JP3521719B2 - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP3521719B2
JP3521719B2 JP34747297A JP34747297A JP3521719B2 JP 3521719 B2 JP3521719 B2 JP 3521719B2 JP 34747297 A JP34747297 A JP 34747297A JP 34747297 A JP34747297 A JP 34747297A JP 3521719 B2 JP3521719 B2 JP 3521719B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク等の円
盤状記録再生媒体であるディスクを収納するディスクカ
ートリッジに関し、特に小型薄型化に適するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの記録装置として使用され
る光ディスク等のディスクドライブ装置は、近年、携帯
用コンピュータの普及とともに小型薄型化が望まれてい
る。それと共に、記録再生用のディスクも小型になりか
つ高記録密度なものが要望されている。このようなディ
スクは、高密度の記録再生の障害となる指紋、埃が付着
しないようにカートリッジケースに収納されている。
【0003】以下図面を参照しながら、従来の両面用デ
ィスクカートリッジとそのシャッターの開閉機構の一例
について説明する。図10は、130mm光ディスクの
国際標準規格に準拠するディスクカートリッジの斜視構
成図である。この従来のディスクカートリッジは上ハー
フ101と下ハーフ102とで構成された略矩形形状の
ケース本体103に、光ディスク104が収納されてい
る。ケース本体103の上下面には、ディスクモータと
光ピックアップを挿入できる開口部105が設けられて
いる。この開口部105を開閉するためのコ字状のシャ
ッター106がケース本体103にスライド可能に設け
られている。シャッター106は金属板を2つ折りにす
るようにして形成され、2枚の対向する遮蔽板107と
連結板108とを有している。この連結板108は細長
いスライダー109を覆うように固定保持されている。
また連結板108の尾部には、記録再生装置のローディ
ング機構に設けられたシャッターオープナーP1が挿入
される受穴110が設けられている。また、この受穴1
10に対応してスライダー109には受穴111が設け
られ、この受穴111内に図12に示すシャッターオー
プナーP1のローラR1が係合される。ケース本体10
3の前端左側には捩りコイルばね114が収納され、こ
の捩りコイルばね114によってシャッター106が開
口部105を閉塞する方向に付勢されている。
【0004】スライダー109の先端には傾斜面115
が設けられ、図12に示すように記録再生装置のローデ
ィング機構に設けられたシャッターオープナーP2のロ
ーラR2がスムースにそこを通過できるようになってい
る。この従来のディスクカートリッジを記録再生装置に
挿入したときに、一方のシャッターオープナーP1がシ
ャッター106の受穴110およびスライダー109の
受穴111内に挿入され、シャッターオープナーP1が
図11に示すようにシャッター106を左側に移動させ
て開口部105を開口するときに、他方のシャッターオ
ープナーP2はスライダー109の傾斜面115に沿っ
てそこを乗り越えて両シャッターオープナーP1、P2
が交叉するようになっている。
【0005】なお、ケース本体103の両側面の前端部
には、カートリッジ誤挿入防止のための案内溝116が
形成されている。ディスクカートリッジが正常に装置に
挿入された時には、記録再生装置のローディング手段で
あるオートローディング用フック(図示せず)が案内溝
116の内部に挿入されて、ディスクカートリッジを装
置内部に引込む。一方、ディスクカートリッジが背面か
ら記録再生装置に挿入された時には、オートローディン
グ用フックがケース本体103の背面角部と当接し、そ
れ以上ディスクカートリッジを挿入できなくなり、誤挿
入を防止する。これによって、記録再生装置の情報書き
込み読み取り手段である光ヘッドやその他の機構を損傷
することが回避できる。
【0006】また、ケース本体103の両側面の後方に
は、チェンジャ装置のチャッキング機構(図示せず)と
係合するためのスロット117が形成されている。これ
は、周知のように、チェンジャ装置に収納された複数の
ディスクカートリッジより1枚を選択しチャッキング機
構がこのスロット117と係合して保持しローディング
することで、自動選別、自動記録/再生が可能になるも
のである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来構成の両面用ディスクカートリッジでは、以
下の課題があった。まず、シャッター開閉動作時に2つ
のシャッターオープナーの先端のローラーが交叉するの
で、2つのローラーが接触しないように回避余裕を設け
ると、カートリッジの厚みを厚くする必要があり、結果
的に装置の薄型化に反してしまう。さらに、装置の薄型
化のために、装置の光ヘッド(図示せず)やディスクの
クランプ機構(図示せず)を通過させるべく、ケース本
体103の前端中央を2つのケース面より窪んだ架橋部
より構成したカートリッジがあるが、このような架橋部
はカートリッジの厚みよりさらに薄くなるため、シャッ
ターオープナーのローラが、より薄い架橋部で当接でき
ず、よしんば当接できたとしてもわずかに当接する程度
となり、このようなカートリッジに適用することは信頼
性の上で困難であった。
【0008】次に、従来のディスクカートリッジでは、
シャッターオープナーの1つがケース本体103の前端
部からシャッター106に乗り移る構成になっており、
スライダー109に傾斜面115を設けて円滑な乗り移
りを考慮しているものの、設計誤差等で段差が生じるの
で乗り移り時に移動負荷抵抗が増え操作感が悪いという
課題があった。
【0009】また、ケース本体の両側面先端に誤挿入防
止用の案内溝116があるので、ケース本体内部の空間
が狭くなる。したがって、シャッター106を付勢する
捩りコイルばね114が移動するための空間やスライダ
ー109の移動距離が、案内溝116がない時と比較し
て狭くなり、捩りコイルばね114の移動に必要な空間
をとるとディスクカートリッジが大きくなり、ディスク
カートリッジの小型化には不向きであった。
【0010】さらに、ケース本体103の両側面の後方
にチェンジャ装置のためのスロット117があるので、
ディスク104をケース本体103の背面から取出すデ
ィスク取出し用のカートリッジに適用すると、ディスク
104の取出し時にディスク104の外周側表面がスロ
ット117のエッジと接触し傷付く恐れがある。これを
避けるには、ディスクカートリッジの大きさをスロット
117の分以上大きくせねばならず、結果としてディス
クカートリッジが大きくなってしまう。
【0011】このように、従来の両面用のディスクカー
トリッジの構成では、ディスクカートリッジの小型化、
薄型化ができず、ドライブ装置の小型化が困難であると
いう課題を有していた。本発明は、小型薄型のドライブ
装置を実現できるよう、より小型薄型な両面記録再生用
のディスクカートリッジを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のディスクカートリッジは、ディスクを介し
て連結部に対向するケース本体の後端側に、シャッター
と係合して前記開口部を開閉するシャッターオープナー
と当接する切り込みで構成した係止部を前記シャッター
オープナーの移動範囲内に設けたことにより、ドライブ
装置内へ逆に誤挿入した場合には、シャッターオープナ
ーがカートリッジの後端の案内部に当接して案内されて
切り込みで構成した係止部に接して挿入が規制されるた
め、従来ケース本体の両側面先端に構成されていた誤挿
入防止用の案内溝をなくすことができ、シャッターを付
勢する捩りコイルばねが移動するための空間やスライダ
ーの移動距離が、案内溝がある時と比較して広くなり、
カートリッジを小型化することができる。
【0013】特に、係止部を、ケース本体の中心線に対
して対称に一対配置した構成を採用することにより、両
面いずれの場合も誤挿入時のシャッターオープナーによ
る挿入の規制をすることができ、また両面対応のカート
リッジのためシャッターを開閉するオープナーを2つ備
える構成を採用する時は、当該2つのシャッターオープ
ナーの1つに規制時にかかる付加が偏ることを防ぐこと
ができる。
【0014】また、係止部をケース面から見て鉤形状に
形成する構成を採用することにより、チェンジャ装置の
チャッキング機構と係合することができ、従来のような
ケース本体の両側面の後方のスロットを無くすことがで
きるので、より小型にすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
、内部にディスクを収納する収納室と、前記ディスク
に対向する2つのケース面に形成された開口部とを有す
るケース本体と、前記2つの開口部を開閉する遮蔽板
と、ケース本体の前端と対面する連結部とからなる、ケ
ース本体の前端に沿って移動可能に案内された「コ」の
字状のシャッターと、前記ディスクを介して前記連結部
に対向する前記ケース本体の後端側に、前記シャッター
と係合して前記開口部を開閉するシャッターオープナー
と当接する切り込みで構成した係止部を前記シャッター
オープナーの移動範囲内に設けたことを特徴とするもの
で、ドライブ装置内へ逆に誤挿入した場合には、シャッ
ターオープナーが切り込みで構成した係止部に接して挿
入が規制されるため、従来ケース本体の両側面先端に構
成されていた誤挿入防止用の案内溝をなくすことがで
き、シャッターを付勢する捩りコイルばねが移動するた
めの空間やスライダーの移動距離が、案内溝がある時と
比較して広くなり、ディスクカートリッジを小型化する
ことができる。
【0016】請求項2に記載の発明は、係止部を、ケー
ス本体の中心線に対して対称に一対配置したもので、両
面いずれの場合も誤挿入時のシャッターオープナーによ
る挿入の規制をすることができ、また両面対応のカート
リッジのためシャッターを開閉するオープナーを2つ備
える構成を採用する時は、当該2つのシャッターオープ
ナーの1つに規制時にかかる付加が偏ることを防ぐこと
ができる。
【0017】請求項3に記載の発明は、係止部はケース
面から見て鉤形状に形成した鉤形状部を有することを特
徴するもので、チェンジャ装置のチャッキング機構と係
合することができ、従来のようなケース本体の両側面の
後方のスロットをなくすことができるので、より小型に
することができる。
【0018】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら詳細に説明する。 (実施の形態1) 図1は、本発明の一実施の形態によるディスクカートリ
ッジを示す斜視構成図であり、図2は同ディスクカート
リッジのシャッターが開いたときの状態を示す斜視構成
図である。上ハーフ1と下ハーフ2とで構成された略矩
形形状のケース本体3は、その内部にディスク4を収納
する収納室があり、上下面には、ディスクモータと光ピ
ックアップを挿入できる開口部5が設けられている。シ
ャッター6はドライブ装置内の光ピックアップ、ディス
クモーターの入り込む開口部5を通常は覆っていてディ
スク4が容易に触られないようにしている。
【0019】この開口部5を開閉するためのコ字状のシ
ャッター6がケース本体3にスライド可能に設けられて
いる。ドライブ装置にディスクカートリッジが挿入され
た時にこのシャッター6は移動する。シャッター6は2
枚の対向する遮蔽板7と連結部8とを有しており、連結
部8にはドライブ装置内に装着された際に、ドライブ装
置のローディング機構(図示せず)に設けられたシャッ
ターオープナー(図示せず)と係合可能でケース本体3
の2つのケース面から臨めるよう係合部10が形成され
ている。この連結部8は細長いスライダー9を覆うよう
に固定保持されている。スライダー9はケース本体3の
前端部に沿って移動可能であり、面はケース本体3の架
橋部23の面と同一あるいは窪んでいる。
【0020】ケース本体3の前端左側には捩りコイルば
ね14が収納され、この捩りコイルばね14によってシ
ャッター6が開口部5を閉塞する方向に付勢されてい
る。ケース本体3のシャッター6が移動しない側の前端
部は、シャッター6の連結部8の面と同一あるいは突出
している。
【0021】ケース本体3の後端部に設けられた係止部
22、ディスク取出し用開閉蓋20の構成、その動作に
ついては、後に別の図面を用いて詳述する。
【0022】(本実施の形態のディスクカートリッジの
シャッター開閉動作機能) まず、本実施の形態のディスクカートリッジのシャッタ
ー開閉動作機能について、図面を用いて説明する。図3
(a)〜(d)はドライブ装置(図示せず)内での同じ
くディスクカートリッジのシャッターオープナーによる
シャッター開閉動作を示す平面図である。順に図3
(a)はシャッターオープナーにディスクカートリッジ
が当接する前の状態、同(b)両者が当接した瞬間、同
(c)シャッターが係合したオープナーによって開けら
れている途中の状態、同(d)はシャッターが完全に開
いた状態を示す。係合しない側のシャッターオープナー
P2はケース本体3の前端に配された案内部26に案内
される。
【0023】以下、図3を用いてその動作を説明する。
シャッターオープナーP1、P2上の先端部の2つのロ
ーラーR1、R2はディスクカートリッジと当接する前
はカートリッジ前面部と略平行に配置されており、当接
時に一方のローラーR1はシャッター6上の係合部10
と係合する。ディスクカートリッジはローディング機構
(図示せず)により前方方向に動かされるので、それに
従って、シャッターオープナーが回動し、かつシャッタ
ー6はその係合部10がローラーR1に係合しているの
でシャッターが左方向に摺動しシャッターが開蓋する。
もう一方のローラーR2はディスクカートリッジ前面部
に当たるが、係合するものがないのでそのままディスク
カートリッジ前面部上を動く。このように2つのローラ
ーR1、R2は係合後は矢印の方向にお互いに離間する
方向に外側に移動する。
【0024】このようにすると、シャッターオープナー
P1、P2のローラーR1、R2はディスクカートリッ
ジの前面部を移動する領域で重なり合うことがなく、ケ
ース本体3、すなわちディスクカートリッジは重なりを
見込んだ厚みをもつ必要がない。よって、係合部10の
移動する領域に案内部26が重ならないによう、係合部
10と案内部26を配置することによって、ケース本体
幅は一つのローラー幅のみ見込めばよいことになり薄く
することができる。
【0025】また、図3に示すように、シャッター6が
完全に開いた時において開口部5はケース本体3の前端
まで開放される。従って、ケース本体3の前端中央は2
つのケース面より窪んだ架橋部23より構成され、合わ
せてシャッターオープナーとの係合部10は架橋部23
を含むケース本体の前端に沿って移動可能に配置され
る。このためドライブ装置の光ヘッドやディスクのクラ
ンプ機構を通過させる際に乗り越えなければならない部
位はこの架橋部23だけになり、この架橋部23を薄く
することによって同時にドライブ装置そのものを薄くす
ることができる。
【0026】さらに、カートリッジ前端の斜視構成図で
ある図4に示すようにシャッター6の連結部8に切欠き
27を設け、当該案内部26の凸部28を切欠き27と
係合可能としている。また、この架橋部23は連結部8
の面と同一あるいは突出している。このため、案内部2
6に段差がなくなり、シャッタオープナーは円滑に案内
部26を移動でき、移動途中で突起部に乗り上げること
がないため負荷抵抗が増えることなく良好な操作感を得
ることができるものである。
【0027】(本実施の形態のディスクカートリッジの
逆挿入防止機能) 次に、本実施の形態のディスクカートリッジの逆挿入防
止機能に関して図面を用いて説明する。図5(a)〜
(c)はドライブ装置(図示せず)内で逆方向から挿入
された場合のディスクカートリッジとシャッターオープ
ナーの動作を示す平面図である。順に図5(a)はシャ
ッターオープナーがカートリッジに当接する前の状態、
同(b)は両者が当接した瞬間、同(c)はシャッター
オープナーが係止部に係合した状態を示す。
【0028】図5において、22は後端部に配された係
止部である。ケース本体3の後端部には、ケース本体3
の中心線に対して対称に鉤形状の切り込みからなる係止
部22が形成されている。この係止部22はシャッター
オープナーの移動範囲に設けられている。以下、図5を
用いてその動作を説明する。
【0029】逆方向にカートリッジを挿入された場合、
シャッターオープナーP1、P2は先端部がケース本体
後端部に案内され略同時にこの2個所の係止部22に係
合する。しかし、前述したような摺動するシャッター6
に設けられた係合部10と異なり、固定の係止部22に
シャッターオープナーP1、P2の各ローラーR1、R
2が係合するとシャッターオープナーP1、P2が回動
不可能になりその時点でディスクカートリッジの挿入を
規制してしまう。合わせてこの案内部と係止部22を、
ケース本体の中心線に対してそれぞれ対称に一対配置し
たことにより、両面いずれの場合も誤挿入時のシャッタ
ーオープナーP1、P2による挿入の規制をすることが
でき、また2つのシャッターオープナーP1、P2の1
つに規制時にかかる負荷が偏ることを防ぐこともできる
ものである。
【0030】(本実施の形態のディスクカートリッジの
チャッキング機能) 次に、本実施の形態のディスクカートリッジのチャッキ
ング機能に関して図面を用いて説明する。図1、図2、
図5あるいは図6に示すように係止部22の形状は鉤形
状にしている。図6(a)、(b)は例えばチェンジャ
装置(図示せず)内でのディスクカートリッジとディス
クカートリッジチャッキング機構の係合動作を示す平面
図である。例えばチェンジャー装置などにディスクカー
トリッジを適用した場合、ディスクカートリッジの交換
動作時には、図6に示すようにチャッキング機構である
チャッキングアームCの先端のピンがケース本体3後端
の係止部の鉤形状部24に係合することにより、ディス
クカートリッジの交換動作などが可能になる。よって、
前述した逆挿入防止用の係止部を部分的に鉤形状にする
ことによって、このチャッキング操作を可能にすること
ができるものであり、合わせて従来の技術のようにケー
ス本体の別の部位にスロットなどを必要としないのでデ
ィスクを収納する収納室をディスクの駆動に必要充分な
大きさとし必要以上にディスクカートリッジを大きくし
なくともよい。
【0031】(本実施の形態のディスクカートリッジの
ディスク取出し機能) 次に本実施の形態のディスクカートリッジのディスク取
出し機能について図面を用いて説明する。図7はケース
本体3の後端部に回動軸を支点にしてディスク取出し用
開閉蓋20を回動し、ディスク4の収納あるいは取出し
をしている状態を示す斜視構成図である。図7において
は、開閉蓋20は回動軸を支点にして回動開蓋する構成
を示したが、これは閉蓋時の開閉蓋20の位置決めが容
易なことと、使用者が開閉蓋20を紛失することを避け
るものであって、開蓋時に開閉蓋を完全にケース本体か
ら分離するようなものでも良い。
【0032】また、必ずしもケース本体3の後端にのみ
にディスク取出し用開閉蓋20を配置する必要もなく、
例えば、ケース本体の側端のどちらか、特に図1におけ
る図示右側の側端に設けても良い。図8はそのように構
成した別の一実施の形態のディスクカートリッジの斜視
構成図である。図8に示したように、側端にディスク取
出し用開閉蓋200を設ける場合、ディスクカートリッ
ジの記録再生装置へのオートローディング時にケース本
体の側端をガイドさせることが考えられるので、開閉蓋
200がオートローディングの障害とならないように、
例えば、閉蓋時の開閉蓋200をケース本体300の側
端面より少し内側に位置決めして仮固定するように構成
すればよい。なお、図8に示したように、図1の図示右
側の側端に開閉蓋を配置したものは、左側の側端の近傍
にシャッター開閉に関与する捩りコイルばね14の移動
部分があるためであって、例えばシャッター6の開閉方
向は図1と同じままで、捩りコイルばね14を図示と逆
の右側側端近傍に設け、左側側端に開閉蓋を構成しても
良い。
【0033】このように開閉蓋を設けることによって上
述のような各機能の特徴を残したまま収納室からディス
クの取出しを可能にすることができる。なお、上述した
実施の形態においては、円盤状記録再生媒体を光の照射
によって記録再生される光ディスクとして説明したが、
必ずしもこれに限るものでないことはいうまでもなく、
両面で記録再生されるディスクであれば光記録、光磁気
記録、磁気記録、又はそれ以外の記録方法のものでもか
まわない。また、いわゆるCD(コンパクトディスク)
のような、記録済みであって再記録あるいは書き換え、
重ね記録が不可能な再生のみのディスクでも同様であ
り、上述したディスク記録再生装置も前記実施の形態の
ようなディスクカートリッジをローディングするもので
あれば、再生のみのディスク再生装置、あるいは記録の
みのディスク記録装置に置き換えても同一である。
【0034】また、ディスクの記録再生面と含めてディ
スクを回転駆動させるためのディスクの中心孔をも開口
部から露出させ、シャッターで覆うような構成を示した
が、図9に示す別の実施の形態のディスクカートリッジ
のようにディスクの中心孔をケース本体301の中央部
に設けた第2開口部307より常時露出させ、ディスク
の記録再生面のみを第1開口部305から露出させ、シ
ャッター306で覆うような構成にしても同様な効果が
得られる。
【0035】さらに、上述した全ての実施の形態では、
例えば図1に示したように、シャッター開閉動作機能、
逆挿入防止機能、チャッキング機能、ディスク取出し機
能をすべて実施したディスクカートリッジについて説明
したが、必ずしもこれに限るものではなく、例えば、シ
ャッター開閉動作機能とディスク取出し機能を有するも
の、逆挿入防止機能とチャッキング機能とディスク取出
し機能を有するもの、逆挿入防止機能とディスク取出し
機能のみを有するもの、シャッター開閉動作機能と逆挿
入防止機能とチャッキング機能を有するもの、シャッタ
ー開閉動作機能と逆挿入防止機能のみを有するもの、シ
ャッター開閉動作機能のみを有するもの、逆挿入防止機
能のみを有するもの等の各ディスクカートリッジも本発
明の及ぶものであることはいうまでもない。
【0036】
【発明の効果】以上、上述したように本発明によれば、
ディスクを収納する収納室を小さくすることなく、円滑
なシャッター開閉動作ができる。また、ディスクカート
リッジの逆方向の誤挿入に対しても対処され、同時にチ
ェンジャー装置などのディスク交換動作も可能にし、合
わせて内包するディスク自身の取出しも可能になる。以
上からディスクカートリッジに要求される必要な機能を
備えながらディスクカートリッジの小型薄型化が計られ
同時にドライブ装置の小型薄型化もできる効果が得られ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるディスクカート
リッジの斜視構成図
【図2】本発明の一実施の形態におけるディスクカート
リッジのシャッターが開いた状態を示す斜視構成図
【図3】(a)本発明の一実施の形態において、ドライ
ブ装置内でのディスクカートリッジとシャッターオープ
ナーの上面図 (b)同、上面図(シャッターが開き始める直前) (c)同、上面図(シャッターが半分開いた状態) (d)同、上面図(シャッターが完全に開いた状態)
【図4】本発明の一実施の形態におけるディスクカート
リッジのシャッター連結部と案内部の斜視構成図
【図5】(a)本発明の一実施の形態において、逆挿入
時のディスクカートリッジとシャッターオープナーの上
面図(当接する前) (b)同、上面図(当接時) (c)同、上面図(係合時)
【図6】(a)本発明の一実施の形態において、ディス
クカートリッジとチャッキングアームの上面図 (b)同、上面図(チャッキングされている状態)
【図7】本発明の一実施の形態におけるディスクカート
リッジのディスク取出し蓋の開蓋状態を示す斜視構成図
(ディスクを取り出している状態)
【図8】本発明の別の実施の形態におけるディスクカー
トリッジの斜視構成図
【図9】本発明の別の実施の形態におけるディスクカー
トリッジの斜視構成図
【図10】従来のディスクカートリッジの斜視構成図
【図11】同、シャッターが開いた状態を示す斜視構成
【図12】同、シャッター周りの斜視構成図
【符号の説明】
1 上ハーフ 2 下ハーフ 3、300、301 ケース本体 4 ディスク 5 開口部 6、306 シャッター 7 遮蔽板 8 連結部 9 スライダー 10 係合部 14 捩りコイルばね 20、200 開閉蓋 22 係止部 23 架橋部 24 鉤形状部 26 案内部 27 切欠き 28 凸部 305 第1開口部 307 第2開口部 C チャッキングアーム P1、P2 シャッターオープナー R1、R2 ローラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−228454(JP,A) 特開 平9−297977(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 23/03 604

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にディスクを収納する収納室と、前
    記ディスクに対向する2つのケース面に形成された開口
    部とを有するケース本体と、 前記2つの開口部を開閉する遮蔽板と、ケース本体の前
    端と対面する連結部とからなる、ケース本体の前端に沿
    って移動可能に案内された「コ」の字状のシャッター
    前記ディスクを介して前記連結部に対向する 前記ケース
    本体の後端側に、前記シャッターと係合して前記開口部
    を開閉するシャッターオープナーと当接する切り込みで
    構成した係止部を前記シャッターオープナーの移動範囲
    内に設けたことを特徴とするディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 止部を、ケース本体の中心線に対して
    対称に一対配置した請求項記載のディスクカートリッ
    ジ。
  3. 【請求項3】 係止部はケース面から見て鉤形状に形成
    した鉤形状部を有することを特徴とする請求項記載の
    ディスクカートリッジ。
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