しているCDキャディと呼ばれ
るものである。このCDキャディ100には、挿入方向
先端部の両側の角部の下側に底面から約1.5mmの高
さでテーパ部100a、100bが設けられており、テ
ーパ部以外の角部100c〜100fは平坦面の直交す
る同一のコーナー形状である。また200はCDキャデ
ィ対応ドライブ装置(以下、CDドライブと呼ぶ)に設
けられた誤挿入防止装置で、201はカートリッジガイ
ド、202はカートリッジガイド201に固定された支
軸である。203は回転自在に支軸202に支持された
ツメで、ツメ203の先端部203aはCDキャディ1
00のテーパ部100aまたは100bに対応する高さ
位置の範囲でCDキャディの挿入経路内に突出してい
る。204はツメ203の矢印203A方向への回転を
付勢するバネ、205はカートリッジガイド201に固
定され、バネ204を係止しツメ203の矢印203A
方向への回転を規制するストッパである。これらカート
リッジガイド201、支軸202、ツメ203、バネ2
04、およびストッパ205で誤挿入防止装置200を
構成している。
【0007】以上のように構成された従来のカートリッ
ジおよび誤挿入防止装置は、CDキャディ100がCD
ドライブ200に対して図10に示すように正しい向き
で矢印100A方向に挿入された場合は、ツメ203の
先端部203aがテーパ部100aにガイドされながら
押されて矢印203B方向に回転し、カートリッジガイ
ド201のカートリッジ挿入経路内から押し出され、C
Dキャディ100はそのままCDドライブ200内に挿
入される。しかしもしCDキャディ100の挿入方向を
誤り、裏返して挿入したり前後逆に挿入したりすると、
挿入方向に直角な角部100c〜100fの平坦面がツ
メ203の先端部203aに衝突し、ツメ203は回転
しないためCDキャディ100はそれより先には挿入で
きない。またCDキャディ以外のカートリッジが挿入さ
れた場合も、このカートリッジの角部が平坦面の直交す
る通常のコーナー形状であればツメ203がストッパに
なり誤挿入されるのを防ぐ。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら今後、よ
り高密度記録の新しい光ディスクの開発、商品化が行な
われた場合、それまで普及していた光ディスクの豊富な
ソフトウエアをも再生できるように、ドライブ装置は従
来の光ディスクのカートリッジ(CDキャディ)と新し
い光ディスクのカートリッジの両方を挿入でき、しかも
それ以外のカートリッジが挿入されるのを防止する必要
がある。また従来の光ディスクを再生する従来のドライ
ブ装置は、当然新しい光ディスクを再生できるようには
作られていないので、新しい光ディスクのカートリッジ
は従来のドライブ装置には挿入できない形状にする必要
もある。
【0009】本発明は上記課題を解決し、従来のドライ
ブ装置には挿入できず新しいドライブ装置のみに挿入で
きる新しい光ディスクのカートリッジと、新しい光ディ
スクのカートリッジと従来の光ディスクのカートリッジ
(CDキャディ)のみを挿入可能とし、それ以外のカー
トリッジが挿入されてドライブ装置が損壊されるのを防
止する誤挿入防止装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の情報記録媒体カ
ートリッジは上記目的を達成するために、装置への挿入
方向長が幅方向長よりも長い概方形の平面形状を有し、
装置への挿入方向前端辺の角部の厚み方向の上下端近傍
を残した中央部に溝部を設け、装置への挿入方向前端辺
の両角部の上下端近傍と、装置への挿入方向後端辺の両
角部にはそれぞれ装置への挿入方向と直交する平坦面を
形成した構造をとる。
【0011】また本発明の誤挿入防止装置は、情報記録
媒体カートリッジの上下面および両側面を規制して挿入
経路を形成するカートリッジガイドと、挿入経路外に固
定された第1の支軸と、前記第1の支軸に回動自在に軸
支され、挿入経路の入口付近の側面で挿入経路の上下面
いずれの面からも間隙を有した中央部から挿入経路内に
突出する概三角形の第1のツメを有する検出部材と、前
記検出部材を挿入経路内に突出させる方向に付勢する第
1の付勢手段と、前記検出手段に固定された第2の支軸
と、前記第2の支軸に回動自在に軸支され、挿入経路の
入口付近の側面で前記第1のツメよりも奥で挿入経路の
下面近傍から挿入経路内に突出する第2のツメと、前記
第2のツメを挿入経路内に突出させる方向に前記検出部
材に対して付勢する第2の付勢手段とからなり、通常、
前記検出部材は前記第1の付勢手段により前記第1のツ
メを挿入経路内に突出させかつ前記第2のツメを挿入経
路から退避させた状態であり、前記第1のツメが情報記
録媒体カートリッジ等により挿入経路内から押し出され
たときは前記検出部材は前記第2のツメを挿入経路内に
突出させた状態になることを特徴とし、また前記第1の
ツメは突出していても情報記録媒体カートリッジの挿入
方向前端辺の角部に押されて挿入経路内から押し出さ
れ、前記第2のツメは突出していると情報記録媒体カー
トリッジの挿入方向前端辺の角部に当たって情報記録媒
体カートリッジのそれ以上の侵入を妨げる形状を有する
ものである。
【0012】
【作用】上記本発明のカートリッジによれば、対応する
ドライブ装置への挿入に際し、前端辺の角部の厚み方向
中央部に設けた溝部により、ドライブ装置の誤挿入防止
ツメをカートリッジ挿入経路の外に位置せしめてカート
リッジの挿入を可能とする。またCDドライブ装置への
挿入に際しては、前端辺の角部の厚み方向上下端および
後端辺の角部に設けた平坦面によりどのような向きで挿
入しようとしても、CDキャディ以外の挿入を防止する
ツメに衝突して挿入が防止される。
【0013】また、上記本発明の誤挿入防止装置によれ
ば、前記本発明のカートリッジが正規の姿勢で挿入され
た場合は前述したように挿入可能となり、またCDキャ
ディが挿入された場合は溝部が無いので誤挿入防止ツメ
がカートリッジ挿入経路内に突出するが、CDキャディ
の前端辺の角部の下端に設けられたテーパ部によりツメ
がガイドされて挿入経路外に押し出されCDキャディの
挿入を可能とする。しかし本発明のカートリッジおよび
CDキャディ以外のカートリッジ、すなわち角部が平坦
面の直交するコーナー形状の通常のカートリッジが挿入
された場合は、誤挿入防止ツメがストッパになり挿入さ
れない。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例の情報記録媒体カー
トリッジおよび誤挿入防止装置について、図面を参照し
ながら説明する。
【0015】図1はユーザがCDを中に入れて装置へ挿
入する従来のカートリッジ(以下CDキャディと呼ぶ)
および本発明の一実施例における誤挿入防止装置の斜視
図である。図1において100はCDを収納するCDキ
ャディで、ドライブ装置への挿入方向(矢印100A方
向)の長さが幅方向の長さよりも長い概方形の平面形状
で、矢印100A方向先端側の両側の角部の下側に底面
から約1.5mmの高さでテーパ部100a、100b
が設けられており、テーパ部以外の角部100c〜10
0fは平坦面の直交する同一のコーナー形状である。ま
た21は情報記録媒体11の記録または再生を行なうド
ライブ装置に設けられたカートリッジガイドで、側面2
1b、21c、底面21d、および図示しない上面によ
りカートリッジ挿入経路21aを構成し、カートリッジ
10の挿入をガイドする。22はカートリッジガイド2
1のカートリッジ10挿入経路の入口付近の切り欠き部
21eに設けた誤挿入防止部で、カートリッジガイド2
1および誤挿入防止部22により誤挿入防止装置20を
構成している。図3に誤挿入防止部22の詳細を示す。
【0016】図2は本発明の一実施例におけるカートリ
ッジおよび誤挿入防止装置の斜視図である。図2におい
て、11は片面に記録層を設けた高記録密度の情報記録
媒体で、コンパクトディスク(以下CDと呼ぶ)とは別
規格の高記録密度の情報記録媒体であり、通常のCD用
のドライブ装置(以下CDドライブと呼ぶ)では読み取
ることのできないものである。12は情報記録媒体11
を収納するカートリッジケース、13は防塵用のシャッ
タで装置内に収納されると矢印13A方向にスライドし
て開口し情報記録媒体11の一部を露出し、図示しない
光ヘッドによる再生または記録動作を可能にする。これ
ら情報記録媒体11、カートリッジケース12、および
シャッタ13によりカートリッジ10(情報記録媒体カ
ートリッジ)を構成する。またカートリッジ10はドラ
イブ装置への挿入方向(矢印10A方向)の長さが幅方
向の長さよりも長い概方形の平面形状で、少なくとも幅
方向の長さはCDキャディとほぼ同じとし、矢印10A
方向先端側の一方の角部には厚み方向の上下端近傍を残
した中央部に、テーパ状の終端形状(10a’)を呈し
た溝部10aを設けてある。この溝部10a以外の角部
10b〜10fは平坦面の直交する同一のコーナー形状
である。また誤挿入防止装置20については図1と同様
であり同一番号を付して説明を省略する。
【0017】図3において、23はカートリッジガイド
21に固定された支軸(第1の支軸)、24は三角形の
ツメ24a(第1のツメ)を有し支軸23に回動自在に
軸支される検出部材であり、このツメ24aはカートリ
ッジ10の溝部10a内に入る厚みと高さを有し、検出
部材24の回動にともないカートリッジ挿入経路21a
内へ突出(図の状態)したり引っ込んだりする。またこ
のツメ24aは、突出状態でカートリッジ挿入方向10
Aまたは100Aに対して緩やかに立ち上がる形状を有
している。また25は検出部材24の矢印24A方向へ
の回転を付勢するバネ(第1の付勢手段)、26はカー
トリッジガイド21に固定され、バネ25を係止すると
ともに検出部材24の矢印24A方向への回転を規制
(図が規制された状態)するストッパである。また27
は検出手段24に固定された支軸(第2の支軸)、28
は支軸27に回動自在に軸支されるツメ(第2のツメ)
で、先端部28aはCDキャディ100のテーパ部10
0a内に入る厚みと高さを有し、最先端は1mm程度の
R形状を有している。また29はツメ28の矢印28A
方向への回転を付勢するバネ(第2の付勢手段)、24
bは検出部材24に設けられ、バネ29を係止するとと
もにツメ28の矢印28A方向への回転を規制(図が規
制された状態)するストッパである。ここで、検出部材
24が24A方向に回転してカートリッジ挿入経路21
a内にツメ24aが突出しているとき、ツメ先端部28
aはカートリッジ挿入経路21aから引っ込んだ状態
(図の状態)で、逆にツメ24aが外力により24B方
向に押されカートリッジ挿入経路21aから引っ込む
と、検出部材24の矢印24B方向への回転によりツメ
先端部28aはツメ24aよりも奥でカートリッジ挿入
経路21a内に突出した状態となる。この状態でツメ2
8の最先端と支軸27の中心を結ぶ直線はカートリッジ
挿入方向10Aまたは100Aに対して30度程度の角
度で向かい合う。
【0018】以上のように構成された情報記録媒体カー
トリッジおよび誤挿入防止装置について、以下図面を用
いてその動作を説明する。
【0019】まず、CDキャディ100が誤挿入防止装
置20に挿入された場合について説明する。図1に示す
ように正しくCDキャディ100が矢印100A方向に
挿入されると、図4に示すようにツメ24aは角部10
0cとそれに続く側壁100gに押されて矢印24B方
向に回転し、カートリッジ挿入経路21a外に押し出さ
れる。これによりツメ先端部28aがカートリッジ挿入
経路21a内に突出して来る。そしてCDキャディ10
0の先端がツメ先端部28aに到達すると、ツメ先端部
28aはテーパ部100aにガイドされて矢印28B方
向に回転し、カートリッジ挿入経路21a外に押し出さ
れる。このようにしてCDキャディ100のドライブ装
置へのスムーズな挿入動作を可能とする。
【0020】またもしここでCDキャディ100が誤っ
て表裏逆に挿入されたとすると、図5に示すようにツメ
24aはカートリッジ挿入経路21a外に押し出される
が、ツメ先端部28aが角部100dに突き当り、ここ
にはツメ先端部28aをガイドするテーパ形状が無いの
でツメ28は回動できず、従ってこのツメ28がストッ
パとなり、それ以上CDキャディ100がドライブ装置
に挿入されるのを妨げる。
【0021】またもしCDキャディ100が誤って前後
逆に挿入されたとすると、図6に示すようにツメ先端部
28aが角部100eまたは100fに突き当り、図5
と同様ツメ28がストッパとなって、それ以上CDキャ
ディ100がドライブ装置に挿入されるのを妨げる。
【0022】次に、カートリッジ10が誤挿入防止装置
20に挿入された場合について説明する。図2に示すよ
うに正しくカートリッジ10が矢印10A方向に挿入さ
れると、図7に示すようにカートリッジ10に設けた溝
部10aのために、ツメ24aはカートリッジ挿入経路
21a内に突出したままとなる。従ってツメ先端部28
aはカートリッジ挿入経路21a外に待避したままの状
態となり突出して来ないため、カートリッジ10の角部
10cはツメ先端部28aに妨げられることがなく、カ
ートリッジ10はさらに奥へと挿入される。そして次に
ツメ24aは、図8に示すように溝部10aの終端のテ
ーパ10a’とそれに続く側壁10gに押されてカート
リッジ挿入経路21a外に押し出され、検出部材24が
矢印24B方向に回転するので、ツメ先端部28aが溝
部10aの下の側壁10hに当たる。しかしこの時ツメ
先端部28aは側面から側壁10hに当たるので側壁1
0hに押されてカートリッジ挿入経路21a外に押し出
される。このようにしてカートリッジ10のドライブ装
置へのスムーズな挿入動作を可能とする。
【0023】またもしここで、カートリッジ10が誤っ
て表裏逆に挿入されたり、あるいはまた前後逆に挿入さ
れたとすると、図6に示すようにツメ24aはカートリ
ッジ挿入経路21a外に押し出されるが、ツメ先端部2
8aが角部10dまたは10eまたは10fに突き当り
回転しないので、ツメ28がストッパとなって、それ以
上カートリッジ10がドライブ装置に挿入されるのを妨
げる。
【0024】またもし、カートリッジ10ともCDキャ
ディ100とも異なる規格のカートリッジが誤って挿入
された場合も、図6に示したと同様ツメ28がストッパ
となって、それ以上カートリッジがドライブ装置に挿入
されるのを妨げる。
【0025】ここで、図2において11は片面に記録層
を設けた情報記録媒体としたが、11は両面に記録層を
設けた情報記録媒体とし、カートリッジ10は表向きで
も裏向きでも挿入できるよう、溝部10aを左右両側に
設けてもいい。またカートリッジ10がこのような場
合、誤挿入防止装置20は、異種カートリッジの誤挿入
防止率をさらに向上させるため、誤挿入防止部22を左
右両側に設けても、CDキャディ100には左右両側に
テーパ部100aおよび100bがあるので同様の効果
を得ることができる。
【0026】次に、本発明の一実施例の情報記録媒体カ
ートリッジが従来のCDキャディ対応ドライブ装置(以
下、CDドライブと呼ぶ)に挿入された場合について、
図9を参照しながら説明する。
【0027】図9において200はCDドライブに設け
られた従来の誤挿入防止装置で、201はカートリッジ
ガイド、202はカートリッジガイド201に固定され
た支軸である。203は回転自在に支軸202に支持さ
れたツメで、ツメ203の先端部203aはCDキャデ
ィ100のテーパ部100aまたは100bに対応する
高さ位置の範囲でCDキャディの挿入経路内に突出して
いる。204はツメ203の矢印203A方向への回転
を付勢するバネ、205はカートリッジガイド201に
固定され、バネ204を係止しツメ203の矢印203
A方向への回転を規制するストッパである。これらカー
トリッジガイド201、支軸202、ツメ203、バネ
204、およびストッパ205で従来の誤挿入防止装置
200を構成している。
【0028】カートリッジ10が従来の誤挿入防止装置
200に挿入された場合、図9に示すように、ツメ先端
部203aが角部10cの平坦面に突き当り回転しない
ので、ツメ203がストッパとなって、それ以上カート
リッジ10がドライブ装置に挿入されるのを妨げる。ま
たもし、カートリッジ10が誤って表裏逆に挿入された
り、あるいはまた前後逆に挿入された場合でも、ツメ2
03がカートリッジ10の角部10dまたは10eまた
は10fの平坦面にツメ先端部203aが衝突して挿入
が防止される。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のカートリッ
ジはCDドライブには挿入されず、本発明の誤挿入防止
装置は本発明のカートリッジとCDキャディの誤った向
きでの挿入とこれら以外のカートリッジの挿入を確実に
防止し、ドライブ装置の破損などのトラブルを防止し、
信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のカートリッジおよび本発明の一実施例に
おける誤挿入防止装置の斜視図
【図2】本発明の一実施例におけるカートリッジおよび
誤挿入防止装置の斜視図
【図3】本発明の一実施例における誤挿入防止装置の一
部詳細を示す斜視図
【図4】本発明の一実施例における誤挿入防止装置に従
来のカートリッジが挿入された場合の動作を説明する斜
視図
【図5】本発明の一実施例における誤挿入防止装置に従
来のカートリッジが誤った向きで挿入された場合の動作
を説明する斜視図
【図6】本発明の一実施例における誤挿入防止装置に本
発明の一実施例におけるカートリッジまたは従来のカー
トリッジが誤った向きで挿入された場合もしくは異種の
カートリッジが誤って挿入された場合の動作を説明する
斜視図
【図7】本発明の一実施例における誤挿入防止装置に本
発明の一実施例におけるカートリッジが挿入された場合
の動作を説明する斜視図
【図8】本発明の一実施例における誤挿入防止装置に本
発明の一実施例におけるカートリッジが挿入された場合
の動作を説明する斜視図
【図9】本発明の一実施例におけるカートリッジが従来
の誤挿入防止装置に挿入された場合の動作を説明する斜
視図
【図10】従来のカートリッジおよび誤挿入防止装置の
斜視図
【図11】従来の誤挿入防止装置の一部詳細を示す斜視
【符号の説明】 10 カートリッジ 10a 溝部 10b〜10f 角部 11 情報記録媒体 21 カートリッジガイド 21a カートリッジ挿入経路 23 第1の支軸 24 検出部材 24a 第1のツメ 25 第1の付勢手段 27 第2の支軸 28 第2のツメ 29 第2の付勢手段
フロントページの続き (72)発明者 虫鹿 由浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両面に記録層を設けた情報記録媒体を収納
    し、装置への挿入方向長が幅方向長よりも長い概方形の
    平面形状を有し、装置への挿入方向前端辺の両角部の厚
    み方向の上下端近傍を残した中央部に溝部を設け、装置
    への挿入方向前端辺の両角部の上下端近傍と、装置への
    挿入方向後端辺の両角部にはそれぞれ装置への挿入方向
    と直交する平坦面を形成した情報記録媒体カートリッ
    ジ。
  2. 【請求項2】情報記録媒体カートリッジの上下面および
    両側面を規制して挿入経路を形成するカートリッジガイ
    ドと、挿入経路外に固定された第1の支軸と、前記第1
    の支軸に回動自在に軸支され、挿入経路の入口付近の側
    面で挿入経路の上下面いずれの面からも間隙を有した中
    央部から挿入経路内に突出する概三角形の第1のツメを
    有する検出部材と、前記検出部材を挿入経路内に突出さ
    せる方向に付勢する第1の付勢手段と、前記検出手段に
    固定された第2の支軸と、前記第2の支軸に回動自在に
    軸支され、挿入経路の入口付近の側面で前記第1のツメ
    よりも奥で挿入経路の下面近傍から挿入経路内に突出す
    る第2のツメと、前記第2のツメを挿入経路内に突出さ
    せる方向に前記検出部材に対して付勢する第2の付勢手
    段とからなり、通常、前記検出部材は前記第1の付勢手
    段により前記第1のツメを挿入経路内に突出させかつ前
    記第2のツメを挿入経路から退避させた状態であり、前
    記第1のツメが情報記録媒体カートリッジ等により挿入
    経路内から押し出されたときは前記検出部材は前記第2
    のツメを挿入経路内に突出させた状態になることを特徴
    とし、また前記第1のツメは突出していても情報記録媒
    体カートリッジの挿入方向前端辺の角部に押されて挿入
    経路内から押し出され、前記第2のツメは突出している
    と情報記録媒体カートリッジの挿入方向前端辺の角部に
    当たって情報記録媒体カートリッジのそれ以上の侵入を
    妨げる形状を有していることを特徴とする誤挿入防止装
    置。
  3. 【請求項3】片面に記録層を設けた情報記録媒体を収納
    し、装置への挿入方向長が幅方向長よりも長い概方形の
    平面形状を有し、装置への挿入方向前端辺の一方の角部
    の厚み方向の上下端近傍を残した中央部に溝部を設け、
    前記角部の上下端近傍および装置への挿入方向前端辺の
    他方の角部および装置への挿入方向後端辺の両角部には
    それぞれ装置への挿入方向と直交する平坦面を形成した
    情報記録媒体カートリッジ。
  4. 【請求項4】第1の支軸、第1のツメ、検出部材、第1
    の付勢手段、第2の支軸、第2のツメ、および第2の付
    勢手段を挿入経路の片方の側面だけに設けたことを特徴
    とする請求項2記載の誤挿入防止装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6813144B2 (en) 2002-05-28 2004-11-02 Fujitsu Limited Apparatus where media having different configurations are installed
US7672077B2 (en) * 2005-09-26 2010-03-02 Iomega Corporation Auto loading device for data storage cartridges

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