JPS6129452A

JPS6129452A - デイスクカセツトの挿入装置

Info

Publication number: JPS6129452A
Application number: JP15106984A
Authority: JP
Inventors: Junichi Watanabe; 順一渡辺
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1984-07-20
Filing date: 1984-07-20
Publication date: 1986-02-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明は、情報記録再生装置におけるディスクカセット
の挿入装置に関する。

（従来技術）情報ディスクを格納したディスクカセットが挿脱される
情報記録再生装置（以後、便宜上、プレーヤと呼ぶ）で
は、通常、プレーヤ内部への塵埃等の侵入を防止するた
めに、ディスクカセットの挿入用開口を、平生、閉塞す
る方向に回動付勢された一枚の回動扉が設置されている
。

か＼る回動扉を設けたプレーヤにおいては、ディスクカ
セットが挿入されるとき、ディスクカセットと回動扉と
が相互に直接的に衝突するため、双′方に傷を生じたシ
、場合によっては、回動扉が変形し美観や回動機能など
が損なわれたシする。

（目　　的）本発明の目的は、ディスクカセット挿入時におけるカセ
ット自体の損傷や回動扉の損傷を防止することに加えて
、プレーヤ内部に挿入されたディスクカセットの安定保
持を兼用的に行なえるようにしたディスクカセットの挿
入装置を提供する′εとにある。

（構　成）本発明の構成について、以下、実施例に基づき説明する
。

第１図はプレーヤのディスクカセット挿入側部位を示す
ものであって、プレーヤ本体１にはディスクカセット挿
入用開口２が設けられ、この開口２を通してディスクカ
セットが外部から挿入されるようになっている。

この実施例では、第２図に示す如く、プレーヤ本体１の
化粧板３および前側板４に窓枠部材５が挿設され、この
窓枠部材５の窓孔が、ディスクカセットの挿入用開口２
を形成するようになっている。なお、この種の開口を形
成する窓枠部としては、窓枠部材５を用いずに、か＼る
窓枠部をプレーヤ本体に一体形成する方式としても差し
支えない。

第２図において、窓枠部材５には、開口２内に傾斜状に
突出するガイド部５ａ、５ｂ（第３図参照）が形成され
、このガイド部間に、情報ディスク６を格納したディス
クカセット７が挿入される。このように窓枠部材５はデ
ィスクカセット７の挿入時におけるガイド機能を達成す
る。

プレーヤ本体１内には、窓枠部材５の奥部開口を開放お
よび閉塞する各位置に、蝶番８に取付けられることによ
シ、揺動自在に成した扉部材９が設挿入せられるディス
クカセットフの挿入力に抗する弾性力が付与される緩衝
部材１１が突出形成されている。

この実施例の緩衝部材１１は、第３図に示す如く、扉部
材９に一体的に円弧状に湾曲形成した片持張出片で構成
され、との張出片自体に、上述の弾性力を持たせるよう
にしである。

ディスクカセット７が窓枠部材５の開口２内を挿入され
るとき、カセット端面は先ず緩衝部材１１に衝突するが
、この際の衝撃力は、緩衝部材自体の弾性に伴なう衝撃
緩和作用により、著しく低減される。従って、ディスク
カセット端面の損傷が防止されると共に、扉部材９自体
を傷付けるおそれもない。

第２図に示すように、扉部材９と、窓枠部材５とには、
緊縮性のばね１２の一端および他端がそれぞれ係止され
ている。また、プレーヤ本体１内の、ディスクカセット
挿入方向には、このディスクカセットをプレーヤ内にお
いて受は止めるだめのカセット受皿１３が設けられてい
る。

ここで、第２図において、ディスクカセット７を、開口
２内に挿入すると、先にも述べたように、ディスクカセ
ット端面は緩衝部材１１に衝き当たり、かつ、これを押
しやって、ばね１２の弾力に抗して扉部材９を反時計方
向に回動させる。

そして、第３図に示す如く、ディスクカセット７がカセ
ット受皿１３に受は止められた状態で図の位置に回動さ
せられた扉部材９の緩衝部材１１は、カセット受皿１３
上のディスクカセット７を押え、これを安定的に保持さ
せる。即ち１．ディスクカセット７は、例えば、外部振
動等の外乱に対して、安定的に保持されるのである。

なお、ばね１２は、緩衝部材１１を、カセット受皿１３
上のディスクカセット７を押当てる方向に、扉部材９を
回動付勢する付勢部材の１例を成すものであるが、この
他、か＼る付勢部材として、扉部材９の枢支部に設けた
ねじシコイルばねや、板ばね等を用いることができる。

・この他、第３図に示す状態で、プレイを行なわずに、カ
セット７が、カセット受皿１３もろとも、図の位置から
、右斜め下位ビローディングされ、とのローディング位
置においてプレイが行なわれる機種においても、緩衝部
材１１をもって、ローディング位置にあるディスクカセ
ットを引き続いて押さえ付けるように構成すれば、か＼
るディスクカセットの安定的な保持機能を達成すること
ができる。

なお、第３図において、プレイ動作を終了し、ディスク
カセット７がプレーヤ外に抜は出る際、扉部材９は、ば
ね９の緊縮弾力によシ時計方向に回動し、第２図に示す
位置において、ディスクカセット挿入用開口２はその扉
部材９によシ閉塞される。

か＼る挿入用開口２が閉塞されることで、プレーヤの不
使用時、塵埃等がプレーヤ内部に侵入するおそれがない
。また、第３図に示す状態にあっては、上記開口２がデ
ィスクカセットフ自体によシ実質的に閉塞されるため、
塵埃等がプレーヤ内部に侵入するおそれがない。さらに
、第３図に示す状態にあっては、プレーヤ中のディスク
カセットが外部から視認できるため、その二重挿入を防
止することができる。

これらに加えて、緩衝部材１１は、ディスクカセット挿
入時において、この端面や扉部材９等の損傷を防止する
機能の他、第３図に示す如く、ディスクカセット７を安
定的に保持させる機能をも兼用的に達成するものとなっ
ているので、構成が頗る簡素化され、かつ、装置コスト
も低減化される。

第４図および第５図は、別の例の緩衝部材を取付けた扉
部材の構成を示すものであって、符号２］で示す緩衝部
材は、この基端が扉部材９の裏面下部に固定され、湾曲
状部２１αを形成した片持ち式の湾曲板として構成され
ている。そして、湾曲状部２１αは、扉部材９に穿った
開口９αを挿通せしめられて、外方へ突出した状態に置
かれている。なお、第７図は緩衝部材２１を単独で示し
た構成図である。

ここで、第５図において、緩衝部材２１の自由端と、蝶
番８との間には、第６図に示す如く、スキマＣが設けら
れ、湾曲状部２１αがディスフカセラし、次いで、扉部
材９は反時計方向へと押し回される。

この実施例においても、ディスクカセットの衝突′時、
緩衝部材２１が撓むことによって、衝撃力が一時的に緩
和されることとなシ、これにより、ディスクカセットの
損傷を防止することができる。

まだ、扉部材９が略９０°回動した状態で、湾曲状部２
１αはディスクカセットを押圧することと藩シ、これに
よシ、カセットを安定的に保持させることができる。

第８図は、緩衝部材のさらに別の構成例を示すものであ
って、緩衝部材３１は、扉部材９の外面に突出した形状
を成し、かつ、この突出方向に移動付勢されるブロック
体として構成されている。

即ち、緩衝部材３１は、基端を、扉部材９に植立された
一対の軸３２．３３に対し移動自在に支持されていて、
各軸に取付けられた伸張性のばね３４゜３５の伸張弾力
によシ、上記基端は扉部材９に押し付けられている。

この実施例においても、緩衝部材３１の円弧状突出部３
１ｃＬがディスクカセットによって押されるとき、ばね
３４，３５が一時的に撓み、ディスクカセット挿入時に
おける衝撃力が緩和される。

なお、今まで述べた緩衝部材の形状構成に関しては、必
ずしも、円弧状に限定されるものではなく、楕円形状や
角形のものにしても差し支えない。

（効　果）以上、本発明によれば、ディスクカセット挿入時におけ
るカセット自体の損傷や、扉部材の損傷を防止できるよ
うにした、かつ、プレーヤ内部に挿入されたディスクカ
セットの安定保持を兼用的に行なえるようにした、ディ
スクカセットの挿入装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

スフカセット挿入装置部を示す一部破断構成図、第３図
はディスクカセットがプレーヤ内部に挿入された状態を
示す断面図、第４図は別の例の緩衝部材を取付けた扉部
材の構成図、第５図は第４図の構成の側断面図、第６図
は第５図の要部拡大図、第７図は上記緩衝部材の構成図
、第８図はさらに別の例の緩衝部材を取付けた扉部材の
構成図である′。１・情報記録再生装置本体、　　２・・・ディスクカセ
ット挿入用開口、　　５　・窓枠部、　　６　・情報デ
ィスク、　　７・・・ディスクカセット、　　９・・・
扉部材、１１、２１．３１・・緩衝部材、　　１２・・
・ばね、１３・・カセット受皿。

Claims

【特許請求の範囲】１、情報ディスクを格納したディスクカセットの挿入用
開口を形成し、情報記録再生装置本体に設けられる窓枠
部と、前記情報記録再生装置本体内に、窓枠部における挿入用
開口を開放および閉塞する各位置に揺動自在に枢支され
る扉部材と、前記扉部材の外面に突出形成され、挿入せられるディス
クカセットの端面を受けたとき、ディスクカセットの挿
入力に抗する弾性力が付与される緩衝部材と、情報記録再生装置本体内に設けられ、挿入せられたディ
スクカセットを受けとめるカセット受皿と、一端および他端を扉部材および情報記録再生装置本体に
それぞれ係止され、前記緩衝部材をカセット受皿上のデ
ィスクカセットに押当てる方向に、扉部材を回動付勢す
る付勢部材とを具備することを特徴とするディスクカセ
ットの挿入装置。２、緩衝部材を、扉部材に一体的に突出方向に湾曲する
ように形成した片持張出片で構成した特許請求の範囲第
１項記載のディスクカセットの挿入装置。３、緩衝部材を、扉部材の裏面に固定し、扉部材に設け
た開口を挿通せしめ、扉部材の外面側に、固定端に対す
る自由端を湾曲状に突出させた片持ち式湾曲板で構成し
た特許請求の範囲第１項記載のディスクカセットの挿入
装置。４、緩衝部材を、扉部材の外面に突出し、この突出方向
に移動付勢されるブロック体で構成した特許請求の範囲
第１項記載のディスクカセットの挿入装置。