JPH08297901A - 情報記録/再生装置 - Google Patents
情報記録/再生装置Info
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- JPH08297901A JPH08297901A JP7100988A JP10098895A JPH08297901A JP H08297901 A JPH08297901 A JP H08297901A JP 7100988 A JP7100988 A JP 7100988A JP 10098895 A JP10098895 A JP 10098895A JP H08297901 A JPH08297901 A JP H08297901A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
- G11B17/02—Details
- G11B17/04—Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
- G11B17/041—Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs contained within cartridges
- G11B17/043—Direct insertion, i.e. without external loading means
- G11B17/0436—Direct insertion, i.e. without external loading means with opening mechanism of the cartridge shutter
Landscapes
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】片面カートリッジと両面カートリッジとの装填
並びに記録/再生が可能で、かつ、片面記録媒体の記録
面が逆である誤った装填に対しても、時間の無駄や部品
の破損の恐れのない情報記録/再生装置を提供する。 【構成】ホルダー10内には誤挿入防止手段として、弾
性的に突出した板ばね13が設けられている。両面カー
トリッジ100がA面もしくはB面を上にしてこのホル
ダーに挿入されると、ケース本体100Aの前端面の角
部を面取りして形成した傾斜当接面101,102が板
ばねと当接し、これをケース本体の側方に弾性変形させ
るので、カートリッジはさらに挿入され得る。片面カー
トリッジがB面を上にしてホルダー内に挿入されると、
当接面が形成されていない角部が板ばねに当たり、これ
以上のカートリッジの挿入が阻止される。
並びに記録/再生が可能で、かつ、片面記録媒体の記録
面が逆である誤った装填に対しても、時間の無駄や部品
の破損の恐れのない情報記録/再生装置を提供する。 【構成】ホルダー10内には誤挿入防止手段として、弾
性的に突出した板ばね13が設けられている。両面カー
トリッジ100がA面もしくはB面を上にしてこのホル
ダーに挿入されると、ケース本体100Aの前端面の角
部を面取りして形成した傾斜当接面101,102が板
ばねと当接し、これをケース本体の側方に弾性変形させ
るので、カートリッジはさらに挿入され得る。片面カー
トリッジがB面を上にしてホルダー内に挿入されると、
当接面が形成されていない角部が板ばねに当たり、これ
以上のカートリッジの挿入が阻止される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CD、光磁気ディス
ク、担変化記録媒体、磁気ディスク等の記録媒体を有す
るカートリッジの記録及び/又は再生装置に関する。
ク、担変化記録媒体、磁気ディスク等の記録媒体を有す
るカートリッジの記録及び/又は再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種記録媒体には、情報記録面が一面
で記録媒体の片面側から情報の記録/再生を行なう片面
記録媒体と、情報記録面が2面で記録媒体の両面から情
報の記録/再生を行なえる両面記録媒体とが知られてい
る。そして、これら記録媒体は、カートリッジに内装さ
れ、情報記録/再生装置側のカートリッジホルダーのよ
うなカートリッジ保持機構に挿入されて、装填位置にも
たらされ、記録/再生ヘッドのような記録/再生機構に
より、記録もしくは再生が行われる。
で記録媒体の片面側から情報の記録/再生を行なう片面
記録媒体と、情報記録面が2面で記録媒体の両面から情
報の記録/再生を行なえる両面記録媒体とが知られてい
る。そして、これら記録媒体は、カートリッジに内装さ
れ、情報記録/再生装置側のカートリッジホルダーのよ
うなカートリッジ保持機構に挿入されて、装填位置にも
たらされ、記録/再生ヘッドのような記録/再生機構に
より、記録もしくは再生が行われる。
【0003】この場合、従来の情報記録/再生装置は、
片面記録媒体と両面記録媒体とのどちらか一方を内装し
たカートリッジのみの記録、再生にしか適合しなく、片
面記録媒体の内装されたカートリッジ(以下に、片面カ
ートリッジと称する。)と、両面記録媒体が内装された
カートリッジ(以下に、両面カートリッジと称する)と
の2種類のカートリッジを選択的に装填可能として、記
録、再生をできるものは開発されていない。
片面記録媒体と両面記録媒体とのどちらか一方を内装し
たカートリッジのみの記録、再生にしか適合しなく、片
面記録媒体の内装されたカートリッジ(以下に、片面カ
ートリッジと称する。)と、両面記録媒体が内装された
カートリッジ(以下に、両面カートリッジと称する)と
の2種類のカートリッジを選択的に装填可能として、記
録、再生をできるものは開発されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このために、片面カー
トリッジを、誤ってその記録面とは逆の面を記録/再生
機構側に向けて、両面の記録/再生の可能な記録/再生
装置に装填してしまうことがあり、このような場合には
下記のような問題が生じる。
トリッジを、誤ってその記録面とは逆の面を記録/再生
機構側に向けて、両面の記録/再生の可能な記録/再生
装置に装填してしまうことがあり、このような場合には
下記のような問題が生じる。
【0005】1.片面カートリッジを情報記録/再生装
置に装填した後に、記録もしくは再生操作をしてからで
ないと、このカートリッジが不適当であると認識できな
いので、無駄な時間を費やさなければならない。
置に装填した後に、記録もしくは再生操作をしてからで
ないと、このカートリッジが不適当であると認識できな
いので、無駄な時間を費やさなければならない。
【0006】1.記録媒体の記録面とは逆の面に、この
記録媒体を回転させるためのスピンドルモータの回転軸
への装着部が形成されていない場合には、回転軸が記録
媒体に当接して記録媒体やスピンドルモータが破損する
恐れがある。あるいは、カートリッジの開口部がちいさ
くカートリッジシャッターがスピンドルモータに当た
り、カートリッジ又はスピンドルモータが破損する恐れ
がある。
記録媒体を回転させるためのスピンドルモータの回転軸
への装着部が形成されていない場合には、回転軸が記録
媒体に当接して記録媒体やスピンドルモータが破損する
恐れがある。あるいは、カートリッジの開口部がちいさ
くカートリッジシャッターがスピンドルモータに当た
り、カートリッジ又はスピンドルモータが破損する恐れ
がある。
【0007】1.カートリッジのシャッタオープン機構
に無理な力が加わって、この機構又はカートリッジが破
損する恐れがある。従って、本発明の目的は、片面カー
トリッジと両面カートリッジとの2種類のカートリッジ
が選択的に装填されて記録/再生が可能で、かつ、片面
記録媒体の記録面が逆である誤った挿入に対しても、時
間の無駄や部品の破損の恐れのない情報記録/再生装置
を提供することである。
に無理な力が加わって、この機構又はカートリッジが破
損する恐れがある。従って、本発明の目的は、片面カー
トリッジと両面カートリッジとの2種類のカートリッジ
が選択的に装填されて記録/再生が可能で、かつ、片面
記録媒体の記録面が逆である誤った挿入に対しても、時
間の無駄や部品の破損の恐れのない情報記録/再生装置
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の情報記録/再生装置は、記録面を片面に有
する記録媒体を保持する片面カートリッジと、記録面を
両面に有する記録媒体を保持する両面カートリッジと、
装填位置にもたらされた記録媒体の一面に対向するよう
に配置され、この対向した面の記録及び/又は再生を果
たす記録/再生手段と、カートリッジが挿入されこのカ
ートリッジを前記装填位置にもたらす保持手段と、前記
片面カートリッジが、記録面でない方の面が記録/再生
手段に対面するように保持手段に挿入されたときに、こ
れを検出して装填位置へもたらされるのを阻止し、前記
両面カートリッジが、どちらかの記録面が記録/再生手
段に対面するように保持手段に挿入されたときに、これ
が装填位置へもたらされるのを可能にする誤挿入防止手
段とを具備することを特徴とする。
に、本発明の情報記録/再生装置は、記録面を片面に有
する記録媒体を保持する片面カートリッジと、記録面を
両面に有する記録媒体を保持する両面カートリッジと、
装填位置にもたらされた記録媒体の一面に対向するよう
に配置され、この対向した面の記録及び/又は再生を果
たす記録/再生手段と、カートリッジが挿入されこのカ
ートリッジを前記装填位置にもたらす保持手段と、前記
片面カートリッジが、記録面でない方の面が記録/再生
手段に対面するように保持手段に挿入されたときに、こ
れを検出して装填位置へもたらされるのを阻止し、前記
両面カートリッジが、どちらかの記録面が記録/再生手
段に対面するように保持手段に挿入されたときに、これ
が装填位置へもたらされるのを可能にする誤挿入防止手
段とを具備することを特徴とする。
【0009】また、上記情報記録/再生装置において、
前記誤挿入防止手段は、保持手段に設けられ、挿入阻止
機能を選択的に有する阻止部材と、片面カートリッジに
設けられ、片面カートリッジが記録面でない方の面が記
録/再生手段に対面するように保持手段に挿入されたと
きにこの阻止部材と共同して、片面カートリッジの挿入
を阻止機能を果たさせる部材並びに、片面カートリッジ
の記録面が記録/再生手段に対面するように保持手段に
挿入されたときに阻止部材の阻止機能を解除する解除部
材と、前記両面カートリッジが、どちらかの記録面が記
録/再生手段に対面するように保持手段に挿入されたと
きに前記阻止部材の阻止機能を解除する第1並びに第2
の解除部材とを有することを特徴とする。
前記誤挿入防止手段は、保持手段に設けられ、挿入阻止
機能を選択的に有する阻止部材と、片面カートリッジに
設けられ、片面カートリッジが記録面でない方の面が記
録/再生手段に対面するように保持手段に挿入されたと
きにこの阻止部材と共同して、片面カートリッジの挿入
を阻止機能を果たさせる部材並びに、片面カートリッジ
の記録面が記録/再生手段に対面するように保持手段に
挿入されたときに阻止部材の阻止機能を解除する解除部
材と、前記両面カートリッジが、どちらかの記録面が記
録/再生手段に対面するように保持手段に挿入されたと
きに前記阻止部材の阻止機能を解除する第1並びに第2
の解除部材とを有することを特徴とする。
【0010】さらに、前記保持手段は、カートリッジが
中に挿入されるホルダーを有し、前記阻止部材は、この
ホルダーに阻止位置と解除位置との間に移動可能に設け
られた係合部材を有し、前記解除部材は係合部材が阻止
位置にあるときに、これと係合して解除位置に移動させ
るようにカートリッジに形成され、そして前記片面カー
トリッジの部材は、カートリッジがホルダー中に挿入さ
れたときに、前記係合部材と係合してカートリッジのこ
れ以上の挿入が阻止されるように片面カートリッジに形
成されていることを特徴とする。
中に挿入されるホルダーを有し、前記阻止部材は、この
ホルダーに阻止位置と解除位置との間に移動可能に設け
られた係合部材を有し、前記解除部材は係合部材が阻止
位置にあるときに、これと係合して解除位置に移動させ
るようにカートリッジに形成され、そして前記片面カー
トリッジの部材は、カートリッジがホルダー中に挿入さ
れたときに、前記係合部材と係合してカートリッジのこ
れ以上の挿入が阻止されるように片面カートリッジに形
成されていることを特徴とする。
【0011】また、本発明の好ましい実施例の情報記録
/再生装置においては、記録媒体である片面ディスクの
カバーガラスは、両面ディスクを構成する2つの片面デ
ィスクのカバーガラスよりも厚くなっており、この厚さ
の差を補償するために両面ディスクが装填されたときに
は、ディスクと記録/再生機構との間に上記厚さの差に
ほぼ対応する厚さの補助カバーガラスが挿入されて球面
収差が補正され得る。
/再生装置においては、記録媒体である片面ディスクの
カバーガラスは、両面ディスクを構成する2つの片面デ
ィスクのカバーガラスよりも厚くなっており、この厚さ
の差を補償するために両面ディスクが装填されたときに
は、ディスクと記録/再生機構との間に上記厚さの差に
ほぼ対応する厚さの補助カバーガラスが挿入されて球面
収差が補正され得る。
【0012】実施例の装置においては、前記阻止機能を
解除する第1並びに第2の解除部材は、両面カートリッ
ジのケース本体の挿入側前端面の両各部を面取りして形
成された当接面により構成され、片面カートリッジの解
除部材は、ケース本体の前端面の一方の角部を面取りし
て形成された当接面により構成され、他方の角部は面取
りされないで阻止機能を果たさせる部材となっている。
この結果、簡単な構成で誤挿入防止手段を形成すること
ができる。また、このような傾斜当接面はケース本体の
後端面には形成されていないので、両面もしくは片面カ
ートリッジの後端面側からの保持手段への挿入が、前記
片面カートリッジの記録面とは逆の面での挿入と同様
に、阻止機構により阻止され得る。
解除する第1並びに第2の解除部材は、両面カートリッ
ジのケース本体の挿入側前端面の両各部を面取りして形
成された当接面により構成され、片面カートリッジの解
除部材は、ケース本体の前端面の一方の角部を面取りし
て形成された当接面により構成され、他方の角部は面取
りされないで阻止機能を果たさせる部材となっている。
この結果、簡単な構成で誤挿入防止手段を形成すること
ができる。また、このような傾斜当接面はケース本体の
後端面には形成されていないので、両面もしくは片面カ
ートリッジの後端面側からの保持手段への挿入が、前記
片面カートリッジの記録面とは逆の面での挿入と同様
に、阻止機構により阻止され得る。
【0013】さらに、保持手段を構成している実施例の
ホルダーには、誤挿入防止手段とカートリッジのシャッ
ター開閉機構とが設けられており、このシャッター開閉
機構の誤動作を防止するために、前記両面カートリッジ
のケース本体に形成された一方の傾斜当接面は、全厚さ
のほぼ半分のみに形成されて角部に突起を残すようにな
っている。
ホルダーには、誤挿入防止手段とカートリッジのシャッ
ター開閉機構とが設けられており、このシャッター開閉
機構の誤動作を防止するために、前記両面カートリッジ
のケース本体に形成された一方の傾斜当接面は、全厚さ
のほぼ半分のみに形成されて角部に突起を残すようにな
っている。
【0014】
【作用】両面カートリッジが、両記録面(A面、B面)
のどちらの面が記録/再生手段に対面するように保持手
段に挿入されても、誤挿入防止手段は働かず、カートリ
ッジがさらに挿入されて装填位置にもたらされることが
可能となる。この動作は片面カートリッジが、記録面
(A面)が記録/再生手段に対面するように保持手段に
挿入されたときにも同様である。そして、片面カートリ
ッジが、記録面でない方の面(B面)が記録/再生手段
に対面するように保持手段に挿入されたときに、これを
誤挿入防止手段が検出し挿入防止機能が働いて、さらに
カートリッジが挿入されて装填位置にもたらされること
がない。
のどちらの面が記録/再生手段に対面するように保持手
段に挿入されても、誤挿入防止手段は働かず、カートリ
ッジがさらに挿入されて装填位置にもたらされることが
可能となる。この動作は片面カートリッジが、記録面
(A面)が記録/再生手段に対面するように保持手段に
挿入されたときにも同様である。そして、片面カートリ
ッジが、記録面でない方の面(B面)が記録/再生手段
に対面するように保持手段に挿入されたときに、これを
誤挿入防止手段が検出し挿入防止機能が働いて、さらに
カートリッジが挿入されて装填位置にもたらされること
がない。
【0015】
【実施例】以下に本発明の第1の実施例に係わる情報記
録/再生装置を、図1ないし図8を参照して、光ディス
ク情報記録/再生装置について説明する。尚、図面中に
おける座標α、β、γはディスクカートリッジ上の座
標、そして座標X,Y,Zは情報記録/再生装置上の座
標を夫々示す。
録/再生装置を、図1ないし図8を参照して、光ディス
ク情報記録/再生装置について説明する。尚、図面中に
おける座標α、β、γはディスクカートリッジ上の座
標、そして座標X,Y,Zは情報記録/再生装置上の座
標を夫々示す。
【0016】図1は、両面が記録/再生可能な記録媒体
としての両面ディスクを中に保持したディスクカートリ
ッジ(両面カートリッジ)100を、また、図2は片面
のみが記録/再生可能な記録媒体としての片面ディスク
を中に保持したディスクカートリッジ(片面カートリッ
ジ)200を、夫々示す。
としての両面ディスクを中に保持したディスクカートリ
ッジ(両面カートリッジ)100を、また、図2は片面
のみが記録/再生可能な記録媒体としての片面ディスク
を中に保持したディスクカートリッジ(片面カートリッ
ジ)200を、夫々示す。
【0017】これらカートリッジ100,200は、合
成樹脂で形成され、ほぼ正方形の平坦なケース本体10
0A,200Aと、これらケース本体内に、回転可能に
装着された光ディスク120A,120Bとを有する。
また、ケース本体には、これの中心部から前縁に向かっ
て延びたヘッドスピンドル窓104が両面に形成されて
おり、この窓104により光ディスクのハブ並びに記録
面の一部が露出可能となっている。 そして、この窓1
04は、シャッタ103により開閉可能となっている。
このシャッタ103は、断面コ字形をなし、ケース本体
100A,200Aの両面を挟むようにしてケース本体
の外面に装着され、窓104を閉成する図示の閉成位置
と、窓104を開成する開成位置との間で、側方(β方
向)に摺動可能となっている。
成樹脂で形成され、ほぼ正方形の平坦なケース本体10
0A,200Aと、これらケース本体内に、回転可能に
装着された光ディスク120A,120Bとを有する。
また、ケース本体には、これの中心部から前縁に向かっ
て延びたヘッドスピンドル窓104が両面に形成されて
おり、この窓104により光ディスクのハブ並びに記録
面の一部が露出可能となっている。 そして、この窓1
04は、シャッタ103により開閉可能となっている。
このシャッタ103は、断面コ字形をなし、ケース本体
100A,200Aの両面を挟むようにしてケース本体
の外面に装着され、窓104を閉成する図示の閉成位置
と、窓104を開成する開成位置との間で、側方(β方
向)に摺動可能となっている。
【0018】図5に示すように、このシャッタ103の
先端部(+α側)の一側には、一端がケース本体100
A,200Aの一側に固定され、ケース本体に形成され
た横溝中をβ方向に延びた引張りばね105の他端が取
着され、このばね105によりシャッタ103は常時+
β方向に付勢されて閉成位置に維持されている。また、
シャッタ103の先端部他側には、ベルト108の一端
が固定されている。このベルト108の他端は、ケース
本体の前記横溝中を−β方向に延び、さらに、この横溝
と連通し−α方向に延びるようにケース本体の他側端面
に形成された第2の縦スロット107b中を−α方向に
延びるように案内ローラ110に沿ってほぼ90°に湾
曲されている(尚、ケース本体の一側端面にもこの第2
の縦スロット107bと対応するようにして第1の縦ス
ロット107aが形成されている)。この案内ローラ1
10は、前記横溝と第2の縦スロット107bとの交差
部に回転可能に装着されている。また、前記ベルト10
8の第2の縦スロット107b内に位置する先端には、
−β方向に突出した係合爪109が一体的に形成されて
いる。この結果、この係合爪109が−α方向に押され
ると、ベルト108は、案内ローラ110の回転に伴っ
て同−α方向に引張られて移動し、シャッタ103は引
張りばね105の付勢力に抗して−β方向に移動され、
ケース本体の窓104は開成される。
先端部(+α側)の一側には、一端がケース本体100
A,200Aの一側に固定され、ケース本体に形成され
た横溝中をβ方向に延びた引張りばね105の他端が取
着され、このばね105によりシャッタ103は常時+
β方向に付勢されて閉成位置に維持されている。また、
シャッタ103の先端部他側には、ベルト108の一端
が固定されている。このベルト108の他端は、ケース
本体の前記横溝中を−β方向に延び、さらに、この横溝
と連通し−α方向に延びるようにケース本体の他側端面
に形成された第2の縦スロット107b中を−α方向に
延びるように案内ローラ110に沿ってほぼ90°に湾
曲されている(尚、ケース本体の一側端面にもこの第2
の縦スロット107bと対応するようにして第1の縦ス
ロット107aが形成されている)。この案内ローラ1
10は、前記横溝と第2の縦スロット107bとの交差
部に回転可能に装着されている。また、前記ベルト10
8の第2の縦スロット107b内に位置する先端には、
−β方向に突出した係合爪109が一体的に形成されて
いる。この結果、この係合爪109が−α方向に押され
ると、ベルト108は、案内ローラ110の回転に伴っ
て同−α方向に引張られて移動し、シャッタ103は引
張りばね105の付勢力に抗して−β方向に移動され、
ケース本体の窓104は開成される。
【0019】また、ケース本体の、前端面と+β方向側
端面との交差部、即ち角部は面取りされて傾斜当接面1
01(第1の当接面)が形成され、この当接面より前記
第1の縦スロット107aの先端面が露出している。
端面との交差部、即ち角部は面取りされて傾斜当接面1
01(第1の当接面)が形成され、この当接面より前記
第1の縦スロット107aの先端面が露出している。
【0020】尚、図1並びに図2に示すように、これら
ディスクカートリッジ100,200には、既知の挿入
方向の表示である矢印、アラインメント穴、書込み禁止
穴等が設けられている。
ディスクカートリッジ100,200には、既知の挿入
方向の表示である矢印、アラインメント穴、書込み禁止
穴等が設けられている。
【0021】次に、図1に示す両面カートリッジ100
と、図2に示す片面カートリッジ200との相違を説明
する。両面カートリッジ100のケース本体100Aに
は、前端面と−β方向側端面との交差部、即ち角部が面
取りされて、前記第1の当接面101と対応した第2の
当接面102が形成されており、この当接面102より
前記第2の縦スロット107bの先端面が露出してい
る。
と、図2に示す片面カートリッジ200との相違を説明
する。両面カートリッジ100のケース本体100Aに
は、前端面と−β方向側端面との交差部、即ち角部が面
取りされて、前記第1の当接面101と対応した第2の
当接面102が形成されており、この当接面102より
前記第2の縦スロット107bの先端面が露出してい
る。
【0022】両面カートリッジ100の表面には両面に
貫通した識別穴130が設けられている。この識別穴1
30の有無をカートリッジの装填時に情報記録/再生装
置のスイッチが検出する事により、両面カートリッジか
片面カートリッジかを検出する。従って片面カートリッ
ジ200にはこの識別穴は開けられていない。
貫通した識別穴130が設けられている。この識別穴1
30の有無をカートリッジの装填時に情報記録/再生装
置のスイッチが検出する事により、両面カートリッジか
片面カートリッジかを検出する。従って片面カートリッ
ジ200にはこの識別穴は開けられていない。
【0023】次に、両カートリッジの光ディスクを、こ
のカートリッジを情報記録/再生装置に装填した状態
で、この装置の記録/再生機構を構成する回転駆動機構
並びにピックアップ機構等と共に図3並びに図4を参照
して説明する。
のカートリッジを情報記録/再生装置に装填した状態
で、この装置の記録/再生機構を構成する回転駆動機構
並びにピックアップ機構等と共に図3並びに図4を参照
して説明する。
【0024】両面カートリッジ100に収容されたは光
ディスク120Aは、図3(a)に示すように、A面側
とB面側とに分けられた2枚の片面光ディスクを、夫々
の記録面123a,123bが互いに面するようにして
背面を貼り合わせて形成されている。これら片面ディス
クの記録面の保護のカバーガラス122a,122b
は、円盤形をなし、記録/再生機構のモータ3により回
転されるターンテーブル51上に載置される中央部と、
記録/再生部である外周部とにより構成され、中央部の
厚さt1(例えば、約1.2mm)は、記録/再生部の
厚さt2(例えば、約0.6mm)よりも厚く形成され
ている。また、この中央部の両面には、金属製のハブ1
21a,121bが取着されている。そして、このカー
トリッジの記録/再生機構への装填時には、カートリッ
ジは、モータ3側に位置するハブ(図3では、符号12
1aで示すハブ)がチャッキングマグネット50により
磁気吸引されることにより、モータ3にクランプされ、
またこのハブ121aの中央の穴にモータ3のシャフト
3aが挿入されることにより、位置決めされ、ターンテ
ーブル51の回転に伴って回転される。
ディスク120Aは、図3(a)に示すように、A面側
とB面側とに分けられた2枚の片面光ディスクを、夫々
の記録面123a,123bが互いに面するようにして
背面を貼り合わせて形成されている。これら片面ディス
クの記録面の保護のカバーガラス122a,122b
は、円盤形をなし、記録/再生機構のモータ3により回
転されるターンテーブル51上に載置される中央部と、
記録/再生部である外周部とにより構成され、中央部の
厚さt1(例えば、約1.2mm)は、記録/再生部の
厚さt2(例えば、約0.6mm)よりも厚く形成され
ている。また、この中央部の両面には、金属製のハブ1
21a,121bが取着されている。そして、このカー
トリッジの記録/再生機構への装填時には、カートリッ
ジは、モータ3側に位置するハブ(図3では、符号12
1aで示すハブ)がチャッキングマグネット50により
磁気吸引されることにより、モータ3にクランプされ、
またこのハブ121aの中央の穴にモータ3のシャフト
3aが挿入されることにより、位置決めされ、ターンテ
ーブル51の回転に伴って回転される。
【0025】尚、図3(b)に示す片面カートリッジ2
00の光ディスク120Bは、カバーガラス122が、
中央部と、記録/再生部とが同じ厚さt1に形成されて
いる。そして、ティスク120Bの一面に記録面123
が形成され、他面にハブ121が設けられている。
00の光ディスク120Bは、カバーガラス122が、
中央部と、記録/再生部とが同じ厚さt1に形成されて
いる。そして、ティスク120Bの一面に記録面123
が形成され、他面にハブ121が設けられている。
【0026】前記モータ3は、デッキベース1上に固定
されており、このデッキベース1と装填されたカートリ
ッジとの間にはピックアップ機構2が、デッキベース1
に沿って、光ディスク120Aの径方向に移動可能に設
けられている。また、このデッキベース1上には、この
ピックアップ機構2の対物レンズ5と光ディスクとの間
に挿入できるように補助カバーガラス6が移動可能に配
設されている。この補助カバーガラス6は、光ディスク
120Aの中央部の厚さt1と外周部の厚さt2との差
の厚さt3(この実施例では1.2mm−0.6mm=
0.6mm)を有し、球面収差を補正する。そして、図
3(b)に示すように、片面光ディスク120Bの場合
には、補助カバーガラス6は対物レンズ5と光ディスク
との間に位置しないように移動され、対物レンズ5から
の光が直接光ディスクに入射し、記録面に光スポットを
結像させている。このように構成することで、光ディス
クのカバーガラスの厚さが異う場合でも、カバーガラス
6を光ディスクと対物レンズ5との間に出し入れする事
でトータルのカバーガラス厚を同じにできる為、1つの
対物レンズ5で、両形式の光ディスクの記録、再生可能
を可能としている。このような補助カバーガラス6の選
択的な移動は、例えば、カートリッジに形成された識別
穴の検出により、デイスクの形式を認識し補助カバーガ
ラス6の図示していない駆動機構を制御することにより
行われ得る。
されており、このデッキベース1と装填されたカートリ
ッジとの間にはピックアップ機構2が、デッキベース1
に沿って、光ディスク120Aの径方向に移動可能に設
けられている。また、このデッキベース1上には、この
ピックアップ機構2の対物レンズ5と光ディスクとの間
に挿入できるように補助カバーガラス6が移動可能に配
設されている。この補助カバーガラス6は、光ディスク
120Aの中央部の厚さt1と外周部の厚さt2との差
の厚さt3(この実施例では1.2mm−0.6mm=
0.6mm)を有し、球面収差を補正する。そして、図
3(b)に示すように、片面光ディスク120Bの場合
には、補助カバーガラス6は対物レンズ5と光ディスク
との間に位置しないように移動され、対物レンズ5から
の光が直接光ディスクに入射し、記録面に光スポットを
結像させている。このように構成することで、光ディス
クのカバーガラスの厚さが異う場合でも、カバーガラス
6を光ディスクと対物レンズ5との間に出し入れする事
でトータルのカバーガラス厚を同じにできる為、1つの
対物レンズ5で、両形式の光ディスクの記録、再生可能
を可能としている。このような補助カバーガラス6の選
択的な移動は、例えば、カートリッジに形成された識別
穴の検出により、デイスクの形式を認識し補助カバーガ
ラス6の図示していない駆動機構を制御することにより
行われ得る。
【0027】前記ピックアップ機構2は、図4に示すよ
うに、デッキベース1上に固定された1対のガイドレー
ル7により、前述したように光ディスクの径方向に、即
ち、X方向に移動可能に支持されている。そして、この
ピックアップ機構2は、既知のように、コイルとマグネ
ットを含む2組の電磁駆動手段4a,4bによりX方向
に駆動され得る。
うに、デッキベース1上に固定された1対のガイドレー
ル7により、前述したように光ディスクの径方向に、即
ち、X方向に移動可能に支持されている。そして、この
ピックアップ機構2は、既知のように、コイルとマグネ
ットを含む2組の電磁駆動手段4a,4bによりX方向
に駆動され得る。
【0028】次に、図1、3(a)、4、5、6、7を
参照して、両面カートリッジ100を記録/再生装置本
体側に装填する操作、並びにそれに関連する機構、特
に、カートリッジ挿入防止機構を設明する。
参照して、両面カートリッジ100を記録/再生装置本
体側に装填する操作、並びにそれに関連する機構、特
に、カートリッジ挿入防止機構を設明する。
【0029】デッキベース1には、カートリッジホルダ
ー10が、前端側(+X方向側)で枢支されて回動可能
に支持されている。このカートリッジホルダー10は、
図4に示すように、ほぼ正方形の上板10aと、この上
板10aの両側端よりほぼ垂直に下方に延出した1対の
側板10b,10cと、これら側板の下端より、上板1
0aと平行に内方に突出した1対の下板片10d,10
eとにより構成されている。これら上板10aと下板片
10d,10eとの間隔は、カートリッジの厚さよりも
僅かに大きく、また1対の側板10b,10c間はカー
トリッジの幅よりも僅かに大きく設定されて、これらの
間に、即ち、カートリッジホルダー10内にカートリッ
ジが挿入可能となっている。そして、一方の側板(第1
の側板)10bにはディスクカートリッジの誤挿入防止
機構が設けられている。この防止機構は、側板10bの
外面に基端が固定され、先端が、側板10bに形成され
た開口14を通ってカートリッジホルダー10内に延出
した板ばね(阻止部材)13を有する。また、ホルダー
10の上板10aには、前記開口14と連通するように
して矩形の切欠部14aが形成されている。前記板ばね
13は、ホルダー内では、−X方向に側板10bから離
れるように傾斜して延びている。この板ばね13の先部
は、湾曲され、かつ上端が前記切欠部14a中に突出
し、カートリッジの本体の厚さとほぼ同じ巾を有する当
接部13aとなっている。尚、この当接部13aの上端
突設部と、前記切欠部14aとは、当接部13aが前方
(+X方向)に押圧されたときに、この上端突設部が切
欠部14aの前端と当接して、板ばね13の変形を阻止
するように設定されている。そして、前記両側板10
b,10cの内面の上下方向中央部には、板ばね13よ
りも+X方向に位置するようにして係合ピン11,12
が側板に対して垂直に突設が配置されている。
ー10が、前端側(+X方向側)で枢支されて回動可能
に支持されている。このカートリッジホルダー10は、
図4に示すように、ほぼ正方形の上板10aと、この上
板10aの両側端よりほぼ垂直に下方に延出した1対の
側板10b,10cと、これら側板の下端より、上板1
0aと平行に内方に突出した1対の下板片10d,10
eとにより構成されている。これら上板10aと下板片
10d,10eとの間隔は、カートリッジの厚さよりも
僅かに大きく、また1対の側板10b,10c間はカー
トリッジの幅よりも僅かに大きく設定されて、これらの
間に、即ち、カートリッジホルダー10内にカートリッ
ジが挿入可能となっている。そして、一方の側板(第1
の側板)10bにはディスクカートリッジの誤挿入防止
機構が設けられている。この防止機構は、側板10bの
外面に基端が固定され、先端が、側板10bに形成され
た開口14を通ってカートリッジホルダー10内に延出
した板ばね(阻止部材)13を有する。また、ホルダー
10の上板10aには、前記開口14と連通するように
して矩形の切欠部14aが形成されている。前記板ばね
13は、ホルダー内では、−X方向に側板10bから離
れるように傾斜して延びている。この板ばね13の先部
は、湾曲され、かつ上端が前記切欠部14a中に突出
し、カートリッジの本体の厚さとほぼ同じ巾を有する当
接部13aとなっている。尚、この当接部13aの上端
突設部と、前記切欠部14aとは、当接部13aが前方
(+X方向)に押圧されたときに、この上端突設部が切
欠部14aの前端と当接して、板ばね13の変形を阻止
するように設定されている。そして、前記両側板10
b,10cの内面の上下方向中央部には、板ばね13よ
りも+X方向に位置するようにして係合ピン11,12
が側板に対して垂直に突設が配置されている。
【0030】上記のような構成のカートリッジホルダー
10に、両面カートリッジ100を記録面123a(A
面)を記録/再生するように挿入する場合には、図4に
示すように、挿入方向の表示がA矢印の面を上に向け
て、前端側(第1並びに第2の当接面101,102が
形成された側)よりホルダー10の後端開口に挿入す
る。この挿入中に、カートリッジの第1の当接面101
が板ばね13の当接部13aと当接するが、図6に示す
ように、この当接部13aは当接面101に沿って第1
の側板10b方向に移動し、この側板10bに形成され
た開口14中に逃げる。このときに、同時に当接部13
aの上端突設部も切欠部14a内を移動して開口14中
に逃げる。このために、このカートリッジ100は板ば
ね13に阻止されることがなく、ホルダーの装填位置ま
で移動され得る。そして、板ばね13を越えた後には、
ホルダーの第2の側板10cに突設された第2の係合ピ
ン12がカートリッジのベルト108に設けられた係合
爪109と当接し、カートリッジのさらなる挿入によっ
ても係合爪109をこの位置に維持する(この時に、第
1の係合ピン11は、ケース本体100Aに形成された
第1の溝107aの間に位置する為、ディスクカートリ
ッジ100の挿入を防げない)。従って、ベルト108
が矢印方向に移動してシャッタ103は開成位置に移動
され、光ディスクの記録/再生部が露出される。この状
態を、図示しない検出機構が感知すると、カートリッジ
100Aが挿入されたカートリッジホルダー10は、デ
ッキベース1側に図示しないローディング機構によって
移動され、図3(a)に示すよう情報記録/再生装置本
体に対して作動状態となる。この後は、既知の情報記録
/再生装置と同様に、モータ3により光ディスクが回転
されると共に、ピックアップ機構2が光ディスクの径方
向に移動して、フォーカスエラー信号、トラッキングエ
ラー信号の読取りに従って、光ディスクに対する記録/
再生が行なわれる。
10に、両面カートリッジ100を記録面123a(A
面)を記録/再生するように挿入する場合には、図4に
示すように、挿入方向の表示がA矢印の面を上に向け
て、前端側(第1並びに第2の当接面101,102が
形成された側)よりホルダー10の後端開口に挿入す
る。この挿入中に、カートリッジの第1の当接面101
が板ばね13の当接部13aと当接するが、図6に示す
ように、この当接部13aは当接面101に沿って第1
の側板10b方向に移動し、この側板10bに形成され
た開口14中に逃げる。このときに、同時に当接部13
aの上端突設部も切欠部14a内を移動して開口14中
に逃げる。このために、このカートリッジ100は板ば
ね13に阻止されることがなく、ホルダーの装填位置ま
で移動され得る。そして、板ばね13を越えた後には、
ホルダーの第2の側板10cに突設された第2の係合ピ
ン12がカートリッジのベルト108に設けられた係合
爪109と当接し、カートリッジのさらなる挿入によっ
ても係合爪109をこの位置に維持する(この時に、第
1の係合ピン11は、ケース本体100Aに形成された
第1の溝107aの間に位置する為、ディスクカートリ
ッジ100の挿入を防げない)。従って、ベルト108
が矢印方向に移動してシャッタ103は開成位置に移動
され、光ディスクの記録/再生部が露出される。この状
態を、図示しない検出機構が感知すると、カートリッジ
100Aが挿入されたカートリッジホルダー10は、デ
ッキベース1側に図示しないローディング機構によって
移動され、図3(a)に示すよう情報記録/再生装置本
体に対して作動状態となる。この後は、既知の情報記録
/再生装置と同様に、モータ3により光ディスクが回転
されると共に、ピックアップ機構2が光ディスクの径方
向に移動して、フォーカスエラー信号、トラッキングエ
ラー信号の読取りに従って、光ディスクに対する記録/
再生が行なわれる。
【0031】一方、両面カートリッジ100を記録面1
23b(B面)を記録/再生するために、挿入方向の表
示がB矢印の面を上に向けて、ホルダー10の開口に挿
入すると、第2の当接面102が板ばね13の当接部1
3aに当接する。この結果、A面の記録/再生の場合と
同様に、当接部13aはこの当接面102に沿って第2
の側板10b方向に移動し、図7に示すように、側板1
0bの開口14中に逃げる。このために、このカートリ
ッジ100は板ばね13に阻止されることがなく、ホル
ダーの装填位置まで移動され得る。そして、板ばね13
を越えた後には、ホルダーの第1の側板10bに突設さ
れた第1の係合ピン11がカートリッジのベルト108
に設けられた係合爪109と当接する。この後は、A面
の記録/再生の場合と同様にして、シャッタ103は開
成位置に移動され光ディスクの記録/再生部が露出され
る。このように、ディスクカートリッジ100の両側に
裏返して同じ位置になるように角部を面取りして第1並
びに第2の傾斜当接面101,102を阻止解除部材と
して形成したのでA面とB面とのどちらの面をピックア
ップ機構側に向けても、カートリッジのホルダー中への
装填が可能となり、記録/再生を行うことができる。
23b(B面)を記録/再生するために、挿入方向の表
示がB矢印の面を上に向けて、ホルダー10の開口に挿
入すると、第2の当接面102が板ばね13の当接部1
3aに当接する。この結果、A面の記録/再生の場合と
同様に、当接部13aはこの当接面102に沿って第2
の側板10b方向に移動し、図7に示すように、側板1
0bの開口14中に逃げる。このために、このカートリ
ッジ100は板ばね13に阻止されることがなく、ホル
ダーの装填位置まで移動され得る。そして、板ばね13
を越えた後には、ホルダーの第1の側板10bに突設さ
れた第1の係合ピン11がカートリッジのベルト108
に設けられた係合爪109と当接する。この後は、A面
の記録/再生の場合と同様にして、シャッタ103は開
成位置に移動され光ディスクの記録/再生部が露出され
る。このように、ディスクカートリッジ100の両側に
裏返して同じ位置になるように角部を面取りして第1並
びに第2の傾斜当接面101,102を阻止解除部材と
して形成したのでA面とB面とのどちらの面をピックア
ップ機構側に向けても、カートリッジのホルダー中への
装填が可能となり、記録/再生を行うことができる。
【0032】次に、片面カートリッジ200を情報記録
/再生装置本体に装填する場合を図2、図3(b)、図
8を参照して説明する。片面カートリッジ200を、A
面がピックアップ機構と対面するようにカートリッジホ
ルダー10に挿入すると、第1の当接面101が板ばね
13の当接部13aを外側に押し、かつベルト108の
係合爪109が第2の係合ピン12に係合する。この結
果、片面カートリッジ200は、図6に示す両面カート
リッジ100の場合と同様にして、ホルダー10中に、
記録/再生部が露出した状態で装填される。一方、誤っ
て片面カートリッジ200をA面側がピックアップ機構
と逆方向を向くように(即ち、B面が上になるように)
カートリッジホルダー10に挿入されると、図8に示す
ように、ケース本体200Aは、板ばね13と対向する
側の角部に面取りした当接部が形成されていないので、
図8に示すように、この角部の前面が板ばね13の当接
部13aと当接し、この当接部13aを+X方向に付勢
する。しかし、当接部13aの上端突設部が切欠部14
aの前端縁に当接し、これ以上の板ばね13の弾性変形
が阻止される。この結果、片面カートリッジ200のこ
れ以上のホルダー10中への移動は不可能となる。従っ
て、操作者は、ホルダー10へのカートリッジの挿入途
中で、記録/再生面(この面は、これから記録される面
と、記録されていてこれから再生される面との両方の面
を意味し、本説明では単に記録面と称されている)を誤
って逆にして挿入してしまったことを認識できる。
/再生装置本体に装填する場合を図2、図3(b)、図
8を参照して説明する。片面カートリッジ200を、A
面がピックアップ機構と対面するようにカートリッジホ
ルダー10に挿入すると、第1の当接面101が板ばね
13の当接部13aを外側に押し、かつベルト108の
係合爪109が第2の係合ピン12に係合する。この結
果、片面カートリッジ200は、図6に示す両面カート
リッジ100の場合と同様にして、ホルダー10中に、
記録/再生部が露出した状態で装填される。一方、誤っ
て片面カートリッジ200をA面側がピックアップ機構
と逆方向を向くように(即ち、B面が上になるように)
カートリッジホルダー10に挿入されると、図8に示す
ように、ケース本体200Aは、板ばね13と対向する
側の角部に面取りした当接部が形成されていないので、
図8に示すように、この角部の前面が板ばね13の当接
部13aと当接し、この当接部13aを+X方向に付勢
する。しかし、当接部13aの上端突設部が切欠部14
aの前端縁に当接し、これ以上の板ばね13の弾性変形
が阻止される。この結果、片面カートリッジ200のこ
れ以上のホルダー10中への移動は不可能となる。従っ
て、操作者は、ホルダー10へのカートリッジの挿入途
中で、記録/再生面(この面は、これから記録される面
と、記録されていてこれから再生される面との両方の面
を意味し、本説明では単に記録面と称されている)を誤
って逆にして挿入してしまったことを認識できる。
【0033】尚、上記実施例の情報記録/再生装置にお
いて、両面カートリッジ100もしくは片面カートリッ
ジ200を誤って後側(−α側)を先にしてカートリッ
ジホルダー10に挿入した場合には、ケース本体の後側
角部には両方とも面取りからなる当接面が形成されてい
ないので、片面カートリッジ200の逆方向の挿入の場
合と同様に、板ばね13により挿入が防止される。
いて、両面カートリッジ100もしくは片面カートリッ
ジ200を誤って後側(−α側)を先にしてカートリッ
ジホルダー10に挿入した場合には、ケース本体の後側
角部には両方とも面取りからなる当接面が形成されてい
ないので、片面カートリッジ200の逆方向の挿入の場
合と同様に、板ばね13により挿入が防止される。
【0034】以上説明したように、上記構成の情報記録
/再生装置においては、片面カートリッジ200を、記
録/再生できない面をピックアップ機構側に向けて挿入
した場合や両形式のディスクカートリッジ100,20
0を、後端側から挿入した場合に、このことを検知し、
誤挿入を防止することができる。
/再生装置においては、片面カートリッジ200を、記
録/再生できない面をピックアップ機構側に向けて挿入
した場合や両形式のディスクカートリッジ100,20
0を、後端側から挿入した場合に、このことを検知し、
誤挿入を防止することができる。
【0035】次に、図9ないし図12を参照して、第2
の実施例に係わる情報記録/再生装置を説明する。図9
は、両面が記録/再生可能な両面光ディスクを保持した
ディスクカートリッジ(両面カートリッジ)300を、
また、図10は片面のみが記録/再生可能な片面光ディ
スクを保持したディスクカートリッジ(片面カートリッ
ジ)400を、夫々示す。
の実施例に係わる情報記録/再生装置を説明する。図9
は、両面が記録/再生可能な両面光ディスクを保持した
ディスクカートリッジ(両面カートリッジ)300を、
また、図10は片面のみが記録/再生可能な片面光ディ
スクを保持したディスクカートリッジ(片面カートリッ
ジ)400を、夫々示す。
【0036】片面カートリッジ300は、両側の前端角
部が面取りされて傾斜した第1並びに第2の当接面30
1,302が形成されたケース本体300Aを有する。
これら当接面301,302は、同じ傾斜角度となって
いるが、第1の当接面301はディスクカートリッジの
厚さ方向(γ方向)全体に渡って形成されているのに対
して、第2の当接面302はB面側の半分のみに、即
ち、カートリッジの厚さ方向の1/2の部分のみに形成
されており、残りの部分が突起305となっている。
部が面取りされて傾斜した第1並びに第2の当接面30
1,302が形成されたケース本体300Aを有する。
これら当接面301,302は、同じ傾斜角度となって
いるが、第1の当接面301はディスクカートリッジの
厚さ方向(γ方向)全体に渡って形成されているのに対
して、第2の当接面302はB面側の半分のみに、即
ち、カートリッジの厚さ方向の1/2の部分のみに形成
されており、残りの部分が突起305となっている。
【0037】一方、片面カートリッジ400のケース本
体400Aには、第1の当接面301のみが形成されて
おり、第2の傾斜当接面302は形成されていない。こ
れらカートリッジ300,400の、シャッター開閉機
構は前記実施例のものとは異なるので以下にその説明を
する。
体400Aには、第1の当接面301のみが形成されて
おり、第2の傾斜当接面302は形成されていない。こ
れらカートリッジ300,400の、シャッター開閉機
構は前記実施例のものとは異なるので以下にその説明を
する。
【0038】ケース本体300A,400Aには、前記
実施例と同様にシャッター303が、ヘッドスピンドル
窓を開閉可能なように、ケース本体の幅方向(β方向)
に移動可能に設けられている。このシャッター303
は、引張りばね105(図5に示す)に代えてケース本
体の一端とシャッター303との間に設けられた図示し
ない圧縮ばねにより図12中、−β方向に付勢されて閉
成位置に維持されている。そして、この圧縮ばねの付勢
力に抗してシャッター303を開成位置に移動させるた
めに、シャッター303には、ベルトに代えて、比較的
リジットな細板片306が−β方向に突設され、この先
端に厚くなった係合部306aが形成されている。この
係合部306aは、両面カートリッジ300の場合には
前記突起305と、また片面カートリッジ400の場合
には当接面が形成されていない側の先端角部である突起
305aと、夫々少し離間するようにして形成されてい
る。この結果、この係合部306aと前記突起305,
305aとの間にはシャッタオープナのスロット304
が規定されている。従って、このスロット304側より
係合部306aを図12中矢印で示す方向(+β方向)
に移動させることによりシャッター303は開成され得
る。
実施例と同様にシャッター303が、ヘッドスピンドル
窓を開閉可能なように、ケース本体の幅方向(β方向)
に移動可能に設けられている。このシャッター303
は、引張りばね105(図5に示す)に代えてケース本
体の一端とシャッター303との間に設けられた図示し
ない圧縮ばねにより図12中、−β方向に付勢されて閉
成位置に維持されている。そして、この圧縮ばねの付勢
力に抗してシャッター303を開成位置に移動させるた
めに、シャッター303には、ベルトに代えて、比較的
リジットな細板片306が−β方向に突設され、この先
端に厚くなった係合部306aが形成されている。この
係合部306aは、両面カートリッジ300の場合には
前記突起305と、また片面カートリッジ400の場合
には当接面が形成されていない側の先端角部である突起
305aと、夫々少し離間するようにして形成されてい
る。この結果、この係合部306aと前記突起305,
305aとの間にはシャッタオープナのスロット304
が規定されている。従って、このスロット304側より
係合部306aを図12中矢印で示す方向(+β方向)
に移動させることによりシャッター303は開成され得
る。
【0039】図11は、これらディスクカートリッジ3
00,400を情報記録/再生装置の記録/再生部に装
填するためのカートリッジホルダー500を示す。板ば
ね13及びその当接部13aはディスクカートリッジの
下側(Z(−)側)半分のみに当たるようにZ方向の寸
法(幅)並びに位置が設定されている。
00,400を情報記録/再生装置の記録/再生部に装
填するためのカートリッジホルダー500を示す。板ば
ね13及びその当接部13aはディスクカートリッジの
下側(Z(−)側)半分のみに当たるようにZ方向の寸
法(幅)並びに位置が設定されている。
【0040】情報記録/再生装置のホルダー500に
は、1対のシャッタオープン機構505がY方向に互い
に離間して向い合うように配置されている。各オープン
機構は、ホルダーの上板500aと平行に回動可能なよ
うに、上板500aの上面の中央部付近に軸503によ
り基端側が枢支された回動アーム501を有する。この
回動アーム501は、ホルダーの側板500b(500
c)に向かってほぼY方向に延びており、その先端の下
面にはローラ504がピン506を中心として回転可能
に支持されている。そして、この回動アーム501の矢
印方向の回動に伴うピン506の移動軌跡に沿って円弧
スロット502が上板500aに形成されている。ま
た、この円弧スロット502を通って前記ローラ504
がホルダー500内に延出している。このローラ504
の長さは、ディスクカートリッジの厚さ(γ方向の寸
法)とほぼ同じに設定されている。
は、1対のシャッタオープン機構505がY方向に互い
に離間して向い合うように配置されている。各オープン
機構は、ホルダーの上板500aと平行に回動可能なよ
うに、上板500aの上面の中央部付近に軸503によ
り基端側が枢支された回動アーム501を有する。この
回動アーム501は、ホルダーの側板500b(500
c)に向かってほぼY方向に延びており、その先端の下
面にはローラ504がピン506を中心として回転可能
に支持されている。そして、この回動アーム501の矢
印方向の回動に伴うピン506の移動軌跡に沿って円弧
スロット502が上板500aに形成されている。ま
た、この円弧スロット502を通って前記ローラ504
がホルダー500内に延出している。このローラ504
の長さは、ディスクカートリッジの厚さ(γ方向の寸
法)とほぼ同じに設定されている。
【0041】このようなシャッター開閉機構の動作を以
下に図12を参照して説明する。図12(a)は、両面
カートリッジ300を両面光ディスクのA面をピックア
ップ機構側に向けてカートリッジホルダー500に挿入
する場合を示し、この時は板ばね13の当接部13aは
第1の当接面301によりホルダーの外に移動され、デ
ィスクカートリッジ300の挿入が許容される。そし
て、カートリッジの挿入に伴って、第2のシャッタオー
プン機構505のローラ504が、突起305とシャッ
タの係合部306aとの間のシャッタオープナのスロッ
ト304に入り込む。さらに、ディスクカートリッジ3
00がX(+)側に移動するのに従って、アーム501
が図11の矢印方向に回転し、ローラ504が円弧スロ
ット502に沿って案内される。この結果、ローラ50
4により係合部306aを図12(a)中矢印方向に移
動させて、圧縮ばねの付勢力に抗してシャッタ303を
同方向に移動させて開成位置にもたらす。この動作中
に、第1のシャッタオープン機構505のローラ504
はカートリッジ300前端面を矢印で示すように−β方
向へと回転しながら移動し、シャッタ300の前端面上
に達する。このように、両面カートリッジ300は、板
ばね13に阻止されることがなく、ホルダー500中に
挿入され装填位置にもたらされる。また、第1のシャッ
タオープン機構505にも妨害されないで、第2のシャ
ッタオープン機構505によりシャッタの開成が果たさ
れる。
下に図12を参照して説明する。図12(a)は、両面
カートリッジ300を両面光ディスクのA面をピックア
ップ機構側に向けてカートリッジホルダー500に挿入
する場合を示し、この時は板ばね13の当接部13aは
第1の当接面301によりホルダーの外に移動され、デ
ィスクカートリッジ300の挿入が許容される。そし
て、カートリッジの挿入に伴って、第2のシャッタオー
プン機構505のローラ504が、突起305とシャッ
タの係合部306aとの間のシャッタオープナのスロッ
ト304に入り込む。さらに、ディスクカートリッジ3
00がX(+)側に移動するのに従って、アーム501
が図11の矢印方向に回転し、ローラ504が円弧スロ
ット502に沿って案内される。この結果、ローラ50
4により係合部306aを図12(a)中矢印方向に移
動させて、圧縮ばねの付勢力に抗してシャッタ303を
同方向に移動させて開成位置にもたらす。この動作中
に、第1のシャッタオープン機構505のローラ504
はカートリッジ300前端面を矢印で示すように−β方
向へと回転しながら移動し、シャッタ300の前端面上
に達する。このように、両面カートリッジ300は、板
ばね13に阻止されることがなく、ホルダー500中に
挿入され装填位置にもたらされる。また、第1のシャッ
タオープン機構505にも妨害されないで、第2のシャ
ッタオープン機構505によりシャッタの開成が果たさ
れる。
【0042】図12(b)は両面ディスクカートリッジ
300のB面をピックアップ機構側に向けてカートリッ
ジホルダー500に挿入する場合を示し、この時は第2
の当接面302が板ばね13の当接部13aの側にくる
ので、この当接面302により当接部13aは外側に移
動されてカートリッジの挿入が許容される。
300のB面をピックアップ機構側に向けてカートリッ
ジホルダー500に挿入する場合を示し、この時は第2
の当接面302が板ばね13の当接部13aの側にくる
ので、この当接面302により当接部13aは外側に移
動されてカートリッジの挿入が許容される。
【0043】そして、こんどは第1のシャッタオープン
機構505のローラ504がスロット304中に入り込
み、係合部306aを矢印で示すように−Y方向に移動
させシャッタを開成する。
機構505のローラ504がスロット304中に入り込
み、係合部306aを矢印で示すように−Y方向に移動
させシャッタを開成する。
【0044】この時に、もし第2の当接面302が、第
1の当接面301と同様に、ケース本体の厚さ方向全体
に面取りされて、突起305がないように形成されてい
ると、スロット304が形成されず、第1のシャッタオ
ープン機構505のローラ504がケース本体の前端面
に当接するときに、設計誤差等によりこのローラ504
が第2の当接面302に当接し、たり、この当接面に転
がって落ちたりして、カートリッジの挿入を不可能にし
たり、シャッターの開成が困難になったりする恐れがあ
る。これを防ぐために、この実施例ではケース本体の一
方の角部に傾斜当接面302と突起305とを形成して
いる。尚、ケース本体の前端面と第1の傾斜当接面30
1との間に形成された小さい突出部も、前記突起305
と同様の目的を果たすためのものである。
1の当接面301と同様に、ケース本体の厚さ方向全体
に面取りされて、突起305がないように形成されてい
ると、スロット304が形成されず、第1のシャッタオ
ープン機構505のローラ504がケース本体の前端面
に当接するときに、設計誤差等によりこのローラ504
が第2の当接面302に当接し、たり、この当接面に転
がって落ちたりして、カートリッジの挿入を不可能にし
たり、シャッターの開成が困難になったりする恐れがあ
る。これを防ぐために、この実施例ではケース本体の一
方の角部に傾斜当接面302と突起305とを形成して
いる。尚、ケース本体の前端面と第1の傾斜当接面30
1との間に形成された小さい突出部も、前記突起305
と同様の目的を果たすためのものである。
【0045】図12(c)は片面光ディスクのB面をピ
ックアップ機構側に向けてディスクカートリッジ400
をカートリッジホルダー500に挿入する場合を示し、
この時は板ばね13の当接部13aがケース本体の角部
を面取りしないことにより、ケース本体の厚さ方向全体
に渡って残った突起305aに当たり、これを+X方向
に押す。しかし、この当接部13aの下端突設部が切欠
部14aと係合するので、前記実施例と同様にカートリ
ッジ400のこれ以上の挿入は阻止され、操作者は、挿
入面を間違えたことが認識できる。
ックアップ機構側に向けてディスクカートリッジ400
をカートリッジホルダー500に挿入する場合を示し、
この時は板ばね13の当接部13aがケース本体の角部
を面取りしないことにより、ケース本体の厚さ方向全体
に渡って残った突起305aに当たり、これを+X方向
に押す。しかし、この当接部13aの下端突設部が切欠
部14aと係合するので、前記実施例と同様にカートリ
ッジ400のこれ以上の挿入は阻止され、操作者は、挿
入面を間違えたことが認識できる。
【0046】尚、片面光ディスクのA面をピックアップ
機構側に向けてカートリッジホルダー500に挿入した
場合は図12(a)と同様に挿入される。この実施例の
情報記録/再生装置においては、誤挿入防止用の傾斜当
接面をディスクカートリッジの厚み方向の一部にのみ形
成したので、例えば、シャッタオープン用のスロット等
他の機能部も厚み方向に分割して形成する事ができる。
従って、より狭い場所に多くの機能部を設ける事ができ
る。
機構側に向けてカートリッジホルダー500に挿入した
場合は図12(a)と同様に挿入される。この実施例の
情報記録/再生装置においては、誤挿入防止用の傾斜当
接面をディスクカートリッジの厚み方向の一部にのみ形
成したので、例えば、シャッタオープン用のスロット等
他の機能部も厚み方向に分割して形成する事ができる。
従って、より狭い場所に多くの機能部を設ける事ができ
る。
【0047】片面光ディスクのディスクカートリッジ4
00はB面側のシャッタ303及びシャッタ開口時の窓
の大きさが小さく、モータ部分までは開いていない。そ
の為このディスクカートリッジをピックアップ機構側に
向けて装置に挿入された場合にはカートリッジ400と
モータが接触しカートリッジ400及びモータが破損す
る場合がある。又、ディスクカートリッジ400がロー
ディング時にモータ側に完全に移動しないので、ディス
クカートリッジを取り出せないといった不具合も生じて
しまう。
00はB面側のシャッタ303及びシャッタ開口時の窓
の大きさが小さく、モータ部分までは開いていない。そ
の為このディスクカートリッジをピックアップ機構側に
向けて装置に挿入された場合にはカートリッジ400と
モータが接触しカートリッジ400及びモータが破損す
る場合がある。又、ディスクカートリッジ400がロー
ディング時にモータ側に完全に移動しないので、ディス
クカートリッジを取り出せないといった不具合も生じて
しまう。
【0048】上記のように誤挿入防止手段を装置及びデ
ィスクカートリッジに設けたのでこういった不具合は発
生しない。尚、光ディスクやディスクカートリッジやカ
ートリッジホルダー等の形状は上記実施例のものに限ら
れることは無く、他の形態でも良い。例えば、片面光デ
ィスク120Bを、両面光ディスクを構成する2つの片
面ディスクと同じ構成にしても良い。また、両面光ディ
スク120Aを、ターンテーブル51上に載置される中
央部を記録面である周辺部よりも厚く形成したが、周辺
部と同じ厚さ(0.6mm)に形成しても良い。この場
合には、両面カートリッジ100の総厚を薄くできる。
ィスクカートリッジに設けたのでこういった不具合は発
生しない。尚、光ディスクやディスクカートリッジやカ
ートリッジホルダー等の形状は上記実施例のものに限ら
れることは無く、他の形態でも良い。例えば、片面光デ
ィスク120Bを、両面光ディスクを構成する2つの片
面ディスクと同じ構成にしても良い。また、両面光ディ
スク120Aを、ターンテーブル51上に載置される中
央部を記録面である周辺部よりも厚く形成したが、周辺
部と同じ厚さ(0.6mm)に形成しても良い。この場
合には、両面カートリッジ100の総厚を薄くできる。
【0049】尚、本発明の情報記録/再生装置は上記実
施例のものに限定されることはなく、例えば、以下に説
明するような種々の変形が可能である。両面光ディスク
は図13に示すように2枚の同一の片面光ディスク60
1a,601bを、これらの周縁間に位置する仕切り板
602で夫々の記録面が接触しないようにして重ねてケ
ース本体603に収納して両面カートリッジ604を構
成しても良い。この場合には、記録/再生のために一方
の光ディスク601を回転させているときには、他方の
片面光ディスクには回転力は伝達されない。この結果、
両片面光ディスク601a,601bの貼り合わせが不
要でコストを安くすることができ、そして、モータの回
転負荷が小さいのでモータを小形にできる。片面光ディ
スクは1枚の光ディスクのみをディスクカートリッジに
入れる。また、片面光ディスクと両面光ディスクは同じ
光ディスクで枚数が違うだけなので基本の光ディスクは
1種類で光ディスクの製造コストを安くすることができ
る。そして、必要に応じて、片面光ディスクを2枚まと
めて両面光ディスクにできるので、同じ記録内容を1枚
のディスクカートリッジに入れる等整理しやすい。
施例のものに限定されることはなく、例えば、以下に説
明するような種々の変形が可能である。両面光ディスク
は図13に示すように2枚の同一の片面光ディスク60
1a,601bを、これらの周縁間に位置する仕切り板
602で夫々の記録面が接触しないようにして重ねてケ
ース本体603に収納して両面カートリッジ604を構
成しても良い。この場合には、記録/再生のために一方
の光ディスク601を回転させているときには、他方の
片面光ディスクには回転力は伝達されない。この結果、
両片面光ディスク601a,601bの貼り合わせが不
要でコストを安くすることができ、そして、モータの回
転負荷が小さいのでモータを小形にできる。片面光ディ
スクは1枚の光ディスクのみをディスクカートリッジに
入れる。また、片面光ディスクと両面光ディスクは同じ
光ディスクで枚数が違うだけなので基本の光ディスクは
1種類で光ディスクの製造コストを安くすることができ
る。そして、必要に応じて、片面光ディスクを2枚まと
めて両面光ディスクにできるので、同じ記録内容を1枚
のディスクカートリッジに入れる等整理しやすい。
【0050】さらに、前記誤挿入防止の機構は板ばねの
ようなばねではなく、レバーや電気スイッチとソレノイ
ド等で構成しても良い。また、誤挿入防止機構を解除す
る解除部は面取りによる傾斜面以外の形状、例えばレバ
ーを押す突起や電気接点に作用する電極等誤挿入防止機
構に作用する物であれば何でも良い。また、記録媒体
は、光ディスクに限定されるものではなく、CD、光磁
気ディスク、相変化記録媒体、磁気ディスク等他の形態
の記録媒体でも良い。勿論、記録/再生機構は、これら
記録媒体の種類に応じて適宜変更され得る。
ようなばねではなく、レバーや電気スイッチとソレノイ
ド等で構成しても良い。また、誤挿入防止機構を解除す
る解除部は面取りによる傾斜面以外の形状、例えばレバ
ーを押す突起や電気接点に作用する電極等誤挿入防止機
構に作用する物であれば何でも良い。また、記録媒体
は、光ディスクに限定されるものではなく、CD、光磁
気ディスク、相変化記録媒体、磁気ディスク等他の形態
の記録媒体でも良い。勿論、記録/再生機構は、これら
記録媒体の種類に応じて適宜変更され得る。
【0051】
【発明の効果】上記本発明の情報記録/再生装置によれ
ば、片面記録媒体を内装したカートリッジと両面記録媒
体を内装したカートリッジとの2種類のカートリッジの
装填並びに記録/再生が可能である。そして片面記録媒
体の記録/再生できない面を記録/再生手段側に向けて
記録/再生装置に誤挿入される事を防止できるので、記
録媒体や記録/再生機構の破損を防止し、装置に装填さ
れてから記録/再生できない事に気づく時間のムダを防
ぐことができる。
ば、片面記録媒体を内装したカートリッジと両面記録媒
体を内装したカートリッジとの2種類のカートリッジの
装填並びに記録/再生が可能である。そして片面記録媒
体の記録/再生できない面を記録/再生手段側に向けて
記録/再生装置に誤挿入される事を防止できるので、記
録媒体や記録/再生機構の破損を防止し、装置に装填さ
れてから記録/再生できない事に気づく時間のムダを防
ぐことができる。
【図1】本発明の第1の実施例に係わる情報記録/再生
装置の両面ディスクカートリッジを示す斜視図である。
装置の両面ディスクカートリッジを示す斜視図である。
【図2】同実施例に係わる情報記録/再生装置の片面デ
ィスクカートリッジを示す斜視図である。
ィスクカートリッジを示す斜視図である。
【図3】(a)は両面光ディスクと、これの情報記録/
再生機構との一部を概略的に示す断面図、そして(b)
は片面光ディスクと、これの情報記録/再生機構との一
部を概略的に示す断面図ある。
再生機構との一部を概略的に示す断面図、そして(b)
は片面光ディスクと、これの情報記録/再生機構との一
部を概略的に示す断面図ある。
【図4】第1の実施例に係わる情報記録/再生装置の両
面ディスクカートリッジと、この光ディスクが挿入され
るホルダーと、情報記録/再生機構とを示す概略的分解
斜視図である。
面ディスクカートリッジと、この光ディスクが挿入され
るホルダーと、情報記録/再生機構とを示す概略的分解
斜視図である。
【図5】両面ディスクカートリッジをA面の記録/再生
のためにホルダーに挿入する前の状態を示す一部切欠つ
平面図である。
のためにホルダーに挿入する前の状態を示す一部切欠つ
平面図である。
【図6】両面ディスクカートリッジをA面の記録/再生
のためにホルダーに挿入している途中の状態を示す一部
切欠つ平面図である。
のためにホルダーに挿入している途中の状態を示す一部
切欠つ平面図である。
【図7】両面ディスクカートリッジをB面の記録/再生
のためにホルダーに挿入している途中の状態を示す一部
切欠つ平面図である。
のためにホルダーに挿入している途中の状態を示す一部
切欠つ平面図である。
【図8】片面ディスクカートリッジを誤って裏返しにし
てホルダーに挿入した状態を示す一部切欠つ平面図であ
る。
てホルダーに挿入した状態を示す一部切欠つ平面図であ
る。
【図9】本発明の第2の実施例に係わる情報記録/再生
装置の両面ディスクカートリッジを示す斜視図であり、
(a)と(b)とは異なる面側から見たカートリッジを
示す。
装置の両面ディスクカートリッジを示す斜視図であり、
(a)と(b)とは異なる面側から見たカートリッジを
示す。
【図10】同実施例に係わる情報記録/再生装置の片面
ディスクカートリッジを示す斜視図であり、(a)と
(b)とは異なる面側から見たカートリッジを示す。
ディスクカートリッジを示す斜視図であり、(a)と
(b)とは異なる面側から見たカートリッジを示す。
【図11】第2の実施例のシャッター開閉機構を示す一
部切欠つ斜視図である。
部切欠つ斜視図である。
【図12】第2の実施例情報記録/再生装置におけるカ
ートリッジのホルダーへの挿入を説明するための概略図
であり、(a)は両面ディスクカートリッジをA面を記
録/再生するように挿入する場合、(b)は両面ディス
クカートリッジをB面を記録/再生するように挿入する
場合、そして(c)は片面ディスクカートリッジを誤っ
て裏返しにして挿入した場合を示す。
ートリッジのホルダーへの挿入を説明するための概略図
であり、(a)は両面ディスクカートリッジをA面を記
録/再生するように挿入する場合、(b)は両面ディス
クカートリッジをB面を記録/再生するように挿入する
場合、そして(c)は片面ディスクカートリッジを誤っ
て裏返しにして挿入した場合を示す。
【図13】両面ディスクカートリッジの変形例を概略的
に示す図である。
に示す図である。
10…カートリッジホルダー、11,12…係合ピン、
13…板ばね、13a…当接部…、14…開口、14a
…切欠部、100;300…両面カートリッジ、100
A、200A;300A,400A…ケース本体、10
1、102…けいごう面、103;303…シャッタ、
107a,107b…溝、123a,123b…記録
面、200;400…片面カートリッジ、120A…両
面光ディスク、120B…片面光ディスク、505…シ
ャッタオープン機構
13…板ばね、13a…当接部…、14…開口、14a
…切欠部、100;300…両面カートリッジ、100
A、200A;300A,400A…ケース本体、10
1、102…けいごう面、103;303…シャッタ、
107a,107b…溝、123a,123b…記録
面、200;400…片面カートリッジ、120A…両
面光ディスク、120B…片面光ディスク、505…シ
ャッタオープン機構
Claims (3)
- 【請求項1】 記録面を片面に有する記録媒体を保持す
る片面カートリッジと、記録面を両面に有する記録媒体
を保持する両面カートリッジと、装填位置にもたらされ
た記録媒体の一面に対向するように配置され、この対向
した面の記録及び/又は再生を果たす記録/再生手段
と、カートリッジが挿入されこのカートリッジを前記装
填位置にもたらす保持手段と、 前記片面カートリッジが、記録面でない方の面が記録/
再生手段に対面するように保持手段に挿入されたとき
に、これを検出して装填位置へもたらされるのを阻止
し、前記両面カートリッジが、どちらかの記録面が記録
/再生手段に対面するように保持手段に挿入されたとき
に、これが装填位置へもたらされるのを可能にする誤挿
入防止手段とを具備することを特徴とする情報記録/再
生装置。 - 【請求項2】 前記誤挿入防止手段は、保持手段に設け
られ、挿入阻止機能を選択的に有する阻止部材と、片面
カートリッジに設けられ、片面カートリッジが記録面で
ない方の面が記録/再生手段に対面するように保持手段
に挿入されたときにこの阻止部材と共同して、片面カー
トリッジの挿入を阻止機能を果たさせる部材並びに、片
面カートリッジの記録面が記録/再生手段に対面するよ
うに保持手段に挿入されたときに阻止部材の阻止機能を
解除する解除部材と、前記両面カートリッジが、どちら
かの記録面が記録/再生手段に対面するように保持手段
に挿入されたときに前記阻止部材の阻止機能を解除する
第1並びに第2の解除部材とを有することを特徴とする
請求項1の情報記録/再生装置。 - 【請求項3】 前記保持手段は、カートリッジが中に挿
入されるホルダーを有し、前記阻止部材は、このホルダ
ーに阻止位置と解除位置との間に移動可能に設けられた
係合部材を有し、前記解除部材は係合部材が阻止位置に
あるときに、これと係合して解除位置に移動させるよう
にカートリッジに形成され、そして前記片面カートリッ
ジの部材は、カートリッジがホルダー中に挿入されたと
きに、前記係合部材と係合してカートリッジのこれ以上
の挿入が阻止されるように片面カートリッジに形成され
ていることを特徴とする請求項2の情報記録/再生装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7100988A JPH08297901A (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 情報記録/再生装置 |
US08/633,496 US6002660A (en) | 1995-04-25 | 1996-04-17 | Information recording/reproducing apparatus wherein single-sided and double-sided cartridges can be inserted and having wrong insertion preventing mechanism |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7100988A JPH08297901A (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 情報記録/再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08297901A true JPH08297901A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14288703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7100988A Withdrawn JPH08297901A (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 情報記録/再生装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6002660A (ja) |
JP (1) | JPH08297901A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19950485C2 (de) * | 1999-04-30 | 2002-01-17 | Fujitsu Ltd | Optische Speichereinrichtung, umfassend einen stabilen Kassettenhaltemechanismus |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3834978B2 (ja) * | 1997-12-22 | 2006-10-18 | ソニー株式会社 | 記録媒体駆動装置 |
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