JPS61246954A - デイスク状記録媒体のクランプ機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディスク状記録媒体（以下ディスクという）
面に光ビームを照射することによシ、非接触で情報を記
録すると共に上記記録された情報を再生又は消去する情
報記録再生装置におけるディスクのクランプ機構に関す
る。

〔従来の技術〕

今日のオグトエレクトロニクスの発達に伴い、レーデ光
等の光ビームを用いて音声或いは画像情報を高性能でラ
ンダムに記録、再生又は消去することのできる情報記録
再生装置が製品化されている・例えば光ビデオディスク
装置であシ、透明アクリル樹脂等で形成されたディスク
状記録媒体面上の突起（ピット）ノ臂ターンを光学ヘッ
ドによりデジタル量で検出し、光電変換した後、増巾器
により適正にゲイン調整し、更にＤ−Ａ変換器等の再生
回路を介して所定のアナログ量に変換処理した後、スピ
ーカ又はＣＲＴ等の出力装置に出力される。このように
して所望の音声或いはカラー画像が瞬時に高性能で得ら
れることになる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら従来の情報記録再生装置では記録媒体であ
るディスクのクランプ、高速回転及びクランプ解除とい
う一連の機能を各々別の機構及び駆動源を用いて行なっ
ていた。従って、従来の情報記録再生装置自体は大型で
かさばりかつ多数の部品が用いられることからコストア
ップになることは否めなかった。さらに機構自体が複雑
になり故障の原因ともなると共に万が一故障した際には
修理に多大な時間と費用が費やされていた。しかるに、
簡単な機構で多目的な機能を有し、かつ小型で良好なコ
スト／ぐフォーマンスを得る機構の開発が急速に要望さ
れていた。

〔実施例〕

以下、図面を参照しながらこの発明のディスク状記碌媒
体のクランプ機構の具体的な実施例を説明する。

第１図は本発明の一実施例の構造を示す斜視図でちる。

本発明の構成はディスクの回転機構系とクランプ機構系
とがスピンドルモータ等から成る駆動部１を共通にして
一体に形成され全体として小屋モジュール化された構成
になっている。このスピンドルモータ等から成る駆動部
１は、クランプ機構のほぼ中央に配設され、ディスクの
装脱着時にはクランプ機構の駆動源として動作し、所定
のクランプ終了後の情報の検出時にはターンテーブル５
上に載置されたディスク６の滑らかな正逆高速回転（３
００〜３６００　ｒｐｍ　）を保証する構造になってい
る。ディスクのクランプ機構系としては、スピンドルモ
ータ等から成る駆動部１を共通にして、駆動部１の高速
回転をロスなく低速回転に減速させるための種々の減速
ギヤから成るギヤへ、ド２、駆動部１０回転力伝達をマ
イクロスイッチ等の高速スイッチ２０を介して即時に適
正効率で行なうクラ、チ３及びクラ、チ４に連結された
ゾーリ８ｍ、８ｂ等から成る構造となっている。

さらに、ゾーリ８ｂの中心にはギヤ１０が軸止されてお
シ、このギヤ１０に歯合しスライド部材１２と一体構造
のラック１１が配設された構造になっている。このう、
り１１によシギャ１０のＷ方向の回転運動が直線方向ａ
　”’−’　ａ’のスライドに変換されることになる。

スライド部材１２の内側には図示の通り上下移動板１３
ｍを支承するピン１５が軸止されており、このピン１５
の直線方向ａ　””　ａ’のスライド量に比例して、お
さえ棒１４で連結されたクランプ板上下送り及び回転機
構の上下移動板１３ａ。

１３ｂが一体とな多動作され、所定量だけ上下移動され
ることになる。上記クランプ板上下送フ及び回転機構は
クランプ機構系の一機構でありディスクを上方より適正
にクラ７ノする機構である。

図示の通ＪＨ形構造で横板として対称位置に２個の上下
移動板１３ａ、１３ｂ、これに連結して図示のｂ　−ｂ
’方向に回動自在なおさえ棒１４及び上板としてのクラ
ンプ板１２が一体に構成された構造になっている。上記
クランプ板１９の中央には、ディスクにほどよく密接し
て係合する外径のクランプ部材７が定着された構造にな
っている。上下移動板１３ａ、１３ｂの端部にはそれぞ
れ同一位置にピン１６ｍ、１６ｂが軸止されておシ、お
さえ棒１４が後述するバネ１８の付勢力によフピン１６
ｍ、１６ｂを下方に押圧することによシ、上下移動板１
３ｍ、１３ｂが均等に押圧され一体に所定量下方向に移
動されることになる。さらに上下移動板１３ｍ、１３ｂ
の別の端部にはそれぞれ対称位置にピン１７ｍ、１７ｂ
が軸止された構造で、これによシこのピン１７ｍ、１７
ｂを軸心として図示の上下回転Ｔ−Ｔ’方向にクランプ
板１９が回動自在に支持されることになる。又、クラン
プ板１９の端部には所定の弾性係数を有するバネ１８が
配設され、このバネ１８の付勢力によりクランプ板１９
は通常下方向に押圧された状態におかれることになる。

ディスクの回転機構系としては前述のスピンドルモータ
等から成る駆動部１を共通にして、その上方に駆動部１
の高速回転をロスなく適正効率で伝達するクラッチ４、
クラッチ４に係合してディスク６が載置されたターンテ
ーブル５から成る構造になっている。

以上のようなディスクのクランプ機構系及び回転機構系
の各構成において、その機能動作を以下第１図及び第２
図を用いて説明する。

第２図はクランプ機構系の機能動作を説明するための側
面図でおる。上下移動板１３ｍは始め第２図に図示のＡ
の位置（点線で表わされている）に位置付けされ、この
時、マイクロスイッチ２０の接触点２０ａは開放されて
おシ、クラッチ３をオン、クラッチ４をオフとして動作
されることになる。第１図を参照してスピンドルモータ
等から成る駆動部１の高速回転はギヤヘッド２によシ適
正に減速されクラ、チ３に伝達される。これによシクラ
、チ３に係合する円盤状のグーリ８ａが回転され、ワイ
ヤ等からなるベルト９を介して対応するブーＵ　８　ｂ
に適正効率で回転力が伝達されることになる。そして第
２図に図示の通りプーリ８ｂの中心に軸止されたギヤ１
０が図示のＷ方向に所定量回転されることになる。さら
にこのギヤ１００回転は、スライド部材１２に定着され
かつギヤ】Ｏと歯合するラック１１に伝達され、図示の
直線方向ａのスライドを促がすことになる。所定量直線
方向息にスライドされるとスライド部材１２に軸止され
たピン１５も一体となシ所定量直線方向ａにスライドさ
れることになる。ところで上下移動板１３ｍには図示の
通りチーツク部りが形成されているため、上下移動板１
３ｍはバネ１８の下方向Ｖの付勢力によシピン１７ｍを
中心としてＴ′方向に回転され、上記テーパ部りに沿っ
てピン１５のスライド量に比例して、上下移動板１３ｍ
は下方向Ｖに図示の通９所定量りだけ移動され、ピン１
５によシ抑止され、停止されることになる。

このようにして図示のＢの状態でクランプ板１９のクラ
ンプ部材７に係合するディスク６のクランプ動作が終了
することになる。この場合、上下移動板１３ｍが所定量
りだけ下方向Ｖに移動されるとマイクロスイッチ２ｏの
上側の接点部２１ｍと上下移動板１３ｍの一部とが圧接
しスイッチがクラッチ３からクラ、チ４に高速で切替わ
ることになる。そして、クラ、チ３はオフになシスピン
ドルモータ等から成る駆動部１０回転力はクランプ機構
系に伝達されないことになる。一方、回転機構系のクラ
、チ４はマイクロスイッチ２０のアクチュエータの高速
動作によジオンに転移してクラッチ４．ターンテーブル
５等から成る回転機構は即時に動作されることになる。

第３図はディスクの回転機構系及びクランプ機構系の構
造及び機能動作を説明するための断面図である。

カートリッジ３０に収納されたディスク６はカートリ、
ジ支え板４０が所定位置まで下降してきた時に、ディス
ク内径を使い位置決めする位置決め部材４３によって位
置決めされると共にプーリ８ｍ、クラッチ３．ギヤへ、
ド２及びクラッチ４と多段階状に係合されたスピンドル
モータ等から成る駆動部１０回転軸４７に取付けられた
ターンテーブル５に装着される。その位置決め部材４３
は通常・ゞネ４６によって持ち上げられ、ディスク内径
及び種々部品のバラツキを緩和している。またクランプ
部材７に取付けられた突起部４４が芯決め部材４９によ
って位置決めされる。なおディスク６は高速回転するわ
けであるが、ベアリング４８がクランプ部材７に圧入さ
れているために回転運動はそれよシ上のクランプ板１９
には伝わらないことになる。

尚、情報検出後のクランプ解除の場合は、クラッチ４を
オフ、クラ、チ３をオンにして、上述のクランプ機構系
を動作させスピンドルモータ等から成る駆動部１を逆回
転させることによってクランプ時とは逆の動作が可能と
なる。即ち、第２図に図示のスライド部材１２が直線方
向ａ′に所定量スライドされ、これに伴ないピン１５が
上下移動板１３ｍのチーツク部りに沿って移動されるこ
とによシ、上下移動板１３ａ、１３ｂが図示のＢの位置
からＡの位置にＶ′力方向上昇して、クランプ解除とな
るのである。

尚、上述の第１図及び第２図の実施例ではディスクのク
ランプ機構として例示されているが、ディスクを収納す
るカートリッジのクランプ機構としても第３図に図示の
通シ使用できるようになっている。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ディスククランプ動作のために別に駆
動源を持つことなくディスククランプが可能となシ、装
置全体の部品点数が少なくなると共に小型化になシ、低
価格の装置を提供することが可能になった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構造を示す斜視図である。 第２図はクランプ機構系の機能動作を説明するための側
面図である。第３図はディスクの回転機構系及びクラン
プ機構系の構造及び機能動作を説明するための断面図で
ある。 １・・・駆動部、２・・・ギヤヘッド、３，４・・・ク
ラ。 チ、５・・・ターンテーブル、６・・・ディスク、７・
・・りランプ部材、８ｍ、８ｂ・・・グーリ、９・・・
ベルト、１０・・・ギヤ、１１・・・ラック、１２・・
・スライド部材、１３ｈ、１３ｂ・・・上下移動板、１
４・・・おさえ棒、１５　ｅ　１６　ａ　ｙ　１６　ｂ
　ｔ　１７　ａ　ｅ　１７　ｂ　＝・ピン、１８・・・
バネ、１９・・・クランプ板、２０・・・高速スイッチ
、３０・・・カートリッジ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ディスク状記録媒体を回転させる駆動部とディス
   ク状記録媒体のクランプ動作の駆動部とが同一の駆動源
   により駆動することを特徴とするディスク状記録媒体の
   クランプ機構。