JP2002021424A - ドア構造及びディスク装置 - Google Patents

ドア構造及びディスク装置

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JP2002021424A
JP2002021424A JP2000202816A JP2000202816A JP2002021424A JP 2002021424 A JP2002021424 A JP 2002021424A JP 2000202816 A JP2000202816 A JP 2000202816A JP 2000202816 A JP2000202816 A JP 2000202816A JP 2002021424 A JP2002021424 A JP 2002021424A
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door
disk device
coil spring
arm
housing
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JP2000202816A
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Yasutoku Fukuda
泰徳 福田
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扉の反動(リバウンド)を防止すること。 【解決手段】このディスク装置1は、プッシュラッチ5
及びストライカー6を用いることにより、扉2を垂直状
態で閉止する構造を有し、ディスクを筐体内に収納する
ものとなっている。そして、ディスク装置1本体の台部
3に、扉2が垂直状態から水平方向に回動可能に取り付
けられている。また、ディスク装置1において、台部3
の内空部に第1腕部8を有すると共に、扉2と扉の下部
の背面板11とにより構成される中空部に第2腕部9を
有し、扉2を開き方向に付勢するねじりコイルバネ7を
台部3と中空部の間に設置し、扉2が所定の角度まで開
いた時に、第1腕部8が、リブ10を支持すると共に、
第2腕部9が、背面板11に当接することにより、扉2
の回動速度を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、開閉式のドア構
造およびディスク状の記録媒体に記録された情報を読み
取るディスク装置に関し、特に、CD、MD若しくはL
D等のディスクに記録されている情報を読み取り、音楽
又は映像等として再生するディスク装置に適用して好ま
しいものである。
【0002】
【従来の技術】従来のディスク装置51について、図を
参照しながら説明する。図11は、扉52が閉止された
状態を示す図である。また、図12は、扉52が完全に
開放された状態を示す図である。
【0003】図11に示す扉52を有するディスク装置
51において、扉52の背面上部に係止の際の雄部材と
なるストライカー56が設けられている。また、ディス
ク装置51の筐体表面のストライカー56に対向する位
置に係止の際の雌部材となると共に押し動作により係
止、非係止を交互に繰り返すプッシュラッチ55が設け
られている。これにより、ストライカー56をプッシュ
ラッチ55に嵌合させことで、扉52の閉止位置を保持
することができる。
【0004】また、ねじりコイルバネ57は、第1腕部
58がディスク装置51の台部53の内部に、第2腕部
59が扉52の背面板61の内部に位置するように扉5
2に設置されている。さらに、扉52は、台部53に設
けられた結合部54を軸としてディスク装置51の台部
53に対して回動可能な状態で設置されている。
【0005】利用者が扉52を開放する際には、扉52
の表面を押圧することにより、ストライカー56をプッ
シュラッチ55から離脱させる。扉52は、ねじりコイ
ルバネ57の付勢力によって、下方向(図中の矢印方
向)への回動を開始する。この扉52の回動の際にねじ
りコイルバネ57の付勢力は、扉52に回動過程で無く
なるが、扉52の重力によって、扉52は途中で停止す
ることなく、完全開放の状態となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の扉52のオープ
ン動作では、扉52が開き始めてから完全に開くまで
の、開放動作のスピードの抑制、特にねじりコイルバネ
57がフリーとなった後の扉52の重力による回動に対
しての抑制は、扉52を結合している結合部54に設け
られる制動部材で行なわれている。
【0007】制動部材としては、オイルを利用したオイ
ルダンパーやコイルスプリングを利用したスプリングダ
ンパーや遠心力ガバナーを利用したダンパー等が利用さ
れる。これらの各制動部材は、その制動力の調整が微妙
で、制動力にばらつきが生じ易い。オイルダンパーの場
合、さらに温度によって制動力が変動してしまうという
問題も有する。
【0008】このため、制動部材の制動力にばらつきが
あった場合、移動(開放動作)のスピードの抑制が適切
なものとなりにくい。特に、制動力が不十分な値となっ
ている制動部材が設置されると、扉52自身の重量によ
り、移動に伴うスピードが増し、扉52が開き切った瞬
間の衝撃を吸収できず反動が生じ、衝撃音の発生、見た
目の悪さの問題が発生し、製品の品位を落とすものとな
る。なお、ディスクを収納する扉52は、通常のコンパ
クトカセット用の扉に比べ大きいため、重量があり、扉
52のリバウンド(反動)が生じがちとなっている。
【0009】さらに、図12に示すように、ねじりコイ
ルバネ57の第1腕部58と台部53のリブ60との間
に空隙L1’が、同様に第2腕部59と背面板61との
間に空隙L2’が存在することからも明らかなように、
ねじりコイルバネ57の付勢力は、扉52がリバウンド
する力には寄与しないようになっているが、単に扉52
を開放する際の当初の動きをサポートする機能を有する
のみとなっている。かえって、このねじりコイルバネ5
7は、その重みが扉52加わることによって扉52のリ
バウンドの発生に寄与してしまうこととなっている。
【0010】また、扉52のリバウンドによる衝撃は、
扉52自身の劣化、結合部54のガタ発生や劣化、ディ
スク装置51内の接続部への悪影響等の原因ともなって
いる。
【0011】上記課題を解決するため、本発明は、扉の
反動を防止すると共に、扉の回動(開放動作)のスピー
ドを適切に抑制できるディスク装置を提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のドア構造は、筐体の一部を塞ぐ扉と、この
扉の開き動作開始時に、当該扉に対して開き方向の力を
付与する付勢部材とを有するドア構造において、付勢部
材は、少なくとも扉が開き切る直前で、扉に対して閉じ
方向の力が働くように構成している。これにより、扉の
反動を防止すると共に、確実に扉の移動に伴うスピード
を抑制することができる。
【0013】また、他の発明のドア構造は、筐体の一部
を塞ぐ扉と、この扉の開き動作開始時に、当該扉に対し
て開き方向の力を付与する付勢部材とを有する電子機器
用のドア構造において、付勢部材の一端を扉の金属部分
と導通可能に構成し、他端を筐体の導電部材に当接可能
に構成し、扉に発生した静電気を付勢部材を介してアー
スするようにしている。これにより、静電気による利用
者の被害及び、かつ電子機器の不具合も防止することが
できる。
【0014】また、他の発明は、上述の発明のドア構造
に加え、付勢部材は、ねじりコイルバネである。これに
より、簡単な構成で、確実に扉の移動に伴うスピードを
抑制することができる。
【0015】さらに、他の発明は、上述の発明のドア構
造に加え、付勢部材は、引張コイルバネである。これに
より、簡単な構成で、確実に扉の移動に伴うスピードを
抑制することができる。
【0016】さらに、他の発明は、上述の各発明のドア
構造に加え、扉の背面に扉が開き切る直前に筐体の一部
と突き当たり衝撃をやわらげる支持部材を設けている。
これにより、より確実に扉の反動を防止することができ
る。
【0017】また、他の発明は、上述の各発明のドア構
造に加え、扉の一部に金属板を設け、扉の裏面に金属板
と接触する導電部材を設け、導電部材の一部と付勢部材
の一端を接触可能に構成し、付勢部材の他端を、筐体に
設けられた他の導電部材と接触可能に構成している。こ
れにより、静電気による利用者の被害を防止することが
できる。
【0018】さらに、他の発明は、上述の各発明のドア
構造に加え、扉の一部に金属板を設け、扉の背面板に金
属板と接触する導電部材を設け、導電部材の一部と支持
部材の一端を接触可能に構成すると共に、支持部材の他
端は、筐体に設けられた他の導電部材と接触可能に構成
している。これにより、静電気による利用者の被害を防
止することができる。
【0019】また、上記目的を達成するために、本発明
のディスク装置は、上述の各発明のドア構造を、ディス
ク収納口を塞ぐための扉の構造として採用している。こ
れにより、扉の反動を防止すると共に、確実に扉の移動
に伴うスピードを抑制することができ、静電気による利
用者の被害及び、かつディスク装置の不具合も防止する
ことができる。
【0020】さらに、他の発明のディスク装置は、プッ
シュラッチ及びストライカーを用いることにより、扉を
垂直状態で閉止する構造を有し、ディスクを筐体内に収
納するディスク装置本体の台部に、扉が垂直状態から水
平方向に回動可能に取り付けられているディスク装置に
おいて、台部の内空部に第1腕部を有すると共に、扉の
前面板と扉の下部の背面板とにより構成される中空部に
第2腕部を有し、扉を垂直状態から回動するように付勢
する付勢部材を台部と扉の間に設置し、扉が所定の角度
まで開いた時に、第1腕部が、台部に当接すると共に、
第2腕部が、背面板に当接することにより、扉の回動速
度を抑制する。これにより、扉の反動を防止すると共
に、確実に扉の移動に伴うスピードを抑制することがで
きる。
【0021】また、他の発明のディスク装置は、プッシ
ュラッチ及びストライカーを用いることにより、扉を垂
直状態で閉止する構造を有し、ディスクを筐体内に収納
するディスク装置本体の台部に、扉が垂直状態から水平
方向に回動可能に取り付けられているディスク装置にお
いて、扉が閉じた状態の時に扉を開く方向に付勢すると
共に、回動可能に取り付けらた付勢部材と、付勢部材の
一端と扉の背面下部を結合する支持部材を設け、扉の回
動に伴なう支持部材の回転によって付勢部材が回動し、
支持部材に働く付勢力の方向を切り替え、少くとも、扉
が開き切る前に、扉を閉じる方向に付勢し、この扉の回
動速度を抑制する。これにより、扉の反動を防止すると
共に、確実に扉の移動に伴うスピードを抑制することが
できる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
から4を参照しながら説明する。本実施の形態におい
て、図1をディスク装置1の扉2が閉止されている状態
として示し、その後、扉2が順じ回動し、最後の図4
は、扉2が完全に開放させ状態を示している。つまり、
図1から4の順に時間が経過し、扉2が開放されていく
状態を説明するものである。なお、従来の技術にて符号
51〜61として説明した各部材に対応する部材には符
号1〜11を付して説明することにより、その説明を省
略又は簡略化する。
【0023】図1は、扉2が閉止された状態を示す図で
ある。この扉2の閉止や開放のための構成部材は、従来
技術で示した扉52の閉止や開放のための構成と同一の
機能を有する部材から構成さている。ただし、付勢部材
としてのねじりコイルバネ7の構造が若干相違している
と共に、他の機能が追加されている。
【0024】ディスク装置1は、扉52とは若干構造が
異なるものの同一の機能を有する扉2を前面側に保有す
る。扉2の背面上部にはストライカー6が設けられてい
る。また、ディスク装置1の筐体前面のストライカー6
に対向する位置にプッシュラッチ5が設けられている。
これにより、ストライカー6がプッシュラッチ5に嵌合
されるため、扉2を閉止することができる。付勢部材と
してのねじりコイルバネ7は、扉2に設けられた突出部
2aにコイル部が巻回され、第1腕部8がディスク装置
1の台部3の内部に、第2腕部9が扉2の背面板11の
内部に位置するように設置されている。また、扉2は、
結合部4を軸としてディスク装置1の台部3に回動可能
な状態で設置されている。
【0025】この図1の状態の時、第1腕部8の先端
は、台部3の下面内側に当接し、閉止時力点Aとして作
用し、第2腕部9の先端は、背面板11の内部であって
扉2の表面板の裏面に当接し、閉止時作用点Bとして作
用している状態となっている。
【0026】したがって、利用者が扉2を開放する際に
は、扉2の前面を押圧することにより、ストライカー6
はプッシュラッチ5から離脱し、扉2は、結合部4を回
動中心として下方向(図中の矢印方向)への回動を開始
する。ねじりコイルバネ7の付勢力によって、プッシュ
ラッチ5から離脱した扉2には、扉2自体の重力が加わ
り、扉2が途中で停止することなく、開放することとな
る。
【0027】本実施の形態のねじりコイルバネ7の構造
が、図11にて示した従来の技術の構造と比較して、相
違している点は、ねじりコイルバネ7の第1腕部8及び
第2腕部9が、従来の技術における第1腕部58及び第
2腕部59よりも、そのコイルの中心から腕の先端まで
の長さにおいて長いという点にある。このような構造の
相違は、次のような機能をねじりコイルバネ7に追加し
ているために生じている。
【0028】図3の開放直前の状態に示すように、扉2
の開放直前状態で、ねじりコイルバネ7のコイル部を支
点とし、第1腕部8の先端を台部3の上面内側に当接さ
せ、開放時力点Cとし、第2腕部9の先端を背面板11
の裏面に当接させ、開放時作用点Dとして機能させてい
る。このため、扉2には開放直前からバックテンション
が働き始め、扉2が開き切った状態ではリバウンドが生
じない。この実施の形態では、第2腕部9とねじりコイ
ルバネ7のコイル部までの距離よりも、第1腕部8の先
端とねじりコイルバネ7のコイル部までの距離を長くす
ることにより、小型な構造ながら十分なバックテンショ
ンを得るようにしている。
【0029】具体的な比較値を示すと、本実施の形態の
両腕部8、9は、従来の技術の両腕部58、59と比較
して、それぞれ1.5倍に形成されている。また、多数
の試行の結果、台部3の座間長と背面板11の内部座間
長の比が75%〜125%の範囲の場合、顕著に効果が
現れる長さとして、第1腕部8の長さと第2腕部9の長
さの比率は、2:1が好ましい。なお、これらの値は、
好適な事例としての値であり、ディスク装置1の形状
や、扉2の重量等により適宜算出する必要がある。
【0030】図2は、扉2がディスク装置1の前面に対
して、30度開いた状態を示す図である。この状態にお
いて、ねじりコイルバネ7はフリーとなり、扉2はこの
後、自重のみで図中の矢印方向に回動していく。この状
態では、第1腕部8の先端とリブ10の間には十分な空
隙L1が、同様に第2腕部9の先端と背面板11との間
に十分な空隙L2が存在している。
【0031】図3は、扉2がディスク装置1の前面に対
して、75度開いた状態を示す図である。図示するよう
に、図2中に図示した第1腕部8とリブ10の間の空隙
L1及び、第2腕部9と背面板11との間の空隙L2は
存在しない。この状態において、ねじりコイルバネ7の
コイル部を支点とし、第1腕部8の先端は、リブ10と
接触することにより、ディスク装置1の重量全体を開放
時力点Cで受けることとなる。また、第2腕部9の先端
は、背面板11の裏面と接触することにより、結合部4
を回動中心とした扉2の重力による回動力がねじりコイ
ルバネ7に働く開放時作用点Dとなっている。つまり、
扉2の下方向への回動に対して、反対方向(上方向)の
作用点として機能している。したがって、ねじりコイル
バネ7によって、扉2が下方向(図中の矢印方向)に回
動する動作が制動されることとなり、結果として、扉2
の回動のスピードを抑制する効果を生じさせている。
【0032】図4は、扉2が完全に開き、扉2が停止し
た状態を示す図である。ここでも、ねじりコイルバネ7
のコイル部を支点とし、第1腕部8の先端は、リブ10
と接触することにより、ディスク装置1の重量を支える
開放時力点Cとして働いている。また、第2腕部9の先
端は、背面板11と接触することにより、扉2の下方向
への回動に対して、反対方向(すなわち上方向)への作
用点Dとして働いている。なお、図4の状態では、扉2
の根元が台部3等の固定部に突き当たることで、それ以
上の回動が阻止される。また、図4の状態時には、ねじ
りコイルバネ7のバックテンションが大きくなっている
ため、扉2の回動のスピードが大きく抑制されるため、
扉2は固定部に対して強く突き当たることがない。この
ため、扉2の開放時の衝撃が生じることがなく、リバウ
ンドも生じない。
【0033】本実施の形態では、第1腕部8及び、第2
腕部9の形状がストレートであるねじりコイルバネ7を
好適な付勢部材として示したが、同様の効果を得ること
が可能であれば、腕部8、9自体の形状は、ストレート
でなくとも良い。すなわち、1段曲げ若しくは、フック
等にしても良い。
【0034】また、付勢部材としてのねじりコイルバネ
7は、同様の効果を得ることが可能であれば、別の部材
としても良い。この場合、板バネ等のバネ材、ゴム材若
しくは樹脂材による弾性体を使用することも可能であ
る。
【0035】さらに、図5に示すように、第1の実施の
形態の構造に加え、支持部材12を設けるようにしても
良い。この支持部材12は、弧形状で、一端が扉2の背
面に接合されていると共に、他端が鍵形に形成されてい
る。これにより、支持部材12は、扉2の開放の際にデ
ィスク装置1の筐体前面に係止され、衝撃や反動を更に
生じさせることなく停止させることができる。
【0036】次に第2の実施の形態について説明する。
図6は、扉2が閉止された状態を示す図である。また、
図7は、扉2の移動中の状態を示した図である。さら
に、図8は、扉2が開放した状態を示す図である。な
お、第1の実施の形態にて説明した部材と同一の部材に
は、同一の符号を用いて説明することにより、その説明
を省略又は簡略化する。
【0037】ディスク装置21は、扉2を有し、扉2の
背面上部にストライカー6が設けられている。また、デ
ィスク装置21の筐体表面のストライカー6に対向する
位置にプッシュラッチ5が設けられている。これによ
り、ストライカー6がプッシュラッチ5に嵌合されるた
め、扉2を閉止することができる。
【0038】また、利用者が扉2を開放する際には、扉
2の表面を押圧することにより、ストライカー6はプッ
シュラッチ5から離脱し、扉2は、開放することとな
る。
【0039】本実施の形態のディスク装置21の構造
が、第1の実施の形態のディスク装置1の構造と比較し
て、相違する点は、付勢部材として、ねじりコイルバネ
7を採用せず、引張コイルバネ22を使用し、かつ支持
部材23を採用している点にある。この構造において
も、第1の実施の形態において得ることができた効果を
得ることができる。
【0040】まず、付勢部材としての引張コイルバネ2
2は、ディスク装置21の側面の突起部21aに上フッ
ク22aを固定することにより、回動可能な状態で、設
けられている。また、引張コイルバネ22の下フック2
2bは、弧形状の支持部材23の鍵形を呈している一端
に設けられた穴部23aを介して、結合されている。さ
らに、支持部材23の他端は、扉2の背面に接合されて
いる。これにより、扉2の開放に伴い、引張コイルバネ
22の上フック22aを支点として、引張コイルバネ2
2及び支持部材23が連動して回動する。
【0041】引張コイルバネ22は、上フック22aか
ら下フック22b及び支持部材23が直線状に結合して
いる状態の時(図7の状態の時)の長さが、自然長(バ
ネ材に作用力が全く働いていない状態)より若干伸長し
ている状態で設けられている。また、扉2が閉止してい
る状態(図6の状態)や、扉2が開いた状態(図8の状
態)では、引張コイルバネ22は、大きく伸長した状態
となっており、図6の状態では扉2を開こうとする力が
働き、図8の状態では扉2を閉じようとする力が働く構
成となっている。
【0042】ここで、扉2を押し、プッシュラッチ5か
らストライカー6を離脱させると、引張コイルバネ22
の元に戻ろうとする力で扉2の開き動作が開始する。す
なわち、支持部材23は、一端が扉2の背面に接合され
ていると共に、他端が引張コイルバネ22の下フック2
2bと結合しているため、引張コイルバネ22の引っ張
り力によって、結合部4を軸として扉2と共に左回り
(反時計回り)方向に回転する。一方、引張コイルバネ
22は、上フック22aを支点として下フック22b側
が右回り(時計回り)方向(図5中の矢印方向)に回転
を開始する。扉2の回転開始によって扉2の自重が回動
に対し効き始め、この自重と引張コイルバネ22の付勢
力とで、扉2はさらに回動を維持する。
【0043】なお、引張コイルバネ22の下フック22
bが係合している支持部材23の穴部23aの移動軌跡
は、結合部4を支点とした回転軌跡となる。この穴部2
3aの回転軌跡は、引張コイルバネ22の長さ、すなわ
ち、穴部23aと突起部21aとの間の距離は、扉2が
閉じ状態で長くなり、結合部4、穴部23a、突起部2
1aが一直線状となった時に最も短くなる。この最も短
くなった時に、引張コイルバネ22は、一時的ではある
が、自然長に近い長さにまで復元することとなる。な
お、この一直線状の時に引張コイルバネ22が自然長と
なるように引張コイルバネ22の形状を設定しても良
い。
【0044】更に時間が経過すると、図7に示す状態に
至る。この状態において、引張コイルバネ22は、扉2
の移動に伴い、急激にその長さを長くするような負荷を
受け、引張コイルバネ22は再び伸長した状態となって
いる。この状態では、引張コイルバネ22の上フック2
2aを支点として、引張コイルバネ22自身の復元力が
強く働くため、引張コイルバネ22は、扉2の下方向へ
の回動に対して、反対方向(上方向)へ引戻す力として
機能することとなる。したがって、扉2が下方向(図7
中の矢印方向)に回動する動作が制動されることとな
り、結果として、扉2の移動のスピードを抑制する効果
を生じさせている。
【0045】その後、図8に示す状態となる。この図8
では、扉2は完全に開き、停止している。ここでは、引
張コイルバネ22は、上フック22aを支点として、さ
らに伸長した状態となっており、引張コイルバネ22自
身の復元力により、扉2の下方向への回動に対して、反
対方向(上方向)へ引戻す力としての働きをさらに増し
ている。したがって、第1の実施の形態にて説明したデ
ィスク装置1と同様に、扉2が回動する動作が強く制動
されることにより、扉2の回動のスピードが抑制される
ため、突き当たりよる衝撃が生じることなく、反動も生
ぜず、扉2は図7の状態からゆっくりと図8の状態へと
移動していき、停止する。
【0046】なお、この第2の実施の形態では、支持部
材23が第1の実施の形態の支持部材12と同様な作用
も果たしているため、すなわち、支持部材23がディス
ク装置21の筐体前面の背面部と突き当たり係止される
ため、衝撃力は一層軽減される。
【0047】この第2の実施の形態においては、好適な
事例として丸フックを有する引張コイルバネ22を採用
したが、この形状に限定されるものではなく、同様の効
果を得ることが可能であれば、フックの形状は、角形若
しくはU字形等であってもよい。また、弾性部材として
の引張コイルバネ22においても、これに限定されるも
のではなく、バネ材、ゴム材若しくは樹脂材等により形
成された弾性部材を採用してもよい。
【0048】次に、扉2に生ずる静電気対策を施した例
を示す。図9は、本発明の第1の実施の形態で説明した
ディスク装置1に静電気対策としてアルミ板31、導電
テープ32、板金シャーシ33等を設けた図である。な
お、第1及び第2の実施の形態にて説明した部材と同一
の部材には、同一の符号を用いて説明することにより、
その説明を省略又は簡略化する。
【0049】図9に示す構造は、ディスク装置1のデザ
イン上扉2の表面に金属板としてアルミ板31を設け、
扉2の表面板2bの裏側にそのアルミ板31と接触する
ように、導電テープ32が設けられているものである。
導電テープ32は、表面が導電材料にて形成され、裏面
に接着剤としてのエポキシ樹脂等が塗布されている。こ
の導電部材としての導電テープ32は、扉2の前面の筐
体内部でアルミ板31と接触し、その内部から中空部、
すなわち背面板11と表面板2bとで囲まれる空間に露
出するように設けられている。これにより、扉2の閉止
時に導電テープ32の一部に第2腕部9の先端部が接触
することとなる。さらに、第1腕部8の先端は、扉2の
閉止状態で、台部3の下部シャーシ3aに載置された導
電部材となる板金シャーシ33の一部に接触するように
構成されている。したがって、アルミ板31から導電テ
ープ32、第2腕部9及び第1腕部8を有する金属製の
ねじりコイルバネ7を経由して板金シャーシ33までの
金属の繋がりは、さながら1本の金属線を構成すること
となり、扉2に発生した静電気を放出するアース取り部
材の役割を果たすこととなる。
【0050】図10は、本発明の第2の実施の形態に静
電気対策用のアルミ板31等を設けた図である。第2の
実施の形態では、ねじりコイルバネ7に換えて引張コイ
ルバネ22及び金属製の支持部材23を採用している。
このため、導電テープ32に流れてきた静電気は、支持
部材23を経由して板金シャーシ33へ流れていく。す
なわち、第1腕部8及び第2腕部9を有するねじりコイ
ルバネ7の役割を支持部材23が果たしている。
【0051】具体的な構成は、図9と略同一となってい
る。すなわち、この場合においても、扉2の表面に金属
板としてアルミ板31を設けているものである。また、
このアルミ板31と接触するように設けられている導電
部材としての導電テープ32は、扉2の内部から背面に
露出するように設けられている。また、導電テープ32
の一部に支持部材23の根元部の一部が接触するように
設けられている。さらに、支持部材23の鍵形の他端
は、扉2が閉止した状態の時に板金シャーシ33の一部
に接触するように形成されている。したがって、アルミ
板31から導電テープ32、支持部材23を経由して板
金シャーシ33までの金属の繋がりは、さながら1本の
金属線を構成することとなり、静電気を放出するアース
取り部材の役割を果たすこととなる。
【0052】本実施の形態では、導電部材として、ディ
スク装置1、21のデザイン上の理由からアルミ板31
とねじりコイルバネ7との間や、アルミ板31と支持部
材32との間に導電テープ32を設けているが、アルミ
板31を導電テープ32の機能も有する形状に加工し、
さらにアルミ板31の一部を扉2を貫通するように設け
ることで、導電テープ32を削除してもよい。
【0053】また、アルミ材により製造されたアルミ板
31を使用しているが、ディスク装置1、21のデザイ
ン及び製造コストの観点から、本発明と同様の効果を得
ることが可能であれば、別の材質の金属板、例えばクロ
ム、ニッケル等により製造された金属板をアルミ板31
の代わりに使用しても良い。また、板金シャーシ33の
代わりに導電テープを貼付し、筐体の金属部分と導通さ
せるようにしても良い。
【0054】また、上述の実施の形態では、扉2が閉じ
た状態の時に、ねじりコイルバネ7の両腕部8、9がそ
れぞれ導電テープ32や板金シャーシ33に接触する構
成としたが、扉2が開き切った状態の時に、両腕部8、
9が導電テープ32や板金シャーシ33接触するように
構成しても良い。
【0055】上述した各実施の形態は、本発明の好適な
実施の形態の例であるが、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で、様々な変更実施が可能である。たとえば、上述の
各実施の形態では、ディスクを収納するディスク装置と
したが、磁気テープ等を収納する磁気テープ読取り装
置、更に、ディスク、磁気テープ等を読取るための読取
り装置、その制御部及びスピーカーが一体となったオー
ディオ装置等に対しても本発明を適用することができ
る。
【0056】また、ねじりコイルバネ7のコイル部が取
り付けられている部分を扉2に設けず、筐体側に設けて
いも良い。また、引張コイルバネ22の支持部分を筐体
側ではなく、扉2側に設けるようにしても良い。さら
に、支持部材23に支持部材12の機能を持たせず、単
に回動作用のためのものとしても良い。
【0057】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明のドア構造に
よれば、同一の付勢部材によって、扉を開く力と、扉が
開き切る直前の抑制力とを得ることができ、簡単な構成
で衝撃の発生、リバウンドの発生を防止できる。また、
他の発明のドア構造では、扉を開くための付勢部材を利
用して静電気のアースを行うことができるので、簡単な
構成で、ドア開放と静電気対策の両機能を有するものと
することができる。
【0058】また、本発明のディスク装置によれば、簡
単な構成で扉の衝撃音の発生や、リバウンドを防止で
き、静電気対策ができるため、ディスク装置の品質を高
いものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のディスク装置の扉
が閉止された状態を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のディスク装置の扉
が30度開いた状態を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態のディスク装置の扉
が75度開いた状態を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態のディスク装置の扉
が完全に開いた状態を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態のディスク装置の扉
に支持部材を設けた状態を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態のディスク装置の扉
が閉止された状態を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態のディスク装置の扉
が開く途中の状態を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態のディスク装置の扉
が完全に開放した状態を示す図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態のディスク装置に静
電気対策の金属板等を設けた、例を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態のディスク装置に
静電気対策の金属板等を設けた、例を示す図である。
【図11】従来のディスク装置の扉が閉止された状態を
示す図である。
【図12】従来のディスク装置の扉が完全に開いた状態
を示す図である。
【符号の説明】
1 ディスク装置 2 扉 3 台部 4 結合部 5 プッシュラッチ 6 ストライカー 7 ねじりコイルバネ(付勢部材) 8 第1腕部 9 第2腕部 10 リブ 11 背面板 12 支持部材 21 ディスク装置 22 引張コイルバネ(付勢部材) 23 支持部材 31 アルミ板 32 導電テープ 33 板金シャーシ(導電部材)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体の一部を塞ぐ扉と、この扉の開き動作
    開始時に、当該扉に対して開き方向の力を付与する付勢
    部材とを有するドア構造において、 上記付勢部材は、少なくとも上記扉が開き切る直前で、
    上記扉に対して閉じ方向の力が働くように構成したこと
    を特徴とするドア構造。
  2. 【請求項2】筐体の一部を塞ぐ扉と、この扉の開き動作
    開始時に、当該扉に対して開き方向の力を付与する付勢
    部材とを有する電子機器用のドア構造において、 上記付勢部材の一端を上記扉の金属部分と導通可能に構
    成し、他端を上記筐体の導電部材に当接可能に構成し、 上記扉に発生した静電気を上記付勢部材を介してアース
    するようにしたことを特徴とするドア構造。
  3. 【請求項3】前記付勢部材は、ねじりコイルバネである
    ことを特徴とする請求項1または2記載のドア構造。
  4. 【請求項4】前記付勢部材は、引張コイルバネであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のドア構造。
  5. 【請求項5】前記扉の背面に前記扉が開き切る直前に前
    記筐体の一部と突き当たり衝撃をやわらげる支持部材を
    設けたことを特徴とする請求項1、2、3または4記載
    のドア構造。
  6. 【請求項6】前記扉の一部に金属板を設け、 前記扉の裏面に上記金属板と接触する導電部材を設け、 上記導電部材の一部と前記付勢部材の一端を接触可能に
    構成し、前記付勢部材の他端を、前記筐体に設けられた
    他の導電部材と接触可能に構成したことを特徴とする請
    求項1、2、3、4または5記載のドア構造。
  7. 【請求項7】前記扉の一部に金属板を設け、 前記扉の背面板に上記金属板と接触する導電部材を設
    け、 上記導電部材の一部と前記支持部材の一端を接触可能に
    構成すると共に、前記支持部材の他端は、前記筐体に設
    けられた他の導電部材と接触可能に構成したことを特徴
    とする請求項5記載のドア構造。
  8. 【請求項8】請求項1から7のいずれかに記載のドア構
    造を、ディスク収納口を塞ぐための扉の構造として採用
    したことを特徴とするディスク装置。
  9. 【請求項9】プッシュラッチ及びストライカーを用いる
    ことにより、扉を垂直状態で閉止する構造を有し、ディ
    スクを筐体内に収納するディスク装置本体の台部に、上
    記扉が垂直状態から水平方向に回動可能に取り付けられ
    ているディスク装置において、 上記台部の内空部に第1腕部を有すると共に、上記扉の
    前面板と上記扉の下部の背面板とにより構成される中空
    部に第2腕部を有し、上記扉を垂直状態から回動するよ
    うに付勢する付勢部材を上記台部と上記扉の間に設置
    し、 上記扉が所定の角度まで開いた時に、上記第1腕部が、
    上記台部に当接すると共に、上記第2腕部が、上記背面
    板に当接することにより、上記扉の回動速度を抑制する
    ことを特徴とするディスク装置。
  10. 【請求項10】プッシュラッチ及びストライカーを用い
    ることにより、扉を垂直状態で閉止する構造を有し、デ
    ィスクを筐体内に収納するディスク装置本体の台部に、
    上記扉が垂直状態から水平方向に回動可能に取り付けら
    れているディスク装置において、 上記扉が閉じた状態の時に上記扉を開く方向に付勢する
    と共に、回動可能に取り付けらた付勢部材と、 上記付勢部材の一端と上記扉の背面下部を結合する支持
    部材を設け、上記扉の回動に伴なう上記支持部材の回転
    によって上記付勢部材が回動し、上記支持部材に働く付
    勢力の方向を切り替え、少くとも、 上記扉が開き切る前に、上記扉を閉じる方向に付勢し、
    この扉の回動速度を抑制することを特徴とするディスク
    装置。
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